JPH0240316Y2 - - Google Patents

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JPH0240316Y2
JPH0240316Y2 JP1982093391U JP9339182U JPH0240316Y2 JP H0240316 Y2 JPH0240316 Y2 JP H0240316Y2 JP 1982093391 U JP1982093391 U JP 1982093391U JP 9339182 U JP9339182 U JP 9339182U JP H0240316 Y2 JPH0240316 Y2 JP H0240316Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、可変容量形圧縮機、詳しくは、フロ
ントヘツド、リヤヘツド及びシリンダを備えた圧
縮要素をハウジング内に圧入により固定し、この
圧縮要素に、シリンダ室に開口する中間ポートを
もつた弁孔を設け、この弁孔に、該中間ポートを
開閉する容量制御弁を内装すると共に、該容量制
御弁の開閉により容量を制御すべくした可変容量
形圧縮機に関する。
従来、此種圧縮機としては、本出願人が出願し
ている特願昭56−36207号の明細書及び図面(特
公昭62−45456号公報参照)に示されているごと
くすでに提案されている。この圧縮機を第1図に
基づいて概略説明すると、フロントヘツド30、
リヤヘツド31及びハウジング32に圧入固定す
るシリンダ33を備えた圧縮要素Aのリヤヘツド
31に、シリンダ室34に開口する中間ポート3
5をもつた弁孔36を設け、この弁孔36に容量
制御弁37を内装すると共に、該容量制御弁37
の背圧室38からシリンダ33の外壁に開口する
背圧通路39を形成し、背圧管40を、ハウジン
グ32内に貫入させ、シリンダ33の背圧通路3
9の開口部に圧入により取付けたものである。
斯くのごとく、この圧縮機は、ハウジング32
に圧入するシリンダ33の外壁に背圧管40を接
続すると共に、リヤヘツド31に容量制御弁37
を設けたので、背圧管40の接続部から背圧室3
8に至る背圧通路39は、シリンダ33及びリヤ
ヘツド31の内部を経過するきわめて複雑な形状
を呈し、シリンダ33及びリヤヘツド31の加工
工数が多くなる問題があつた。
そこで、ハウジングに圧入固定するシリンダ
に、シリンダ室に開口する中間ポートをもち、シ
リンダ外壁に開口するごとく横向きに弁孔を形成
し、該弁孔に容量制御弁を装入して、この弁孔の
開口部に背圧管を接続すべく成すことが考えられ
る。
ところが、圧縮要素のフロントヘツド、シリン
ダ及びリヤヘツドを重ねて組立てた後、シリンダ
の弁孔に容量制御弁を装入した所謂サブアツセン
ブリーの状態においては、容量制御弁がシリンダ
から脱落し易く、組立作業性が悪い問題が生ずる
のである。
そのため、斯くのごとく容量制御弁が弁落ちす
る問題を解決すべく、シリンダの弁孔に装入した
容量制御弁の背圧室側に弁落ちを阻止する弁蓋を
設けると共に、背圧室には、シリンダ外壁におけ
る弁孔位置の一側部に開口する通路を連通させ、
かつ、ハウジングに圧入固定した後、この通路の
開口部に背圧管を接続すべく成すことが考えられ
る。
ところが、容量制御弁の背圧室の背圧通路を簡
単にするため、シリンダに容量制御弁を設けるの
に拘わらず、シリンダに、背圧室をもつた弁孔
と、背圧管の接続孔とを別々に設けることになる
から、結局、背圧室の背圧通路が複雑になること
が避けられないのである。
本考案の目的は、圧縮要素におけるシリンダの
外壁に開口する弁孔に容量制御弁を装入し、該制
御弁の背圧室に筒状の弁蓋を設けて、サブアツセ
ンブリの状態とし、この状態のものをハウジング
に圧入固定した後、弁蓋に背圧管を接続させ、も
つて、サブアツセンブリの状態における容量制御
弁の脱落防止と、背圧室に対する背圧通路の簡略
化とが可能で、全体に加工工数を少くできると共
に組立作業性を向上でき、それでいて背圧室に導
入する制御圧のシール性を良好なものにできる可
変容量形圧縮機を提供する点にある。
しかして、本考案の構成は、フロントヘツド5
a、リアヘツド5b及びシリンダ6を備えた圧縮
要素Aをハウジング1内に圧入により固定し、こ
