JPH0236716B2 - - Google Patents
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- JPH0236716B2 JPH0236716B2 JP58024439A JP2443983A JPH0236716B2 JP H0236716 B2 JPH0236716 B2 JP H0236716B2 JP 58024439 A JP58024439 A JP 58024439A JP 2443983 A JP2443983 A JP 2443983A JP H0236716 B2 JPH0236716 B2 JP H0236716B2
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Description
本発明はポリエステル繊維用ソーピング剤に関
する。更に詳しくはポリエステル繊維を含む繊維
製品をラピツド液流染色機により分散染料を含む
染料で染色した後続いて未染着染料を除去するソ
ーピング工程でも用いることができるソーピング
剤に関するものである。 近年、繊維製品の染色加工は省エネルギー、省
力化などの合理化がおしすすめられ、例えばラピ
ツド液流染色機によるポリエステル繊維(混紡繊
維も含む)のラピツド染色はその染色時間が1/3
に短縮され、大いに生産性に寄与した。この合理
化に対応して、従来ウインスやオープンソーパー
で時間をかけ洗浄していたソーピング工程に於い
ても、最近ではラピツド液流染色機で染色後続い
てソーピングないし洗浄すると云う方法が提案さ
れている。 従来ソーピング剤としてグリセリンの脂肪酸ト
リエステルと多価アルコールの混合物のエチレン
オキサイド付加物が知られていたがこのものでは
ラピツド液流染色機でソーピングした場合、繊維
が浮上してからむなどの問題が発生しラピツド液
流染色機による高速回転で使用することが困難で
あり、低速回転を強いられていた。 本発明者らはこれらの問題点を解決するため鋭
意検討した結果本発明に到達した。すなわち本発
明はグリセリンのオキシプロピレンオキシエチレ
ンエーテルの脂肪酸エステル(但し該エーテルは
少くとも3個のオキシプロピレン単位を有し、ポ
リオキシアルキレン鎖中のオキシエチレン基の含
有量は少くとも60重量%である。)からなること
を特徴とするポリエステル繊維用ソーピング剤で
ある。 本発明におけるグリセリンのオキシプロピレン
オキシエチレンエーテルの脂肪酸エステルとして
は一般式 (式中、AOはC3H6OまたはC3H6OとC2H4Oとか
らなる基、n1+n2+n3は3〜30,m1+m2+m3は
9〜150,X1,X2,X3はHまたはOCR′であり、
R′は脂肪酸残基,X1,X2,X3の少くとも1つは
OCR′である。)で示される化合物があげられる。 一般式(1)において、AOはC3H6OまたはC3H6O
とC2H4Oとからなる基(ブロツク、ランダム、
好ましくはランダム)であり、好ましいのは
C3H6Oである。n1+n2+n3は3〜30,好ましくは
6〜18である。n1+n2+n3が3未満の場合はラピ
ツド液流染色機で洗浄する場合、布が浮上してか
らみつき、うまく運転できず、30より大の場合は
ソーピング効果(摩擦堅牢度)が劣る傾向があ
る。m1+m2+m3は9〜150,好ましくは15〜90
である。m1+m2+m3が150より大きい場合ラピ
ツド液流染色機で洗浄する場合、布が浮上してか
らみつきうまく運転できずまた浸透性が芳しくな
く染色物の摩擦堅牢度および昇華堅牢度が不充分
となる。また9未満の場合、水に溶解しにくく作
業性を悪くし、ソーピング効果においては、とく
にポリエステル/綿(分散染料/反応性染料染
め)のソーピング効果が不充分である。 R′の脂肪酸の残基とは脂肪酸からCOOH基を
除いた基をいう。脂肪酸残基を形成する脂肪酸と
しては炭素数8〜22の脂肪酸たとえば飽和脂肪酸
(カプリル酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベ
ヘニン酸など)、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リ
ノール酸、リノレン酸など)、天然油脂より得ら
れる飽和および不飽和混合脂肪酸(パーム油脂肪
酸、大豆油脂肪酸、ヌカ油脂肪酸など)およびこ
れらのモノカルボン酸の酸無水物、低級アルコー
ルとのエステルがあげられ、これらの一種または
二種以上が用いられる。脂肪酸のうち好ましいも
のはC8〜C18の飽和または不飽和脂肪酸である。 グリセリンのオキシプロピレンオキシエチレン
エーテルの脂肪酸エステルにおいて、該エーテル
は少くとも3個のオキシプロピレン単位を有す
る。オキシプロピレン単位が3個未満の場合、ラ
ピツド液流染色機によるソーピングにおいて布が
浮上してからみつきうまく運転ができない。 また該エーテルのポリオキシアルキレン鎖中の
オキシエチレン基の含量は少くとも60重量%、好
ましくは70重量%以上である。オキシエチレンが
60重量%未満の場合、水に溶解しにくく作業性を
低下させる。 またグリセリン以外の多価アルコール(エチレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、ソルビ
トールなど)のオキシプロピレンオキシエチレン
エーテルの脂肪酸エステルの場合にはポリエステ
ルと他の繊維の組合せの場合、他の繊維の分散染
