JPH02299097A - 赤外線受光型火災検知装置 - Google Patents

赤外線受光型火災検知装置

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JPH02299097A
JPH02299097A JP11948589A JP11948589A JPH02299097A JP H02299097 A JPH02299097 A JP H02299097A JP 11948589 A JP11948589 A JP 11948589A JP 11948589 A JP11948589 A JP 11948589A JP H02299097 A JPH02299097 A JP H02299097A
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Shintaro Yamamoto
慎太郎 山本
Akira Nagaoka
長岡 暁
Takashi Horii
堀井 貴司
Hidekazu Himesawa
秀和 姫澤
Kunio Sasahara
笹原 邦夫
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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SHIYOUBOUCHIYOU CHOKAN
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、監視領域内に発生した火災の炎がら発せられ
る特有の赤外線波長のパワーを検知して火災発生とその
方向を判断することができる赤外線受光型火災検知装置
に関するものである。
[従来の技術] 従来、赤外線受光型の火災検知装置が多数提案されてい
る。この種の装置は、炎に特有の赤外線を検出して火災
発生を判断するも、のである、第7図は太陽光と照明光
及び炎の分光特性を示している、同図に示すように、火
災発生時の炎の分光特性には、波長4.3μ鋤付近にC
O2の共鳴放射により作られるピークが存在する。一方
、太陽光や照明光では、波長4.3μ端付近の放射エネ
ルギーが少ない、したがって、この波長付近の赤外線に
より火災発生を判断すれば、炎を検知するための感度を
高く設定することができて都合が良い、炎検知の具体的
な方法としては、炎特有のちらつきの周波数のみを取り
出して検知する方法や、炎特有の波長4.3μ論付近の
赤外線のエネルギー量を判定して、炎を検知する方法等
が提案されている(特公昭56−28544号、特公昭
55−25862号、実開昭61−8398号、特開昭
62−255832号、特開昭62−157580号参
照)。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来の赤外線受光型の火災検知装置では、赤
外線検出素子に強い太陽光が直接入射したり、金属等に
反射されてちらついて入射すると、誤動作する場合があ
った。また、窓から入る木の葉のかげの揺れ等に反応し
て誤動作することもあった。さらに、火災でない炎、例
えば、ストーブやガスコンロの炎等を火災と判定するこ
とがあった。
このような従来の検知装置により火災発生や火災発生の
方向を検知して、その方向に消火剤を自動的に放射する
ようなシステムを構成した場合、火災発生の誤検知や火
災発生方向の誤検知があると、消火剤による損害発生の
恐れがあった。また、誤検知を防止するために赤外線の
検出感度を低く設定すると、消火剤の放射が遅れて鎮火
できない恐れがあった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、火災発生及び火災発生方向を誤
動作の少ないアルゴリズムで判断できる赤外線受光型火
災検知装置を簡単且つ安価な構成で提供することにある
[課題を解決するための手段] 本発明にあっては、上記の課題を解決するために、第1
図に示すように、赤外線検出素子2と、前記赤外線検出
素子2の視野を円形走査させる円形走査光学系1と、前
記赤外線検出素子2の出力信号を増幅する前置増幅部3
と、前記前置増幅部3の出力を炎検知のための信号に変
換する信号処理部4と、前記信号処理部4の出力に基づ
いて火災発生を判断すると共に前記円形走査光学系1の
