JPH0240470B2 - - Google Patents
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- JPH0240470B2 JPH0240470B2 JP59048668A JP4866884A JPH0240470B2 JP H0240470 B2 JPH0240470 B2 JP H0240470B2 JP 59048668 A JP59048668 A JP 59048668A JP 4866884 A JP4866884 A JP 4866884A JP H0240470 B2 JPH0240470 B2 JP H0240470B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- valve guide
- valve
- centering rod
- valve seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<技術分野>
本発明は、内燃機関の吸排気弁の保守に用いら
れる弁座研削工具に関する。
れる弁座研削工具に関する。
<従来技術>
従来、この種の弁座研削工具として、例えば第
7図に示すようなものが知られている。この弁座
研削工具21は、弁ガイド3に公転軸22を挿入
し、該公転軸22の両端部に設けた円錐チヤツク
部23a,23bで上記弁ガイド3を両端から挟
んで、上記公転軸22を弁ガイド3に固着すると
ともに、砥石24を上記公転軸22の回りに公転
させながら自転軸23の回りに自転させつつ、自
転軸23の出没により矢印Xで示す弁軸方向に送
ることによつて、弁座を逐次研削するようにした
構造のものである。
7図に示すようなものが知られている。この弁座
研削工具21は、弁ガイド3に公転軸22を挿入
し、該公転軸22の両端部に設けた円錐チヤツク
部23a,23bで上記弁ガイド3を両端から挟
んで、上記公転軸22を弁ガイド3に固着すると
ともに、砥石24を上記公転軸22の回りに公転
させながら自転軸23の回りに自転させつつ、自
転軸23の出没により矢印Xで示す弁軸方向に送
ることによつて、弁座を逐次研削するようにした
構造のものである。
<発明が解決しようとする課題>
ところが、上記従来の弁座研削工具21は、円
錐チヤツク部23a,23bが当接する弁ガイド
3の上下端部3a,3bが、一般に内燃機関の長
期使用により偏摩耗の最も著しい部分であるた
め、公転軸22を弁軸中心線CLに正確に位置決
めして固定することができず、公転軸22にガタ
が生じるなどして、弁座2を弁軸CLと正確に同
心をなすように研削できないという欠点がある。
また、弁ガイド3に挿通した公転軸22の先端に
円錐チヤツク部23bを弁座2と反対側から近づ
けて連結する必要があるため、公転軸22のセツ
トに手間がかかる。加えて、砥石24を自転させ
つつ公転させかつ軸方向に送るという構造である
ため、研削前の公転軸、自転軸、砥石の送り方向
などのセツトに手間がかかるうえ、弁座2の全面
を一度に研削できないため、研削作業自体に時間
がかかるという欠点がある。しかも、砥石24の
公転、自転機構25が相当重く、これを公転軸2
2を介して弁ガイド3で支持しているため、公転
に伴つて弁ガイド3に偏心荷重が加わり、これに
よつて弁ガイド3の内面が摩耗する虞れもある。
さらに、図示の如き複雑な構造のため装置が高価
になる。
錐チヤツク部23a,23bが当接する弁ガイド
3の上下端部3a,3bが、一般に内燃機関の長
期使用により偏摩耗の最も著しい部分であるた
め、公転軸22を弁軸中心線CLに正確に位置決
めして固定することができず、公転軸22にガタ
が生じるなどして、弁座2を弁軸CLと正確に同
心をなすように研削できないという欠点がある。
また、弁ガイド3に挿通した公転軸22の先端に
円錐チヤツク部23bを弁座2と反対側から近づ
けて連結する必要があるため、公転軸22のセツ
トに手間がかかる。加えて、砥石24を自転させ
つつ公転させかつ軸方向に送るという構造である
ため、研削前の公転軸、自転軸、砥石の送り方向
などのセツトに手間がかかるうえ、弁座2の全面
