JPH0241558B2 - - Google Patents
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- JPH0241558B2 JPH0241558B2 JP57085294A JP8529482A JPH0241558B2 JP H0241558 B2 JPH0241558 B2 JP H0241558B2 JP 57085294 A JP57085294 A JP 57085294A JP 8529482 A JP8529482 A JP 8529482A JP H0241558 B2 JPH0241558 B2 JP H0241558B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- agent
- composition
- vinyl acetate
- epoxy resin
- Prior art date
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- Epoxy Resins (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は塩化ビニルシート、塩化ビニル製タイ
ル、クツシヨン・フロアー、コルクタイルまたは
ゴムタイルなどの各種床用シートないしタイルの
接着に適したエポキシ系接着剤組成物に関する。 従来から、この種の床材用シートないしはタイ
ルに使用されている接着剤として、ゴムラテツク
ス系接着剤または溶液重合型酢酸ビニル系接着剤
が用いられてはいるが、まず合成ゴムラテツクス
系の接着剤は溶剤を含有せず、しかも初期粘着性
ないしは接着性にも優れているものの、それ自体
がエマルジヨン型である処から耐水性に難点があ
り、たとえば洗面所の如き耐水性が必要とされる
場所には適さないものであり、他方、溶液重合型
酢酸ビニル系接着剤は初期粘着性に優れるもの
の、多量の溶剤を含むことによる毒性、火災の危
険があるし、しかも水に対する耐性が低く、上記
ラテツクス系の場合と同様に、耐水性の要求され
る場所には不適当である。 そのために、耐水型接着剤としては主にエポキ
シ樹脂系接着剤が用いられており、現在、この種
の接着剤として市販されている多くのものは、エ
ポキシ樹脂中に溶液型酢酸ビニル重合体を粘着付
与剤として添加させ、かつ、無機系充填材をも配
合せしめた形のA剤と、ダイマー酸ベースのポリ
アミド樹脂と無機系充填剤とを配合したB剤とか
ら成つている。 しかし、かかる系統の接着剤では、A剤中に含
まれる酢酸ビニル重合体と、B剤中に含まれるポ
リアミド樹脂との相溶性が悪いことから、これら
両剤の混合物の増粘化や分離化が起こり、塗布作
業性が不良となるという欠点がある。 しかるに、本発明者らは特にかかる塗布作業性
を改良せしめることを目的として鋭意研究した結
果、上記B剤中に含まれるダイマー酸ベースのポ
リアミド樹脂の代わりに、脂肪族ポリアミンもし
くは芳香族ポリアミンまたはこれらのアミン・ア
ダクトを使用することによつて始めて、塗布作業
性の大幅な改良はもとよりのこと、初期粘着性を
も向上させ得ることを見出したが、かかる段階に
おいては、接着性が従来品とほぼ同程度というに
止まり、高い接着力が要求される用途には未だ満
足すべきものであるとはいえない。 そこで、この接着性をも同時に一層向上せしめ
ることを目的として、さらに鋭意検討を重ねた結
果、従来型接着剤に比して大幅な接着性の向上を
果たすことができるに及んで、本発明を完成させ
るに到つた。 すなわち、本発明は少なくとも2個のエポキシ
基を含むエポキシ樹脂(a―1)と酢酸ビニルの
溶液型重合物(a―2)とを必須の成分とするA
剤と、脂肪族ポリアミンもしくは芳香族ポリアミ
ンまたはこれらのアミン・アダクトを必須の成分
とするB剤とから構成されるが、さらに上記A剤
あるいはB剤の少なくとも一方に熱可塑性エラス
トマーを含有せしめることを特徴とする、常温硬
化型二液性接着剤有機溶剤溶液組成物を提供する
ものである。 ここにおいて、前記エポキシ樹脂(a―1)と
しては、ビスフエノールAで代表される多価フエ
ノールのジグリシジルエーテル;グリセリンもし
くはプロピレングリコールで代表される多価アル
