JPH023423B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023423B2 JPH023423B2 JP5960882A JP5960882A JPH023423B2 JP H023423 B2 JPH023423 B2 JP H023423B2 JP 5960882 A JP5960882 A JP 5960882A JP 5960882 A JP5960882 A JP 5960882A JP H023423 B2 JPH023423 B2 JP H023423B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- polyethylene
- molecular weight
- parts
- acid
- Prior art date
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- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Description
本発明は成形加工性、表面状態の優れた高強力
モノフイラメント用に特に好適なポリエチレン組
成物に関する。 一般にモノフイラメント用ポリエチレンは分子
量分布が狭いものが使用されるが、高強力モノフ
イラメント用には紡糸性、直線強度、結節強度等
を向上させるため更に高分子量化や狭分子量分布
化する方法が提案されている。しかしこのような
高分子量化や狭分子量分布化は、一方で溶融粘度
の増大をもたらし、通常の成形条件下では肌荒れ
を起こし延伸切れを生じ易くなり、延伸倍率を充
分に上げることができないという問題がある。こ
のため各種の滑剤を配合して成形加工性を改良す
る技術が提案されている。例えば特開昭54―
56644号のようにヒドロキシステアリン酸カルシ
ウムを配合する方法もあるが、未だ充分な成形加
工性を有するとはいい難く、更に改善を望まれて
いる。本発明者らはこのような現状に鑑み、高分
子量化、狭分子量分布化されたポリエチレンに対
して充分な滑性を付与すると共に成形品の表面状
態等も良好な滑剤に対して鋭意研究の結果、本発
明に到達した。 すなわち、本発明は密度が0.910乃至0.975g/
cm3、メルトインデツクスが2g/10min以下、重
量平均分子量(w)と数平均分子量(n)と
の比w/nが5以下のポリエチレン100重量
部と、ラウリン酸カルシウム0.05乃至2.0重量部
とからなることを特徴とするポリエチレン組成物
である。 本発明に用いるポリエチレンは、密度が0.910
乃至0.975g/cm3であり、且つ荷重2.16Kg、190℃
で測定したメルトインデツクス(ASTM D
1238)が2g/10min以下、重量平均分子量(
w)と数平均分子量(n)との比w/nが
5以下であることが必要である。メルトインデツ
クスが、2g/10minを越えるとモノフイラメン
トの強度が不充分であり、またw/nが5を
越えるとモノフイラメントの充分な強度が得られ
ないばかりでなく、紡糸性も低下して高延伸倍率
のものが得られない。また、本発明のポリエチレ
ンはエチレンの単独重合体のみならず、前記特性
を損わない限りエチレンと他のα―オレフイン、
例えばプロピレン、ブテン―1、4―メチルペン
テン―1、ヘキセン―1、オクテン―1等との共
重合体あるいはこれらの混合物であつてもよい。
なお、本発明におけるポリエチレンの重量平均分
子量(w)と数平均分子量(n)とは、ゲル
パーミエーシヨンクロマトグラフイにより測定し
たものである。この場合、カラムとしては、ゲル
孔径102Å〜107Åのミツクスカラムを用い、溶剤
としてオルソジクロルベンゼンを用い、そして測
定温度として140℃を用いた。 ラウリン酸カルシウムのポリエチレンに対する
配合割合は、ポリエチレン100重量部に対して
0.05乃至2.0重量部である。配合割合が0.05重量部
未満だと成形加工性や成形品の表面状態の改善効
果は小さく、また2.0重量部を越えるとポリエチ
レン本来の性質を損うばかりでなく、押出機のス
クリユー部分でのスリツプ性が増し逆に成形加工
性が損われる。 またラウリン酸カルシウムには必要に応じて高
級脂肪酸を混合することができる。高級脂肪酸を
併用する場合には、その混合比はラウリン酸カル
シウム100乃至50重量部に対して高級脂肪酸0乃
至50重量部が好ましい。高級脂肪酸の割合が50重
量部を越えると、ポリエチレンに配合しても充分
な成形加工性が得られず、また成形品の表面状態
を改善することもできない。高級脂肪酸としては
周知の飽和および不飽和脂肪酸、すなわちカプリ
