JPH0241983A - 車両の前部車体構造 - Google Patents
車両の前部車体構造Info
- Publication number
- JPH0241983A JPH0241983A JP18965988A JP18965988A JPH0241983A JP H0241983 A JPH0241983 A JP H0241983A JP 18965988 A JP18965988 A JP 18965988A JP 18965988 A JP18965988 A JP 18965988A JP H0241983 A JPH0241983 A JP H0241983A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cowl
- panel
- vehicle
- width direction
- support portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 210000003660 reticulum Anatomy 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は車両の前部車体構造に係わり、特にフロントウ
ィンドパネルの下縁部を支持する支持部構造の改良に関
するものである。
ィンドパネルの下縁部を支持する支持部構造の改良に関
するものである。
(従来の技術)
一般に第9図と第10図とに示すように、乗用車等の車
両は、エンジンルーム2とその後方の車室4とは車幅方
向に沿って設けられたダツシュロアパネル6で仕切られ
ている。そして、このダツシュロアパネル6の上端部に
はこれに沿って同じく車幅方向に延設されたカウルボッ
クス8が接合されている。
両は、エンジンルーム2とその後方の車室4とは車幅方
向に沿って設けられたダツシュロアパネル6で仕切られ
ている。そして、このダツシュロアパネル6の上端部に
はこれに沿って同じく車幅方向に延設されたカウルボッ
クス8が接合されている。
カウルボックス8には、その上部に構造部材を構成する
カウルメンバー10が一体的に形成されている。このカ
ウルメンバー10はカウルボックス8の上壁部を形成す
るカウルパネル12の裏面に、車幅方向に延びるダッシ
ュアッパーメンバー(補強パネル)14を配設して、こ
のダッシュアッパーメンバー14の前後端縁14a、
14bを溶接接合させて形成したもので、このダッシ
ュアッパーメンバー14とカウルパネル12とで形成す
る面積がほぼ−様な閉断面部を車両の幅方向に横断させ
ている。
カウルメンバー10が一体的に形成されている。このカ
ウルメンバー10はカウルボックス8の上壁部を形成す
るカウルパネル12の裏面に、車幅方向に延びるダッシ
ュアッパーメンバー(補強パネル)14を配設して、こ
のダッシュアッパーメンバー14の前後端縁14a、
14bを溶接接合させて形成したもので、このダッシ
ュアッパーメンバー14とカウルパネル12とで形成す
る面積がほぼ−様な閉断面部を車両の幅方向に横断させ
ている。
また、カウルメンバー10はフロントウィンドパネル1
6の下端縁に沿って湾曲されて設けられていて、その上
側のカウルパネル12にはこれにフロントウィンドパネ
ル16の下縁部16aを接着材18で接合させて支持す
るウィンドパネル支持部20が上方に突出されて形成さ
れている(実開昭62−117156号公報等)。
6の下端縁に沿って湾曲されて設けられていて、その上
側のカウルパネル12にはこれにフロントウィンドパネ
ル16の下縁部16aを接着材18で接合させて支持す
るウィンドパネル支持部20が上方に突出されて形成さ
れている(実開昭62−117156号公報等)。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、車両が正面衝突するなどその前部に大きな衝
撃力が作用した場合には、車体のエンジンルーム2部を
大きく潰して、そのエンジンルーム2部の塑性変形で衝
突時のエネルギーを吸収する一方、車室4の周囲は剛に
形成して、乗員の保護を図るように車体自体を形成して
いる。この際、衝突などによりエンジンルーム2が大き
く潰れると、エンジン22あるいはその補機類24など
が車体の後方に向けて移動するようになる。一方、最近
、デザインや空力特性の改善等の要求から車両のローカ
ウル、ローボンネットの傾向があり、カウルボックス8
とエンジン22等が近接したレイアウトが増えている。
撃力が作用した場合には、車体のエンジンルーム2部を
大きく潰して、そのエンジンルーム2部の塑性変形で衝
突時のエネルギーを吸収する一方、車室4の周囲は剛に