コールのジグリシジルエーテル;フタル酸ジグリ
シジルもしくはアジピン酸ジグリシジルの如き多
塩基酸のエポキシエステル;またはフエノールも
しくはクレゾールなどからのノボラツク型フエノ
ール樹脂のグリシジルエーテルなどが代表的なも
のである。 また、前記した酢酸ビニルの溶液型重合物(a
―2)とは、メタノールまたは酢酸エチルなどの
溶剤中で酢酸ビニルモノマーを、重合触媒下に重
合せしめて得られる重合度が60〜200なる重合物
を指称するものである。 さらに、前記した脂肪族ポリアミンとして代表
的なものにはN―アミノエチルピペラジン、キシ
リレンジアミン、イソホロンジアミンまたはアミ
ノエチルベンジルアミンなどがあり、前記芳香族
ポリアミンとして代表的なものにはジアミノジフ
エニルメタンなどがあり、前記アミン・アダクト
として代表的なものには上記した如き各種のポリ
アミンとエポキシ基含有化合物との付加物をはじ
めとして、当該ポリアミンとホルマリンとフエノ
ール類とのマンニツヒ反応物、または当該ポリア
ミンとアクリロニトリルもしくはアクリル酸エス
テルなどとのミカエル反応物などがある。 前記熱可塑性エラストマーとして代表的なもの
には熱可塑性ポリウレタン、液状ポリブタジエ
ン、液状ポリイソプレン、ポリジシクロペンタジ
エンなどがある。 そして、これら本発明組成物の必須成分の添加
比率は目的に応じて多少異なるけれども、大略、
下記の如き割合となるのが望ましい。 さらに、前記したそれぞれA剤とB剤との配合
比は、A剤中に含まれるエポキシ樹脂のエポキシ
当量数とB剤中に含まれる、いわゆる硬化剤成分
中の活性水素当量数を理論的に合わせることによ
り決定されうるが、通常は、0.5:1〜1:2な
る範囲の当量比が適当である。 しかし、上述した添加比率および配合割合は本
発明を何ら制限したものではなく、かかる範囲を
逸脱したとしても、本発明の目的に合致する限り
においては、依然として本発明の範囲であると理
解される。 A剤 エポキシ樹脂(a―1) 5〜40重量% 酢酸ビニルの溶液型重合物(a―2)
5〜30 〃 (固形物40重量%換算で) 無機質充填材 80〜20 〃 熱可塑性エラストマー 0.25〜20 〃 B剤 脂肪族もしくは芳香族ポリアミン
5〜50重量% またはアミン・アダクト 無機質充填材 95〜50 〃 ここで、上記添加比率は本発明の一実施態様を
示したものであり、とくに前記熱可塑性エラスト
マーの添加方法としては、B剤への添加も可能な
らば、A、B両剤への添加をも妨げるものでは決
してないが、一般には、AまたはB剤の少なくと
も一方に添加されるだけで足りるので、もしB剤
の方へ添加される場合においても、上記したと大
約同様の添加比率でよい。ただし、A、B両剤へ
添加される場合には、総量で大約上記した添加比
率になるようにすべきことは無論である。 なお、エポキシ樹脂(a―1)あるいは脂肪族
もしくは芳香族ポリアミンまたはこれらのアミ
ン・アダクトの添加比率が上記した範囲よりも小
となる場合には、得られる接着剤組成物の耐水性
の低下が顕著となるし、他方、酢酸ビニルの溶液
型重合物(a―2)の添加比率が上記した範囲よ
りも小となる場合には、得られる組成物の初期粘
着力の低下が顕著となるので、いずれも好ましく
ない。 本発明組成物を得るに当り、たとえば床用シー
トないしはタイルに適用されるものとしては、コ
ストの低減化および作業性の向上化などを目的と
して、前述したように、通常使用されているよう
な各種の充填材をも含有せしめることができ、か
かる充填材として代表的なものを挙げれば炭酸カ
ルシウム、タルク、アスベスト、亜鉛華、シリ
カ、酸化チタン、弁柄または珪砂の如き無機質充
填材などであるが、勿論、本発明の目的に適う限
りにおいては慣用の有機質充填材をも用いること
を決して妨げるものではない。 かくして得られる本発明の組成物に対しては、
目的に応じて、公知慣用の溶剤、可塑剤、着色剤
またはエポキシ樹脂用の硬化促進剤などの各種の
添加剤をそれぞれ添加することができる。 本発明組成物は、床用シートないしはタイルの
接着剤に要求される接着性、塗布作業性および初
期粘着性などの悉くを満足せしめることのできる
画期的なものである。 次に、本発明を実施例および比較例により具体