料の汚染が多く、またソーピング効果(染色堅牢
度)も弱い。 グリセリンのオキシプロピレンオキシエチレン
エーテルの脂肪酸エステルは任意の方法で製造す
ることができ、たとえばグリセリンにプロピレン
オキサイドを付加反応させ、次いでエチレンオキ
サイドを付加反応させる。そして脂肪酸をエステ
ル化反応し目的物を得る。グリセリンにアルキレ
ンオキサイドを付加させる方法はたとえば、苛性
ソーダ、苛性カリ、金属ナトリウム、メチラート
などのアルカリ性触媒を用い、加圧下120〜190℃
で行うことができる。グリセリンのポリオキシア
ルキレン付加物と脂肪酸との反応は、たとえば硫
酸、P―トルエンスルホン酸、リン酸などの酸性
触媒または苛性ソーダ、苛性カリなどのアルカリ
性触媒の存在下、常圧または減圧下150〜250℃で
行なうことができる。また特会昭44−31093号公
報および特公昭46−10409号公報記載の方法でも
行うことができる。 グリセリンのオキシプロピレンオキシエチレン
エーテルの脂肪酸エステルは淡黄色液状ないしペ
ースト状の物質であり、水に透明に溶解するかま
たは容易に分散する。またアルコール類(メタノ
ール、エタノール、エチレングリコールなど)、
ケトン類(アセトンなど)、アミド類(ジメチル
ホルムアミドなど)にも易溶である。 本発明のソーピング剤はグリセリンのオキシプ
ロピレンオキシエチレンエーテルの脂肪酸エステ
ルよりなるポリエステル繊維用のものである。本
発明のソーピング剤を適用できるポリエステル繊
維としてはポリエステル繊維、またはポリエステ
ル繊維とウール、綿、絹、レーヨン、アセテー
ト、アクリル、ナイロンなどとの混紡品、交撚
品、交編織品をあげることができる。これらの繊
維の製品を染色する染料としては分散染料または
分散染料と酸性染料、反応性染料、直接染料、塩
基性染料、建染染料などとの二種以上の染料があ
げられる。 これらの染料を用いて繊維の製品を染色する場
合、染色法として一浴一段法、(ポリエステル、
ポリエステル/ウールなど)一浴二段法(一浴一
段法の難かしい混紡、交織品など)および二浴二
段などの染色法があげられ一浴一段および一浴二
段染色法が好ましい。 これらの染色はラピツド液流染色機によるラピ
ツド染色法およびこれ以外の高温高圧染色機によ
る高温高圧染色法で行うことができるが省エネル
ギー、省力化などの合理化の点を考慮するとラピ
ツド染色法が好ましい。ラピツド染色法の場合の
条件は通常、下記のとおりでなる(カツコ内の数
値は他の高温高圧染色法の場合の条件である。)。
すなわち、布速(m/分)は250〜450(60〜150)、
染液回転数(回/分)は1.5〜3(0.5)、浴比は
1:6〜1:12(1:15〜1:30)、昇温時間
(分)は15〜20(40〜60)、降温時間(分)は10〜
15(20〜30)、総染色所要時間(分)は40〜55(105
〜150)である。ラピツド染色法で用いられる染
色機としてはラピツドユニエース液流染色機〔日
本染色機械(株)〕およびサーキユラーラピツド液流
染色機(日阪製作所)があげられる。 このようにして染色された染色物はソーピング
に供される。ソーピングするに際し本発明のソー
ピング剤は必要により他の配合剤たとえば他のソ
ーピング剤〔アルキルフエノールのエチレンオキ
サイド付加物、高級アルコールのエチレンオキサ
イド付加物、脂肪酸のエチレンオキサイド付加
物、脂肪酸とアルカノールアミンとのアミド化合
物、脂肪酸のアルカリ金属塩、高級アルコールの
硫酸エステル塩など〕およびアルカリビルダー
(苛性ソーダ、炭酸ソーダ、トリポリン酸ソーダ
など)と併用することができる。他のソーピング
剤の量は全ソーピング剤中通常100重量%以下で
ある。これらは水溶液または水分散液とされソー
ピング浴または洗浄浴とされる。浴中の全ソーピ
ング剤の濃度は通常0.05〜10g/、好ましくは
0.1〜5g/(固形分)である。またアルカリ
ビルダーを使用する場合、その濃度も通常0〜10
g/、好ましくは0〜5g/である。 本発明のソーピング剤はラピツド液流染色機お
よび他の高温高圧染色機の何れで染色された染色
物のソーピングに対しても使用することができる
が、先に記述した理由からラピツド液流染色機で
染色された染色物を染色機外へとり出すことなく
継続してソーピングするのが好ましい。ラピツド
液流染色機を用いてソーピングする場合、通常、
染色物を含む染色液を排液し、本発明のソーピン
グ剤を含む、ソーピング浴を染色機中に形成さ
せ、染色機を運転してソーピングする。この場合
の条件は通常、下記のとおりである。(カツコ内
の数値は通常の他の高温高圧染色機の場合の条件
である。)。すなわち布速(m/分)は250〜450
(60〜150)、染液回転数(回/分)は1.5〜3
(0.5),浴比は1:8〜1:12(1:20),昇温時
間(分)は5〜10(15〜25)、温度(℃)は60〜沸
騰温度(60〜沸騰温度)、降温時間(分)は5〜
10(15〜25)、総ソーピング所要時間(分)は20〜
40(60〜90)である。ソーピング後の染色物は水
洗、乾燥される。 本発明のソーピング剤は従来の染色機(ロコ型
液流染色機、ウインスなど)やオープンソーパー
などでも使用できる。 本発明のソーピング剤はラピツド液流染色機で
使用できるという効果を奏する。すなわちラピツ
ド液流染色機中に本発明のソーピング剤を入れて
染色物をソーピングしても液流染色機運転中に布
が浮いてきてからまつて運転に支障をきたすよう
なことがなく、所定の速度で運転、ソーピングす