形成して、乗員の保護を図るように車体自体を形成して
いる。この際、衝突などによりエンジンルーム2が大き
く潰れると、エンジン22あるいはその補機類24など
が車体の後方に向けて移動するようになる。一方、最近
、デザインや空力特性の改善等の要求から車両のローカ
ウル、ローボンネットの傾向があり、カウルボックス8
とエンジン22等が近接したレイアウトが増えている。
従って、特にこうしたローカウル、ローボンネットの車
両においてエンジン22等が後方に移動された場合には
、そのエンジン22の後端上部あるいは補機類24等が
前記カウルメンバー10に干渉することがある。
両においてエンジン22等が後方に移動された場合には
、そのエンジン22の後端上部あるいは補機類24等が
前記カウルメンバー10に干渉することがある。
コノカウルメンバー10は構造部材として剛に形成され
ているため、その干渉によりカウルメンバー10に加わ
る力は車幅方向の全長に応力として作用し、ウィンドパ
ネル16の下縁部16aを支持する支持部20にも作用
する。このような場合、ウィンドパネル16の下縁部1
6aと支持部20とを接合する接着剤18の接合強度を
全長に亘って十分確保することは技術的に困難であり、
ウィンドパネル16の下縁部16aと支持部2゜との接
合強度を全長に亘って低下させるよりも、たとえ一部分
が完全に剥離しても、強固な接合強度が維持される部分
をできるだけ多く残存させ得るようにしたほうがウィン
ドパネル16の保持の観点から好ましい。
ているため、その干渉によりカウルメンバー10に加わ
る力は車幅方向の全長に応力として作用し、ウィンドパ
ネル16の下縁部16aを支持する支持部20にも作用
する。このような場合、ウィンドパネル16の下縁部1
6aと支持部20とを接合する接着剤18の接合強度を
全長に亘って十分確保することは技術的に困難であり、
ウィンドパネル16の下縁部16aと支持部2゜との接
合強度を全長に亘って低下させるよりも、たとえ一部分
が完全に剥離しても、強固な接合強度が維持される部分
をできるだけ多く残存させ得るようにしたほうがウィン
ドパネル16の保持の観点から好ましい。
本発明はこの様な事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、衝突時等にエンジンあるいはその補機類等が
後方に移動してこれがフロントウィンドパネルの支持部
のほぼ中央部に干渉しても、そのフロントウィンド支持
部の両側部に歪みが生じることを可及的に防止できる車
両の前部車体構造にを提供することにある。
の目的は、衝突時等にエンジンあるいはその補機類等が
後方に移動してこれがフロントウィンドパネルの支持部
のほぼ中央部に干渉しても、そのフロントウィンド支持
部の両側部に歪みが生じることを可及的に防止できる車
両の前部車体構造にを提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記の目的を達成するために、エンジンルーム
とその後方の車室とを仕切るダツシュロアパネルの上端
部に、車幅方向に沿って延び両端部がエンジンルーム側
壁に固定されたカウルボックスを配設し、該カウルボッ
クスの上壁部には、これにフロントウィンドパネルの下
縁部を接合すべく該下縁部に沿ってウィンドパネル支持
部を一体的に形成し、前記上壁部の裏面には、前記ウィ
ンドパネル支持部に沿って該支持部の車幅方向両側部に
おける剛性を中央部における剛性よりも高めて補強する
補強パネルを接合した。
とその後方の車室とを仕切るダツシュロアパネルの上端
部に、車幅方向に沿って延び両端部がエンジンルーム側
壁に固定されたカウルボックスを配設し、該カウルボッ
クスの上壁部には、これにフロントウィンドパネルの下
縁部を接合すべく該下縁部に沿ってウィンドパネル支持
部を一体的に形成し、前記上壁部の裏面には、前記ウィ
ンドパネル支持部に沿って該支持部の車幅方向両側部に
おける剛性を中央部における剛性よりも高めて補強する
補強パネルを接合した。
(作 用)
上記構成の本発明によれば、車両の衝突等によりエンジ
ン及びその補機類等が後方に移動されて、それらがカウ
ルボックスと干渉すると、カウルボックスはその車幅方
向両側部の剛性がエンジンの後方に相応した車幅方向の
中央部の剛性よりも高剛性に形成されているので、干渉
にょる応力は中央部に集中して、この中央部の変形にエ
ネルギーが費される。この結果、カウルボックスの両側
部及びこの両側部に形成したウィンドパネル支持部に歪
みが生じることを可及的に防止できるようになり、カウ
ルボックスの中央部に形成されているウィンドパネル支
持部に変形が生じても、カウルボックスの両側端部に形
成されているウィンド支持部の接合強度を高く維持して