的に説明するが、以下において部とあるのは特に
断りのない限りは、すべて重量部を意味するもの
とする。 実施例 1 「パンデツクスT5000」(大日本インキ化学工
業(株)製ウレタンエラストマー)の50部を、50部の
トルオールに溶解させて混合物を得た。次いで、
この混合物の7部、「エピクロン855」(同上社製
エピ・ビス型エポキシ樹脂)の23部、「フアイン
タツクHD―8049」(同上社製の溶液型酢酸ビニ
ル重合物)の20部、炭酸カルシウムの17部、アス
ベスト粉の17部、トルオールの8部およびブチル
セルソルブの8部を均一に混合せしめてA剤とし
た。 他方、イソホロンジアミンの70部に、「エピク
ロン850」(同上社製エピ・ビス型エポキシ樹脂)
の30部を100℃の温度下に滴下し、滴下終了後も
同温度で2時間反応せしめてアミン・アダクトを
得た。 このアダクトの20部、微粉珪砂の20部、炭酸カ
ルシウムの20部、タルクの20部、メタノールの15
部および酸化珪素の5部を均一に混合せしめてB
剤とした。 次いで、これらA、B両剤を重量比1:1で混
合せしめて目的とする接着剤組成物を得た。 こうして得られた組成物について初期粘着性、
塗布作業性および接着性の各項目について試験を
行なつた処、第1表に示す如き結果が得られた。 実施例 2 「ハイカーCTBN1300×8」(米国グツドリツ
チ社製ポリブタジエン)の50部を50部のトルオー
ルに溶解させて混合物を得た。この混合物の7
部、「エピクロン850」(大日本インキ化学工業(株)
製エピ・ビス型エポキシ樹脂)の18部、「エピク
ロン520」(同上社の反応性希釈剤)の5部、「フ
アインタツクHD―8049」の15部、「ニカノール
HP―30」(三菱瓦斯化学(株)製キシレン樹脂)の
5部、炭酸カルシウムの17部、クレーの15部、酸
化珪素の2部およびメタノールの16部を均一に混
合せしめてA剤とした。 別に、N―アミノエチルピペラジンの70部に、
「エピクロン850」の30部を100℃で滴下し、滴下
終了後も同温度に2時間反応せしめてアミン・ア
ダクトを得た。 このアダクトの20部と「ハイゾールSAS295」
(日石化学工業(株)製芳香族炭化水素系希釈剤)の
10部、タルクの20部、アスベスト粉の30部および
ブチルセロソルブの15部とを均一に混合せしめて
B剤とした。 次いで、A、B両剤を1:1なる重量比で混合
せしめて目的とする接着剤組成物を得た。 この組成物についても、実施例1と同一項目の
試験を行なつて、第1表に示す如き結果を得た。 比較例 1 「パンデツクスT5000」の50部とトルオールの
50部との混合物の全量(7部)を「エピクロン
855」に置き換えることにより、この「エピクロ
ン855」の総量を30部とした以外は、実施例1と
同様にして比較対照用の組成物を得、次いで性能
評価を行なつた。 それらの結果はまとめて第1表に示す。 比較例 2 「ハイカーCTBN1300×8」の50部とトルオ
ールの50部との混合物の全量(7部)を「エピク
ロン850」に置き換えて、この「エピクロン850」
の総量を25部とした以外は、実施例2と同様にし
て比較対照用の組成物を得、次いで性能評価を行
なつた。 それらの結果は第1表にまとめて示す。
ル、クツシヨン・フロアー、コルクタイルまたは
ゴムタイルなどの各種床用シートないしタイルの
接着に適したエポキシ系接着剤組成物に関する。 従来から、この種の床材用シートないしはタイ
ルに使用されている接着剤として、ゴムラテツク
ス系接着剤または溶液重合型酢酸ビニル系接着剤
が用いられてはいるが、まず合成ゴムラテツクス
系の接着剤は溶剤を含有せず、しかも初期粘着性
ないしは接着性にも優れているものの、それ自体
がエマルジヨン型である処から耐水性に難点があ
り、たとえば洗面所の如き耐水性が必要とされる
場所には適さないものであり、他方、溶液重合型
酢酸ビニル系接着剤は初期粘着性に優れるもの
の、多量の溶剤を含むことによる毒性、火災の危
険があるし、しかも水に対する耐性が低く、上記
ラテツクス系の場合と同様に、耐水性の要求され
る場所には不適当である。 そのために、耐水型接着剤としては主にエポキ
シ樹脂系接着剤が用いられており、現在、この種
の接着剤として市販されている多くのものは、エ
