JPH0241688Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0241688Y2 JPH0241688Y2 JP16957687U JP16957687U JPH0241688Y2 JP H0241688 Y2 JPH0241688 Y2 JP H0241688Y2 JP 16957687 U JP16957687 U JP 16957687U JP 16957687 U JP16957687 U JP 16957687U JP H0241688 Y2 JPH0241688 Y2 JP H0241688Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- detent
- cam
- height
- reverse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 14
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 23
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、例えば船外機の前後進切換クラツ
チのシフト操作機構に関し、具体的にはそのよう
なシフト操作機構を、それによつて選択した切換
位置で保持しておくためのデテント装置に関する
ものである。
チのシフト操作機構に関し、具体的にはそのよう
なシフト操作機構を、それによつて選択した切換
位置で保持しておくためのデテント装置に関する
ものである。
従来の技術
船外機の前・後進切換クラツチのように、レバ
ーの操作によつてクラツチを前進、中立及び後進
位置に切り換える場合、これら各切換位置で操作
レバー等を保持しておくためのデテント機構を設
けるのが一般である。
ーの操作によつてクラツチを前進、中立及び後進
位置に切り換える場合、これら各切換位置で操作
レバー等を保持しておくためのデテント機構を設
けるのが一般である。
第5図は、船外機における前後進切換クラツチ
とそのシフト操作機構を示している。図において
1は、その下端にプロペラ2を備えたドライブユ
ニツトケース、3は、このドライブユニツトケー
ス1上に搭載されたエンジンを示している。エン
ジン3の動力は、ドライブユニツトケース1内に
おいて垂直方向に配置されたドライブ軸4を経
て、その下端の前後進切換クラツチ機構5へ伝動
伝達されるとともに、この前後進切換クラツチ機
構5によつて前後進動力に変換された後、プロペ
ラ軸6へと伝達されるようになつている。
とそのシフト操作機構を示している。図において
1は、その下端にプロペラ2を備えたドライブユ
ニツトケース、3は、このドライブユニツトケー
ス1上に搭載されたエンジンを示している。エン
ジン3の動力は、ドライブユニツトケース1内に
おいて垂直方向に配置されたドライブ軸4を経
て、その下端の前後進切換クラツチ機構5へ伝動
伝達されるとともに、この前後進切換クラツチ機
構5によつて前後進動力に変換された後、プロペ
ラ軸6へと伝達されるようになつている。
第6図が、その前後進切換クラツチ機構5の構
造を示しており、7は、ドライブシヤフト4の下
端に取り付けられた駆動用ベベルギヤ、8,8
は、プロペラ軸6に取り付けられて、それぞれ駆
動用ベベルギヤ7に噛み合う前・後進用被動ベベ
ルギヤを示している。これら前・後進用被動ベベ
ルギヤ8,8の間には、前記のプロペラ軸6に外
嵌されたクラツチドグ9が摺動自在に取り付けら
れている。すなわち、このクラツチドグ9を軸方
向へ摺動操作して、その両端の爪10,10を、
前・後進用被動ベベルギヤ8,8のクラツチ凹部
11,11へ選択的に嵌入させることにより、前
後進の切換えが行なわれるようになつている。1
2は、プロペラ軸6の内端部にその軸方向へ摺動
自在として挿入したプランジヤーを示し、このプ
ランジヤー12のプロペラ軸6内の端部が、クラ
ツチドグ9に取り付けたピン13へ当接してい
る。すなわち、このプランジヤー12をシフトス
プリング14の付勢力に抗して出入させることに
よつて、上記のクラツチドグ9が軸方向に進退動
作するシフト操作が行なわれる。15は、このプ
ランジヤー12のプロペラ軸6外側の端部に対向
して配置されたシフトカムを示している。
造を示しており、7は、ドライブシヤフト4の下
端に取り付けられた駆動用ベベルギヤ、8,8
は、プロペラ軸6に取り付けられて、それぞれ駆
動用ベベルギヤ7に噛み合う前・後進用被動ベベ
ルギヤを示している。これら前・後進用被動ベベ
ルギヤ8,8の間には、前記のプロペラ軸6に外
