JPH0242521B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242521B2 JPH0242521B2 JP61223400A JP22340086A JPH0242521B2 JP H0242521 B2 JPH0242521 B2 JP H0242521B2 JP 61223400 A JP61223400 A JP 61223400A JP 22340086 A JP22340086 A JP 22340086A JP H0242521 B2 JPH0242521 B2 JP H0242521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- separation tank
- oil separation
- suction tower
- pipe
- Prior art date
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は油分を含んだ溶液から油分のみを分離
収集する油分離収集装置に関する。
収集する油分離収集装置に関する。
(従来の技術)
一般に油分を含んだ溶液から油分のみを分離収
集する場合、遠心分離器や濾過器などを用いて機
械的に行う方法、あるいは油分を凝固させる処理
剤を用い、前記溶液中に処理剤を混入攪拌して、
油分を凝固させる方法とがある。
集する場合、遠心分離器や濾過器などを用いて機
械的に行う方法、あるいは油分を凝固させる処理
剤を用い、前記溶液中に処理剤を混入攪拌して、
油分を凝固させる方法とがある。
上記機械的方法によるときは、処理に時間が掛
かり、かつ確実に分離収集できないのであり、ま
た処理剤を用いる場合、この処理剤は使い捨てに
なるので、処理費用が高くなり、しかも凝固させ
た油分を二次処理しなければならず、より一層処
理費用が高くなるごとき問題があつた。
かり、かつ確実に分離収集できないのであり、ま
た処理剤を用いる場合、この処理剤は使い捨てに
なるので、処理費用が高くなり、しかも凝固させ
た油分を二次処理しなければならず、より一層処
理費用が高くなるごとき問題があつた。
そこで本発明の出願人は先に、斯かる問題点を
解決し得る油分の分離収集方法及び装置を提案し
た。この方法若しくは装置は、再使用可能なPP
ペレツトなどの油吸着材を油分離槽内に収容して
構成されるもので、油分を含んだ溶液の収容タン
クを前記油分離槽に循環ポンプを介して連通連結
して、該ポンプにより前記溶液を収容タンク〜油
分離槽間で数時間乃至一昼夜程度強制循環させ、
前記溶液中の油分を油吸着材に吸着させて捕集
し、これを油分離槽の上部に分離収集すると共
に、分離収集された油分を油吸出塔に送り、該吸
出塔から取り出すごとくしたものである。
解決し得る油分の分離収集方法及び装置を提案し
た。この方法若しくは装置は、再使用可能なPP
ペレツトなどの油吸着材を油分離槽内に収容して
構成されるもので、油分を含んだ溶液の収容タン
クを前記油分離槽に循環ポンプを介して連通連結
して、該ポンプにより前記溶液を収容タンク〜油
分離槽間で数時間乃至一昼夜程度強制循環させ、
前記溶液中の油分を油吸着材に吸着させて捕集
し、これを油分離槽の上部に分離収集すると共
に、分離収集された油分を油吸出塔に送り、該吸
出塔から取り出すごとくしたものである。
(発明が解決しようとする問題点)
処で鍍金処理工場などの脱脂工程で用いられる
溶液は比較的高温であつて、この高温状態のまゝ
溶液処理が行える場合は問題がないが、処理中に
溶液の温度は除々に低下するもので、このように
溶液温度が低下すると、油分を分離収集したと
き、その油分の粘性が非常に高くなつて、前記吸
出塔からの取り出しが困難となり、かつ時間が掛
かるごとき問題が生じ、脱脂溶液の処理には不向
きなものであつた。
溶液は比較的高温であつて、この高温状態のまゝ
溶液処理が行える場合は問題がないが、処理中に
溶液の温度は除々に低下するもので、このように
溶液温度が低下すると、油分を分離収集したと
き、その油分の粘性が非常に高くなつて、前記吸
