JPH0237290Y2 - - Google Patents
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- JPH0237290Y2 JPH0237290Y2 JP7535183U JP7535183U JPH0237290Y2 JP H0237290 Y2 JPH0237290 Y2 JP H0237290Y2 JP 7535183 U JP7535183 U JP 7535183U JP 7535183 U JP7535183 U JP 7535183U JP H0237290 Y2 JPH0237290 Y2 JP H0237290Y2
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- hydraulic
- chamber
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- clutch disk
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
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Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
本考案は、自動車等車両に使用されるクラツチ
デイスクに関し、更に詳しくは、オイルダンパを
用いてヒステリシス特性を得るようにしたクラツ
チデイスクに係るものである。
デイスクに関し、更に詳しくは、オイルダンパを
用いてヒステリシス特性を得るようにしたクラツ
チデイスクに係るものである。
従来、自動車等車両には、エンジン等の回転動
力を車輪に伝達したり遮断したりするために、ク
ラツチ装置が設けられている。 このクラツチ装置には、動力伝達の断続をなめ
らかに行わせるため、およびエンジン等の回転変
動を吸収するために、クラツチデイスクにダンパ
機構が設けられている。このダンパ機構として
は、通常、トーシヨンスプリングまたはトーシヨ
ンゴムが用いられており、クラツチデイスクフエ
ーシング側とクラツチデイスクハブ側とを所定量
相対捩れ角変位可能に結合している。そして、相
対捩れ角変位を生じたときの捩りトルクにヒステ
リシス特性を持たせて、動力伝達系の振動や異音
を低減または抑制することが行われている。 このヒステリシス機構は、従来、クラツチデイ
スクハブと一体に設けられたフランジと、このフ
ランジの両側に配設されたデイスクプレートおよ
びサブデイスクプレートとの間に、摩擦材を介挿
して構成している。そして、クラツチデイスクハ
ブ側とクラツチデイスクフエーシング側とが相対
捩れ角変位するとき、この摩擦材が摩擦摺動し、
この摩擦摺動抵抗により所定のヒステリシスを発
生させている。
力を車輪に伝達したり遮断したりするために、ク
ラツチ装置が設けられている。 このクラツチ装置には、動力伝達の断続をなめ
らかに行わせるため、およびエンジン等の回転変
動を吸収するために、クラツチデイスクにダンパ
機構が設けられている。このダンパ機構として
は、通常、トーシヨンスプリングまたはトーシヨ
ンゴムが用いられており、クラツチデイスクフエ
ーシング側とクラツチデイスクハブ側とを所定量
相対捩れ角変位可能に結合している。そして、相
対捩れ角変位を生じたときの捩りトルクにヒステ
リシス特性を持たせて、動力伝達系の振動や異音
を低減または抑制することが行われている。 このヒステリシス機構は、従来、クラツチデイ
スクハブと一体に設けられたフランジと、このフ
ランジの両側に配設されたデイスクプレートおよ
びサブデイスクプレートとの間に、摩擦材を介挿
して構成している。そして、クラツチデイスクハ
ブ側とクラツチデイスクフエーシング側とが相対
捩れ角変位するとき、この摩擦材が摩擦摺動し、
この摩擦摺動抵抗により所定のヒステリシスを発
生させている。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、上述した構成のクラツチデイス
クにおいては、ヒステリシスを得るために設けら
れる摩擦材は使用により摩耗して、その摩擦係数
が変化する。このため、長期間に亘つて安定した
ヒステリシス特性を得ることができないといつた
問題が生じることがあつた。 また、この種のクラツチデイスクのヒステリシ
ス特性としては、相対捩れ角変位によつてヒステ
リシス幅を変化させることが好ましいものとされ
ている。具体的には、一般的に相対捩れ角変位の
小さい時にはヒステリシス幅も小さく、相対捩れ
角変位の大きい時にはヒステリシス幅も大きく設
定することが好ましいものとされている。 従つて、本考案の目的は、オイルダンパを用い
ることにより、長期間に亘つて安定したヒステリ
シス特性を得ることにある。 更に、本考案の他の目的は、このヒステリシス
特性を、相対捩れ角変位の大きさによつて異なる
ヒステリシス幅とすることにある。
クにおいては、ヒステリシスを得るために設けら
れる摩擦材は使用により摩耗して、その摩擦係数
が変化する。このため、長期間に亘つて安定した
ヒステリシス特性を得ることができないといつた
問題が生じることがあつた。 また、この種のクラツチデイスクのヒステリシ
ス特性としては、相対捩れ角変位によつてヒステ
リシス幅を変化させることが好ましいものとされ
ている。具体的には、一般的に相対捩れ角変位の
