JPH0233248Y2 - - Google Patents

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JPH0233248Y2
JPH0233248Y2 JP13806580U JP13806580U JPH0233248Y2 JP H0233248 Y2 JPH0233248 Y2 JP H0233248Y2 JP 13806580 U JP13806580 U JP 13806580U JP 13806580 U JP13806580 U JP 13806580U JP H0233248 Y2 JPH0233248 Y2 JP H0233248Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、静電複写機、更は詳しくは、感光体
上に複写すべき原稿の像に対応する静電潜像を形
成し、次いで感光体上の静電潜像を顕像に現像
し、しかる後に感光体上の顕像を複写紙に転写す
る所謂顕像転写方式の静電複写機に関する。
所謂顕像転写方式の静電複写機においては、当
業者には周知の如く、ハウジング内に装備された
回転ドラム又は無端ベルト状部材の表面に配設さ
れ、回転ドラム又は無端ベルト状部材の移動に応
じて所定の無端状移動径路(即ち、回転ドラム又
は無端ベルト状部材の表面によつて規定される円
形又はその他の適宜の形状の無端状移動径路)を
通して移動される感光体が備えられている。そし
て、この感光体の移動径路に沿つて、感光体の移
動方向に見て順次に、静電潜像形成域、現像域及
び転写域が位置している。静電潜像形成域におい
ては、一般に、帯電用コロナ放電器によつて感光
体上にコロナ放電が施されると共に、ハウジング
の上面に配置された原稿載置機構に保持された複
写すべき原稿の像が光学系の作用によつて感光体
上に投射され、かくして複写すべき原稿の像に対
応した静電潜像が形成される。現像域において
は、現像装置の作用によつて感光体上の静電潜像
にその電荷に応じてトナー粒子が付着され、かく
して静電潜像が顕像(トナー像)に現像される。
また、転写域においては、感光体上の顕像が転写
域を通して搬送される複写紙上に転写され、かく
して原稿の像に対応した顕像が複写紙上に生成さ
れる。
而して、ハウジング内に装備された回転ドラム
又は無端ベルト状部材の表面に配設される感光体
は、当業者には周知の如く、必ずしも充分精密に
作成することができず、各々の製品にはその感度
(即ち、感光特性)に幾分かの誤差乃至斑が存在
する。そして、感光体の感度におけるかような誤
差乃至斑は、生成される静電潜像及びこれを現像
することによつて得られる顕像に悪影響を与え
る。そこで、従来の静電複写機においても、光学
系の作用によつて、感光体上に投射される原稿の
像の光路中に調整自在な光路幅設定機構を配設
し、この光路幅設定機構によつて設定される光路
幅を、感光体の感度における誤差乃至斑に応じて
適宜に調整することによつて、感光体上に投射さ
れる原稿の像の光量を適宜に調整し、かくして感
光体の感度における誤差乃至斑を補償していた
(念のために付言すれば、感光体の感度における
誤差乃至斑に応じて遂行される光路幅設定機構に
よる光路幅の調整は、複写すべき原稿の濃淡に応
じて遂行される使用者による光量調整とは別個の
ものであり、複写すべき原稿の濃淡に応じて遂行
される使用者による光量調整は、一般に光学系の
原稿照射ランプに供給される電圧の強度を変化せ
しめて原稿照射ランプ自体の光度を調整すること
によつて行なわれる)。
しかしながら、従来の静電複写機においては、
上記光路幅設定機構はハウジング内に固定された
仕切板等に設けられており、それ故に、静電複写
機の初期調整時或いは修理点検時に上記光路幅設
定機構によつて設定される光路幅を調整するため
には、ハウジング内に手を挿入して上記光路幅設
定機構を操作しなければならず、光路幅の調整操
作が比較的困難であつた。
本考案は上記事実に鑑みてなされたものであ
り、その主目的は、光路幅設定機構によつて設定
される光路幅の調整を、従来の静電複写機に比べ
て著しく簡単且つ容易に遂行することができるよ