嵌されたクラツチドグ9が摺動自在に取り付けら
れている。すなわち、このクラツチドグ9を軸方
向へ摺動操作して、その両端の爪10,10を、
前・後進用被動ベベルギヤ8,8のクラツチ凹部
11,11へ選択的に嵌入させることにより、前
後進の切換えが行なわれるようになつている。1
2は、プロペラ軸6の内端部にその軸方向へ摺動
自在として挿入したプランジヤーを示し、このプ
ランジヤー12のプロペラ軸6内の端部が、クラ
ツチドグ9に取り付けたピン13へ当接してい
る。すなわち、このプランジヤー12をシフトス
プリング14の付勢力に抗して出入させることに
よつて、上記のクラツチドグ9が軸方向に進退動
作するシフト操作が行なわれる。15は、このプ
ランジヤー12のプロペラ軸6外側の端部に対向
して配置されたシフトカムを示している。
このシフトカム15には、第6図に示すよう
に、その中央部分に位置する中立面16aと、そ
の上部側にあつてプランジヤー方向へ突出する後
進面16bと、同じく中立面16aの下部側にあ
つて反プランジヤー方向へ凹入する前進面16c
とが、プランジヤー12の軸方向に対して各々直
交するように形成されている。そして、中央の中
立面16aと上部側の後進面16bとの間には、
斜め上方へ配向する上部傾斜面16dが形成され
るとともに、中立面16aと下部側の前進面16
cとの間にも、斜め下方へ配向する下部傾斜面1
6eが形成されている。すなわち、シフトカム1
5を上下移動させることにより、上記のプランジ
ヤー12がシフトスプリング14の付勢力に抗し
て出入操作されるようになつている。
に、その中央部分に位置する中立面16aと、そ
の上部側にあつてプランジヤー方向へ突出する後
進面16bと、同じく中立面16aの下部側にあ
つて反プランジヤー方向へ凹入する前進面16c
とが、プランジヤー12の軸方向に対して各々直
交するように形成されている。そして、中央の中
立面16aと上部側の後進面16bとの間には、
斜め上方へ配向する上部傾斜面16dが形成され
るとともに、中立面16aと下部側の前進面16
cとの間にも、斜め下方へ配向する下部傾斜面1
6eが形成されている。すなわち、シフトカム1
5を上下移動させることにより、上記のプランジ
ヤー12がシフトスプリング14の付勢力に抗し
て出入操作されるようになつている。
このような構造をしたシフトカム15には、シ
フトロツド17が連結されており、このシフトロ
ツド17が上方に延長されて、ドライブユニツト
ケース1の上部側に突出している。同じくドライ
ブユニツトケース1へ取り付けられた左右方向の
操作レバー軸18にはリンクレバー19が取り付
けられており、このリンクレバー19とシフトロ
ツド17とがピン20によつて連結されている。
そして、同じく操作レバー軸18の外側の端部に
は、前記エンジン3を覆うカウリング21の外側
において、第5図のような操作レバー22が取り
付けられており、この操作レバー22を回動操作
することによつて、リンクレバー19、シフトロ
ツド17を介し、シフトカム15が上下動するよ
う操作される。第6図で示すように、操作レバー
軸18にはデテントカム23が取り付けられてお
り、このデテントカム23は前進、後進及び中立
の位置に対応して、その外周に3個のデテント溝
24,25,26を有し、他方、ドライブユニツ
トケース1に取り付けられたデテントスプリング
27先端の係合突起28が、そのデテント溝2
4,25,26の一つに係合し、これによつて前
記クラツチドグ9または操作レバー22が前進、
後進又は中立の所定の位置にあるよう拘束するも
のである。
フトロツド17が連結されており、このシフトロ
ツド17が上方に延長されて、ドライブユニツト
ケース1の上部側に突出している。同じくドライ
ブユニツトケース1へ取り付けられた左右方向の
操作レバー軸18にはリンクレバー19が取り付
けられており、このリンクレバー19とシフトロ
ツド17とがピン20によつて連結されている。
そして、同じく操作レバー軸18の外側の端部に
は、前記エンジン3を覆うカウリング21の外側
において、第5図のような操作レバー22が取り
付けられており、この操作レバー22を回動操作
することによつて、リンクレバー19、シフトロ
ツド17を介し、シフトカム15が上下動するよ
う操作される。第6図で示すように、操作レバー
軸18にはデテントカム23が取り付けられてお
り、このデテントカム23は前進、後進及び中立
の位置に対応して、その外周に3個のデテント溝
24,25,26を有し、他方、ドライブユニツ
トケース1に取り付けられたデテントスプリング