走査方向に基づいて火災発生方向を判断する判断部5と
、前記判断部5からの信号により火災発生信号と火災発
生方向信号を出力する出力部6とを備えることを特徴と
するものである。
ここで、前記判断部5は、炎検知のための信号のレベル
が漸次増大することを検知して火災発生と判断する第1
のアルゴリズムと、炎検知のための信号が高レベルとな
る走査範囲が漸次拡大することを検知して火災発生と判
断する第2のアルゴリズムのうち少なくとも一方を備え
ることが好ましい。
また、前記判断部5は、炎検知のための信号が所定レベ
ルを越えたときに、炎の増大又は拡大による火災発生の
判断よりも先行して炎検知を判断する手段とし、前記出
力部6は火災発生信号の出力よりも先行して炎検知信号
を出力する手段とすれば、更に好ましい。
[作用1 本発明にあっては、赤外線検出素子2の視野を走査する
ために円形走査光学系1を用いたので、簡単且つ安価な
構成でありながら、火災発生による炎を広い検知領域内
で検知することができ、また、火災発生の方向を視野の
回転中心からの方向として容易に検出できるものである
なお、炎の増大及び炎の拡大のうち少なくとも一方、好
ましくは両方を用いて火災発生を判断すれば、火災発生
の有無を確実に判断することができる。また、火災発生
信号に先行して炎検知信号を出力すれば、居住者に注意
を喚起して火災発生の有無を確認させることができる。
これにより、非火災の炎や太陽光の反射等を火災発生と
誤認して消火剤が放射されることを防止できる。また、
火災発生時においても炎が小さいうちに居住者が消し止
めることができ、いわゆる「小火(ホヤ)」で消火剤が
放射されることを防止できる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例に係る火災検知装置における
円形走査の様子を示している。検知装置は天井面に配さ
れており、床面上の火災発生を監視している0図中、F
は視野面、Qは走査方向、Foは全有効視野を示してい
る。また、11は視野面Fの回転中心であり、赤外線検
出素子2の視野中心Cと一致している8図から明らかな
ように、上方から見た火災の炎Hは、視野中心Cで発生
した場合を除いて、視野中心Cから放射方向に伸びた像
となる。上記の点を考慮して、長方形のスリット状の視
野面を設け、その端点を中心として、視齋面を回転させ
る円形走査方式を用いることにより火災を有効且つ効率
的に検出すると共に、その方向を判別することができる
。第2図において、Dvは瞬時視野幅を示す、Dvは検
知すべき炎の幅を考慮して、最適な大きさになるように
、光学系で設定される。一般的には、検知したい炎の最
小幅よりも若干小さく設定するものである。
第3図に円形走査光学系の一例?示す、同図(a)に示
すように、赤外線検出素子2の受光面前面より距1iR
bの位置に回転板10を配置し、回転板10中夫の回転
軸11を赤外線検出素子2の受光面の視野中心C上に配
置し、回転板10をモータ等の駆動機構により回転させ
る。第3図(Ill)に示すように1回転板10に長さ
La、幅Daの長方形状のスリットAを設け、物面Bか
ら輻射された赤外線のうちスリットAを通過したものの
みが、赤外線検出素子2に入射するように構成する。物
面上における瞬時視野は、スリットAの形状と相似であ
り、回転板10から物面Bまでの距離をRaとすると、
物面上の瞬時視野長Lv、及び視野幅Dvは、次式のよ
うになる。
Rb + Ra Lv=□・La Rb Rb+Ra Dv=□・Da Rb また、円形走査における放射方向において、瞬時視野が
物面Bを見込む視野角をθとすると、θは次式のように
なる。
e=L&□−・匹上 Rb 上記の瞬時視野が赤外線検出素子2の受光面の視野中心
Cを軸として円形走査され、したがって、円形走査方式
による物面Bを見込む全視野角は2θとなる。
第3図において、スリットAの部分に凸面シリンドリカ
ルレンズを設けると、所望の光学利得を得ることができ
る。第3図の構造においては、火災検出に当たり、物面
上の瞬時視野幅Dvが炎幅分解能を決定する主要因とな
り、炎幅分解能を上げるためには、瞬時視野幅Dvは小
さい方が良い。
従って、スリットAの開口幅Daを小さくする必要があ
るが、赤外線受光量がこれに比例して小さくなり、充分
なS/N比を得られない場合が生じる。そこで、スリッ
