JPH02303955A - シートベルト自動装脱装置 - Google Patents

シートベルト自動装脱装置

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JPH02303955A
JPH02303955A JP1124246A JP12424689A JPH02303955A JP H02303955 A JPH02303955 A JP H02303955A JP 1124246 A JP1124246 A JP 1124246A JP 12424689 A JP12424689 A JP 12424689A JP H02303955 A JPH02303955 A JP H02303955A
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JP
Japan
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seat belt
belt
tongue
seat
tube
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JP1124246A
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Inventor
Morihiko Sugimura
杉村 守彦
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Toyo Densan Co Ltd
Original Assignee
Toyo Densan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野) 本発明は、自動車などの座席に装備されるシートベルト
を自動的に装着および解除するためのシートベルト自動
装脱装置に関するものである。
〈従来の技術) 自動車用安全ベルトに代表される従来のシートベルトは
、柔軟性を有する強靭な織布などから構成されており、
使用しないときはリールに巻かれて収納されている。そ
して、使用時には使用者がシートベルトの先端部分を手
で摘んでリールから引き出し、十分に引き出したならば
先端のシートベルトタング(以下、タングという)を座
席及至床側のシートベルトバックル(以下、バックルと
いう〕に係合する。この様に、シートベルトの装着は手
動で面倒であり、この操作手段を解消するために、使用
者がシートに座るとシートベルトを使用者の前に出すよ
うにした装着補助装置が提案されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来のシートベルトは曲り易い厚手の帯
状であってベルト自体では直線又は湾曲した形態を保持
することができない。
したがって、従来シートベルト装着補助装置は、シート
ベルトを吊り下げて使用者の前に運ぶアーム等の支持部
材を別途設けなければならなかった。
また、従来のシートベルトは体に装着したときの感触が
固く、多少締め付けを緩めても使用時の違和感を払拭す
ることができなかった。
本発明は、このような従来の課題を解決するために提案
されたものであり、使用者の前方にシートベルトを吊り
下げて運ぶためのアーム等の支持部材を設けることなく
、シートベルトの装着および解除を自動的に行なうこと
ができるとともに、装着時の違和感がなく最適な条件で
シートベルトの装着が可能なシートベルト自動装脱装置
を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 この目的を達成するために本発明によるシートベルト自
動装脱装置は、柔軟性と気密性を有する長尺なチューブ
を複数並設してなるシートベルトと、このシートベルト
を収納部から座席に送り出すとともに、上記シートベル
トを収納部に引き込むためのベルト駆動手段と、上記シ
ートベルトの各チューブ毎にエアーを充填するためのエ
アー供給手段と、座席に送り出された上記シートベルト
端部のシートベルトタングをシートベルトバックルに係
合するとともに、この係合状態を解除するためのタング
係脱手段と、シートベルト装着指令信号またはシートベ
ルト解除指令信号の入力時にシートベルト自動装着また
は自動解除のための制御信号を上記ベルト駆動手段、上
記エアー供給手段、上記タング係脱手段に送出して各手
段の制御を行なう制御部とを有することを特徴とする。
また本発明によるシートベルト自動装脱装置は、上記シ
ートベルトバックルの位置を検出する位置検出手段を上
記シートベルト端部に設け、この位置検出手段の検出出
力が上記制御部に入力されて上記エアー供給手段が制御
されることを特徴とする。
また本発明多こよるシートベルト自動装脱装置は、上記