ポキシ樹脂中に溶液型酢酸ビニル重合体を粘着付
与剤として添加させ、かつ、無機系充填材をも配
合せしめた形のA剤と、ダイマー酸ベースのポリ
アミド樹脂と無機系充填剤とを配合したB剤とか
ら成つている。 しかし、かかる系統の接着剤では、A剤中に含
まれる酢酸ビニル重合体と、B剤中に含まれるポ
リアミド樹脂との相溶性が悪いことから、これら
両剤の混合物の増粘化や分離化が起こり、塗布作
業性が不良となるという欠点がある。 しかるに、本発明者らは特にかかる塗布作業性
を改良せしめることを目的として鋭意研究した結
果、上記B剤中に含まれるダイマー酸ベースのポ
リアミド樹脂の代わりに、脂肪族ポリアミンもし
くは芳香族ポリアミンまたはこれらのアミン・ア
ダクトを使用することによつて始めて、塗布作業
性の大幅な改良はもとよりのこと、初期粘着性を
も向上させ得ることを見出したが、かかる段階に
おいては、接着性が従来品とほぼ同程度というに
止まり、高い接着力が要求される用途には未だ満
足すべきものであるとはいえない。 そこで、この接着性をも同時に一層向上せしめ
ることを目的として、さらに鋭意検討を重ねた結
果、従来型接着剤に比して大幅な接着性の向上を
果たすことができるに及んで、本発明を完成させ
るに到つた。 すなわち、本発明は少なくとも2個のエポキシ
基を含むエポキシ樹脂(a―1)と酢酸ビニルの
溶液型重合物(a―2)とを必須の成分とするA
剤と、脂肪族ポリアミンもしくは芳香族ポリアミ
ンまたはこれらのアミン・アダクトを必須の成分
とするB剤とから構成されるが、さらに上記A剤
あるいはB剤の少なくとも一方に熱可塑性エラス
トマーを含有せしめることを特徴とする、常温硬
化型二液性接着剤有機溶剤溶液組成物を提供する
ものである。 ここにおいて、前記エポキシ樹脂(a―1)と
しては、ビスフエノールAで代表される多価フエ
ノールのジグリシジルエーテル;グリセリンもし
くはプロピレングリコールで代表される多価アル
コールのジグリシジルエーテル;フタル酸ジグリ
シジルもしくはアジピン酸ジグリシジルの如き多
塩基酸のエポキシエステル;またはフエノールも
しくはクレゾールなどからのノボラツク型フエノ
ール樹脂のグリシジルエーテルなどが代表的なも
のである。 また、前記した酢酸ビニルの溶液型重合物(a
―2)とは、メタノールまたは酢酸エチルなどの
溶剤中で酢酸ビニルモノマーを、重合触媒下に重
合せしめて得られる重合度が60〜200なる重合物
を指称するものである。 さらに、前記した脂肪族ポリアミンとして代表
的なものにはN―アミノエチルピペラジン、キシ
リレンジアミン、イソホロンジアミンまたはアミ
ノエチルベンジルアミンなどがあり、前記芳香族
ポリアミンとして代表的なものにはジアミノジフ
エニルメタンなどがあり、前記アミン・アダクト
として代表的なものには上記した如き各種のポリ
アミンとエポキシ基含有化合物との付加物をはじ
めとして、当該ポリアミンとホルマリンとフエノ
ール類とのマンニツヒ反応物、または当該ポリア
ミンとアクリロニトリルもしくはアクリル酸エス
テルなどとのミカエル反応物などがある。 前記熱可塑性エラストマーとして代表的なもの
には熱可塑性ポリウレタン、液状ポリブタジエ
ン、液状ポリイソプレン、ポリジシクロペンタジ
エンなどがある。 そして、これら本発明組成物の必須成分の添加
比率は目的に応じて多少異なるけれども、大略、
下記の如き割合となるのが望ましい。 さらに、前記したそれぞれA剤とB剤との配合
比は、A剤中に含まれるエポキシ樹脂のエポキシ
当量数とB剤中に含まれる、いわゆる硬化剤成分
中の活性水素当量数を理論的に合わせることによ
り決定されうるが、通常は、0.5:1〜1:2な
る範囲の当量比が適当である。 しかし、上述した添加比率および配合割合は本
発明を何ら制限したものではなく、かかる範囲を
逸脱したとしても、本発明の目的に合致する限り
においては、依然として本発明の範囲であると理
解される。 A剤 エポキシ樹脂(a―1) 5〜40重量% 酢酸ビニルの溶液型重合物(a―2)
5〜30 〃 (固形物40重量%換算で) 無機質充填材 80〜20 〃 熱可塑性エラストマー 0.25〜20 〃 B剤 脂肪族もしくは芳香族ポリアミン