°トAの部分にシリンドリカルレンズを配置し、走査方
向において集光作用を持たせ、所定の瞬時視野幅Dvを
得ると共に、必要な光学利得を得るようにしている。第
3図においいて、スリットへの部分にシリンドリカルレ
ンズを配した場合、赤外線検出素子2の受光面の直径を
dとすると、物面上の瞬時視野の視野長しり、視野幅D
vは次式のようになる。
Rb + Ra LV=□・La Rh Ra Dv=□・d Rb 上式から分かるように、瞬時視野幅Dvは、シリンドリ
カルレンズの開口幅Daによらず、適当なRh、あるい
はdを選択して所定の瞬時視野幅Dvを得ることができ
る。また、シリンドリカルレンズの開口幅Daを大きく
することにより光学利得を増大させることができる。
゛ 第4図に示す円形走査光学系の構成例では、光学利
得を得るための他の手段として、凹面シリンドリカルミ
ラーMを固定した回転板10を赤外線検出素子2の受光
面の視野中心Cを軸として回転させるように構成してい
る。シリンドリカルミラーMのミラー面から赤外線検出
素子2の受光面までの距離をRb、シリンドリカルミラ
ーMのミラー面から物面Bまでの距離をRa、シリンド
リカルミラーMのミラー長をL(ミラー幅をDIll、
赤外線検出素子2の受光面直径をdとすると、物面上の
瞬時視野共Lv、及び視野幅Dvは、シリンドリカルレ
ンズを用いた場合と同様に次式のようになる。
したがって、適当なRb、あるいはdを選択することに
より、所定の瞬時視野幅Dvを得ることができ、シリン
ドリカルミラーMのミラー幅Dnを大きくすることによ
り光学利得を増大させることができる0円形走査におけ
る放射方向において、瞬時視野が物面Bを見込む視野角
θは、次式のようになる。また、検知装置が物面Bを見
込む全視野角は2θとなる。
第5図は、シリンドリカルミラーMと、赤外線検出素子
2の受光面、及び物面Bに形成される瞬時視野Fの光学
的関係を示している。ここで、シリンドリカルミラーM
の焦点距離を「、シリンドリカルミラーMの曲率半径を
rとすると、「−2rとなる。また、赤外線検出素子2
の受光面と物面上の瞬時視野とは光学的に共役な関係に
あるので、次式が成り立つ。
1 / f= 1 / Ra+ 1 / Rb次に、第
6図は円形走査光字系の駆動機構を示している。同図に
示す駆動機構は、凹面のシリンドリカルミラーMを母線
方向が半径方向と平行になるように取り付けられた回転
板10と、この回転板10を回転駆動するためのモータ
12とから構成されている。赤外線検出素子2は、その
受光面が回転板10と対向するように配置され、且つ、
その視野中心Cは回転板10の回転軸11上に配置され
ている。被検知人体が発する赤外線は、シリンドリカル
ミラーMにて反射され、赤外線検出素子2にて受光され
るのであるが、シリンドリカルミラーMが回転板10と
共に回転することによって、円形の視野を作り出す0回
転板10の表面の反射率はミラーMの反射率に比べて、
がなり低くしておかないと、瞬時視野外からの赤外線も
赤外線検出素子2に入射する場合があり、炎検知信号と
してのS/N比が悪くなるので、注意が必要である0例
えば、ミラーM以外の回転板10の表面は黒色とし、ミ
ラーMの表面との反射率の差を大きくしておくと、S/
N比の良い受光信号が得られる。13は回転周期検出部
であり、例えば)オドセンサや磁気センサ等を用いて構
成され、回転円板10が1回転する毎に同期信号を発生
する。
この回転周期検出部13は、第6図に示すように、回転
板10の外周近傍に取り付けられる。取り付は位置は、
回転軸11の近傍であっても良いが、回転板10の外周
近傍の方が周速度が大きいため、′シャープな立ち上が
りの同期信号が得られるというメリットがある。
ここで、前記光学系を用いる火災検知装置の回路構成を
第9図に基づいて説明する。赤外線検出素子2の出力は
前置増幅部3で増幅された後、帯域フィルタ41に入力
される。赤外線検出素子2としては、冷却が不要で安価
な焦電素子を用いる。
この焦電素子は、背景雑音として低周波成分を多く含む
ため、帯域フィルタ41において、不安定な低周波成分
をカットすると共に、不必要な高周波成分をもカットし
、S/N比を向上させる。帯域フィルタ41の出力はA
/Dコンバータ42に入力され、A/Dコンバータ42
によりA/D変換され、判断部5を構成するマイクロコ
