JPH0230447B2 - Nijigenbijakugazokeisokusochi - Google Patents

Nijigenbijakugazokeisokusochi

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JPH0230447B2
JPH0230447B2 JP11209582A JP11209582A JPH0230447B2 JP H0230447 B2 JPH0230447 B2 JP H0230447B2 JP 11209582 A JP11209582 A JP 11209582A JP 11209582 A JP11209582 A JP 11209582A JP H0230447 B2 JPH0230447 B2 JP H0230447B2
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Yutaka Tsucha
Eiji Inuzuka
Teruo Hiruma
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    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/161Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting
    • G01T1/164Scintigraphy
    • G01T1/1641Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions using one or several scintillating elements; Radio-isotope cameras
    • G01T1/1645Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions using one or several scintillating elements; Radio-isotope cameras using electron optical imaging means, e.g. image intensifier tubes, coordinate photomultiplier tubes, image converter

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、画像構成の基礎となる単一光子の入
力が二次元分解単位で、時間分解可能な程度以下
の二次元微弱画像を計測するための二次元微弱画
像計測装置に関する。
従来、微弱な光学像を検出する装置として、超
高感度の撮影像を用いたテレビジヨン撮像装置が
知られている。
前記装置の撮像管として光電面と、前記光電面
に対向して設けたシリコン半導体ターゲツト、前
記シリコン半導体ターゲツトを電子ビームで走査
する電子銃をもつシリコン増倍型ビジコン、さら
に前記光電面の前に像増強管を配置したシリコン
増倍型ビジコンが用いられている。
前述のテレビジヨン撮像装置の撮像できる下の
限界照度は、数ミリルクス〜数分の1ミリルクス
である。この照度を光電面に入射する光子の数で
表せば109〜108個/(cm2秒)に相当する。この種
の装置において光学像を入射した状態で読み取り
動作を中断すると入射光像に対応する信号をター
ゲツトに蓄積できるので、感度を増すことができ
る。しかし光電面およびターゲツトにおいて発生
する熱電子が蓄積されるとか、ターゲツトに蓄積
した電荷がリークする等の不都合もある。その結
果、感度を向上させても、コントラストが悪くな
り画質を損なうという問題が残される。また前記
ターゲツトを使用する撮像管、本質的にダイナミ
ツクレンジが小さく、ダイナミツクレンジが比較
的大きいものでも、103を越えるものでない。
本件発明者は、前述した装置では撮像できない
より低い照度の画像を満足できるコントラストを
保つて計測するために、光子の入射場所を光電面
から発生する単一光電子単位で、その光電子の発
生位置を特定し、各発生位置からの光電子の発生
頻度を計数することにより微弱な二次元像を計測
することができることに着目した。前記着想を後
述する光電面、マイクロチヤンネルプレートおよ
び半導体位置検出装置を有するイメージ管を用い
て実現しようとするとき、解決されなければなら
ない基本的な問題が二つあつた。
その第1の問題はマイクロチヤンネルプレート
により増倍され、半導体位置検出器により位置が
特定された単一光子に原因する信号と、マイクロ