を一度に研削できないため、研削作業自体に時間
がかかるという欠点がある。しかも、砥石24の
公転、自転機構25が相当重く、これを公転軸2
2を介して弁ガイド3で支持しているため、公転
に伴つて弁ガイド3に偏心荷重が加わり、これに
よつて弁ガイド3の内面が摩耗する虞れもある。
さらに、図示の如き複雑な構造のため装置が高価
になる。
そこで、本発明の目的は、砥石の回転中心とな
る芯出し棒を摩耗の少ない弁ガイドの中央部に手
間を要さず固着して、研削中心線を弁軸に正確に
一致させるとともに、砥石を芯出し棒の回りに回
転して弁座の全面に接触する構造にすることによ
つて、簡素かつ安価な構成でもつて弁座を迅速か
つ正確に研削できる弁座研削工具を提供すること
にある。
る芯出し棒を摩耗の少ない弁ガイドの中央部に手
間を要さず固着して、研削中心線を弁軸に正確に
一致させるとともに、砥石を芯出し棒の回りに回
転して弁座の全面に接触する構造にすることによ
つて、簡素かつ安価な構成でもつて弁座を迅速か
つ正確に研削できる弁座研削工具を提供すること
にある。
<課題を解決するための手段>
上記目的を達成するため、本発明の内燃機関の
弁座研削工具は、弁ガイド内に挿入され、下部に
下端に行くに従つて広がるテーパ面を有する内周
面と複数の軸方向に伸びる閉スリツトとを有する
外筒と、この外筒に軸方向に移動可能に外嵌さ
れ、かつネジにより上記外筒に固定されるととも
に、上記弁ガイドの上端に当接したとき上記外筒
の下部を上記弁ガイドの中央部に位置付けるスト
ツパと、上記外筒内に軸方向に移動可能に挿入さ
れ、下端に上記外筒のテーパ面を有する内周面を
拡径可能な上記テーパ面に対応するテーパ部を有
する作動ロツドとからなる芯出し棒と、上記芯出
し棒の外筒の上部に回転自在に外嵌され、駆動軸
に対して着脱自在な連結部を上端に有する輪状部
材と、この輪状部材に同心に取り付けられ、弁座
を研削する円盤状砥石を備えて、上記芯出し棒の
作動ロツドを軸方向に移動して、上記外筒の下部
を作動ロツドのテーパ部で拡張して、上記外筒の
下部を弁ガイドの中央部に押し付けて芯出し棒を
上記弁ガイドに固着するようにしたことを特徴と
する。
弁座研削工具は、弁ガイド内に挿入され、下部に
下端に行くに従つて広がるテーパ面を有する内周
面と複数の軸方向に伸びる閉スリツトとを有する
外筒と、この外筒に軸方向に移動可能に外嵌さ
れ、かつネジにより上記外筒に固定されるととも
に、上記弁ガイドの上端に当接したとき上記外筒
の下部を上記弁ガイドの中央部に位置付けるスト
ツパと、上記外筒内に軸方向に移動可能に挿入さ
れ、下端に上記外筒のテーパ面を有する内周面を
拡径可能な上記テーパ面に対応するテーパ部を有
する作動ロツドとからなる芯出し棒と、上記芯出
し棒の外筒の上部に回転自在に外嵌され、駆動軸
に対して着脱自在な連結部を上端に有する輪状部
材と、この輪状部材に同心に取り付けられ、弁座
を研削する円盤状砥石を備えて、上記芯出し棒の
作動ロツドを軸方向に移動して、上記外筒の下部
を作動ロツドのテーパ部で拡張して、上記外筒の
下部を弁ガイドの中央部に押し付けて芯出し棒を
上記弁ガイドに固着するようにしたことを特徴と
する。
<作用>
まず、外筒に外嵌したストツパが弁ガイドの上
端に当接したとき、外筒の閉スリツトの中央部が
弁ガイドの軸方向中央部に位置付けられるよう
に、ストツパを位置決めしてネジで外筒に固定す
る。続いて、ストツパが弁ガイドの上端に当接す
るように芯出し棒を弁ガイドに挿入した後、作動
ロツドを弁ガイドと逆の軸方向に移動させ、その
下端のテーパ部で外筒のテーパ面を有する内周面
を押圧して半径方向に拡張させる。これにより、
複数の閉スリツトを有する外筒の部分が主として
大きく拡径して、摩耗の少ない弁ガイドの中央部
に密着し、芯出し棒が中心線を互いに一致させた
状態で弁ガイドに固定される。次に、上記芯出し
棒に円盤状砥石を同心に取り付けた輪状部材を回
転自在に外嵌し、この輪状部材の上端の連結部に
駆動軸を連結して、円盤状砥石を回転駆動して、
弁ガイドを研削する。
端に当接したとき、外筒の閉スリツトの中央部が
弁ガイドの軸方向中央部に位置付けられるよう
に、ストツパを位置決めしてネジで外筒に固定す