ンピュータ51に出力される。マイクロコンピュータ5
1からの制御信号によりモータ駆動部12が動作し、所
定の定速回転になるように制御される0回転周期検出部
13においては、円形走査光学系1の走査に同期して1
回転ごとにマイクロコンピュータ51に同期信号が出力
される。マイクロコンピュータ51は回転周期検出部1
3からの同期信号を元に、A/Dコンバータ42を動作
させて、1回転毎にA/Dコンバータ42から波形を逐
次取り込む、マイクロコンピュータ51では、後述する
アルゴリズムにより非火災(正常状g)、火災拡大、火
災増大、炎検知、火災方向、火災範囲等を示す信号を出
力部6に与える。出力部6はこれらの信号を表示したり
、これらの信号に応じて自動消火システムを制御したり
、避a誘導放送を行うものである。
ところで、火災発生時の炎から輻射される赤外線は、第
7図に示すように、波長4,3μ餉付近にCO2の共鳴
放射によるピークが存在することが特徴である。そこで
、赤外線検出素子2は、第8図に示すような波長4.3
μ鴎付近の赤外線を通過させるバンドパスフィルタを付
加して使用する。
また、円形走査光学系1において、シリンドリカルレン
ズを用いる場合、レンズ材料としては、ルマニウム、シ
リコン、サファイア、ポリエチレン等を用いることが考
えられるが、これらは赤外線波長において、透過率が余
り良くなく、信号量が減衰してしまう、また、高価でも
あるので実用上は適さない、一方、シリンドリカルミラ
ーを用いた場合には、例えばアルミニウムの研磨ミラー
でも、波長4.3μ輪付近での反射率は、90%を越え
る良好な特性が容易に得られるので、光学的なゲインが
得やすく、安価に提供できる。
なお、円形走査光字系においては、赤外線検出素子2に
おける受光面の視野中心Cと回転板10の回転軸11を
一致させる必要があり、モータ等の駆動部を用いて走査
させる場合、構造上、支障を来す場合がある。その場合
には、回転中心部が空洞な円環超音波モータを用いるこ
とにより、構造が簡単で有効な円形走査光学系を提供で
きる。
また、回転板10の外周をギア状にして、回転板10の
外周側から、駆動力を与えることによっても、有効な円
形走査光学系を提供できる。
次に、火災発生判別のアルゴリズムについて説明する6
本アルゴリズムの第1の特徴は、火災による炎のパワー
の増大と、炎の面積の増大という両方の基準により火災
発生を判断することである。
ここで、炎の面積の増大は、円形走査中心から炎を見た
ときの炎の幅が拡大したことにより判別する。また、火
災発生信号を発報する前段階として、ある既定のレベル
を越える信号を検出したときには、「炎検知」等を意味
する注意信号を出力することを第2の特徴としている。
そして、火災の炎を検知したときには、回転走査の視野
中心からの方向を火災発生方向信号として出力すること
を第3の特徴としている。
以下、本アルゴリズムについて詳細に説明する。
火災の炎は、一般的に最初は面積が小さいことが特徴で
ある。つまり、第2図に示すように、有効視野内に炎H
が発生したとき、回転中心から見た炎Hの幅は小さい、
また、その炎Hからの赤外線放射パワーも小さいが、火
災が進んでくると、炎Hの面積は大きくなり、放射パワ
ーも大きくなって行く、この火災の進行の様子を検知し
て、火災による炎と非火災の炎とを区別することが、本
アルゴリズムの原理である。
まず、第2図に示すように、有効視野内にある炎Hを瞬
時視野Fが横切ると、第10図に示すような波形が判断
部5に入力される0図中、時間軸の原点は回転周期検出
部13から同期信号が得られた時刻とされている。この
波形の最大値をV、、最小値をVLとし、最大値が得ら
れた時刻を1H2最小値が得られた時刻をtLとする。
これらの検出時刻tH,tLは、回転周期検出部13か
らの同期信号を基準としているので、回転板10が一定
速度に制御されている場合においては、時刻LH+LL
は回転周期検出部13の取り付は位置を基準としたとき
の回転中心からの方向又は走査角度に換算することがで
きる。
第11図は炎が徐々に大きくなって様子と、そのときの
検出波形を示している。第11図(a)は炎が小さい場
合を示している。この場合、マイクロコンピュータ51
は、第12図のフローチャートに示すように、プログラ
ムステップ#1で同期信号をトリガーとしてA/Dコン