の圧縮要素Aに、シリンダ室6aに開口する中間
ポート7aをもつた弁孔7を設け、この弁孔7
に、該中間ポート7aを開閉する容量制御弁Vを
内装すると共に、該容量制御弁Vの背圧室10に
背圧管11を接続し、前記容量制御弁Vの開閉に
より容量を制御するごとくした圧縮機において、
前記シリンダ6に、前記弁孔7を設けて、該弁孔
7を前記シリンダ6の外壁に開口させると共に、
前記弁孔7の外壁開口部に、インレツトチユーブ
12の挿入孔13と前記背圧室10に開口する連
通孔14とをもつた弁蓋15を、該弁蓋15の外
面が前記シリンダ6の前記ハウジング1に圧入す
る外面に対し非突出状に圧入固定し、かつ、前記
インレツトチユーブ12を、前記弁孔7内に位置
する前記挿入孔13に圧入して、前記弁蓋15に
前記インレツトチユーブ12を介して前記背圧管
11を接続し、インレツトチユーブ12と弁蓋1
5との圧入部分が、弁蓋15と弁孔7との圧入部
分と重なるごとくされていることにより、加工工
数を少なく、組立作業性を向上でき、しかも、制
御圧を良好にシールできるようにした。
本考案圧縮機の実施例を第2、第3図に基づい
て説明する。
第2、第3図に示したものは、高圧ドーム式回
転圧縮機であつて、第1、第2図において、1
は、胴体1aの上部に蓋板1bを、また下部に底
板1cを設けたハウジングで、胴体1aに吸入管
2を、また蓋板1bに吐出管3を取付けている。
4は、前記ハウジング1の上部に、回転子4a
の駆動軸4bを下向きに突出させて、固定子4c
を圧入により支持させたモータである。
また、Aは、フロントヘツド5a、リヤヘツド
5b及びこれら両ヘツド5a,5b間に挟着され
る、ロータ6aをもつシリンダ6を連結部材aに
より一体的に三重状に組立構成される圧縮要素で
あり、前記ハウジング1の下部に、シリンダ6の
圧入により支持させ、前記駆動軸4bをロータ6
aに回転自在に連結している。
また、この圧縮要素Aには、シリンダ室6bに
通ずる吸入ポート6cと吐出ポート6dとがシリ
ンダ6及びフロントヘツド5aに形成され、吸入
ポート6cに、前記吸入管2が連通すると共に、
吐出ポート6dがフロントヘツド5aに外向きに
開口され、前記ロータ6aの駆動により、吸入ガ
スが吸入管2から吸入ポート6cを介してシリン
ダ室6bに吸入されて圧縮され、全負荷容量に見
合う量の圧縮ガスが吐出ポート6dからモータ4
内部を経て吐出管3から吐出するようになつてい
る。
そして、この圧縮要素Aには、シリンダ室6b
に開口する中間ポート7aをもつた弁孔7を設
け、この弁孔7を、バイパス通路8により吸入ポ
ート6cに連絡すると共に、弁孔7に、中間ポー
ト7aを開閉する容量制御弁Vを設けて、弾機9
により開方向に付勢する一方、容量制御弁Vの背
圧室10に背圧管11を接続している。
そして、前記背圧室10に背圧管11から高圧
の制御圧力を加えて容量制御弁Vを閉じることに
より全負荷容量の運転を、また、前記背圧室10
に背圧管11から低圧の制御圧力を加えて容量制
御弁Vを開くことにより、シリンダ室6bにおけ
る圧縮工程途中の冷媒の一部を中間ポート7aか
ら吸入側にバイパスさせて低負荷容量の運転を行
なえるようにしている。
しかして、本考案は以上のごとく構成する可変
容量形圧縮機において、前記弁孔7を、前記圧縮
要素Aのうち、前記ハウジング1に圧入させるシ
リンダ6に設けて、この弁孔7を前記シリンダ6
の外壁に開口させると共に、前記弁孔7の外壁開
口部に、インレツトチユーブ12の挿入孔13と
前記背圧室10に開口する連通孔14とをもつた
弁蓋15を、該弁蓋15の外面が前記シリンダ6
の前記ハウジング1に圧入する外面に対し非突出
状に圧入固定し、かつ、前記インレツトチユーブ
12を、前記弁孔7内に位置する前記挿入孔13
に圧入して、前記弁蓋15に前記インレツトチユ
ーブ12を介して前記背圧管11を接続するもの
であり、インレツトチユーブ12と弁蓋15との
圧入部分が、弁蓋15と弁孔7との圧入部分と重
なるごとくされているのである。
具体的には、第2、第3図のごとく、前記弁孔
7は、その中間ポート7aを、シリンダ6におけ
るシリンダ室6bの前記吸入ポート6cと吐出ポ
ート6dとの中間の内周壁に設けて、この中間ポ
ート7aから弁座7bを介して、横向きに弁座7
bより大径の一定の内径でシリンダ6の外壁に開
