JPH0241971B2 - - Google Patents

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JPH0241971B2
JPH0241971B2 JP58227144A JP22714483A JPH0241971B2 JP H0241971 B2 JPH0241971 B2 JP H0241971B2 JP 58227144 A JP58227144 A JP 58227144A JP 22714483 A JP22714483 A JP 22714483A JP H0241971 B2 JPH0241971 B2 JP H0241971B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は腔内用高周波加熱電極装置に係り、よ
り詳細には高周波加熱電極装置、特に腫瘍に対す
る温熱治療等に適用され得る腔内用高周波加熱電
極装置に係る。
[従来の技術] 癌細胞等が正常細胞と比較して熱に弱いことを
利用して患部を加温することにより治療を行なう
高周波温熱治療は知られている。
従来、高周波温熱治療装置として、一対の電極
を対向させて生体表面に配設すると共に生体内の
目標とする加温部位に金属針等を配置し、対向電
極間の電場を金属針近傍で強くして、金属針近傍
の目標加温部位の局所的加熱を行なうようにした
ものがあつた。
この装置は電界を目標部位に集中させるために
は有効であるが、金属針等の設置及び抜去に外科
的手技を要する点、並びに患者に苦痛等を与える
点において必ずしも好ましいものではない。
かかる問題点を解決すべく、前記一対の電極の
うちの一方の電極を目標加温部位近傍の管腔内に
出入自在に配設し得る腔内用の電極装置として構
成すると共に、この腔内用の電極装置を、高周波
用電極と、この電極を囲繞する伸縮性薄膜よりな
る袋状体と、この伸縮性の袋状体内に冷却液を給
排する機構とで形成したものも提案されている。
この提案の電極装置の場合、高周波電流が効率
的に体内を流れ得るように袋状体を体腔壁に密接
させるためには、冷却液に圧力をかけて袋状体を
膨らませる必要があるが、そのためにかけるべき
圧力をいかに選定し制御するかが操作上の難点と
なる。圧力が足りなければ袋状体と体腔壁との接
触が不十分であり、圧力が高すぎれば袋状体は体
腔を押し拡げて膨張するため、どれ位の圧力をか
けたらよいかの判断がつかない。例えば食道にこ
の電極装置を適用した場合、食道壁に対する許容
限度圧力(一般には30〜40mmHg)以下に保てる
保証がない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、袋状体と可撓性の管との間に
規定される空間に所定流量の冷却液を流すに当つ
て冷却液の圧力損失が小さくし得ると共に冷却液
の圧力を小さく維持し得、更に、冷却液の圧力制
御の精度を低くし得、また、患者に適用した場合
に患部に印加される押圧力が小さく患者に与える
苦痛を和らげ得、これらに加えて、温度検出手段
の取付けを可能にする腔内用高周波加熱電極装置
を提供することにある。
本発明の別の目的は、前述の目的を達成するこ
とに加えて、生体深部の所与の領域を所望の温度
に加温することを可能にする腔内用高周波加熱電
極装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、前述の目的は、可撓性の管
と、当該管の内部を当該管の径方向に関して実質
的に対称に冷却液の送給路と当該冷却液の排出路
とに画成すべく当該管の内部に設けられた可撓性
の隔壁と、前述の管の一端部において送給路と排
出路とを閉鎖すべく前述の管の一端部に設けられ
た閉鎖部材と、前述の管に支持された柔軟性を有
する高周波用の電極と、当該電極を囲繞すべく、
両端が前述の管にそれぞれ固着された実質的に円
筒状且つ可撓性高分子製の袋状体と、当該袋状体
と前述の電極との間に形成される空間と送給路及
び排出路の一方とを連通すべく、前述の管に設け
られた第1の孔と、前述の空間と送給路及び排出
路の他方とを連通すべく、前述の管に設けられた
第2の孔とを備えており、袋状体が、実質的に伸
長することなく管腔臓器の内壁に密接し得る外径
を有している腔内用高周波加熱電極装置により達
成される。
