JPH0239593Y2 - - Google Patents

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JPH0239593Y2
JPH0239593Y2 JP18754284U JP18754284U JPH0239593Y2 JP H0239593 Y2 JPH0239593 Y2 JP H0239593Y2 JP 18754284 U JP18754284 U JP 18754284U JP 18754284 U JP18754284 U JP 18754284U JP H0239593 Y2 JPH0239593 Y2 JP H0239593Y2
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cleaning
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pipe
cooling
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、塩素系有機溶剤からなる洗浄液を使
用して、合成樹脂材料から成形された樹脂製品の
表面を洗浄するに適した洗浄装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、例えば、自動車用ウレタンバンパ等の合
成樹脂材料から形成された樹脂製品の表面を洗浄
する際には、アルカル脱脂液を利用して樹脂製品
の表面に吹き付けて脱脂・洗浄するアルカリ洗浄
方法、トリクロールエタン等の塩素系有機溶剤を
利用して樹脂製品の表面に蒸気ミストを結露させ
て脱脂・洗浄する蒸気洗浄方法が広く利用されて
いる。
しかし、前者のアルカリ洗浄方法においては、
樹脂製品の脱脂・洗浄後において水洗・乾燥等の
設備が必要となつて設備コストが増加することは
もとより、アルカリ脱脂液の組成管理が煩雑であ
る。一方、後者の蒸気洗浄方法においては、設備
コストおよび組成管理ともに前者のアルカリ洗浄
方法に比較して有利であるが、塩素系有機溶剤の
蒸気ミストによる結露の溶解力によつて洗浄する
ため、塵埃等の固形分を完全に除去することがで
きない欠点がある。
上述の解決手段として、考案者は第2図に示す
ような塩素系有機溶剤を吹き付ける洗浄装置を提
案している。
第2図において、51は上方が開放されて箱体
形状に形成されている洗浄槽であつて、この洗浄
槽51の内側上方には水、冷風等を冷却媒体とす
るクーリングパイプ52が周設されて冷却域Aを
形成しており、この冷却域Aの下方には多数個の
吹出し口53aが形成されている複数本のライザ
ー管53が間隔を有して配設され、洗浄域Bが形
成されている。また、洗浄槽51の底部51aに
はトリクロールエタン等の塩素系有機溶剤からな
る洗浄液Hが収容されており、この洗浄液H中に
は蒸気・熱風等を加熱媒体とする加熱用のパイプ
54が設けられ、その途中にはバルブ55が設け
られている。これによつて洗浄液域Cを形成して
いる。
また、洗浄槽51の近傍にはジヤケツトタイプ
の冷却部材56が設けられている回収槽が配設さ
れており、その上方には一端が洗浄槽51の底部
51a近傍に接続されている回収管58の他端が
配設されている。そして、この回収管58の途中
にはバルブ59が設けられており、回収槽57に
回収される洗浄液Hの量がコントロールされるよ
うになつている。
また、回収槽57の底部近傍には供給管60の
一端が接続されており、その他端は洗浄槽51内
に配設されている複数本のライザー管53に接続
されている。そして、この供給管60の途中には
回収槽57側から順次フイルタ61、ポンプ62
およびバルブ63が設けられている。さらに、洗
浄槽51の長手方向にはコンベア64が配設され
ており、その途中には複数個の物品支持具65が
吊下され、その先端部には樹脂製品Wが支持され
るようになつている。
そして、樹脂製品Wを洗浄する際には、クーリ
ングパイプ52に水、冷風等の冷却媒体を通過さ
せて冷却域Aを形成するとともに、パイプ54に
蒸気、熱風等の加熱媒体を通過させて洗浄液Hを
蒸発させて蒸気ミストによる洗浄域Bを形成す
る。それと同時にポンプ62を作動させ、回収槽
57に収容されている洗浄液Hを供給管60に通
過させて洗浄槽51内の複数本のライザー管53
に供給する。その際、洗浄液Hは供給管60の途