出塔からの取り出しが困難となり、かつ時間が掛
かるごとき問題が生じ、脱脂溶液の処理には不向
きなものであつた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記したごとき問題点に注目して発明
したもので、油分を含んだ高温溶液の収容タンク
と油吸着材を収容している油分離槽の下部とを循
環ポンプを有する管路を介して連通連結して、収
納タンクから該管路を通じて油分離槽内の下部に
送り込まれる高温溶液中の油分を油分離槽内の上
部に分離収集させるように構成すると共に、この
油分離槽内の上部と油吸出塔とを管路を介して連
通連結させて油分離槽内の油を該油吸出塔内に送
り出すようにし、該油吸出塔内に前記高温溶液の
管路の一部を導入して該管路内を流通する高温溶
液により油吸出塔内を加熱させるようにし、さら
に、油吸出塔に真空ポンプを連通連結させると共
に前記油分離槽の下部内に仕切弁を有するドレン
抜き兼用エアー流入管を連通連結させていること
に特徴を有するものである。
したもので、油分を含んだ高温溶液の収容タンク
と油吸着材を収容している油分離槽の下部とを循
環ポンプを有する管路を介して連通連結して、収
納タンクから該管路を通じて油分離槽内の下部に
送り込まれる高温溶液中の油分を油分離槽内の上
部に分離収集させるように構成すると共に、この
油分離槽内の上部と油吸出塔とを管路を介して連
通連結させて油分離槽内の油を該油吸出塔内に送
り出すようにし、該油吸出塔内に前記高温溶液の
管路の一部を導入して該管路内を流通する高温溶
液により油吸出塔内を加熱させるようにし、さら
に、油吸出塔に真空ポンプを連通連結させると共
に前記油分離槽の下部内に仕切弁を有するドレン
抜き兼用エアー流入管を連通連結させていること
に特徴を有するものである。
(作用)
上記構成によれば、循環ポンプにより収容タン
ク内の溶液を油分離槽に送るとき、該溶液がもつ
熱により油吸出塔内の油分が加温され、その粘性
の高まりを防止する。
ク内の溶液を油分離槽に送るとき、該溶液がもつ
熱により油吸出塔内の油分が加温され、その粘性
の高まりを防止する。
従つて上記したごとく油吸出塔から油分を取り
出す場合、圧送用ポンプや吸出用ポンプ、或は特
別な加熱装置などを必要とせず、前記油吸出塔か
ら油分を極めて的確にかつ迅速に取り出すことが
できる。
出す場合、圧送用ポンプや吸出用ポンプ、或は特
別な加熱装置などを必要とせず、前記油吸出塔か
ら油分を極めて的確にかつ迅速に取り出すことが
できる。
さらに、油分離槽内で分離収集された油分の粘
性が特に高い場合には、真空ポンプを稼働するこ
とにより油吸出塔内を減圧して油分離槽から油吸
出塔内への油の円滑な送り出しを行うものであ
る。
性が特に高い場合には、真空ポンプを稼働するこ
とにより油吸出塔内を減圧して油分離槽から油吸
出塔内への油の円滑な送り出しを行うものであ
る。
又、油分離槽内の油吸着材の吸着効果が低下す
れば、運転を停止させたのち、前記ドレン抜き兼
用エアー流入管の仕切弁を開放させると共に真空
ポンプを稼働すると、その真空吸引力が油吸出塔
から油分離槽内に作用してエアー流入管から油分
離槽内の下部にエアーが吸入され、該エアーが上
方に向かつて流通中に油吸着材の周りに付着して
いた油分を吹き飛ばして清掃するものである。
れば、運転を停止させたのち、前記ドレン抜き兼
用エアー流入管の仕切弁を開放させると共に真空
ポンプを稼働すると、その真空吸引力が油吸出塔
から油分離槽内に作用してエアー流入管から油分
離槽内の下部にエアーが吸入され、該エアーが上
方に向かつて流通中に油吸着材の周りに付着して
いた油分を吹き飛ばして清掃するものである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
本実施例で用いられる油吸着材1としては、例
えばPPペレツトを使用するのであつて、ステン
レス製の金網袋内にPPペレツトを充填して、こ
れを後記する油分離槽2内に数個装填するのであ
り、また油分を含んだ溶液は、表面近くから溶液
の取り込みを行う取液器4を備えたタンク3内に
