JPH023005Y2 - - Google Patents

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JPH023005Y2
JPH023005Y2 JP10421885U JP10421885U JPH023005Y2 JP H023005 Y2 JPH023005 Y2 JP H023005Y2 JP 10421885 U JP10421885 U JP 10421885U JP 10421885 U JP10421885 U JP 10421885U JP H023005 Y2 JPH023005 Y2 JP H023005Y2
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JP
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torque converter
front cover
lock
facing
drum
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロツクアツプ機構付トルクコンバータ
におけるロツクアツプ機構の摺動面に異物が噛み
こむことを防止する遠心ロツクアツプ機構付トル
クコンバータの異物噛みこみ防止装置に関するも
のである。
(従来技術及びその問題点) この種のトルクコンバータにおいては、遠心力
でフエーシングをトルクコンバータのフロントカ
バーの摺動面に押付けるように作動するロツクア
ツプ機構をトルクコンバータの内部に備えて、高
回転時にエンジン動力をトルクコンバータを介さ
ずに、後段の変速機に伝えて高回転時の燃費を向
上させるようにしてある。
しかしながら、かかる従来例ではフエーシング
と摺動面との間に例えば溶接スパツタ等の異物を
噛みこんでしまう場合があり、万一比較的薄肉で
柔かいフエーシングが異物で破損した時には、ロ
ツクアツプ機構が正常に作動しなくなるという問
題がある。
(考案の目的) 本考案はロツクアツプ機構のフエーシングと摺
動面との間に異物が噛みこむことを防止できる遠
心ロツクアツプ機構付トルクコンバータの異物噛
みこみ防止装置を提供することを目的としてい
る。
(考案の構成) (1) 技術的手段 本考案は、トルクコンバータの内部に、遠心力
でフエーシングをトルクコンバータのフロントカ
バー内面に形成された摺動面に押付けるロツクア
ツプ機構を備えたロツクアツプ機構付トルクコン
バータにおいて、ロツクアツプ機構のフエーシン
グの半径方向外方に位置するフロントカバー内面
に軸方向に沿つて連続した凹部を形成し、この凹
部が形成されている部分のフロントカバー内面に
略環状のドラムを固着して設け、ドラムとフロン
トカバーの間にトルクコンバータ内部の作動油を
流通させる通路を形成し、ドラムの内周面を前記
フエーシングの摺動面とし、前記通路を流通する
作動油の流れで前記摺動面に噛みこむ異物を洗い
流すようにしたことを特徴とする遠心ロツクアツ
プ機構付トルクコンバータの異物噛みこみ防止装
置である。
(2) 作用 通路を流れる作動油で異物を洗い流し、異物が
フエーシングと摺動面との間に噛みこむことを防
止する。
(実施例) 第1図を参照して本考案を適用したロツクアツ
プ付トルクコンバータを説明する。
第1図中で10はクランク軸に連結された筒軸
であり、筒軸10の後端部にはフロントカバー1
2が溶接で固定されている。フロントカバー12
の後方には、ポンプ羽根車14のポンプシエル1
5aが溶接部15eで連続して固着されている。
ポンプ羽根車14はポンプシエル15a、ポンプ
ブレード15b、ポンプコアリング15c、ハブ
15dからなり、フロントカバー12、ポンプシ
エル15aを通じてポンプブレード15bにエン
ジンの動力を伝達するようになつている。
ポンプ羽根車14に対向するようにタービン羽
根車16が設けられており、タービン羽根車16
はタービンシエル17a、タービンブレード17
b、タービンコアリング17c、ハブ17dから
形成されている。ハブ17dはタービン軸(図示
せず)にスプライン嵌合している。このタービン
軸は中空軸であり、タービン軸は後段の変速機に
繋がつている。
ポンプ羽根車14とタービン羽根車16の間に
はステータ羽根車20が設けられている。ステー
タ羽根車20はステータボス部21a、ステータ
ブレード21b等から形成されている。ステータ
ボス部21aの内方にはアウターレース21cが
設けられており、更にアウターレース21cの内
方にはローラー21d、インナーレース21eが
設けられいる。インナーレース21eは前記ター
ビン軸の外周に所定の間隙を隔てて嵌合されるス
テータ軸(図示せず)の外周にスプライン嵌合し
ている。これらのアウターレース21c、ローラ
ー21d、インナーレース21eでワンウエイク
ラツチ23が形成されており、ワンウエイクラツ
チ23の両側部にはリテーナー21f,21iが
設けられている。
タービン羽根車16とフロントカバー12の間
にはロツクアツプダンパー30(ロツクアツプ機
構)が設けられている。ロツクアツプダンパー3
0はクラツチプレート32、リテーナープレート
34、トーシヨンスプリング36、リアクシヨン
プレート38、フエーシング40等から形成され
ている。クラツチプレート32はハブ33aにリ
ベツト止めされており、ハブ33aとハブ17d
の間にはワンウエイクラツチ33bが介装されて
いる。
リアクシヨンプレート38は第2図に示すよう
に略環状をなし、リアクシヨンプレート38の外
周部には円周方向に等間隔を隔ててシユー42が
半径方向に拡径、縮径自在に嵌合している。シユ
ー42はウエイト43、板ばね(図示せず)を有
しており、前記板ばねで縮径方向に付勢されてい
る。シユー42の外周面には前記フエーシング4
0が貼りつけられており、フエーシング40は薄
肉で比較的柔かい摩擦材で形成されている。
フエーシング40の半径方向外方に位置するフ
ロントカバー12の内面には円周方向に等間隔を
隔てて複数の凹部44が形成されている。この凹
部44を覆うように環状のドラム46がフロント
カバー12の内面に密着状態で圧入されており、
更にドラム46はフロントカバー12に溶接され
ている。ドラム46の外周面と凹部44との間に
は通路48が形成されている。ドラム46の内周
面はフエーシング40が圧接する摺動面50にな
つている。
以上のトルクコンバータの内部にはオイルパン