5〜50重量% またはアミン・アダクト 無機質充填材 95〜50 〃 ここで、上記添加比率は本発明の一実施態様を
示したものであり、とくに前記熱可塑性エラスト
マーの添加方法としては、B剤への添加も可能な
らば、A、B両剤への添加をも妨げるものでは決
してないが、一般には、AまたはB剤の少なくと
も一方に添加されるだけで足りるので、もしB剤
の方へ添加される場合においても、上記したと大
約同様の添加比率でよい。ただし、A、B両剤へ
添加される場合には、総量で大約上記した添加比
率になるようにすべきことは無論である。 なお、エポキシ樹脂(a―1)あるいは脂肪族
もしくは芳香族ポリアミンまたはこれらのアミ
ン・アダクトの添加比率が上記した範囲よりも小
となる場合には、得られる接着剤組成物の耐水性
の低下が顕著となるし、他方、酢酸ビニルの溶液
型重合物(a―2)の添加比率が上記した範囲よ
りも小となる場合には、得られる組成物の初期粘
着力の低下が顕著となるので、いずれも好ましく
ない。 本発明組成物を得るに当り、たとえば床用シー
トないしはタイルに適用されるものとしては、コ
ストの低減化および作業性の向上化などを目的と
して、前述したように、通常使用されているよう
な各種の充填材をも含有せしめることができ、か
かる充填材として代表的なものを挙げれば炭酸カ
ルシウム、タルク、アスベスト、亜鉛華、シリ
カ、酸化チタン、弁柄または珪砂の如き無機質充
填材などであるが、勿論、本発明の目的に適う限
りにおいては慣用の有機質充填材をも用いること
を決して妨げるものではない。 かくして得られる本発明の組成物に対しては、
目的に応じて、公知慣用の溶剤、可塑剤、着色剤
またはエポキシ樹脂用の硬化促進剤などの各種の
添加剤をそれぞれ添加することができる。 本発明組成物は、床用シートないしはタイルの
接着剤に要求される接着性、塗布作業性および初
期粘着性などの悉くを満足せしめることのできる
画期的なものである。 次に、本発明を実施例および比較例により具体
的に説明するが、以下において部とあるのは特に
断りのない限りは、すべて重量部を意味するもの
とする。 実施例 1 「パンデツクスT5000」(大日本インキ化学工
業(株)製ウレタンエラストマー)の50部を、50部の
トルオールに溶解させて混合物を得た。次いで、
この混合物の7部、「エピクロン855」(同上社製
エピ・ビス型エポキシ樹脂)の23部、「フアイン
タツクHD―8049」(同上社製の溶液型酢酸ビニ
ル重合物)の20部、炭酸カルシウムの17部、アス
ベスト粉の17部、トルオールの8部およびブチル
セルソルブの8部を均一に混合せしめてA剤とし
た。 他方、イソホロンジアミンの70部に、「エピク
ロン850」(同上社製エピ・ビス型エポキシ樹脂)
の30部を100℃の温度下に滴下し、滴下終了後も
同温度で2時間反応せしめてアミン・アダクトを
得た。 このアダクトの20部、微粉珪砂の20部、炭酸カ
ルシウムの20部、タルクの20部、メタノールの15
部および酸化珪素の5部を均一に混合せしめてB
剤とした。 次いで、これらA、B両剤を重量比1:1で混
合せしめて目的とする接着剤組成物を得た。 こうして得られた組成物について初期粘着性、
塗布作業性および接着性の各項目について試験を
行なつた処、第1表に示す如き結果が得られた。 実施例 2 「ハイカーCTBN1300×8」(米国グツドリツ
チ社製ポリブタジエン)の50部を50部のトルオー
ルに溶解させて混合物を得た。この混合物の7
部、「エピクロン850」(大日本インキ化学工業(株)
製エピ・ビス型エポキシ樹脂)の18部、「エピク
ロン520」(同上社の反応性希釈剤)の5部、「フ
アインタツクHD―8049」の15部、「ニカノール
HP―30」(三菱瓦斯化学(株)製キシレン樹脂)の
5部、炭酸カルシウムの17部、クレーの15部、酸
化珪素の2部およびメタノールの16部を均一に混
合せしめてA剤とした。 別に、N―アミノエチルピペラジンの70部に、
「エピクロン850」の30部を100℃で滴下し、滴下
終了後も同温度に2時間反応せしめてアミン・ア
ダクトを得た。 このアダクトの20部と「ハイゾールSAS295」
(日石化学工業(株)製芳香族炭化水素系希釈剤)の
10部、タルクの20部、アスベスト粉の30部および
ブチルセロソルブの15部とを均一に混合せしめて