る。続いて、ストツパが弁ガイドの上端に当接す
るように芯出し棒を弁ガイドに挿入した後、作動
ロツドを弁ガイドと逆の軸方向に移動させ、その
下端のテーパ部で外筒のテーパ面を有する内周面
を押圧して半径方向に拡張させる。これにより、
複数の閉スリツトを有する外筒の部分が主として
大きく拡径して、摩耗の少ない弁ガイドの中央部
に密着し、芯出し棒が中心線を互いに一致させた
状態で弁ガイドに固定される。次に、上記芯出し
棒に円盤状砥石を同心に取り付けた輪状部材を回
転自在に外嵌し、この輪状部材の上端の連結部に
駆動軸を連結して、円盤状砥石を回転駆動して、
弁ガイドを研削する。
<実施例>
以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明
する。
する。
第1図において、1は内燃機関のシリンダカバ
ー、2は上記シリンダカバー1に設けた弁座、3
は図示しない弁棒が嵌合され、シリンダカバー1
に設けた弁ガイド、4は上記弁座2を研削する弁
座研削工具、5は上記弁座研削工具4を駆動する
エアーモータである。
ー、2は上記シリンダカバー1に設けた弁座、3
は図示しない弁棒が嵌合され、シリンダカバー1
に設けた弁ガイド、4は上記弁座2を研削する弁
座研削工具、5は上記弁座研削工具4を駆動する
エアーモータである。
上記弁座研削工具4は、上記弁ガイド3に挿入
される芯出し棒6と、該芯出し棒6の上部に回転
自在に外嵌する輪状部材10と、該輪状部材10
に同心に取り付けられ、弁座2を研削する円盤状
砥石11で構成する。上記芯出し棒6は、外筒8
と、この外筒8に軸方向に移動可能に外嵌され、
ネジによりこの外筒8に固定されるストツパ9
と、上記外筒8内に軸方向に移動可能に挿入され
た作動ロツド7からなる。上記外筒8には、下部
に下端に行くに従つて広がるテーパ面を有する内
周面8bを形成するとともに、軸方向に伸びる両
端の閉じた閉スリツト8aを120°の位相で等間隔
に3本設ける一方、上端面に大径孔8cを形成す
る。他方、外筒8に嵌合する上記作動ロツド7に
は、下端に外筒8のテーパ面を有する内周面8b
を拡径するテーパ部7aを固定する一方、上端に
ネジ部7bを設けて、このネジ部7bを、第2図
に示すように外筒8の上端の大径穴8cに係合す
る六角頭部7cの雌ネジに螺合して、六角頭部7
cの回転で作動ロツド7を外筒8内に昇降し得る
ようにしている。従つて、作動ロツド7の昇降に
よりテーパ面を有する内周面8bにテーパ部7a
を接離させて、外筒8の下部を拡縮できるように
なつている。また、外筒8に外嵌するリング状の
上記ストツパ9は、付属の固定ネジ9aで外筒8
の任意の位置に固定でき、外筒8の弁ガイド3へ
の挿入に伴つて弁ガイド3の上端に当接して、外
筒8の下部の閉スリツト8aの中央部を弁ガイド
3の軸方向中央部に位置付けるようになつてい
る。
される芯出し棒6と、該芯出し棒6の上部に回転
自在に外嵌する輪状部材10と、該輪状部材10
に同心に取り付けられ、弁座2を研削する円盤状
砥石11で構成する。上記芯出し棒6は、外筒8
と、この外筒8に軸方向に移動可能に外嵌され、
ネジによりこの外筒8に固定されるストツパ9
と、上記外筒8内に軸方向に移動可能に挿入され
た作動ロツド7からなる。上記外筒8には、下部
に下端に行くに従つて広がるテーパ面を有する内
周面8bを形成するとともに、軸方向に伸びる両
端の閉じた閉スリツト8aを120°の位相で等間隔
に3本設ける一方、上端面に大径孔8cを形成す
る。他方、外筒8に嵌合する上記作動ロツド7に
は、下端に外筒8のテーパ面を有する内周面8b
を拡径するテーパ部7aを固定する一方、上端に
ネジ部7bを設けて、このネジ部7bを、第2図
に示すように外筒8の上端の大径穴8cに係合す
る六角頭部7cの雌ネジに螺合して、六角頭部7
cの回転で作動ロツド7を外筒8内に昇降し得る
ようにしている。従つて、作動ロツド7の昇降に
よりテーパ面を有する内周面8bにテーパ部7a
を接離させて、外筒8の下部を拡縮できるように
なつている。また、外筒8に外嵌するリング状の
上記ストツパ9は、付属の固定ネジ9aで外筒8
の任意の位置に固定でき、外筒8の弁ガイド3へ
の挿入に伴つて弁ガイド3の上端に当接して、外