小さい時にはヒステリシス幅も小さく、相対捩れ
角変位の大きい時にはヒステリシス幅も大きく設
定することが好ましいものとされている。 従つて、本考案の目的は、オイルダンパを用い
ることにより、長期間に亘つて安定したヒステリ
シス特性を得ることにある。 更に、本考案の他の目的は、このヒステリシス
特性を、相対捩れ角変位の大きさによつて異なる
ヒステリシス幅とすることにある。
そこで本考案は、上述の問題点を解決するため
の手段として、次のような構成を採用したもので
ある。 すなわち、本考案の構成を第1図を例にとつて
説明すると、本考案のオイルダンパ式クラツチデ
イスクは、クラツチデイスクフエーシング13側
に端壁4を有する環状のシリンダにより形成され
る油圧シリンダ室1が設けられ、クラツチデイス
クハブ5側にこの油圧シリンダ室1に摺動嵌合す
るピストン6が設けられており、このピストン6
により油圧シリンダ室1はそれぞれ2つの油圧室
1a,1bに区画形成されている。そして、これ
らの油圧室1a,1bにはトーシヨンスプリング
7が介在され、各油圧室1a,1bはオリフイス
9,10を介して隣接する他の油圧室に連通され
ている。 上記油圧室1a,1bの少なくとも1つには浮
動ピストン25,26が摺動可能に嵌合してお
り、その油圧室1a,1bを少なくとも2つの油
圧分室1a1,1a2,1b1,1b2に区分している。 そして、各油圧分室1a1,1a2,1b1,1b2に
はばね力の異なるトーシヨンスプリング71,72
が介在されている。そして、各油圧分室1a1,1
a2、1b1,1b2は、オリフイス9,10,27を
介して隣接する他の油圧分室または油圧室に連通
されている。 更に、ばね力の強いトーシヨンスプリング72
が圧縮される際に作用するオリフイス27の断面
積は、ばね力の弱いトーシヨンスプリング71が
圧縮される際に作用するオリフイス9,10の断
面積よりも小さく設定されている。
の手段として、次のような構成を採用したもので
ある。 すなわち、本考案の構成を第1図を例にとつて
説明すると、本考案のオイルダンパ式クラツチデ
イスクは、クラツチデイスクフエーシング13側
に端壁4を有する環状のシリンダにより形成され
る油圧シリンダ室1が設けられ、クラツチデイス
クハブ5側にこの油圧シリンダ室1に摺動嵌合す
るピストン6が設けられており、このピストン6
により油圧シリンダ室1はそれぞれ2つの油圧室
1a,1bに区画形成されている。そして、これ
らの油圧室1a,1bにはトーシヨンスプリング
7が介在され、各油圧室1a,1bはオリフイス
9,10を介して隣接する他の油圧室に連通され
ている。 上記油圧室1a,1bの少なくとも1つには浮
動ピストン25,26が摺動可能に嵌合してお
り、その油圧室1a,1bを少なくとも2つの油
圧分室1a1,1a2,1b1,1b2に区分している。 そして、各油圧分室1a1,1a2,1b1,1b2に
はばね力の異なるトーシヨンスプリング71,72
が介在されている。そして、各油圧分室1a1,1
a2、1b1,1b2は、オリフイス9,10,27を
介して隣接する他の油圧分室または油圧室に連通
されている。 更に、ばね力の強いトーシヨンスプリング72
が圧縮される際に作用するオリフイス27の断面
積は、ばね力の弱いトーシヨンスプリング71が
圧縮される際に作用するオリフイス9,10の断
面積よりも小さく設定されている。
上述の手段によれば、クラツチデイスクフエー
シング13側とクラツチデイスクハブ5側とに相
対捩れ角変位が生じると、油圧室1a,1bおよ
び油圧分室1a1,1a2,1b1,1b2に介在された
トーシヨンスプリング7,71,72が圧縮されて
緩衝作用がなされる。 そして、このとき圧縮側に作用する油圧分室内
のオイルは、オリフイス9,10,27を通つて
非圧縮側に作用する油圧室または油圧分室に供給
される。この際、このオリフイス9,10,27
を通過するオイルの流通抵抗によりオイルダンパ
作用がなされ、相対捩れ角変位時に生じる捩りト
ルクにヒステリシスを生じさせている。 更に、前述したように、各油圧分室1a1,1
a2、1b1,1b2には、ばね力の異るトーシヨンス
プリング71,72が介在されており、かつ、ばね
力の強いトーシヨンスプリング72が圧縮される
際に作用するオリフイス27の断面積が、ばね力
の弱いトーシヨンスプリング71が圧縮される際
に作用するオリフイス9,10の断面積よりも小
さく設定されている。このため、例えば各油圧分
室1a1,1a2が圧縮側として作用する場合、最初
にばね力の弱いトーシヨンスプリング71が介在
された油圧分室1a1のオイルが、断面積の大きい
オリフイス9,10を介して隣接した他の油圧分
室1b1および油圧室1bに供給される。次いで、
ばね力の強いトーシヨンスプリング72が介在さ
れた油圧分室1a2のオイルが、断面積の小さいオ
リフイス27を介して隣接した油圧分室1b1およ
び油圧室1bに供給されるようになる。また別の
トーシヨンスプリング7も前記トーシヨンスプリ
ング71,72の連動作動に併せ相対捩れ角変位中
の全ストロークに作動するため油圧室1aのオリ
フイス9,10の流通抵抗も共に併動作用する。 また、逆に、油圧分室1b1,1b2が圧縮側とし
て作用する場合には、最初に油圧分室1b1のオイ
ルが断面積の大きいオリフイス9,10を介して
隣接した油圧分室1a1および油圧室1aに供給さ
れ、次いで油圧分室1b2のオイルが断面積の小さ