シートベルトバックルの近傍位置に到達した上記シート
へルトタングをバックル内に吸引するための吸引コイル
を上記タング係脱手段の一部として上記シートベルトバ
ックルに設けたことを特徴とする。
〈作 用〉 上述した請求項(1)に対応する構成によれば、ベルト
装着指令信号が制御部に入力されたときに、エアー供給
手段によって各チューブにエアーが充填されて板状とな
ったシートベルトをベルト駆動手段によって座席前部に
送り出し、その後タング係脱手段を制御することでシー
トベルトのタングをシートベルトバックルに自動的に係
着させることができる。
ベルト解除指令信号の入力時には、タング係脱手段を動
作させてタングとバックルとの係合状態を解除したあと
に、各チューブ内を減圧しながらベルト駆動手段によっ
てシートベルトを収納部に引き込めば、自動的にシート
ベルトを解除できる。
請求項(2)に対応した構成によれば、シートベルトバ
ックルから発せられる例えば誘導用磁界をシートベルト
端部に設けられた位置検出手段としての磁気検出素子で
検出し、この検出出力に基づいてエアー供給手段を制御
して各チューブ内の工アー圧に変化を持たせれば、シー
トベルト先端をバックル方向に曲げて誘導することがで
きる。
請求項(3)に対応する構成によれば、バックル近傍ま
でシートベルトタングが誘導されたときに、吸引コイル
に通電すればタングをバックル内に引き込んでバックル
に係着させることができる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
第1図は、本発明によるシートベルト自動装脱装置を例
えば自動車に装備した一実施例を示すものであり、車内
の外観斜視図を示している。
この第1図において、座席1の背もたれの一側の例えば
センターピラー内部を収納部2とし、この収納部2の内
部にシートベルト3を収納するとともに該シートベルト
3を送り出す駆動構成等を設け、座席1の他側には下端
を床に固定したアンカ4の上端にバックル5を設け、収
納部2から送り出されてシートベルト3の先端のタング
6をバックル5に自動的に係脱可能に接続できるように
しである。
シートベルト3は、先端に磁性体からなるタング6を取
付けた扁平で長尺な帯状であって、第2図および第3図
に示すように、扁平な筒状本体7と、該筒状本体7の内
部に挿入したチューブ8・・・と、各チューブ8内に挿
入した芯材9などから構成されている。筒状本体7は、
ナイロン等の強靭な糸を使用した織布を筒状に成形し、
閉塞した先端タング6を強固に固定し、中空な内部には
、柔軟な仕切材10・・・で本体7の上面と下面とを結
んで区画することにより本体7の長さ方向に長尺な室1
1・・・を本体7の幅方向に並べて4つ形成しである。
なお、仕切材10は、図示の実施例ではシートベルト3
の全長に亘って設けたが、適宜な間隔で複数個所設けて
もよい。
上記した各室11内に挿入するチューブ8は、柔軟性と
気密性を有する合成ゴム製であり、タング6側に位置す
る先端は閉塞し、後端開口部8゛は本体7の後端開口部
側で開口している。なお、チューブ8は断面形状が室1
1の断面形状と同じ形状であることが望ましいが、円形
成は楕円形ででもよい。
このチューブ8の内部に挿入する芯材9は、合成樹脂製
線材を螺旋状に成形したスバイラス線やチェーン材から
なり、可撓性と通気性を有する。したがって、この芯材
9は容易に曲がるが潰れ難く、直線状態又は曲線状態で
あっても空気を長さ方向に通過させることができる。な
お、芯材9は可撓性と通気性を備えていればどのような
ものでもよく、例えば小さな孔を有する網材を棒状にし
たものでもよい。
上記したような構成からなるシートベルト3は、チュー
ブ8内に圧縮空気を送らない状態でチューブ8と本体7
が共に柔軟性を有するので、はぼ芯材9の厚さまで潰れ
て薄くなる。そして、この漬れた状態においては本体7
とチューブ8が柔軟性を有し、芯材9が可撓性を有する
ので自由に曲げることができる。しかし、この状態では
形態を保持する力が作用しないので、シートベルト3は
直線又は曲線状態などの特定の形態を維持することがで
きない、なお、芯材9は、シートベルト3が漬れて折れ
た状態であっても芯材9自体は漬れないので、空気を通
す流路を確保している。したがって、チューブ8の開口
部から加圧エアーを供給すると、この加圧エアーはシー
トベルト3が折れ曲がった部分においてもチューブ8内
を通過することができ、チューブ8の先端まで到達する
。このため、各チューブ8の内部に同じ圧力の加圧エア
ーを供給して内部圧力を次第に上昇させると、各チュー
ブ8が室11内で次第に膨張し、十分な圧力に達すると
各チューブ8の膨張力によりシートベルト3が平板のよ
うに直線状になる。第4図は直線状になったシートベル
ト3を収納部2から送り出している状態を示す。
