JPH0241563B2 - - Google Patents
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- JPH0241563B2 JPH0241563B2 JP59242634A JP24263484A JPH0241563B2 JP H0241563 B2 JPH0241563 B2 JP H0241563B2 JP 59242634 A JP59242634 A JP 59242634A JP 24263484 A JP24263484 A JP 24263484A JP H0241563 B2 JPH0241563 B2 JP H0241563B2
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- Japan
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- molten steel
- carbon
- amount
- oxygen
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/52—Manufacture of steel in electric furnaces
- C21C5/5211—Manufacture of steel in electric furnaces in an alternating current [AC] electric arc furnace
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D17/00—Arrangements for using waste heat; Arrangements for using, or disposing of, waste gases
- F27D17/10—Arrangements for using waste heat
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D19/00—Arrangements of controlling devices
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Materials Engineering (AREA)
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- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、溶鋼中の炭素含有量を正確に調整
する酸化精錬方法と、その方法を可能にする酸化
制御装置に関する。 〔従来の技術〕 製鋼炉における溶鋼中の炭素含有量は酸化吹錬
によつて調整される。例えば、電気炉製鋼法で
は、スクラツプと所要の炭素源をアーク炉に挿入
し、溶解する。また、スクラツプの溶落(メルト
ダウン)時に溶落鋼をサンプリング分折し、以
後、昇温、酸素吹錬し、含有炭素を目標値になる
迄燃焼除去する。その過程で不純物、ガス等も除
去される。吹錬時間はサンプリング鋼の成分判明
後、精錬諸条件を加味した脱炭量を求め、これを
過去の酸素吹錬等から定めた回帰式に当てはめて
算出する。吹錬開始時から上式で求められた時間
を経過したら酸素の供給を停止(吹止め)し、そ
こで再びサンプリング分折を行う。その結果、酸
化不足なら再吹錬、過剰なら加炭して次工程即
ち、環元−仕上工程へ進める。 ところで、酸化吹錬での溶鋼中の炭素含有率
は、周知の通り、酸化以後の工程等からの増分を
考えて完成品の含有率よりも多少低めに決定する
のが理想的である。例えば0.72%炭素含有鋼を得
る場合には0.67〜0.71%を目標としてそこで酸素
を吹止めるのが望ましい。 ところが、脱炭量は、酸素吹込み時間だけでな
く、溶鋼成分、温度、スラブ状態、吹込み作業
法、その他多くの要因の影響を受けるため、回帰
式だけでは目標値への適中精度に限界があり、こ
のため、従来は過酸化ぎみの吹錬を行つている。
何故なら、過酸化時は不足炭素を補うだけで済む
が、酸化不足であると多大の時間を費やす再吹錬