B剤とした。 次いで、A、B両剤を1:1なる重量比で混合
せしめて目的とする接着剤組成物を得た。 この組成物についても、実施例1と同一項目の
試験を行なつて、第1表に示す如き結果を得た。 比較例 1 「パンデツクスT5000」の50部とトルオールの
50部との混合物の全量(7部)を「エピクロン
855」に置き換えることにより、この「エピクロ
ン855」の総量を30部とした以外は、実施例1と
同様にして比較対照用の組成物を得、次いで性能
評価を行なつた。 それらの結果はまとめて第1表に示す。 比較例 2 「ハイカーCTBN1300×8」の50部とトルオ
ールの50部との混合物の全量(7部)を「エピク
ロン850」に置き換えて、この「エピクロン850」
の総量を25部とした以外は、実施例2と同様にし
て比較対照用の組成物を得、次いで性能評価を行
なつた。 それらの結果は第1表にまとめて示す。
【表】
Claims (1)
- 1 少なくとも2個のエポキシ基を含むエポキシ
樹脂(a―1)と酢酸ビニルの溶液型重合物(a
―2)とを必須の成分とするA剤と、脂肪族ポリ
アミンもしくは芳香族ポリアミンまたはこれらの
アミン・アダクトを必須の成分とするB剤とから
構成されるが、さらに上記A剤あるいはB剤の少
なくとも一方に熱可塑性エラストマーを含有せし
めることを特徴とする、常温硬化型二液性接着剤
有機溶剤溶液組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8529482A JPS58201870A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8529482A JPS58201870A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58201870A JPS58201870A (ja) | 1983-11-24 |
| JPH0241558B2 true JPH0241558B2 (ja) | 1990-09-18 |
Family
ID=13854556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8529482A Granted JPS58201870A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58201870A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60261869A (ja) * | 1984-06-09 | 1985-12-25 | 井本産業株式会社 | 水中構造物の接着工法 |
| JP2533348B2 (ja) * | 1988-01-06 | 1996-09-11 | 三井石油化学工業株式会社 | ハロゲン化ビニル系樹脂用接着剤組成物 |
| US5001193A (en) * | 1988-12-22 | 1991-03-19 | American Cyanamid | Epoxy adhesive for bonding of automotive parts made from bulk or sheet molding compound containing polymeric toughening agent and Mannich Base |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5657866A (en) * | 1979-10-16 | 1981-05-20 | Nippon Tairumento Kk | Two-pack type building adhesive |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP8529482A patent/JPS58201870A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58201870A (ja) | 1983-11-24 |
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