また、シートベルト3の一側に配置したチューブ8の圧
力を最も高くして、その隣りのチューブ8の圧力をそれ
よりも低くし、−側に位置するチューブ8から他側に位
置するチューブ8までの圧力を順次差を付けると、最も
内部圧力の高い−側のチューブ8が最も強い力で膨張し
、内部圧力の低い他側のチューブ8の膨張力が最も弱く
なる。したがってシートベルト3は各チューブ8の膨張
力の差により湾曲し、この湾曲形状を保持する。
そして、各チューブ8の内部圧力を適宜な圧力まで減圧
すると、各チューブ8が柔らかいクッションの機能を発
揮することになる。したがって、この状態におけるシー
トベルト3を装着すると、使用者はシートベルト3の柔
軟性により装着感が薄れ、違和感を感じない。
つぎに、シートベルト装着時にシートベルト3を収納部
2の出入口2°から送り出すとともに、シートベルトの
装着を解除したあとにシートベルト3を出入口2°から
収納部2に引き込むためのシートベルト駆動機構を第5
図および第6図に基づいて説明する。
これらの図で、車両のセンターピラー内側の収納部2の
上部には、出入口2゛に背面から対峙するつば付きロー
ラ12が軸13に支持されて回転自在に設けられている
。収納部2の下部には、ベルト駆動モータ14が配設さ
れており、とのモータ14の出力軸14Aに取り付けら
れた駆動プーリ15と、つば付きローラ12の一側に取
り付けられたプーリ16との間にベルト17が巻き掛け
られている。このベルト17には、軸18をもって回転
自在なテンシぢンロール19により適切な張力が与えら
れている。
また、つば付きローラ12に掛は渡されたシートベルト
3に対して背面から当接する押えロール20が、回動ア
ーム21の先端に回転自在に取り付けられている。支持
軸22の回動自在なこのアーム21には、付勢ばね23
によって常時ローラ12側に付勢力が与えられており、
押えロール20によってシートベルト3がローラ12面
に押圧されている。
後述のエアー注入口24が形成されているシートベルト
3の基部のエアー注入口金具25の両側には、補強用の
スチールワイヤ26.26の一端が固定されており、こ
れらスチールワイヤ26゜26の他端は、つば付きロー
ラ12に数回巻き付けられたあとつば12A、12Aの
基部に固定されている。
駆動モータ14の上方には、取付はポルト27により固
定されたベルト巻取りドラム28が配置されており、シ
ートベルト3基部の金具25部に一端が取り付けられた
ウェビング29の他端側か、このベルト巻取りドラム2
8の回転軸28Aに巻き付けられている。このドラム2
8の回転軸28Aは、内部に収容されたコイルばねによ
って常にベルト巻取り方向に回転付勢力が与えられてい
るJ ベルト巻取りドラム28の側方には、ドラム28の回転
軸28Aとカップリング30によって結合する位置セン
サ31が配置されており、この位置センサ31によって
シートベルト3の出入口2°からの送出し長さが検出さ
れる。
この構成からなるシートベルト駆動機構では、駆動モー
タ14の正逆回転がつば付、きローラ12にベルト17
により伝達されて、スチールワイヤ26.26に補助さ
れながらシートベルト3の送り出しおよび引き込みが行
なわれる。このとき、ベルト巻取りドラム28によって
ウェビング29の繰り出しおよび巻き取りが同時に行な
われるので、シートベルト3の基部側は一定の張りが保
たて、基部に後述のフレキシブルホース32等が連結さ
れたシートベルト3の送り出しおよび引き込みをスムー
ズに行なうことができる。
なお、図面の符号33は信号用ケーブルであり、符号の
34はケーブルコネクタである。
つぎに、シートベルト3の各チューブ8内を加圧または
減圧するためのエアー圧調整機構について以下に説明す
る。
シートベルト3の後端に開口する各チューブ8の開口部
8°は1、エアー注入口金具25の側面に開口する各エ
アー注入口24に金具25内の連通管35を介してそれ
ぞれ接続されており、これらエアー注入口24にはフレ
キシブルホース32の一端がそれぞれ接続されている各
フレキシブルホース32の他端側は、収納部2内の上部
側に取り付けられたエアー中継器36を介してエアー配
管37にそれぞれ接続されており、これらエアー配管3
7の他端部は、第7図のエアー回路に示す各チューブ8
内に設けられた切替弁38の出入ボート38aにそれぞ
れ接続されている。
コンプレッサ39からチェックバルブ40を介して加圧
エアーが蓄圧される圧力タングア41は、分配器42を
介して各切替弁38の加圧ボート38bに接続されてお
り、チェックバルブ43を介して真空ポンプ44により
減圧される真空タング45は、分配器46を介して各切
換弁38の減圧ボート38cに接続されている。
各切換弁38のボート切換えは、切換弁38毎に設けら
れた切換えモータ47によってそれぞれ行なわれる。