チヤンネルプレート、半導体位置検出器等自身に
原因する熱雑音等とを区別することである。
その第2の問題は、前記イメージ管の光電面の
全面から発生する単一光電子の発生間隔の平均値
が十分に時間分解可能であつても、一部時間分解
不能になることが起りえることである。
半導体位置検出装置は、2個以上の単一光電子
に原因する入力が分解不能な一定時間内にあると
きは、それぞれの入射位置のいづれでもない平均
的な位置の情報を出力する。したがつて単一光電
子の発生間隔が半導体位置検出装置で時間分解不
能なときは、半導体位置検出装置は入力信号が光
電子に原因するものであるが結果として画像には
無関係な雑音を出力することになる。第2の問題
を信号固有の雑音の問題と言うことにする。
この信号固有の雑音の問題は、前記第1の装置
固有の雑音の問題より基本的ではなく、時間分解
下能になる確率が極めて低い、ある場合において
は容認できる問題である。
本件発明者等は、前記装置固有の雑音の問題を
次のようにして解決した。
マイクロチヤンネルプレートが、単一光子によ
る光電子を前記装置固有の雑音のレベルより大き
く十分に区別できるように増幅するように、マイ
クロチヤンネルプレートの増倍率を選定し、その
増倍率の変動が極めて小さくなるようにした。そ
して単一光子に原因する信号と前記装置固有の雑
音の間にあるしきい値を有するパルス波高選別器
で分離する。
前記信号固有の雑音の問題も次のようにして解
決される。2個の以上の光電子に原因するマイク
ロチヤンネルプレートの出力が半導体位置検出装
置に同時または時間分解不能な間隔で入射したと
きは、半導体位置検出装置の出力は、単一光電子
の場合のそれよりも大きくなる。したがつて、単
一光子に原因する信号と信号固有の雑音の間にあ
るしきい値を有するパルス波高選別器で分離でき
る。
本発明の主たる目的は、単一光電子の入力が二
次元分解単位内で時間分解可能な程度に微弱であ
る二次元像、例えば前述したテレビジヨン撮像装
置の撮像できる下の限界照度の1/103〜1/108の照
度の二次元微弱画像、を良好なコントラストを保
つて計測することができる二次元微弱画像計測装
置を提供することにある。
本発明の他の目的は前記装置固有の雑音の問題
と信号固有の雑音の問題を解決した二次元微弱画
像計測装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は前記二次元微弱画像
計測の結果のデータまたは、前記計測の過程の計
測画像をリアルタイムで出力することができる出
力装置を備える二次元微弱画像計測装置を提供す
ることにある。
前記主たる目的を達成するために、本発明によ
る二次元微弱画像計測装置は、被測定像からの入
射光により発生する光電子が時間分解可能な程度
に微弱である二次元像を計測するための二次元微
弱画像計測装置であつて、光電面、前記光電面か
らの光電子を単一光電子毎に略一定の電子数に増
倍可能なマイクロチヤンネルプレート、前記マイ
クロチヤンネルプレートの出射面に対向して設け
た二次元半導体位置検出器からなるイメージ管
と、前記二次元半導体位置検出器の位置信号出力
電極からの出力信号を演算して電子が前記二次元
半導体位置検出器へ入射した位置信号を出力する
入射位置演算回路と、前記二次元半導体位置検出
器の位置信号出力電極からの出力信号を加算して
前記二次元半導体位置検出器への電子の入射量を
出力する入射量演算回路と、前記入射量演算回路
の出力からその出力が単一光子レベルに対応する
か否かを判別して判別出力を発生する半別回路
と、前記半別回路により単一光子レベルに対応す
ると判別されたとき、前記入射位置演算回路の出
力信号によつて指定されたアドレスのカウンタに
単位信号を加算する2次元カウンタとから構成さ
れている。
前記構成によれば、超微弱光の像を高いダイナ
ミツクレンジで検出できる。
また前述した従来の映撮像管で撮像できる程度
の強度の像を一旦減衰させた後に計測再構成すれ
ば、従来装置で撮像した像よりは、大きなダイナ
ミツクレンジを有する良質な像として検出再構成
することもできる。
以下図面等を参照して本発明をさらに詳しく説
明する。
第1図は本発明による二次元微弱画像計測装置
の実施例を示すブロツク図である。
被写体1の像は光学系2により、イメージ管3
の光電面上に形成される。
この被写体1によりイメージ管3の光電面上形
成される像の照度は、イメージ管の光電面から毎
秒104個以下の光電子を発生する程度の低い照度
である。量子効率と光電面の面積を考慮すると前
述した従来の撮像装置で撮像できる下の限界照度
の1/103〜1/108である。
なお被写体がより高輝度であれば透過率の低い