収容するのである。
えばPPペレツトを使用するのであつて、ステン
レス製の金網袋内にPPペレツトを充填して、こ
れを後記する油分離槽2内に数個装填するのであ
り、また油分を含んだ溶液は、表面近くから溶液
の取り込みを行う取液器4を備えたタンク3内に
収容するのである。
前記油分離槽2は、第2図に示したごとく槽本
体2a内を多孔円板5とステンレス製の金網6と
により下部室a、中間室b、上部室cに区画し
て、この下部室aの周壁に入口7を、下部室aの
底壁中央にドレン抜き兼用のエアー流入管8を、
中間室bの周壁に液戻し口9をそれぞれ形成する
と共に、前記上部室cの略々中央に立上管10を
設け、かつ前記中間室b内にPPペレツトなどの
油吸着材1を装填して構成される。なお、前記立
上管10は一端が上部室c内で開口し、他端が槽
本体2aの周壁に形成した油抜口11に連通して
いる。
体2a内を多孔円板5とステンレス製の金網6と
により下部室a、中間室b、上部室cに区画し
て、この下部室aの周壁に入口7を、下部室aの
底壁中央にドレン抜き兼用のエアー流入管8を、
中間室bの周壁に液戻し口9をそれぞれ形成する
と共に、前記上部室cの略々中央に立上管10を
設け、かつ前記中間室b内にPPペレツトなどの
油吸着材1を装填して構成される。なお、前記立
上管10は一端が上部室c内で開口し、他端が槽
本体2aの周壁に形成した油抜口11に連通して
いる。
前記油分離槽2はその入口7に収容タンク3内
の取液器4から延びる管路12を連通連結させる
と共に、液戻し口9から延びる管路13を収容タ
ンク3上に開口させ、この管路12の途中に、収
容タンク3側から順にストレーナ装置14、ポン
プP1を介装すると共に、該管路12で収容タン
ク3とストレーナ装置14との間に仕切弁V1、
チヤツキ弁TV1を、また循環ポンプP1と油分離
槽2との間に仕切弁V2をそれぞれ説け、かつ前
記管路13に仕切弁V3、チヤツキ弁TV2を設け
る。
の取液器4から延びる管路12を連通連結させる
と共に、液戻し口9から延びる管路13を収容タ
ンク3上に開口させ、この管路12の途中に、収
容タンク3側から順にストレーナ装置14、ポン
プP1を介装すると共に、該管路12で収容タン
ク3とストレーナ装置14との間に仕切弁V1、
チヤツキ弁TV1を、また循環ポンプP1と油分離
槽2との間に仕切弁V2をそれぞれ説け、かつ前
記管路13に仕切弁V3、チヤツキ弁TV2を設け
る。
また、前記油分離槽2のエアー流入管8から延
びる管路15を仕切弁V4を介して収容タンク3
上に開口させると共に、この管路15の仕切弁
V4とエアー流入管8との間から分岐した分岐管
16に電磁弁SV1、チエツク弁TV3を介装する。
びる管路15を仕切弁V4を介して収容タンク3
上に開口させると共に、この管路15の仕切弁
V4とエアー流入管8との間から分岐した分岐管
16に電磁弁SV1、チエツク弁TV3を介装する。
一方、前記油分離槽2の近くに油吸出塔17を
設け、この油吸出塔17内上部にエルボ管18を
内装して、該管18を前記油分離槽2の油抜口1
1に管路19を介して連通連結し、かつこの管路
19の途中にモータバルブMV、圧力計PMを介
装する。また前記油吸出塔17内に液面検出器2
0を設けると共に、この油吸出塔17の下部に油
取出管21を設けて、該管21に仕切弁V5を介
装し、かつ前記油吸出塔17内を真空ポンプP2
に連通連結すると共に、電磁弁SV2を介して外気
に連通開放可能に構成する。さらに前記管路12
の一部、詳しくは循環ポンプP1と仕切弁V2間の
部分を油吸出塔17内に導き、この管路12内を
流通する溶液の熱により、前記油吸出塔17内を
加温すべく構成する。
設け、この油吸出塔17内上部にエルボ管18を
内装して、該管18を前記油分離槽2の油抜口1
1に管路19を介して連通連結し、かつこの管路
19の途中にモータバルブMV、圧力計PMを介
装する。また前記油吸出塔17内に液面検出器2
0を設けると共に、この油吸出塔17の下部に油
取出管21を設けて、該管21に仕切弁V5を介
装し、かつ前記油吸出塔17内を真空ポンプP2