本発明によれば、前述の別の目的は、可撓性の
管と、当該管の内部を当該管の径方向に関して実
質的に対称に冷却液の送給路と当該冷却液の排出
路とに画成すべく当該管の内部に設けられた可撓
性の隔壁と、前述の管の一端部において送給路と
排出路とを閉鎖すべく前述の管の一端部に設けら
れた閉鎖部材と、前述の管に支持された柔軟性を
有する高周波用の電極と、当該電極を囲繞すべく
両端が前述の管にそれぞれ固着されており、実質
的に伸張することなく管腔臓器の内壁に密接し得
る外径を有する実質的に円筒状且つ可撓性高分子
製の袋状体と、当該袋状体と前述の電極との間に
形成される空間と送給路及び排出路の一方とを連
通すべく、前述の管に設けられた第1の孔と、前
述の空間と送給路及び排出路の他方とを連通すべ
く、前述の管に設けられた第2の孔と、袋状体が
密接する管腔臓器の内壁の温度を測定すべく、袋
状体の外表面に沿つて固定された温度検出手段と
を備えた腔内用高周波加熱電極装置により達成さ
れる。
[作 用] 本発明の腔内用高周波加熱電極装置において
は、管が可撓性であり、可撓性の隔壁が、前述の
管の内部を当該管の径方向に関して実質的に対称
に冷却液の送給路と前述の冷却液の排出路とに画
成すべく前述の管の内部に設けられており、第1
の孔が、袋状体と電極との間に形成される空間と
前述の送給路及び前述の排出路の一方とを連通す
べく前述の管に設けられ、また、第2の孔が、前
述の空間と前述の送給路及び前述の排出路の他方
とを連通すべく前述の管に設けられているが故
に、本発明の腔内用高周波加熱電極装置は、可撓
性の管の内部に冷却液送給管及び別個の冷却液排
出管をそれぞれ挿入する構成の場合、及び可撓性
の管の外部に冷却液送給管及び冷却液排出管をそ
れぞれ別個に設ける場合に較べて、所定の外径を
有する可撓性の管について冷却液の送給路の断面
積及び冷却液の排出路の断面積を大きくし得、そ
の結果、所定流量の冷却液を流すに当つて、冷却
液の圧力損失を小さくすることができる。
また、本発明の腔内用高周波加熱電極装置にお
いては、袋状体が、実質的に伸張することなく管
腔臓器の内壁に密接し得る外径を有しているが故
に、次のような作用を有する。即ち、 (a) 袋状体を伸張させる必要がないため、冷却液
の圧力を小さくすることができる。
(b) 袋状体が実質的に伸張しないため、冷却液の
圧力の如何に関係なく、袋状体を所定の外径に
し得、従つて、冷却液の圧力の制御の精度を低
くすることができる。
(c) 袋状体が実質的に伸張しないため、袋状体の
所定の機能を阻害することなしに温度検出手段
を袋状体の外表面に沿つて固定することができ
る。
(d) 本発明の腔内用高周波加熱電極装置を患者に
適用した際、袋状体が実質的に伸張しないた
め、管腔臓器の内壁に加えられる押圧力は実質
的に一定であり、袋状体内の冷却液の圧力に対
応する力のみであるので、患者に印加される押
圧力が小さく、患者に与える苦痛を和らげ得
る。
本発明の別の腔内用高周波加熱電極装置におい
ては上述の腔内用高周波加熱電極装置の構成に加
えて、袋状体が実質的に伸張することなく管腔臓
器の内壁に密接し得る外径を有し、また、温度検
出手段が、袋状体が密接する管腔臓器の内壁の温
度を測定すべく、袋状体の外表面に沿つて固定さ
れているが故に、本発明の別の腔内用高周波加熱
電極装置は、前述の作用に加えて、生体深部の所
与の領域を所望の温度に加温し得る。
次に本発明による好ましい一実施例の腔内用の
電極装置を図面に基づいて説明する。
[実施例] 第1図及び第2図は本発明の原理を説明する図
である。これら2つの図面中、医用高周波加熱装
置1は、生体2の食道3中等腔内に出入可能に配
設されるべく構成された腔内用高周波加熱電極装
置4と、食道壁等の目標加温部位5をはさむよう
に電極装置4に対向して体表面上に配設されるべ
く構成されており、全体として電極装置4よりも
曲率の小さい外表面を有する体外用の電極装置6
と、一対の電極装置4,6間に例えば3〜30MHz
程度の高周波電流を10〜300W程度の出力で流す
ように構成されており、例えば周波数及び出力が
調整自在な高周波電源7とを有している。この医
用高周波加熱装置1においては、曲率の大きい電
極装置4の近傍に強い電場が形成されるため電極
装置4,6間において、電極装置4近傍に位置す
る食道壁の目標加温部位5が選択的に加温され得