コンプレッサ39および真空ポンプ44は、メインスイ
ッチ48のオンにより駆動される。このメインスイッチ
48はエンジンキーに連動するリレーからなる。圧力タ
ング41内の圧力は、圧力センサ49によって常時検出
され、この検出出力に基づいてコンプレッサスイッチ5
0がオン・オフされることにより、タング41内の圧力
が2kg/cm”程度の所定圧に保持さ゛れる。また真
空タング45内の真空度が真空センサ51によって常時
検出され、この検出出力に基づいて真空ポンプスイッチ
52がオン・オフされることで、タング45内が600
Hg/mm程度の所定の真空度に保持される。
つぎにシートベルト3端部のタング6をバックル5に誘
導する機構と、誘導したタング6をバックル5に係着す
る機構およびこの係着状態を解除する機構について説明
する。
第8図に示すようにバックル5の外周部には、タング6
を吸引可能範囲53まで誘導するための誘導用磁界54
(第9図参照)を発生させる誘導磁界用コイル55が巻
き付けられている。この誘導磁界用コイル55には、後
述の駆動回路56がらパルス状の駆動電流が給電され、
周期的に強力な誘導用磁界54が作り出される。なお、
誘導磁界用コイル55に連続的に駆動電流を供給するこ
とも考えられるが、誘導用の磁界には比較的強力な磁界
が必要であり、コイル55の焼損を防ぐためにパルス状
の駆動電流が供給される。
タング6の取付は基部のシートベルト3先端部には、高
感度ホールICからなる磁気検出素子57がベルト3の
幅方向にたとえば3個取り付けられており、これら磁気
検出素子57によって上記誘導磁界54の方向と強さが
検出される、これたら磁気検出素子57の検出出力は、
CPU58による演算後に後述のエアー制御回路59に
供給される。このエアー制御回路59では、シートベル
ト3の各チューブ8内に設けられた圧力センサ60から
の検出出力に基づいて、各チューブ8内のエア圧を制御
し、バンド3の先端をバックル5の方向に曲げてタング
6を吸引可能範囲53に誘導する。
バックル5内には、上部開口の矩形状の装着穴61の周
囲に吸引コイル62が設けられており、吸引可能範囲5
3まで誘導されたタング6は、この吸引コイル62の吸
引力によって装着穴61内に引き込まれる。吸引コイル
62の近傍には、支軸63を支点に回動自在であり、常
時タング6との係合方向にばね付勢された保持金具64
が取り付けられており、装着穴61にタング6が引き込
まれると、保持金具64先端の係合爪64Aがタング6
の係合孔6Aに係着して、タングβがバックル5内に保
持される。このタング6のロックと同時に、バックル5
の下部に設けられた確認スイッチ65がタング6先端に
よって押圧されてオンし、シートベルト装着確認信号が
送出される。
上記保持金具64の下部アーム部64Bの先端部には、
支軸66により回動自在に可動片67が取り付けられて
おり、この可動片67の側方には、解除コイル68が横
方向を向いて取り付けられている。装着されたシートベ
ルト3の解除時には、この解除コイル68に通電するこ
とにより可動片67が解除コイル68側に吸引され、保
持金具64が第8図中反時方向に回動して、係合爪64
Aとタング6の係合孔6Aとの係合状態が解かれる。こ
のとき、タング6はバックル5の下端部に設けられた戻
しばね69によって上方に勢いよく押し出されるので、
タング6はバックル5から抜は出し、同時に確認スイッ
チ65がオフして、ベルト解除確認信号が送出される。
なお、バックル5上部の装着穴61の側方には、シート
ベルト手動解除用のノブ70が取り付けられており、こ
のノブ70を押すことで、保持金具64とタング6との
係合状態が解除され、緊急時などにシートベルト3を手
動でバックル5から外すことができる。
符号71は、バックル5を取付は板72を介してアンカ
4(第1図参照)に固定するための締付はボルトである
。
つぎに、上記シートベルト自動装脱装置の回路接種を第
10図に基づいて説明する。
この図で、シートベルト3を自動的に装着および解除す
る上での各種信号の取り込み、各駆動部の制御などは一
括してマイクロプロセッサ58(以下、CPU58とい
う)によって行なわれる。
このCPO58には、入出力インターフェイス(以下、
I10インターフェイスという)73を介して入力端子
74,75,76.77が接続され、準備完了時に点灯
する表示ランプ78がI10インターフェイス73に接
続されている。
これら入力端子74,75,76.77には、操作用電
源、マグネット用電源、圧力タング内圧、真空タング内
圧がそれぞれ所定値に準備されたときに、準備完了信号
A、B、C,Dがそれぞれ人力される。
CPU58にパスラインで接続されるI10インターフ
ェイス79には、座席1のバックル5側側方に設けられ
た制御ボックス80の上面部に取り付けられた切換えス