ることができる。またソーピング後の染色物の染
色堅牢度もすぐれている。また本発明のソーピン
グ剤は魚類に対する毒性が少ない。したがつて排
液しても河川を汚染することが少い。上記効果に
加えて本発明のソーピング剤はポリエステル繊維
を含む繊維製品を分散染料で1浴1段または1浴
2段染色した場合でも使用することができる。す
なわちポリエステル繊維/綿、ポリエステル繊
維/レーヨンなどの分散染料と反応性染料または
分散染料と直接染料を用いる場合にも反応性染料
や直接染料を還元し変色させる心配のないソーピ
ング剤である。 以下実施例および試験例により本発明をさらに
説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。実施例および試験例中%は重量%である。
EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキ
サイドである。また試験例中の各試験法は次のと
おりである。 (1) 染色堅牢度試験 1) 洗たく堅牢度 JISL0844A−4号またはA−3号で添付布
はポリエステル、ナイロン、綿、ウールを用
いそれぞれの汚洗をグレースケールにて判定
した(級)。 2) 摩擦堅牢度 JISL0879,200℃,30秒乾熱処理し、添付
布のポリエステル、ナイロンの汚染をグレー
スケールにて判定した(級)。 3) 乾熱堅牢度 JISL0879,200℃,30秒乾熱処理し、添付
布のポリエステル、ナイロンの汚染をグレス
ケールにて判定した(級)。 4)耐光堅牢度 フエード・メータで20時間照射し、照射部
の退色をグレスケールにて判定した(級)。 5) 水堅牢度 JISL0846B法,添付布はナイロン、綿を用
いそれぞれの汚染をグレースケールにて判定
した(級)。 (2) ラピツド液流染色機での使用可否 各ソーピング剤の水溶液(使用濃度1g/
)がラピツド液流染色(容量200)で運転
が可能か否かチエツクした。 (3) 魚毒性 最大許容濃度で表示する(ppm)。最大許容
濃度は体長2.5cmのヒメダカが24時間正常に生
存する化合物の最大濃度である。 実施例 1〜9 表―1に示すような構造を有する化合物(グリ
セリンPO・EO付加物脂肪酸エステル)を本発明
のソーピング剤とした。
する。更に詳しくはポリエステル繊維を含む繊維
製品をラピツド液流染色機により分散染料を含む
染料で染色した後続いて未染着染料を除去するソ
ーピング工程でも用いることができるソーピング
剤に関するものである。 近年、繊維製品の染色加工は省エネルギー、省
力化などの合理化がおしすすめられ、例えばラピ
ツド液流染色機によるポリエステル繊維(混紡繊
維も含む)のラピツド染色はその染色時間が1/3
に短縮され、大いに生産性に寄与した。この合理
化に対応して、従来ウインスやオープンソーパー
で時間をかけ洗浄していたソーピング工程に於い
ても、最近ではラピツド液流染色機で染色後続い
てソーピングないし洗浄すると云う方法が提案さ
れている。 従来ソーピング剤としてグリセリンの脂肪酸ト
リエステルと多価アルコールの混合物のエチレン
オキサイド付加物が知られていたがこのものでは
ラピツド液流染色機でソーピングした場合、繊維
が浮上してからむなどの問題が発生しラピツド液
流染色機による高速回転で使用することが困難で
あり、低速回転を強いられていた。 本発明者らはこれらの問題点を解決するため鋭
意検討した結果本発明に到達した。すなわち本発
明はグリセリンのオキシプロピレンオキシエチレ
ンエーテルの脂肪酸エステル(但し該エーテルは
少くとも3個のオキシプロピレン単位を有し、ポ
リオキシアルキレン鎖中のオキシエチレン基の含
有量は少くとも60重量%である。)からなること
を特徴とするポリエステル繊維用ソーピング剤で
ある。 本発明におけるグリセリンのオキシプロピレン
オキシエチレンエーテルの脂肪酸エステルとして
は一般式 (式中、AOはC3H6OまたはC3H6OとC2H4Oとか
らなる基、n1+n2+n3は3〜30,m1+m2+m3は
9〜150,X1,X2,X3はHまたはOCR′であり、
R′は脂肪酸残基,X1,X2,X3の少くとも1つは
OCR′である。)で示される化合物があげられる。 一般式(1)において、AOはC3H6OまたはC3H6O
とC2H4Oとからなる基(ブロツク、ランダム、
好ましくはランダム)であり、好ましいのは
C3H6Oである。n1+n2+n3は3〜30,好ましくは
6〜18である。n1+n2+n3が3未満の場合はラピ
ツド液流染色機で洗浄する場合、布が浮上してか
らみつき、うまく運転できず、30より大の場合は
ソーピング効果(摩擦堅牢度)が劣る傾向があ
る。m1+m2+m3は9〜150,好ましくは15〜90
である。m1+m2+m3が150より大きい場合ラピ
ツド液流染色機で洗浄する場合、布が浮上してか
らみつきうまく運転できずまた浸透性が芳しくな
く染色物の摩擦堅牢度および昇華堅牢度が不充分
となる。また9未満の場合、水に溶解しにくく作
業性を悪くし、ソーピング効果においては、とく
にポリエステル/綿(分散染料/反応性染料染
め)のソーピング効果が不充分である。 R′の脂肪酸の残基とは脂肪酸からCOOH基を
除いた基をいう。脂肪酸残基を形成する脂肪酸と
しては炭素数8〜22の脂肪酸たとえば飽和脂肪酸
(カプリル酸、ラウリル酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベ
ヘニン酸など)、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リ
ノール酸、リノレン酸など)、天然油脂より得ら
れる飽和および不飽和混合脂肪酸(パーム油脂肪
酸、大豆油脂肪酸、ヌカ油脂肪酸など)およびこ
れらのモノカルボン酸の酸無水物、低級アルコー
ルとのエステルがあげられ、これらの一種または
二種以上が用いられる。脂肪酸のうち好ましいも
のはC8〜C18の飽和または不飽和脂肪酸である。 グリセリンのオキシプロピレンオキシエチレン
エーテルの脂肪酸エステルにおいて、該エーテル
は少くとも3個のオキシプロピレン単位を有す
る。オキシプロピレン単位が3個未満の場合、ラ
ピツド液流染色機によるソーピングにおいて布が
浮上してからみつきうまく運転ができない。 また該エーテルのポリオキシアルキレン鎖中の
オキシエチレン基の含量は少くとも60重量%、好
ましくは70重量%以上である。オキシエチレンが
60重量%未満の場合、水に溶解しにくく作業性を
低下させる。 またグリセリン以外の多価アルコール(エチレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、ソルビ
トールなど)のオキシプロピレンオキシエチレン
エーテルの脂肪酸エステルの場合にはポリエステ
ルと他の繊維の組合せの場合、他の繊維の分散染
料の汚染が多く、またソーピング効果(染色堅牢
度)も弱い。 グリセリンのオキシプロピレンオキシエチレン
エーテルの脂肪酸エステルは任意の方法で製造す
ることができ、たとえばグリセリンにプロピレン
オキサイドを付加反応させ、次いでエチレンオキ
サイドを付加反応させる。そして脂肪酸をエステ
ル化反応し目的物を得る。グリセリンにアルキレ
ンオキサイドを付加させる方法はたとえば、苛性
ソーダ、苛性カリ、金属ナトリウム、メチラート
などのアルカリ性触媒を用い、加圧下120〜190℃
で行うことができる。グリセリンのポリオキシア
ルキレン付加物と脂肪酸との反応は、たとえば硫
酸、P―トルエンスルホン酸、リン酸などの酸性
触媒または苛性ソーダ、苛性カリなどのアルカリ
性触媒の存在下、常圧または減圧下150〜250℃で
行なうことができる。また特会昭44−31093号公
報および特公昭46−10409号公報記載の方法でも
行うことができる。 グリセリンのオキシプロピレンオキシエチレン
エーテルの脂肪酸エステルは淡黄色液状ないしペ
ースト状の物質であり、水に透明に溶解するかま
たは容易に分散する。またアルコール類(メタノ
ール、エタノール、エチレングリコールなど)、
ケトン類(アセトンなど)、アミド類(ジメチル
ホルムアミドなど)にも易溶である。 本発明のソーピング剤はグリセリンのオキシプ
ロピレンオキシエチレンエーテルの脂肪酸エステ
ルよりなるポリエステル繊維用のものである。本
発明のソーピング剤を適用できるポリエステル繊
維としてはポリエステル繊維、またはポリエステ
ル繊維とウール、綿、絹、レーヨン、アセテー
ト、アクリル、ナイロンなどとの混紡品、交撚
品、交編織品をあげることができる。これらの繊
維の製品を染色する染料としては分散染料または
分散染料と酸性染料、反応性染料、直接染料、塩
基性染料、建染染料などとの二種以上の染料があ
げられる。 これらの染料を用いて繊維の製品を染色する場
合、染色法として一浴一段法、(ポリエステル、
ポリエステル/ウールなど)一浴二段法(一浴一
段法の難かしい混紡、交織品など)および二浴二
段などの染色法があげられ一浴一段および一浴二
段染色法が好ましい。 これらの染色はラピツド液流染色機によるラピ
ツド染色法およびこれ以外の高温高圧染色機によ
る高温高圧染色法で行うことができるが省エネル
ギー、省力化などの合理化の点を考慮するとラピ
ツド染色法が好ましい。ラピツド染色法の場合の
条件は通常、下記のとおりでなる(カツコ内の数
値は他の高温高圧染色法の場合の条件である。)。
すなわち、布速(m/分)は250〜450(60〜150)、
染液回転数(回/分)は1.5〜3(0.5)、浴比は
1:6〜1:12(1:15〜1:30)、昇温時間
(分)は15〜20(40〜60)、降温時間(分)は10〜
15(20〜30)、総染色所要時間(分)は40〜55(105
〜150)である。ラピツド染色法で用いられる染
色機としてはラピツドユニエース液流染色機〔日
本染色機械(株)〕およびサーキユラーラピツド液流
染色機(日阪製作所)があげられる。 このようにして染色された染色物はソーピング
に供される。ソーピングするに際し本発明のソー
ピング剤は必要により他の配合剤たとえば他のソ
ーピング剤〔アルキルフエノールのエチレンオキ
サイド付加物、高級アルコールのエチレンオキサ
イド付加物、脂肪酸のエチレンオキサイド付加
物、脂肪酸とアルカノールアミンとのアミド化合
物、脂肪酸のアルカリ金属塩、高級アルコールの
硫酸エステル塩など〕およびアルカリビルダー
(苛性ソーダ、炭酸ソーダ、トリポリン酸ソーダ
など)と併用することができる。他のソーピング
剤の量は全ソーピング剤中通常100重量%以下で
ある。これらは水溶液または水分散液とされソー
ピング浴または洗浄浴とされる。浴中の全ソーピ
ング剤の濃度は通常0.05〜10g/、好ましくは
0.1〜5g/(固形分)である。またアルカリ
ビルダーを使用する場合、その濃度も通常0〜10
g/、好ましくは0〜5g/である。 本発明のソーピング剤はラピツド液流染色機お