ウィンドパネルを強固に保持できるようになる。
ン及びその補機類等が後方に移動されて、それらがカウ
ルボックスと干渉すると、カウルボックスはその車幅方
向両側部の剛性がエンジンの後方に相応した車幅方向の
中央部の剛性よりも高剛性に形成されているので、干渉
にょる応力は中央部に集中して、この中央部の変形にエ
ネルギーが費される。この結果、カウルボックスの両側
部及びこの両側部に形成したウィンドパネル支持部に歪
みが生じることを可及的に防止できるようになり、カウ
ルボックスの中央部に形成されているウィンドパネル支
持部に変形が生じても、カウルボックスの両側端部に形
成されているウィンド支持部の接合強度を高く維持して
ウィンドパネルを強固に保持できるようになる。
(実施例)
以下に、本発明に係る車両の前部車体構造の好適な実施
例を添附図面に基づき詳述する。
例を添附図面に基づき詳述する。
第1図〜第5図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図は本発明の要部をなすカウルボックス部の平面図で
ある。また第2図〜第5図はそれぞれ第1図中に矢印で
示される各部の断面を示している。これらの図に示すよ
うに、カウルボックス30は従来同様、エンジンルーム
2と車室4とを仕切るダツシュロアパネル6の上端部に
車幅方向に沿って延設されており、カウルボックス30
の下壁部を形成するダッシュアッパーパネル32、上壁
部を形成するカウルパネル34、及び補強パネルたるダ
ッシュアッパーメンバー36とから主に形成されている
。
1図は本発明の要部をなすカウルボックス部の平面図で
ある。また第2図〜第5図はそれぞれ第1図中に矢印で
示される各部の断面を示している。これらの図に示すよ
うに、カウルボックス30は従来同様、エンジンルーム
2と車室4とを仕切るダツシュロアパネル6の上端部に
車幅方向に沿って延設されており、カウルボックス30
の下壁部を形成するダッシュアッパーパネル32、上壁
部を形成するカウルパネル34、及び補強パネルたるダ
ッシュアッパーメンバー36とから主に形成されている
。
ダッシュアッパーパネル32はダツシュロアパネル6の
上端部に溶接接合されており、後端縁32aは車室4内
に向けて所定量後方に延出されるとともに所定量上方に
立ちあげられて形成されている。そして、このダッシュ
アッパーパネル32の後端縁32aには上記カウルパネ
ル34の後端縁34aが溶接接合されており、このカウ
ルパネル34の前端縁34bはフロントウィンドパネル
16の下端縁16aの前方まで延出されている。
上端部に溶接接合されており、後端縁32aは車室4内
に向けて所定量後方に延出されるとともに所定量上方に
立ちあげられて形成されている。そして、このダッシュ
アッパーパネル32の後端縁32aには上記カウルパネ
ル34の後端縁34aが溶接接合されており、このカウ
ルパネル34の前端縁34bはフロントウィンドパネル
16の下端縁16aの前方まで延出されている。
カウルパネル34にはフロントウィンドパネル16の下
縁部16aに沿って湾曲して、この下縁部16aを接合
させて支持するためのウィンドパネル支持部38が一体
的に上方に突出されて曲折形成されている。
縁部16aに沿って湾曲して、この下縁部16aを接合
させて支持するためのウィンドパネル支持部38が一体
的に上方に突出されて曲折形成されている。
また、ダッシュアッパーメンバー36は上記ウィンドパ
ネル支持部38にほぼ沿って車幅方向に延出されて設け
られ、その後端縁36aと前端縁36bとがカウルパネ
ル34の裏面側に溶接されるとともにそれらの中間部が
脹まされて袋状に接合されている。つまり、このダッシ
ュアッパーパネル36とカウルパネル34とによって車
幅方向にこれを横断するように延びる構造部材たるカウ
ルメンバー40が形成され、このカウルメンバー40の
長手方向の横断面は閉断面になっている。
ネル支持部38にほぼ沿って車幅方向に延出されて設け
られ、その後端縁36aと前端縁36bとがカウルパネ
ル34の裏面側に溶接されるとともにそれらの中間部が
脹まされて袋状に接合されている。つまり、このダッシ
ュアッパーパネル36とカウルパネル34とによって車
幅方向にこれを横断するように延びる構造部材たるカウ
ルメンバー40が形成され、このカウルメンバー40の
長手方向の横断面は閉断面になっている。
ところで、第1図から第4図に示すように、ダッシュア
ッパーメンバー36は、エンジンルーム2内のエンジン
搭載位置の後方に相応するその車幅方向中央部の部分3
6Aが、後方に向けて車室4内側に逃げるように後退さ
れて形成されている。
ッパーメンバー36は、エンジンルーム2内のエンジン