が必要になるからである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、過酸化精錬では、酸素、炭素源
の浪費が生じて経済的に不利になる。また、回帰
式による場合、酸素吹止め後にもサンプリング分
折を要するので、次工程に移る間の時間的なロス
が生じ生産性を高め難いと云う欠点もある。 そこで、この発明は、吹止め適中精度の高い方
法と装置を提供して上述の欠点を解消しようとす
るものである。 〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するこの発明の酸化精錬方法
は、溶落鋼の初回サンプリング直後より以後連続
的に排ガスを吸引し、かつ排ガス中に外気を混入
して含有1酸化炭素を完全燃焼により2酸化炭素
となすと共に、その下流で総排ガス中の2酸化炭
素量を濃度とガス量から計測して炉外に出た炭素
総量を演算し、この演算値を初回サンプリングの
分折値より減算して溶鋼中の含有炭素量をを連続
的に捕え、その捕捉値が目標値に達した瞬間に酸
素の吹き込みを停止することを特徴とする。 また、第2の目的である酸化制御装置は、酸素
ランスと溶落鋼のサンプリング分折装置を備えた
製鋼炉において排ガスダクトの途中に設けるシヤ
ツタ開度の調整可能な外気吸引部と、この下流に
おいて排ガスダクト内に設ける温度検出器、各々
が強制冷却式除塵フイルタ並びにエアーバージ装
置を具備する排ガス流速検出用の差圧測定器及び
2酸化炭素の濃度検出器と、上記差圧測定器及び
温度検出器からの入力信号と入力装置より入力さ
れたダクト径から標準温度に補正された状態での
排ガス総量を演算し、これに、濃度検出器で検出
した2酸化炭素含有率を積算後炉外に出た炭素量
を算出し、なおかつ、その算出値を分折装置から
入力されたサンプリンギ溶鋼中の炭素含有量から
減算して連続的に表示する演算表示装置とで構成
され、必要に応じて演算装置に、溶鋼中の炭素含
有量を目標設定値と比較して酸素ランスのバルブ
開閉手段に閉信号を発信する制御回路を付加でき
るものである。 上記の方法及び装置によれば、酸化状況を連続
的にしかも高精度にトレースできる。特に排ガス
中のC分(炭素)は完全燃焼させた後のCO2濃度
から検出するので溶鋼の残留C分を正確に測定で
き、酸素吹止め適中率の非常に高いものとなる。 〔実施例〕 以下、添付図に基いて、この発明の方法と装置
の一例を説明する。 図中1はアノード及びカソード2,3を挿入し
たアーク炉で、その中にスクラツプと炭素源を挿
入し、アークで昇温させて溶落させた後酸素ラン
ス4より酸素を吹込んで溶鋼5を酸化精錬する。
6は排ガスダクトで、その途中に摺動管等から成
るシヤツタ7aの開度調整可能な外気吸引部7を
設ける。 また、燃焼塔8の下流においてダクト内に排ガ
スの温度検出器9、差圧測定器10、CO2ガス濃
度検出器11を設け、一方、ダクトの外部には検
出器9,11と測定器10及び溶鋼成分の分折装
置12からの信号を受ける演算表示装置13を設
ける。14は、酸素ガスバルブ、15は排ガスの
吸引ブロワ、16は排ガス中の粉塵を除去するバ
グ・フイルタで、例示の装置ではガスバルブ14
に電磁弁等の自動開聞手段を有するものを採用
し、かつ、演算・表示装置13に、そのバルブに
開閉信号を送る制御回路17を付加している。 上記スクラツプの溶落後は、溶落鋼のサンプリ
ングとその成分分折を行い、判明したC分含有量
を分折装置12から演算・表示装置13に入力す
る。この際のサンプリングは不完全溶解による分
折値のバラツキを減じるため、若干時期を遅ら
せ、完全溶落後に行うのが望ましい。 一方、COとCO2の両成分を含む炉内の燃焼ガ
スは、常時バク・フイルター17に吸引されてお
り、この発明では、その排ガス中のC分含有量を
測定するが、そのまゝの状態でのC分検出は極め
て難しい。即ち、COとCO2の2つの濃度検出器
を使つたとしても排ガス中にはCOからCO2に変
化する途中の成分が含まれるため測定値が不正確
になる。そこで、大気吸引部7から適量の大気を
吸引して完全燃焼により含有COをCO2となし、
さらに、安全のため燃焼塔8を通した後に排ガス
中のCO2濃度と排ガス総量を測定するようにして