イッチ81、各種操作用および各種設定用の押釦スイッ
チ82,83゜84.85がそれぞれ接続されている。
切換えスイッチ81をメモリ内容設定側に切り換えると
、各釦スィッチ82.83.84.85によって、ベル
ト装着時におけるシートベルト3の送出し限度位置(ベ
ルトの出限位置)、ベルト装着後のシートベルト3のた
るみ取り位置、ベルト装着後のシートベルト3内のエア
圧、ベルト解除時のシートベルト3の引込み限度位置(
ベルトの人眼位置)をそれぞれ設定することができ、設
定値はCPO58にパスラインで接続されたRAM (
ランダム・アクセス・メモリ)からなるメモリ回路86
にストアされる。
なお、制御ボックス80内にはCPU58を搭載した制
御回路基板や各駆動回路基板などが収納されている。
CPU58にパスラインで接続されたROM(リード・
オンリ・メモリ)からなるメモリ回路87には、シート
ベルト3を自動装脱する上で必要な制御プログラムが格
納されている。
またシートベルト3の送り出しおよび引き込み用ベルト
駆動モータ14をドライブする駆動回路88がI10イ
ンターフェイス89に接続され、このI10インターフ
ェイス89がパスラインでCPU58に接続されている
。シートベルト3を出゛入口2゛からの送出し長さを検
出する位置センサ31はA/Dコンバータ90を介して
I10インターフェイス89に接続されており、CPU
58は位置センサ31の検出出力を取り込みながら、駆
動回路88に制御信号を送出して駆動モータ14の制御
を行なう。
シートベルト3の各チューブ8毎に配されている圧力セ
ンサ60によって検出されたチューブ8内のエアー値は
、A/Dコンバータ91を介してI10インターフェイ
ス92に供給され、パスラインを介してCPU58に取
り込まれる。シートベルト3の端部に設けられた各磁気
検出素子57の検出出力は、誘導用磁界54の発生周期
に同期して同期整流回路93で整流されたあと、A/D
コンバータ94を介してI10インターフェイス92に
供給され、CPU58に取り込まれる。
CPO58では、各磁気検出素子57の検出出力に基づ
いてバックル5位置を基準としたタング6のx、y、z
方向位置を算出し、この算出結果に基づいてシートベル
ト3の各チューブ8内の工電圧を制御してタング6をバ
ックル5の方向に向けるためのエアー制御信号を、I1
0インターフェイス92を介してエアー制御回路59に
送出する。このエアー制御回路59からの制御出力信号
は、チューブ8毎に設けられた切替弁38の切換えモー
タ47を駆動するための各駆動回路95に供給され、制
御出力信号に基づ(各切換弁38の切り換え制御が行な
われる。
また誘導磁界用コイル55、吸引コイル62、解除コイ
ル68をそれぞれ駆動するための各駆動回路56,96
.97が、I10インターフェイス98を介してCPO
58に接続され、ベルト3の装着および解除を確認する
ための確認スイッチ65がI10インターフェイス98
に接続されている。CPU58では1位置センサ31や
確認スイッチ65などからの信号に基づき、各動作タイ
ミング時に駆動回路56,96.97への制御信号の送
出を行なう。
つぎに、このように、構成される上記シートベルト自動
装脱装置の動作を第11図に示す動作流れ図に基づいて
説明する。
まず、ステップS1においてエンジンキーのオンにより
A、 C100V電源が準備され、っぎのステップS2
.S3においてDC24Vの操作用電源および各コイル
62.68へ給電するためのDC50Vのマグネット用
電源が、自動電圧調節器によって用意される。またステ
ップS4.S5において、コンプレッサ39および真空
ポンプ44が駆動されて圧力タング41および真空タン
グ45内に2kg/am”の空圧と600Hg/mmの
真空がそれぞれ用意される。
DC24V、DC50V、2kg/cm”の空圧、60
08 g / m mの真空が用意された時点で、それ
ぞれステップS6.S7.S8.S9において準備完了
信号A、B、C,Dが入力端子74.75,76.77
に入力される。CPU58では、ステップS10におい
て準備完了信号A、B、、C,Dがすべて入力されたか
どうかを判断し、入力されていればステップSllにお
いて、表示ランプ78を点灯して準備完了を告げる。
続いてステップS12において、切換えスイッチ81の
切り換えが行なわれると、CPtJ5BはステップS1
3においてスイッチ81がメモリ設定側またはベルト装
脱操作側に切り換えられたのかどうかの判断を行なう。
切換えスイッチ81がメモリ設定側に切り換えられると
、前述したように押釦スイッチ82゜83.84.85
によりベルト装脱におけるメモリ内容の初期設定および
変更を行なうことができる。ステップS14において押
釦スイッチ82が操作されると、ベルト出限位置の設定
を行なうことができ、出限位置データはステップS15