27先端の係合突起28が、そのデテント溝2
4,25,26の一つに係合し、これによつて前
記クラツチドグ9または操作レバー22が前進、
後進又は中立の所定の位置にあるよう拘束するも
のである。
また、デテントカム23の外周には、上記デテ
ント溝24,25,26の間において、その半径
外方向へ突出する左右同形状の山部29,30が
形成されている。すなわち、前記のデテントスプ
リング27の係合突起28が、例えば中立側のデ
テント溝25に係合していた状態から、前記操作
レバー22によつてデテントカム23を時計まわ
りの後進側へ回転させたとすると、その係合突起
28は、デテントスプリング27のスプリング作
用によつて、両デテント溝24,25間の山部2
9へ押し付けられながら上動するとともに、その
山部29を乗り越えてから後進側のデテント溝2
4へ弾性的に係合して、それによつて前記のシフ
トカム15を後進位置で拘束保持するようになつ
ている。なお、このようなシフトカム15の移動
操作の際には、前記のプランジヤー12を介して
作用するシフトスプリング14の付勢力により、
シフトカム15の背面側が、相対するケース内壁
面32へ押し付けられた状態で上下方向に進退動
作することになる。
ント溝24,25,26の間において、その半径
外方向へ突出する左右同形状の山部29,30が
形成されている。すなわち、前記のデテントスプ
リング27の係合突起28が、例えば中立側のデ
テント溝25に係合していた状態から、前記操作
レバー22によつてデテントカム23を時計まわ
りの後進側へ回転させたとすると、その係合突起
28は、デテントスプリング27のスプリング作
用によつて、両デテント溝24,25間の山部2
9へ押し付けられながら上動するとともに、その
山部29を乗り越えてから後進側のデテント溝2
4へ弾性的に係合して、それによつて前記のシフ
トカム15を後進位置で拘束保持するようになつ
ている。なお、このようなシフトカム15の移動
操作の際には、前記のプランジヤー12を介して
作用するシフトスプリング14の付勢力により、
シフトカム15の背面側が、相対するケース内壁
面32へ押し付けられた状態で上下方向に進退動
作することになる。
考案が解決しようとする問題点
このようなシフト操作機構において、前記のプ
ランジヤー12が、シフトカム15の上部傾斜面
16d又は下部傾斜面16eに当接している状態
のときには、シフトロツド17には上向きの力が
作用することになる。言い替えれば、前記の操作
レバー22の操作力は、前進操作時にはシフトス
プリング14によつて操作レバー軸18に働く回
転力と、デテントスプリング27によつてデテン
トカム24を介して操作レバー軸18に働く回転
力の差となり、後進操作時には両者の和となるこ
とになる。
ランジヤー12が、シフトカム15の上部傾斜面
16d又は下部傾斜面16eに当接している状態
のときには、シフトロツド17には上向きの力が
作用することになる。言い替えれば、前記の操作
レバー22の操作力は、前進操作時にはシフトス
プリング14によつて操作レバー軸18に働く回
転力と、デテントスプリング27によつてデテン
トカム24を介して操作レバー軸18に働く回転
力の差となり、後進操作時には両者の和となるこ
とになる。
ところで、従来のデテントカム23では、デテ
ント溝24,25,26の間に設けた山部29,
30の高さを等しくしていた関係から、中立状態
から前進操作するときと、同じく中立状態から後
進操作するときとでは、前記の操作レバー22に
反力として働くシフト操作力にアンバランスが生
じることになり、シフトフイーリングが悪いとい
う難点があつた。特に、前記のシフトカム15を
下動させて、後進面16bへプランジヤー12を
当接させた後進時には、前記のシフトスプリング
14が圧縮されることから付勢力が大きくなり、
それに起因してシフトカム15とケース内壁面3
2との間の静止摩擦力が大きくなつて、後進位置
から中立位置へ復帰させるときに、勢い余つて中
立位置を通り越して前進嵌入状態となる危険性が
あつた。
ント溝24,25,26の間に設けた山部29,
30の高さを等しくしていた関係から、中立状態
から前進操作するときと、同じく中立状態から後
進操作するときとでは、前記の操作レバー22に
反力として働くシフト操作力にアンバランスが生
じることになり、シフトフイーリングが悪いとい
う難点があつた。特に、前記のシフトカム15を
下動させて、後進面16bへプランジヤー12を
当接させた後進時には、前記のシフトスプリング
14が圧縮されることから付勢力が大きくなり、
それに起因してシフトカム15とケース内壁面3
