JPH0242018B2 - - Google Patents

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JPH0242018B2
JPH0242018B2 JP59213700A JP21370084A JPH0242018B2 JP H0242018 B2 JPH0242018 B2 JP H0242018B2 JP 59213700 A JP59213700 A JP 59213700A JP 21370084 A JP21370084 A JP 21370084A JP H0242018 B2 JPH0242018 B2 JP H0242018B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/10Supplying or treating molten metal
    • B22D11/11Treating the molten metal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/14Plants for continuous casting
    • B22D11/143Plants for continuous casting for horizontal casting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば鋳片を連続的に鋳造する連
続鋳造方法に関する。
背景技術 第9図は、先行技術の連続鋳造装置1の簡略化
した断面図である。連続鋳造装置1は、溶鋼を加
熱貯留するタンデイツシユ2と、タンデイツシユ
2に固定された水冷式のモールド3とを含む。
タンデイツシユ2の内壁面には、耐火材4が設
けられる。またタンデイツシユ2には、誘導加熱
コイル5が設けられ、電源(図示せず)によつて
電力付勢される。タンデイツシユ2の耐火材4に
囲まれた空間である貯留部7には、溶鋼8が注
入、貯留され、誘導加熱コイル5による誘導電流
によつて、加熱保持される。
タンデイツシユ2の底部9付近のモールド3の
タンデイツシユ側には、タンデイツシユノズル1
0が設けられ、耐火材料から成る接合リング11
を介してモールド3に密着される。
モールド3は、内筒であるモールド筒12と、
モールド筒12と同軸でモールド筒12との間に
空間部13を形成する外筒14とを含む。外筒1
4には、冷却水を注入する注水口16と、空間部
13を循環して昇温された冷却水を排出する排出
口17とが設けられる。前記空間部13には、仕
切部材18が設けられる。仕切部材18は、モー
ルド筒12と同軸な直円筒部19と、直円筒部1
9の外周に周方向に亘つて設けられる支持部20
とを含む。
タンデイツシユ2内の溶鋼8は、タンデイツシ
ユノズル10および接合リング11を通過してモ
ールド3に流入され、冷却成型されつつ外部に引
出される。このとき引出された鋳片21は、支持
ローラ22a,22b,…,22m(総称する参
照符を22とする)によつて支持される。次に、
鋳片21をはさんで対向して設けられるピンチロ
ーラ23a,23b,…,23n(総称する参照
符を23とする)によつて、第9図の矢符A方向
に引抜かれる。このときピンチローラ23は、回
転、停止、逆転を1サイクルとする間欠的な駆動
を行う。
鋳片21のモールド3内の凝固したいわゆる凝
固シエルa1は、タンデイツシユノズル10から
モールド3内に流入された溶鋼8の一部が冷却さ
れて、凝固した部分である。また、鋳片21の最
大ビレツトサイズd2と、タンデイツシユノズル
10もしくは接合リング11の内のりサイズd1
との間に、下式が成立するようにd1,d2を定
める。
d1<d2 …(1) 第10図は、第9図のタンデイツシユノズル1
0付近の拡大断面図である。前述したように、鋳
片21を引抜くピンチローラ23は間欠駆動され
るので、溶鋼8は、第10図の2重斜線を付した
領域b1の如き形状に冷却され凝固する。次にピ
ンチローラ23が駆動されると、この2重斜線部