においてメモリ回路86にストアされる。ステップSJ
6のおいて押釦スイッチ83が操作されると、ベルトの
たるみ取り位置の設定を行なえ、設定データはステップ
S17においてメモリ回路86にストアされる。ステッ
プ318において押釦スイッチ84が操作されると、ベ
ルト内のエアー圧の設定を行なえ、設定データはステッ
プS19にお、いてメモリ回路86にストアされる。ま
たステップS20において押釦スイッチ85が操作され
ると、ベルト人限位置の設定を行なえ、設定データはス
テップS21においてメモリ回路86にストアされる。
゛切換えスイッチ81がベルト装脱操作側に切り換えら
れると、各押釦スイッチ82.83゜84.85を押す
ことによりそれぞれベルト装着指示、ベルト内のエアー
圧増大指示、ベルト内のエアー圧減少、指示ベルト解除
指示を行うことができる。
ステップS22において押釦スイッチ82が押されると
、CPU58はステップ323において駆動モータ14
を正転駆動させ、ベルト内の各チューブ8内に加圧エア
を充填しながら出入口2°よりシートベルト3を上記出
限位置まで送り出す。ステップS24においてCPtJ
58は、位置センサ31の検出出力を読み取ってシート
ベルト3がメモリに格納されている出限位置まで送り出
されたかどうかを判断し、送り出されていればステップ
S25において駆動モータ14を停止させる。
続いて、CPO58はステップS26においてバックル
5の位置を基準としたタング6のX。
Y、Z方向位置を磁気検出素子57の検出出力に基づい
て算出し、ステップS27においてこの算出結果からタ
ング6をバックル5の吸引可能範囲53まで誘導するた
めの、各チューブ8内の制御エアー圧をX、Y、Z方向
について算出する。
シートベルト3をx、y、Z方向にそれぞれ曲げてタン
グ6をバックル5方向へ導くための各チューブ内の制御
エアー圧の算出結果に基づき、X方向についてはステッ
プS28においてチューブ8毎の各切換弁38を加圧ボ
ート38b側または減圧ボート38c側に切り換えて、
各チューブ8内のエアー圧を制御する。ステップS29
では、各チューブ8内のエアー圧が設定値かどうか、タ
ング6が所望のX方向位置に到達したかどうかが判断さ
れる。Y方向については、ステップS30において各切
換弁38の制御が同様に行なわれ、ステップS31にお
いて各チューブ8内のエアー圧が設定値であるかどうか
、タング6が所望のY方向位置に到達したかどうかが判
断される。Z方向については、ステップS32において
各切換弁38の制御が同様に行なわれ、ステップS33
においてエアー圧の判断および所望のZ方向に到達した
かどうかが判断される。
なお、x、y、Z方向の3軸を個別に制御するのではな
く、3軸を一括して制御できるように各チューブ8内の
制御エアー圧を算出し、この算出結果に基づいて各切換
弁38の制御を行なうようにしてもよい。
ステップ328〜ステツプ333においてタング6の位
置とバックル5の位置との各方向(X。
Y、Z)における差を縮めるように制御がなされ、3軸
とも所望の位置に到達してタング6が吸引可能範囲58
に導かれたことがステップ53−4において判断される
と、CPU58はステップS35において吸引コイル6
2に通電が行なわれるよう制御する。この吸引コイル6
2の通電により、タング6はバックル5内に吸引されて
ロックされる。
ステップS38において確認スイッチ65がオンされた
ことが判断されると、CPU58はステップS37にS
いて吸引コイル62への通電がオフされるよう制御する
とともに、ベルト3のたるみ取りを行なうためにステッ
プ538においてベルト駆動モータ14を逆転させる。
ステップS39においてシートベルト3がメモリに格納
されているたるみ取り位置まで引き込まれたことが位置
センサ31の検出出力に基づいて判断されると、CPO
58はステップ40においてベルト駆動モータ14の逆
転を停止させる。
続いて、メモリにストアされているベルト内圧に各チュ
ーブ8の圧力を調整するために、各切換弁38の切り換
えがステップS41において行なわれ、規定のベルト内
圧に調整されたことがステップS42において判断され
ると、シートベルト3の自動装着がすべて完了する(ス
テップ543)。
ベルト装着後にベルトの内圧を増大させたい場合は、ス
テップS44に示すよう押釦スイッチ83を操作すれば
よく、この操作によりステップS45においてベルトの
内圧が増大するよう調整される。
ベルトの内圧を減少させたい場合は、ステップS46に
示すように押釦スイッチ84を操作することで行なえ、
この操作によりステップS47においてベルトの内圧が
減少するよう調整される。
シートベルト3の解除にあたっては、ステップS48に
おいて押釦スイッチ85が押されたことがCPU58に
