JPH0242610Y2 - - Google Patents
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- JPH0242610Y2 JPH0242610Y2 JP12146086U JP12146086U JPH0242610Y2 JP H0242610 Y2 JPH0242610 Y2 JP H0242610Y2 JP 12146086 U JP12146086 U JP 12146086U JP 12146086 U JP12146086 U JP 12146086U JP H0242610 Y2 JPH0242610 Y2 JP H0242610Y2
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- JP
- Japan
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- sealing
- flange
- peeling
- container body
- lid material
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Description
(産業上の利用分野)
本考案は、シール蓋材で密封する際にシール不
良が発生せず、しかも開封する際には該シール蓋
材を容易に剥離することができる成形容器に関す
る。 (従来の技術) カツプ、トレー等の成形容器は、合成樹脂材に
て一体成形された容器本体の開口部周縁に形成さ
れたフランジ部にフイルム状のシール蓋材を熱融
着等して構成される。尚、このシール蓋材による
容器本体の密封は、該容器本体内にゼリー等の内
容物を充填した後に行なわれ、シール蓋材には開
封の際の便宜を考慮して容器本体外へ突出した舌
片(手でつかむ部分)が形成されている。 又、従来の成形容器にあつては、開封性を高め
る目的で、容器本体のシール面(フランジ面)と
シール蓋材のシール面を接着強度の小さい材料の
組合せで構成することが行なわれている。例え
ば、特公昭53−7872号公報には、一方のシール面
をポリプロピレンとポリエチレンのブレンド材又
はエチレン・プロピレン共重合体にて構成し、他
方のシール面をエチレン・酢酸ビニル共重合体に
て構成することが示されている。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の成形容器にあつて
は、内容物を取り出す開封時にシール蓋材の舌片
を手でつかんで該シール蓋材を容器本体から剥離
させるが、舌片の幅は2〜3mm程度と狭く、しか
もシール蓋材はフイルム状で柔軟であるため、当
該シール蓋材の剥離が容易でないという問題があ
つた。 又、前述の如く容器本体、シール蓋材のそれぞ
れのシール面を接着強度の小さい材料の組合せで
構成して容器の開封性を高めた場合、容器内にゼ
リー等の内容物を充填する際に該内容物がシール
面に付着すると、シール部のシール強度が著しく
低下し、容器の密封性が悪くなるとという問題が
あつた。 本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とする処は、シール蓋材で密封する際にシ
ール不良が発生せず、しかも開封する際には該シ
ール蓋材を容易に剥離することができる成形容器
を提供するにある。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、カツプ状に一
体成形された容器本体の開口部周縁に形成された
フランジ部シール面に剥離用フランジを接着し、
該剥離用フランジの上面にシール蓋材を接着する
とともに、前記容器本体のフランジ部シール面と
剥離用フランジの容器本体側シール面を接着強度
の小さい材料の組合せで構成し、同剥離用フラン
ジのシール蓋材側シール面とシール蓋材のシール
面を接着強度の大きい材料の組合せで構成した。 (作用) 而して、ゼリー等の内容物を容器本体内に充填
する前に予め前記剥離用フランジを容器本体のフ
ランジ部に接着しておけば、内容物の一部が両者
の接着面に付着して容器のシール性を阻害すると
いうことはなく、内容物充填後に前記シール蓋材
を剥離用フランジに接着すれば、両者のシール面