よび他の高温高圧染色機の何れで染色された染色
物のソーピングに対しても使用することができる
が、先に記述した理由からラピツド液流染色機で
染色された染色物を染色機外へとり出すことなく
継続してソーピングするのが好ましい。ラピツド
液流染色機を用いてソーピングする場合、通常、
染色物を含む染色液を排液し、本発明のソーピン
グ剤を含む、ソーピング浴を染色機中に形成さ
せ、染色機を運転してソーピングする。この場合
の条件は通常、下記のとおりである。(カツコ内
の数値は通常の他の高温高圧染色機の場合の条件
である。)。すなわち布速(m/分)は250〜450
(60〜150)、染液回転数(回/分)は1.5〜3
(0.5),浴比は1:8〜1:12(1:20),昇温時
間(分)は5〜10(15〜25)、温度(℃)は60〜沸
騰温度(60〜沸騰温度)、降温時間(分)は5〜
10(15〜25)、総ソーピング所要時間(分)は20〜
40(60〜90)である。ソーピング後の染色物は水
洗、乾燥される。 本発明のソーピング剤は従来の染色機(ロコ型
液流染色機、ウインスなど)やオープンソーパー
などでも使用できる。 本発明のソーピング剤はラピツド液流染色機で
使用できるという効果を奏する。すなわちラピツ
ド液流染色機中に本発明のソーピング剤を入れて
染色物をソーピングしても液流染色機運転中に布
が浮いてきてからまつて運転に支障をきたすよう
なことがなく、所定の速度で運転、ソーピングす
ることができる。またソーピング後の染色物の染
色堅牢度もすぐれている。また本発明のソーピン
グ剤は魚類に対する毒性が少ない。したがつて排
液しても河川を汚染することが少い。上記効果に
加えて本発明のソーピング剤はポリエステル繊維
を含む繊維製品を分散染料で1浴1段または1浴
2段染色した場合でも使用することができる。す
なわちポリエステル繊維/綿、ポリエステル繊
維/レーヨンなどの分散染料と反応性染料または
分散染料と直接染料を用いる場合にも反応性染料
や直接染料を還元し変色させる心配のないソーピ
ング剤である。 以下実施例および試験例により本発明をさらに
説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。実施例および試験例中%は重量%である。
EOはエチレンオキサイド、POはプロピレンオキ
サイドである。また試験例中の各試験法は次のと
おりである。 (1) 染色堅牢度試験 1) 洗たく堅牢度 JISL0844A−4号またはA−3号で添付布
はポリエステル、ナイロン、綿、ウールを用
いそれぞれの汚洗をグレースケールにて判定
した(級)。 2) 摩擦堅牢度 JISL0879,200℃,30秒乾熱処理し、添付
布のポリエステル、ナイロンの汚染をグレー
スケールにて判定した(級)。 3) 乾熱堅牢度 JISL0879,200℃,30秒乾熱処理し、添付
布のポリエステル、ナイロンの汚染をグレス
ケールにて判定した(級)。 4)耐光堅牢度 フエード・メータで20時間照射し、照射部
の退色をグレスケールにて判定した(級)。 5) 水堅牢度 JISL0846B法,添付布はナイロン、綿を用
いそれぞれの汚染をグレースケールにて判定
した(級)。 (2) ラピツド液流染色機での使用可否 各ソーピング剤の水溶液(使用濃度1g/
)がラピツド液流染色(容量200)で運転
が可能か否かチエツクした。 (3) 魚毒性 最大許容濃度で表示する(ppm)。最大許容
濃度は体長2.5cmのヒメダカが24時間正常に生
存する化合物の最大濃度である。 実施例 1〜9 表―1に示すような構造を有する化合物(グリ
セリンPO・EO付加物脂肪酸エステル)を本発明
のソーピング剤とした。
【表】
上記ソーピング剤を下記のようにして合成し
た。すなわちオートクレーブ反応釜にグリセリン
と触媒として苛性カリを0.1%(対全量仕込み)
仕込み減圧脱水後100〜120℃でPOを注入し、圧
力5Kg/cm2G以下で付加反応させた。次に反応温
度を150〜180℃としEOを注入し付加反応させグ
リセリンPO・EO付加物を得た。エステル化反応
釜にグリセリンPO・EO付加物と硫酸1%(対全
量仕込)および脂肪酸をそれぞれ仕込み、170〜
200℃でエステル化反応を行ないグリセリンPO・
EO付加物の脂肪酸エステルを得た。 試験例 1 ラピツド液流染色機(日阪製作所)を用いポリ
エステルメリヤス200Kgをカヤロンポリエステル
ネービーブルーRF〔分散染料,日本化薬(株)製〕5
%o.w.f,130℃,20分(浴比1:10)の条件でラ
ピツド染色し、水洗、排液し、次いで本発明のソ
ーピング剤1g/、およびソーダ灰2g/の
水溶液を作成し90℃、10分(溶比1:10)洗浄
し、水洗、乾燥した。次に公知のソーピング剤
(比較品)としてポリオキシエチレン(10モル)
ノニルフエニルエーテルおよび牛脂(1モル)と
グリセリン(1モル)の混合物のEO(10モル)付
加物のそれぞれの1g/の水溶液を作成し、ウ
インスで90℃,10分(浴比1:20)ソーピングし
得られた染色物の堅牢度を評価した。ただし公知
のソーピング剤の場合はハイドロサルフアイト1
g/および苛性ソーダ(フレーク状)1g/
を併用してソーピングを行なつた。それぞれの評
価結果を表―1に示した。
た。すなわちオートクレーブ反応釜にグリセリン
と触媒として苛性カリを0.1%(対全量仕込み)
仕込み減圧脱水後100〜120℃でPOを注入し、圧
力5Kg/cm2G以下で付加反応させた。次に反応温
度を150〜180℃としEOを注入し付加反応させグ