る。
尚、電極装置4は、経口、経肛門、経腟等の方
法で出入自在に他の管腔臓器に適用されるように
構成されてもよい。
本発明による好ましい一実施例の電極装置4の
詳細は第3図乃至第8図に示されている。
第3図乃至第8図において、管8は、冷却液の
送給路9と冷却液の排出路10とが一体的に形成
されたシリコーンゴム製の可撓性の2チヤンネル
管である。この管8では送給路9と排出路10と
が完全に分離されているため冷却液の流れに対す
る管路抵抗を低く抑え得る。小さな管路抵抗で送
給路9、排出路10を介する冷却液の十分な流れ
を許容し得る限り、管8は所定の管腔臓器に容易
に出入し得るように細い方が好ましい。電極装置
4が食道に適用されるものである場合、管8とし
ては例えば外径が5〜8mm程度、長さが70〜80cm
程度のものが用いられる。管8は3チヤンネル以
上の冷却液通路を有していてもよく、また、リー
ド線、温度検出手段等の貫入孔を形成してもよ
い。またシリコーンゴム以外の毒性のない非導電
性の可撓性材料からなつていてもよい。
なお、本発明に係る可撓性の管は、当該管の内
部を当該管の径方向に関して実質的に対称に冷却
液の送給路と冷却液の排出路とに画成すべく管の
内部に設けられた可撓性の隔壁を備えている。
この管8の先端側には、柔軟性の高周波用の電
極11及び伸張することなく管腔臓器の内壁に密
接し得る寸法を有する可撓性高分子製の袋状体1
2が取り付けられており、管8の基部側端部には
冷却液の送給路9及び排出路10の夫々と一体的
に冷却液の送給用コネクタ13及び排出用コネク
タ14が設けられている。コネクタ13,14と
管8との接続部はシリコーン系接着剤で固めら
れ、更にシリコーン製の熱収縮チユーブ8aでカ
バーされている。
電極11は管8の外周に固定されており、金属
線の管状編組体よりなるが、柔軟性を有するなら
ばベローズ乃至らせん体等他のものでもよい。電
極11の軸方向の長さは腫瘍病変部の長さと同程
度の長さに形成される。編組体の金属線は冷却液
によつて侵されないものならばよく、例えばステ
ンレス線又は錫メツキした銅線からなる。
この電極11の基部側端部には、高周波用リー
ド線15(例えば外径1mm程度)の先端16がハ
ンダ付等の手段で固定的に接続されている。この
リード線15は管8の外周に沿つて管8の基部近
傍まで伸延しており、その伸延端には電源7への
接続用コネクタ17が取り付けられている。
袋状体12は、適用されるべき病変部近傍の管
腔の大きさ及び形状、所望ならば腫瘍による狭窄
部の大きさ及び形状に合わせて、円筒状に成形さ
れており、電極11を囲繞するように縮径された
両端部18,19において管8の外周に固定され
ている。電極装置4が食道に適用されるものであ
る場合、袋状体12としては例えば外径が5〜25
mm、長さが30〜100mm程度のものが用いられる。
電極装置4を腔内に挿入する際には、袋状体12
は第8図に示す如くしぼまされており、且つ好ま
しくは例えば第8図の想像線で示す如く折り畳ま
れている。折り畳まれ方は特に限定されないが、
後述する温度検出手段の少なくとも一つが目的測
温部に密着できるようにすることが好ましい。
袋状体12は可撓性の高分子製の膜例えば可撓
性のポリエチレン膜乃至ポリプロピレン膜等のプ
ラスチツクフイルム乃至管を所定形状に成形する
ことにより形成されてもよいが、生体に対する非
毒性の観点よりして、シリコーンゴム製の成形管
乃至バルーンを用いるのが好ましい。
この明細書において、袋状体12に関して実質
的に伸張することなく管腔臓器の内壁に密接し得
る外径を有するとは、管8の送給路9に連通した
孔としての送給口20を介して袋状体12の内部
21に冷却液を送給することにより所定の腔内に
おいて袋状体12を第3図及び第7図に示す所与
の形状に脹らませる際、袋状体12の内部21に
おける冷却液の圧力が小さくても、袋状体12が
折畳状態から拡げられ得、この折畳状態から非折
畳状態への変形の際袋状体12の膜が実際上伸張
されない寸法であることを指す。換言すれば袋状
体12内の室21における冷却液の圧力は、袋状
体12が腔壁に密接され得るように袋状体12を
折畳状態から拡げるために用いられ、袋状体12
を伸張して腔壁に押しつけるものではない。袋状
体12の腔壁への押付圧は通常500mm水柱程度以