b1は第10図1の矢符A方向に引張られて、第
10図2図示の位置に移動する。
次に、タンデイツシユノズル10から新たな溶
鋼8が供給され、凝固シエルa1の部分b1の接
合リング11側の端部と溶融する。一方でこの部
分の溶鋼8は、接合リング11のモールド筒12
側の壁面11a、およびモールド筒12によつて
冷却され、仮想線l1の外方の部分が凝固するこ
とになる。一方、領域b1の凝固シエルはモール
ド筒12によつてさらに冷却され、凝固シエルa
1が次第に厚くなつていくことになる。
ここで前述したように接合リング11のモール
ド筒12側の壁面11aは、水冷されているモー
ルド筒12に接触しており、きわめて冷却されや
すい構造となつている。
第11図は、第9図のタンデイツシユノズル1
0付近の拡大断面図である。溶鋼8の温度が低く
なり粘性が大きくなつた場合や鋳片21の引抜速
度が大きすぎる場合には、接合リング11のモー
ルド筒12側の壁面11aとモールド筒12との
接合部分において、第11図示のような空〓cが
形成される場合がある。このような場合、凝固シ
エルa1の最外周面24は、モールド筒12の軸
方向に屈曲して形成され、いわゆる湯じわが鋳片
21の周方向にわたつて形成されることになる。
また、このような湯じわが鋳片21の軸直角方
向に沿つて深く形成されると、鋳片21の半径方
向にひび割れが発生することになる。
前述したように接合リング11は、モールド筒
12と接触しており、きわめて冷却されやすい構
造となつている。そのため、タンデイツシユ2か
らタンデイツシユノズル10を介してモールド3
に流入する溶鋼8は、接合リング11部分を流過
するときに凝固してしまい、溶鋼8がタンデイツ
シユノズル10から流出できなくなつてしまう可
能性がある。したがつて、安定して得られる鋳片
サイズの下限が約10mm程度に限られて、これより
小さなサイズのビレツトを有する鋳片を製造する
ことが困難であるという問題があつた。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、上述の問題点を解決し、連続鋳造装
置の連続運転が阻害されることなく、確実に連続
鋳造できるようにされ、しかも格段に小サイズの
鋳片を製造できるようにされた連続鋳造方法を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、溶鋼を貯留するタンデイツシユと、
タンデイツシユから取出された溶鋼を成型冷却す
るモールドとが密閉連結された連続鋳造方法にお
いて、 タンデイツシユの溶鋼金属に浸漬した電極と、
モールドとの間に電力を供給することを特徴とす
る連続鋳造方法である。
作 用 タンデイツシユ内の溶融金属に浸漬して一電極
が設けられ、この電極とモールドとの間に電力を
供給する。モールドの内部においては、モールド
とモールド内を通過する鋳片とが接触しており、
したがつてモールド内部の溶融金属を介して電流
が流れることになる。このとき、タンデイツシユ
からモールドへの接続部分においては、その断面
積が小さくなつており、したがつてこの部分の電
気抵抗が溶鋼の流入経路中で最も大きいことにな
る。
したがつて、前述したようにタンデイツシユ内
の電極とモールド側との電極の間に電流を流す
と、この断面積の最も小さな部分の溶融金属部で
大きいジユール熱を発生させることができる。こ
のような加熱装置を設けることにより、この部分
の金属の溶融状態を安定維持することが可能とな
る。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の連続鋳造装置3
0の簡略化した断面図である。連続鋳造装置30
のタンデイツシユ31の内壁面は、たとえばアル
ミニウム、ジルコニア、マグネシアなどの耐火性
材料から成る耐火壁32が形成される。この耐火
壁32は、また電気絶縁性である。この耐火壁3
2によつて囲まれるタンデイツシユ31内の空間
33に、溶鋼34が貯留される。溶鋼34はタン
デイツシユ31に設けられた誘導加熱用のコイル
35によつて誘導加熱され、溶融状態が維持され