筒8の下部の閉スリツト8aの中央部を弁ガイド
3の軸方向中央部に位置付けるようになつてい
る。
一方、上記輪状部材10は、筒10aの内周に
スペーサ10c,10c,10cを介してとロー
ラベアリング10b,10b,10bを装着し、
筒10aの上端に上蓋10dを介して締付リング
10eを螺合してなり、上記ローラベアリング1
0bを介して芯出し棒6の外筒8に嵌脱自在に密
に外嵌する。上記締付リング10eには、エアー
モータ5の駆動軸5aに螺着したアダプタ12の
先端に設けられたスプライン軸12a(第5,6
図参照)が着脱自在に挿入されるスプライン穴1
0fを、第3,4図に示すように設けている。な
お、上記上蓋10dは、スプライン軸12aのス
トツパの役割を果たす。
スペーサ10c,10c,10cを介してとロー
ラベアリング10b,10b,10bを装着し、
筒10aの上端に上蓋10dを介して締付リング
10eを螺合してなり、上記ローラベアリング1
0bを介して芯出し棒6の外筒8に嵌脱自在に密
に外嵌する。上記締付リング10eには、エアー
モータ5の駆動軸5aに螺着したアダプタ12の
先端に設けられたスプライン軸12a(第5,6
図参照)が着脱自在に挿入されるスプライン穴1
0fを、第3,4図に示すように設けている。な
お、上記上蓋10dは、スプライン軸12aのス
トツパの役割を果たす。
上記輪状部材10の筒10aの下端には外周に
雄ネジを有する小径部10gを形成し、この小径
部10gに円盤状砥石11のボス11aを螺着し
ており、このボス11aに一体焼付けで固定され
た円盤状の砥石11bの円錐面11cの斜度θ
は、研削すべき弁座2に固有の角度(例えば、
45°または30°に)等しくなつている。
雄ネジを有する小径部10gを形成し、この小径
部10gに円盤状砥石11のボス11aを螺着し
ており、このボス11aに一体焼付けで固定され
た円盤状の砥石11bの円錐面11cの斜度θ
は、研削すべき弁座2に固有の角度(例えば、
45°または30°に)等しくなつている。
上記構成の弁座研削工具を用いて、次のように
弁座2を研削する。
弁座2を研削する。
まず、芯出し棒6の弁ガイド3への挿入に先立
つて、ストツパ9が弁ガイド3の上端に当接した
とき、外筒8の閉スリツト8aの中央部が弁ガイ
ド3の軸方向中央部に位置付けられるように、ス
トツパ9を位置決めして付属の固定ネジ9aで外
筒8に固定する。続いて、ストツパ9が弁ガイド
3の上端に当接するように芯出し棒6を弁ガイド
3に挿入した後、六角頭部7cを回して作動ロツ
ド7を矢印Xに示す上昇方向に締め上げる。そう
すると、作動ロツド7下端のテーパ部7aは、当
接する外筒8のテーパ面を有する内周面8bを押
圧し、上記外筒8を軸に垂直な平面内で矢印Yで
示す半径方向に拡張させる。この拡張に要する力
は、外筒8の下部つまりテーパ面を有する内周面
8bがある箇所に3本の閉スリツト8aが存する
ので比較的小さくて済み、また、スリツト8aが
等間隔に存するので、外筒8は均等に拡張する。
また、上記閉スリツト8aは、外筒8の下端に達
する開スリツトでないので、閉スリツト8aの中
央部に相当する外筒部分が主として大きく拡張
し、外筒下端部は殆ど拡張しない。従つて、大き
く拡張する上記外筒部が、摩耗の少ない弁ガイド
3の中央部に固着するので、摩耗の著しい弁ガイ
ド3の上下端部で公転軸22を固定していた第7
図の従来例と異なり、芯出し棒6の中心線を弁軸
に正確に一致させることができる。また、外筒8
の下端が拡張しないので、芯出し棒6を弁ガイド
3に容易に挿入できる。さらに、第7図の従来例
のように弁座2の反対側から公転軸22に円錐チ
ヤツク部23bを連結せずとも、弁座2側から六
角頭部7cを回すだけで迅速に芯出しができる。
つて、ストツパ9が弁ガイド3の上端に当接した
とき、外筒8の閉スリツト8aの中央部が弁ガイ
ド3の軸方向中央部に位置付けられるように、ス
トツパ9を位置決めして付属の固定ネジ9aで外
筒8に固定する。続いて、ストツパ9が弁ガイド
3の上端に当接するように芯出し棒6を弁ガイド
3に挿入した後、六角頭部7cを回して作動ロツ
ド7を矢印Xに示す上昇方向に締め上げる。そう