下であり、1000mm水柱を越えないことが好まし
い。尚、拡がつた状態において袋状体12に部分
的にしわがあつてもよい。
22a,23a,24a,25a,26aは温
度検出手段としての銅、コンスタンタン熱電対2
2,23,24,25,26の温接点であり、熱
電対22,23,24,25,26は、袋状体1
2が冷却液により拡げられた際、腔壁に密接され
得るように袋状体12の外表面に接着固定されて
いる。熱電対の接着固定は例えば袋状体12を脹
らませた状態でシリコーン系接着剤を用いて行な
われる。温接点22a,23a,24aは袋状体
12の長さ方向の中間に電極装置4の中心に対し
て相互に120゜の角度位置に設けられており、電極
11の長さ方向の中央部における周方向の腔壁の
温度分布を監視するのに用いられる。尚、周方向
において4つ以上の点で温度を監視するようにし
ても2点又は1点で温度を監視するようにしても
よい。接点25a及び26aは電極11の長さ方
向の両端にほぼ対向するように接点24aの両側
に設けられており、患部の長さ方向に沿つての腔
壁の温度分布を監視するのに用いられる。長さ方
向に沿つて4点以上で又は2点もしくは1点で腔
壁の温度を監視するようにしてもよい。温度検出
手段としては銅・コンスタンタンのかわりにクロ
メル・アルメル等他の熱電対を用いても、また熱
電対のかわりにサーミスタ等を用いてもよい。
尚、袋状体12を通しての放熱が無視し得ない場
合には、温度検出手段の検出出力は正確には生体
表面温度とは異なるが加温の程度を監視するには
有用である。電極装置4では、袋状体12を伸張
させないために、熱電対22,23,24,2
5,26のリード線22b,23b,24b,2
5b,26bを袋状体12の外表面に沿つて接着
固定しておいても、袋状体12の所定の動作が阻
害されない。
熱電対22,23,24,25,26のリード
線22b,23b,24b,25b,26bは高
周波用のリード線15と実際上交差することな
く、リード線15及び袋状体12の基部側端部1
8と共にシリコーン製の熱収縮チユーブ27によ
つて管8の中央部の外周に固定されている。(尚、
管8の外径が6mm程度でリード線15の外径が1
mm程度の場合、チユーブ27の外径は例えば8mm
程度である。)すなわち、例えば第3図、第5図
及び第6図に示されている如く、高周波用のリー
ド線15が管8の外周の一方の側に沿つて伸延
し、熱電対のリード線22b,23b,24b,
25b,26bが管8の外周の他方の側に沿つて
伸延するように熱収縮チユーブ27によつて管8
の外周に固定されており、リード線15からの雑
音によりリード線22b,23b,24b,25
b,26bの温度信号が変動する虞れが少ない。
チユーブ27はまた電極装置4の出入を容易にし
ている。尚、袋状体12の端部19はシリコーン
系接着剤で管8に固定されている。
コネクタ28はリード線22b,23b,24
b,25b,26b接続用のコネクタであり、コ
ネクタ28は、リード線22b,23b,24
b,25b,26bが固定的に接続されると共に
蓋部29が圧着されてなる10ピン式のソケツト
部30と、管8の外周に固着されたソケツト部3
0に対して着脱自在であると共に測温用電圧計に
接続されるリード線31を有する10ピン式のプ
ラグ部32とからなる。
孔としての排出口33は管8の排出路10と袋
状体12の内部21とを連通しており、コネクタ
34はポンプ35及び冷却器36に接続された冷
却液送給チユーブのコネクタであり、コネクタ1
3に着脱自在に装着されるべく構成されている。
コネクタ37はコネクタ14に着脱自在に装着さ
れるべく構成されており且つ冷却液排出チユーブ
38を介して冷却液を排出するか冷却器36に戻
すべく構成されている。尚、排出口33の側から
冷却液を送給し、送給口20の側から冷却液を排
出するようにしてもよく、また送給口20、排出
口33の夫々を2つ以上設けてもよい。
次に、以上の如く構成された電極装置4を有す
る医用高周波加熱装置1の操作乃至動作について
説明する。
まず、袋状体12を第8図の想像線の如く折り
畳んだ状態のまま、電極装置4をその閉鎖部材と
しての封止栓39のある先端部側から所定の深さ
まで腔内に挿入する、電極11が腔壁の患者に対
向するように電極装置4が腔内に挿入されると、