る。タンデイツシユ31の内壁面の底部36付近
には、溶鋼34を取出すためのタンデイツシユノ
ズル37が設けられる。
またタンデイツシユ31と固着されて、モール
ド38が設けられ、こうしてタンデイツシユ31
とモールド38とは密閉連結される。モールド3
8は、大略的に直柱状の内筒であるモールド筒3
9と、モールド筒39と同軸であつてモールド筒
39との間に空間部40を形成する外筒41とを
含む。モールド筒39と外筒41とは気密に構成
され、外筒41の外周面には冷却水の注入口42
と排出口43とが設けられる。
また前述の空間40内には、仕切部材44が設
けられる。仕切部材44は、モールド筒39と同
軸の直柱部45と、直柱部45の周方向に沿つて
設けられる支持部材46とを含む。注入口42か
ら注入された冷却水は、仕切部材44によつてモ
ールド38内の空間40を循環し、排出口43か
ら排出される。このような構成を有するモールド
38のタンデイツシユ31側の端部と、前述した
タンデイツシユノズル37とは、接合リング47
を介して相互に固着される。タンデイツシユノズ
ル37と接合リング47とは、それぞれ溶鋼34
が流過する孔部37a,47bを有する。
タンデイツシユ31内の溶鋼34は、モールド
38内を通過しつつ冷却され、そのタンデイツシ
ユ31とは反対側のピンチローラ48によつて冷
却された鋳片49が引抜かれる。またモールド3
8とピンチローラ48との間には、鋳片49を支
える支持ローラ50a,50b,…,50nが設
けられる。ここで、モールド38付近の鋳片49
において、斜線を付した領域A1はモールド38
によつて冷却されて凝固した凝固シエルである。
ここで、鋳片49のビレツトサイズD1とタン
デイツシユノズル37および接合リング47の内
のりサイズD2との間に下式が成立するようにD
1,D2を定める。
D1>D2 …(2) タンデイツシユ31の上部には、たとえば、溶
鋼34の同一材料などから成り、正電位を与えら
れる電極52が設けられる。この電極52に固定
された支持部材53にはラツク54が形成され、
このラツク54は駆動手段55によつて回転駆動
されるピニオン56と噛み合う。タンデイツシユ
31内の溶鋼34は、連続鋳造が進行するにつれ
て、その湯面が下降するので、電極52をその湯
面の変位方向に変位させ、常に電極52の先端部
が溶鋼34に一定の深さで浸漬した状態を維持す
るようにされる。
また、モールド38に負電位を与える。モール
ド38より鋳片49の進行方向下流側に、ばね部
材57と、ばね部材57によつて鋳片49に弾発
的に圧接される給電ローラ58を含む補助電極5
9が設けられる。このモールド38と、補助電極
59とは、電極52に対して同一の極性を有す
る。これら電極52ならびにモールド38および
補助電極59との間には、電源装置60が設けら
れる。この電源装置60は、モールド38付近の
鋳片49の温度を検出する温度検出手段61が導
出した信号を受信して、制御信号を導出する制御
装置62によつて制御される。ここで電源装置6
0の出力は、電極52側を正極とし、モールド3
8および補助電極59側を負極とする直流電流で
ある。
またタンデイツシユ31には、加熱溶融されて
いる溶鋼34の温度を検出するための温度検出手
段63が配置される。温度検出手段63が検出し
た温度に対応した信号は、制御装置64に導出さ
れ、制御装置64はコイル35に電力を供給する
電源装置65の出力を制御する。
第1図の実施例において、電極52を正極と
し、モールド38および補助電極59を負極とし
た理由を以下に説明する。理解を容易にするため
に、前述の極性の設定を逆にした場合を想定す
る。すなわち、電極52を負極とする。このと
き、電極52には、溶鋼34の正電荷を有する鉄
イオンが金属鉄となつて析出することなる。一
方、モールド筒39は正極であり、モールド筒3
9を構成する、たとえば銅Cuなどの金属から金
属イオンが遊離し、溶鋼34に溶け込み溶鋼の組
成を乱したり、モールド筒39の内壁面が電食状
態となる恐れがある。このような問題を解決する