リセリンPO・EO付加物を得た。エステル化反応
釜にグリセリンPO・EO付加物と硫酸1%(対全
量仕込)および脂肪酸をそれぞれ仕込み、170〜
200℃でエステル化反応を行ないグリセリンPO・
EO付加物の脂肪酸エステルを得た。 試験例 1 ラピツド液流染色機(日阪製作所)を用いポリ
エステルメリヤス200Kgをカヤロンポリエステル
ネービーブルーRF〔分散染料,日本化薬(株)製〕5
%o.w.f,130℃,20分(浴比1:10)の条件でラ
ピツド染色し、水洗、排液し、次いで本発明のソ
ーピング剤1g/、およびソーダ灰2g/の
水溶液を作成し90℃、10分(溶比1:10)洗浄
し、水洗、乾燥した。次に公知のソーピング剤
(比較品)としてポリオキシエチレン(10モル)
ノニルフエニルエーテルおよび牛脂(1モル)と
グリセリン(1モル)の混合物のEO(10モル)付
加物のそれぞれの1g/の水溶液を作成し、ウ
インスで90℃,10分(浴比1:20)ソーピングし
得られた染色物の堅牢度を評価した。ただし公知
のソーピング剤の場合はハイドロサルフアイト1
g/および苛性ソーダ(フレーク状)1g/
を併用してソーピングを行なつた。それぞれの評
価結果を表―1に示した。
【表】
試験例 2
ラピツド液流染色機〔日本染色機(株)〕を用い経
糸ポリエステル、緯糸ウールの(50/50)交織布
250gをダイアニツクスレツドRE〔分散染料,三
菱化成(株)製〕4%o.w.f.(対ポリエステル繊維),
ラナシンレツド2GL280%〔酸性染料,三菱化成
(株)製〕3%o.w.f.(対ウール繊維),ポリエスカー
D〔メチルナフタレン系,キヤリヤー,双竜染料
(株)製〕8%o.w.f.イオネツトPT―700〔分散剤,
三洋化成(株)製〕0.5g/、硫酸アンモニウム2
g/、酢酸(80%),3cc/の染浴で110℃、
30分(浴比1:12)ラピツド染色し、湯洗、水
洗、排液しポリエステル/ウール交織布の染色物
(b)を得た。この染色物を試験用ラピツド液流染色
機を用い実施例7〜9の本発明のソーピング剤の
それぞれの水液液(使用濃度1.5g/)で60℃、
20分(浴比1:15)ソーピングし、水洗、乾燥し
た。染色物の染色堅牢度を評価したところ表―2
の結果を得た。なお、比較のためにカラペツト染
色機〔日本染色機械(株)〕を用い高級アルコール硫
酸化物(固形分60%)1g/でソーピングし、
水洗、乾燥した染色物を同時に評価した。評価結
果を表―2に示す。
糸ポリエステル、緯糸ウールの(50/50)交織布
250gをダイアニツクスレツドRE〔分散染料,三
菱化成(株)製〕4%o.w.f.(対ポリエステル繊維),
ラナシンレツド2GL280%〔酸性染料,三菱化成
(株)製〕3%o.w.f.(対ウール繊維),ポリエスカー
D〔メチルナフタレン系,キヤリヤー,双竜染料
(株)製〕8%o.w.f.イオネツトPT―700〔分散剤,
三洋化成(株)製〕0.5g/、硫酸アンモニウム2
g/、酢酸(80%),3cc/の染浴で110℃、
30分(浴比1:12)ラピツド染色し、湯洗、水
洗、排液しポリエステル/ウール交織布の染色物
(b)を得た。この染色物を試験用ラピツド液流染色
機を用い実施例7〜9の本発明のソーピング剤の
それぞれの水液液(使用濃度1.5g/)で60℃、
20分(浴比1:15)ソーピングし、水洗、乾燥し
た。染色物の染色堅牢度を評価したところ表―2
の結果を得た。なお、比較のためにカラペツト染
色機〔日本染色機械(株)〕を用い高級アルコール硫
酸化物(固形分60%)1g/でソーピングし、
水洗、乾燥した染色物を同時に評価した。評価結
果を表―2に示す。
【表】
実施例 10
グリセリンEO/POランダム(EO/PO=2/
1モル比,15モル)のラウリン酸トリエステルを
本発明のソーピング剤とし、下記のようにして合
成した。 実施例1〜9と同様の反応釜にグリセリン184
gと触媒として苛性カリ1.5gを仕込み、減圧脱
水後160〜190℃でEO880gとPO580gとを予め液
化状態で混合したアルキレンオキサイド1460gを
注入して付加反応させグリセリンEO/POランダ
ム(EO/PO=2/1モル比,15モル)1640部を
得た。エステル化反応釜(容量5)にグリセリ
ンEO/POランダム(EO/PO=2/1モル比)
付加物1630g,パラトルエンスルホン酸8gおよ
びラウリン酸800gをそれぞれ仕込み160〜190℃
で6時間エステル化反応を行ない淡黄色液状物
2350gを得た。本発明のソーピング剤とする。 試験例 3 ポリエステル/綿(65/35)混紡ブロード# 60
を本発明のソーピング剤を用いて1浴2段染色、
ソーピングしたものおよび公知のソーピング剤を
用いて2浴2段染色、ソーピングしたものの染色
物をそれぞれ堅牢度試験しそれぞれの評価結果を
表―3に示した。 (1) 1浴2段染色法 ラピツド液流染色機(日阪製作所)を用いポ
リエステル/綿(65/35)混紡ブロード# 60の
200KgをドリマレンネービーX―RBL〔反応性
染料,サンド(株)製〕6%o.w.f.(対綿繊維),無
水芒硝60g/、第3リン酸ソーダ15g/、
イオネツトLD―7―200〔分散剤,三洋化成(株)
製〕0.5g/の染浴で60℃から90℃に昇温
(30分)し、90℃で30分間綿繊維側を染色した。
染浴を60℃に冷却し、酢酸(80%)にてPH5に
調整し、ダイアニツクスブリリアントレツド
BS―E〔分散染料,三菱化成(株)製〕0.3%o.w.f.
