JPH0240815B2 - Tomakubosuisekoho - Google Patents
TomakubosuisekohoInfo
- Publication number
- JPH0240815B2 JPH0240815B2 JP6116082A JP6116082A JPH0240815B2 JP H0240815 B2 JPH0240815 B2 JP H0240815B2 JP 6116082 A JP6116082 A JP 6116082A JP 6116082 A JP6116082 A JP 6116082A JP H0240815 B2 JPH0240815 B2 JP H0240815B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- base
- synthetic resin
- weight
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、建造物の屋上などの防水施工に際し
て、防水層のふくれ発生防止および破断防止に極
めて有効な塗膜防水施工法に関する。
て、防水層のふくれ発生防止および破断防止に極
めて有効な塗膜防水施工法に関する。
(従来の技術および問題点)
近年、アスフアルト乳剤、合成樹脂乳剤、ゴム
ラテツクスなどの塗膜防水剤を用い、繊維状シー
トを芯材として塗膜防水層を形成する防水工法が
行なわれている。これは熱アスフアルト防水工法
の場合のようにアスフアルトを加熱溶融すること
や有機溶剤を含む塗膜防水剤又は接着剤を用いる
必要がなく、公害防止、省力化およびコストの面
で有利である。しかし、かかる水性の塗膜防水剤
を用いる工法では、塗膜の乾燥に時間がかかると
ともに塗膜内に残存した水分および下地がコンク
リートの場合、下地に含まれる水分の影響により
防水層にふくれを発生しやすい。更に、防水施工
する下地は、現場打ちのコンクリートでは乾燥硬
化による収縮、温度変化による膨脹・収縮の繰返
しなどで亀裂を生じやすく、またプレキヤストコ
ンクリート板などでその目地が動きやすいもので
ある。したがつて防水層が下地に密着している
と、このような反復される下地の動きにより防水
層の疲労破断を招集し漏水事故につながる欠点が
ある。
ラテツクスなどの塗膜防水剤を用い、繊維状シー
トを芯材として塗膜防水層を形成する防水工法が
行なわれている。これは熱アスフアルト防水工法
の場合のようにアスフアルトを加熱溶融すること
や有機溶剤を含む塗膜防水剤又は接着剤を用いる
必要がなく、公害防止、省力化およびコストの面
で有利である。しかし、かかる水性の塗膜防水剤
を用いる工法では、塗膜の乾燥に時間がかかると
ともに塗膜内に残存した水分および下地がコンク
リートの場合、下地に含まれる水分の影響により
防水層にふくれを発生しやすい。更に、防水施工
する下地は、現場打ちのコンクリートでは乾燥硬
化による収縮、温度変化による膨脹・収縮の繰返
しなどで亀裂を生じやすく、またプレキヤストコ
ンクリート板などでその目地が動きやすいもので
ある。したがつて防水層が下地に密着している
と、このような反復される下地の動きにより防水
層の疲労破断を招集し漏水事故につながる欠点が
ある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の欠点を解消するため、特殊な
構成の下地シートを下地に部分接着し、その上に
自硬性にして水性の塗膜防水剤を含浸、塗覆し、
硬化させて塗膜防水層を形成するもので、これに
より防水層のふくれ発生防止および破断防止に極
めて有効な塗膜防水施工法を提供するものであ
る。
構成の下地シートを下地に部分接着し、その上に
自硬性にして水性の塗膜防水剤を含浸、塗覆し、
硬化させて塗膜防水層を形成するもので、これに
より防水層のふくれ発生防止および破断防止に極
めて有効な塗膜防水施工法を提供するものであ
る。
すなわち、合成樹脂発泡シートの一方の面に凹
凸状合成樹脂フイルム又はシートを一体に貼着し
他方の面に繊維シートを接着積層して成る下地シ
ートを、該下地シートの凹凸状合成樹脂フイルム
又はシートの面を下側にして、コンクリートなど
の防水下地面に、接着剤により下地シートを、そ
の凹凸状フイルム又はシート面で多くの凹溝を形