ために、電極52を正極とし、モールド38を負
極とする。
第1図の実施例においては、直流電流が用いら
れたが、本発明は、後述するように交流電力を用
いてもよい。
電極52は、前述したように好ましくは金属銅
Cuによつて形成されるが、本実施例においてた
とえば黒鉛などを用いない理由を以下に述べる。
電極52に黒鉛を用いた場合、電極52は正極で
あるように電圧が印加されるので、黒鉛分子が溶
鋼34の中に溶出することになる。そのため、溶
鋼34の組成が変わつてしまうという問題があ
る。
第2図は、間欠引抜きのために第1図のピンチ
ローラ48が作動する状態を示すグラフである。
第2図の時刻t1〜t2において、第1図のピン
チローラ48は、鋳片49が矢符C1方向に進行
するように矢符C3方向に回転される。次に第2
図の時刻t2〜t3においては、ピンチローラ4
8は停止する。時刻t3〜t4においては、ピン
チローラ48は鋳片49が矢符C2方向に逆進す
るように矢符C4方向に回転される。次に第2図
の時刻T4〜T5において、ピンチローラ48は
停止する。以下、このようにしてピンチローラ4
8は間欠的に前進、停止、後退、停止、前進のサ
イクルを繰返すようにして駆動される。
ここで、前述した電源装置60による接合リン
グ47付近の溶鋼34への加熱動作を説明する。
溶鋼の電気抵抗率ρは、 ρ=1.35×10-4〜1.45×10-4 …(3) であることが知られている。この抵抗率ρを用い
ると、接合リング47部分の溶鋼34の抵抗値R
は、 R=ρ・l/S …(4) で示される。ここでl、Sは、それぞれ接合リン
グ47の溶鋼34が通過する部分の軸線方向の長
さおよび断面積である。また、接合リング47部
分を通過する溶鋼34の単位時間当りの体積、す
なわち単位時間当りの鋳造量をVとし、溶鋼34
の比熱をCとする。そのとき、溶鋼34はT゜C加
熱するのに必要なエネルギQ(T)は下式で示さ
れる。
Q(T)=V・C・T・J …(5) ここでJは、熱の仕事当量であり、Q(T)の
単位はキロワツト時(kwh)で表される。
このようなエネルギを得るに必要な電流量を以
下に説明する電流Iによつて発生するエネルギの
関係式は、 Q(T)=12・R …(6) で表され、したがつて、 I=√() …(7) である。
ここで、下式の第7式に第4式および第5式を
代入して整理すると下式のようなる。
I=√・・・・・ …(8) 第8式から判るように、ジユール熱を発生する
に必要な電流は、接合リング47部分の溶鋼34
の形状に依存することになる。
第3図は、第1図の接合リング47付近の拡大
断面図である。前述したように第1図のピンチロ
ーラ48は間欠駆動されるので、停止期において
は溶鋼34はモールド筒39に接触した部分から
冷却されていく。このとき、接合リング47付近
の溶鋼34は、前述の電流によつて発生するジユ
ール熱によつて加熱されている。詳細には接合リ
ング47の孔部47bの溶鋼34はもちろん、第
3図の壁面47a付近の溶鋼も、接合リング47
の孔部47bからモールド筒39へ流れる電流の
ジユール熱により充分加熱される。そのため接合
リング47のモールド筒39側の内壁面47aに
接触した部分の凝固量は減少する。よつて、仮想
線l2で示されるような先行技術における凝固シ
エルと溶鋼との界面は、第3図1の実線l3で示
されるようになる。すなわち、前記内壁面47a
に接触した凝固シエルA1の部分70の厚みH2
は、第10図の凝固シエルb1の厚みh2よりも
小さく形成される。このため、各ストローク時に
形成される凝固シエルが完全に溶着される。
次に、第1図のピンチローラ48が回転駆動さ
れると、第3図1の凝固シエルA1は第3図2図
示のように移動する。このとき、新たに供給され
る溶鋼34は、前述の凝固シエルA1の部分70
の半径方向内方端部を溶解し、かつ、この部分7
0に溶着する。一方、凝固シエルA1はモールド
筒39によつて冷却されているので、その半径方
向の厚みは次第に増大することになる。したがつ
て、凝固シエルA1と溶鋼34との界面は、第3
図1に示されるような波形状となる。ここで注目
すべきは、前述の第8式から明らかなように、こ
の界面の湾曲の程度が第10図で示される先行技
術の界面の湾曲の程度に比べ、格段に緩やかにな
つていることである。したがつて鋳片49は、鋳
片49の軸方向に格段に均等に冷却されることに
なる。
ここで、第1図において鋳片49に接する補助
電極59が設けられた理由について説明する。第
3図1を参照して、前述のように電極52とモー
ルド38との間に供給される電流は、タンデイツ
シユノズル37からモールド38側に流れる。こ
のとき、タンデイツシユノズル37から遠ざかる
に従い、溶鋼34中の電流は電気抵抗の少ないモ
ールド筒39を流れる。したがつて、モールド筒
39および凝固シエルA1間などに空〓を生じた
とき、火花放電を生じることがある。そのため、
モールド筒39の内壁面39aが損傷する。
このような火花放電による内壁面39aの損傷
を防止するため、すなわち鋳片49の長手方向に
沿うモールド38との電流密度の不均一を可及的
に軽減するために、前記補助電極59が設けられ
る。
前述の実施例において、電極52には、溶鋼3
4の同一材料が用いられたが、他の実施例とし
て、黒鉛および金属銅などを用いるようにしても
よい。
第4図は、さらに他の実施例の連続鋳造装置3
0の一部分の断面図である。本実施例は、前述の
実施例に類似し、対応する部分には同一の参照符
を付す。本実施例の注目すべき点は、電極52を
たとえば、冷却水などの冷媒を用いて冷却できる
ように、金属銅から成る中空構造としたことであ
り、電極52の先端部付近を、溶鋼34と同一の
材質から成る被覆部材で被覆したことである。す
なわち、電極52は中空の棒状である電極本体7
5と、電極本体75の先端部付近を被覆する被覆
部材CMとを含む。電極本体75の基端部側に
は、冷却用の冷媒が注入、排出される注入口76
および排出口77が設けられる。また、電極本体
75の中には、基端部から先端部にかけて仕切部
材78が設けられ、仕切部材78の先端部は、電
極本体75の先端部の内壁面とは間〓を有するよ
うにされる。したがつて、注入口76から注入さ
れた冷媒は、電極本体75内の空間を矢符E,F
で示される方向に流過して、電極本体75を冷却
することができる。
電極本体75は、冷媒によつて冷却されている
ので、溶鋼34に浸漬されている部分の周囲に
は、冷却された溶鋼34が凝固、付着することに
なる。一方、第1図で示したように電極52は正
極になるように通電されているので、溶鋼34に
浸漬した電極52の先端部分は、電気分解される
ことになる。通電する電気量と電極52の冷却能
力の大きさを制御することにより、冷却によつて
凝固される溶鋼34の量と、電気分解される凝固
塊79の量とを均衡させることができる。
被覆部材CMは、電極52を溶鋼中に浸漬した
場合の熱衝撃等による破損や、電極52に使用さ
れる銅などが電気分解により溶鋼中に溶解しない
ように考慮したものである。
第5図は、本発明のさらに他の実施例の連続鋳
造装置30の断面図である。本実施例は前述の実
施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を
付す。本実施例の注目すべき点は、電極52をタ
ンデイツシユ31の底部36付近に設けたことで
ある。一般に連続鋳造装置30は、溶鋼34の湯
面が第5図の仮想線l4で示される高さH、すな
わちタンデイツシユノズル37の溶鋼34が通過
する部分の上端部に至るまで、操業を継続するこ
とができる。したがつて、電極52を設ける底部
36からの距離H5は、下式を満たすようにな
る。
H5<H …(9) このような位置に電極52を設けることによつ
て、たとえば第1図の実施例において説明したよ
うに、電極52をタンデイツシユ31内の溶鋼の
湯面の変位に従つて、上下に変位させる必要がな
くなる。このようにして、本実施例においても第
1図示の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
本実施例においては、電極52の、底部36か