濃度フイルタによつて前記の照度程度になるよう
に入射光子数を少なくする必要がある。
本発明による装置で用いる前記イメージ管3の
構成を第2図を参照して説明する。
光電面31は光電面に形成された被写体像、正
確には光電面に入射した光子の像に対応して電子
を放出する光電子源を形成している。
この実施例ではアルカリ金属とアンチモンから
なる光電面を使用している。光電面31は気密容
器3の一部を構成する入射窓30の内壁面に形成
されている。光電面31より放出された光電子像
は、集束電極32でマイクロチヤンネルプレート
33の入射面に結像される。マイクロチヤンネル
プレート33は入射面から出射面につながる多数
の貫通孔(チヤンネル)を有し、前記貫通孔の内
壁には2次電子放出面が形成されている。マイク
ロチヤンネルプレート33の入射面に入射した電
子はその入射した位置の情報を保つたまま増倍さ
れてマイクロチヤンネルプレート33の出射面よ
り放出される。マイクロチヤンネルプレート33
のチヤンネルは一つの入射光電子を増倍する増倍
率をなるべく一定値に近付けるために、チヤンネ
ルを湾曲させ、チヤンネルの口径に対して100倍
以上のチヤンネル長を与えてある。
そしてチヤンネルの内面に形成されるダイノー
ド壁の抵抗を高くしてある。
この構成により単一光電子の増倍率は略一定値
となり、総ての単一光電子に原因するマイクロチ
ヤンネルプレート33からのそれぞれと、熱に起
因してチヤンネルの内面から発生する雑音と区別
可能となる。
半導体位置検出器34はその入射面に電子が入
射したときにその入射位置に対応する電流信号を
出力する二次元位置検出器である。
集束電極32と光電面31の間に電源E1が光
電面31とマイクロチヤンネルプレート33の入
射面の間に電源E2が、マイクロチヤンネルプレ
ート33の入射面と出射面の間に電源E3がマイ
クロチヤンネルプレート33の出射面と半導体位
置検出器34の間に電源E4が接続されている。
半導体位置検出器34の構造と動作は入射位置
演算回路4(第1図)の構造と動作の説明と併せ
て後述する。
入射位置演算回路4は、イメージ管3の出力信
号を処理して、イメージ管3の光電面31に入射
した光の位置を、光電面の中心に対応する半導体
位置検出器34の中心点を原点とする直交座標で
表した位置信号(以下X、Yで表す)および半導
体位置検出器34へ入射した電子の量に関する信
号(以下Zで表す)を演算して出力する演算回路
である。
パルス波高選別器5は入射位置演算回路4の単
一光電子に原因するZ出力信号の中心と、マイク
ロチヤンネルプレート等の熱雑音による出力の間
に設定された第1のしきい値と、前述した信号固
有の雑音による出力との間に設定された第2のし
きい値を持つウインドコンパレータである。
もつとも、ある場合は前記第2のしきい値を省
略して第1のしきい値より大きい信号を総て取り
出すようにすることもできる。
第1アドレス信号発生器6はアナログデジタル
変換器から構成され、位置演算回路4のX、Y信
号から、2次元的に配列したカウンタ11の各カ
ウンタアドレスを指定する信号を出力する。
計数器7はクロツクパルス発生器10の出力パ
ルスを計数し、同期信号発生器17の垂直および
水平同期信号によつてリセツトされる。垂直同期
信号によつてリセツトされた計数値はY座標を、
水平同期信号によつてリセツトされた計数器はX
座標を表す。
第2アドレス信号発生器8は、計数器7の出力
信号を、2次元カウンタ11のアドレスを指定す
る信号に、変換する。第1選択ゲート回路20
は、第1アドレス信号発生器6の出力信号(書込
みアドレス信号)と外部からのアドレス信号(読
み出しアドレス信号)のいずれかを第2選択ゲー
ト回路9に通す。
第2選択ゲート回路9は、第1選択ゲート回路
20の出力信号と第2アドレス信号発生器8の出
力信号のいずれかを1/8カウンタ18の出力信号
で選択して2次元カウンタ11に通す。
2次元カウンタ11の2次元メモリ111は、
多数のカウンタを2次元の画素に対応させて形成
したものである。
2次元カウンタ11の詳細な構成を第6図を参
照して説明する。2次元カウンタ11には、2次
元メモリ111と2次元メモリ111のデータ出
力端に接続したバツフアメモリ112、このバツ
フアメモリ112の出力を外部からの指令によつ
て、インクリメンタ115あるいは、外部へ選択
的に信号を送出する第3選択ゲート回路114、
入力信号に1を加えて送出するインクリメンタ1
15、このインクリメンタ115と、2次元メモ
リ111のデータ入口端に接続された入力バツフ
アメモリ116、2次元メモリ111を読み出し
または書込みのいずれかが可能な状態にするリー