成するように貼着し、次いで下地シートの繊維シ
ートの面に、アスフアルト乳剤100重量部、ゴム
又は合成樹脂乳剤10〜40重量部およびセメント30
〜60重量部を主材とした自硬性塗膜防水剤を含浸
塗覆し、硬化させて、厚い塗膜防水層を形成する
ことを特徴とするものである。
凸状合成樹脂フイルム又はシートを一体に貼着し
他方の面に繊維シートを接着積層して成る下地シ
ートを、該下地シートの凹凸状合成樹脂フイルム
又はシートの面を下側にして、コンクリートなど
の防水下地面に、接着剤により下地シートを、そ
の凹凸状フイルム又はシート面で多くの凹溝を形
成するように貼着し、次いで下地シートの繊維シ
ートの面に、アスフアルト乳剤100重量部、ゴム
又は合成樹脂乳剤10〜40重量部およびセメント30
〜60重量部を主材とした自硬性塗膜防水剤を含浸
塗覆し、硬化させて、厚い塗膜防水層を形成する
ことを特徴とするものである。
(実施例)
次に、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は、本発明塗膜防水施工層の断面図である
が、先づ、コンクリート下地1の表面に、必要に
よりプライマーを塗布し乾燥させたのち、接着剤
2を用いて下地シートaを、該下地シートaの凹
凸状合成樹脂フイルム又はシート5の面を下側に
して、その凹凸状合成樹脂フイルム又はシート5
の面により多くの凹溝8を形成するように貼着す
る。次いで、下地シートaの上面の繊維シート7
に、塗膜防水剤を含浸し、かつその上に厚く(2
乃至4mm)塗覆し硬化させて塗膜防水層bを形成
する。更にその上に、通常の方法により保護層9
として着色保護塗料、軽歩行用塗料、アスフアル
ト板、保護コンクリート押え層などにより表面保
護仕上げをすることが好ましい。
第1図は、本発明塗膜防水施工層の断面図である
が、先づ、コンクリート下地1の表面に、必要に
よりプライマーを塗布し乾燥させたのち、接着剤
2を用いて下地シートaを、該下地シートaの凹
凸状合成樹脂フイルム又はシート5の面を下側に
して、その凹凸状合成樹脂フイルム又はシート5
の面により多くの凹溝8を形成するように貼着す
る。次いで、下地シートaの上面の繊維シート7
に、塗膜防水剤を含浸し、かつその上に厚く(2
乃至4mm)塗覆し硬化させて塗膜防水層bを形成
する。更にその上に、通常の方法により保護層9
として着色保護塗料、軽歩行用塗料、アスフアル
ト板、保護コンクリート押え層などにより表面保
護仕上げをすることが好ましい。
第2図は、下地シートaの長尺巻物を一部巻き
ほどいた状態を示す斜視図であつて、施工に際し
ては凹凸面を下側にして下地に貼着する。第3図
は、第2図のA−A線およびB−B線切断拡大断
面図であり同じ形にあらわれる。下地シートaの
構成は、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリウレ
タンなどの合成樹脂発泡シート6の一方の面に凹
凸面を形成したポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリスチレンなどの合成樹脂フイルム又はシート
5を一体に貼着し、他方の面に繊維シート7を接
着積層したものである。
ほどいた状態を示す斜視図であつて、施工に際し
ては凹凸面を下側にして下地に貼着する。第3図
は、第2図のA−A線およびB−B線切断拡大断
面図であり同じ形にあらわれる。下地シートaの
構成は、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリウレ
タンなどの合成樹脂発泡シート6の一方の面に凹
凸面を形成したポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリスチレンなどの合成樹脂フイルム又はシート
5を一体に貼着し、他方の面に繊維シート7を接
着積層したものである。
繊維シート7としては、無機質または有機質の
各種繊維を織布、不織布、マツト状にしたものを
用いるが、特にポリエステル、アクリル、ビニロ
ンなどの合成繊維またはガラス繊維が寸法安定性
にすぐれ、かつ塗膜防水剤を容易に含浸させるこ
とが可能であるので好適に用いることができる。
各種繊維を織布、不織布、マツト状にしたものを
用いるが、特にポリエステル、アクリル、ビニロ
ンなどの合成繊維またはガラス繊維が寸法安定性