に連通連結すると共に、電磁弁SV2を介して外気
に連通開放可能に構成する。さらに前記管路12
の一部、詳しくは循環ポンプP1と仕切弁V2間の
部分を油吸出塔17内に導き、この管路12内を
流通する溶液の熱により、前記油吸出塔17内を
加温すべく構成する。
また前記ポンプP1,P2、モータバルブMV並び
に電磁弁SV1及びSV2はコントロールボツクス2
6で制御されるもので、このコントロールボツク
ス26は、手動・自動切換えスイツチA、始動ス
イツチB、停止スイツチC、循環ポンプP1制御
用のスイツチa、モータバルブMV開閉用のスイ
ツチb、真空ポンプP2制御用のスイツチc、電
磁弁SV1開閉用のスイツチd、電磁弁SV2開閉用
のスイツチe並びに前記モータバルブMVの開閉
時間制御用のタイマーT1,T2を備えている。前
記タイマーT1は閉止時間を設定するもので、通
常は1〜10時間、例えば油分離槽2内での油分の
浮上量が少ないときには1〜2時間に、油分の浮
上量が少ないときには4〜10時間程度に設定され
るのであり、また前記タイマーT2は開放時間を
設定するもので、通常は5〜30秒程度に設定され
る。
に電磁弁SV1及びSV2はコントロールボツクス2
6で制御されるもので、このコントロールボツク
ス26は、手動・自動切換えスイツチA、始動ス
イツチB、停止スイツチC、循環ポンプP1制御
用のスイツチa、モータバルブMV開閉用のスイ
ツチb、真空ポンプP2制御用のスイツチc、電
磁弁SV1開閉用のスイツチd、電磁弁SV2開閉用
のスイツチe並びに前記モータバルブMVの開閉
時間制御用のタイマーT1,T2を備えている。前
記タイマーT1は閉止時間を設定するもので、通
常は1〜10時間、例えば油分離槽2内での油分の
浮上量が少ないときには1〜2時間に、油分の浮
上量が少ないときには4〜10時間程度に設定され
るのであり、また前記タイマーT2は開放時間を
設定するもので、通常は5〜30秒程度に設定され
る。
なお、図中22は油吸出塔17から延びる排出
管で、循環ポンプP1の吸入側に連通され、かつ
この排出管22には仕切弁V6が介装されると共
に、仕切弁V7をもつ分岐管23が設けられてい
る。また24,25は循環ポンプP1のバイパス
用管路で、それぞれ仕切弁V8,V9が介装されて
いる。
管で、循環ポンプP1の吸入側に連通され、かつ
この排出管22には仕切弁V6が介装されると共
に、仕切弁V7をもつ分岐管23が設けられてい
る。また24,25は循環ポンプP1のバイパス
用管路で、それぞれ仕切弁V8,V9が介装されて
いる。
本発明装置は以上のごとく構成されるもので、
メツキ処理工場での脱脂工程で用いられる比較的
高温の脱脂溶液の廃液から油分を除去する場合を
例として操作手順の説明を行う。
メツキ処理工場での脱脂工程で用いられる比較的
高温の脱脂溶液の廃液から油分を除去する場合を
例として操作手順の説明を行う。
手動運転時には、仕切弁V1乃至V3を開き、他
の仕切弁V4乃至V9を閉じると共に、モータバル
ブMV、電磁弁SV1,SV2の各開閉用スイツチb,
d,eを「閉」側に切換えた状態で、切換えスイ
ツチAを「手動」側に操作し、この後スイツチa
を「オン」側に操作する。これにより循環ポンプ
P1が稼働され、前記収容タンク3内の溶液がス
トレーナ装置14を介して吸い上げられ、油分離
槽2に供給されると共に、この油分離槽2の液戻
し口9から管路13を介して収容タンク3に戻さ
れるもので、前記循環ポンプP1による溶液の収
容タンク3〜油分離槽2間での循環を2〜3時間
から半日、若しくは一日継続させ、前記油分離槽
2内において油分の分離収集を行うのである。
の仕切弁V4乃至V9を閉じると共に、モータバル
ブMV、電磁弁SV1,SV2の各開閉用スイツチb,
d,eを「閉」側に切換えた状態で、切換えスイ
ツチAを「手動」側に操作し、この後スイツチa
を「オン」側に操作する。これにより循環ポンプ
P1が稼働され、前記収容タンク3内の溶液がス
トレーナ装置14を介して吸い上げられ、油分離
槽2に供給されると共に、この油分離槽2の液戻