2との間の静止摩擦力が大きくなつて、後進位置
から中立位置へ復帰させるときに、勢い余つて中
立位置を通り越して前進嵌入状態となる危険性が
あつた。
この考案は、このような問題点に鑑みて、クラ
ツチのシフト操作機構において、クラツチ切換操
作時のシフトフイーリングを、前進操作と後進操
作とで均一化させるともに、シフト操作時におけ
る誤操作を防止することのできるデテント装置を
提供することを目的としている。
ツチのシフト操作機構において、クラツチ切換操
作時のシフトフイーリングを、前進操作と後進操
作とで均一化させるともに、シフト操作時におけ
る誤操作を防止することのできるデテント装置を
提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段
上記目的を解決するための手段を、この考案の
一実施例に対応する第1図を用いて説明する。す
なわち、この考案は、高低3段のシフト面16
b,16a,16cを備えたシフト用カム体15
へスプリング14の付勢力によつて押圧部材12
を常時当接させて、前記カム体15の移動操作に
伴う上記押圧部材12の進退動作によつて前記の
シフト面16b,16a,16cに対応した3段
階のクラツチ切換を行なうとともに、前記カム体
15の移動操作に伴つて回動するデテントカム3
3の外周に各切換位置に応じたデテント溝24,
25,26を形成し、このデテント溝24,2
5,26に弾性係合する係合体27によつて各切
換位置でのデテントを行なうクラツチのシフト操
作機構において、上記シフト用カム体15の最高
段のシフト面16bに対応するデテント溝24
と、中間のシフト面16aに対応するデテント溝
25との間の山部35の高さを、他方の山部36
の高さよりも低くしたことを特徴とするものであ
る。
一実施例に対応する第1図を用いて説明する。す
なわち、この考案は、高低3段のシフト面16
b,16a,16cを備えたシフト用カム体15
へスプリング14の付勢力によつて押圧部材12
を常時当接させて、前記カム体15の移動操作に
伴う上記押圧部材12の進退動作によつて前記の
シフト面16b,16a,16cに対応した3段
階のクラツチ切換を行なうとともに、前記カム体
15の移動操作に伴つて回動するデテントカム3
3の外周に各切換位置に応じたデテント溝24,
25,26を形成し、このデテント溝24,2
5,26に弾性係合する係合体27によつて各切
換位置でのデテントを行なうクラツチのシフト操
作機構において、上記シフト用カム体15の最高
段のシフト面16bに対応するデテント溝24
と、中間のシフト面16aに対応するデテント溝
25との間の山部35の高さを、他方の山部36
の高さよりも低くしたことを特徴とするものであ
る。
作 用
すなわち、前記シフト用カム体15を、中間の
シフト面16aへ前記の押圧部材12が当接した
状態から、シフト用のスプリング14のスプリン
グが大きくなる最高段のシフト面16bへ押圧部
材12が当接する方向へ移動操作する際には、デ
テントカム33へ弾性的に当接する係合体27が
乗り越える山部35の高さが低く、一方同じく中
間のシフト面16aへ押圧部材12が当接した状
態から、シフト用のスプリング14のスプリング
力が小さくなる最低段のシフト面16cへ押圧部
材12が当接する方向へ移動操作する際には、上
記の係合体27が乗り越える山部36の高さが高
いことから、シフト用カム体15の移動操作時に
おけるシフトフイーリングが均一化することにな
る。しかも、最高段のシフト面16bに押圧部材
12が当接した状態から、中間のシフト面16a
へ押圧部材12が当接する方向へデテントカム3
3を回動操作する際にも、係合体27が乗り越え
る山部35の高さが低くなつていることから、誤
操作の危険性が極めて低くなる。
シフト面16aへ前記の押圧部材12が当接した
状態から、シフト用のスプリング14のスプリン
グが大きくなる最高段のシフト面16bへ押圧部
材12が当接する方向へ移動操作する際には、デ
テントカム33へ弾性的に当接する係合体27が
乗り越える山部35の高さが低く、一方同じく中
間のシフト面16aへ押圧部材12が当接した状
態から、シフト用のスプリング14のスプリング
力が小さくなる最低段のシフト面16cへ押圧部
材12が当接する方向へ移動操作する際には、上
記の係合体27が乗り越える山部36の高さが高
いことから、シフト用カム体15の移動操作時に
おけるシフトフイーリングが均一化することにな
る。しかも、最高段のシフト面16bに押圧部材
12が当接した状態から、中間のシフト面16a
へ押圧部材12が当接する方向へデテントカム3