いる。 排ガス量は、ピト−管式差圧測定器10で調べ
てガス流速を算出し、それにダクト内径から割り
出されたダクト内断面積を乗じて求める。排ガス
中のC分量は、このようにして求めた排ガス総量
に検出器11で検出したCO2濃度を乗じた値から
積算して調べるが、装置の信頼性、耐久性確保の
ため、差圧測定器10とガス濃度検出器11に
は、それぞれ、排ガス中に多量に含まれる高温粉
塵の除去用水冷式フイルタと逆洗用のエア・パー
ジ装置(いずれも図示せず)を設けてある。ま
た、上記の測定器10によつて測定された高温状
態での膨張した排ガス量に、検出器11によつて
冷却後に検出された標準温度状態でのCO2濃度を
そのまゝ乗じると計算された総排出C分の量に狂
いを生じる。温度検出器9は、その誤差補正のた
めに設けてある。 即ち、この検出器9によつて測定される排ガス
温度から、測定器10で測定した排ガス量を標準
温度下でのガス量に直し、それにガス濃度パーセ
ントを乗じてその値から排出C分量を求めるよう
にしてある。溶鋼中の残留C分量は、原点となる
サンプリング分折値から、上記排出C分量を連続
的に減算して求める。 演算・表示装置13は、検出器9,11と測定
器10からの連続信号と分折装置12からの1回
の信号及び入力装置より入力されるダクト径信号
を受けて上記一連の演算を遂行し、時々刻々と変
化する溶鋼中の含有C分量を表示する。この発明
の方法による精錬作業は、この表示値が目標値に
達した瞬間にバルブ14を閉じて完了する。 なお、バルブ14の閉鎖は人手によつて行つて
よいが、図のように、溶鋼中のC分量を目標設定
値と常時比較し、比較値の合致点でバルブの開閉
手段に閉信号を発する制御回路17を設けると、
作業の全自動化が実現でき、吹止め適中率も一層
高まる。 上記方法及び装置の効果の確認のため、酸素の
吹止めを手動で行つた精錬実験の結果を、回帰式
を用いた従来法と比較して下表に示す。 溶解鋼種はJIS SWRH72A即ち0.72%炭素含有
鋼で製錬回数はいずれも28回である。下表は、溶
落時と理想吹止め目標値が0.67〜0.71%である吹
止め時に何回がどれだてのC分含有範囲にあつた
かを示している。
する酸化精錬方法と、その方法を可能にする酸化
制御装置に関する。 〔従来の技術〕 製鋼炉における溶鋼中の炭素含有量は酸化吹錬
によつて調整される。例えば、電気炉製鋼法で
は、スクラツプと所要の炭素源をアーク炉に挿入
し、溶解する。また、スクラツプの溶落(メルト
ダウン)時に溶落鋼をサンプリング分折し、以
後、昇温、酸素吹錬し、含有炭素を目標値になる
迄燃焼除去する。その過程で不純物、ガス等も除
去される。吹錬時間はサンプリング鋼の成分判明
後、精錬諸条件を加味した脱炭量を求め、これを
過去の酸素吹錬等から定めた回帰式に当てはめて
算出する。吹錬開始時から上式で求められた時間
を経過したら酸素の供給を停止(吹止め)し、そ
こで再びサンプリング分折を行う。その結果、酸
化不足なら再吹錬、過剰なら加炭して次工程即
ち、環元−仕上工程へ進める。 ところで、酸化吹錬での溶鋼中の炭素含有率
は、周知の通り、酸化以後の工程等からの増分を
考えて完成品の含有率よりも多少低めに決定する
のが理想的である。例えば0.72%炭素含有鋼を得
る場合には0.67〜0.71%を目標としてそこで酸素
を吹止めるのが望ましい。 ところが、脱炭量は、酸素吹込み時間だけでな
く、溶鋼成分、温度、スラブ状態、吹込み作業
法、その他多くの要因の影響を受けるため、回帰
式だけでは目標値への適中精度に限界があり、こ
のため、従来は過酸化ぎみの吹錬を行つている。
何故なら、過酸化時は不足炭素を補うだけで済む
が、酸化不足であると多大の時間を費やす再吹錬
が必要になるからである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、過酸化精錬では、酸素、炭素源
の浪費が生じて経済的に不利になる。また、回帰
式による場合、酸素吹止め後にもサンプリング分
折を要するので、次工程に移る間の時間的なロス
が生じ生産性を高め難いと云う欠点もある。 そこで、この発明は、吹止め適中精度の高い方
法と装置を提供して上述の欠点を解消しようとす