うに改良された新規且つ優れた静電複写機を提供
することである。
本考案者等は、鋭意検討を重ねた結果、所謂顕
像転写方式の静電複写機においては、現像域にお
いて感光体上の静電潜像を現像するための現像装
置がハウジング内の静電潜像形成域に近接した位
置に着脱自在に装着されていることに着目し、感
光体上に投射される原稿の像が通る光路幅を調整
自在に設定するための光路幅設定機構を上記現像
装置の枠体に設ければ、現像装置をハウジング内
の所定の位置から離脱せしめてハウジング外に取
出せば光路幅設定機構もハウジング外に取出さ
れ、従つてハウジング外で光路幅設定機構を操作
することによつて著しく簡単且つ容易に光路幅の
調整操作を遂行し得るようになすことができるこ
とを見出した。
即ち、本考案によれば、ハウジングと、該ハウ
ジング内に規定された無端状移動径路を通して移
動自在に配設された感光体と、該ハウジングの上
面に配設された原稿載置機構と、該原稿載置機構
に保持された複写すべき原稿の像を該感光体の移
動径路に沿つて位置する静電潜像形成域にて該感
光体に投射するための、該ハウジング内に配設さ
れた光学系と、該感光体の移動方向に見て該静電
潜像形成域の下流側で該感光体の移動径路に沿つ
て位置する現像域にて該感光体上の静電潜像を現
像するための、該ハウジング内に着脱自在に装着
された現像装置と、該感光体の移動方向に見て該
現像装置の下流側で該感光体の該移動径路に沿つ
て位置する転写域を通る搬送径路を通して複写紙
を搬送するための複写紙搬送系とを具備する静電
複写機において、該光学系の作用によつて該静電
潜像形成域にて該感光体上に投射される原稿の像
が通る光路幅を調整自在に設定するための光路幅
設定機構が、該ハウジング内に着脱自在に装着さ
れた該現像装置の枠体に設けられていることを特
徴とする光路幅設定機構に関する改良が加えられ
た静電複写機が提供される。
以下、本考案に従つて改良された静電複写機の
一具体例を図示している添付図面を参照して、更
に詳細に説明する。
まず最初に、第1図を参照して図示の静電複写
機の全体の構成を概説すると、図示の静電複写機
は、全体を番号2で示す略直方体形状のハウジン
グを有する。このハウジング2の上面には、複写
すべき原稿を保持するための原稿載置機構4が原
稿走査方向(即ち第1図において左右方向)に移
動自在に装着されている。ハウジング2内には円
筒状の回転ドラム6が回転自在に装着され、そし
てこの回転ドラム6の周表面の少なくとも一部に
感光体が配設されている。従つて、感光体は、回
転ドラム6の回転によつて、回転ドラム6の周面
によつて規定された円形の無端状移動径路を通し
て移動せしめられる。回転ドラム6に代えて、当
業者には周知の無端ベルト状部材をハウジング2
内に装着し、かかる無端ベルト状部材の表面の少
なくとも一部に感光体を配設することもできる。
この場合、感光体は、無端ベルト状部材の移動に
よつて、無端ベルト状部材の表面によつて規定さ
れる無端移動径路を通して移動せしめられる。矢
印8で示す方向に回転せしめられる回転ドラム6
の周表面に沿つて順次に、静電潜像形成域10、
現像域12及び転写域14が配置されている。静
電潜像形成域10には、感光体の表面にコロナ放
電を施してこれを特定の極性に帯電せしめるため
の帯電用コロナ放電器16が配設されている。現
像域12には、感光体上の静電潜像にトナー粒子
を施してこれを現像する現像手段として機能する
と共に、図示の具体例においては転写域14で感
光体上の現画像が複写紙上に転写された後に感光
体上に残留するの残留トナー粒子を除去するため
のクリーニング手段としても機能する全体を番号
18で示す現像装置が配設されている。転写域1
4には、感光体上の現画像を複写紙上に転写する
際に、複写紙の裏面にコロナ放電を施す転写用コ
ロナ放電器20が配設されている。
ハウジング2の第1図において右端壁の大部分
を規定している外壁11は、その下端部を中心と
して矢印13で示す方向に開放され得るように構
成されており、そしてハウジング2内に配設され
ている上記現像装置18及び回転ドラム6は、開
閉自在な上記外壁11を開放することによつて生