は前述の如く接着強度の大きい材料の組合せで構
成されるため、接着力が強く、シール蓋材で密封
する際にシール不良が発生しない。又、容器本体
と剥離用フランジとのシール面は接着強度の小さ
い材料の組合せで構成されるため、両者の接着力
は剥離用フランジとシール蓋材との接着力に比し
て弱く、従つて、容器を開封する際は剥離用フラ
ンジとシール蓋材とが接着した状態で両者一体的
に剥離し、シール蓋材の剛性は剥離用フランジに
よつて補強され、該シール蓋材を容易に剥離する
ことができる。 (実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。 第1図は本考案に係る成形容器の縦断面図、第
2図は同成形容器の平面図である。第1図に示す
成形容器1は、合成樹脂でカツプ状に一体成形さ
れた容器本体2の開口部周縁に形成されたフラン
ジ部2aの上面(シール面A)に剥離用フランジ
3を接着し(該剥離用フランジ3の容器本体側シ
ール面をBとする)、該剥離用フランジ3の上面
(シール面C)にフイルム状のシール蓋材4を接
着して構成される。そして、容器本体2のシール
面Aと剥離用フランジ3の容器本体側シール面B
とは接着強度の小さい材料の組合せで構成され、
同剥離用フランジ3のシール蓋材側シール面Cと
シール蓋材4のシール面Dは接着強度の大きい材
料の組合せで構成される。尚、上記剥離用フラン
ジ3及びシール蓋材4の一部には手をつかんでこ
れらを剥離すべき舌片3a,4aがそれぞれ形成
されている。而して、該成形容器1内にはゼリー
等の内容物が充填されている。 次に本成形容器1の密封から開封に至る手順を
第3図a乃至fに基づいて説明する。 先ず、第1図a,bに示す如く容器本体2の上
面(シール面A)に剥離用フランジ3を接着する
が、前述の如く容器本体2のシール面Aと剥離用
フランジ3のシール面Bとは接着強度の小さい材
料の組合せで構成されるため、両シール面A,B
の接着力は余り強力ではなく、後述の如く開封の
際に両シール面A,B間に剥離が生じる。 次に第3図cに示す如くゼリー等の内容物5を
充填するが、この充填時に内容物5がシール面
A,Bに付着してシール面A,Bのシール性を害
するようなことはない。そして、この内容物5の
充填後は、第3図d,eに示す如く、剥離用フラ
ンジ3の上面(シール面C)にフイルム状のシー
ル蓋材4を接着して密封するが、これら剥離用フ
ランジ3のシール面Cとシール蓋材4のシール面
Dとは接着強度の大きい材料の組合せで構成され
るため、これらのシール面C,Dの接着力は強
く、たとえ内容物5の充填時に該内容物5の一部
がが剥離用フランジ3のシール面C上に付着して
も、両シール面C,Dのシール性が害されること
はない。 次に該成形容器1を開封する際には剥離用フラ
ンジ3とシール蓋材4との舌片3a,4aを手で
つかんでこれらを持ち上げれば、第3図fに示す
如く剥離用フランジ3とシール蓋材4とは接着し
た状態で、接着力の弱いシール面A,B部分で剥
離する。このため、シール蓋材4の剛性は剥離用
フランジ3によつて高められ、開封作業が頗る容
易となる。 以上要するに本考案によれば、剥離用フランジ
3を容器本体2とシール蓋材4との間に介在させ
ることによつて充填シール部分(シール面C,
D)と剥離部分(シール面A,B)とを別々に設
けるようにしたため、内容物5の充填時に剥離性
を考慮する必要がなく、シール条件を十分高く保
つことができる。 尚、容器本体フランジ部2aのシール面Aと剥
離用フランジ3の容器本体側シール面Bとの材料
の組合せは、接着強度の小さい公知の材料の中か
ら選ぶ。又、剥離用フランジ3のシール蓋材側シ
ール面Cとシール蓋材4のシール面Dとは接着強
度の大きい公知の材料の組合せを用いる。各シー
ル面A,B,C,Dに用いるべき材料の組合せの
例を下表に示す。
良が発生せず、しかも開封する際には該シール蓋
材を容易に剥離することができる成形容器に関す
る。 (従来の技術) カツプ、トレー等の成形容器は、合成樹脂材に
て一体成形された容器本体の開口部周縁に形成さ
れたフランジ部にフイルム状のシール蓋材を熱融
着等して構成される。尚、このシール蓋材による
容器本体の密封は、該容器本体内にゼリー等の内
容物を充填した後に行なわれ、シール蓋材には開