口するごとく設ける。
また、前記弁蓋15は、前記弁孔7の外壁開口
部に、圧入により密に固定して、弾機7により開
方向に付勢される容量制御弁Vを受け止めさせる
のである。
また、前記インレツトチユーブ12は、前記ハ
ウジング1の胴部1a内に挿入した先端部を、前
記弁蓋15の挿入孔13に、圧入により固定する
と共に、胴部1aの外方に突出した部分の外周り
に継手管16を設けて、胴部1aに密に固定さ
せ、かつ、インレツトチユーブ12の胴部1aか
らの突出端部に前記背圧管11を挿入し、インレ
ツトチユーブ12に対する背圧管11と継手管1
6との各間隙にろう材を密に充填してろう付けに
より固定するのである。
尚、17は、容量制御弁Vのストローク調整用
突起であつて、容量制御弁Vと弁蓋11との一方
に、他方に向つて突出するごとく設けて、容量制
御弁Vの弁座7bに対する開放時の弁開度を調整
し、圧縮機容量の低負荷容量値を設定すべく成す
のである。
また、18は吐出弁、19は端子である。
本考案圧縮機は、以上のごとく構成するもの
で、組立作業時、前記圧縮要素Aのフロントヘツ
ド5a、シリンダ6及びリヤヘツド5bを連結部
材aにより三重状に一体に組立てた後、シリンダ
6の弁孔7に弾機9、容量制御弁Vを装入すると
共に、弁孔7の外壁開口部に弁蓋15を固定しサ
ブアツセンブリーの状態として、ハウジング1に
組込むのである。
従つて、斯くサブアツセンブリの状態としたと
き、容量制御弁Vが、弁蓋15により、シリンダ
6の弁孔7から脱落するのを確実に防止でき、持
運びしたり、保管場所に保管したり、ハウジング
1に組込んだりするとき、圧縮要素Aを如何なる
方向に向けても、また、如何なる加速度をつけて
動かしても、シリンダ6内に容量制御弁Vを脱落
なく正常に保持でき、しかも、前記弁蓋15の外
面がハウジング1側に突出して邪魔となる問題も
なく、全体に作業性を向上できるのである。
また、サブアツセンブリーの状態としたものを
胴体1a内に圧入固定した後、背圧管11をイン
レツトチユーブ12を介して圧縮要素Aに接続す
るとき、斯く接続される圧縮要素Aの部材は、胴
部1aに圧入させ、かつ、容量制御弁Vを設けた
シリンダ6であるため、インレツトチユーブ12
から弁蓋15を介して背圧室10に通ずる背圧通
路は、シリンダ6に設けるだけでよく、かつ全体
にきわめて短かく、しかも真直にでき、背圧通路
の加工工数を大幅に減少でき、加工性を向上でき
るのである。
また、前記インレツトチユーブ12は、弁蓋1
5を介して弁孔7に固定すべくしたので、インレ
ツトチユーブ12は、弁孔7の大きさに拘りな
く、十分に薄肉にできる。従つて、ろう付け作業
時、インレツトチユーブ12の突出端部Bにろう
材を滴下させ、インレツトチユーブ12の外周の
継手管16及び内周の背圧管11の各隙間に、内
方に沿つて流動させるとき、薄肉のインレツトチ
ユーブ12の内、外周の流動面を迅速に高温にで
きるし、該高温に保持でき、ろう付けの作業性を
向上できるのである。
また、前記インレツトチユーブ12が、弁孔7
内に位置する挿入孔13に圧入され、該インレツ
トチユーブ12の弁蓋15への圧入部分と、弁蓋
15の弁孔7への圧入部分とが共に前記弁孔7内
で重なり合つて配置されることとなるので、前記
インレツトチユーブ12と前記弁蓋15との間の
シール性、並びに、前記弁蓋15と前記弁孔7と
のシール性が共に向上でき、背圧管11を介して
背圧室10に導入する制御圧の漏れを殆どなくす
ることができるのである。
しかも、上記のごとくインレツトチユーブ12
と弁蓋15との圧入部分が、弁蓋15と弁孔7と
の圧入部分と重なることから、シリンダ6をサブ
アツセンブリーの状態でハウジング1に内装し、
後に前記インレツトチユーブ12を前記弁蓋15
の挿入孔13へ圧入した時に、該インレツトチユ
ーブ12の圧入が、前記弁蓋15の前記弁孔7へ
の圧入固定に対するくさび止めの役目をも果たす
ことが期待でき、前記弁蓋15を前記弁孔7に強
固に固定することができて、前記背圧室10に導
入する制御圧の漏れを一層なくすることができる
のである。
以上のごとく本考案は、前記圧縮要素における
シリンダに、シリンダ室に開口する中間ポートを
もち、容量制御弁を内装する弁孔を、シリンダの
外壁に開口させるごとく設け、弁孔の外壁開口部