3を回動操作する際にも、係合体27が乗り越え
る山部35の高さが低くなつていることから、誤
操作の危険性が極めて低くなる。
実施例
以下、従来と同じく船外機の前・後進切換クラ
ツチのシフト操作機構に適用した本考案の一実施
例を図面に基づいて説明する。なお、この実施例
の記載において、従来例と共通する要素について
は同一符号を使用することにする。
ツチのシフト操作機構に適用した本考案の一実施
例を図面に基づいて説明する。なお、この実施例
の記載において、従来例と共通する要素について
は同一符号を使用することにする。
すなわち、この実施例においても、第2図に示
すように、ドライブ軸4の下端側にあつて、プロ
ペラ軸6に適宜間隔をおいて回動自在に軸支され
た前・後進用被動ベベルギヤ8,8と、両者間に
配置されたクラツチドグ9とによつて前・後進切
換クラツチ機構5が基本的に構成されている。ま
た、プロペラ軸6に内装されたシフトスプリング
14により、その先端側がクラツチドグ9ととも
に軸方向へ突出するように付勢されたプランジヤ
ー12を備えた点についても共通している。そし
て、そのプランジヤー12の端面に相対向配置さ
れたシフト用カム体15には、最高段の後進面1
6b、中間の中立面16a及び最低段の前進面1
6cが互いに平行状態で設けられるとともに、こ
の実施例においても後進面16bと中立面16a
との間には上部傾斜面16dが形成されるととも
に、中立面16aと前進面16cとの間にも下部
傾斜面16eが形成されている。なお、前記の
前・後進用被動ベベルギヤ8,8は、前記ドライ
ブ軸4の下端に設けた駆動用ベベルギヤ7に各々
噛合している。
すように、ドライブ軸4の下端側にあつて、プロ
ペラ軸6に適宜間隔をおいて回動自在に軸支され
た前・後進用被動ベベルギヤ8,8と、両者間に
配置されたクラツチドグ9とによつて前・後進切
換クラツチ機構5が基本的に構成されている。ま
た、プロペラ軸6に内装されたシフトスプリング
14により、その先端側がクラツチドグ9ととも
に軸方向へ突出するように付勢されたプランジヤ
ー12を備えた点についても共通している。そし
て、そのプランジヤー12の端面に相対向配置さ
れたシフト用カム体15には、最高段の後進面1
6b、中間の中立面16a及び最低段の前進面1
6cが互いに平行状態で設けられるとともに、こ
の実施例においても後進面16bと中立面16a
との間には上部傾斜面16dが形成されるととも
に、中立面16aと前進面16cとの間にも下部
傾斜面16eが形成されている。なお、前記の
前・後進用被動ベベルギヤ8,8は、前記ドライ
ブ軸4の下端に設けた駆動用ベベルギヤ7に各々
噛合している。
次に、33は、従来と同じく操作レバー軸18
に固定されたデテントカムを示している。このデ
テントカム33には、第1図に示すように、前記
シフトカム15の各切換位置に対応するデテント
溝24,25,26が外周部分に形成されるとも
に、このデテントカム33と一体に形成されたリ
ンクアーム部34には、シフトロツド17の上端
部分が枢支連結されている。このシフトロツド1
7の下端部分は、従来と同様にしてシフトカム1
5の上端部分に連結されている。そして、このデ
テントカム33の付近の適宜の個所に固定された
デテントスプリング27の先端には係合突起28
が形成され、この係合突起28がデテントスプリ
ング27の弾性力によつて上記デテント溝24,
25,26のどれかと係合するようになつてい
る。なお、この実施例においても、デテントカム
33の中央のデテント溝25がシフトカム15の
中立面16aに、反時計まわり方向のデテント溝
24が後進面16bに、また時計まわり方向のデ
テント溝26が前進面16cに各々対応してい
る。
に固定されたデテントカムを示している。このデ
テントカム33には、第1図に示すように、前記
シフトカム15の各切換位置に対応するデテント
溝24,25,26が外周部分に形成されるとも
に、このデテントカム33と一体に形成されたリ
ンクアーム部34には、シフトロツド17の上端
部分が枢支連結されている。このシフトロツド1
7の下端部分は、従来と同様にしてシフトカム1
5の上端部分に連結されている。そして、このデ
テントカム33の付近の適宜の個所に固定された
デテントスプリング27の先端には係合突起28
が形成され、この係合突起28がデテントスプリ
ング27の弾性力によつて上記デテント溝24,
25,26のどれかと係合するようになつてい
る。なお、この実施例においても、デテントカム
33の中央のデテント溝25がシフトカム15の
中立面16aに、反時計まわり方向のデテント溝