コネクタ34,13及び37,14が接続され、
ポンプ35により管路抵抗の小さい送給路9及び
送給口20を介して袋状体12の内部21に冷却
液が導入される。冷却水の内部21内への導入に
より袋状体12が折畳状態から拡げられると、腔
壁を強く圧迫することなく、袋状体12、及び袋
状体12の外表面上の熱電対の温接点22a,2
3a,24a,25a,26aが腔壁に密接せし
められ、熱電対22,23,24,25,26に
よる腔壁表面の温度検出信号がリード線31を介
して取り出される。袋状体12の内部21内に導
入された冷却水は内部21をほぼ軸方向に流れた
後、管路抵抗の小さい排出口33、排出路10及
びチユーブ38を介して排出される。一方、冷却
水の循環を開始すると同時に、コネクタ17a,
17を介して高周波電源7から電極装置4と所定
位置の電極装置6との間に高周波電流を流す。リ
ード線31からの温度出力に基づき、高周波電源
7の出力、並びに冷却器36による冷却水温及び
ポンプ35等による冷却水流量を手動又は自動で
調整することにより電極装置4の近傍の電場の大
きい腔壁の患部を所望の温度に加温し得る。この
とき、循環冷却水によつて、袋状体12に接する
腔壁表面、袋状体12及び電極11の過熱が防止
される。
所定時間の加温が終了すると、例えば冷却水の
送給を止め、排出チユーブ38側から冷却水を排
出することにより袋状体12をしぼませた後、所
望ならば更にコネクタ類の接続を解除した後、電
極装置4を腔外に取り外す。
尚、実際の使用にあつては、本発明の電極装置
4が適用される管腔臓器の内壁にあわせ、数種類
の外径及び長さの異なる袋状体を用意することが
好ましい。
尚、電極装置6としては、所望加温部の形状に
応じて、体表面の一方の側に配設されるもののか
わりに体表面の二ケ所に配設されるものでも、無
端環状に配設されるものでもよい。電極装置6も
体表面に密接され得るように可撓性を有するもの
が好ましく、所望ならば電極装置6に対向する体
表面を冷却水で冷却するようにしてもよい。
第3図に示す構造の本発明に従つた電極装置4
を製作した。この電極装置4において、電極11
は外径が8mm、長さが80mmであり、袋状体12は
シリコーンゴム製で、非伸張状態での袋の平均肉
厚が0.2mm、非伸張状態での拡径部12aの外径
が15mm、長さが約100mmであつた。
そして比較用としてこの電極装置4の袋状体1
2のかわりに非伸張状態での拡径部の外径が約8
mmの袋状体(その他の条件は電極装置4と同一)
を二枚重ねたものを用いた比較用の電極装置を作
製した。
尚、電極装置4では温接点22a,23a,2
4aが互いに120度の角度位置にある3つの熱電
対22,23,24を用いて測温した。比較用の
電極装置では3つの熱電対の二枚の袋状体の間に
同様に配設した。
内径約12mmの管状に加工した犬の胃中に本発明
の一実施例の電極装置4又は比較用の電極装置を
挿入し、冷却液を流して夫々の袋状体を胃の内表
面に接触させ、体外電極を犬の腹部に固定し、電
極装置4と体外電極との間、又は比較用の電極装
置と体外電極との間に、13.56MHz、100Wの電源
で高周波電流を断続的に流して犬の胃壁を加温し
た。尚電極装置4の袋状体12を所定形状に拡げ
るに必要な内圧は約500mm水柱、比較用の電極装
置の袋状体を外形12mmにふくらませるに必要な内
圧は3000mm水柱であつた。
電極装置4を用いた前述の断続的加温による昇
温・冷却のパターン乃至様子は第10図に示され
ており、比較用の電極装置を用いた前述の断続的
加温による昇温・冷却のパターン乃至様子は第1
1図に示されている。第10図及び第11図から
わかるように、電極装置4を用いた場合(第10
図)、42℃から44℃に昇温するのに要した時間T
1aが約30秒、高周波電流の供給を断つた後44℃
から42℃まで下がるのに要した時間T2aが約20
秒であつたのに対して、比較用の電極装置を用い
た場合(第11図)、同一条件下で42℃から44℃
まで2度上昇させるのに要した時間T1bが約50
秒、44℃から42℃まで下がるのに要した時間T2
bが約30秒であつた。
この応答速度の差異よりして、胃壁に過大な圧
力を加えることなく、長手方向にも広範囲で胃の
内表面に密接させ得る本発明の電極装置4の袋状
体12の方が比較用の電極装置の袋状体よりも接
触熱抵抗が小さいことがわかる。
