JPH0236997Y2 - - Google Patents

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JPH0236997Y2
JPH0236997Y2 JP1982057048U JP5704882U JPH0236997Y2 JP H0236997 Y2 JPH0236997 Y2 JP H0236997Y2 JP 1982057048 U JP1982057048 U JP 1982057048U JP 5704882 U JP5704882 U JP 5704882U JP H0236997 Y2 JPH0236997 Y2 JP H0236997Y2
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air
space
flow path
arcuate
damper
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JP1982057048U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、空調用等に使用されるダンパーであ
つて、特にダンパー翼開度と空気流量が直線的な
比例関係で変化する様にリニア特性を高めたリニ
アダンパーに関する。
(2) 従来の技術 空内の温湿度条件を一定に維持し快適空間を保
持するために、ダクト経路にダンパーを配置して
ダンパー羽根開度を調節することにより、空気の
通風量を変化させる方法が汎用されている。そし
て、近時の大型化した建築物において、各区画化
された室内の空調制御を行なうため集中暖冷房シ
ステムが取られ、このシステム全体の中でダンパ
ーが直接的制御の中心的機能を行なうこととなつ
ている。
即ち、例えば、室内静圧を常に一定に維持する
ために、100%の空気を供給、排気する場合を考
えると、排気分の70%を外部に排出し、残りの30
%を空調機に送気して、空調機で70%の新鮮外気
を取り入れ、これらをミツクスして100%の空気
を室内に供給するといつた制御方法が取られる。
従つて空気流量を直接的に制御するダンパーのダ
ンパー羽根の開度と空気流量とを比例的な関係で
変化させることにより、空気流量制御を精度良
く、しかも確実容易に行なわせ、かつダンパー以
外の流量測定装置等を必要とすることなく簡単な
構成で、空調制御システムの実効を期することが
可能である。このようなミキシングダンパーとし
て従来、第5図イ,ロに示すように所謂、バタフ
ライダンパーを多翼に構成し、平行翼や、対向翼
として使用したり、特公昭46−14305号公報に記
載されるような筒部内の共通軸に枢支した2枚の
ダンパ羽根の他端を内側に曲げて扇形断面をもつ
た弁体を構成し両ダンパ羽根の中心角を調節する
構成が提案されている。
(3) 考案が解決しようとする問題点 前者における構成では回転軸を中心に翼が通風
口内を完全な円周を描くように回転しつつ開閉す
る。従つて、翼の回転角(開度)と空気流量との
関係は平行翼のまま回転する場合は第2図中の曲
線a、対向翼の場合は第2図中の曲線bとなり、
いずれも顕著な曲線的変位特性を示し、翼開度と
流量との比例関係を維持できず、わずかな開度変
化でも急激に風量が変化することとなつて、現実
には前記室内に100%以上の静圧を負荷すること
となり、精度の良い確実な空調制御を行なうこと
が困難であつた。
また、後者の構成では、扇形断面部分を流路と
略直交方向に形成するため、両ダンパ羽根の中心
角を最小に設定した場合でも扇形部分が流路を遮
断し、圧力損失が大きく、実際には空気流量の制
御範囲は極めて限定されると共に、中心角度の設
定の際は、共通軸に枢支しているため、設定操作
が極めて煩雑であり、かつ、複雑なものとなるた
め、実用に供されなかつた。
本考案は、上記の欠点を解消するためになされ
たもので、その目的は、簡単な構成で、コストを
安価に維持し、円弧板(翼)の開度と空気流量と
の関係を直線的比例関係に維持し、ダンパー以外
の空気流量測定装置等を必要とすることなくダン
パー装置自体で空調システムの直接的制御を精度
良く確実に行なうことのできるリニアダンパーを
提供することにある。
考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、空調すべ
き空間と空調機を連通させ、この空調すべき空間
から所定量の空気を排気しつつこの所定量分の新
鮮外気を空調すべき空間に給気してこの空間の静
圧を常に一定に保持するために空調ダクトに介在
して設けられるダンパーであつて、 断面四角形状のダクト流路1内の空気通風方向
に略直交して設けられた回転軸3と、前記回転軸
を中心とする円上の一円弧に沿う断面円弧部と、
弦部から成る弓形であつて同円弧部の曲率中心に