24が後進面16bに、また時計まわり方向のデ
テント溝26が前進面16cに各々対応してい
る。
そして、デテント溝24,25の間の山部35
の高さをh1とし、デテント溝25,26の山部3
6の高さをh2とすると、 h2>h1 ……(1) の関係が成り立つように、両山部35,36がデ
テントカム33の半径外方向に突設されている。
これら山部35,36のうち、後進操作側の山部
35の高さh1は、第6図従来例におけるデテント
カム23の対応する山部29の高さよりも低目に
形成される一方、前進操作側の山部36の高さh2
は、同じく上記デテントカム23の対応する山部
30の高さよりも高めに設定されている。
の高さをh1とし、デテント溝25,26の山部3
6の高さをh2とすると、 h2>h1 ……(1) の関係が成り立つように、両山部35,36がデ
テントカム33の半径外方向に突設されている。
これら山部35,36のうち、後進操作側の山部
35の高さh1は、第6図従来例におけるデテント
カム23の対応する山部29の高さよりも低目に
形成される一方、前進操作側の山部36の高さh2
は、同じく上記デテントカム23の対応する山部
30の高さよりも高めに設定されている。
なお、第1図及び第2図は、シフト操作機構が
中立状態でデテントされた状態を示しており、こ
の状態ではデテントカム33の中央のデテント溝
25に、デテントスプリング27の係合突起28
が弾性的に係合している。
中立状態でデテントされた状態を示しており、こ
の状態ではデテントカム33の中央のデテント溝
25に、デテントスプリング27の係合突起28
が弾性的に係合している。
そして、このような中立状態から操作レバー軸
18を反時計まわり方向に回動操作すると、デテ
ントスプリング27の係合突起28が、第3図に
示すように、2個ある山部35,36のうち高い
ほうの山部36を乗り越えなければならないが、
この回動操作の際にはシフトスプリング14によ
つて押されたプランジヤー12がシフトカム15
の下部傾斜面16eに当接することから、それに
よつて回動操作力を助長するような回動力が操作
レバー軸18に作用することから、過渡の操作力
を必要とはしない。
18を反時計まわり方向に回動操作すると、デテ
ントスプリング27の係合突起28が、第3図に
示すように、2個ある山部35,36のうち高い
ほうの山部36を乗り越えなければならないが、
この回動操作の際にはシフトスプリング14によ
つて押されたプランジヤー12がシフトカム15
の下部傾斜面16eに当接することから、それに
よつて回動操作力を助長するような回動力が操作
レバー軸18に作用することから、過渡の操作力
を必要とはしない。
一方、中立状態から操作レバー軸18を時計ま
わり方向に回動操作すると、その過程において前
記のシフトロツド17が押し下げられ、それに連
動してシフトカム15が下動し、前記のプランジ
ヤー12がシフトスプリング14の付勢力に抗し
て上部傾斜面16dに乗り上げることによつて、
その回動操作力に対抗する回動力がシフトロツド
17及びデテントカム33を介して操作レバー軸
18に伝達されることになるが、この場合におい
て上記のデテントスプリング27の係合突起28
が乗り上げる山部35の高さは、第4図に示すよ
うに前記山部36の高さよりも相対的に低くなつ
ているから、山部35を乗り越えるために過度の
操作力を必要とはしない。
わり方向に回動操作すると、その過程において前
記のシフトロツド17が押し下げられ、それに連
動してシフトカム15が下動し、前記のプランジ
ヤー12がシフトスプリング14の付勢力に抗し
て上部傾斜面16dに乗り上げることによつて、
その回動操作力に対抗する回動力がシフトロツド
17及びデテントカム33を介して操作レバー軸
18に伝達されることになるが、この場合におい
て上記のデテントスプリング27の係合突起28
が乗り上げる山部35の高さは、第4図に示すよ
うに前記山部36の高さよりも相対的に低くなつ
ているから、山部35を乗り越えるために過度の
操作力を必要とはしない。
すなわち、デテントカム33の上記デテント溝
25の両側に位置する山部35,36の高さの差
を適当に設定することにより、中立時からの前進
操作力と、同じく中立時からの後進操作力とがバ
ランスすることになり、均一したシフトフイーリ
ングを得ることが出来ることになる。
25の両側に位置する山部35,36の高さの差
を適当に設定することにより、中立時からの前進
操作力と、同じく中立時からの後進操作力とがバ
ランスすることになり、均一したシフトフイーリ
ングを得ることが出来ることになる。
しかも、最高段の後進面16bへプランジヤー