搭載位置の後方に相応するその車幅方向中央部の部分3
6Aが、後方に向けて車室4内側に逃げるように後退さ
れて形成されている。
すなわち、ウィンドパネル支持部38は車幅方向の両側
部の部分38Bでは所定の長さに亘って構造部材たるカ
ウルメンバー40上に形成される一方、そのカウルメン
バー40が後退されて形成される中央部の部分38Aで
はウィンドパネル支持部38は構造部材たるカウルメン
バー40部から外れてその下方が開放されることになり
、ウィンドパネル支持部38の剛性はカウルメンバー4
0が後退されて形成されている車幅方向中央部の部分3
8Aよりその側方の両側部の部分38Bの剛性のほうが
高く形成されている。
部の部分38Bでは所定の長さに亘って構造部材たるカ
ウルメンバー40上に形成される一方、そのカウルメン
バー40が後退されて形成される中央部の部分38Aで
はウィンドパネル支持部38は構造部材たるカウルメン
バー40部から外れてその下方が開放されることになり
、ウィンドパネル支持部38の剛性はカウルメンバー4
0が後退されて形成されている車幅方向中央部の部分3
8Aよりその側方の両側部の部分38Bの剛性のほうが
高く形成されている。
また、第1図及び第2図に示すように、カウルボックス
40の車幅方向の中央部には空調ユニット42のデフロ
スタダクト44を挿通させる挿通口46が開口されてい
る。空調ユニット42の本体48は図示するようにカウ
ルボックス30の車室4内側の下方に設けられていて、
車室4内側がインストルメントパネル50で覆われてい
る。そして、デフロスタダクト44は上記挿通口46を
通じてフロントウィンドパネル16の下方に導かれ、上
記インストルメントパネル50に形成された吹出し口(
図示せず)に接続されている。
40の車幅方向の中央部には空調ユニット42のデフロ
スタダクト44を挿通させる挿通口46が開口されてい
る。空調ユニット42の本体48は図示するようにカウ
ルボックス30の車室4内側の下方に設けられていて、
車室4内側がインストルメントパネル50で覆われてい
る。そして、デフロスタダクト44は上記挿通口46を
通じてフロントウィンドパネル16の下方に導かれ、上
記インストルメントパネル50に形成された吹出し口(
図示せず)に接続されている。
二こで、・上記挿通口46はダッシュアッパーパネル3
2とカウルパネル34との双方に形成されるが、この挿
通口46の形成部位では2つのパネル32.34はほぼ
重ね合わされていて、ダッシュアッパーパネル32側の
挿通口48の周縁部がカウルバネ7L;34側の挿通口
48の内側に立ちあげられて形成されているが、この挿
通口48の周囲においては2つのパネル32.34は特
に溶接等で接合されることはなく、それら2つのパネル
32.34はそれぞれの後端縁32 a + 34
a部分でのみ溶接接合されている。
2とカウルパネル34との双方に形成されるが、この挿
通口46の形成部位では2つのパネル32.34はほぼ
重ね合わされていて、ダッシュアッパーパネル32側の
挿通口48の周縁部がカウルバネ7L;34側の挿通口
48の内側に立ちあげられて形成されているが、この挿
通口48の周囲においては2つのパネル32.34は特
に溶接等で接合されることはなく、それら2つのパネル
32.34はそれぞれの後端縁32 a + 34
a部分でのみ溶接接合されている。
他方、第5図に示すように、カウルボックス30の両側
端部は(図では右側端部のみを示す)、エンジンルーム
の側壁52に溶接固定される。すなわち、エンジンルー
ムの側壁52はサイドパネル54とエプロンレインフォ
ースメント56及びカウルサイドアッパーパネル58等
で構成されるが、カウルパネル34とダッシュアッパー
メンバー36はカウルサイドアッパーパネル58を介し
てエプロンレインフォースメント56に接合され、ダッ
シュアッパーパネル32は上記カウルサイドアッパーパ
ネル58とサイドパネル54の双方に溶接接合されてい
る。
端部は(図では右側端部のみを示す)、エンジンルーム
の側壁52に溶接固定される。すなわち、エンジンルー
ムの側壁52はサイドパネル54とエプロンレインフォ
ースメント56及びカウルサイドアッパーパネル58等
で構成されるが、カウルパネル34とダッシュアッパー
メンバー36はカウルサイドアッパーパネル58を介し
てエプロンレインフォースメント56に接合され、ダッ
シュアッパーパネル32は上記カウルサイドアッパーパ
ネル58とサイドパネル54の双方に溶接接合されてい
る。
従って、以上のようにしてなる第1実施例では、車両が
衝突する等してエンジン及び補機類等が後方に移動し、
これによりエンジンの後端上部あるいは補機類等がカウ