いオリフイス27を介して隣接した油圧分室12
1、更にオリフイス9,10を通じて油圧分室1
a1および油圧室1aに供給されるようになる。 このことは、クラツチデイスクの相対捩れ角変
位が小さいときにばね力の弱いトーシヨンスプリ
ング71が介在された油圧分室1a1,1b1のオリ
フイス9,10のオイルの流通抵抗が作用し、相
対捩れ角変位が大きくなつたときにはばね力の強
いトーシヨンスプリング72が介在された油圧分
室1a2,1b2のオリフイス27のオイルの流通抵
抗が作用することを意味する。 そして、相対捩れ角変位が小さいときに作用す
るオリフイス9,10は断面積が大きく設定され
ているため、このオリフイス9,10を通過する
オイル流通抵抗は比較的小さい。その結果、ヒス
テリシス幅も比較的小さいものとなつている。 次いで、相対捩れ角変位が大きくなると作用す
るオリフイス27は断面積が小さく設定されてい
るため、このオリフイス27を通過するオイル流
通抵抗は大きくなる。その結果、ヒステリシス幅
も大きなものとなる。即ち、オリフイス断面積の
大小の差が流通抵抗の差となり結果ヒステリシス
幅の差として現れる。
シング13側とクラツチデイスクハブ5側とに相
対捩れ角変位が生じると、油圧室1a,1bおよ
び油圧分室1a1,1a2,1b1,1b2に介在された
トーシヨンスプリング7,71,72が圧縮されて
緩衝作用がなされる。 そして、このとき圧縮側に作用する油圧分室内
のオイルは、オリフイス9,10,27を通つて
非圧縮側に作用する油圧室または油圧分室に供給
される。この際、このオリフイス9,10,27
を通過するオイルの流通抵抗によりオイルダンパ
作用がなされ、相対捩れ角変位時に生じる捩りト
ルクにヒステリシスを生じさせている。 更に、前述したように、各油圧分室1a1,1
a2、1b1,1b2には、ばね力の異るトーシヨンス
プリング71,72が介在されており、かつ、ばね
力の強いトーシヨンスプリング72が圧縮される
際に作用するオリフイス27の断面積が、ばね力
の弱いトーシヨンスプリング71が圧縮される際
に作用するオリフイス9,10の断面積よりも小
さく設定されている。このため、例えば各油圧分
室1a1,1a2が圧縮側として作用する場合、最初
にばね力の弱いトーシヨンスプリング71が介在
された油圧分室1a1のオイルが、断面積の大きい
オリフイス9,10を介して隣接した他の油圧分
室1b1および油圧室1bに供給される。次いで、
ばね力の強いトーシヨンスプリング72が介在さ
れた油圧分室1a2のオイルが、断面積の小さいオ
リフイス27を介して隣接した油圧分室1b1およ
び油圧室1bに供給されるようになる。また別の
トーシヨンスプリング7も前記トーシヨンスプリ
ング71,72の連動作動に併せ相対捩れ角変位中
の全ストロークに作動するため油圧室1aのオリ
フイス9,10の流通抵抗も共に併動作用する。 また、逆に、油圧分室1b1,1b2が圧縮側とし
て作用する場合には、最初に油圧分室1b1のオイ
ルが断面積の大きいオリフイス9,10を介して
隣接した油圧分室1a1および油圧室1aに供給さ
れ、次いで油圧分室1b2のオイルが断面積の小さ
いオリフイス27を介して隣接した油圧分室12
1、更にオリフイス9,10を通じて油圧分室1
a1および油圧室1aに供給されるようになる。 このことは、クラツチデイスクの相対捩れ角変
位が小さいときにばね力の弱いトーシヨンスプリ
ング71が介在された油圧分室1a1,1b1のオリ
フイス9,10のオイルの流通抵抗が作用し、相
対捩れ角変位が大きくなつたときにはばね力の強
いトーシヨンスプリング72が介在された油圧分
室1a2,1b2のオリフイス27のオイルの流通抵
抗が作用することを意味する。 そして、相対捩れ角変位が小さいときに作用す
るオリフイス9,10は断面積が大きく設定され
ているため、このオリフイス9,10を通過する
オイル流通抵抗は比較的小さい。その結果、ヒス
テリシス幅も比較的小さいものとなつている。 次いで、相対捩れ角変位が大きくなると作用す
るオリフイス27は断面積が小さく設定されてい
るため、このオリフイス27を通過するオイル流
通抵抗は大きくなる。その結果、ヒステリシス幅
も大きなものとなる。即ち、オリフイス断面積の
大小の差が流通抵抗の差となり結果ヒステリシス
幅の差として現れる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。 第1図および第2図は本考案の一実施例にかか
るオイルダンパ式クラツチデイスクを示すもので
あり、第1図は主要部の上半分を断面にて示す平
面図、第2図は第1図の−線断面図である。 第1図および第2図について説明するば、クラ
ツチデイスクフエーシング(以下、単にフエーシ
ングと称する)側の油圧シリンダ室1を形成する
ために、第2図に示すように断面が半円弧形状の
デイスクプレートシリンダ2とサブデイスクプレ
ートシリンダ3とが重ね合わされて、環状に配設
されており、この油圧シリンダ室1は円環状のシ
リンダとして形成されている。この円環状のシリ
ンダには、第1図に示すように等間隔に4個(第
1図では上半分に2個のみ図示されている)の端
壁4が、デイスクプレートシリンダ2およびサブ
デイスクプレートシリンダ3に溶接等により一体
的に設けられており、この端壁4により円環状の
シリンダを4つの油圧シリンダ室1に区分してい
る。 上記の油圧シリンダ室1には、クラツチデイス
クハブ(以下、単にハブと称する)5と一体的と
されたデイスクハブピストン6が摺動可能に嵌合
している。油圧シリンダ室1は第1図に示すよう
にこのハブピストン6により区画されて、回転方
向に2つの油圧室1a,1bを形成している。 この各油圧室1a,1bの内部構成は、第1図
で左半分と右半分とでは異なつて構成されてい
る。先ず、左半分の構成について述べれば、各油
圧室1a,1bの端壁4とハブピストン6との間
にはトーシヨンスプリング7が介在されている。
詳細には、トーシヨンスプリング7はトーシヨン
スプリングガイド8a,8bを介して端壁4とハ
ブピストン6に着座している。そして、ハブピス
トン6とその両側のトーシヨンスプリングガイド
8a,8a、および端壁4とその両側のトーシヨ
ンスプリングガイド8a,8bには隣接する各油
圧室1a,1bを互いに連通するオリフイス9,
10が設けられている。なお、このオリフイス
9,10の断面積は比較的大きく形成されてい
る。 次に、特徴部分である右半分の各油圧室1a,
1bの構成について述べれば、この各油圧室1
a,1bには、それぞれ第1の浮動ピストン25
と第2の浮動ピストン26の2個の浮動ピストン
が摺動可能に嵌合している。そして、各油圧室1
a,1bは、第1の浮動ピストン25と第2の浮
動ピストン26の円周方向外側に位置する第1の
油圧分室1a1,1b1と、両浮動ピストン25,2
6に挟まれた第2の油圧分室1a231b2とに区分
して形成されている。これらの第1の油圧分室1
a1,1b1と第2の油圧分室1a2,1b2にはトーシ
ヨンスプリング71および72が介在されている。
このトーシヨンスプリング71および72のばね力
の強さは異なつており、第2の油圧分室1a2,1
b2に介在されるトーシヨンスプリング72より第
1の油圧分室1a1,1b1に介在されるトーシヨン
スプリング71のばね力の方が弱く設定されてい
る。 そして、これらの浮動ピストン25および26
には、隣接する油圧分室1a1と1a2,1b1と1b2
とを互いに連通するオリフイス27が設けられて
いる。また、トーシヨンスプリングガイド8b,
8bおよび端壁4には、隣接する第1の油圧分室
1a1,1b1とを互いに連通するオリフイス10が
設けられている。更に、トーシヨンスプリングガ
イド8a,8bおよびハブピストン6には、隣接
する油圧分室1a1と油圧室1b、油圧分室1b1と
油圧室1aとを互いに連通するオリフイス9が設
けられている。第1の油圧分室1a1,1b1に関し
て端壁4およびハブピストン6に設けられるオリ
フイス9,10の断面積は、左側に図示したオリ
フイス9,10と同程度に比較的大きく設定され
ている。これに対し、第2の油圧分室1a2,1b2
を郭成する第1の浮動ピストン25と第2の浮動
ピストン26に設けられるオリフイス27の断面
積は、比較的小さく設定されている。なお、端壁
4およびハブピストン6へのトーシヨンスプリン
グ71の着座も、左側に図示したのと同様にトー
シヨンスプリングガイド8a,8bを介して行わ
れる。 油圧シリンダ室1の半径方向外方部にはガイド
溝11が形成されており、このガイド溝11にハ
ブピストン6から突設したガイド部6aが摺動移
動可能に嵌合している。これにより、油圧シリン
ダ室1とハブピストン6との嵌合の位置決めを行
い、第2図においてハブ5に対してデイスクプレ
ートシリンダ2およびサブデイスクプレートシリ
ンダ3が右方向に回動して傾斜するのを防止して
いる。 また、油圧シリンダ室1を形成するデイスクプ
レートシリンダ2とサブデイスクプレートシリン
ダ3の半径方向外方部の合わせ面にはOリング形
のオイルシール12が介在されており、油圧シリ
ンダ室1の油密を確保している。また、この両シ
リンダ2,3の合わせ面はリベツト22により結
合されて一体的とされている。更に、デイスクプ
レートシリンダ2にはフエーシング13を取り付
けたデイスクスプリング14がリベツト25によ
り取り付けられている。 両シリンダ2と3の半径方向内方端部にはスト
ツパピン18が設けられており、ハブ5とハブピ
ストン6との連接部分6bに穿設した長円のスト
ツパ孔19内にこのストツパピン18が嵌合して
いる。このストツパピン18とストツパ孔19と
の嵌合により、フエーシング13側とハブ5側と
の相対捩れ各変位は一定範囲に規制される。 なお、第2図において、符号20はデイスクプ
レートシリンダ2またはサブデイスクプレートシ
リンダ3に設けられる複数個のプラグを示し、油
圧シリンダ室1の各油圧室1a,1bにオイルを
給油するため、および給油時のエア抜きのための
孔21に螺合等により取り付けられる。 本考案の実施例は上記のように構成されている
ことにより、フエーシング13側とハブ5側とに
相対捩れ角変位が生じているとき、ストツパピン
18とストツパ孔19の嵌合により許容される相
対捩れ角変位の範囲内において、ハブ5側のハブ
ピストン6がフエーシング13側の油圧シリンダ
室1を摺動移動して、両者5,13の相対捩れ角
変位がなされる。なお、ハブピストン6が油圧シ
リンダ室1を摺動移動するとき、油圧室1aまた
は1bの一方の油圧室は圧縮側となつて作用し、
この油圧室に介在されたトーシヨンスプリング
7,71,72が圧縮されて、クラツチデイスクに
作用する回転変動の緩衝作用をなす。 また、トーシヨンスプリング7,71,72が圧
縮される油圧室1aまたは1bのオイルは、この
とき隣接する他の油圧室にハブピストン6、トー