し口9から管路13を介して収容タンク3に戻さ
れるもので、前記循環ポンプP1による溶液の収
容タンク3〜油分離槽2間での循環を2〜3時間
から半日、若しくは一日継続させ、前記油分離槽
2内において油分の分離収集を行うのである。
詳しくは油分離槽2内において、比較的大きな
塊状として溶液中に浮遊する油分は水分との比重
差により浮上し、また微粒子として溶液中に分散
する油分は油吸着材1に吸着され、この油分の吸
着材1への附着量が多くなると、油分は比重差に
より吸着材1の上面側に集められると共に、所定
量以上になると、吸着材1から分離して浮上する
のである。
塊状として溶液中に浮遊する油分は水分との比重
差により浮上し、また微粒子として溶液中に分散
する油分は油吸着材1に吸着され、この油分の吸
着材1への附着量が多くなると、油分は比重差に
より吸着材1の上面側に集められると共に、所定
量以上になると、吸着材1から分離して浮上する
のである。
上記のごとく油分が油分離槽2内上部に分離収
集されると、スイツチaがオン、つまり循環ポン
プP1を稼働状態のままで、スイツチbを「開」
側に操作してモータバルブMVを開き、油分離槽
2の上部に分離収集された前記油分を油吸出塔1
7に送り込む。このとき油吸出塔17の確認窓
(図示せず)から油分の送り込み量を見ながらス
イツチbを「閉」側に切換えるのであるが、この
油吸出塔17はすぐに満杯となるので、切換えが
遅れるようなことがある。このような場合には液
面検出器20が作動して前記ポンプP1,P2の運
転を停止させると共に、モータバルブMVを
「閉」側に切換え、これによりその安全性を確保
する。そして前記液面検出器20による運転停止
は、仕切弁V7を開いて、油吸出塔17内の溶液
を収容タンク3に戻すことにより再開できるもの
である。
集されると、スイツチaがオン、つまり循環ポン
プP1を稼働状態のままで、スイツチbを「開」
側に操作してモータバルブMVを開き、油分離槽
2の上部に分離収集された前記油分を油吸出塔1
7に送り込む。このとき油吸出塔17の確認窓
(図示せず)から油分の送り込み量を見ながらス
イツチbを「閉」側に切換えるのであるが、この
油吸出塔17はすぐに満杯となるので、切換えが
遅れるようなことがある。このような場合には液
面検出器20が作動して前記ポンプP1,P2の運
転を停止させると共に、モータバルブMVを
「閉」側に切換え、これによりその安全性を確保
する。そして前記液面検出器20による運転停止
は、仕切弁V7を開いて、油吸出塔17内の溶液
を収容タンク3に戻すことにより再開できるもの
である。
一方、前記油吸出塔17内に送り込まれた油分
には、まだ少量の水分を含むので、この油吸出塔
17内で静置させて、油分と水分とを上下に分離
させ、この後仕切弁V6若しくはV7を開き、前記
油吸出塔17の確認窓から油分と水分との境界面
を見ながら、その下側の水分を収容タンク3か、
循環ポンプP1を介して油分離槽2に戻した後、
仕切弁V5を開き、油分を取り出すのである。
には、まだ少量の水分を含むので、この油吸出塔
17内で静置させて、油分と水分とを上下に分離
させ、この後仕切弁V6若しくはV7を開き、前記
油吸出塔17の確認窓から油分と水分との境界面
を見ながら、その下側の水分を収容タンク3か、
循環ポンプP1を介して油分離槽2に戻した後、
仕切弁V5を開き、油分を取り出すのである。
なお、前記油分離槽2内は、循環ポンプP1か
らの溶液送り込みに基づいて加圧されているもの
で、圧力計PMを見ながら仕切弁V3の開度を調整
して、油吸出塔17の内部圧力を0.8〜1.2Kg/cm2
程度とすることにより、前記油分の油吸出塔17
への送り出しがスムースに、また油分の分離収集
が適確に行えるものであるが、この油分の粘性が
特に高く、油分の送り出しに時間が掛る場合に
は、スイツチcを「オン」側に操作して真空ポン
プP2を稼働し、前記油吸出塔17内を減圧すれ
ばよい。
らの溶液送り込みに基づいて加圧されているもの
で、圧力計PMを見ながら仕切弁V3の開度を調整
して、油吸出塔17の内部圧力を0.8〜1.2Kg/cm2