成される開口部を通してハウジング2内の所定の
位置から離脱せしめることができるように、ハウ
ジング2内に着脱自在に装着されているのが好ま
しい。現像装置18及び回転ドラム6をかように
装着するには、本出願人の出願にかかる特願昭54
−40302号(発明の名称:静電複写装置、出願
日:昭和54年4月5日、特開昭55−133076、特公
昭58−43742)の明細書及び図面、或いは特願昭
55−49497号(発明の名称:静電複写機、出願
日:昭和55年4月15日、特開昭56−146155、特公
平1−6458)の明細書及び図面に開示されている
如く、ハウジング2内に第1図において紙面に垂
直な方向に所定の間隔を置いて一対の案内及び支
持部材15(第1図にはその一方のみを図示して
いる)を配設し、かかる一対の案内及び支持部材
15を利用して現像装置18及び回転ドラム6を
ハウジング2内の所要の位置に着脱自在に装着す
ればよい(一対の案内及び支持部材15を利用し
た現像装置18及び回転ドラム6の装着方式の詳
細については、上記特願昭54−40302号或いは特
願昭55−49497号の明細書及び図面に委ね、本明
細書においては省略する)。
ハウジング2内には、更に、矢印8で示す回転
ドラム6の回転方向に見て、上記転写域14より
も下流側で且つ上記静電潜像形成域10よりも上
流側に、転写域14にて感光体上の現画像が複写
紙上に転写された後に感光体上に残留する残留電
荷を除去乃至消失せしめるための除電用コロナ放
電器22及び除電用ランプ24が配設されてい
る。除電用コロナ放電器22は感光体に除電用の
コロナ放電を施し、除電用ランプ24は感光体を
全面露光する。
ハウジング2内の、回転ドラム6の上方には、
原稿載置機構4に保持された原稿の像を感光体上
に投射するための光学系26が配置されている。
この光学系26は、ハウジング2の上面に形成さ
れた露光開口28を通して原稿を照射する原稿照
射ランプ30、原稿からの反射光を感光体上に投
射するための第1の反射鏡32、インミラーレン
ズ34、第2の反射鏡36及び第3の反射鏡38
を有する。かかる光学系26は、第1図に破線矢
印で示すように、原稿載置機構4に保持された原
稿の像を、上記静電潜像形成域10中の回転ドラ
ム6の回転方向に見て上記帯電用コロナ放電器1
6の直ぐ下流の位置で感光体上に投射する。
図示の静電複写機には、更に、全体を番地40
で示す複写紙搬送系が設けられている。この複写
紙搬送系40は、ハウジング2の右端壁に形成さ
れている挿入開口を通して先端部がハウジング2
内のカセツト受部42に挿入される複写紙カセツ
ト44と、複写紙カセツト44の上面に形成され
ている開口を介して、複写紙カセツト44内に積
層状態で収容されている複数枚のシート状複写紙
の最上位のものに係合し、回転駆動されることに
よつて複写紙カセツト44からシート状複写紙を
一枚づつ送給する複写紙送給ローラ46とから構
成された複写紙送給機構48を備えている。更
に、複写紙搬送系40は、複写紙送給ローラ46
の作用によつて送り出されたシート状複写紙を上
記転写域14に搬送するための搬送ローラ対5
0、及び上記転写域14にて回転ドラム6上の感
光体の表面に密接された複写紙を感光体から分離
して上記転写域14から搬送せしめるための分離
ローラ52を含んでいる。上記転写域14から搬
出された複写紙は、上記転写域14にて感光体上
から複写紙上に転写された現画像を複写紙上に定
着せしめるための定着ローラ対54に通され、そ
して排出ローラ対56の作用によつてハウジング
2の左端壁に形成されている排出開口から受皿5
8に排出される。
上述した通りの静電複写機の全体の作用を概説
すると、回転ドラム6が矢印8で示す方向に回転
せしめられる間に、まず最初に、上記静電潜像形
成域10において、感光体の表面に静電潜像が形
成される。静電潜像の形成は、帯電用コロナ放電
器16によつて感光体上にコロナ放電を施して感
光体を特定の極性に帯電せしめ、次いで原稿載置
機構4に保持された原稿の像を光学系26によつ
て感光体上に投射することによつて遂行される。
この際には、原稿載置機構4はハウジング2上を