にインレツトチユーブの挿入孔と容量制御弁の背
圧室に開口する連通孔とをもつた弁蓋を取付ける
ようにしたので、圧縮要素のシリンダに容量制御
弁と弁蓋とを設けたサブアツセンブリーの状態
で、容量制御弁は弁蓋により確実にシリンダから
の脱落を阻止され、持ち運びしたり、収納個所に
収納したり、ハウジング内に組込作業したりする
とき、圧縮要素を如何なる方向に向けても、また
如何なる方向に加速度をつけて動かしても、シリ
ンダ内に容量制御弁を脱落なく保持でき、しか
も、前記弁蓋の外面がハウジング側に突出して邪
魔となる問題もなく、全体に作業性を向上できる
のである。
また、圧縮要素における容量制御弁を設けたシ
リンダの外壁開口部に前記弁蓋を取付け、該弁蓋
の挿入孔にインレツトチユーブを設けて、該チユ
ーブに背圧管を接続すべくしたので、背圧室に対
する背圧通路をシリンダにのみ形成すればよく、
しかも全体にきわめて短かくできるので、背圧通
路の加工工数を大幅に減少でき、加工性を向上で
きるのである。
しかも、インレツトチユーブは、弁蓋を介して
弁孔に固定すべくしたので、弁孔の大きさに拘り
なく薄肉にでき、従つて、インレツトチユーブに
背圧管をろう付けにより接続するとき、インレツ
トチユーブへの熱の周りが早くろう付け作業の作
業性を向上できるのである。また、インレツトチ
ユーブの弁蓋への圧入部分と、弁蓋の弁孔への圧
入部分とが共に前記弁孔内で重なり合つて配置さ
れることとなるので、インレツトチユーブと弁蓋
との間のシール性、並びに、弁蓋と弁孔とのシー
ル性が共に向上でき、背圧室に導入する制御圧の
漏れを殆どなくすることができるのである。
しかも、インレツトチユーブを弁蓋の挿入孔へ
圧入した時に、該インレツトチユーブの圧入が、
前記弁蓋の弁孔への圧入固定に対するくさび止め
の役目をも果たすことが期待でき、前記弁蓋を前
記弁孔に強固に固定することができて、背圧室に
導入する制御圧の漏れを一層なくすることができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す要部の断面説明図、第2
図は本考案の実施例を示す断面正面図、第3図は
第2図におけるX−X線を破断した断面平面図を
示すものである。 1……ハウジング、5a……フロントヘツド、
5b……リヤヘツド、6……シリンダ、6b……
シリンダ室、7a……中間ポート、7……弁孔、
10……背圧室、11……背圧管、12……イン
レツトチユーブ、13……挿入孔、14……連通
孔、15……弁蓋、A……圧縮要素、V……容量
制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントヘツド5a、リアヘツド5b及びシリ
    ンダ6を備えた圧縮要素Aをハウジング1内に圧
    入により固定し、この圧縮要素Aに、シリンダ室
    6bに開口する中間ポート7aをもつた弁孔7を
    設け、この弁孔7に、該中間ポート7aを開閉す
    る容量制御弁Vを内装すると共に、該容量制御弁
    Vの背圧室10に背圧管11を接続し、前記容量
    制御弁Vの開閉により容量を制御するごとくした
    圧縮機において、前記シリンダ6に、前記弁孔7
    を設けて、該弁孔7を前記シリンダ6の外壁に開
    口させると共に、前記弁孔7の外壁開口部に、イ
    ンレツトチユーブ12の挿入孔13と前記背圧室
    10に開口する連通孔14とをもつた弁蓋15
    を、該弁蓋15の外面が前記シリンダ6の前記ハ
    ウジング1に圧入する外面に対し非突出状に圧入
    固定し、かつ、前記インレツトチユーブ12を、
    前記弁孔7内に位置する前記挿入孔13に圧入し
    て、前記弁蓋15に前記インレツトチユーブ12
    を介して前記背圧管11を接続し、インレツトチ
    ユーブ12と弁蓋15との圧入部分が、弁蓋15
    と弁孔7との圧入部分と重なるごとくされている
    ことを特徴とする可変容量形圧縮機。
JP9339182U 1982-06-21 1982-06-21 可変容量形圧縮機 Granted JPS58195093U (ja)

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