12が当接した状態に対応する後進ロツク状態か
ら中立状態へシフトカム15を移動操作する際に
も、後進ロツク状態のときに係合していたデテン
ト溝24から外れた係合突起28が、高さの低い
山部35を乗り越えるだけであるから、前記の操
作レバー軸18に余り大きな回転力を与える必要
がなく、前進位置に対応するデテント溝36に係
合突起28が係合するまで操作レバー軸18を回
し過ぎることがなくなり、誤操作を防止できるこ
とになる。
12が当接した状態に対応する後進ロツク状態か
ら中立状態へシフトカム15を移動操作する際に
も、後進ロツク状態のときに係合していたデテン
ト溝24から外れた係合突起28が、高さの低い
山部35を乗り越えるだけであるから、前記の操
作レバー軸18に余り大きな回転力を与える必要
がなく、前進位置に対応するデテント溝36に係
合突起28が係合するまで操作レバー軸18を回
し過ぎることがなくなり、誤操作を防止できるこ
とになる。
考案の効果
以上のように、この考案では、シフト用カム体
の最高段のシフト面に対応するデテントカムのデ
テント溝と、中間のシフト面に対応するデテント
溝の山部の高さを、他方の山部の高さよりも低く
しているから、中間のシフト面に当接状態の押圧
部材を最高段のシフト面へ当接するようにシフト
用カム体を移動操作するために要する力と、同じ
く中間のシフト面に当接状態の押圧部材を最高段
のシフト面へ当接するようにシフト用カム体を移
動操作するために要する力とがバランスすること
になり、均一なシフトフイーリングを得ることが
できるという利点がある。しかも、最高段のシフ
ト面に対応するデテント溝へ係合していた係合体
を、中間のデテント溝へ係合させるために要する
操作力は、両者間の山部が低いことから軽減され
ることとなつて、誤操作を防止することができる
という利点がある。
の最高段のシフト面に対応するデテントカムのデ
テント溝と、中間のシフト面に対応するデテント
溝の山部の高さを、他方の山部の高さよりも低く
しているから、中間のシフト面に当接状態の押圧
部材を最高段のシフト面へ当接するようにシフト
用カム体を移動操作するために要する力と、同じ
く中間のシフト面に当接状態の押圧部材を最高段
のシフト面へ当接するようにシフト用カム体を移
動操作するために要する力とがバランスすること
になり、均一なシフトフイーリングを得ることが
できるという利点がある。しかも、最高段のシフ
ト面に対応するデテント溝へ係合していた係合体
を、中間のデテント溝へ係合させるために要する
操作力は、両者間の山部が低いことから軽減され
ることとなつて、誤操作を防止することができる
という利点がある。
第1図は、第2図におけるデテントカムまわり
の要部拡大正面図、第2図は、この考案に係るシ
フト操作機構を示す船外機の要部縦断面図、第3
図は、デテントカムを支持する操作レバー軸を前
進方向に回動操作している状態を示す要部正面
図、第4図は、同じく操作レバー軸を後進方向へ
回動操作している状態を示す要部正面図、第5図
は、船外機全体の側面図、第6図は、従来におけ
るシフト操作機構を示す船外機の要部縦断面図で
ある。 12……プランジヤー、14……シフトスプリ
ング、15……シフトカム、16a……中立面、
16b……後進面、16c……前進面、24,2
5,26……デテント溝、27……デテントスプ
リング、33……デテントカム、35,36……
山部。
の要部拡大正面図、第2図は、この考案に係るシ
フト操作機構を示す船外機の要部縦断面図、第3
図は、デテントカムを支持する操作レバー軸を前
進方向に回動操作している状態を示す要部正面
図、第4図は、同じく操作レバー軸を後進方向へ
回動操作している状態を示す要部正面図、第5図
は、船外機全体の側面図、第6図は、従来におけ
るシフト操作機構を示す船外機の要部縦断面図で
ある。 12……プランジヤー、14……シフトスプリ
ング、15……シフトカム、16a……中立面、
16b……後進面、16c……前進面、24,2
5,26……デテント溝、27……デテントスプ
リング、33……デテントカム、35,36……
山部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 高低3段のシフト面を備えたシフト用カム体へ
スプリングの付勢力によつて押圧部材を常時当接
させて、前記カム体の移動操作に伴う上記押圧部
材の進退動作によつて前記のシフト面に対応した
3段階のクラツチ切換を行なうとともに、前記カ
ム体の移動操作に伴つて回動するデテントカムの
外周に各切換位置に応じたデテント溝を形成し、
このデテント溝に弾性係合する係合体によつて各