ら高さHは、第9式を満足するようにしたが、電
極52は溶鋼34に浸漬するかぎり、任意の位置
であつてもよい。
第6図は、本発明のさらに他の実施例の連続鋳
造装置30の簡略化した断面図である。本実施例
は前述の実施例に類似し、対応する部分には同一
の参照符を付す。本実施例の注目すべき点は、タ
ンデイツシユ31の底部36に連続して下方に延
びるモールド38を設け、このモールド38から
下方に鋳片49を引抜くようにしたことである。
このようないわゆる垂直形の連続鋳造装置30に
おいても本発明が実施可能となる。
第7図は、本発明のさらに他の実施例の連続鋳
造装置の接合リング47付近の拡大断面図であ
る。第1図の実施例において温度検出手段61
は、モールド38のピンチローラ48側の外方に
設けられた。温度検出手段61は、第7図示のよ
うに、モールド筒39のタンデイツシユ31側の
端部付近に設けるようにしてもよい。このとき温
度検出手段61は、たとえば熱電対が好適に用い
られる。
第8図は、本発明のさらに他の実施例の連続鋳
造装置の電源装置60の簡略化した回路図であ
る。本実施例では、第1図の電源装置60を、交
流電流を出力する装置とする。電源装置60の構
成を以下に説明する。電源装置60は、電圧調整
用の第1可変インダクタンス81と、電流増幅用
の変圧器82とを含んで構成される。電源から、
交流電流が第1可変インダクタンス81に供給さ
れる。第1可変インダクタンス81のライン83
が構成するタツプの位置を変化することによつ
て、変圧器82の1次側コイル84に印加される
電圧を変化することができる。
変圧器82では電圧を降下させ、電流値を上昇
させて連続鋳造装置30に供給する。このように
交流電流を用いることによつて、前述の実施例に
おいて述べた効果に加え、さらに下記のような効
果を得ることができる。
電源装置60の構成を簡略化できる。前述の
各実施例において、直流電流を供給する電源装
置60に関しては、その具体的構成を説明しな
かつたが、直流電源を用いるにはサイリスタな
どによる直流電流発生装置が必要である。一
方、交流電流を用いるようにすれば、電流増幅
用の変圧器82が備えられれば、電源装置60
としての機能を果たすことができる。
ここで、前述の第4式を参照して、l=7.5
mm、D2=3.5mm、ρ=1.4×10-4Ω・cmを代入
してRを計算するとR=11×10-4Ωとなる。ま
た第5式を参照して、V=0.025Kg/秒、C=
0.2kcal/Kg、T=50℃を代入してQ(50)を計
算するとQ(50)=1.05kwhが得られる。これら
の計算結果から、第8図の2次側コイル85が
出力すべき電流Iおよび電圧Vは、それぞれI
=977A、V=1.07Vになる。このとき1次側コ
イル84に供給される電圧、電流の組合せは、
100V、10.5Aまたは220V、4.8Aでよい。した
がつて、商用電流を変圧器82に直接与えても
よく、電源装置60の構成を簡略化できる。
電極52(第1図参照)の溶解の進行が防が
れるとともに、電極52または凝固シエルA1
に鉄分子が析出することが防がれる。直流電流
を用いたときには、極性により電極52が溶解
したり、溶鋼34(第1図参照)中の鉄分子
が、電極52および凝固シエルA1に析出した
りする。その結果、電極52の消耗、鋳片49
(第1図参照)の組成品質の劣化、溶鋼34の
凝固の際の偏析の発生などが発生することがあ
る。交流電流を用いれば、これらの不良要因を
除外することができる。
本発明における電極52は、水冷金属銅、溶
鋼34の同一材料、または黒鉛などの電気の良
導体に関連して広く実施される。
またモールド筒39は、金属銅Cuから形成
されたが、他に各種の銅合金または黒鉛など、
高い熱伝導性を有するような材料を用いてもよ
い。
また前述の各実施例における電極の極性は、
タンデイツシユ31側が正極であり、モールド
38および鋳片49側が負極であつたが、この
極性は逆であつてもよい。
またピンチローラ48は、第2図で説明した
ように間欠駆動されるが、本発明は連続駆動さ