中に設けられているフイルタ61を通過する際に
塵埃等の固形分が除去されてライザー管53に供
給される。
その後、コンベア64を作動させて洗浄槽51
内の洗浄域Bに樹脂製品Wを搬入する。この時、
複数本のライザー管53に供給された洗浄液Hが
吹出し口53aから樹脂製品Wに向けて吹き付け
られる。その際、樹脂製品Wの表面に付着してい
る成形時の離型剤等のワツクス分は洗浄液Hの結
露による溶解力と吹き付けによる衝撃力によつて
除去されるとともに、塵埃等の固形分は複数本の
ライザー管53から吹き付けられる洗浄液Hの衝
撃力によつて除去されるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような樹脂製品の洗浄装置
においては、樹脂製品Wの洗浄に際して、洗浄液
Hの吹き付けによる衝撃力と洗浄液Hの蒸気ミス
トの結露による溶解力とによつて洗浄しているた
め、成形時において樹脂製品Wの表面に付着する
離型剤等のワツクス分および塵埃等の固形分は効
果的に除去することができるものの、回収槽57
の洗浄液H中に含まれる固形分はフイルタ61に
よつて除去したいるため、微細な塵埃は十分に除
去することができなく、その微細な塵埃な洗浄液
Hの吹き付け時において樹脂製品Wの表面に付着
する不具合がある。
従つて、この考案の技術的課題とするところ
は、合成樹脂材料から形成された樹脂製品を洗浄
するにあたり、濾過された洗浄液を樹脂製品の表
面に吹き付けることによつて、洗浄液の吹き付け
時において樹脂製品の表面に微細な塵埃を付着さ
せることなく、塵埃等を完全に除去することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、この考案に係る樹脂製品の洗浄装置
においては、洗浄槽の内側上方には水、冷風等の
冷却媒体とするクーリングパイプが周設されてお
り、冷却域を形成している。また、この冷却域の
下方には多数の吹出し口が形成されている噴出管
が配設されており、洗浄域を形成している。さら
に、洗浄槽の底部にはトリクロールエタン、トリ
クロールエチレン等の塩素系有機溶剤からなる洗
浄液が収容されているとともに、この洗浄液中に
はヒータ、蒸気等によつて加温する加熱器が配設
されており、洗浄液域を形成している。
また、洗浄槽の近傍には洗浄槽の底部に収容さ
れているトリクロールエタン、トリクロールエチ
レン等の塩素系有機溶剤からなる洗浄液を濾過す
る限外濾過器が配設されており、その近傍には濾
過された洗浄液を収容する貯留槽が配設されてい
る。さらに、貯留槽の近傍には供給管が配設され
ており、その一端は洗浄槽内に配設されている噴
出管に接続され、他端は貯留槽に接続された構成
としたものである。
〔作用〕
かかる、樹脂製品の洗浄装置において、樹脂製
品を洗浄する際には、クーリングパイプに水、冷
風等の冷却媒体を通過させて洗浄槽の上方に冷却
域を形成するとともに、洗浄槽の底部に配設され
ている加熱器を作動させて洗浄液を加熱・蒸発さ
せ、冷却域の下方に蒸気ミストによる洗浄液を形
成させる。それと同時に、限外濾過器を作動させ
て貯留槽に濾過された洗浄液を貯留するととも
に、貯留された洗浄液を噴出管に供給して多数の
吹出し口から噴出させる。
その後、洗浄しようとする樹脂製品を洗浄槽の
洗浄域に搬入する。その際、噴出管の吹出し口か
ら濾過された洗浄液が樹脂製品に向けて吹き付け
られるとともに、加熱器によつて加熱・蒸発せし
められた洗浄液の蒸気ミストが樹脂製品の表面に
結露する。そして、樹脂製品の表面に付着してい
る離型剤等のワツクス分は吹き付けられた洗浄液
および結露した洗浄液の溶解力によつて除去され
るとともに、塵埃等の固形分は噴出管から吹き付
けられる洗浄液の衝撃力によつて除去される。
これによつて、洗浄液は濾過されて微細な塵埃
等が含まれない清浄化された状態で樹脂製品の表
面に吹き付けられるため、吹き付けられる洗浄液
による塵埃等の付着が皆無となる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る樹脂製品の洗浄装置を図面
に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る樹脂製品の洗浄装置の概
略断面図を示すものである。
第1図において、1は金属材料によつて箱形形
状に形成されている洗浄槽であつて、この洗浄槽