判断されると、ステップS49において解除コイル68
に通電が行なわれ、バックル5からタング6が外される
。
ステップS50において確認スイッチ65がオフされた
ことが半1断されると、CPU58はステップS51に
おいて解除コイル68への通電をオフするとともに、シ
ートベルト3を収納部2内に引き込むためにステップS
52においてベルト駆動モータ14を逆転させる。
ステップS53においてメモリにストアされている上記
人眼位置までシートベルト3が引き込まれたことが位置
センサ31の検出出力に基づいて判断されると、CPU
58はステップS54においてベルト駆動モータ14の
逆転を停止させ、この時点でシートベルト3の自動解除
がすべて完了する(ステップ555)。
なお、上述した本発明に係るシートベルト自動装脱装置
に用いられるシートベルトは、上述の実施例のものに限
定されず、第12図に示すようにチューブ8”をシート
ベルト3°の厚さ方向に複数段配置した構成のものであ
ってよい。
この第12図に示すシートベルト3°は、本体7の中空
内部を仕切材10’により区画して本体7の長さ方向に
長尺な室11’・・・を本体の幅方向と厚さ方向い並べ
て形成し、各室11°内に柔軟性と気密性を有するチュ
ーブ8”を挿入し、各チューブ8”内には可撓性と通気
性を有する芯材9°を挿入してなる。斯るシートベルト
3°を使用する場合、各チューブ8”ごとに切換弁15
と圧力調整器を接続してチューブ8“内の圧力に順次差
をつけるとシートベルト3°を湾曲することができる0
例又は、厚さ方向に重ねて配置したチューブ8”のうち
、上段側のチューブ8″の圧力を下段側のチューブ8”
の圧力よりも高くすると、上段側のチューブ8”の膨張
力が下段側よりも強くなるので、シートベルト3は厚さ
方向に湾曲する。また、チューブ8”内のエアー圧を逆
にすると、反対側に湾曲する。更に、上述した実施例の
説明で述べたように、−側に位置するチューブ8“と他
側に位置するチューブ8”とに圧力差をつけると幅方向
に湾曲させることもできる。
したがって、チューブ8“内の圧力を適宜に選択すると
、所望する方向に湾曲させることができる。このため、
センターピラーの出入口2°からシートベルト3°が湾
曲しながら延びて使用者の胸元に回り込み、一層使い勝
手が向上する。
〈発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、シートベルトを長
手方向に分割する複数のチューブ内部ご加圧エアーを供
給することで、シートベルトを直線または湾曲した形状
に保持してお(ことができ、アーム等の支持部材を設け
ることなく、シートベルトを座席の横あるいは後方から
使用者の前に延ばし、シートベルトのタングを自動的に
バックルに係着させることができる。またシートベルト
解除時には、タングとバックルとの係着状態を自動的に
解(ことができ、その後シートベルトを収納部内に自動
的に収納することができる。
したがって、本発明によればシートベルトの装着および
解除をアーム等を支持部材を設けることなく全て自動で
行なうことができ、人手による面倒なシートベルトの装
着および解除の操作が全(不要となる。
また、使用中はチューブがクッションとしても機能する
ので、シートベルトが使用者の体に触れたときの感触を
和らげることができ、装着したときの違和感を払拭する
ことができる。
さらに、衝突などに際してはクッションとして機能する
シートベルトによって使用者の受ける衝撃を緩和できる
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例のシートベルト自動装脱
装置を取り付けた自動車車内の斜視図、第2図は上記シ
ートベルト自動装脱装置に用いられるシートベルトを一
部切り欠いて示す平面図、第3図は第2図の■−m線断
面図、第4図は上記シートベルトの収納部からの繰り出
し途中を示す斜視図、第5図は上記シートベルト自動装
脱装置を構成するシートベルト駆動機構を示す正面図、
第6図は上記シートベルト駆動機構の側面図、第7図は
上記シートベルト自動装脱装置を構成するエアー回路図
、第8図は上記シートベルト自動装脱装置に用いられる
バックルとシートベルトと取り出して示す斜視図、第9
図は上記シートベルトのタングを上記バックルに誘導す
るための誘導用磁界を模式的に示す説明図、第1O図は
上記シートベルト自動装脱装置のブロック回路図、第1
1図は上記シートベルト自動筆脱装置の動作流れ図、第
12図は他の実施例のシートベルトを示す横断面図であ
る。 1・・・座席、2・・・収納部、2°・・・出入口、3
.3゜シートベルト、4・・・アンカ、5・・・バック
ル、6・・・タング、6A・・・係合孔、7,7′・・
・筒状本体、8.8”・・・チューブ、8°・・・開口
部、9,9°・・・芯材、10.10’仕切材、11.
11’・・・長尺な室、12・・・つば付きローラ、1
2A・・・つば、13・・・軸、14・・・ベルト駆動
モータ、14A・・・出力軸、15・・・駆動プーリ、
16・・・プーリ、17・・・ベルト、18・・・軸、
19・・・テンションロール、20・・・押えローラ、
21・・・回動アーム、22・・・支軸、23・・・付
勢ばね、24・・・エアー注入口、25・・・エアー注
入口金具、26・・・スチールワイヤ、28・・・ベル
ト巻取ドラム、28A・・・回転軸、29・・・ウエン
ビング、30・・・カップリング、31・・・位置セン
サ、32・・・フレキシブルホース、33・・・信号用
ケーブル、34・・・ケーブルコネクタ、35・・・連
通管、36・・・エアー中継器、37・・・エアー配管
、38・・・切換弁、38a・・・出入ボート、38b
・・・加圧ボート、38c・・・減圧ボート、39・・
・コンプレッサ、40.43・・・チェックバルブ、4
1・・・圧力タング、42.46・・・分配器、44・
・・真空ポンプ、47・・・切換えモータ、48・・・
メインスイッチ、49・・・圧力センサ、50・・・コ
ンプレッサスイッチ、51・・・真空センサ、52・・
・真空ポンプスイッチ、53・・・吸引可能範囲、54
・・・誘導用磁界、55・・・誘導磁界用コイル、56
,88゜95.96.97・・・駆動回路、57・・・
磁気検出素子、58・・・CPU、59・・・エアー制
御回路、60・・・圧力センサ、61・・・装着穴、6
2・・・吸引コイル、63・・・支軸、64・・・保持
金具、64A・・・係合爪、64B・・・下部アーム部
、65・・・確認スイッチ、66・・・支軸、67・・
・可動片、68・・・解除コイル、69・・・戻しばね
、70・・・ノブ、73,79゜89.92.98・・
・I10インターフェイス、74.75,76.77・
・・入力端子、78・・・表示ランプ、80・・・制御
ボックス、81・・・切り替えスイッチ、82.83,
84.85・・・押釦スイッチ、86.87・・・メモ
リ回路、90,91.94・・・A/Dコンバータ、9
3・・・同期整流回路第3図 第4図 第6図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柔軟性と気密性を有する長尺なチューブを複数並
    設してなるシートベルトと、 このシートベルトを収納部から座席に送り出すとともに
    、上記シートベルトを収納部に引き込むためのベルト駆
    動手段と、 上記シートベルトの各チューブ毎にエアーを充填するた
    めのエアー供給手段と、 座席に送り出された上記シートベルト端部のシートベル
    トタングをシートベルトバックルに係合するとともに、
    この係合状態を解除するためのタング係脱手段と、 シートベルト装着指令信号またはシートベルト解除指令
    信号の入力時にシートベルト自動装着または自動解除の
    ための制御信号を上記ベルト駆動手段と上記エアー供給
    手段と上記タング係脱手段とに送出して各手段の制御を
    行なう制御部とを有することを特徴とするシートベルト
    自動装脱装置。
  2. (2)上記シートベルトバックルの位置を検出する位置
    検出手段を上記シートベルトの端部に設け、この位置検
    出手段の検出出力が上記制御部に入力されて上記エアー
    供給手段が制御されることを特徴とする請求項1記載の
    シートベルト自動装脱装置。
  3. (3)上記シートベルトバックルの近傍位置に到達した
    上記シートベルトタングをバックル内に吸引するための
    吸引コイルを上記タング係脱手段の一部として上記シー
    トベルトバックルに設けたことを特徴とするシートベル
    ト自動装脱装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0758600A3 (en) * 1995-08-15 1998-05-27 Leonie Apfel Seat belt holder
KR100444157B1 (ko) * 2002-03-15 2004-08-11 기아자동차주식회사 개량형 안전벨트장치와 공기주입방법
KR100680723B1 (ko) * 2005-11-25 2007-02-08 현대자동차주식회사 차량용 안전벨트의 디링 결합구조

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4994017A (ja) * 1973-01-12 1974-09-06

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