JPH0237347Y2 - - Google Patents

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JPH0237347Y2
JPH0237347Y2 JP1984199869U JP19986984U JPH0237347Y2 JP H0237347 Y2 JPH0237347 Y2 JP H0237347Y2 JP 1984199869 U JP1984199869 U JP 1984199869U JP 19986984 U JP19986984 U JP 19986984U JP H0237347 Y2 JPH0237347 Y2 JP H0237347Y2
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hose
freon
base tube
polyimide resin
metal
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この考案は、耐久性に優れたフレオン用ホース
に関するものである。 〔従来の技術〕 一般に、フレオン用ホースは、冷媒ガスである
フレオンガスを流通させる基管の外周面に、繊維
製の補強層、中間ゴム層、ゴム製外管等を設けた
樹脂・ゴム複合ホースによつて構成されている。
この種のフレオン用ホースにおいては、上記基管
がポリアミド樹脂で構成されている。すなわち、
ポリイミド樹脂は、耐フレオンガス透過性、適度
な機械的強度および柔軟性、軽量、安価等の点で
優れていることからフレオン用ホースの基管材料
として汎用化されている。 しかしながら、この種のホースには、つぎのよ
うな欠点がある。これを自動車用クーラーホース
(フレオン用ホース)を例にとつて説明する。自
動車用クーラーホースは、配管上金属パイプ(表
面をメツキ処理したものを含む)等の接続管に接
続されて用いられる。この種の配管系には、通
常、ポンプ等の機器類が接続されており、これに
よつてフレオンガス(通常、フレオン12)の循
環が行われる。最近、このような配管系の雰囲気
温度が上昇し、上記クーラーホースの耐久性が著
しく低下するようになつた。本考案者は、その原
因について研究を重ねた結果、上記配管系の冷媒
ガス温度は最高150℃程度にまで達する場合があ
り、その結果、クーラーホースの金属接続管から
溶出した金属イオンや上記ポンプ等の機器類の摩
損によつて生ずる金属物質等と、クーラーホース
内を流れるフレオンガス中の遊離塩素等とが反応
して、金属ハロゲン化物、例えばアルミニウム、
亜鉛、錫等の塩化物が副生し、これが原因でクー
ラーホースの耐久性が著しく低下することを見い
がした。すなわち、これの副生物が配管系内を循
環すると、クーラーホースのポリアミド樹脂製基
管が大きなダメージを受ける。より詳しく述べる
と、上記ポリアミド樹脂製基管は、これらの金属
塩化物によつて劣化、脆化し、その結果、内部流
体による衝撃圧、エンジン等による振動あるいは
外部からの曲げ荷重負荷等によつて、接続部から
流体が洩れたり、あるいは極端な場合には脆性破
壊が起こりホースが破裂する等の実用上重大な問
題が生じる。 〔考案の課題〕 この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、配管系内の流体の温度が150℃程度迄上昇
しても、その流体内に存在する金属ハロゲン化物
によつて基管が劣化することのない耐久性に優れ
たフレオン用ホースの提供をその目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、この考案のフレオ
ン用ホースは、冷媒ガスが流通する基管を備え、
上記基管がポリアミド樹脂で構成され、その基管
の内周面がポリイミド樹脂薄層で被覆されている
という構成をとる。 〔作用〕 この考案のフレオン用ホースは、第1図および
第2図に示すように、ナイロン6もしくはナイロ
ン66またはこれらを共重合体(又はブレンド
体)の一成分とするポリアミド樹脂からなる基管
1の内面を、ポリイミド樹脂薄層2で被覆してい
る。このポリイミド樹脂薄層2の形成により、ポ
リアミド樹脂からなる基管1の特徴を損なうこと
なく、配管系内をフレオンガス流体と共に循環す
る金属ハロゲン化物による基管1の劣化を防止す
ることが可能となる。 基管1を構成する材料としては、ナイロン6、
ナイロン66等のポリアミド樹脂や、これらを共
重合体又はブレンド体の一成分とするポリアミド
樹脂が用いられる。共重合体の例としては、ナイ
ロン6/66、ナイロン6/12、ナイロン6/
10、ナイロン6/ポリエーテルアミド共重合体
等があげられる。また、ブレンド体の例として
は、上記ナイロンと各種エラストマー(エチレン
プロピレンジエンゴム等)とのブレンド物などが
あげられる。特に、これらのポリアミド樹脂のな
かでも、ナイロン6、ナイロン66等を用いると
好結果が得られる。これは、これらのものが特に
耐フレオンガス透過性に優れているからであり、
柔軟性の付与については、可塑剤等の添加により