尚、第10図及び第11図において、縦軸は
夫々、電極装置4及び比較用の電極装置の夫々の
三つの熱電対のうち最高温度を示した熱電対で検
出した温度であるが、夫々の三つの熱電対で測定
された各時点での最高温度と最低温度との差は、
電極装置4の場合2度以内であつたのに対して、
比較用の電極装置の場合3度もあつた。
このことは、腫瘍を42〜45℃の温度で30分〜数
時間加温する温熱治療に使用する電極装置として
は、患者を均一に暖め得る点で電極装置4の方が
比較用の電極装置よりも有用であることを示して
いる。
生体とのインピーダンス・マツチングの観点に
おいても、電極装置4では安定したマツチングを
実現し得、実在波比(SWR)1.5以下で加温を行
ない得たが、比較用の電極装置では、SWRがし
ばしば増大し、その都度マツチング条件の修正を
要し、SWRを2以下に保つのが困難であつた。
以上の如く、本発明の腔内用高周波加熱電極装
置では、高周波電極を囲繞しており、内部に冷却
液が給排される袋状体が十分な可撓性を有し、冷
却水圧により伸張されることなく腔壁に接触する
ことができるため、袋状体が腔壁を過度に圧迫す
ることなく腔内で拡げられて腔壁に密接せしめら
れ得、曲率のより小さい体外電極と組み合わせて
用いられることにより、患者に多大な苦痛を与え
ることなく腔内用高周波加熱電極装置の高周波電
極近傍の腔壁部等の生体深部を選択的に加温し得
る。
[発明の効果] 本発明の腔内用高周波電極装置においては、管
が可撓性であり、可撓性の隔壁が、前述の管の内
部を当該管の径方向に関して実質的に対称に冷却
液の送給路と前述の冷却液の排出路とに画成すべ
く前述の管の内部に設けられており、第1の孔
が、袋状体と電極との間に形成される空間と前述
の送給路級び前述の排出路の一方とを連通すべく
前述の管に設けられ、また、第2の孔が、前述の
空間と前述の送給路及び前述の排出路の他方とを
連通すべく前述の管に設けられているが故に、本
発明の腔内用高周波加熱電極装置は、可撓性の管
の内部に冷却液送給管及び別個の冷却液排出管を
それぞれ挿入する構成の場合、及び可撓性の管の
外部に冷却液送給管及び冷却液排出管をそれぞれ
別個に設ける場合に較べて、所定の外径を有する
可撓性の管について冷却液の送給路の断面積及び
冷却液の排出路の断面積を大きくし得、その結
果、所定流量の冷却液を流すに当つて、冷却液の
圧力損失を小さくすることができる。
また、本発明の腔内用高周波加熱電極装置にお
いては、袋状体が、実質的に伸張することなく管
腔臓器の内壁に密接し得る外径を有しているが故
に、次のような作用を有する。即ち、 (a) 袋状体を伸張させる必要がないため、冷却液
の圧力を小さくすることができる。
(b) 袋状体が実質的に伸張しないため、冷却液の
圧力の如何に関係なく、袋状体を所定の外径に
し得、従つて、冷却液の圧力の制御の精度を低
くすることができる。
(c) 袋状体が実質的に伸張しないため、袋状体の
所定の機能を阻害することなしに温度検出手段
を袋状体の外表面に沿つて固定することができ
る。
(d) 本発明の腔内用高周波加熱電極装置を患者に
適用した際、袋状体が実質的に伸張しないた
め、管腔臓器の内壁に加えられる押圧力は実質
的に一定であり、袋状体の冷却液の圧力に対応
する力のみであるので、患部に印加される押圧
力が小さく、患者に与える苦痛を和らげ得る。
本発明の別の腔内用高周波加熱電極装置におい
ては上述の腔内用高周波加熱電極装置の構成に加
えて、袋状体が実質的に伸張することなく管腔臓
器の内壁に密接し得る外径を有し、また、温度検
出手段が、袋状体が密接する管腔臓器の内壁の温
度を測定すべく、袋状体の外表面に沿つて固定さ
れているが故に、本発明の別の腔内用高周波加熱
電極装置は、前述の作用に加えて、生体深部の所
与の領域を所望の温度に加温し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の原理を説明する
図、第3図は本発明の腔内用高周波加熱電極装置
の一実施例の詳細説明図、第4図は第3図の−
線断面説明図、第5図は第4図の部の詳細説
明図、第6図は第3図の−線断面説明図、第
7図は第3図の−線断面説明図、第8図は袋
状体がしぼんだ状態における第7図と同様な断面
説明図、第9図は第3図の熱電対用コネクタの説