シヨンスプリングガイド8a,8bおよび端壁4
に設けられたオリフイス9,10,27を通じて
供給される。このオリフイス9,10,27を通
過するオイル流通抵抗によりオイルダンパ作用が
なされ、相対捩れ角変位時に生じる捩りトルクに
ヒステリシスを生じさせる。 このとき、第1図で右半分に図示された油圧室
1a,1bは第1の油圧分室1a1,1b1と第2の
油圧分室1a2,1b2に形成されている。そして、
この第1の油圧分室1a1,1b1に介在されるトー
シヨンスプリング71と、第2の油圧分室1a2,
1b2に介在されるトーシヨンスプリング72とは、
そのばね力の大きさが異なつている。このため、
今、例えば油圧室1aが相対捩れ角変位時に圧縮
側として作用するとき、先ず、弱いばね力のトー
シヨンスプリング71が介在された油圧分室1a1
が圧縮される。この際、第1の油圧分室1a1のオ
イルは、オリフイス9および10を通つて隣接す
る油圧室1bおよび第1の油圧分室1b1に供給さ
れる。そして、このオリフイス9および10の断
面積は比較的大きく設定されているため、このオ
リフイス9,10を通るオイル流通抵抗は小さ
く、その結果、得られるヒステリシス幅も小さい
ものとなつている。 相対捩れ角変位が大きくなると、次いで、強い
ばね力のトーシヨンスプリング72が介在された
第2の油圧分室1a2が圧縮されるようになり、こ
の第2の油圧分室1a2のオイルがオリフイス27
を通つて隣接する第1の油圧分室1a1、更にオリ
フイス9,10を通じて油圧室1b、第1の油圧
分室1b1に供給されるようになる。この際、オリ
フイス27の断面積は比較的小さく設定されてい
るため、オリフイス27を通るオイル流通抵抗は
大かくなり、従つて相対捩れ角変位が大きい状態
におけるヒステリシス幅は大きくなる。 また、逆に油圧室1bが相対捩れ角変位時に圧
縮側として作用する場合には、最初に第1の油圧
分室1b1のオイルが断面積の大きいオリフイス
9,10を介して隣接した油圧分室1a1および油
圧室1aに供給され、次いで第2の油圧分室1b2
のオイルが断面積の小さいオリフイス27を介し
て隣接した油圧分室1b1、更にオリフイス10,
9を通じて第1の油圧分室1a1および油圧室1a
に供給される。 以上の結果得られるヒステリシス特性は、第3
図に示すような線図が得られる。すなわち、この
線図からも分るように、相対捩れ角変位の小さい
ときにおけるヒステリシス幅aよりも相対捩れ角
変位の大きいときにおけるヒステリシス幅bの方
が大きくなつており、クラツチデイスクのヒステ
リシス特性として好ましいものとなつている。 以上、本考案を特定の実施例について説明した
が、本考案は、上記実施例に限定されるものでは
なく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で
種々の実施態様が包含されるものである。 例えば、上述した実施例は、油圧シリンダ室1
を端壁4により区画して4個設けた場合について
説明したが、油圧シリンダ室1は1個であつても
よい。しかし、必ず端壁4を設けて油圧シリンダ
室1を形成する必要はある。クラツチデイスクの
回転バランス上からすれば、油圧シリンダ室1は
等間隔となるように配置して構成するのがよい。 また、上述の実施例は、複数個、具体的には4
個の油圧シリンダ室1を直列的に配置したが、こ
の油圧シリンダ室1は並列的に配置して構成して
もよい。 また、上述の実施例は、1つの油圧室1a,1
bに第1の浮動ピストン25と第2の浮動ピスト
ン26を嵌合させて、第2の油圧分室1a2,1b2
各油圧室1a,1bに各2室設けた場合について
説明したが、1つの油圧室1a,1bには1個の
浮動ピストンのみを嵌合させて、第1の油圧分室
と第2の油圧分室をそれぞれ1室づつとしてもよ
い。 また、上述の実施例の場合には、オリフイス
9,10,27はすべてハブピストン6、端壁
4、トーシヨンスプリングガイド8a,8b、第
1および第2の浮動ピストン25,26の中央部
に連通孔を穿設して形成しているが、これらのオ
リフイスは、ハブピストン6、端壁4、トーシヨ
ンスプリングガイド8a,8b、第1および第2
の浮動ピストン25,26の摺動嵌合部に隙間や
溝を設けて形成してもよい。
説明する。 第1図および第2図は本考案の一実施例にかか
るオイルダンパ式クラツチデイスクを示すもので
あり、第1図は主要部の上半分を断面にて示す平
面図、第2図は第1図の−線断面図である。 第1図および第2図について説明するば、クラ
ツチデイスクフエーシング(以下、単にフエーシ
ングと称する)側の油圧シリンダ室1を形成する
ために、第2図に示すように断面が半円弧形状の
デイスクプレートシリンダ2とサブデイスクプレ
ートシリンダ3とが重ね合わされて、環状に配設
されており、この油圧シリンダ室1は円環状のシ
リンダとして形成されている。この円環状のシリ
ンダには、第1図に示すように等間隔に4個(第
1図では上半分に2個のみ図示されている)の端
壁4が、デイスクプレートシリンダ2およびサブ
デイスクプレートシリンダ3に溶接等により一体
的に設けられており、この端壁4により円環状の
シリンダを4つの油圧シリンダ室1に区分してい
る。 上記の油圧シリンダ室1には、クラツチデイス
クハブ(以下、単にハブと称する)5と一体的と
されたデイスクハブピストン6が摺動可能に嵌合
している。油圧シリンダ室1は第1図に示すよう
にこのハブピストン6により区画されて、回転方
向に2つの油圧室1a,1bを形成している。 この各油圧室1a,1bの内部構成は、第1図
で左半分と右半分とでは異なつて構成されてい
る。先ず、左半分の構成について述べれば、各油
圧室1a,1bの端壁4とハブピストン6との間
にはトーシヨンスプリング7が介在されている。
詳細には、トーシヨンスプリング7はトーシヨン
スプリングガイド8a,8bを介して端壁4とハ
ブピストン6に着座している。そして、ハブピス
トン6とその両側のトーシヨンスプリングガイド
8a,8a、および端壁4とその両側のトーシヨ
ンスプリングガイド8a,8bには隣接する各油
圧室1a,1bを互いに連通するオリフイス9,
10が設けられている。なお、このオリフイス
9,10の断面積は比較的大きく形成されてい
る。 次に、特徴部分である右半分の各油圧室1a,
1bの構成について述べれば、この各油圧室1
a,1bには、それぞれ第1の浮動ピストン25
と第2の浮動ピストン26の2個の浮動ピストン
が摺動可能に嵌合している。そして、各油圧室1
a,1bは、第1の浮動ピストン25と第2の浮
動ピストン26の円周方向外側に位置する第1の
油圧分室1a1,1b1と、両浮動ピストン25,2
6に挟まれた第2の油圧分室1a231b2とに区分
して形成されている。これらの第1の油圧分室1
a1,1b1と第2の油圧分室1a2,1b2にはトーシ
ヨンスプリング71および72が介在されている。
このトーシヨンスプリング71および72のばね力
の強さは異なつており、第2の油圧分室1a2,1
b2に介在されるトーシヨンスプリング72より第
1の油圧分室1a1,1b1に介在されるトーシヨン
スプリング71のばね力の方が弱く設定されてい
る。 そして、これらの浮動ピストン25および26
には、隣接する油圧分室1a1と1a2,1b1と1b2
とを互いに連通するオリフイス27が設けられて
いる。また、トーシヨンスプリングガイド8b,
8bおよび端壁4には、隣接する第1の油圧分室
1a1,1b1とを互いに連通するオリフイス10が
設けられている。更に、トーシヨンスプリングガ
イド8a,8bおよびハブピストン6には、隣接
する油圧分室1a1と油圧室1b、油圧分室1b1と
油圧室1aとを互いに連通するオリフイス9が設
けられている。第1の油圧分室1a1,1b1に関し
て端壁4およびハブピストン6に設けられるオリ
フイス9,10の断面積は、左側に図示したオリ
フイス9,10と同程度に比較的大きく設定され
ている。これに対し、第2の油圧分室1a2,1b2
を郭成する第1の浮動ピストン25と第2の浮動
ピストン26に設けられるオリフイス27の断面
積は、比較的小さく設定されている。なお、端壁
4およびハブピストン6へのトーシヨンスプリン
グ71の着座も、左側に図示したのと同様にトー
シヨンスプリングガイド8a,8bを介して行わ
れる。 油圧シリンダ室1の半径方向外方部にはガイド
溝11が形成されており、このガイド溝11にハ
ブピストン6から突設したガイド部6aが摺動移
動可能に嵌合している。これにより、油圧シリン
ダ室1とハブピストン6との嵌合の位置決めを行
い、第2図においてハブ5に対してデイスクプレ
ートシリンダ2およびサブデイスクプレートシリ
ンダ3が右方向に回動して傾斜するのを防止して
いる。 また、油圧シリンダ室1を形成するデイスクプ
レートシリンダ2とサブデイスクプレートシリン
ダ3の半径方向外方部の合わせ面にはOリング形
のオイルシール12が介在されており、油圧シリ
ンダ室1の油密を確保している。また、この両シ
リンダ2,3の合わせ面はリベツト22により結
合されて一体的とされている。更に、デイスクプ
レートシリンダ2にはフエーシング13を取り付
けたデイスクスプリング14がリベツト25によ
り取り付けられている。 両シリンダ2と3の半径方向内方端部にはスト
ツパピン18が設けられており、ハブ5とハブピ
ストン6との連接部分6bに穿設した長円のスト
ツパ孔19内にこのストツパピン18が嵌合して
いる。このストツパピン18とストツパ孔19と
の嵌合により、フエーシング13側とハブ5側と
の相対捩れ各変位は一定範囲に規制される。 なお、第2図において、符号20はデイスクプ
レートシリンダ2またはサブデイスクプレートシ
リンダ3に設けられる複数個のプラグを示し、油
圧シリンダ室1の各油圧室1a,1bにオイルを
給油するため、および給油時のエア抜きのための
孔21に螺合等により取り付けられる。 本考案の実施例は上記のように構成されている
ことにより、フエーシング13側とハブ5側とに
相対捩れ角変位が生じているとき、ストツパピン
18とストツパ孔19の嵌合により許容される相
対捩れ角変位の範囲内において、ハブ5側のハブ
ピストン6がフエーシング13側の油圧シリンダ
室1を摺動移動して、両者5,13の相対捩れ角
変位がなされる。なお、ハブピストン6が油圧シ
リンダ室1を摺動移動するとき、油圧室1aまた
は1bの一方の油圧室は圧縮側となつて作用し、
この油圧室に介在されたトーシヨンスプリング
7,71,72が圧縮されて、クラツチデイスクに
作用する回転変動の緩衝作用をなす。 また、トーシヨンスプリング7,71,72が圧
縮される油圧室1aまたは1bのオイルは、この
とき隣接する他の油圧室にハブピストン6、トー
シヨンスプリングガイド8a,8bおよび端壁4
に設けられたオリフイス9,10,27を通じて
供給される。このオリフイス9,10,27を通
過するオイル流通抵抗によりオイルダンパ作用が
なされ、相対捩れ角変位時に生じる捩りトルクに
ヒステリシスを生じさせる。 このとき、第1図で右半分に図示された油圧室
1a,1bは第1の油圧分室1a1,1b1と第2の
油圧分室1a2,1b2に形成されている。そして、
この第1の油圧分室1a1,1b1に介在されるトー
シヨンスプリング71と、第2の油圧分室1a2,
1b2に介在されるトーシヨンスプリング72とは、
そのばね力の大きさが異なつている。このため、
今、例えば油圧室1aが相対捩れ角変位時に圧縮
側として作用するとき、先ず、弱いばね力のトー
シヨンスプリング71が介在された油圧分室1a1
が圧縮される。この際、第1の油圧分室1a1のオ
イルは、オリフイス9および10を通つて隣接す
る油圧室1bおよび第1の油圧分室1b1に供給さ
れる。そして、このオリフイス9および10の断
面積は比較的大きく設定されているため、このオ
リフイス9,10を通るオイル流通抵抗は小さ
く、その結果、得られるヒステリシス幅も小さい
ものとなつている。 相対捩れ角変位が大きくなると、次いで、強い
ばね力のトーシヨンスプリング72が介在された
第2の油圧分室1a2が圧縮されるようになり、こ
の第2の油圧分室1a2のオイルがオリフイス27
を通つて隣接する第1の油圧分室1a1、更にオリ
フイス9,10を通じて油圧室1b、第1の油圧
分室1b1に供給されるようになる。この際、オリ
フイス27の断面積は比較的小さく設定されてい
るため、オリフイス27を通るオイル流通抵抗は
大かくなり、従つて相対捩れ角変位が大きい状態
におけるヒステリシス幅は大きくなる。 また、逆に油圧室1bが相対捩れ角変位時に圧
縮側として作用する場合には、最初に第1の油圧
分室1b1のオイルが断面積の大きいオリフイス
9,10を介して隣接した油圧分室1a1および油
圧室1aに供給され、次いで第2の油圧分室1b2
のオイルが断面積の小さいオリフイス27を介し
て隣接した油圧分室1b1、更にオリフイス10,
9を通じて第1の油圧分室1a1および油圧室1a
に供給される。 以上の結果得られるヒステリシス特性は、第3
図に示すような線図が得られる。すなわち、この
線図からも分るように、相対捩れ角変位の小さい
ときにおけるヒステリシス幅aよりも相対捩れ角
変位の大きいときにおけるヒステリシス幅bの方
が大きくなつており、クラツチデイスクのヒステ
リシス特性として好ましいものとなつている。 以上、本考案を特定の実施例について説明した
が、本考案は、上記実施例に限定されるものでは
なく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で
種々の実施態様が包含されるものである。 例えば、上述した実施例は、油圧シリンダ室1
を端壁4により区画して4個設けた場合について
説明したが、油圧シリンダ室1は1個であつても
よい。しかし、必ず端壁4を設けて油圧シリンダ
室1を形成する必要はある。クラツチデイスクの
回転バランス上からすれば、油圧シリンダ室1は
等間隔となるように配置して構成するのがよい。 また、上述の実施例は、複数個、具体的には4
個の油圧シリンダ室1を直列的に配置したが、こ
の油圧シリンダ室1は並列的に配置して構成して
もよい。 また、上述の実施例は、1つの油圧室1a,1
bに第1の浮動ピストン25と第2の浮動ピスト
ン26を嵌合させて、第2の油圧分室1a2,1b2
各油圧室1a,1bに各2室設けた場合について
説明したが、1つの油圧室1a,1bには1個の
浮動ピストンのみを嵌合させて、第1の油圧分室
と第2の油圧分室をそれぞれ1室づつとしてもよ
い。 また、上述の実施例の場合には、オリフイス
9,10,27はすべてハブピストン6、端壁
4、トーシヨンスプリングガイド8a,8b、第
1および第2の浮動ピストン25,26の中央部
に連通孔を穿設して形成しているが、これらのオ
リフイスは、ハブピストン6、端壁4、トーシヨ
ンスプリングガイド8a,8b、第1および第2
の浮動ピストン25,26の摺動嵌合部に隙間や
溝を設けて形成してもよい。
以上のように本考案によれば、オイルダンパを
用い、オリフイスを通過するオイル流通抵抗によ
つてヒステリシスを得るようにしたので、オリフ
イスのオイル流通抵抗は経時変化せず一定である
ことから、長期間に亘つて安定したヒステリシス
特性を得ることができる。 しかも、ばね力の強いトーシヨンスプリングが
圧縮される際に作用するオリフイスの断面積を、
ばね力の弱いトーシヨンスプリングが圧縮される
際に作用するオリフイスの断面積よりも小さく設
定したので、相対捩れ角変位の小さいときにはヒ
ステリシス幅が小さく、相対捩れ角変位の大きい
ときにはヒステリシス幅が大きくなり、クラツチ
デイスクとして理想的なヒステリシス特性を得る
ことができる。
用い、オリフイスを通過するオイル流通抵抗によ
つてヒステリシスを得るようにしたので、オリフ
イスのオイル流通抵抗は経時変化せず一定である
ことから、長期間に亘つて安定したヒステリシス
特性を得ることができる。 しかも、ばね力の強いトーシヨンスプリングが
圧縮される際に作用するオリフイスの断面積を、
ばね力の弱いトーシヨンスプリングが圧縮される
際に作用するオリフイスの断面積よりも小さく設
定したので、相対捩れ角変位の小さいときにはヒ
ステリシス幅が小さく、相対捩れ角変位の大きい
ときにはヒステリシス幅が大きくなり、クラツチ
デイスクとして理想的なヒステリシス特性を得る