バータ42から入力バッファに蓄積された検出波形を1
走査分メモリーに取り込み、プログラムステップ#2で
検出波形の最大値■Hと最小値■シ、及びその検出時刻
LH,t(、を求める。そして、プログラムステップ#
3で炎検知の閾値Vsと比較する。検出波形の最大値V
、が炎検知の閾値Vs以下である場合には、10グラム
ステツプ#4で■H≦Vsと判定され、プログラムステ
ップ#5に移行し、非火災を示す正常状態の信号を出力
する。その後、#1に戻り、次回の走査で得られた検出
波形について同様の処理を縁り返す。
第11図(b)は火災が進行して、炎が大きくなった場
合を示している。この場合、プログラムステップ#3で
は、検出波形の最大値V、が初めて炎検知の閾値■sよ
りも大きくなるので、この走査で得られた検出波形の最
大値V、と検出時刻’H+tLを用いて、VH9−V)
l、’rs=tL−tHを求めて、これらを以下の火災
判断のための基準値として記憶する。このときの走査で
は、プログラムステップ#4の判定でVH>Vgと判定
されるので、プログラムステップ#6に移行し、炎検出
時間’r=t、−tHを求める。この炎検出時間Tは視
野中心から見たときの炎の幅を示す、そして、プログラ
ムステップ#7.#8の判定を経て、プログラムステッ
プ#9で炎検知信号を出力し、プログラムステップ#1
0で火災発生の方向を示す走査時rrIT Fを演算し
て、#1に戻る。
第11図(c)は火災が拡大して、炎検出時間T−tl
−LHが長くなった場合を示している。このとき、炎の
パワーが余り大きくなっていないため、検出波形の最大
値■Hは基準値VH’3のM倍よりも小さく、プログラ
ムステップ#7の判定ではVHくM・VHSと判断され
、プログラムステップ#8へ進み、炎検出時rmTが基
準値Tsのに倍と比較される。プログラムステップ#8
でT≧K −’rsと判断されると、#プログラムステ
ップ#11に移行し、火災拡大信号を出力することにな
る。
第11図(d)では火災が更に進行し、炎の放射パワー
が増大し、炎の幅も大きくなった場合を示している。こ
のときは、プログラムステップ#8でV、≧M−vH5
と判断されて、プログラムステップ#12に移行し、こ
こでT≧に−Tsと判断されて、プログラムステップ#
14に移行するので、火災増大及び火災拡大の両信号を
出力することになる。
なお、プログラムステップ#8で火災拡大(T≧に−T
s)と判定されるよりも前に、プログラムステップ#7
で火災増大(VH≧M−VHs)と判定された場合には
、プログラムステップ#12からプログラムステップ#
13に移行し、火災増大信号のみが出力される。
ここで、Kは火災拡大判断係数であり、炎の幅がどの程
度法がった場合に火災と判断するかを決める係数である
。また、Mは火災増大判断係数であり、炎の放射パワー
を赤外線検出素子2の出力信号に換算して、どの程度大
きくなった場合に火災と判断するかを決める係数である
。これらの係数M、にの値は、火災検知装置の設置され
る環境や監視範囲の大きさ、設置される高さ等により変
わるので、その設置状態に応じて最適な値に設定するこ
とにより、有効に火災を検知できるようになる。
最後に、プログラムステップ#10における火災の発生
方向を示す走査時間TFの演算方法について説明する。
火災による炎の中心方向は、第11図から明らかなよう
に、回転周期検出部13からの同期信号を基準とするこ
とによって走査中心から見た走査角度として求められる
。そして、回転板10が一定速度で回転している場合に
は、走査角度は走査時間に対応する。我々は実験を繰り
返した結果、同期信号の発生時点から火災による炎の中
心方向までの走査時間TFは、次式により近似できるこ
とを見出だした。
Tp=TH+a−T−b−T5−c 上式の第3項と第4項は同一の大きさの炎でも走査中心
から半径方向の距離が異なる場合、瞬時視管が炎を横切
る速度が異なるので、炎が近い場合には検出波形が鈍っ
て、炎が遠い場合には検出波形がシャープになることに
よる検出時間Tの誤差を補正するための補正項である。
上式における定数a、b、cの値は、火災検知装置の設
置される床面よりの高さや視野の半径方向の長さ等に応
じて適当な値を選ぶことにより、炎の中心方向の走査時
間TFを精度良く求めることができる0例えば、高さが
15m、半径が7−の場合では、a=0.5、b=0.