(対ポリエステル繊維)、ダイアニツクスネービ
ーブルーBN―E(分散染料,三菱化成(株)製〕
4%o.w.f.(対ポリエステル繊維)を添加し、
130℃に昇温した。130℃で25分間ポリエステル
繊維側をラピツド染色し、水洗、排液後この染
色物について実施例10のソーピング剤の1g/
の水溶液で95℃、10分(浴比1:10)ソーピ
ングし、湯洗(90℃,2分),水洗,乾燥した。 (2) 2浴2段染色法 液流染色機を用いポリエステル/綿(65/
35)混紡ブロード# 60の100Kgをダイアニツク
スブリリアントレツドBS―E0.3%o.w.f.(対ポ
リエステル繊維)、ダイアニツクスネービーブ
ルーBN―E4%o.w.f.(対ポリエステル繊維)、
イオネツトLD―7―200 0.5g/、酢酸(80
%)0.3c.c./の染浴で60℃から130℃に昇温
(30分)し、130℃で45分間ポリエステル繊維側
を染色した。90℃に冷却後排水し、水洗(10
分)を行つた。ハイドロサルフアイト1g/
、苛性ソーダ(48゜Be´)2g/、ポリオキ
シエチレン(20)ステアリルアミン1g/の
還元洗浄浴を作成し、80℃で20分還元洗浄し、
排液、水洗した。続いて該染色物をドリマレン
ネービーX―RBL6%o.w.f.(対綿繊維)、無水
芒硝60g/、第3リン酸ソーダ15g/の染
浴に入れ、90℃で45分間綿繊維側を染色した。
染色終了後50℃まで冷却し排液した。次いで湯
洗し、ポリオキシエチレン(16)ノニルフエニ
ルエーテル1g/の浴で、ソーピング(90
℃,20分)して、水洗乾燥後染色物を得た。
1モル比,15モル)のラウリン酸トリエステルを
本発明のソーピング剤とし、下記のようにして合
成した。 実施例1〜9と同様の反応釜にグリセリン184
gと触媒として苛性カリ1.5gを仕込み、減圧脱
水後160〜190℃でEO880gとPO580gとを予め液
化状態で混合したアルキレンオキサイド1460gを
注入して付加反応させグリセリンEO/POランダ
ム(EO/PO=2/1モル比,15モル)1640部を
得た。エステル化反応釜(容量5)にグリセリ
ンEO/POランダム(EO/PO=2/1モル比)
付加物1630g,パラトルエンスルホン酸8gおよ
びラウリン酸800gをそれぞれ仕込み160〜190℃
で6時間エステル化反応を行ない淡黄色液状物
2350gを得た。本発明のソーピング剤とする。 試験例 3 ポリエステル/綿(65/35)混紡ブロード# 60
を本発明のソーピング剤を用いて1浴2段染色、
ソーピングしたものおよび公知のソーピング剤を
用いて2浴2段染色、ソーピングしたものの染色
物をそれぞれ堅牢度試験しそれぞれの評価結果を
表―3に示した。 (1) 1浴2段染色法 ラピツド液流染色機(日阪製作所)を用いポ
リエステル/綿(65/35)混紡ブロード# 60の
200KgをドリマレンネービーX―RBL〔反応性
染料,サンド(株)製〕6%o.w.f.(対綿繊維),無
水芒硝60g/、第3リン酸ソーダ15g/、
イオネツトLD―7―200〔分散剤,三洋化成(株)
製〕0.5g/の染浴で60℃から90℃に昇温
(30分)し、90℃で30分間綿繊維側を染色した。
染浴を60℃に冷却し、酢酸(80%)にてPH5に
調整し、ダイアニツクスブリリアントレツド
BS―E〔分散染料,三菱化成(株)製〕0.3%o.w.f.
(対ポリエステル繊維)、ダイアニツクスネービ
ーブルーBN―E(分散染料,三菱化成(株)製〕
4%o.w.f.(対ポリエステル繊維)を添加し、
130℃に昇温した。130℃で25分間ポリエステル
繊維側をラピツド染色し、水洗、排液後この染
色物について実施例10のソーピング剤の1g/
の水溶液で95℃、10分(浴比1:10)ソーピ
ングし、湯洗(90℃,2分),水洗,乾燥した。 (2) 2浴2段染色法 液流染色機を用いポリエステル/綿(65/
35)混紡ブロード# 60の100Kgをダイアニツク
スブリリアントレツドBS―E0.3%o.w.f.(対ポ
リエステル繊維)、ダイアニツクスネービーブ
ルーBN―E4%o.w.f.(対ポリエステル繊維)、
イオネツトLD―7―200 0.5g/、酢酸(80
%)0.3c.c./の染浴で60℃から130℃に昇温
(30分)し、130℃で45分間ポリエステル繊維側
を染色した。90℃に冷却後排水し、水洗(10
分)を行つた。ハイドロサルフアイト1g/
、苛性ソーダ(48゜Be´)2g/、ポリオキ
シエチレン(20)ステアリルアミン1g/の
還元洗浄浴を作成し、80℃で20分還元洗浄し、
排液、水洗した。続いて該染色物をドリマレン
ネービーX―RBL6%o.w.f.(対綿繊維)、無水
芒硝60g/、第3リン酸ソーダ15g/の染
浴に入れ、90℃で45分間綿繊維側を染色した。
染色終了後50℃まで冷却し排液した。次いで湯
洗し、ポリオキシエチレン(16)ノニルフエニ
ルエーテル1g/の浴で、ソーピング(90
℃,20分)して、水洗乾燥後染色物を得た。
【表】
【表】
ン/ポリオキシエチレン(16)ノニルフエニ
ルエーテル
試験例 2 (1) 1浴1段染色 ラピツド液流染色機(日阪製作所)で経糸ポ
リエステル、緯糸レーヨンの(70/30)交織布
150KgをホロンブラツクE―PW〔分散染料サン
ド社(株)製〕(対ポリエステル)、カヤラススプラ
ブラツクB160〔直接染料,日本化薬(株)製〕6%
o.w.f.(対綿)、イオネツトRAP―100〔分散剤,
三洋化成製〕0.7g/および酢酸(80%)0.3
c.c./の染浴で130℃、30分(浴比1:8)染
色し、次いで90℃に冷却し、この時点で無水芒
硝30%o.w.f(対全繊維)を添加し、98℃で30分
間染色し、湯洗、水洗、排液し、次いで実施例
10のソーピング剤2g/,ソーダ灰1g/
水溶液を作成し、90℃,15分(浴比1:8)洗
浄し、水洗、乾燥した。なお比較のため下記の
2浴2段にて染色・ソーピングした染色物につ
いて同時に染色堅牢度試験を行なつた。 (2) 2浴2段染色 ロコ型液流染色機(北陸加工機)を用いて経
糸ポリエステル,緯糸レーヨンの(70/30)交
織布をホロンブラツクE・PW6%o.w.f.(対ポ
リエステル)、イオネツトRAP100を0.7g/
、酢酸(80%)0.3c.c./の染浴で130℃,45
分(浴比1:20)染色し次いで90℃に冷却し、
排液し、染色布は流水洗(10分)後、ハイドロ
サルフアイト1g/、苛性ソーダ1g/、
およびポリオキシエチレン(15モル)ステアリ
ルアミン(還元洗浄剤)1g/からなる還元
洗浄液を作成し、さきの染色布を80℃で20分還
元洗浄し、排液、流水洗(10分)を行つた。 次にレーヨン側をカヤラススプラブツクB―
160 6%o.w.f(対レーヨン),無水芒硝30%o.