にすぐれ、かつ塗膜防水剤を容易に含浸させるこ
とが可能であるので好適に用いることができる。
塗膜防水剤は、アスフアルト乳剤100重量部に
対して、ゴム又は合成樹脂乳剤10〜40重量部、セ
メント30〜60重量部を配合してなるものである。
ゴム又は合成樹脂乳剤を用いるのは、アスフアル
トの延伸性、耐寒性、結着性を良くするためであ
るが、10重量部以下ではその効果がなく、また40
重量部以上では繊維シート7に対する含浸性が悪
く、かつセメントによる硬化を阻害する欠点があ
る。セメントは硬化剤として使用するが、30重量
部以下では自硬性が劣り、充分な硬化物が得られ
ない。また60重量部以上では硬化が速く作業性を
阻害するとともに得られた硬化物が脆く実用的で
はない。セメントは乳剤に含まれる水との水和反
応で硬化するものであつて、繊維シートに含浸し
た塗膜防水剤は残存水分を生じることがなく、さ
らに繊維シートの上に厚く塗覆した塗膜防水剤も
容易に内部硬化させることができる。
対して、ゴム又は合成樹脂乳剤10〜40重量部、セ
メント30〜60重量部を配合してなるものである。
ゴム又は合成樹脂乳剤を用いるのは、アスフアル
トの延伸性、耐寒性、結着性を良くするためであ
るが、10重量部以下ではその効果がなく、また40
重量部以上では繊維シート7に対する含浸性が悪
く、かつセメントによる硬化を阻害する欠点があ
る。セメントは硬化剤として使用するが、30重量
部以下では自硬性が劣り、充分な硬化物が得られ
ない。また60重量部以上では硬化が速く作業性を
阻害するとともに得られた硬化物が脆く実用的で
はない。セメントは乳剤に含まれる水との水和反
応で硬化するものであつて、繊維シートに含浸し
た塗膜防水剤は残存水分を生じることがなく、さ
らに繊維シートの上に厚く塗覆した塗膜防水剤も
容易に内部硬化させることができる。
(作用)
本発明の塗膜防水施工法では、下地シートaの
凹凸状合成樹脂フイルム又はシート5は、コンク
リート下地1と該凹凸状合成樹脂フイルム又はシ
ート5の凸部と接し、凹部によつて生じる多数の
凹溝8を通して、水分の蒸気圧を脱気、拡散する
ので塗膜防水層bのふくれ発生を防ぐことができ
る。また前記凹凸状合成樹脂フイルム又はシート
5は延伸性にすぐれているので破断しにくく、水
蒸気が合成樹脂発泡シート6または塗膜防水層b
に到達するのを防止する。また下地シートaはそ
の凸面で下地に点接着しているので、下地の亀裂
割れ目の影響が塗膜防水層bに及ばず、したがつ
て防水層破断による漏水事故の心配は全くない。
さらに中間層の合成樹脂発泡シート6は、下地の
亀裂に対して緩衝効果があり防水層破断に対する
安全性を向上させるとともに、断熱効果があるの
で下地の温度が上昇するのを防ぎ、下地水分の蒸
気圧を低減することができる。合成樹脂発泡シー
ト6に接着積層した繊維シート7は、塗膜防水層
bの芯材として用いられるもので、塗膜防水剤が
充分含浸し、その上に形成される防水層bととも
に防水剤の硬化後一体となつて強靭にしてすぐれ
た防水性が発揮されるものである。
凹凸状合成樹脂フイルム又はシート5は、コンク
リート下地1と該凹凸状合成樹脂フイルム又はシ
ート5の凸部と接し、凹部によつて生じる多数の
凹溝8を通して、水分の蒸気圧を脱気、拡散する
ので塗膜防水層bのふくれ発生を防ぐことができ
る。また前記凹凸状合成樹脂フイルム又はシート
5は延伸性にすぐれているので破断しにくく、水
蒸気が合成樹脂発泡シート6または塗膜防水層b
に到達するのを防止する。また下地シートaはそ
の凸面で下地に点接着しているので、下地の亀裂
割れ目の影響が塗膜防水層bに及ばず、したがつ
て防水層破断による漏水事故の心配は全くない。
さらに中間層の合成樹脂発泡シート6は、下地の
亀裂に対して緩衝効果があり防水層破断に対する
安全性を向上させるとともに、断熱効果があるの
で下地の温度が上昇するのを防ぎ、下地水分の蒸
気圧を低減することができる。合成樹脂発泡シー
ト6に接着積層した繊維シート7は、塗膜防水層
bの芯材として用いられるもので、塗膜防水剤が
充分含浸し、その上に形成される防水層bととも
に防水剤の硬化後一体となつて強靭にしてすぐれ
た防水性が発揮されるものである。
(発明の効果)
本発明の塗膜防水施工法によれば、従来解決さ
れなかつた塗膜防水層のふくれ発生防止および防