(図示せず)から供給される作動油fが充満して
おり、この作動油fはオイルポンプ(図示せず)
で圧送されている。
次に作用を説明する。エンジンの回転がフロン
トカバー12に伝達され、ポンプ羽根車14がフ
ロントカバー12と一体に回転すると、リテーナ
ー21fとボス部15dの間の隙間52から作動
油fが矢印A方向に沿つて流入する。ポンプブレ
ート15bでタービンブレード17bに向かつて
圧送される作動油fの一部は矢印B方向に沿つて
ロツクアツプダンパー30に向かつて流れる。こ
のとき、トルクコンバータの内部に流通している
作動油fに例えば溶接部54の溶接作業時にトル
クコンバータ内部に侵入した溶接スパツタ(異
物)等が混入していると、従来の構造ではこの溶
接スパツタがフエーシング40と摺動面50の間
に噛みこんでしまう恐れがあるが、前記フロント
カバー12の回転に伴う遠心力で溶接スパツタが
外周部すなわちフロントカバー12の内周面近傍
に集中し、作動油fの流れと一緒に通路48を通
つてリアクシヨンプレート38の前方に流れる。
したがつて溶接スパツタはフエーシング40と
摺動面50の間に噛みこまずに、トルクコンバー
タ内部の作動油流路の半径方向外周部に形成され
た通路48を通つて矢印Cに沿つて流れる。やが
て矢印Cで示す作動油fの流れは、隙間56から
矢印Dに沿つて前記中空のタービン軸の内部を通
つて前記オイルパン(図示せず)に還流し、オイ
ルフイルター(図示せず)で捕集される。
(考案の効果) 以上説明したように本考案による遠心ロツクア
ツプ機構付トルクコンバータの異物噛みこみ防止
装置は、トルクコンバータの内部に、遠心力でフ
エーシングをトルクコンバータのフロントカバー
内面に形成された摺動面に押付けるロツクアツプ
機構を備えたロツクアツプ機構付トルクコンバー
タにおいて、ロツクアツプ機構のフエーシングの
半径方向外方に位置するフロントカバー内面に軸
方向に沿つて連続した凹部を形成し、この凹部が
形成されている部分のフロントカバー内面に略環
状のドラムを固着して設け、ドラムとフロントカ
バーの間にトルクコンバータ内部の作動油を流通
させる通路を形成し、ドラムの内周面を前記フエ
ーシングの摺動面とし、前記通路を流通する作動
油の流れで前記摺動面に噛みこむ異物を洗い流す
ようにしたので、次の効果を奏する。
たとえ作動油fに例えば溶接部54の溶接作業
時にトルクコンバータ内部に侵入した溶接スパツ
タ(異物)等が混入していたとしても、フロント
カバー12の回転に伴う遠心力で溶接スパツタが
外周部すなわちフロントカバー12の内周面近傍
に集中し、作動油fの流れと一緒にトルクコンバ
ータ内部の作動油流路の半径方向外周部に形成さ
れた通路48を通つてリアクシヨンプレート38
の前方に流れることになり、従来のようにこの溶
接スパツタがフエーシング40と摺動面50の間
に噛みこんでしまうことを防止できる。
したがつて溶接スパツタの噛みこみによるフエ
ーシング40の破損が防止され、ロツクアツプダ
ンパー30の作動不良が発生することが防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したトルクコンバータの
縦断面部分図、第2図は第1図の−断面部分
図である。 12……フロントカバー、14……ポンプ羽根
車、16……タービン羽根車、20……ステータ
羽根車、30……ロツクアツプダンパー、40…
…フエーシング、44……凹部、46……ドラ
ム、48……通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トルクコンバータの内部に、遠心力でフエーシ
    ングをトルクコンバータのフロントカバー内面に
    形成された摺動面に押付けるロツクアツプ機構を
    備えたロツクアツプ機構付トルクコンバータにお
    いて、ロツクアツプ機構のフエーシングの半径方
    向外方に位置するフロントカバー内面に軸方向に
    沿つて連続した凹部を形成し、この凹部が形成さ
    れている部分のフロントカバー内面に略環状のド
    ラムを固着して設け、ドラムとフロントカバーの
    間にトルクコンバータ内部の作動油を流通させる
    通路を形成し、ドラムの内周面を前記フエーシン
    グの摺動面とし、前記通路を流通する作動油の流
    れで前記摺動面に噛みこむ異物を洗い流すように
    したことを特徴とする遠心ロツクアツプ機構付ト
    ルクコンバータの異物噛みこみ防止装置。
JP10421885U 1985-07-08 1985-07-08 Expired JPH023005Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10421885U JPH023005Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10421885U JPH023005Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08

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Publication Number Publication Date
JPS6212040U JPS6212040U (ja) 1987-01-24
JPH023005Y2 true JPH023005Y2 (ja) 1990-01-24

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ID=30977508

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JP10421885U Expired JPH023005Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08

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JP6488949B2 (ja) * 2015-08-26 2019-03-27 トヨタ自動車株式会社 異物除去方法

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JPS6212040U (ja) 1987-01-24

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