315.c=0.025とすると、良い結果が得られた
上式では火災発生方向は走査時」hて表されているが、
視野の回転周期を例えば10秒として、炎の中心方向を
回転周期検知部13からの角度θで表すと、 θ−360(TH+a−T−b・T6  c)/ 10
(del+) となる、このような火災発生方向を検出できる火災検知
装置を複数個用いれば、複数の火災発生方向信号に基づ
いて、火災発生位置を判定することもできる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、火災の炎から発せられる赤外線
を検出して火災発生を判断する赤外線受光型火災検知装
置において、赤外線検出素子の視野を走査させる走査光
学系として円形走査光学系を用いているので、構成が簡
単且つ安価でありながら広い検知領域内での火災発生を
検知できるという効果があり、また、火災発生の方向を
視野の回転中心からの方向として容易に検知できるとい
う効果がある。
また、火災の炎の特徴である炎の拡大及び増大のうち少
なくとも一方を検出して火災発生の判断を行うようにす
れば、火災発生の判断を確実に行うことができるという
効果がある。
さらに、火災発生信号よりも先行して火災検知信号を出
力できるようにすれば、非火災の炎や太陽光などによる
自動消火システムの誤動作を防止できる。
なお、本発明の火災検知装置を複数台設置すれば、火災
発生の方向だけでなく、位置を検知することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示すブロック図、第2図は
本発明における視野の走査状況を示す平面図、第3図(
a)は本発明に用いる光学系の概略構成図、同図(b)
は同上の要部底面図、第4図(a)は本発明に用いる他
の光学系の概略構成図、同図(b)は同上の要部底面図
、第5図は同上の光学系の要部斜視図、第6図は同上の
光学系の回転駆動機構の正面図、第7図は本発明の検知
対象である炎と検知対象でない照明光及び太陽光の分光
放射エネルギー特性を示す図、第8図は本発明に用いる
赤外線検出素子が備えるバンドパスフィルタの分光透過
率特性を示す図、第9図は本発明の一実施例のブロック
図、第10図は同上の検出波形を示す波形図、第11図
は同上の火災発生検知のアルゴリズムを示す動作説明図
、第12図は同上に用いるマイクロコンピュータの処理
内容を示すフローチャートである。 1は円形走査光学系、2は赤外線検出素子、3は前置増
幅部、4は信号処理部、5は判断部、6は出力部である

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)赤外線検出素子と、前記赤外線検出素子の視野を
    円形走査させる円形走査光学系と、前記赤外線検出素子
    の出力信号を増幅する前置増幅部と、前記前置増幅部の
    出力を炎検知のための信号に変換する信号処理部と、前
    記信号処理部の出力に基づいて火災発生を判断すると共
    に前記円形走査光学系の走査方向に基づいて火災発生方
    向を判断する判断部と、前記判断部からの信号により火
    災発生信号と火災発生方向信号を出力する出力部とを備
    えることを特徴とする赤外線受光型火災検知装置。
  2. (2)前記判断部は、炎検知のための信号のレベルが漸
    次増大することを検知して火災発生と判断する第1のア
    ルゴリズムと、炎検知のための信号が高レベルとなる走
    査範囲が漸次拡大することを検知して火災発生と判断す
    る第2のアルゴリズムのうち少なくとも一方を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の赤外線受光型火災検知装
    置。
  3. (3)前記判断部は、炎検知のための信号が所定レベル
    を越えたときに、炎の増大又は拡大による火災発生の判
    断よりも先行して炎検知を判断する手段であり、前記出
    力部は火災発生信号の出力よりも先行して炎検知信号を
    出力する手段であることを特徴とする請求項2記載の赤
    外線受光型火災検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108896508A (zh) * 2018-05-16 2018-11-27 北京遥感设备研究所 一种用于烟花爆竹监测的红外触发器

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