ルボックス30に干渉した場合、そのエンジンの後方に
相応する車幅方向中央部のカウルメンバー40が後方に
後退されて形成されているので、まずこのカウルメンバ
ー40部より前方に位置して、カウルパネル34のみで
形成されている部分が潰れることになる。このため、後
退されているカウルメンバー40部まで干渉が至らなけ
れば、フロントウィンドパネル16の下縁部16aは中
央部の支持部38Aが潰されて剥離するだけで、両側部
のカウルメンバー40上に形成されている支持部38B
での結合強度は強固に維持される。
衝突する等してエンジン及び補機類等が後方に移動し、
これによりエンジンの後端上部あるいは補機類等がカウ
ルボックス30に干渉した場合、そのエンジンの後方に
相応する車幅方向中央部のカウルメンバー40が後方に
後退されて形成されているので、まずこのカウルメンバ
ー40部より前方に位置して、カウルパネル34のみで
形成されている部分が潰れることになる。このため、後
退されているカウルメンバー40部まで干渉が至らなけ
れば、フロントウィンドパネル16の下縁部16aは中
央部の支持部38Aが潰されて剥離するだけで、両側部
のカウルメンバー40上に形成されている支持部38B
での結合強度は強固に維持される。
また、カウルメンバー40の中央部が後退形成されるこ
とによりカウルメンバー40部自体の剛性はその中央部
よりも両側部の方が高くなっている。このため、後退さ
れているカウルメンバー40部まで干渉が至った場合に
は、カウルメンバー40に作用する応力は、その中央部
の特に後方に湾曲された部位に集中して、ここに大きな
変形をきたすことになる。これにより、カウルメンバー
40の両側部及びこれに形成されている支持部38Bに
歪みが生じることを可及的に防止若しくは発生する歪み
量を可及的に低減でき、その両側部の支持部38Bにお
ける接合強度を高く保持できるようになる。
とによりカウルメンバー40部自体の剛性はその中央部
よりも両側部の方が高くなっている。このため、後退さ
れているカウルメンバー40部まで干渉が至った場合に
は、カウルメンバー40に作用する応力は、その中央部
の特に後方に湾曲された部位に集中して、ここに大きな
変形をきたすことになる。これにより、カウルメンバー
40の両側部及びこれに形成されている支持部38Bに
歪みが生じることを可及的に防止若しくは発生する歪み
量を可及的に低減でき、その両側部の支持部38Bにお
ける接合強度を高く保持できるようになる。
また、第2図において、ダッシュアッパーパネル32が
エンジンルーム2側の前方から潰されてきたときには、
挿通口46の周囲においてはダッシュアッパーパネル3
2とカウルパネル34とは接合されていないので、その
ダッシュアッパーパネルの潰れがその後端縁32aに至
るまではカウルパネル34側にダッシュアッパーパネル
32に作用している力が伝達されることはない。
エンジンルーム2側の前方から潰されてきたときには、
挿通口46の周囲においてはダッシュアッパーパネル3
2とカウルパネル34とは接合されていないので、その
ダッシュアッパーパネルの潰れがその後端縁32aに至
るまではカウルパネル34側にダッシュアッパーパネル
32に作用している力が伝達されることはない。
第6図〜第8図は第2実施例を示している。この第2実
施例では、構造部材たるカウルメンバー40′を形成す
るためのダッシュアッパーメンバ36′は、従来と同様
にカウルパネル34′に形成したウィンドパネル支持部
38′に沿ってその直下に重ね合わされて設けられるが
、エンジンの搭載位置の後方に相応した中央部では、ダ
ッシュアッパーメンバー36′がカウルパネル34′に
密着されて接合される一方、車幅方向の両側部では第1
実施例と同じ様にダッシュアッパーメンバー36′はカ
ウルパネル34′に対してその後端縁36′ aと前端
縁36′ bとが溶接されるとともにそれらの間が下方
に脹らまされて袋状に接合されている。
施例では、構造部材たるカウルメンバー40′を形成す
るためのダッシュアッパーメンバ36′は、従来と同様
にカウルパネル34′に形成したウィンドパネル支持部
38′に沿ってその直下に重ね合わされて設けられるが
、エンジンの搭載位置の後方に相応した中央部では、ダ
ッシュアッパーメンバー36′がカウルパネル34′に
密着されて接合される一方、車幅方向の両側部では第1
実施例と同じ様にダッシュアッパーメンバー36′はカ
ウルパネル34′に対してその後端縁36′ aと前端
縁36′ bとが溶接されるとともにそれらの間が下方
に脹らまされて袋状に接合されている。
つまり、この第2実施例ではダッシュアッパーメンバー
36′とカウルパネル34′とで形成するカウルメンバ