るものである。 〔問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するこの発明の酸化精錬方法
は、溶落鋼の初回サンプリング直後より以後連続
的に排ガスを吸引し、かつ排ガス中に外気を混入
して含有1酸化炭素を完全燃焼により2酸化炭素
となすと共に、その下流で総排ガス中の2酸化炭
素量を濃度とガス量から計測して炉外に出た炭素
総量を演算し、この演算値を初回サンプリングの
分折値より減算して溶鋼中の含有炭素量をを連続
的に捕え、その捕捉値が目標値に達した瞬間に酸
素の吹き込みを停止することを特徴とする。 また、第2の目的である酸化制御装置は、酸素
ランスと溶落鋼のサンプリング分折装置を備えた
製鋼炉において排ガスダクトの途中に設けるシヤ
ツタ開度の調整可能な外気吸引部と、この下流に
おいて排ガスダクト内に設ける温度検出器、各々
が強制冷却式除塵フイルタ並びにエアーバージ装
置を具備する排ガス流速検出用の差圧測定器及び
2酸化炭素の濃度検出器と、上記差圧測定器及び
温度検出器からの入力信号と入力装置より入力さ
れたダクト径から標準温度に補正された状態での
排ガス総量を演算し、これに、濃度検出器で検出
した2酸化炭素含有率を積算後炉外に出た炭素量
を算出し、なおかつ、その算出値を分折装置から
入力されたサンプリンギ溶鋼中の炭素含有量から
減算して連続的に表示する演算表示装置とで構成
され、必要に応じて演算装置に、溶鋼中の炭素含
有量を目標設定値と比較して酸素ランスのバルブ
開閉手段に閉信号を発信する制御回路を付加でき
るものである。 上記の方法及び装置によれば、酸化状況を連続
的にしかも高精度にトレースできる。特に排ガス
中のC分(炭素)は完全燃焼させた後のCO2濃度
から検出するので溶鋼の残留C分を正確に測定で
き、酸素吹止め適中率の非常に高いものとなる。 〔実施例〕 以下、添付図に基いて、この発明の方法と装置
の一例を説明する。 図中1はアノード及びカソード2,3を挿入し
たアーク炉で、その中にスクラツプと炭素源を挿
入し、アークで昇温させて溶落させた後酸素ラン
ス4より酸素を吹込んで溶鋼5を酸化精錬する。
6は排ガスダクトで、その途中に摺動管等から成
るシヤツタ7aの開度調整可能な外気吸引部7を
設ける。 また、燃焼塔8の下流においてダクト内に排ガ
スの温度検出器9、差圧測定器10、CO2ガス濃
度検出器11を設け、一方、ダクトの外部には検
出器9,11と測定器10及び溶鋼成分の分折装
置12からの信号を受ける演算表示装置13を設
ける。14は、酸素ガスバルブ、15は排ガスの
吸引ブロワ、16は排ガス中の粉塵を除去するバ
グ・フイルタで、例示の装置ではガスバルブ14
に電磁弁等の自動開聞手段を有するものを採用
し、かつ、演算・表示装置13に、そのバルブに
開閉信号を送る制御回路17を付加している。 上記スクラツプの溶落後は、溶落鋼のサンプリ
ングとその成分分折を行い、判明したC分含有量
を分折装置12から演算・表示装置13に入力す
る。この際のサンプリングは不完全溶解による分
折値のバラツキを減じるため、若干時期を遅ら
せ、完全溶落後に行うのが望ましい。 一方、COとCO2の両成分を含む炉内の燃焼ガ
スは、常時バク・フイルター17に吸引されてお
り、この発明では、その排ガス中のC分含有量を
測定するが、そのまゝの状態でのC分検出は極め
て難しい。即ち、COとCO2の2つの濃度検出器
を使つたとしても排ガス中にはCOからCO2に変
化する途中の成分が含まれるため測定値が不正確
になる。そこで、大気吸引部7から適量の大気を
吸引して完全燃焼により含有COをCO2となし、
さらに、安全のため燃焼塔8を通した後に排ガス
中のCO2濃度と排ガス総量を測定するようにして
いる。 排ガス量は、ピト−管式差圧測定器10で調べ
てガス流速を算出し、それにダクト内径から割り
出されたダクト内断面積を乗じて求める。排ガス
中のC分量は、このようにして求めた排ガス総量
に検出器11で検出したCO2濃度を乗じた値から
積算して調べるが、装置の信頼性、耐久性確保の
ため、差圧測定器10とガス濃度検出器11に
は、それぞれ、排ガス中に多量に含まれる高温粉
塵の除去用水冷式フイルタと逆洗用のエア・パー
ジ装置(いずれも図示せず)を設けてある。ま