適宜に移動せしめられる。次に、現像域12にお
いて、現像装置18の作用によつて感光体上の静
電潜像にトナー粒子が施され、かくして感光体上
の静電潜像が現像される。一方、複写紙搬送系4
0は、回転ドラム6の回転と同期して複写紙を転
写域14に搬送し、転写域14において感光体上
の現画像が複写紙上に転写される。現画像が転写
された複写紙は、定着ローラ対54による定着作
用を受けた後に受皿58に排出される。他方、回
転ドラム6は、感光体上の現画像が複写紙上に転
写された後においても、更に少なくとも1回以上
の回転を継続し、この際には、除電用コロナ放電
器22及び除電用ランプ24の作用によつて感光
体上の残留電荷が除去乃至消失され、そしてまた
現像装置18がクリーニング手段として機能し、
感光体上の残留トナーを除去せしめる。
次に、第1図と共に第2図及び第3図を参照し
て、ハウジング2内に配設されている現像装置1
8の構成について概説すると、図示の現像装置1
8は上述した一対の案内及び支持部材15上に着
脱自在に装着される枠体60を備えている。そし
て、この枠体60の下部は、第2図から容易に理
解される通り、図示の具体例ではキヤリア粒子と
トナー粒子から成る所謂二成分系現像剤であると
ころの現像剤62を収容する現像容器64を構成
している。現像装置18の枠体60内には、現像
剤適用機構66並びに回転撹拌機構68a及び6
8bが配設されている。また、枠体60の上面に
形成された開口部には、全体を番号70で示すト
ナー粒子供給機構が装着されている。
現像剤適用機構66は、矢印72で示す方向に
回転駆動される円筒形状の回転スリーブ部材74
と、この回転スリーブ部材74内に配設されたロ
ール状静止永久磁石76とから構成されている。
かかる現像剤適用機構66は、静止永久磁石76
によつて生成される磁界の作用によつて、現像剤
汲み上げ域78において現像容器64内に存在す
る現像剤62の一部を回転スリーブ機構74の表
面に磁気的に保持し、そして回転スリーブ部材7
4の回転によつて、その表面に保持した現像剤6
2を上記現像域12(第1図)中の現像作業域8
0に運ぶ。現像作業域80においては、枠60の
前面(即ち回転ドラム6の表面に面する表面に形
成された開口82を通して、回転スリーブ部材7
4の表面に保持された現像剤62が、矢印8で示
す方向に回転せしめられる回転ドラム6上の感光
体に接触せしめられる。かくして、現像剤62中
のトナー粒子が感光体に施されて、感光体上に形
成されている静電潜像が顕像(トナー像)に現像
せしめられる(現像装置18が現像作用を遂行す
る時)。或いは、回転スリーブ部材74の表面に
保持された現像剤62の、感光体に対するブラツ
シング作用、及び静止永久磁石76によつて生成
される磁界による磁気吸引作用によつて、感光体
上に残留しているトナー粒子が感光体から除去さ
れ回転スリーブ部材74上に保持される(現像装
置18がクリーニング作用を遂行する時)。
上記現像剤汲み上げ域78と現像作業域80と
の間には、先端部が回転スリーブ部材74の表面
に対して所定の間隔を置いて位置し、回転スリー
ブ部材74の表面に保持され現像作業域80に運
ばれる現像剤62の量、換言すれば現像剤62の
層の厚さ、を適切な値にせしめるための穂長設定
部材83が配設されている。
回転スリーブ部材74の回転方向、即ち矢印7
2で示す方向に見て、上記現像作業域80よりも
下流には、回転スリーブ部材74の表面からそこ
に保持されている現像剤62が剥離せしめられる
剥離域84が存在する。上述した静止永久磁石7
6は、剥離域84に対応する部分においては着磁
されておらず、従つて剥離域84においては静止
永久磁石76によつて生成される磁界が著しく弱
いか又は存在しない。また、剥離域84には、先
端が回転スリーブ部材74の表面に接触乃至近接
する剥離部材86が設けられている。剥離域84
においては磁界が著しく弱いは又は存在しないこ
とに加えて、剥離部材86の先端が回転スリーブ
部材74の表面に保持されている現像剤62に作
用することによつて、回転スリーブ部材74の表
面に保持されている現像剤62は現像剤は剥離域