ー40′の断面係数を、車幅方向の両側部の部分40′
Bで大きくするとともに、その中央部の部分40′A
で小さくして、これによりその中央部の部分40′Aの
剛性よりも両側部の部分40′ Bの剛性を高くしてい
る。
36′とカウルパネル34′とで形成するカウルメンバ
ー40′の断面係数を、車幅方向の両側部の部分40′
Bで大きくするとともに、その中央部の部分40′A
で小さくして、これによりその中央部の部分40′Aの
剛性よりも両側部の部分40′ Bの剛性を高くしてい
る。
従ってこの場合には、図示例のように必ずしも中央部の
部分40′Aはダッシュアッパーメンバー36′とカウ
ルパネル34′とを密着させる必要はなく、そのダッシ
ュアッパーメンバー36′とカウルパネル34′とで形
成される閉断面部の面積を両側部の部分40′Bよりも
中央部の部分40′Aで小さくなるようにカウルメンバ
ー40を構成するようにしてもよい。つまり、カウルメ
ンバー40′の中央部の厚みを薄くしたり、またはその
中央部の前後方向の長さを短くしたりしてもよい。
部分40′Aはダッシュアッパーメンバー36′とカウ
ルパネル34′とを密着させる必要はなく、そのダッシ
ュアッパーメンバー36′とカウルパネル34′とで形
成される閉断面部の面積を両側部の部分40′Bよりも
中央部の部分40′Aで小さくなるようにカウルメンバ
ー40を構成するようにしてもよい。つまり、カウルメ
ンバー40′の中央部の厚みを薄くしたり、またはその
中央部の前後方向の長さを短くしたりしてもよい。
また、このようにウィンドパネル支持部38′が車幅方
向に沿って一体的に形成されるカウルメンバー40′の
断面係数を、その車幅方向の両側部の部分40′Bで大
きくする一方、中央部の部分40′Aで小さくすること
で、そのカウルメンバー40′の両側部の部分40′
Bの剛性を中央部の部分40′Aのそれよりも高くする
ようにしても、衝突時にエンジン等が後退されてこれが
カウルメンバー40′に干渉すれば、カウルメンバ−4
0′にはその中央部の部分40′Aに応力が集中してこ
こに変形が生じ、両側部の部分40′Bに歪みが生じる
ことを可及的に防止、もしくはそこに生じる歪み量を可
及的に低減できるようになる。
向に沿って一体的に形成されるカウルメンバー40′の
断面係数を、その車幅方向の両側部の部分40′Bで大
きくする一方、中央部の部分40′Aで小さくすること
で、そのカウルメンバー40′の両側部の部分40′
Bの剛性を中央部の部分40′Aのそれよりも高くする
ようにしても、衝突時にエンジン等が後退されてこれが
カウルメンバー40′に干渉すれば、カウルメンバ−4
0′にはその中央部の部分40′Aに応力が集中してこ
こに変形が生じ、両側部の部分40′Bに歪みが生じる
ことを可及的に防止、もしくはそこに生じる歪み量を可
及的に低減できるようになる。
(効 果)
以上要するに本発明によれば、車両の衝突等によりエン
ジン及びその補機類等が後方に移動されて、それらがカ
ウルボックスと干渉しても、カウルボックスはその車幅
方向両側部の剛性がエンジンの後方に相応した車幅方向
の中央部の剛性よりも高剛性に形成されているので、干
渉による応力は中央部に集中して、この中央部の変形に
エネルギーが費される。
ジン及びその補機類等が後方に移動されて、それらがカ
ウルボックスと干渉しても、カウルボックスはその車幅
方向両側部の剛性がエンジンの後方に相応した車幅方向
の中央部の剛性よりも高剛性に形成されているので、干
渉による応力は中央部に集中して、この中央部の変形に
エネルギーが費される。
この結果、カウルボックスの両側部に形成されているウ
ィンドパネル支持部に歪みが生じることを可及的に防止
できるようになり、カウルボックスの中央部に形成され
ているウィンドパネル支持部に変形が生じても、カウル
ボックスの両側端部に形成されているウィンド支持部の
接合強度を高く維持してウィンドパネルを強固に保持で
きるようになる。
ィンドパネル支持部に歪みが生じることを可及的に防止
できるようになり、カウルボックスの中央部に形成され
ているウィンドパネル支持部に変形が生じても、カウル
ボックスの両側端部に形成されているウィンド支持部の
接合強度を高く維持してウィンドパネルを強固に保持で
きるようになる。
第1図〜第5図は本発明に係る車両の前部車体構造の第
1実施例を示すもので、第1図はその要部をなすカウル
ボックスの平面図、第2図は第1図中の■−■線矢視断
面図、第3図は第1図中の■−■線矢視断面図、第4図
は第1図中のTV−IV矢視断面図、第5図は第1図中
のv−V線矢視断面図、第6図〜第8図は第2実施例を
示すもので、第6図はその要部をなすカウルボックスの
