JPH024234B2 - - Google Patents

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JPH024234B2
JPH024234B2 JP57040171A JP4017182A JPH024234B2 JP H024234 B2 JPH024234 B2 JP H024234B2 JP 57040171 A JP57040171 A JP 57040171A JP 4017182 A JP4017182 A JP 4017182A JP H024234 B2 JPH024234 B2 JP H024234B2
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JP
Japan
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glucofuranose
isopropylidene
benzyl
equivalents
reaction
Prior art date
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JP57040171A
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JPS58157797A (ja
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Noryoshi Sueda
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Nisshin Seifun Group Inc
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Nisshin Seifun Group Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、次()で表わされるグルコフラノ
ース誘導体の製法に関する。
この化合物は循環障害改善作用をはじめとして
種々の薬理作用を有するエチル3,5,6−トリ
−O−ベンジル−D−グルコフラノシドのための
製造中間体として重要である。従来、この化合物
を製造するためには次の二つの方法が知られてい
た。
(1) 原料である1,2−O−イソプロピリデン−
α−D−グルコフラノースに対して溶媒をかね
て大過剰の塩化ベンジル(3.3当量)を用い且
つ塩基として水酸化カリウム(3.5当量)を用
いる方法(特公昭36−23319号公報参照)。
(2) 過剰の塩化ベンジル(1.7当量)および水酸
化カリウム(1.7当量)を用い且つ溶媒として
ジオキサンを使用する方法〔「Helv.Chim.
acta」第51巻第1185頁(1968)参照〕。
しかしながら、これらの両方法とも多くの欠点
を有している。すなわち、過剰の試薬を使用しな
ければならないうえに反応が完結せず、多量のジ
ベンジル化合物(3,6−ジ−O−ベンジル−
1,2−O−イソプロピリデン−α−D−グルコ
フラノースおよび5,6−O−ベンジル−1,2
−O−イソプロピリデン−α−D−グルコフラノ
ース)が副生し、これを除去精製するのは非常に
困難である。反応操作の上でも、反応途中で粉末
水酸化カリウムが粘着性を帯びて固まつてしま
い、撹拌が充分に行なえなくなつてしまう。さら
に、過剰に使用した塩化ベンジルが反応生成物
()の中に未反応ままで残存し、蒸留精製に際
して機器に好ましくない影響を与える。
本発明者等はこれらの欠点を改良すべく研究を
重ねた結果、本発明を完成するに至つた。従つて
本発明の目的は上記()式で表わされる化合物
を工業的に有利に製造する方法を提供するにあ
る。以下に本発明を詳細に説明する。
本発明によれば、1,2−O−イソプロピリデ
ン−α−D−グルコフラノースを非プロトン性極
性溶媒中で塩基の存在下に塩化ベンジルと反応せ
しめて上記()式で表わされる3,5,6−ト
リ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピリデ
ン−α−D−グルコフラノースを得る。この反応
に用いる塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水素化ナトリウム等が挙げられる。溶
媒としては一般に知られている非プロトン性極性
溶媒例えばジメチルスルホキシド、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ジエチルアセトアミド、ジエチルホル
ムアミド、N−メチル−2−ピロリドン、1,3
−ジメチル−2−イミダゾリドン、テトラメチル
尿素、リン酸ヘキサメチルトリアミド等が挙げら
れる。溶媒の使用量は場合によつて異なるが、一
般に原料である1,2−O−イソプロピリデン−
α−D−グルコフラノースに対して5倍(v/
w)以上が適当である。反応温度は0゜から70°の
範囲が使用できるが一般には室温で好結果を与え
る。
本発明の方法によれば、1.2当量の塩化ベンジ
ルを用いれば反応はほぼ完全に進行し、先行技術
におけるようなジベンジル化合物はほとんど副生
しない。反応途中の撹拌も容易である。さらに塩
化ベンジルの過剰分は最終的に完全にジベンジル