84にて回転スリーブ部材74の表面から剥離さ
れる。剥離された現像剤62は、剥離部材86に
沿つて流下し、回転撹拌機構68bに向つて落下
せしめられる。
回転撹拌機構68a及び68bは、第2図に矢
印88a及び88bで示す方向に回転せしめら
れ、剥離域84にて回転スリーブ部材74の表面
から剥離された現像剤62、及びトナー粒子供給
機構70から現像容器64に供給されるトナー粒
子を、現像容器64の底部に存在する現像剤62
に混入して撹拌し、かくして現像剤62中のキヤ
リア粒子とトナー粒子を均一に混合せしめると共
に、トナー粒子を摩擦帯電せしめる。
トナー粒子供給機構70は、上記枠体60の上
面部に形成された開口部に装着されたトナー粒子
収容器90を具備する。トナー粒子収容器90
は、前壁92、後壁94及び両側壁96(第3
図)によつて規定されており、その上部にはトナ
ー粒子補給開口98が形成され、その下部にはト
ナー粒子排出開口100が形成されている。第3
図から容易に理解されるように、前壁92の上端
部は後方に向けて折曲げられていて、この折曲げ
部分に上記トナー粒子補給開口98を閉じる蓋1
02が旋回自在に、従つて開閉自在に装着されて
いる。一方、上記トナー粒子排出開口100に
は、両側壁96(第3図)に回転自在に装着され
た供給ローラ104が位置付けられている。ロー
レツト加工を施す等によつて表面に複数個の溝又
は凹部が形成されている供給ローラ104は、ト
ナー粒子収容器90の片側壁96に装着された電
動モータの如き適宜の駆動手段(図示していな
い)によつて矢印106で示す方向に回転駆動さ
れる。供給ローラ104が矢印106で示す方向
に回転せしめられると、トナー粒子収容器90内
のトナー粒子108が矢印110で示す如くに排
出されて現像容器64に供給される。供給ローラ
104は、例えば複写工程の遂行の際に所要時間
だけ回転駆動され、従つて、トナー粒子供給機構
70は複写工程が遂行される毎に所要量のトナー
粒子108を現像容器64に供給する。トナー粒
子収容器90内には、矢印112で示す方向に回
転駆動される回転撹拌部材114と第2図におい
て紙面に垂直な方向に所定の範囲に渡つて往復動
せしめられる滑動板116が設けられている。ト
ナー粒子収容器90内にてトナー粒子が所謂ブリ
ツジ現像を起こすのを防止するための上記回転撹
拌部材114及び滑動板116は、上記供給ロー
ラ104を回転駆動するために用いられる電動モ
ータの如き適宜の駆動手段(図示していない)に
よつて所要の通りに運動せしめることができる。
現像装置18の枠体60内には、更に、現像容
器64内に存在する現像剤62の量を検出するた
めのスイツチ機構118が配設されているのが好
都合である。かかるスイツチ機構118は、現像
容器64内に充分な量の現像剤62が存在してい
る時にはトナー粒子供給禁止信号を生成するため
の現像剤検出手段と、上記トナー粒子供給禁止信
号が生成されている間は上記供給ローラ104が
回転を開始(従つて電動モータの如き駆動手段が
作動を開始)するのを阻止するトナー粒子供給阻
止手段を構成する電気的な制御回路(図示してい
ない)に電気的に接続される。スイツチ機構11
8自体の構成及びこれが接続される電気的な制御
回路の構成は、本出願人の出願にかかる特願昭55
−22699号(発明の名称:静電複写機における現
像装置、出願日:昭和55年2月27日)の明細書及
び図面に詳細に説明されている通りのものでよい
ので、これらの構成についての詳細な説明は、上
記明細書及び図面に委ね、本明細書においては省
略する。
而して、図面の静電複写機における上述した通
りの構成は、本出願人の出願にかかる上記特願昭
55−49497号の明細書及び図面に開示されている
静電複写機と実質上同一(従つて、上述した通り
の構成の詳細な説明は、上記特願昭55−49497号
の明細書及び図面に委ね、本明細書においては省
略する)であつて、本考案が適用される静電複写
機の一例を示すものにすぎないが、図示の静電複
写機には、上記特願昭55−49497号の明細書及び
図面に開示されている静電複写機に対して、本考
案に従つて以下に詳細に説明する通りの改良が加