ことができる。
第1図および第2図は本考案の一実施例にかか
るオイルダンパ式クラツチデイスクを示すもので
あり、第1図は上半分の主要部を断面にて示す平
面図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
は本考案にかかるオイルダンパ式クラツチデイス
クにおける相対捩れ角変位に対する捩りトルクの
ヒステリシス特性線図である。 符号の説明、1……油圧シリンダ室、1a,1
b……油圧室、1a1,1b1……第1の油圧分室、
1a2,1b2……第2の油圧分室、4……端壁、5
……クラツチデイスクハブ、6……デイスクハブ
ピストン(ピストン)、7……トーシヨンスプリ
ング、71……ばね力の弱いトーシヨンスプリン
グ、72……ばね力の強いトーシヨンスプリング、
8a,8b……トーシヨンスプリングガイド、
9,10……断面積の大きいオリフイス、13…
…クラツチデイスクフエーシング、25……第1
の浮動ピストン、26……第2の浮動ピストン、
27……断面積の小さいオリフイス。
るオイルダンパ式クラツチデイスクを示すもので
あり、第1図は上半分の主要部を断面にて示す平
面図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
は本考案にかかるオイルダンパ式クラツチデイス
クにおける相対捩れ角変位に対する捩りトルクの
ヒステリシス特性線図である。 符号の説明、1……油圧シリンダ室、1a,1
b……油圧室、1a1,1b1……第1の油圧分室、
1a2,1b2……第2の油圧分室、4……端壁、5
……クラツチデイスクハブ、6……デイスクハブ
ピストン(ピストン)、7……トーシヨンスプリ
ング、71……ばね力の弱いトーシヨンスプリン
グ、72……ばね力の強いトーシヨンスプリング、
8a,8b……トーシヨンスプリングガイド、
9,10……断面積の大きいオリフイス、13…
…クラツチデイスクフエーシング、25……第1
の浮動ピストン、26……第2の浮動ピストン、
27……断面積の小さいオリフイス。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 クラツチデイスクフエーシング側とクラツチデ
イスクハブ側とを所定量相対捩れ角変位可能に結
合するために、クラツチデイスクフエーシング側
に端壁を有する環状のシリンダにより形成される
油圧シリンダ室が設けられ、クラツチデイスクハ
ブ側にこの油圧シリンダ室に摺動嵌合するピスト
ンが設けられており、このピストンにより油圧シ
リンダ室はそれぞれ2つの油圧室に区画形成さ
れ、更に、これらの油圧室にはトーシヨンスプリ
ングが介在されると共に、各油圧室はオリフイス
を介して隣接する他の油圧室に連通されてなるオ
イルダンパ式クラツチデイスクにおいて、 前記油圧室の少なくとも1つに浮動ピストンを
摺動可能に嵌合してその油圧室を少なくとも2つ
の油圧分室に区分すると共に、各油圧分室にばね
力の異なるトーシヨンスプリングを相対捩れ角変
位にしたがつてばね力の弱いトーシヨンスプリン
グから強いトーシヨンスプリングに順次連動して
作動するように介在し、更に、互いに隣接する油
圧室及び油圧分室をオリフイスを介して連通する
と共に、ばね力の強いトーシヨンスプリングが作
動する時に作用するオリフイスの断面積は他のオ
リフイスの断面積よりも小さく設定したことを特
徴とするオイルダンパ式クラツチデイスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7535183U JPS59180019U (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | オイルダンパ式クラツチデイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7535183U JPS59180019U (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | オイルダンパ式クラツチデイスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59180019U JPS59180019U (ja) | 1984-12-01 |
| JPH0237290Y2 true JPH0237290Y2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=30205418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7535183U Granted JPS59180019U (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | オイルダンパ式クラツチデイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59180019U (ja) |
-
1983
- 1983-05-19 JP JP7535183U patent/JPS59180019U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59180019U (ja) | 1984-12-01 |
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