切換位置でのデテントを行なうクラツチのシフト
操作機構において、 上記シフト用カム体の最高段のシフト面に対応
するデテント溝と、中間のシフト面に対応するデ
テント溝との間の山部の高さを、他方の山部の高
さよりも低くしたことを特徴とするクラツチのシ
フト操作機構におけるデテント装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16957687U JPH0241688Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16957687U JPH0241688Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0176620U JPH0176620U (ja) | 1989-05-24 |
| JPH0241688Y2 true JPH0241688Y2 (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=31459764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16957687U Expired JPH0241688Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0241688Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP16957687U patent/JPH0241688Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0176620U (ja) | 1989-05-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3939724A (en) | Automotive vehicle shift control mechanism for manual transmissions | |
| EP0549570B1 (en) | Change-speed hub | |
| US3933057A (en) | Automotive vehicle shift control mechanism for manual transmissions | |
| US7124839B2 (en) | Impact driver having an external mechanism which operation mode can be selectively switched between impact and drill modes | |
| US4892013A (en) | Variable speed gearing in rotary electric tool | |
| JP2543698Y2 (ja) | セレクタレバーのロック装置 | |
| JP2902403B2 (ja) | 船舶用駆動ユニットのシフト装置 | |
| US5004054A (en) | Electric drill with speed and torque control | |
| JPS6135421B2 (ja) | ||
| GB2168635A (en) | Electrically-operated driver | |
| US5905237A (en) | Vehicular knob switch apparatus | |
| JPH0241688Y2 (ja) | ||
| US3074513A (en) | Sprag lock structure | |
| GB2191681A (en) | Windscreen wiper drive transmission mechanism | |
| JPH0128257B2 (ja) | ||
| JPS6141444Y2 (ja) | ||
| KR840005623A (ko) | 푸시 버튼식 동조기 | |
| JPH0125086B2 (ja) | ||
| JPH0452133Y2 (ja) | ||
| JPS58185396A (ja) | 船舶用推進ユニツトのシフト装置 | |
| JPH032050Y2 (ja) | ||
| KR950003838B1 (ko) | 자동차 역진방지장치 | |
| JPH0525828Y2 (ja) | ||
| JPS6012169Y2 (ja) | 変速機の切換操作装置 | |
| JPS6336423Y2 (ja) |