えられている。
上述した静電複写機において、回転ドラム6の
周表面に配設される感光体は、当業質には周知の
如く、必ずしも充分精密に作成することができ
ず、各々の製品にはその感度(即ち感光特性)に
幾分かの誤差があり、そしてまた特に回転ドラム
6の中心軸線が沿つた方向においてその感度に幾
分かの斑が存在する。
而して、従来の静電複写機においては、感光体
の感度におけ上記の通りの誤差乃至斑を補償する
ための調整自在な光路幅設定機構をハウジング2
内に固定された仕切壁(図示していない)等に配
設していたが、かかる場合は、既に言及した通
り、光路幅設定機構によつて設定される光路幅を
調整するためには、ハウジング2内に手を挿入し
て光路幅設定機構を操作しなければならず、光路
幅の調整操作が比較的困難であつた。かような従
来の静電複写機における欠点を解決するために、
本考案に従つて構成された静電複写機において
は、ハウジング2内に着脱自在に装着された現像
装置18の枠体60に光路幅設定機構が設けられ
る。
主として第3図を参照して説明すると、図示の
具体例においては、上述した通りにしてハウジン
グ2内の所定の位置(即ち第1図に図示する位
置)に着脱自在に装着された現像装置18の枠体
60の両側部に位置する側壁120の各々の前部
には、上方に突出した支持突出部122が一体に
設けられている。そして、かかる支持突出部12
2の上縁部間に全体を番号124で示す光路幅設
定機構が設けられている。
図示の具体例における光路幅設定機構124
は、上記支持突出部122の上縁部間に止めねじ
126の如き適宜の方式によつて固定された基板
128を有する。この基板128には、第3図に
明確に図示する如く前縁(即ち第3図において左
上方に位置する方の縁)側が開放された実質上矩
形の開口130が形成されている。そして、基板
128上には、上記開口130の幅方向に相互に
間隔を置いて一対の光路幅規制部材132及び1
34が並置されている。
光路幅規制部材132は、上記開口130の幅
方向、即ち矢印136及び138で示す方向に位
置調整自在に上記基板128に装着されているの
が好ましい。図示の場合、光路幅規制部材132
の両端部には矢印136及び138で示す方向に
延びる細長いスロツト140が形成されており、
かかるスロツト140を貫通して基板128に螺
合される止めねじ142によつて光路幅規制部材
132の両端部が基板128に固定されている。
従つて、止めねじ142を緩めると光路幅規制部
材132を矢印136及び138で示す方向に移
動せしめることが可能になり、矢印136及び1
38で示す方向に光路幅規制部材132の位置を
調整することができる。
一方、光路幅規制部材134は、図示の具体例
においては、長さ方向(即ち矢印136及び13
8で示す方向に対して直角な方向)に3個の成
分、即ち両側に位置する部分144及び146と
中央に位置する部分148とに分割されている。
両側に位置する部分144及び146の各々の内
側端部は、夫々中央に位置する部分148の端部
に連結ピン150の如き適宜の手段によつて旋回
自在に連結されている。そしてまた、両側に位置
する部分144及び146の各々の外側端部に
は、上記矢印136及び138で示す方向に細長
く延びると共に上記矢印136及び138で示す
方向に対して直角な方向の寸法もそれを貫通する
止めねじ152の軸径よりも幾分大きいスロツト
154が形成されており、かかるスロツト154
を貫通して基板128に螺合される止めねじ15
2によつて基板128に固定されている。かくの
通りであるので、止めねじ152を緩めると、両
側に位置する部分144及び146の各々の外側
端部の位置を任意に調整することができると共
に、両側に位置する部分144及び146の各々
の内側端部と中央に位置する部分148の両端部
との間の相対的角度を任意に調整することがで
き、従つて3個の部分144,146及び148
から成る光路幅規制部材134の内縁の形態を適
宜に調整し、一対の光路幅規制部材132及び1
34間に存在する間隔を上記矢印136及び13
8で示す方向に対して直角な方向に所望の通りに