実用に供し得るものが得られるからである。この
ような基管1は、単層構造でも、さらにその基管
の外周に同種または異種の材料からなる層が形成
された複層構造でもよい。少なくとも最内層の基
管が上記材料によつて構成されていればよい。そ
して、基管1の厚みは必要に応じ選定されるが、
通常0.2〜2.0mmに形成される。 ポリイミド樹脂薄層2を構成する材料として
は、柔軟性には劣るが耐フレオンガス透過性およ
び耐金属ハロゲン化物性に優れ且つ耐熱性にも優
れるポリイミド樹脂PIが用いられる。ポリイミ
ド樹脂は加工性に劣るため、この考案では、薄層
2は、ポリイミド樹脂溶液を基管1の内面にコー
テイングするなどして形成される。薄層2の肉厚
は、ポリイミド樹脂が非常に高価であり且つ柔軟
性に劣ることを考慮し、通常、10〜100μの範囲
に設定されるのであり、この考案における薄層2
は、この範囲の厚みのものを意味する。このよう
な薄層2の形成にあたつて、基管1の内面には、
あらかじめ接着性向上のためにプライマー処理等
が必要に応じ施される。 なお、この考案のフレオン用ホースには、上記
基管1の外面に必要に応じ中間ゴム層3、補強層
4、外管5等を適宜選択して設けてもよい。 上記基管1を劣化させる金属ハロゲン化物は、
フレオン用ホースの金属、接続管から溶出した金
属イオン、機器類の摩耗によつて生ずる金属物質
等と、冷媒ガスであるフレオンガス中の遊離塩素
等とが反応して生成する。上記金属ハロゲン化物
は、例えばアルミニウム、亜鉛、錫等のハロゲン
化物、特に塩化物であり、配管系内で使用中に副
生したり、あるいはあらかじめ冷媒ガス中に劣化
防止剤、安定剤等として混入されている場合があ
る。特に、ポリアミド樹脂の場合には、金属種と
しては塩素に対する劣化が顕著である。 つぎに、この考案の実施例を説明する。 〔実施例〕 後記の表に示す構成のフレオン用ホースを作製
した。すなわち、実施例においては、外径12mm、
肉厚1.0mmのポリアミド樹脂製基管を押出し成形
し、ついでその外周面に接着剤を塗布して繊維編
組補強層を形成し、さらにその外周面にゴム製外
管(材質:エチレンプロピレンジエンゴム、肉厚
1.5mm)を押出被覆した。ついで、これらを一体
加硫接着(150℃×30分)した。その後、得られ
たホースの基管の内にフエノール樹脂を主成分と
するプライマー溶液を塗布し焼付乾燥した。そし
て、このホースの内面に、ポリイミド樹脂溶液
(濃度10wt%)をコーテイングし、ポリイミド樹
脂製薄層(肉厚10μ又は20μ)を形成し、150℃×
30分の熱処理を施し、目的とするホースを得た。 なお、実施例と比較するため、後記の表に示す
構成の比較例のホースを作製した。比較例のホー
スの形成方法は、最内層の樹脂製薄層(ポリエス
テル、ポリエーテルエーテルケトン製)は押出成
形により形成した。そして、比較例5,6は、そ
の外周面に接着前処理を施したのち、ポリアミド
樹脂製基管を押出形成して2層構造にした。比較
例1〜4は、ポリアミド樹脂製基管のみの単層構
造にした。これらのホースにおいて、補強層およ
びゴム製外管は実施例と同様にして形成した。 つぎに、上記のようにして得られたフレオン用
ホースに対して、その内部流体としてフレオン系
に常用される作動油を用い、この流体中に後記の
表に示す金属ハロゲン化物を混入して強制循環試
験(150℃)を行つた。 この試験後、所定時間経過したホースを、ホー
ス径の5倍の経を有するマンドレルの外周面に円
周に沿つて巻きつけ、ホースの劣化状態すなわち
脆性破壊の有無を調べた。その結果を後記の表に
併せて示す。 後記の表の結果から明らかなように、比較例品
は、金属ハロゲン化物により早期に劣化して脆性
破壊を起こすのに対し、実施例品は長期にわたつ
て劣化せず脆性破壊のない耐久性に優れたホース
であることがわかる。
【表】

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 冷媒ガスが流通する基管を備え、上記基管が
    ポリアミド樹脂で構成され、その基管の内周面
    がポリイミド樹脂薄層で被覆されていることを
    特徴とするフレオン用ホース。 (2) ポリイミド樹脂薄層の肉厚が10〜100μであ
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のフレオ
    ン用ホース。
JP1984199869U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH0237347Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58144168U (ja) * 1982-03-25 1983-09-28 東海ゴム工業株式会社 自動車用ク−ラ−ホ−ス

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JPS61114186U (ja) 1986-07-18

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