1は上部のみが開放されており、底部1aは平坦
に形成されている。そして、この洗浄槽1の上方
には水、冷風等を冷却媒体とするクーリングパイ
プ2が複数条に間隔を有して周設されており、洗
浄槽1の内側上方に冷却域Aを形成している。
また、洗浄槽1の冷却域Aの下方には多数の吹
出し口3aが形成されている噴出管3が配設され
ており、洗浄槽1の略中央部に洗浄域Bを形成し
ている。また、洗浄槽1の底部1aにはトリクロ
ールエタン、トリクロールエチレン等の塩素系有
機溶剤からなる洗浄液Haが収容されており、そ
の洗浄液Haの中には洗浄槽1に支持されたパイ
プ4が配設されている。そして、このパイプ4に
蒸気、熱風等の加熱媒体が供給され、その加熱媒
体によつて洗浄液Haが加温されて蒸気ミストを
発生させるようになつている。さらに、パイプ4
の途中にはバルブ5が設けられており、パイプ4
に供給される蒸気、熱風等の加熱媒体の供給量を
コントロールするようになつている。
また、洗浄槽1の近傍には回収槽6が配設され
ており、その周囲には、ジヤケツトタイプの冷却
部材6aが設けられ、ジヤケツト部に供給される
冷却水が供給されて温度調整ができるようになつ
ている。そして、この回収槽6には一端が洗浄槽
1の底部1aに接続されている第1供給管7aの
他端が接続されており、その途中には洗浄液Ha
中に含まれるゴミを除去するフイルタ8と洗浄槽
1内に収容されている洗浄液Haの一部を回収槽
1に供給するポンプ9とが設けられている。さら
に、回収槽6の上方には一端が洗浄槽1内に接続
されている第1バイパス管7bの他端が接続され
ており、回収槽1に供給された洗浄液Haの過剰
分を戻すようになつている。
また、回収槽6の近傍には限外濾過器10が配
設されており、その入口側は一端が回収槽6に接
続された第2供給管11が接続され、その途中に
は回収槽6の洗浄液Haを限外濾過器10に供給
するポンプ12が設けられている。そして、この
限外濾過器10にはポリスルホン製の濾過膜から
なる多数本のパイプ(図示せず)が長手方向に配
設されており、その濾過膜の孔径は0.005ないし
0.01の範囲で、分子量は8000ないし9000程度に設
定されている。
また、限外濾過器10の出口側には一端が回収
槽6に接続された第2バイパス管13の他端が接
続されており、限外濾過器10の濾過膜で濾過で
きなかつた濃縮液を回収槽6に戻すようになつて
いる。さらに、限外濾過器10の出口側には第3
供給管14の一端が接続されており、その先端に
は貯留槽15が配設されている。これにより、限
外濾過器10の濾過膜を透過した洗浄液Hbが貯
留槽15に回収されるようになつている。
また、貯留槽15の近傍には第4供給管16が
配設されており、その一端は貯留槽15に接続さ
れ、他端は洗浄槽1内に配設されている噴出管3
に接続されている。そして、第4供給管16の途
中はポンプ17およびバルブ18が順次設けられ
ており、ポンプ17の作動によつて貯留槽15の
濾過された洗浄液Hbが噴出管3に供給され、多
数の吹出し口3aから噴出されるようになつてい
る。
また、洗浄槽1の上方には長手方向に向けてコ
ンベア19が架設されており、洗浄槽1の搬入側
から順次下方に向けて傾斜し、洗浄槽1の上方で
は水平に形成され、搬出側では順次上方に向けて
傾斜して配設されている。そして、このコンベア
19は合成樹脂材料から形成された樹脂製品Wを
支持して、洗浄槽1内の洗浄域Bに搬入するため
の支持具20が吊下されており、適当な間隔を有
して複数個設けられている。これにより、樹脂製
品Wはコンベア19が矢印D方向に移動すること
によつて、洗浄槽1の内外を移送されるようにな
つている。
上記のように構成された樹脂製品の洗浄装置に
おいて、樹脂製品Wの表面を洗浄する方法につい
て説明する。
まず、クーリングパイプ2に水、冷風等の冷却
媒体を通過させて洗浄槽1の上方に冷却域Aを形
成するとともに、洗浄槽1の底部1aに配設され
ているパイプ4に蒸気、熱風等の加熱媒体を通過
させて洗浄液Haを加熱・蒸気させ、冷却域Aの
下方に蒸気ミストによる洗浄液Bを形成させる。
それと同時に、ポンプ9を作動させて洗浄槽1内
の洗浄液Haを回収槽6に供給すると供に、ポン
プ12を作動させて回収槽6の洗浄液Haを限外
濾過器10に通過させる。その際、洗浄液Ha中
に含まれる比較的大きな塵埃はフイルタ8によつ