すると、作動ロツド7下端のテーパ部7aは、当
接する外筒8のテーパ面を有する内周面8bを押
圧し、上記外筒8を軸に垂直な平面内で矢印Yで
示す半径方向に拡張させる。この拡張に要する力
は、外筒8の下部つまりテーパ面を有する内周面
8bがある箇所に3本の閉スリツト8aが存する
ので比較的小さくて済み、また、スリツト8aが
等間隔に存するので、外筒8は均等に拡張する。
また、上記閉スリツト8aは、外筒8の下端に達
する開スリツトでないので、閉スリツト8aの中
央部に相当する外筒部分が主として大きく拡張
し、外筒下端部は殆ど拡張しない。従つて、大き
く拡張する上記外筒部が、摩耗の少ない弁ガイド
3の中央部に固着するので、摩耗の著しい弁ガイ
ド3の上下端部で公転軸22を固定していた第7
図の従来例と異なり、芯出し棒6の中心線を弁軸
に正確に一致させることができる。また、外筒8
の下端が拡張しないので、芯出し棒6を弁ガイド
3に容易に挿入できる。さらに、第7図の従来例
のように弁座2の反対側から公転軸22に円錐チ
ヤツク部23bを連結せずとも、弁座2側から六
角頭部7cを回すだけで迅速に芯出しができる。
次いで、輪状部材10を上記芯出し棒6に上方
から外嵌する。そして、エアーモータ5に取り付
けたアダプタ12のスプライン軸12aを上記輪
状部材10の締付リング10eのスプライン穴1
0fに嵌合して、輪状部材10を回転させる。エ
アーモータ5と輪状部材10との結合はスプライ
ン結合であるので、着脱が簡単にできる。研削時
には、エアーモータ5の自重が円盤状砥石11を
介して弁座2にかからないように、エアーモータ
5を手等で保持する。上記スプライン結合は、前
述の如く着脱自在という利点のみならず、軸方向
の移動を許容するので、上記エアーモータ5を浮
かし気味に保持すれば、簡素な構造ゆえ比較的軽
い輪状部材10のみが、研削の進行とともに自重
で下降し、弁座に無理な力がかからないという利
点がある。
から外嵌する。そして、エアーモータ5に取り付
けたアダプタ12のスプライン軸12aを上記輪
状部材10の締付リング10eのスプライン穴1
0fに嵌合して、輪状部材10を回転させる。エ
アーモータ5と輪状部材10との結合はスプライ
ン結合であるので、着脱が簡単にできる。研削時
には、エアーモータ5の自重が円盤状砥石11を
介して弁座2にかからないように、エアーモータ
5を手等で保持する。上記スプライン結合は、前
述の如く着脱自在という利点のみならず、軸方向
の移動を許容するので、上記エアーモータ5を浮
かし気味に保持すれば、簡素な構造ゆえ比較的軽
い輪状部材10のみが、研削の進行とともに自重
で下降し、弁座に無理な力がかからないという利
点がある。
輪状部材10の回転により、円盤状砥石11
は、正確に芯出しされた芯出し棒6の回りを回転
しつつ自重で下降し、弁座2に固有の角度に等し
い斜度θの円錐面11cで弁座2を正確に、しか
も一度に研削する。かかる動作は、第7図に示す
公転軸22の回りを公転しつつ自転軸23の回り
を自転し、かつ軸方向Xに移動しながら弁座2を
研削する従来例では実現できず、本実施例が従来
例よりも弁座2を迅速に研削できることは明らか
である。上記円盤状砥石11は、芯出し棒6の回
りを自転するだけだから、弁ガイド3に従来例の
如き偏心荷重がかかることがなく、したがつて弁
ガイド3の内面が摩耗することもない。また、リ
ング状のストツパ9は、弁ガイド3の上端を密閉
し、研削砥石の粉の弁ガイド3内への侵入を防い
で、砥石粉による弁ガイド3の摩耗を防止する。
この弁座研削工具4は、ストツパ位置と芯出し棒
および円盤状砥石の径を変えることにより種々の
弁座の研削ができ、しかも構造が簡単で軽量なの
で操作が容易であり、従来例のようにセツトに手
間がかからず、自転のみによる一括研削ゆえ、迅
速な研削が行なえる。
は、正確に芯出しされた芯出し棒6の回りを回転
しつつ自重で下降し、弁座2に固有の角度に等し
い斜度θの円錐面11cで弁座2を正確に、しか
も一度に研削する。かかる動作は、第7図に示す
公転軸22の回りを公転しつつ自転軸23の回り
を自転し、かつ軸方向Xに移動しながら弁座2を
研削する従来例では実現できず、本実施例が従来
例よりも弁座2を迅速に研削できることは明らか