水層の破断防止を完全に達成することができると
いう画期的な効果を奏するものである。
れなかつた塗膜防水層のふくれ発生防止および防
水層の破断防止を完全に達成することができると
いう画期的な効果を奏するものである。
第1図は、本発明塗膜防水施工層の断面図、第
2図は、長尺巻物状下地シートの一部を巻きほど
いた状態を示す斜視図、第3図は、第2図A−A
線、B−B線切断拡大断面図である。 a……下地シート、b……塗膜防水層、1……
コンクリート下地、2……接着剤、5……ゴム又
は合成樹脂フイルム、6……合成樹脂発泡シー
ト、7……繊維シート、8……凹溝、9……保護
層。
2図は、長尺巻物状下地シートの一部を巻きほど
いた状態を示す斜視図、第3図は、第2図A−A
線、B−B線切断拡大断面図である。 a……下地シート、b……塗膜防水層、1……
コンクリート下地、2……接着剤、5……ゴム又
は合成樹脂フイルム、6……合成樹脂発泡シー
ト、7……繊維シート、8……凹溝、9……保護
層。
Claims (1)
- 1 合成樹脂発泡シートの一方の面に凹凸状合成
樹脂フイルム又はシートを一体に貼着し、他方の
面に繊維シートを接着積層して成る下地シート
を、該下地シートの凹凸状合成樹脂フイルム又は
シートの面を下側にして、コンクリートなどの防
水下地面に、接着剤により下地シートを、その凹
凸状フイルム又はシート面で多くの凹溝を形成す
るように貼着し、次いで下地シートの繊維シート
の面に、アスフアルト乳剤100重量部、ゴム又は
合成樹脂乳剤10〜40重量部およびセメント30〜60
重量部を主体とした自硬性塗膜防水剤を含浸、塗
覆し硬化させて、厚い塗膜防水層を形成すること
を特徴とする塗膜防水施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116082A JPH0240815B2 (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | Tomakubosuisekoho |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6116082A JPH0240815B2 (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | Tomakubosuisekoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58178750A JPS58178750A (ja) | 1983-10-19 |
| JPH0240815B2 true JPH0240815B2 (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=13163104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6116082A Expired - Lifetime JPH0240815B2 (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | Tomakubosuisekoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0240815B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014526623A (ja) * | 2011-11-17 | 2014-10-06 | アーキベン カンパニー リミテッド | 内部が空いている突起を有する防水用凹凸成形防水パネル及びそれを用いた防水工法 |
| JP7161247B1 (ja) * | 2021-10-27 | 2022-10-26 | 多摩防水技研株式会社 | 防水工法およびそれに使用する防水ボード |
-
1982
- 1982-04-14 JP JP6116082A patent/JPH0240815B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58178750A (ja) | 1983-10-19 |
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