た、上記の測定器10によつて測定された高温状
態での膨張した排ガス量に、検出器11によつて
冷却後に検出された標準温度状態でのCO2濃度を
そのまゝ乗じると計算された総排出C分の量に狂
いを生じる。温度検出器9は、その誤差補正のた
めに設けてある。 即ち、この検出器9によつて測定される排ガス
温度から、測定器10で測定した排ガス量を標準
温度下でのガス量に直し、それにガス濃度パーセ
ントを乗じてその値から排出C分量を求めるよう
にしてある。溶鋼中の残留C分量は、原点となる
サンプリング分折値から、上記排出C分量を連続
的に減算して求める。 演算・表示装置13は、検出器9,11と測定
器10からの連続信号と分折装置12からの1回
の信号及び入力装置より入力されるダクト径信号
を受けて上記一連の演算を遂行し、時々刻々と変
化する溶鋼中の含有C分量を表示する。この発明
の方法による精錬作業は、この表示値が目標値に
達した瞬間にバルブ14を閉じて完了する。 なお、バルブ14の閉鎖は人手によつて行つて
よいが、図のように、溶鋼中のC分量を目標設定
値と常時比較し、比較値の合致点でバルブの開閉
手段に閉信号を発する制御回路17を設けると、
作業の全自動化が実現でき、吹止め適中率も一層
高まる。 上記方法及び装置の効果の確認のため、酸素の
吹止めを手動で行つた精錬実験の結果を、回帰式
を用いた従来法と比較して下表に示す。 溶解鋼種はJIS SWRH72A即ち0.72%炭素含有
鋼で製錬回数はいずれも28回である。下表は、溶
落時と理想吹止め目標値が0.67〜0.71%である吹
止め時に何回がどれだてのC分含有範囲にあつた
かを示している。
【表】
以上説明したように、この発明の方法及び装置
は、完全燃焼させた排ガス中のCO2分から炉外に
出たC分量を連続的に測定し、その測定値を原点
となるサンプリング溶落鋼の含有C分量から減じ
ることにより溶鋼中のC分含有量を連続的に捕
え、この値が目標値に達した瞬間に酸素を吹止め
るので、精錬状況、条件のいかんに拘らず、正確
な数値を測定でき、酸化精錬の吹止め精度が向上
する。従つて酸化不足による再酸化処理作業を完
全に無くすことができ、酸化過剰から起る酸素の
浪費や不足C源の添加の必要性も少なくなる。 また、酸素吹止め後のサンプリング分折を必要
としないので、次工程に移る間の時間的ロスも無
くせ、さらに、サンプリング分折が1回で済むこ
とに加え、一連の作業を消耗品を使わずに全自動
で行えるため、運転コストも低く抑えることがで
きる。 なお、この発明は、電炉における酸化精錬だけ
でなく、酸化と加炭を同時に行う精錬や連続製鋼
炉、A、O、D脱炭炉等における酸化精錬にも数
式に補正項を加えるだけで適用可能である。
は、完全燃焼させた排ガス中のCO2分から炉外に
出たC分量を連続的に測定し、その測定値を原点
となるサンプリング溶落鋼の含有C分量から減じ
ることにより溶鋼中のC分含有量を連続的に捕
え、この値が目標値に達した瞬間に酸素を吹止め
るので、精錬状況、条件のいかんに拘らず、正確
な数値を測定でき、酸化精錬の吹止め精度が向上
する。従つて酸化不足による再酸化処理作業を完
全に無くすことができ、酸化過剰から起る酸素の
浪費や不足C源の添加の必要性も少なくなる。 また、酸素吹止め後のサンプリング分折を必要
としないので、次工程に移る間の時間的ロスも無
くせ、さらに、サンプリング分折が1回で済むこ
とに加え、一連の作業を消耗品を使わずに全自動
で行えるため、運転コストも低く抑えることがで
きる。 なお、この発明は、電炉における酸化精錬だけ
でなく、酸化と加炭を同時に行う精錬や連続製鋼
炉、A、O、D脱炭炉等における酸化精錬にも数
式に補正項を加えるだけで適用可能である。
図は、この発明の装置の一実施例を概略的に示
す線図である。 1…アーク炉、4…酸素ランス、5…溶鋼、6
…排ガスダクト、7…大気吸引部、8…燃焼塔、
9…温度検出器、10…差圧測定器、11…CO2
ガス濃度検出器、12…溶鋼分折装置、13…演
算・表示装置、14…酸素バルブ、15…ブロ
ワ、16…バグフイルタ、17…制動回路。
す線図である。 1…アーク炉、4…酸素ランス、5…溶鋼、6
…排ガスダクト、7…大気吸引部、8…燃焼塔、