封の際の便宜を考慮して容器本体外へ突出した舌
片(手でつかむ部分)が形成されている。 又、従来の成形容器にあつては、開封性を高め
る目的で、容器本体のシール面(フランジ面)と
シール蓋材のシール面を接着強度の小さい材料の
組合せで構成することが行なわれている。例え
ば、特公昭53−7872号公報には、一方のシール面
をポリプロピレンとポリエチレンのブレンド材又
はエチレン・プロピレン共重合体にて構成し、他
方のシール面をエチレン・酢酸ビニル共重合体に
て構成することが示されている。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の成形容器にあつて
は、内容物を取り出す開封時にシール蓋材の舌片
を手でつかんで該シール蓋材を容器本体から剥離
させるが、舌片の幅は2〜3mm程度と狭く、しか
もシール蓋材はフイルム状で柔軟であるため、当
該シール蓋材の剥離が容易でないという問題があ
つた。 又、前述の如く容器本体、シール蓋材のそれぞ
れのシール面を接着強度の小さい材料の組合せで
構成して容器の開封性を高めた場合、容器内にゼ
リー等の内容物を充填する際に該内容物がシール
面に付着すると、シール部のシール強度が著しく
低下し、容器の密封性が悪くなるとという問題が
あつた。 本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とする処は、シール蓋材で密封する際にシ
ール不良が発生せず、しかも開封する際には該シ
ール蓋材を容易に剥離することができる成形容器
を提供するにある。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、カツプ状に一
体成形された容器本体の開口部周縁に形成された
フランジ部シール面に剥離用フランジを接着し、
該剥離用フランジの上面にシール蓋材を接着する
とともに、前記容器本体のフランジ部シール面と
剥離用フランジの容器本体側シール面を接着強度
の小さい材料の組合せで構成し、同剥離用フラン
ジのシール蓋材側シール面とシール蓋材のシール
面を接着強度の大きい材料の組合せで構成した。 (作用) 而して、ゼリー等の内容物を容器本体内に充填
する前に予め前記剥離用フランジを容器本体のフ
ランジ部に接着しておけば、内容物の一部が両者
の接着面に付着して容器のシール性を阻害すると
いうことはなく、内容物充填後に前記シール蓋材
を剥離用フランジに接着すれば、両者のシール面
は前述の如く接着強度の大きい材料の組合せで構
成されるため、接着力が強く、シール蓋材で密封
する際にシール不良が発生しない。又、容器本体
と剥離用フランジとのシール面は接着強度の小さ
い材料の組合せで構成されるため、両者の接着力
は剥離用フランジとシール蓋材との接着力に比し
て弱く、従つて、容器を開封する際は剥離用フラ
ンジとシール蓋材とが接着した状態で両者一体的
に剥離し、シール蓋材の剛性は剥離用フランジに
よつて補強され、該シール蓋材を容易に剥離する
ことができる。 (実施例) 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。 第1図は本考案に係る成形容器の縦断面図、第
2図は同成形容器の平面図である。第1図に示す
成形容器1は、合成樹脂でカツプ状に一体成形さ
れた容器本体2の開口部周縁に形成されたフラン
ジ部2aの上面(シール面A)に剥離用フランジ
3を接着し(該剥離用フランジ3の容器本体側シ
ール面をBとする)、該剥離用フランジ3の上面
(シール面C)にフイルム状のシール蓋材4を接
着して構成される。そして、容器本体2のシール
面Aと剥離用フランジ3の容器本体側シール面B
とは接着強度の小さい材料の組合せで構成され、
同剥離用フランジ3のシール蓋材側シール面Cと
シール蓋材4のシール面Dは接着強度の大きい材
料の組合せで構成される。尚、上記剥離用フラン
ジ3及びシール蓋材4の一部には手をつかんでこ
れらを剥離すべき舌片3a,4aがそれぞれ形成
されている。而して、該成形容器1内にはゼリー
等の内容物が充填されている。 次に本成形容器1の密封から開封に至る手順を
第3図a乃至fに基づいて説明する。 先ず、第1図a,bに示す如く容器本体2の上
面(シール面A)に剥離用フランジ3を接着する