w.f(対全繊維),浴比1:20で染色し、湯洗、
水洗、乾燥しポリエステル/レーヨン(70/
30)交織布の染色物を得た。この染色物をポリ
オキシエチレン(18)ステアリルアルコールエ
ーテル1g/,ソーダ灰1g/のソーピン
グ浴で80℃で20分ソーピングし、水洗、乾燥し
た。 この染色物(2浴2段染色)について染色堅
牢度試験を行つた。それぞれの評価結果を表―
4に示した。
ルエーテル
試験例 2 (1) 1浴1段染色 ラピツド液流染色機(日阪製作所)で経糸ポ
リエステル、緯糸レーヨンの(70/30)交織布
150KgをホロンブラツクE―PW〔分散染料サン
ド社(株)製〕(対ポリエステル)、カヤラススプラ
ブラツクB160〔直接染料,日本化薬(株)製〕6%
o.w.f.(対綿)、イオネツトRAP―100〔分散剤,
三洋化成製〕0.7g/および酢酸(80%)0.3
c.c./の染浴で130℃、30分(浴比1:8)染
色し、次いで90℃に冷却し、この時点で無水芒
硝30%o.w.f(対全繊維)を添加し、98℃で30分
間染色し、湯洗、水洗、排液し、次いで実施例
10のソーピング剤2g/,ソーダ灰1g/
水溶液を作成し、90℃,15分(浴比1:8)洗
浄し、水洗、乾燥した。なお比較のため下記の
2浴2段にて染色・ソーピングした染色物につ
いて同時に染色堅牢度試験を行なつた。 (2) 2浴2段染色 ロコ型液流染色機(北陸加工機)を用いて経
糸ポリエステル,緯糸レーヨンの(70/30)交
織布をホロンブラツクE・PW6%o.w.f.(対ポ
リエステル)、イオネツトRAP100を0.7g/
、酢酸(80%)0.3c.c./の染浴で130℃,45
分(浴比1:20)染色し次いで90℃に冷却し、
排液し、染色布は流水洗(10分)後、ハイドロ
サルフアイト1g/、苛性ソーダ1g/、
およびポリオキシエチレン(15モル)ステアリ
ルアミン(還元洗浄剤)1g/からなる還元
洗浄液を作成し、さきの染色布を80℃で20分還
元洗浄し、排液、流水洗(10分)を行つた。 次にレーヨン側をカヤラススプラブツクB―
160 6%o.w.f(対レーヨン),無水芒硝30%o.
w.f(対全繊維),浴比1:20で染色し、湯洗、
水洗、乾燥しポリエステル/レーヨン(70/
30)交織布の染色物を得た。この染色物をポリ
オキシエチレン(18)ステアリルアルコールエ
ーテル1g/,ソーダ灰1g/のソーピン
グ浴で80℃で20分ソーピングし、水洗、乾燥し
た。 この染色物(2浴2段染色)について染色堅
牢度試験を行つた。それぞれの評価結果を表―
4に示した。
【表】
【表】
ン/ポリオキシエチレンステアリルアル
コールエーテル
コールエーテル
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 グリセリンのオキシプロピレンオキシエチレ
ンエーテルの脂肪族エステル(但し該エーテルは
少くとも3個のオキシプロピレン単位を有し、ポ
リオキシアルキレン鎖中のオキシエチレン基の含
量は少くとも60重量%である。)からなることを
特徴とするポリエステル繊維用ソーピング剤。 2 該エステルが一般式 (式中、AOはC3H6OまたはC3H6OとC2H4Oとか
らなる基、n1+n2+n3は3〜30、m1+m2+m3は
9〜150、X1,X2,X3はHまたはOCR′であり、
R′は脂肪酸残基、X1,X2,X3の少くとも1つは
OCR′である)で示される化合物である特許請求
の範囲第1項記載のソーピング剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58024439A JPS59150189A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | ポリエステル繊維用ソ−ピング剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58024439A JPS59150189A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | ポリエステル繊維用ソ−ピング剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59150189A JPS59150189A (ja) | 1984-08-28 |
| JPH0236716B2 true JPH0236716B2 (ja) | 1990-08-20 |
Family
ID=12138174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58024439A Granted JPS59150189A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | ポリエステル繊維用ソ−ピング剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59150189A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03263501A (ja) * | 1990-03-13 | 1991-11-25 | Rinnai Corp | 低窒素酸化物バーナ |
-
1983
- 1983-02-15 JP JP58024439A patent/JPS59150189A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03263501A (ja) * | 1990-03-13 | 1991-11-25 | Rinnai Corp | 低窒素酸化物バーナ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59150189A (ja) | 1984-08-28 |
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