9…温度検出器、10…差圧測定器、11…CO2
ガス濃度検出器、12…溶鋼分折装置、13…演
算・表示装置、14…酸素バルブ、15…ブロ
ワ、16…バグフイルタ、17…制動回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 製鋼炉内に酸素を吹込んで溶鋼中の炭素含有
量を調整する酸化精錬において、溶落鋼の初回サ
ンプリング直後より以後連続的に排ガスを吸引
し、かつ排ガス中に外気を混入して含有1酸化炭
素を完全燃焼により2酸化炭素となすと共に、そ
の下流で総排ガス中の2酸化炭素量を濃度とガス
量から計測して炉外に出た炭素総量を演算し、こ
の演算値を初回サンプリングの分折値より減算し
て溶鋼中の含有炭素量を連続的に捕え、その捕捉
値が目標値に達した瞬間に酸素の吹き込みを停止
することを特徴とする溶鋼の酸化精錬方法。 2 酸素ランスと溶鋼のサンプリング分折装置を
備えた製鋼炉において排ガスダクトの途中に設け
るシヤツタ開度の調整可能な外気吸引部と、この
下流において排ガスダクト内に設ける温度検出
器、各々が強制冷却式除塵フイルタ並びにエアー
パージ装置を具備する排ガス流速検出用の差圧測
定器及び2酸化炭素の濃度検出器と、上記差圧測
定器及び温度検出器からの入力信号と入力装置よ
り入力されたダクト径から標準温度に補正された
状態での排ガス総量を演算し、これに、濃度検出
器で検出した2酸化炭素含有率を積算後炉外に出
た炭素量を算出し、なおかつ、その算出値を分折
装置から入力されたサンプリング溶鋼中の炭素含
有量から減算して連続的に表示する演算表示装置
とで構成される溶鋼の酸化制御装置。 3 上記演算表示装置が、溶鋼中の炭素含有量を
目標設定値と比較し、比較値の合致点で酸素ラン
スのバルブ開閉手段に閉信号を発信する制御回路
を含むことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
載の溶鋼の酸化制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59242634A JPS61119613A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 溶鋼の酸化精錬方法及び酸化制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59242634A JPS61119613A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 溶鋼の酸化精錬方法及び酸化制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61119613A JPS61119613A (ja) | 1986-06-06 |
| JPH0241563B2 true JPH0241563B2 (ja) | 1990-09-18 |
Family
ID=17091969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59242634A Granted JPS61119613A (ja) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 溶鋼の酸化精錬方法及び酸化制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61119613A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2529194B2 (ja) * | 1985-11-01 | 1996-08-28 | 松下電器産業株式会社 | 薄膜磁気ヘツド |
-
1984
- 1984-11-16 JP JP59242634A patent/JPS61119613A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61119613A (ja) | 1986-06-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |