JPH0241572Y2 - - Google Patents

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JPH0241572Y2
JPH0241572Y2 JP13517083U JP13517083U JPH0241572Y2 JP H0241572 Y2 JPH0241572 Y2 JP H0241572Y2 JP 13517083 U JP13517083 U JP 13517083U JP 13517083 U JP13517083 U JP 13517083U JP H0241572 Y2 JPH0241572 Y2 JP H0241572Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば排水溝、河川などに油類など
の有害液体が流出したのを検出する液体検出器に
関する。
従来のこの種の液体検出器として第1液上にフ
ロートが浮べられ、このフロートに検出手段が取
付けられ、第1液上に被検出液が到来し、この到
来によりフロートが上昇し、到来した被検出液の
液層の厚さが所定値以上になると検出手段の少く
とも一部が第1液から離れて検出手段は被検出液
の到来を検出している状態になり、つまり検出出
力を送出している状態になるものがある。
このような液体検出器が浮べられた第1液が浅
くなつたり、被検出液の貯蔵タンクの防液堤のピ
ツト内液体検出器が配され、そのピツト内に液が
存在しなくなつたりすると、検出手段は被検出液
が所定の厚み以上、第1液上に到来した場合と同
一の状態になり、つまり誤動作する。
この考案はこのような点より、フロートの底面
よりも下に突出して可動部がフロートに上下でき
るように保持され、第1液の深さが所定値以下に
なると、前記可動部が第1液の底面と接触してそ
の下端がフロートに対して押し上げられ、その可
動部の下端が所定値以上押し上げられると、検出
手段から検出出力が送出されるのが阻止手段によ
り阻止され、誤動作が防止される。
次にこの考案による液体検出器の実施例を図面
を参照して説明しよう。第1図及び第2図におい
て1はフロートを示し、フロート1はこの例にお
いては上のフロート2と、下のフロート3とによ
つて構成された場合である。フロート1は例えば
河川、排水溝等の監視されるべき第1液4に浮べ
られる。フロート1には電極を収容する電極収容
部が設けられる。上部フロート2は例えば板リン
グ状の底板2aと、その内周縁に接して上側に立
てられた円筒部2bと、この円筒部2bの上縁と
底板2aの外縁部とを連結する外側部2cとより
なり、外側部2cはその垂直断面が円筒部2bに
達するに従つて漸次上がるような流線型の一部を
なし、波等によつてあまりゆれないような形状と
される。このようにして上部フロート2は全体と
してリング状とされる。下部フロート3は上部フ
ロート2をさかさにした形状をしていて底板部2
aと対向した上板3aを有し、円筒部2bと対応
して円筒部3bが上板3aの内周縁の下側に設け
られ、これ等上板及び円筒部3bを連結する外側
部3cが構成される。
上部フロート2と下部フロート3とはその底板
2aと上板3aの外周近くにおいて柱状連結具7
により互に連結される。連結具7は筒状部2b,
3bの軸心を中心として略等角間隔に複数個設け
られている。連結具7によつて連結された上部フ
ロート2及び下部フロート3の間は外部より筒状
部2b,3bに達する液通路8とされている。又
円筒部2b,3bの内部は電極収容部9とされ
る。上部フロートの円筒部2bの上部内に端子ボ
ツクス10が配される。端子ボツクス10は例え
ば軸が短かい円筒体であつて、その上部外周縁に
鍔部11が一体に連結され、鍔部11は上部フロ
ート2の円筒部2bの上縁部上に位置され、更に
その上から蓋12が配されて端子ボツクス10は
蓋される。
下部フロート3の円筒部3bの下部内に、リン
グ状連結部14が嵌合され、その連結部14の下
縁外周に一体に係合リング15が形成され、この
係合リング15は下部フロート3の底面と係合し
ている。蓋12、端子ボツクスの鍔11、更にリ
ング状連結部14にそれぞれ挿通孔が複数個所あ
けられ、その挿通孔に締付ボルト16が挿通さ
れ、その突出端にナツト17が締付けられて上部
フロート2、下部フロート3、端子ボツクス1
0、蓋12、連結部14が機械的に一体化され
る。
フロート1に対して電極20及び21が保持さ
れる。この実施例では一方の電極20は締付ボル
ト16と兼用した場合であり、他方の電極21は
端子ボツクス10の底板中央部に、フロート1の
軸心位置において下方に突出して取付けられる。
電極21はその下端の長さを調節できるようにし
た場合で、例えば端子ボツクス10の底板中心孔
にボルト22が挿通され、そのボルト22は端子
ボツクス10の底板に固定され、ボルト22の下
端部に棒状袋ナツト23が螺着され、袋ナツト2
3を回動することによつてその下端の上下位置を
調節することができるようにされている。又端子
ボツクス10内においてボルト22に配線基板2
4が締付け保持される。配線基板24に電極21
が電気的接続されると共に電極20も電気的に接
続される。更に蓋12の中心孔を通じてケーブル
25が端子ボツクス10内に挿入され、配線基板
24に対して接続される。このケーブル25の内
端部外周に抜け止め26が巻かれている。
電極20はその下端を除いて外側に例えば弗素
系樹脂の絶縁被覆30が施されている。電極20
の下端の位置この例ではナツト17の位置は検出
することができる被検出液の液層の厚さの最大値
に応じて選ばれる。一方他方の電極21の下端は
検出すべき液層の厚味に応じて選定される。フロ
ート1によつてその液通路8は第1液の液面4a
の僅か下に選定されてゴミなどが電極収容部9に
達するのが阻止される。液通路8は比較的粘度の
高い被検出液、例えばC重油でも通すように連結
具7の長さ及び間隔が選定される。
電極20及び21の上部は液4に接することな
く絶縁されて離されている。この例においては端
子ボツクス10の底面及び鍔11の第1液4と接
しない面10aが絶縁手段を構成している。更に
電極収容部9内の露結を防止し、かつ温度変化に
かゝわらずフロート1の吃水が所定値を保つため
に電極収容部9の上部に通気孔31が、この例に
おいては端子ボツクスの鍔の一部及び蓋12の一
部をそれぞれ通じて形成されている。
この考案においては液面4aがフロート1に対
して所定位置以上下がつた場合において誤動作す
るのを防止する手段が設けられる。例えば上部フ
ロート2の内周面下部に受けリング33が接着さ
れ、その上部に可動リング32が軸方向に移動で
きるように収容される。可動リング32の下部よ
り脚部34、例えば3本が等角間隔をもつて突出
し、これがリング状連結部14の案内溝35を通
じて下部フロート3の底面より下に突出される。
つまり可動リング32及び脚部34は可動部とし
て作用し、その下端はフロート1の底面より下に
突出し、かつフロート1に対し上下できる。
フロート1に対して液面4aが所定値以上下が
ると、つまり第1液4が減少してフロート1が浮
ぶだけの第1液4の深さがなくなつたり、或いは
液が全くなくなるとフロート1が第1液4の底に
達するよりも早く、前記可動部の下端、即ち脚部
34が第1液の底に達して可動リング32がフロ
ート1に対して上昇する。この上昇を検出して検
出手段より検出出力が送出されるのを阻止する阻
止手段が設けられる。例えば可動リング32の上
部に永久磁石36が収容され、これと対向して端
子ボツクス10の鍔部11内にリードスイツチ3
7が収容される。このリードスイツチ37による
検出出力の送出阻止作用については後で述べる。
上述したこの考案の液体検出器は検出されるべ
き液が到来する例えば排水溝、或いは石油タンク
等の防液堤内のピツト内の雨水上に浮べられる。
この雨水或いは排水溝の通常の水、即ち第1液4
に浮べられている状態より、例えば石油が流れ出
て第1液4上に被検出液が到来し、フロート1が
上昇し、その液層が所定の厚味に達すると、この
被検出液は液通路8を通じてフロート1内の電極
収容部9内に達し、被検出液が電極21の下端迄
に達すると、つまり検出手段の一部である電極2
1が第1液4から離れると、第1液4を通じて電
極21及び20間が示したそれまでの電気的特性
に対し、一方の電極21の下端が完全に被検出液
に被われてしまつた状態の電極20及び21間の
電気的特性が変化し、これにより被検出液の到来
が検出される。
この電気的特性の変化としては例えば電極20
及び21間の電気抵抗の変化を上げることができ
る。被検出液が石油、第1液4が一般の水の場合
においては、電極21が被検出液に被われる前の
状態においては電極20,21間の抵抗値が小さ
いが電極21の下端迄被検出液の液層が厚くなる
と石油は電気的絶縁性であつて電極20,21間
の抵抗値が著しく大きくなる。このことを利用し
て被検出液の到来を検出することができる。この
抵抗変化を測定する電極としては比較的腐蝕し難
い電極材料を使用することが好ましい。
或いは電気特性変化の検出としてはイオン電圧
の変化を検出してもよい。即ち異種の二つの金属
を水に入れると、これ等金属間に電圧が発生する
が、この電圧の変化を測定すれば良い。この電極
としては鉄−アルミニウム、鉄−鉛、鉄−ステン
レス、鉄−銅、銅−アルミニウム、銅−鉛等の組
合せが比較的安定し、比較的大きい出力が得られ
る。このような異種の電極を第1液4に入れてお
きこれに対して石油が到来すると両電極間の電圧
が減少し、これを検出することができる。
第1液4上に到来した被検出液の液層の厚さが
所定値以上になり、フロート1が上昇して電極2
1が第1液4から離れ、電極20,21により構
成されている検出手段は被検出液の状態となり、
この状態が送出される。例えば第3図に示すよう
にして行なわれる。即ち2線式の入力端子43,
44よりの電流は電源回路45において一定電圧
とされ、これにより高入力抵抗の発振回路46が
駆動され、その発振出力はトランス47を通じ、
定電圧素子48によつて一定レベルの振幅とさ
れ、その一定振幅の発振出力はコンデンサ49を
通じ、更に電極20,21に接続される端子4
0,41、コンデンサ50を通じて整流回路51
に達する。
電極20,21が共に第1液にある場合はその
電極間の抵抗、つまり端子40,41間の抵抗値
が小さく、発振回路46の出力は整流回路51に
て整流され、その出力レベルが大きくSCR52
がオンとなつて端子43,44間が十分低い抵抗
値となり、受信側に伝送される。しかしながら被
検出液の液層が所定の厚さ以上になると、電極2
0,21間の抵抗値が高くなり、端子40,41
間の抵抗値が高くなつて整流回路51の出力が小
さくなり、よつてSCR52の電流がオフとなつ
て受信側にこれが伝達され、つまり受信側におい
ては電流が減少することによつて被検出液の到来
が検出される。このようにSCR52はゲートに
よつてオンオフ制御されるものが使用される。
尚第1液4がなくなつてしまつたり、或いは防
液堤内の液が溜まつていないピツト内にこの検出
器を配置する場合においては電極20,21間が
空気中にさらされて端子40,41間の抵抗値が
高くなるが、つまり検出手段は被検出液を検出し
た状態と同一の状態になるが、この場合は脚部3
4によつて可動リング32が押し上げられ、永久
磁石36がリードスイツチ37に接近して、これ
がオンになり、端子40,41間が短絡され、即
ち前記阻止手段により検出手段の検出出力の送出
を阻止した状態になり、第1液4の液面が充分高
く、かつ被検出液が存在しない場合と同様な出力
状態となつて誤動作しない。しかしながらその状
態において被検出液が到来してこれによりフロー
ト1が浮び、従つてリードスイツチ37はオフと
なり、かつ電極20,21間に被検出液が介在さ
れると、電極20,21間は高抵抗となり、従つ
て端子40,41間は高抵抗であつてSCR52
はオフとなり、被検出液の到来が検出される。
或いは第4図に示すように電源回路45の両端
間に電流制限用抵抗器55と直列に端子40,4
1を接続し、かつトランジスタ56,57の縦続
接続に対してそのバイアス回路に端子40,41
を介在させることによつて端子40,41間の抵
抗値が低い場合はトランジスタ56,57が導通
し、高くなると不導通となるようにすることもで
きる。
電極20,21間のイオン電圧を検出する場合
は例えば第5図に示すように電源回路45の出力
側にPNP型のトランジスタ58,59の縦続接
続を接続し、そのベースエミツタ間に端子40,
41が接続される。第1液の存在によつて電極2
0,21間に比較的大きい電圧が生じている場合
は、この電圧によりトランジスタ59が不導通と
なつているが、被検出液の到来によつて端子4
0,41間の電圧が低下するとトランジスタ5
8,59が導通するようにすることができる。誤
動作防止用のスイツチ37はトランジスタ58,
59の電流通路と直列に挿入され、常時、つまり
第1液4が介在されている間はオンとなつていて
フロートが沈んだ状態、つまり第1液が存在しな
くなつた状態ではスイツチ37がオフとなつて、
つまり端子40,41間に十分大きな電圧が印加
している場合と同様に作用させることができる。
以上述べたようにこの考案による液体検出器に
よつて被検出液の到来を検出することができる。
しかも第1液4の液面が下り、又は第1液4が全
くなくなつた状態(例えばからピツト)では検出
手段は被検出液の到来を検出した状態になるが、
磁石36、リードスイツチ37のような阻止手段
により被検出液到来の検出出力の送出が阻止さ
れ、誤動作が防止される。従つて例えばピツト内
に常に第1液を所定値以上入れておくような注意
を必要とせず、更にピツト内の清掃の際も誤動作
のおそれがなく、それだけ保守や取扱いが容易で
ある。
フロート1に1つの電極が収容され、つまり外
部よりその電極が隠された状態とする場合はその
電極に藻が付いたりすることがなく、藻によつて
動作しなくなつたりするおそれがない。又フロー
トの中央部に所定の液層厚となつたことを検出す
る電極21を設ける時は、フロートが波にゆれて
傾斜しても中立位置の高さは変化しないため所定
の液層厚を検出できる。この電極21の深さを調
節することによつて動作する到来検知液の液層厚
を調節することができ、これは他方の電極20の
下端の第1液に没している深さまで調節すること
ができる。又電極20,21間に液4に接しない
絶縁空間部分が存在するため、つまり端子ボツク
ス10の底面部分10aが液に接しないで存在す
るが、この部分も常時液に存在していると液に長
く付けている間にこれ等に浮遊沈澱物、所謂ノロ
が付着し、これは電気的に導電性であるため電極
間を短絡してしまうが、この例ではそのようなこ
とはなく安定に動作するものが得られる。
更に液通路8の大きさを十分大に選べば比較的
粘度の大きいC重油の検出も可能であり、或いは
フロートとして下部フロートを除去し、又はその
下部フロートの下を通じてC重油の到来に対して
容易に検出可能とすることもできる。又通気孔3
1の形成によつて電極収容部9内において蒸気の
露が付着して電極20,21間を電気短絡する露
結の発生を防止して防ぐことができ、かつフロー
ト1の液4に対する深さを一定に保持することも
できる。ゴミ等が多い場合は液通路の外周面を、
つまり連結具にわたつてその全体をとりまくよう
に網を巻き付けても比較的粘度の低い被検出液は
その到来を検出することができる。全くゴミなど
の浮遊物が存在しない時は第6図に示すように補
助フロート60を設けて第1フロートを液面4a
に対して持ち上げて液通路8の一部が液面4aよ
りも高くなるようにして僅かの被検出液の到来で
も検出するようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による液体検出器の一例を示
す断面図、第2図はその分解斜視図、第3図〜第
5図は検出誤動作防止スイツチを含むスイツチ回
路部分を示す接続図、第6図はこの考案の液体検
出器の他の例を示す略線図である。 1:フロート、8:液通路、9:電極収容部、
20,21:電極、30:絶縁被覆、31:通気
孔、32:可動リング、34:脚部、36:磁
石、37:リードスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1液上にフロートが浮べられ、上記第1液上
    に被検出液が所定の厚さ以上到来して検出手段の
    少なくとも一部が上記第1液から離れると、その
    検出手段は上記被検出液の到来を検出した状態と
    なる液体検出器において、上記フロートに少くと
    も下端が上下動できるように保持され、かつその
    下端が上記フロートの底面よりも下に位置し、上
    記第1液の深さが所定値以下になると、上記第1
    液の底面と接触してそのフロートに対して下端が
    押上げられる可動部と、その可動部の所定値以上
    の動きにより動作し、上記検出出段より検出手力
    が送出されるのを阻止する阻止手段とを設けたこ
    とを特徴とする液体検出器。
JP13517083U 1983-08-31 1983-08-31 液体検出器 Granted JPS5995255U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13517083U JPS5995255U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 液体検出器

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JP13517083U JPS5995255U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 液体検出器

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Publication Number Publication Date
JPS5995255U JPS5995255U (ja) 1984-06-28
JPH0241572Y2 true JPH0241572Y2 (ja) 1990-11-06

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ID=30304329

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JP13517083U Granted JPS5995255U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 液体検出器

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