ド・ライト制御回路121が含まれている。
この2次元カウンタ11は、パルス波高選別器
5の出力信号がリード・ライト制御回路121の
第1入力端子へ入力したとき、第1アドレス信号
発生器の出力信号によつて指定されたアドレスの
カウンタの内容に1(単位信号)を加える。この
動作を計数と言うことにする。また、第2アドレ
ス信号発生器8によつて指定されたアドレスのカ
ウンタの内容を読み出し、後述するテレビモニタ
による読み出しに利用する。2次元カウンタ11
の内容は読み出しによつて計数値がリセツトされ
ない。
計数と読み出しの詳しい動作は後述する。
12,12′はバツフアメモリ、13は位取制
御器である。バツフアメモリ12の出力信号(こ
れは複数ビツトからなるパラレル信号である)の
桁を何桁シフトするかは、最高位検出器14の出
力による。最高位検出器14はバツフアメモリ1
2のバイナリ信号形式をとる出力信号のうち
“1”である最高位を検出する。そして、バツフ
アメモリ12の出力信号のうち“1”である最高
位が既に検出した位より高くなければ、最高位検
出器14の出力は保持される。位取制御器13は
最高位検出器14の出力信号によつて示される位
が位取制御器13の出力の最上位となるよう桁シ
フトしてデータを出力する。15はデイジタルア
ナログ変換器である。19は同期混合器でありデ
イジタルアナログ変換器15の出力を標準テレビ
ジヨン映像信号に合成する。16はテレビジヨン
モニタである。映像信号をブラウン管に表示す
る。この動作をテレビジヨン読出しと呼ぶことに
する。このように最高位から一定の位だけをテレ
ビモニタに表示するのは、テレビモニタの少ない
ダイナミツクレンジによる画像の見にくさを除去
するのである。
第3図に半導体位置検出器34と前記半導体位
置検出器34の出力信号を演算する入射位置演算
回路4のブロツク構成図を示す。半導体位置検出
器34はシリコン半導体の面に平行なp−n接合
面と、矩形の四辺に相当する部分に分離した4つ
の電極35,36,37,38が形成されてい
る。ここで電極35と36が対向し、電極37と
38とが対向しているものとする。4つの電極3
5,36,37,38に囲まれる面上と任意の点
39と前記各電極の間の電気抵抗はその間の距離
に比例する。従つて、前記点39に電子が入射す
ると、各電極から点39との距離に反比例する電
流が送出される。なおこのとき、入射した電子の
エネルギに対応してシリコン半導体で電子増倍が
生じる。41,42,43,44はパルス増幅器
である。45,46,47,48は積分器であ
る。タイミング信号発生器56はパルス増幅器4
3および44の出力を加算してこれをトリガ信号
とし、タイミング信号を発生する。このタイミン
グ信号によつて積分器45,46,47,48の
積分を開始するタイミングおよびその積分時間を
限定する。この積分時間は例えば6マイクロ秒で
ある。この時間は、半導体位置検出器34の出力
信号の時定数の大きさに対応して決められる。ま
たこの時間は、後述する2次元カウンタの動作の
サイクルより十分長い。
なお第3図に示す回路でタイミング発生に遅延
時間があるときには積分開始時刻が入力信号に対
して遅れることになり、積分精度が劣化する虞れ
がある。そのようなときは、前記パルス増幅器4
1,42,43,44と、それぞれに対応する積
分器45,46,47,48の間に遅延回路を挿
入する必要がある。
第3図において、電極35から送出される電流
をパルス増幅器41で増幅し、積分器45で積分
して得られた信号電流をI35、電極36から送出
された電流ををパルス増幅器42で増幅し、積分
器46で積分して得られた信号電流をI36、電極
37から送出される電流をパルス増幅器43で増
幅し、積分器47で積分して得られた信号電流を
I37、電極38から送出されるパルス増幅器44
で増幅し、積分器48で積分して得られた信号電
流をI38とする。
加算器50は前記積分器45,46の出力I35
とI36を加算して(I35+I36)を出力する。
加算器52は前記積分器47,48の出力I37
とI38を加算して(I37+I38)を出力する。
加算器55前記加算器50,52の出力を加算
して(I35+I36+I37+I38)を出力する。
同様にして減算器49は(I35−I36)、減算器
51は(I37−I38)を出力する。
53と54は割算器であつて、割算器53の出
力信号Xは次式で与えられる。
X=(I35−I36)/(I35+I36) ……(1) 割算器54の出力信号Yは次の式で与えられ
る。
Y=(I37−I38)/(I37+I38) ……(2) 加算器55の出力信号Zは前述のとおり次式で
与えられる。
Z=(I35+I36+I37+I38) ……(3) 4つの電極35,36,37,38に囲まれた
正方形の中心を原点とし、原点から各電極の距離
を1とし、電極36から35への方向をX方向電
極38から37への方向をY方向と定義すること
により(1)、(2)、(3)式はそれぞれ次の意味を持つこ
とになる。
(1)式 電子の入射点39のX座標(X) (2)式 電子の入射点39のY座標(Y) (3)式 電子の入射量(Z) 次に前記実施例装置の動作を詳部の構成ととも
に説明する。
操作の開始にあたつて、第1選択ゲート回路2
0は第1アドレス信号発生器6と第2選択ゲート
回路9の間を接続し、第3選択ゲート回路114
は出力バツフア112とインクリメンタ115の
間を接続する。
被写体1よりイメージ管3に光子が入射すると
一定の確率、例えば20%で光電面31から光電子
が放出してマイクロチヤンネルプレート33に入
射する。このとき光電面31上の光電子位置はマ
イクロチヤンネルプレート33の入射面上の位置
として保たれる。マイクロチヤンネルプレート3
3によつて入射電子は増倍されて出射面に達す
る。出射面から放出した増倍電子は、半導体位置
検出器34に入射する。この間も光電面31上の
光の入射点の位置が保たれている。
ここで第4図を参照して、Z信号と波高選別器
5のしきい値の関係を説明する。
第4図は、Z信号パルス高を横軸にとり、各出
力値の頻度を縦軸にして示したヒストグラムであ
る。Z信号パルスは光電面で単一光電子が発生す
るごとに現れ、すべての単一光電子について同一
のパルス高に出力のみが現れるはずであるが、現
実には第4図Dに示すように2つのピークp、q
を持つ分布となつて現れる。この曲線Dは、熱雑
音に原因する出力回数分布B、単一光電子に原因
する出力分布A、分離不能な程度に光電子の発生
が連続したときの出力分布Cの和として与えられ
たものと推定できる。
そこで、本発明では波高選別器5のしきい値を
図のLおよびHの2点に設定し、その間のZ出力
のみを測定するようにしてある。
入射位置演算回路4からのX位置信号とY位置
信号は、第1アドレス信号発生器6によつて2次
元カウンタ11のアドレス信号に変換され、選択
ゲート回路9を介して2次元カウンタ11のアド
レスを指定する。入射位置演算回路4の出力の最
大繰返し周期は2次元カウンタ11の動作のサイ
クルより長いので2次元カウンタ11は入射位置
演算回路4の出力が発生したとき、入力すればよ
い。2次元カウンタ11は512×512=262144個の
カウンタ、言い換れば2次元メモリ111は
2621144個の記憶場所を有するものとする。入射
位置演算回路4のZ信号は波高選別器5に入力す
る。波高選別器5は、Z信号が任意に設定した下
限および上限の間にあるとき、トリガ信号パルス
を送出し、2次元カウンタ11は上記パルスを受
けたとき指定されたアドレスのカウンタの内容に
1をくわえる。このようにして2次元カウンタ1
1には、熱雑音および2光電子に対応するパルス
を除外して、1光電子に対応する信号のみを加え
ることができる。
クロツクパルスの周波数は1クロツクパルスが
2次元カウンタ11の各アドレスに対応するよう
にさらにテレビジヨン走査の帰線期間を考慮して
選ばれている。前述のようにX方向のアドレスは
クロツクパルスの周波数を計数器7が水平周期信
号によつてリセツトした後に計数した値によつて
特定できる。
Y方向のアドレスはクロツクパルスを計数しな
くても、垂直同期信号によつてリセツトした後、
水平同期信号の数を計数すれば足りる。入射位置
演算回路4の出力は画面の中心を原点とするもの
であつたのに対し、計数器7から出力される計数
値は画面の左上端を原点とする上に読み取りの順
序は飛越走査方式に適合させるために適当な補正
を加えなければならない。第2アドレス信号発生
器8は計数器7から出力される計数値を補正して
2次元カウンタ11のアドレス信号に変換する。
前記補正は例えばX方向の計数値について512/2
=256だけ減ずることであり、Y方向については
1水平走査の計数を2倍すると共に第1フールド
では245を減じ第2フールドでは244を減じる。
第2選択ゲート回路9はクロツクパルス発生器
10の出力を1/8カウンタ18で分周したパルス
で制御される。第5図に1/8カウンタ18から送
出される波形を示す。これは2次元メモリ111
の基本タイミング(基本サイクル)を制御するも
ので、第5図に示すように前半と後半に別けられ
ている。1周期の前半の2分の1が“1”(高い
状態)で後半の2分の1が“0”(低い状態)で
ある。このパルスによつて第2選択ゲート回路9
は、1サイクルの前半で第1アドレス信号発生器
の出力したアドレス信号または外部アドレス信号
を通して計数または内容の外部への読み出しに利
用し、後半で第2アドレス信号発生器の出力した
アドレス信号を通して2次元カウンタの内容をテ
レビ方式で読み出すのに利用する。
1/8カウンタ18から第2選択回路9へ出力し
たパルスは、2次元カウンタ11にも出力され、
波高選別器5が、リード・ライト制御回路121
の第1入力端122へトリガ信号パルスを送出し
たときのみ第5図T1に示す基本サイクルの前半
で指定された2次元メモリ111のアドレス記憶
内容を読み出し、インクリメンタ115で1を加
え、第5図T2に示す次の基本サイクルの前半で、
2次元メモリ111の同じアドレスへ書み込む。
この動作によつて前述の計数が行なわれる。第5
図T3,T4に示す各基本サイクルの後半では指定
されたアドレスから連続した8個のアドレスの記
憶内容を非破壊で読み取る。この動作によつて読
み出された記憶内容は前述のテレビジヨン読み出
しに使用される。
8個のカウンタの信号を一度に読み出す理由は
次のとおりである。もし、1サイクルに1のカウ
ンタの信号を読み出すとすれば水平および垂直の
帰線期間を考慮して9.7MHzの読み出し周期とな
る。さらに1サイクルの後半2分の1の期間で読
み出されなければならないから、1回の読み出し
に与えられる時間は52ナノ秒である。これは現在
利用できる装置では不可能か、あるいは限界に近
い時間である。8個のカウンタを一度に読み出せ
ば1回の読み出しに与えられる時間は416ナノ秒
となり、十分余裕がある。この読み取り動作はテ
レビジヨン同期信号発生器17の送出する水平お
よび垂直同期信号に従つている。このような動作
は並列一直列変換といわれる。また前述したよう
に2次元カウンタ11は512×512のカウンタをも
つ、従つて512のカウンタを一水平走査線に対応
させれば8個を一度に読み取つても64回の読み出
しで一水平走鎖線を処理できる。他方テレビジヨ
ンの走査線は525本であるが、その6.5%は垂直帰
線期間に対応するので488本のみ表示する。
2次元カウンタ11から読み出された8個のカ
ウンタの出力信号は一旦第1バツフアメモリ12
8に蓄えられ、1つのカウンタごとの出力信号を
順次読み出す。第1バツフアメモリ128からの
読み出しは次の1サイクルすなわち816ナノ秒が
割り当てられる。第1バツフアメモリ128から
読み出しが行なわれているサイクルの後半は2次
元カウンタ11から第2バツフアメモリ129に
読み出しが行なわれる。従つて2次元カウンタ1
1の出力端と第1バツフアメモリ128および第
2バツフアメモリ129の入力端の間に1サイク
ルごとに切り換えられる選択ゲートが必要である
が自明のことなので、第1図および本明細書での
説明は省略する。第1バツフアメモリ128また
は第2バツフアメモリ129から出力された信号
は位取制御器13へ入力すると共に最高位検出器
14へも入力する。最高位検出器14はバツフア
の出力信号のうち“1”である最高位が何桁目で
あるかを検出する。
最高位検出器14は全ての入力について最高位
を検知するがそれまでの入力より大きな信号が入
力しない限り、出力信号は保持される。
位取制御器13は最高位検出器14の出力に応
じて入力信号をシフトする。すなわち最高位検出
器14の出力を示す入力信号の桁が出力信号にお
いて常に同一の桁になるようにシフトする。
位取制御器13の出力はデイジタルアナログ変
換器15によつてアナログ信号に変換された後に
同期混合器によつてテレビジヨン同期信号発生器
17の送出した水平および垂直同期信号を混合し
て、テレビジヨンモニタ16に映像信号として入
力する。
ここで、観測者は、テレビジヨンモニタ16に
表示された像が十分な光子数によつて良好なもの
となつたことを認めたとき、マニアル操作による
外部アドレス選択信号によつて第1選択ゲート回
路20を作動させる第1選択ゲート回路20は、
外部アドレス発生器(図示していない)と第2選
択ゲート回路9の間のゲートを開く。同時に2次
元カウンタ11では外部アドレス選択信号が第3
選択ゲート回路114およびリード・ライト制御
回路121の第2入力端子123へ入力する。こ
のとき第5図T1T2で示す基本サイクルの前半は
常に読み出しモードとなる。出力バツフア112
と外部表示装置(図示していない)の間のゲート
が開き、出力バツフア112とインクリメンタ1
15の間のゲートが閉じる。またメモリ111は
前記基本サイクルの前半部で読み出しモードとな
る。
同時に第1選択ゲート回路20へ前記外部アド
レス発生器から任意のアドレス信号を送る。
このような操作によつて2次元カウンタ11か
ら、第3選択ゲート回路114を通じて、2次元
カウンタ11の2次元メモリ111に記憶された
画像信号をデジタル信号のまま外部表示装置およ
び外部記憶装置に読み出すことができる。
このとき2次元メモリ111の内容は読み出し
によつて変ることはない。
外部表示装置の例はプリンターであり、外部記
憶装置の例のマグネチツクテープである。
この読み出しのアドレスは前述のテレビジヨン
表示のための読み出しと同じ順序で良い。あるい
は画像の特定な部分のみでもよい。
読み出しの速度は例えば、9.7MHzのクロツク
パルスの2周期を使用する。各読み出しごとに1
つのカウンタのみが読み出される。これらは前述
した本実施例の構成と動作から十分理解できる。
本発明は、以上のように構成され、動作するも
のであるから、以下のような効果がある。
単一の光電子を一定値に近い電子数に増倍する
マイクロチヤンネルプレートと2次元半導体位置
検出器を有するイメージ管と検出パルスの波高に
下限を設けることによつて、1光電子の発生によ
り、光電面への光子の入射位置を検出し、熱雑音
による雑音成分を除去して2次形画像を計測する
ことができる。
さらに2次元カウンタによつてこれをアドレス
的に計数するので、極めて微弱な光学像を大きな
ダイナミツクレンジで観測できる。この実施例で
は2次元カウンタの各アドレスを16ビツトにする
ことにより、6×104のダイナミツクレンジを得
ている。
さらにZ信号のパルスの検出において、波高に
上限を設けることによつて誤つた位置を示すこと
となる。同時に入射した2光電子による出力(信
号固有の雑音)を除去し、一層正確な光学像の検
出を可能にする。
2次元カウンタの出力をテレビジヨン表示する
ことによつて形成されつつある像をリアルタイム
で観察し、最適な時期における画像情報の読み出
しのタイミングを知ることができる。
以上詳細に説明した実施例につき本発明の範囲
内で種々の変形を施すことができる。
可視光による微弱画像のみならず、赤外線、紫
外線、X像、ガンマ線による不可視光微弱画像の
計測にも利用できる。したがつて、本発明におい
て光電面は電磁放射線のエネルギーを電子に変換
すると言うもつとも広い意味に解釈されるべきで
ある。これらの計測には前記実施例装置の入射窓
や、光電面の性質をそれぞれの電磁放射線に適す
るものに変えることにより容易実施される。
赤外線による微弱画像の計測には、砒化ガリウ
ムの光電面が適している。
紫外線による微弱画像の計測には、沃化ガリウ
ムの光電面、入射窓としては弗化リチウムの薄板
が適している。
X線、ガンマ線による不可視光微弱画像の計測
には光電面として金の薄板、入射窓としてはベリ
リウムや、アルミニウムの薄板が適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による二次元微弱画像計測装置
の実施例を示すブロツク図、第2図はイメージ管
の構造を示す概略図、第3図は半導体位置検出器
と位置演算回路を詳細に示したブロツク図、第4
図は入射位置演算回路のZ出力の分布を示すヒス
トグラム、第5図はクロツクパルス発生器から、
1/8カウンタへ送出されるパルスを示す波形図、
第6図は、2次元カウンタの詳細な構成を示すブ
ロツク図である。 1……被写体、2……光学系、3……イメージ
管、31……光電面、32……集束電極、33…
…マイクロチヤンネルプレート、34……半導体
位置検出器、4……入射位置演算回路、41,4
2,43,44……パルス増倍器、45,46,
47,48……積分器、49,51……減算器、
50,52,55……加算器、53,54……除
算器、5……パルス波高選別器、56……タイミ
ング信号発生器、6……第1アドレス信号発生
器、7……計数器、8……第2アドレス信号発生
器、9……第2選択ゲート回路、10……クロツ
クパルス発生器、11……2次元カウンタ、11
1……2次元メモリ、112……バツフアメモ
リ、114……選択ゲート回路、115……イン
クリメンタ、116……バツフアメモリ、12
8,129……バツフアメモリ、13……位取制
御装置、14……最高位検出器、15……デジタ
ルアナログ変換器、16……テレビジヨンモニ
タ、17……同期信号発生器、18……1/8カウ
ンタ、19……同期混合器、20……第1選択ゲ
ート回路、21……ゲート回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定像からの入射光を光電面に受けて、光
    電面が発生する光電子が時間分解可能な程度に微
    弱である二次元像を計測するための二次元微弱画
    像計測装置であつて、光電面、前記光電面からの
    光電子を単一光電子毎に略一定の電子数に増倍可
    能なマイクロチヤンネルプレート、前記マイクロ
    チヤンネルプレートの出射面に対向して設けた二
    次元半導体位置検出器からなるイメージ管と、前
    記二次元半導体位置検出器の位置信号出力電極か
    らの出力信号を演算して電子が前記二次元半導体
    位置検出器へ入射した位置信号を出力する入射位
    置演算回路と、前記二次元半導体位置検出器の位
    置信号出力電極からの出力信号を加算して前記二
    次元半導体位置検出器への電子の入射量を出力す
    る入射量演算回路と、前記入射量演算回路の出力
    からその出力が単一光電子レベルに対応するか否
    かを判別して判別出力を発生するパルス波高選別
    器と、前記パルス波高選別器により単一光電子レ
    ベルに対応すると判別されたとき、前記入射位置
    演算回路の出力信号によつて指定されたアドレス
    のカウンタに単位信号を加算する2次元カウンタ
    とから構成した二次元微弱画像計測装置。 2 前記波高選別器は低レベルの熱雑音出力を単
    一光電子に原因する出力から分離するための第1
    のしきい値を持つ特許請求の範囲第1項記載の二
    次元微弱画像計測装置。 3 前記波高選別器は2以上の光電子の同時的発
    生に原因する信号固有の雑音を単一光電子に原因
    する出力から分離するための第2のしきい値をさ
    らに備える特許請求の範囲第2項記載の二次元微
    弱画像計測装置。 4 被測定像からの入射光を光電面に受けて、光
    電面が発生する光電子が時間分解可能な程度に微
    弱である二次元像を計測するための二次元微弱画
    像計測装置であつて、光電面、前記光電面からの
    光電子を単一光電子毎に略一定の電子数に増倍可
    能なマイクロチヤンネルプレート、前記マイクロ
    チヤンネルプレートの出射面に対向して設けた二
    次元半導体位置検出器からなるイメージ管と、前
    記二次元半導体位置検出器の位置信号出力電極か
    らの出力信号を演算して電子が前記二次元半導体
    位置検出器へ入射した位置信号を出力する入射位
    置演算回路と、前記二次元半導体位置検出器の位
    置信号出力電極からの出力信号を加算して前記二
    次元半導体位置検出器への電子の入射量を出力す
    る入射量演算回路と、前記入射量演算回路の出力
    からその出力が単一光電子レベルに対応するか否
    かを判別して判別出力を発生するパルス波高選別
    器と、前記パルス波高選別器により単一光電子レ
    ベルに対応すると判別されたとき、前記入射位置
    演算回路の出力信号によつて指定されたアドレス
    のカウンタに単位信号を加算する2次元カウンタ
    と、前記2次元カウンタの内容を出力する出力装
    置とから構成した出力装置を備える二次元微弱画
    像計測装置。 5 前記波高選別器は低レベルの熱雑音出力を単
    一光電子に原因する出力から分離するための第1
    のしきい値を持つ特許請求の範囲第4項記載の二
    次元微弱画像計測装置。 6 前記波高選別器は2以上の光電子の同時的発
    生に原因する信号固有の雑音を単一光電子に原因
    する出力から分離するための第2のしきい値をさ
    らに備える特許請求の範囲第5項記載の二次元微
    弱画像計測装置。 7 前記出力装置はテレビジヨンモニタ装置であ
    つて計測中の前記2次元カウンタの内容をリアル
    タイムに表示するように構成した特許請求の範囲
    第4項記載の二次元微弱画像計測装置。 8 前記出力装置は前記2次元カウンタの内容を
    数値データとして出力するプリンタ装置をさらに
    備える特許請求の範囲第7項記載の二次元微弱画
    像計測装置。 9 前記出力装置は前記2次元カウンタの内容を
    外部に記憶するマグネチツクテープ装置である特
    許請求の範囲第7項記載の二次元微弱画像計測装
    置。
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GB08317614A GB2126043B (en) 1982-06-29 1983-06-29 Photon or particle imaging device using a micro-channel-plate electron multiplier

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