ル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ベヘニン酸、アラキジン酸、ステアリン酸、
オレイン酸、12―ヒドロキシステアリン酸、リシ
ノール酸等を例示でき、使用にあたつてはこれら
の単品でも混合物でもよい。 ポリエチレンとラウリン酸カルシウムまたはラ
ウリン酸カルシウムおよび高級脂肪酸とを配合す
るには、公知の種々の方法をとることができ、例
えば各成分をリボンブレンダー、タンブラーブレ
ンダー、ヘンシエルミキサー等で混合後、押出
機、バンバリーミキサー、二本ロール等で溶融混
合する方法が例示できる。 このようにして得られるポリエチレン組成物
は、高分子量、狭分子量分布であるにもかかわら
ず、成形加工性が良好で且つ成形品の表面状態や
透明性が良く、更には延伸性も良いので、ロー
プ、ネツトや布等に利用できる。 また本発明のポリエチレン組成物には、必要に
応じて顔料や染料あるいは種々の安定剤、帯電防
止剤、アンチブロツキング剤、塩酸吸収剤等を添
加してもよい。 以下に実施例、比較例をあげて本発明をさらに
詳細に説明する。 実施例1〜4及び比較例1〜3 第1表に示すポリエチレン樹脂に安定剤として
ジラウリルチオジプロピオネートと3,5―ジ―
t―ブチル―4―ヒドロキシトルエンをそれぞれ
0.3重量部、0.1重量部配合し、更にラウリン酸カ
ルシウムを第1表に示す量だけ配合し次の条件下
でモノフイラメントを成形し、紡糸性、物性を測
定した。結果を第1表に示す。 押出機 40mmφ、L/D=22 フルフライトタイプスクリユー ノズル 1.0mmφ、L/D=8、孔数20個 エアギヤツプ 5cm 冷却温度 43℃ 湿式延伸方式 延伸温度98℃ 延伸速度(高速側)100m/min 延伸倍率12倍 設定デニール 380デニール
モノフイラメント用に特に好適なポリエチレン組
成物に関する。 一般にモノフイラメント用ポリエチレンは分子
量分布が狭いものが使用されるが、高強力モノフ
イラメント用には紡糸性、直線強度、結節強度等
を向上させるため更に高分子量化や狭分子量分布
化する方法が提案されている。しかしこのような
高分子量化や狭分子量分布化は、一方で溶融粘度
の増大をもたらし、通常の成形条件下では肌荒れ
を起こし延伸切れを生じ易くなり、延伸倍率を充
分に上げることができないという問題がある。こ
のため各種の滑剤を配合して成形加工性を改良す
る技術が提案されている。例えば特開昭54―
56644号のようにヒドロキシステアリン酸カルシ
ウムを配合する方法もあるが、未だ充分な成形加
工性を有するとはいい難く、更に改善を望まれて
いる。本発明者らはこのような現状に鑑み、高分
子量化、狭分子量分布化されたポリエチレンに対
して充分な滑性を付与すると共に成形品の表面状
態等も良好な滑剤に対して鋭意研究の結果、本発
明に到達した。 すなわち、本発明は密度が0.910乃至0.975g/
cm3、メルトインデツクスが2g/10min以下、重
量平均分子量(w)と数平均分子量(n)と
の比w/nが5以下のポリエチレン100重量
部と、ラウリン酸カルシウム0.05乃至2.0重量部
とからなることを特徴とするポリエチレン組成物
である。 本発明に用いるポリエチレンは、密度が0.910
乃至0.975g/cm3であり、且つ荷重2.16Kg、190℃
で測定したメルトインデツクス(ASTM D
1238)が2g/10min以下、重量平均分子量(
w)と数平均分子量(n)との比w/nが
5以下であることが必要である。メルトインデツ
クスが、2g/10minを越えるとモノフイラメン
トの強度が不充分であり、またw/nが5を
越えるとモノフイラメントの充分な強度が得られ
ないばかりでなく、紡糸性も低下して高延伸倍率
のものが得られない。また、本発明のポリエチレ
ンはエチレンの単独重合体のみならず、前記特性
を損わない限りエチレンと他のα―オレフイン、
例えばプロピレン、ブテン―1、4―メチルペン
テン―1、ヘキセン―1、オクテン―1等との共
重合体あるいはこれらの混合物であつてもよい。
なお、本発明におけるポリエチレンの重量平均分
子量(w)と数平均分子量(n)とは、ゲル
パーミエーシヨンクロマトグラフイにより測定し
たものである。この場合、カラムとしては、ゲル
孔径102Å〜107Åのミツクスカラムを用い、溶剤
としてオルソジクロルベンゼンを用い、そして測
定温度として140℃を用いた。 ラウリン酸カルシウムのポリエチレンに対する
配合割合は、ポリエチレン100重量部に対して
0.05乃至2.0重量部である。配合割合が0.05重量部
未満だと成形加工性や成形品の表面状態の改善効
果は小さく、また2.0重量部を越えるとポリエチ
レン本来の性質を損うばかりでなく、押出機のス
クリユー部分でのスリツプ性が増し逆に成形加工
性が損われる。 またラウリン酸カルシウムには必要に応じて高
級脂肪酸を混合することができる。高級脂肪酸を
併用する場合には、その混合比はラウリン酸カル
シウム100乃至50重量部に対して高級脂肪酸0乃
至50重量部が好ましい。高級脂肪酸の割合が50重
量部を越えると、ポリエチレンに配合しても充分
な成形加工性が得られず、また成形品の表面状態
を改善することもできない。高級脂肪酸としては
周知の飽和および不飽和脂肪酸、すなわちカプリ
ル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ベヘニン酸、アラキジン酸、ステアリン酸、
オレイン酸、12―ヒドロキシステアリン酸、リシ
ノール酸等を例示でき、使用にあたつてはこれら
の単品でも混合物でもよい。 ポリエチレンとラウリン酸カルシウムまたはラ
ウリン酸カルシウムおよび高級脂肪酸とを配合す
るには、公知の種々の方法をとることができ、例
えば各成分をリボンブレンダー、タンブラーブレ
ンダー、ヘンシエルミキサー等で混合後、押出
機、バンバリーミキサー、二本ロール等で溶融混
合する方法が例示できる。 このようにして得られるポリエチレン組成物
は、高分子量、狭分子量分布であるにもかかわら
ず、成形加工性が良好で且つ成形品の表面状態や
透明性が良く、更には延伸性も良いので、ロー
プ、ネツトや布等に利用できる。 また本発明のポリエチレン組成物には、必要に
応じて顔料や染料あるいは種々の安定剤、帯電防
止剤、アンチブロツキング剤、塩酸吸収剤等を添
加してもよい。 以下に実施例、比較例をあげて本発明をさらに
詳細に説明する。 実施例1〜4及び比較例1〜3 第1表に示すポリエチレン樹脂に安定剤として
ジラウリルチオジプロピオネートと3,5―ジ―
t―ブチル―4―ヒドロキシトルエンをそれぞれ
0.3重量部、0.1重量部配合し、更にラウリン酸カ
ルシウムを第1表に示す量だけ配合し次の条件下
でモノフイラメントを成形し、紡糸性、物性を測
定した。結果を第1表に示す。 押出機 40mmφ、L/D=22 フルフライトタイプスクリユー ノズル 1.0mmφ、L/D=8、孔数20個 エアギヤツプ 5cm 冷却温度 43℃ 湿式延伸方式 延伸温度98℃ 延伸速度(高速側)100m/min 延伸倍率12倍 設定デニール 380デニール
【表】
Claims (1)
- 1 密度が0.910乃至0.975g/cm3、メルトインデ
ツクスが2g/10min以下、重量平均分子量(
w)と数平均分子量(n)との比w/nが
5以下のポリエチレン100重量部と、ラウリン酸
カルシウム0.05乃至2.0重量部とからなることを
特徴とするポリエチレン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5960882A JPS58176232A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ポリエチレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5960882A JPS58176232A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ポリエチレン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58176232A JPS58176232A (ja) | 1983-10-15 |
| JPH023423B2 true JPH023423B2 (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=13118131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5960882A Granted JPS58176232A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ポリエチレン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58176232A (ja) |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP5960882A patent/JPS58176232A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58176232A (ja) | 1983-10-15 |
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