程度とすることにより、前記油分の油吸出塔17
への送り出しがスムースに、また油分の分離収集
が適確に行えるものであるが、この油分の粘性が
特に高く、油分の送り出しに時間が掛る場合に
は、スイツチcを「オン」側に操作して真空ポン
プP2を稼働し、前記油吸出塔17内を減圧すれ
ばよい。
これに対し自動運転時は、仕切弁V1乃至V9、
モータバルブMV、電磁弁SV1,SV2を手動時と
同一にした状態で、切換えスイツチAを「自動」
側に切換えると共に、タイマーT1,T2を適宜セ
ツトし、例えばタイマーT1を2時間、タイマー
T2を5秒にセツトした後、始動スイツチBを押
圧操作する。
モータバルブMV、電磁弁SV1,SV2を手動時と
同一にした状態で、切換えスイツチAを「自動」
側に切換えると共に、タイマーT1,T2を適宜セ
ツトし、例えばタイマーT1を2時間、タイマー
T2を5秒にセツトした後、始動スイツチBを押
圧操作する。
これにより油分離槽2内上部に油分が分離収集
されると共に、その油分が油吸出塔17内に送り
込まれる。この油分の分離収集は手動時と全く同
一であるが、油分の油吸出塔17への送り込み
は、前記タイマーT1,T2による設定に基づいて
行われ、即ち始動時から2時間後において、真空
ポンプP2が稼働され、かつモータバルブMVが5
秒間だけ「開」となつて、この間に油分の油吸出
塔17への送り込みが行われる。この繰り返しを
1〜数回行つた後、手動時と同様この油吸出塔1
7から油分と水分とを取り出すのである。
されると共に、その油分が油吸出塔17内に送り
込まれる。この油分の分離収集は手動時と全く同
一であるが、油分の油吸出塔17への送り込み
は、前記タイマーT1,T2による設定に基づいて
行われ、即ち始動時から2時間後において、真空
ポンプP2が稼働され、かつモータバルブMVが5
秒間だけ「開」となつて、この間に油分の油吸出
塔17への送り込みが行われる。この繰り返しを
1〜数回行つた後、手動時と同様この油吸出塔1
7から油分と水分とを取り出すのである。
また以上のごとき油分の分離収集を1〜2週間
継続して行うと、油吸着材1が汚れて油分の吸着
効果が低下するので、斯かる場合には以下のごと
き操作手順で清掃する。
継続して行うと、油吸着材1が汚れて油分の吸着
効果が低下するので、斯かる場合には以下のごと
き操作手順で清掃する。
運転停止の状態で、各仕切弁V1乃至V9を
「閉」側に切り換える。
「閉」側に切り換える。
スイツチbを「開」側に切り換えて、モータ
バルブMVを開く。
バルブMVを開く。
スイツチd,eを「閉」側に切り換えて、電
磁弁SV1,SV2を閉じる。
磁弁SV1,SV2を閉じる。
スイツチcを「オン」側に切り換えて、真空
ポンプP2を稼働し、油分離槽2内を減圧する。
ポンプP2を稼働し、油分離槽2内を減圧する。
圧力計PMが50〜60cm/Hg程度になつたと
き、スイツチdを「開」側に切り換えて、電磁
弁SV1を2〜3秒間開き、油分離槽2内に外気
を導入する。これにより油吸着材1の周りに付
着していた油分が吹き飛ばされ、所謂清掃され
ることになる。
き、スイツチdを「開」側に切り換えて、電磁
弁SV1を2〜3秒間開き、油分離槽2内に外気
を導入する。これにより油吸着材1の周りに付
着していた油分が吹き飛ばされ、所謂清掃され
ることになる。
上記〜の操作を4〜5回程度繰り返すこ
とにより、油吸着材1は再使用可能となるので
ある。
とにより、油吸着材1は再使用可能となるので
ある。
斯くして上記したごとき油分の分離収集及びそ
の取り出し時において、油分の分離収集を行う程
度までは溶液は比較的高温のままであるが、分離
収集された油分を取り出す頃にはその温度が低下
し、油分の粘性が非常に高くなり、取り出しが困
難になる。これに対処すべく管路12の一部を油
吸出塔17内に導入したもので、管路12内を流
通する溶液の熱により、前記油吸出塔17内の油
分が加温されて、その粘性の高まりを防止するの
である。
の取り出し時において、油分の分離収集を行う程
度までは溶液は比較的高温のままであるが、分離
収集された油分を取り出す頃にはその温度が低下