て除去されると供に、微細な塵埃および離型剤の
ワツクス分は限外濾過器10の濾過膜で除去され
る。そして、濾過された洗浄液Hbを貯留槽15
に貯留するとともに、ポンプ17を作動させて貯
留槽15内の濾過された洗浄液Hbを噴出管3に
供給して多数の吹出し口3aから洗浄域Bに噴出
させる。
その後、コンベア19を矢印D方向に作動させ
て支持具20に支持された樹脂製品Wを洗浄槽1
内の洗浄域Bに搬入させる。その際、噴出管3の
吹出し口3aから濾過された洗浄液Hbが樹脂製
品Wに向けて吹き付けられるとともに、洗浄槽1
の底部1aから蒸発された蒸気ミストが樹脂製品
Wの表面に結露する。
そして、樹脂製品Wの表面に付着している離型
剤等のワツクス分は吹き付けられた洗浄液Hbお
よび結露した洗浄液Haの溶解力によつて除去さ
れるとともに、塵埃等の固形分は噴出管3から吹
き付けられる洗浄液Hbの衝撃力によつて除去さ
れる。
また、樹脂製品Wに向けて吹き付けられた洗浄
液Hbおよび樹脂製品Wに結露した洗浄液Haは洗
浄槽1の底部1aに落下して回収されるととも
に、一部の洗浄液Haが限外濾過器10で濾過さ
れて貯留槽14に貯留される。そして、洗浄槽1
の底部1aに回収された洗浄液Haは加熱媒体に
よつて再び加熱・蒸発され、蒸気ミストからなる
洗浄域Bを形成するとともに、貯留槽14の濾過
された洗浄液Hbが噴出管3に供給され、前述と
同様に支持具20に支持された樹脂製品Wに向け
て吹き付けられる。
また、支持具20に支持されて洗浄槽1内を矢
印D方向に移送されつつ、所定時間洗浄された樹
脂製品Wは洗浄槽1から引き上げられる。その
際、樹脂製品Wは加温された蒸気ミストの洗浄液
Haによつて加温されているため、洗浄槽1外に
引き上げられる以前に洗浄液Ha,Hbは完全に蒸
発される。そして、洗浄液Ha,Hbが蒸発された
樹脂製品Wはコンベア19によつて、次の工程へ
と移送される。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案に係る樹脂製品
の洗浄装置においては、合成樹脂材料から形成さ
れた樹脂製品を洗浄するにあたり、濾過された洗
浄液を吹き付けるとともに、蒸気ミストからなる
洗浄液の結露によつて洗浄するようにしたから、
洗浄液の吹き付け時において樹脂製品の表面に微
細な塵埃を付着させることなく、離型剤等のワツ
クス分および塵埃等の固形分を完全に除去するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る樹脂製品の洗浄装置を示
す概略断面図である。第2図は従来の樹脂製品の
洗浄装置を示す概略断面図である。 1……洗浄槽、1a……底部、2……クーリン
グパイプ、3……噴出管、3a……吹出し口、4
……パイプ、5……バルブ、10……限外濾過
器、11……第2供給管、12……ポンプ、14
……第3供給管、15……貯留槽、16……第4
供給管、Ha……洗浄液、Hb……濾過された洗浄
液。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄槽の内側上方に冷却媒体が通過するクーリ
    ングパイプを周設し、このクーリングパイプの下
    方に多数の吹き出し口が形成された噴出管を設
    け、前記洗浄槽の底部に塩素系有機溶剤の洗浄液
    を収容すると共に、この洗浄液中に加熱器を配設
    し、さらに、前記洗浄槽の近傍に該洗浄槽内の洗
    浄液を濾過する限外濾過器を配設すると共に、こ
    の限外濾過器の近傍に濾過された洗浄液を収容す
    る貯留槽を設け、この貯留槽に一端が前記洗浄槽
    内の噴出管に接続された供給管の他端を接続した
    ことを特徴とする樹脂製品の洗浄装置。
JP18754284U 1984-12-11 1984-12-11 Expired JPH0239593Y2 (ja)

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JPS61102283U JPS61102283U (ja) 1986-06-30
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ID=30745002

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