おいて前記回転軸3に固着され、通風方向の投影
形状を矩形に構成しつつ前記流路1内を回動する
円弧板2と、前記流路1の一壁面側に形成され、
前記円弧板2を格納するための収容空間4と、を
備え、同円弧板2は回転運動に伴い前記収容空間
4から前記流路1に出入し、前記ダクト流路1内
における開度と空気流量が略直線的比例関係を保
持することを特徴とするリニアダンパーから構成
される。
(2) 実施例 以下、添付図面に基づき、本考案の実施例につ
いて具体的に説明する。
本考案に係るリニアダンパーは、室内などの空
調すべき空間と空調機を連通させ、この空調すべ
き空間から所定量の空気を排気しつつこの所定量
分の新鮮外気を空調すべき空間に給気してこの空
間の静圧を常に一定に保持するために空調ダクト
に介在して設けられる。従つて、集中冷暖房方式
の空調システム系の中でも特に、空気流量の制御
が行なわれ易いように、ダンパー羽根開度と空気
流量が比例的関係で相対的に変化するようなダン
パーとして提供されるものである。
第1図は、本考案の実施例に係るリニアダンパ
ーの側断面説明図であり、図において断面四角形
状のダクト流路1の流路壁6に空気通風方向に略
直交して回転軸3が図示しない軸穴に嵌挿して軸
支されている。
この回転軸3には同回転軸を中心とする円上の
一円弧に沿うような断面円弧部と弦部からなる弓
形の円弧板2が固定されている。本実施例におい
て、この円弧板2は、通風方向の投影形状をダク
ト流路1の断面内径により形成される形状と同一
形状に形成されており、かつ、円弧部の曲率中心
において前記回転軸3に固定されている。円弧板
の弦部には平板5が張架されて弦部を形成してい
る。
そして、円弧板2は通風方向の投影形状を矩形
に構成しつつ回転軸3を中心に流路1内を回動す
る。円弧板2は例えば、軽量かつ、強度的にも優
れたアルミニウム合金製等からなり、外部からの
回動操作に対して円滑に駆動する。
この円弧板2は特に断面が円弧部と弦部によつ
て形成される簡単な形状であり、押し出し成型加
工によつて簡単に量産でき、かつコスト的にも安
価に維持することができる。また、組み付け、交
換作業が容易にでき、更に、後述するように複数
層に亙つて本リニアダンパーを流路に形成する場
合、特に容易に製作することができる。
また、前記流路1の一壁面側にはこの円弧板2
を格納するための収容空間4が円弧板2の円弧部
の曲率に沿うように凹状に形成されている。
ここにおいて断面円弧部と、弦部から成る弓形
であつて同円弧部の曲率中心において前記回転軸
3に固着された円弧板2は、通風方向の投影形状
を矩形に構成しつつ前記流路1内を回動しつつ流
路を開閉することとなり、円弧板2の回転角(開
度)と空気流量との関係は略直線的比例関係を保
持することとなる。よつて、わずかな開度変化で
も急激に風量が変化することなく、精度の良い確
実な空調制御を行なうことが出来るものである。
また、上記構成により、流路1の開度も全閉状
態から全開状態まですべての範囲で設定でき、か
つ、全開状態においても圧力損失を最小限に維持
できるので、広範囲に亙つて開度と空気流量の比
例制御が可能となる。本考案に係るリニアダンパ
ーでは、回転軸3の回転角θと流路1の全断面積
に対する開口された部分の流通面積の比率は、下
記の式 X=1/2{1−√2(+45゜)} で与えられ、Xとθとはほぼ比例関係となる。
また、実験的にも第2図のΓに示す実測値を
得、これらを結ぶ実線のように両者がほぼ比例関
係で変位することが明らかにされている。
本考案に係るリニアダンパーは第3図に示すよ
うに多段に構成しても良くむしろ集中冷暖房シス
テムの中で使用される大口径ダクトに配設する場
合は、この様に多段構成として用いられる。この
場合でも、曲率中心において回転軸3に固定され
る円弧板2を形成するだけで良いので、容易に多
段構成とでき、また、流路の一壁面側に収容空間
4を備え、他方壁面はそのまま平面壁であるの
で、スペース、構造上も無理のない組み付けが実
現できる。
第4図は本考案のリニアダンパーにおける他の
実施例を示しており、流路壁6に底面よりシール
ド堰板7を突出させて、その後方に円弧板2の収
容空間4を形成したものである。この実施例では
前記実施例と異なり、ダクト内径自体から更に凹
陥させて収容空間4を形成せずに、ダクト内径の
一側面側にシールド堰板7を突出させることによ
りダクト内径の三辺とこのシールド堰板7とによ
り形成される断面に円弧板2が出入して開度と空
気流量との比におけるリニア特性を向上させたも
のであり、この場合にはダクト内径に収容空間と
しての円弧凹部を形成するのに対してシールド堰
板をダクト内面に装着するだけで良いのでリニア
ダンパーの製作が容易なものとなる。
考案の効果 以上説明したように、本考案に係るリニアダン
パーによれば、断面四角形状のダクト流路内の空
気通風方向に略直交して設けられた回転軸と、こ
の回転軸を中心とする円上の一円弧に沿う断面円
弧部と、弦部から成る弓形であつて同円弧部の曲
率中心において前記回転軸に固着され、通風方向
の投影形状を矩形に構成しつつ前記流路内を回動
する円弧板と、前記流路の一壁面側に形成され、
前記円弧板を格納するための収容空間とを備えた
ので、簡単な構成で、製造コストを安価に維持
し、翼開度と空気流量との関係を直線的比例関係
に維持し、ダンパー以外の空気流量測定装置等を
必要とすることなくダンパー装置自体で空調シス
テムの直接的制御を精度良く確実に行なうことが
できる。
特に、円弧板は断面円弧部と弦部からなる弓形
であるので、押し出し成型加工によつて簡単に量
産できる。
また、円弧板を格納するために流路の一壁面側
に収容空間を形成し、円弧板の回転運動に伴いそ
の円弧部が描く回転軌跡のうちの一部のみを前記
流路に出入して構成したので、流路の開度も全閉
状態から全開状態まですべての範囲で設定でき、
かつ、全開状態においても圧力損失を最小限に維
持出来るので、広範囲に亙つて開度と空気流量の
直線的比例制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るリニアダンパーの一実
施例を示す側断面説明図、第2図は、同実施例に
おける流量と回転角との関係を示す流量特性グラ
フ図、第3図は、本考案リニアダンパーを多段に
設けた例の開閉状態を示す説明図、第4図は、本
考案の他の実施例を示す説明図、第5図は、従来
のダンパーの構造を示す説明図である。 1……流路、2……円弧板、3……回転軸、4
……収容空間、5……弦部、6……流路壁、7…
…シールド堰板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空調すべき空間と空調機を連通させ、この空調
    すべき空間から所定量の空気を排気しつつこの所
    定量分の新鮮外気を空調すべき空間に給気してこ
    の空間の静圧を常に一定に保持するために空調ダ
    クトに介在して設けられるダンパーであつて、 断面四角形状のダクト流路1内の空気通風方向
    に略直交して設けられた回転軸3と、 前記回転軸を中心とする円上の一円弧に沿う断
    面円弧部と、弦部から成る弓形であつて同円弧部
    の曲率中心において前記回転軸3に固着され、通
    風方向の投影形状を矩形に構成しつつ前記流路1
    内を回動する円弧板2と、 前記流路1の一壁面側に形成され、前記円弧板
    2を格納するための収容空間4と、を備え、 同円弧板2は回転運動に伴い前記収容空間4か
    ら前記流路1に出入し、前記ダクト流路1内にお
    ける開度と空気流量が略直線的比例関係を保持す
    ることを特徴とするリニアダンパー。
JP5704882U 1982-04-19 1982-04-19 リニアダンパ− Granted JPS58169267U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5704882U JPS58169267U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 リニアダンパ−

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JP5704882U JPS58169267U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 リニアダンパ−

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Publication Number Publication Date
JPS58169267U JPS58169267U (ja) 1983-11-11
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JP5704882U Granted JPS58169267U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 リニアダンパ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0539399Y2 (ja) * 1987-12-15 1993-10-06
JP4253960B2 (ja) * 1999-11-18 2009-04-15 株式会社デンソー 車両用空調装置

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JPS58169267U (ja) 1983-11-11

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