れるピンチローラ48を含む連続鋳造装置30
に関しても実施されることができる。
また、前述の各実施例において鋳造されるも
のは鉄であつたが、本発明は鉄に限らず他の金
属を鋳造するような連続鋳造装置に関して広く
実施されることができる。
また、前述の各実施例においては、タンデイ
ツシユノズル37や接合リング47の孔部37
a,47bの形状は円筒であつたが、多少のテ
ーパを設けたり、偏平鋳片を鋳造するための偏
平状の矩形断面であつたり、第8A図のように
凹、◎、H、△、〓等の任意の断面についても
同様の効果を得ることができる。
効 果 以上のようにして、タンデイツシユ側に電極を
設け、この電極とモールドとの間に電力を供給す
るようにした。このようにして、タンデイツシユ
からモールドに取出される部分の鋳造すべき金属
を、前記両電極間の電流でジユール熱を発生し、
加熱するようにした、したがつてこの部分におい
て、鋳造対象の金属は溶融状態を維持することが
でき、この部分において過冷却によつて鋳造対象
の金属が凝固して閉塞を起こさないようにするこ
とができた。したがつて、連続鋳造装置の連続運
転がこの閉塞によつて阻害されることなく確実に
継続するようにできた。しかも、前述のタンデイ
ツシユからモールドに取出される部分が過冷却に
よつて閉塞しないので、この部分を格段に小サイ
ズにすることができた。
本発明によれば、鋳片の断面サイズは、大断面
であつても、小断面であつても、また各種断面形
状であつても、本発明を実施することができる。
特に本発明では、小断面鋳片の鋳造時に、タンデ
イツシユとモールドとの連結部の加熱を行うこと
ができるようにするものであり、モールド側の電
極として、そのモールド自体が用いられるので、
このような小断面の鋳造のときであつても、鋳片
に大電流を流すことができ、充分な加熱を行うこ
とができるという優れた効果が達成される。
また本発明によれば、タンデイツシユ内の溶融
金属とモールドとの間に電流が流されるので、ジ
ユール熱によつてその溶融金属は加度に加熱され
ても、そのような溶融金属はモールドによつて冷
却されるので、鋳片の凝固冷却が安定する。
しかも本発明によれば、タンデイツシユとモー
ルドとが密閉連結されており、したがつて電極と
モールドとの間の電流が外部に漏れることをでき
るだけ防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の連続鋳造装置30
の断面図、第2図はピンチローラ48の運転状態
を表すグラフ、第3図は第1図の接合リング47
付近の拡大断面図、第4図は本発明の他の実施例
の連続鋳造装置30の一部分の断面図、第5図は
本発明のさらに他の実施例の連続鋳造装置の一部
分の断面図、第6図は本発明のさらに他の実施例
の連続鋳造装置30の簡略化した断面図、第7図
は本発明のさらに他の実施例の接合リング47付
近の拡大断面図、第8図は本発明のさらに他の実
施例の連続鋳造装置30の電源装置60の簡略化
した回路図、第8A図は本発明のさらに他の実施
例のタンデイツシユノズル37や接合リング47
の孔部37a,47b付近の断面図、第9図は先
行技術の連続鋳造装置1の断面図、第10図は第
9図の接合リング14付近の拡大断面図、第11
図は先行技術の問題点を説明するための接合リン
グ11付近の拡大断面図である。 30…連続鋳造装置、31…タンデイツシユ、
38…モールド、52…電極、57…ばね部材、
58…給電ローラ、59…補助電極、60…電源
装置、75…電極本体、CM…被覆部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶鋼を貯留するタンデイツシユと、タンデイ
    ツシユから取出された溶鋼を成型冷却するモール
    ドとが密閉連結された連続鋳造方法において、 タンデイツシユの溶融金属に浸漬した電極と、
    モールドとの間に電力を供給することを特徴とす
    る連続鋳造方法。
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