し、油分の粘性が非常に高くなり、取り出しが困
難になる。これに対処すべく管路12の一部を油
吸出塔17内に導入したもので、管路12内を流
通する溶液の熱により、前記油吸出塔17内の油
分が加温されて、その粘性の高まりを防止するの
である。
(発明の効果)
以上のように本発明の油分離収集装置によれ
ば、油分を含んだ高温溶液の収容タンク3と油吸
着材1を収容している油分離槽2の下部とを循環
ポンプP1を有する管路12を介して連通連結し
て、収納タンク3から該管路12を通じて油分離
槽2内の下部に送り込まれる高温溶液中の油分を
油分離槽2内の上部に分離収集させるようにする
と共に、この油分離槽2内の上部と油吸出塔17
とを管路19を介して連通連結させて油分離槽2
内の油を該油吸出塔17内に送り出すように構成
しているので、収容タンク3内の油分含有溶液を
油分離槽2内に連続供給しながら該油分離槽2内
で油分を吸着材1に吸着させると共に油分と水分
との分離を円滑に行うことができ、さらに、この
油分離槽2内の上部に浮上する油分のみを油吸出
塔17側に送り出すことができるものであり、そ
の上、該油吸出塔17内に前記高温溶液の管路1
2の一部を導入して該管路12内を流通する高温
溶液により油吸出塔17内を加熱させるようにし
ているので、特別な加熱装置や圧送用或いは吸出
用ポンプなどを使用することなく、高温溶液の熱
を利用して油吸出塔17内の油分の粘度を経済的
に低下させることができ、該油吸出塔17内から
の油分の取り出しが容易に行い得るものである。
ば、油分を含んだ高温溶液の収容タンク3と油吸
着材1を収容している油分離槽2の下部とを循環
ポンプP1を有する管路12を介して連通連結し
て、収納タンク3から該管路12を通じて油分離
槽2内の下部に送り込まれる高温溶液中の油分を
油分離槽2内の上部に分離収集させるようにする
と共に、この油分離槽2内の上部と油吸出塔17
とを管路19を介して連通連結させて油分離槽2
内の油を該油吸出塔17内に送り出すように構成
しているので、収容タンク3内の油分含有溶液を
油分離槽2内に連続供給しながら該油分離槽2内
で油分を吸着材1に吸着させると共に油分と水分
との分離を円滑に行うことができ、さらに、この
油分離槽2内の上部に浮上する油分のみを油吸出
塔17側に送り出すことができるものであり、そ
の上、該油吸出塔17内に前記高温溶液の管路1
2の一部を導入して該管路12内を流通する高温
溶液により油吸出塔17内を加熱させるようにし
ているので、特別な加熱装置や圧送用或いは吸出
用ポンプなどを使用することなく、高温溶液の熱
を利用して油吸出塔17内の油分の粘度を経済的
に低下させることができ、該油吸出塔17内から
の油分の取り出しが容易に行い得るものである。
又、油分離槽2内で分離収集された油分の粘性
が特に高い場合には、油吸出塔17に連結連通し
ている真空ポンプP2を稼働させることにより、
油吸出塔17内を減圧して油分離槽2側に連通す
る管路に吸引作用を発生させ、油分離槽2から油
吸出塔17内へ油分を円滑に送り出すことができ
る。
が特に高い場合には、油吸出塔17に連結連通し
ている真空ポンプP2を稼働させることにより、
油吸出塔17内を減圧して油分離槽2側に連通す
る管路に吸引作用を発生させ、油分離槽2から油
吸出塔17内へ油分を円滑に送り出すことができ
る。
さらに、油分離槽2内の油吸着材1の吸着効果
が低下した場合には、運転を停止させたのちに油
分離槽2の下部内に連結連通させているドレン抜
き兼用エアー流入管8の仕切弁V7を開放させる
と共に前記真空ポンプを稼働させることにより、
その真空吸引力が油吸出塔17から油分離槽2内
に作用させてエアー流入管から油分離槽2内の下
部にエアーが吸入し、該エアーの流通によつて油
吸着材1の周りに付着していた油分を排除するこ
とができるものであり、従つて、油吸着材1を繰
り返し使用することができて処理費用の低廉を図
ることができるものである。
が低下した場合には、運転を停止させたのちに油
分離槽2の下部内に連結連通させているドレン抜
き兼用エアー流入管8の仕切弁V7を開放させる