変化せしめることができる。
現像装置18の枠体60に設けられた上記の通
りの光路幅設定機構124は、現像装置18がハ
ウジング2内の所定の位置に装着されると、第1
図及び第2図に明確に図示する如く光学系26の
作用によつて静電潜像形成域10にて感光体上に
投射される原稿の像が通る光路中、更に詳しくは
光学系26の第3の反射鏡38と感光体との間の
光路中に位置付けられ、感光体上に投射される原
稿の像は光路幅設定機構124の一対の光路幅規
制部材132及び134間の間隔を通つて感光体
上に到達する。それ故に、感光体上に到達する原
稿の像の光路幅、従つて光量が、光路幅設定機構
124の一対の光路幅規制部材132及び134
間の間隔によつて規定される。
図示の静電複写機においては、上述した通りの
光路幅設定機構124に関する改良が加えられて
いることに加えて、更に、上記特願昭55−49497
号の明細書及び図面に開示されている静電複写機
に対して、次の通りの改良も加えられている。即
ち、現像装置18のトナー粒子収容器90中への
トナー粒子108の補給を簡単且つ容易に遂行す
ることができるようになすために、トナー粒子収
容器90は、第1図乃至第3図に実線で示す作用
位置と第1図に2点鎖線で示すトナー粒子補給位
置との間を旋回自在に装着されており、そして更
に、トナー粒子収容器90には、それが上記作用
位置とトナー粒子補給位置との間の特定の位置よ
りも作用位置側になると作用位置に弾性的に偏倚
し且つ上記特定の位置よりもトナー粒子補給位置
側になるとトナー粒子補給位置に弾性的に偏倚す
る反転ばね156(第3図)と共に、トナー粒子
収容器90を上記作用位置に解除自在にロツクす
る全体を番号158で示すロツク機構(第3図)
が付設されている。而して、トナー粒子収容器9
0へのトナー粒子108の補給に関する上述した
通りの改良の詳細については、本願と同日付の本
出願人の出願にかかる特許出願(発明の名称:ト
ナー粒子補給方式が改良された静電複写機)の明
細書に記載されているので、かかる明細書の記載
を援用するに留め、本明細書自体においてはこれ
らについての詳細な説明は省略する。
次に、本考案に従つて光路幅設定機構に関する
上述した通りの改良が加えられた図示の静電複写
機の作用効果について説明する。
静電複写機の初期調整時或いは修理点検時等
に、回転ドラム6の周面上に配設された感光体の
感度における誤差乃至斑を補償するために、光路
幅設定機構124によつて設定される光路幅(即
ち一対の光路幅規制部材132及び134間の間
隔)を調整する際には、まず最初に、ハウジング
2の第1図において右端壁の大部分を規定してい
る開閉自在な外壁11を矢印13で示す方向に旋
回せしめて開く。次いで現像装置18の全体をハ
ウジング2内の所定の位置から離脱せしめてハウ
ジング2外に取出す。かくすると、現像装置18
の枠体60に設けられている光路幅設定機構12
4もハウジング2外に取出され、従つてハウジン
グ2外において光路幅設定機構124の一対の光
路幅規制部材132及び134を操作して光路幅
を適宜に調整し設定することができる。光路幅を
調整する際には、まず最初に、光路幅規制部材1
32の矢印136及び138で示す方向の位置を
調整することによつて、光路幅(即ち一対の光路
幅規制部材132及び134間の間隔)を長さ方
向全体に渡つて所要の値に調整し、次いで、一般
には回転ドラム6の中心軸線の方向に存在する感
光体の感度における斑に応じて、3個の部分14
4,146及び148から成る光路幅規制部材1
34の内縁の形態を適宜に調整し、光路幅の長さ
方向(即ち回転ドラム6の中心軸線の方向)にお
ける変化を所要の通りに調整することができる。
光路幅の調整及び設定が終了すると、現像装置1
8の全体を再びハウジング2内の所定の位置に装
着し、開放した開閉自在な外壁11を閉じ、かく
して静電複写機を所要の状態に戻す。
以上の通りであるので、本考案に従つて改良さ
れた静電複写機によれば、単に現像装置18をハ
ウジング2外に取出しさえすれば光路幅設定機構
124もハウジング2外に取出され、従つてハウ
ジング2外において光路幅設定機構124を操作