平面図、第7図は第6図中の■−■線矢視断面図、第8
図は第6図中の■−■線矢視断面図、第9図は車両の前
部を示す概略平面図、第10図は第9図中のX−X線部
における従来のカウルボックスの概略側断面図である。 2・・・・・・エンジンルーム 4・・・・・・車室 6・・・・・・ダツシュロアパネル 16・・・・・・フロントウィンドパネル16a・・・
下縁部 30 (30’ )・・・・・・カウルボックス34
(34’ )・・・・・・カウルパネル(カウルボック
ス上壁部) 36 (36”)・・・・・・ダッシュアッパーメンバ
ー(補強パネル) 38 (38’ )・・・・・・ウィンドパネル支持部
38A (38’ A)・・・車幅方向中央部分の支持
部38B (38’ B)・・・車幅方向両側部分の支
持部52・・・・・・エンジンルーム側壁 時 許 出 願 人 マツダ 株式会社代 理
人 弁理士 −色 健輔同 弁理
士 松本 雅利 −6′l サ1
1実施例を示すもので、第1図はその要部をなすカウル
ボックスの平面図、第2図は第1図中の■−■線矢視断
面図、第3図は第1図中の■−■線矢視断面図、第4図
は第1図中のTV−IV矢視断面図、第5図は第1図中
のv−V線矢視断面図、第6図〜第8図は第2実施例を
示すもので、第6図はその要部をなすカウルボックスの
平面図、第7図は第6図中の■−■線矢視断面図、第8
図は第6図中の■−■線矢視断面図、第9図は車両の前
部を示す概略平面図、第10図は第9図中のX−X線部
における従来のカウルボックスの概略側断面図である。 2・・・・・・エンジンルーム 4・・・・・・車室 6・・・・・・ダツシュロアパネル 16・・・・・・フロントウィンドパネル16a・・・
下縁部 30 (30’ )・・・・・・カウルボックス34
(34’ )・・・・・・カウルパネル(カウルボック
ス上壁部) 36 (36”)・・・・・・ダッシュアッパーメンバ
ー(補強パネル) 38 (38’ )・・・・・・ウィンドパネル支持部
38A (38’ A)・・・車幅方向中央部分の支持
部38B (38’ B)・・・車幅方向両側部分の支
持部52・・・・・・エンジンルーム側壁 時 許 出 願 人 マツダ 株式会社代 理
人 弁理士 −色 健輔同 弁理
士 松本 雅利 −6′l サ1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エンジンルームとその後方の車室とを仕切るダッシュロ
アパネルの上端部に、車幅方向に沿って延び両端部がエ
ンジンルーム側壁に固定されたカウルボックスを配設し
、 該カウルボックスの上壁部には、これにフロントウイン
ドパネルの下縁部を接合すべく該下縁部に沿ってウイン
ドパネル支持部を一体的に形成し、前記上壁部の裏面に
は、前記ウインドパネル支持部に沿って該支持部の車幅
方向両側部における剛性を中央部における剛性よりも高
めて補強する補強パネルを接合した、 ことを特徴とする車両の前部車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18965988A JP2621940B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 車両の前部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18965988A JP2621940B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 車両の前部車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0241983A true JPH0241983A (ja) | 1990-02-13 |
| JP2621940B2 JP2621940B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=16245022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18965988A Expired - Lifetime JP2621940B2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 車両の前部車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2621940B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008013144A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