と共に前記真空ポンプを稼働させることにより、
その真空吸引力が油吸出塔17から油分離槽2内
に作用させてエアー流入管から油分離槽2内の下
部にエアーが吸入し、該エアーの流通によつて油
吸着材1の周りに付着していた油分を排除するこ
とができるものであり、従つて、油吸着材1を繰
り返し使用することができて処理費用の低廉を図
ることができるものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
その管路説明図、第2図は同要部の縦断面図、第
3図はコントロールボツクスの慨略図である。 1……油吸着材、2……油分離槽、3……収容
タンク、12……管路、17……油吸出塔、P1
……循環ポンプ。
その管路説明図、第2図は同要部の縦断面図、第
3図はコントロールボツクスの慨略図である。 1……油吸着材、2……油分離槽、3……収容
タンク、12……管路、17……油吸出塔、P1
……循環ポンプ。
Claims (1)
- 1 油分を含んだ高温溶液の収容タンク3と油吸
着材1を収容している油分離槽2の下部とを循環
ポンプP1を有する管路12を介して連通連結し
て、収納タンク3から該管路12を通じて油分離
槽2内の下部に送り込まれる高温溶液中の油分を
油分離槽2内の上部に分離収集させるように構成
すると共に、この油分離槽2内の上部と油吸出塔
17とを管路19を介して連通連結させて油分離
槽2内の油を該油吸出塔17内に送り出すように
し、該油吸出塔17内に前記高温溶液の管路12
の一部を導入して該管路12内を流通する高温溶
液により油吸出塔17内を加熱させるようにし、
さらに、油吸出塔17に真空ポンプP2を連通連
結させると共に前記油分離槽2の下部内に仕切弁
V7を有するドレン抜き兼用エアー流入管8を連
通連結させていることを特徴とする油分離収集装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22340086A JPS6377505A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 油分離収集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22340086A JPS6377505A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 油分離収集装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6377505A JPS6377505A (ja) | 1988-04-07 |
| JPH0242521B2 true JPH0242521B2 (ja) | 1990-09-25 |
Family
ID=16797553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22340086A Granted JPS6377505A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 油分離収集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6377505A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5425732Y2 (ja) * | 1976-07-06 | 1979-08-27 | ||
| JPS54134974U (ja) * | 1978-03-11 | 1979-09-19 |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP22340086A patent/JPS6377505A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6377505A (ja) | 1988-04-07 |
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