である。上記円盤状砥石11は、芯出し棒6の回
りを自転するだけだから、弁ガイド3に従来例の
如き偏心荷重がかかることがなく、したがつて弁
ガイド3の内面が摩耗することもない。また、リ
ング状のストツパ9は、弁ガイド3の上端を密閉
し、研削砥石の粉の弁ガイド3内への侵入を防い
で、砥石粉による弁ガイド3の摩耗を防止する。
この弁座研削工具4は、ストツパ位置と芯出し棒
および円盤状砥石の径を変えることにより種々の
弁座の研削ができ、しかも構造が簡単で軽量なの
で操作が容易であり、従来例のようにセツトに手
間がかからず、自転のみによる一括研削ゆえ、迅
速な研削が行なえる。
<発明の効果>
以上の説明で明らかなように、本発明の内燃機
関の弁座研削工具は、下部に末広がりのテーパ面
を有する内周面と複数の軸方向閉スリツトをもつ
外筒と、この外筒に軸方向に移動可能に外嵌し、
ネジで固定されるストツパと、下端に上記テーパ
面を有する内周面を拡径するテーパ部を有して上
記外筒内に軸方向に移動可能に挿入される作動ロ
ツドで芯出し棒を構成し、外筒を弁ガイドに挿入
したとき、弁ガイドの上端に当接する上記ストツ
パによつて外筒の下部を摩耗の少ない弁ガイド中
央部に位置付け、上記作動ロツドのテーパ部の軸
方向の移動で外筒の下部を拡張して弁ガイド中央
部に固着させるとともに、弁軸に正確に一致して
芯出しされた上記芯出し棒の外筒の上部に、円盤
状砥石を同心に取り付け、かつ上端に駆動軸に対
する着脱自在な連結部をもつ輪状部材を回転自在
に外嵌しているので、弁ガイドの摩耗の多い上、
下端で手間のかかる芯出しをしていた従来例に比
して、正確な芯出しが容易にでき、正確な研削が
行えるとともに、砥石の公転、自転および軸方向
動によつて研削をしていた複雑な構成の従来例に
比して、安価な構成でもつて円盤状砥石の自転の
みで迅速な研削が行える。
関の弁座研削工具は、下部に末広がりのテーパ面
を有する内周面と複数の軸方向閉スリツトをもつ
外筒と、この外筒に軸方向に移動可能に外嵌し、
ネジで固定されるストツパと、下端に上記テーパ
面を有する内周面を拡径するテーパ部を有して上
記外筒内に軸方向に移動可能に挿入される作動ロ
ツドで芯出し棒を構成し、外筒を弁ガイドに挿入
したとき、弁ガイドの上端に当接する上記ストツ
パによつて外筒の下部を摩耗の少ない弁ガイド中
央部に位置付け、上記作動ロツドのテーパ部の軸
方向の移動で外筒の下部を拡張して弁ガイド中央
部に固着させるとともに、弁軸に正確に一致して
芯出しされた上記芯出し棒の外筒の上部に、円盤
状砥石を同心に取り付け、かつ上端に駆動軸に対
する着脱自在な連結部をもつ輪状部材を回転自在
に外嵌しているので、弁ガイドの摩耗の多い上、
下端で手間のかかる芯出しをしていた従来例に比
して、正確な芯出しが容易にでき、正確な研削が
行えるとともに、砥石の公転、自転および軸方向
動によつて研削をしていた複雑な構成の従来例に
比して、安価な構成でもつて円盤状砥石の自転の
みで迅速な研削が行える。
第1図は本発明の実施例の一部断面図、第2図
は芯出し棒上部の一部断面詳細図、第3図は締付
リングの一部断面図、第4図は締付リングの平面
図、第5図はスプライン軸の側面図、第6図はス
プライン軸の平面図、第7図は従来の弁座研削工
具の正面図である。 2……弁座、3……弁ガイド、4……弁座研削
工具、6……芯出し棒、7……作動ロツド、7a
……テーパ部、8……外筒、8a……閉スリツ
ト、8b……テーパ面を有する内周面、9……ス
トツパ、10……輪状部材、10f……スプライ
ン穴、11……円盤状砥石、12……アダプタ、
12a……スプライン軸。
は芯出し棒上部の一部断面詳細図、第3図は締付
リングの一部断面図、第4図は締付リングの平面
図、第5図はスプライン軸の側面図、第6図はス
プライン軸の平面図、第7図は従来の弁座研削工
具の正面図である。 2……弁座、3……弁ガイド、4……弁座研削
工具、6……芯出し棒、7……作動ロツド、7a
……テーパ部、8……外筒、8a……閉スリツ
ト、8b……テーパ面を有する内周面、9……ス
トツパ、10……輪状部材、10f……スプライ
ン穴、11……円盤状砥石、12……アダプタ、