| JP2012046153A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両の車体前部における水切り構造 |
| JP2015178296A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | ダイハツ工業株式会社 | 車体の前部構造 |
| JP2017128224A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | マツダ株式会社 | 車両の前部車体構造 |
-
1988
- 1988-07-30 JP JP18965988A patent/JP2621940B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008013144A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
| JP2012046153A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両の車体前部における水切り構造 |
| JP2015178296A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | ダイハツ工業株式会社 | 車体の前部構造 |
| JP2017128224A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | マツダ株式会社 | 車両の前部車体構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2621940B2 (ja) | 1997-06-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0750301Y2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
| JP3152267B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
| JP3137881B2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
| US10857859B2 (en) | Vehicle pillar structure and vehicle side portion structure | |
| US5772277A (en) | Front portion of vehicle body structure for automobile | |
| JP3706933B2 (ja) | 自動車フロントピラーの補強構造 | |
| US5061009A (en) | Front vehicle body structure | |
| JP3876279B2 (ja) | 自動車のピラー補強構造 | |
| JP2001138950A (ja) | 車両の上部車体構造 | |
| JP7020351B2 (ja) | 車両の前部車体構造 | |
| JPH0241983A (ja) | 車両の前部車体構造 | |
| JP3140511B2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
| JP4058812B2 (ja) | フロントピラーの衝突エネルギー吸収構造 | |
| JP3315915B2 (ja) | 自動車車体の下側部補強構造 | |
| JP2852204B2 (ja) | 自動車のフロントボディ構造 | |
| JPS6240853Y2 (ja) | ||
| JP2000071769A (ja) | 自動車のサイドドア補強構造 | |
| JP3707707B2 (ja) | 車両のトーボード部構造 | |
| JPH05294257A (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
| JPH053078U (ja) | 自動車の車体上部構造 | |
| JPH11310160A (ja) | 自動車のクロスメンバ結合構造 | |
| US11433948B2 (en) | Vehicle pillar structure | |
| JP2658413B2 (ja) | 車両のドアウエスト構造 | |
| JP3460943B2 (ja) | 自動車のカウル部構造 | |
| JP4408472B2 (ja) | ワンボックス車の車体構造 |