エーテルに変換されるために蒸留精製に際し機器
に悪影響を与えることもない。
本発明方法で得られた化合物()は不純物が
極めて少ないため特に精製することなく次段の反
応例えばエチル3,5,6−トリ−O−ベンジル
−D−グリコフラノシドの製造に支障なく使用で
きる。以上のように本発明は工業的に極めて有利
な化合物()の製造法である。
次に本発明の実施例を示すが、本発明はこれら
の例によつて制限をうけるものではない。
実施例 1 1,2−O−イソプロピリデン−α−D−グル
コフラノース300gをジメチルスルホキシド1.7
〔5.7倍(v/w)〕に溶解し、次いで粉末水酸化
ナトリウム144g(0.84当量)を加える。30℃で
1時間撹拌した後、塩化ベンジル430g(0.83当
量)を約1時間かけて滴下し、さらに1時間撹拌
する。粉末水酸化ナトリウム114g(0.66当量)
を加え、10℃以下に冷却し、そして塩化ベンジル
187g(0.36当量)を滴下する。10℃以下で1時
間撹拌した後、ゆつくり温度を上げ、20℃で15時
間そして70℃で2時間反応せしめる。反応物をト
ルエンで抽出し、抽出液を水および飽和食塩水で
順次洗つた後無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶
媒を減圧留去すれば3,5,6−トリ−O−ベン
ジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D−
グルコフラノース760gを得る。純度87.7%(収
率99.6%)。
なお粗生成物中に含まれる5,6−ジ−O−ベ
ンジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D
−グルコフラノースは0%であり、また3,6−
ジ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピリデ
ン−α−D−グルコフラノースは0.12%である。
実施例 2 1,2−O−イソプロピリデン−α−D−グル
コフラノース22gをジメチルアセトアミド132ml
〔6倍(v/w)〕に溶解し、これに粉末水酸化カ
リウム16.8g(0.85当量)を加え、次いで30℃で
1時間撹拌する。塩化ベンジル31g(0.82当量)
を滴下し、1時間撹拌した後、粉末水酸化カリウ
ム13g(0.66当量)を加える。10℃以下に冷却
し、塩化ベンジル14.4g(0.38当量)を滴下し、
そのまま1時間撹拌する。ゆつくり温度を上昇さ
せて20℃で15時間、次いで70℃で2時間反応せし
める。反応混合物をトルエンで抽出し、以後実施
例1と同様に操作して粗製の3,5,6−トリ−
O−ベンジル−1,2−O−イソプロピリデン−
α−D−グルコフラノース56.5gを得る。純度
84.9%(収率97.9%)。
なお粗生成物中に含まれる5,6−ジ−O−ベ
ンジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D
−グルコフラノースは0.10%であり、また3,6
−ジ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピリ
デン−α−D−グルコフラノースは0.15%であ
る。
実施例 3 水素化ナトリウム(60%)3.6%(1.5当量)を
n−ヘキサンで洗滌した後、リン酸ヘキサメチル
トリアミド22ml〔5倍(v/w)〕中に懸濁させ
る。氷冷撹拌下に1,2−O−イソプロピリデン
−α−D−グルコフラノース4.4gを加え、室温
で1時間反応せしめる。塩化ベンジル6.0g(0.8
当量)を滴下し、室温で1時間反応させた後、10
℃以下に冷却し、塩化ベンジル3.0g(0.4当量)
を滴下する。10℃以下で1時間撹拌反応を行つた
後、ゆつくり温度を上げて20℃で15時間、そして
70℃で2時間反応せしめる。冷却後、メタノール
2mlを加え、再び70℃で2時間反応せしめる。反
応混合物をトルエンで抽出し、以後実施例1と同
様に操作して粗製の3,5,6−トリ−O−ベン
ジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D−
グルコフラノース10.2gを得る。純度87.5%(収
率91.1%)。
なお粗生成物中に含まれる5,6−ジ−O−ベ
ンジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D
−グルコフラノースは0%であり、また3,6−
ジ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピリデ
ン−α−D−グルコフラノースは0.18%である。
実施例 4 1,2−O−イソプロピリデン−α−D−グル
コフラノース22gをN−メチル−2−ピロリドン
132ml〔6倍(v/w)〕に溶解し、粉末水酸化ナ
トリウム10.6g(0.84当量)を加え、そして1時
間撹拌する。塩化ベンジル31g(0.82当量)を滴
下し且つ1時間撹拌した後、粉末水酸化ナトリウ
ム8.3g(0.66当量)を加える。10℃以下に冷却
し、塩化ベンジル14.4g(0.38当量)を滴下し、
混合物をそのまま1時間撹拌する。ゆつくり温度
を上げて20℃で15時間、そして70℃で2時間反応
させる。反応混合物をトルエンで抽出し、以後実
施例1と同様に操作して粗製の3,5,6−トリ
−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピリデン
−α−D−グルコフラノース55gを得る。純度
83.4%(収率93.6%)。
なお粗生成物中に含まれる5,6−ジ−O−ベ
ンジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D
−グルコフラノースは0.13%であり、また3,6
−ジ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピリ
デン−α−D−グルコフラノースは0.29%であ
る。
比較例 1,2−O−イソプロピリデン−α−D−グル
コフラノース300gをDMSO1.7に溶解し粉末水
酸化ナトリウム258gを加えて30℃で1時間撹拌
する。塩化ベンジル617gを滴下し、室温で更に
一夜撹拌した。反応物をトルエンで抽出し、抽出
液を水及び飽和食塩水で順次あらつたあと、無水
硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を減圧留去して
3,5,6−トリ−O−ベンジル−1,2−O−
イソプロピリデン−α−D−グルコフラノース
757gを得た。純度83.8%(収率94.9%)。
なお粗生成物中に含まれる5,6−ジ−O−ベ
ンジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D
−グルコフラノースは2,4%であり、また3,
6−ジ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピ
リデン−α−D−グルコフラノースは2.6%であ
る。
参考例1 (特公昭36−23319の方法) 1,2−O−イソプロピリデン−α−D−グル
コフラノース4.4gと塩化ベンジル25.3g(3.35当
量)の混合物を90゜で撹拌し、粉末水酸化カリウ
ム14g(3.54当量)を徐々に加える。90℃で5時
間反応した後、冷却しトルエンで抽出を行ない、
以後実施例1と同様に処理すると粗製の3,5,
6−トリ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロ
ピリデン−α−D−グルコフラノース27.0gを得
る。純度30.7%。
なお粗生成物中に含まれる5,6−ジ−O−ベ
ンジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D
−グルコフラノースは4.91%であり、また3,6
−ジ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピリ
デン−α−D−グルコフラノースは0.50%であ
る。
参考例2 〔「Helv」51,1185(1968)の方法〕 1,2−O−イソプロピリデン−α−D−グル
コフラノース4.4gをジオキサン10ml中に加え、
40゜で撹拌しつつ粉末水酸化カリウム6.7g(1.7当
量)を加える。温度を90゜に上げ、塩化ベンジル
12.7g(1.68当量)を滴下し、さらに5時間反応
させる。以後実施例1と同様に処理すると粗製の
3,5,6−トリ−O−ベンジル−1,2−O−
イソプロピリデン−α−D−グルコフラノース
14.4gを得る。純度56.5%。
なお粗生成物中に含まれる5,6−ジ−O−ベ
ンジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D
−グルコフラノースは10.73%であり、また3,
6−ジ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピ
リデン−α−D−グルコフラノースは10.9%であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1,2−O−イソプロピリデン−α−D−グ
    ルコフラノースを該グルコフラノース1当量当た
    り約1.1〜1.3当量の塩化ベンジルを用いて非プロ
    トン性極性溶媒中でベンジル化するにあたり、第
    1段階で全当量の約2/3の塩化ベンジルを用いて
    室温ないし70℃の温度でベンジル化しさらに第2
    段階で全当量の約1/3の塩化ベンジルを用いて0
    ないし10℃の温度でベンジル化することを特徴と
    する、3,5,6−トリ−O−ベンジル−1,2
    −O−イソプロピリデン−α−D−グルコフラノ
    ースの製造法。
JP4017182A 1982-03-16 1982-03-16 3,5,6−トリ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D−グルコフラノ−スの製造法 Granted JPS58157797A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017182A JPS58157797A (ja) 1982-03-16 1982-03-16 3,5,6−トリ−O−ベンジル−1,2−O−イソプロピリデン−α−D−グルコフラノ−スの製造法

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