明図、第10図及び第11図は夫々本発明による
好ましい一実施例の腔内用高周波加熱電極装置及
び比較用の電極装置を用いた場合の加熱パターン
の例を示すグラフである。 9……送給路、10……排出路、11……高周
波用の電極、12……袋状体、20……送給口、
22,23,24,25,26……熱電対、33
……排出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可撓性の管と、当該管の内部を当該管の径方
    向に関して実質的に対称に冷却液の送給路と当該
    冷却液の排出路とに画成すべく当該管の内部に設
    けられた可撓性の隔壁と、前記管の一端部におい
    て前記送給路と前記排出路とを閉鎖すべく前記管
    の一端部に設けられた閉鎖部材と、前記管に支持
    された柔軟性を有する高周波用の電極と、当該電
    極を囲繞すべく、両端が前記管にそれぞれ固着さ
    れた実質的に円筒状且つ可撓性高分子製の袋状体
    と、当該袋状体と前記電極との間に形成される空
    間と前記送給路及び前記排出路の一方とを連通す
    べく、前記管に設けられた第1の孔と、前記空間
    と前記送給路及び前記排出路の他方とを連通すべ
    く、前記管に設けられた第2の孔とを備えてお
    り、前記袋状体が、実質的に伸張することなく管
    腔臓器の内壁に密接し得る外径を有している腔内
    用高周波加熱電極装置。 2 前記管が前記電極のリード線用の貫入孔を有
    している特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 前記電極が前記管に螺線状に巻かれている特
    許請求の範囲第1項又は第2項に記載の装置。 4 前記第1の孔が前記袋状体の一端の近傍に設
    けられており、前記第2の孔が前記袋状体の他端
    の近傍に設けられている特許請求の範囲第1項か
    ら第3項のいずれか一項に記載の装置。 5 可撓性の管と、当該管の内部を当該管の径方
    向に関して実質的に対称に冷却液の送給路と当該
    冷却液の排出路とに画成すべく当該管の内部に設
    けられた可撓性の隔壁と、前記管の一端部におい
    て前記送給路と前記排出路とを閉鎖すべく前記管
    の一端部に設けられた閉鎖部材と、前記管に支持
    された柔軟性を有する高周波用の電極と、当該電
    極を囲繞すべく両端が前記管にそれぞれ固着され
    ており、実質的に伸張することなく管腔臓器の内
    壁に密接し得る外径を有する実質的に円筒状且つ
    可撓性高分子製の袋状体と、当該袋状体と前記電
    極との間に形成される空間と前記送給路及び前記
    排出路の一方とを連通すべく、前記管に設けられ
    た第1の孔と、前記空間と前記送給路及び前記排
    出路の他方とを連通すべく、前記管に設けられた
    第2の孔と、前記袋状体が密接する管腔臓器の内
    壁の温度を測定すべく、前記袋状体の外表面に沿
    つて固定された温度検出手段とを備えた腔内用高
    周波加熱電極装置。 6 前記管が前記温度検出手段用の貫入孔を有し
    ている特許請求の範囲第5項に記載の装置。 7 前記管は、前記電極のリード線用の他の貫入
    孔を有している特許請求の範囲第5項又は第6項
    に記載の装置。 8 前記電極が前記管に螺線状に巻かれている特
    許請求の範囲第5項から第7項のいずれか一項に
    記載の装置。 9 前記第1の孔が前記袋状体の一端の近傍に設
    けられており、前記第2の孔が前記袋状体の他端
    の近傍に設けられている特許請求の範囲第5項か
    ら第8項のいずれか一項に記載の装置。
JP22714483A 1983-01-24 1983-12-01 腔内用電極装置 Granted JPS60119962A (ja)

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EP84300411A EP0115420B1 (en) 1983-01-24 1984-01-24 A device for hyperthermia
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