することができる故に、従来の静電複写機に比べ
て、著しく簡単且つ容易に光路幅設定機構124
を操作して光路幅を調整することができることが
明らかであろう。
以上、添付図面を参照して本考案に従つて改良
された静電複写機の一具体例について詳細に説明
したが、本考案はかかる具体例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲から逸脱することなく
種々の変形乃至修正が可能であることは多言を要
しない。
特に、特定の形態の現像装置を備えた特定の形
態の静電複写機に関連して本考案を説明したが、
本考案は、かような形態の現像装置乃至静電複写
機に限られることなく、例えば原稿の像の走査露
光の際に原稿載置機構ではなくて光学系の少なく
とも一部が移動せしめられる型の静電複写機等の
種々の形態の静電複写機に広く適用することがで
きるものであることに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従つて改良された静電複写
機の全体の構成を示す簡略断面図。第2図は、第
1図の静電複写機に用いられている現像装置及び
これに設けられている光路幅設定機構を示す部分
断面図。第3図は、第1図の静電複写機に用いら
れている現像装置及びこれに設けられている光路
幅設定機構を示す部分斜視図。 2……ハウジング、4……原稿載置機構、6…
…回転ドラム、18……現像装置、26……光学
系、40……複写紙搬送系、60……現像装置の
枠体、124……光路幅設定機構、132及び1
34……光路幅規制部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ハウジングと、該ハウジング内に規定された
    無端状移動径路を通して移動自在に配設された
    感光体と、該ハウジングの上面に配設された原
    稿載置機構と、該原稿載置機構に保持された複
    写すべき原稿の像を該感光体の移動径路に沿つ
    て位置する静電潜像形成域にて該感光体に投射
    するための、該ハウジング内に配設された光学
    系と、該感光体の移動方向に見て該静電潜像形
    成域の下流側で該感光体の移動径路に沿つて位
    置する現像域にて該感光体上の静電潜像を現像
    するための、該ハウジング内に着脱自在に装着
    された現像装置と、該感光体の移動方向に見て
    該現像装置の下流側で該感光体の該移動径路に
    沿つて位置する転写域を通る搬送径路を通して
    複写紙を搬送するための複写紙搬送系とを具備
    する静電複写機において、該光学系の作用によ
    つて該静電潜像形成域にて該感光体上に投射さ
    れる原稿の像が通る光路幅を調整自在に設定す
    るための光路幅設定機構が、該ハウジング内に
    着脱自在に装着された該現像装置の枠体に設け
    られていることを特徴とする光路幅設定機構に
    関する改良が加えられた静電複写機。 2 該光路幅設定機構は相互に間隔を置いて並置
    され両者間の間隔によつて該原稿の像が通る光
    路幅を規定している一対の光路幅規制部材を含
    み、該一対の光路幅規制部材の少なくとも一方
    は光路幅方向に位置調整自在に装着されている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の光路幅設
    定機構に関する改良が加えられた静電複写機。 3 該一対の光路幅規制部材の一方は光路幅方向
    に位置調整自在に装着されており、該一対の光
    路幅規制部材の他方は長さ方向に分割された少
    なくとも3個の部分から構成されていて、両側
    に位置する部分の各々の内側端部は中央に位置
    する部分の端部に夫々旋回自在に連結され、そ
    して両側に位置する部分の各々の外側端部は位
    置調整自在に装着されている実用新案登録請求
    の範囲第2項記載の光路幅設定機構に関する改
    良が加えられた静電複写機。
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