12a……スプライン軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弁ガイド内に挿入され、下部に下端に行くに
従つて広がるテーパ面を有する内周面と複数の軸
方向に伸びる閉スリツトとを有する外筒と、この
外筒に軸方向に移動可能に外嵌され、かつネジに
より上記外筒に固定されるとともに、上記弁ガイ
ドの上端に当接したとき上記外筒の下部を上記弁
ガイドの中央部に位置付けるストツパと、上記外
筒内に軸方向に移動可能に挿入され、下端に上記
外筒のテーパ面を有する内周面を拡径可能な上記
テーパ面に対応するテーパ部を有する作動ロツド
とからなる芯出し棒と、 上記芯出し棒の外筒の上部に回転自在に外嵌さ
れ、駆動軸に対して着脱自在な連結部を上端に有
する輪状部材と、 この輪状部材に同心に取り付けられ、弁座を研
削する円盤状砥石を備えて、 上記芯出し棒の作動ロツドを軸方向に移動し
て、上記外筒の下部を作動ロツドのテーパ部で拡
張して、上記外筒の下部を弁ガイドの中央部に押
し付けて芯出し棒を上記弁ガイドに固着するよう
にしたことを特徴とする内燃機関の弁座研削工
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4866884A JPS60191752A (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | 内燃機関の弁座研削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4866884A JPS60191752A (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | 内燃機関の弁座研削工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60191752A JPS60191752A (ja) | 1985-09-30 |
| JPH0240470B2 true JPH0240470B2 (ja) | 1990-09-11 |
Family
ID=12809702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4866884A Granted JPS60191752A (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | 内燃機関の弁座研削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60191752A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0639151U (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-24 | 正治 福富 | 噴口装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55106767A (en) * | 1979-02-09 | 1980-08-15 | Hisakatsu Katajima | Sheet grinder using inner cylindrical spindle as guide cylinder |
| JPS58132650U (ja) * | 1982-02-27 | 1983-09-07 | 株式会社大隈鐵工所 | 内研砥石取付装置 |
-
1984
- 1984-03-13 JP JP4866884A patent/JPS60191752A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0639151U (ja) * | 1992-10-29 | 1994-05-24 | 正治 福富 | 噴口装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60191752A (ja) | 1985-09-30 |
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