が、前述の如く容器本体2のシール面Aと剥離用
フランジ3のシール面Bとは接着強度の小さい材
料の組合せで構成されるため、両シール面A,B
の接着力は余り強力ではなく、後述の如く開封の
際に両シール面A,B間に剥離が生じる。 次に第3図cに示す如くゼリー等の内容物5を
充填するが、この充填時に内容物5がシール面
A,Bに付着してシール面A,Bのシール性を害
するようなことはない。そして、この内容物5の
充填後は、第3図d,eに示す如く、剥離用フラ
ンジ3の上面(シール面C)にフイルム状のシー
ル蓋材4を接着して密封するが、これら剥離用フ
ランジ3のシール面Cとシール蓋材4のシール面
Dとは接着強度の大きい材料の組合せで構成され
るため、これらのシール面C,Dの接着力は強
く、たとえ内容物5の充填時に該内容物5の一部
がが剥離用フランジ3のシール面C上に付着して
も、両シール面C,Dのシール性が害されること
はない。 次に該成形容器1を開封する際には剥離用フラ
ンジ3とシール蓋材4との舌片3a,4aを手で
つかんでこれらを持ち上げれば、第3図fに示す
如く剥離用フランジ3とシール蓋材4とは接着し
た状態で、接着力の弱いシール面A,B部分で剥
離する。このため、シール蓋材4の剛性は剥離用
フランジ3によつて高められ、開封作業が頗る容
易となる。 以上要するに本考案によれば、剥離用フランジ
3を容器本体2とシール蓋材4との間に介在させ
ることによつて充填シール部分(シール面C,
D)と剥離部分(シール面A,B)とを別々に設
けるようにしたため、内容物5の充填時に剥離性
を考慮する必要がなく、シール条件を十分高く保
つことができる。 尚、容器本体フランジ部2aのシール面Aと剥
離用フランジ3の容器本体側シール面Bとの材料
の組合せは、接着強度の小さい公知の材料の中か
ら選ぶ。又、剥離用フランジ3のシール蓋材側シ
ール面Cとシール蓋材4のシール面Dとは接着強
度の大きい公知の材料の組合せを用いる。各シー
ル面A,B,C,Dに用いるべき材料の組合せの
例を下表に示す。
【表】
尚、上表中、PPはポリプロピレン、PEはポリ
エチレン、EVAはエチレン酢酸・ビニル共重合
体、PIBはポリイソブチレンをそれぞれ示す。
又、剥離用フランジ3は第1表に示す材料の組合
せを満足するような材料構成で単層又は多層シー
トに構成することとし、シール面BとCが異なる
材質のときは多層シートなり、同シール面BとC
が同一材質のときは単層シートとすることができ
る。そして、多層シートの場合は、各層間の接着
力は容器本体フランジ部2aと剥離用フランジ3
との剥離強度よりも大きくなければならず、この
ことは例えば接着樹脂を用いた共押出、接着剤を
用いたラミネート、ヒートラミネート、押出コー
テイング等の公知の方法にて実現し得る。更に、
剥離用フランジ3の全体の厚さは0.1〜1.0mm程度
が良く、厚さが0.1mm以下であれば該剥離用フラ
ンジ3の剛性が不足し、1.0mm以上であればコス
トアツプ、容器本体フランジ部2aと剥離用フラ
ンジ3のシール作業性が低下するという問題が生
じる。又、容器本体フランジ部2aに剥離用フラ
ンジ3をシールするには、熱板シール、高周波シ
ール、超音波シール等の公知の方法が用いられ
る。更に又、剥離用フランジ3の寸法について
は、その内寸を容器本体フランジ部2aに合わ
せ、外寸をそれよりも大きく設定する必要があ
り、開封性を考慮して該剥離用フランジ3に舌片
を設けても良い。 次に本成形容器に対して開封試験を実施した結
果を示す。 <試験例> 厚さ0.6mmのエチレンを10%含むポリエチレ
ン・ポリプロピレンブレンドポリマーのシートよ
り、真空成形法にて、口径60mm、深さ20mm、フラ
ンジ幅3mmの丸型カツプ状の容器本体を一体成形
し、該容器本体のフランジ部に厚さ0.15mmの酢酸
ビニルを10%含むエチレン・酢酸ビニル共重合体
のシートより打抜いた外径70mm、内径60mm、一部
に舌片を有する剥離用フランジをヒートシールし
て接着した。尚、ヒートシールは熱板にてテフロ
ンを介して温度240℃、圧力1.0Kg/cm2、時間2秒
の条件下で行なつた。次に、容器本体内に内容物
としてゼリーを充填し、厚さ12μのポリエチレン
テレフタレート(PET)と厚さ50μのポリエチレ
ン(PE)のラミネート構造を有するシール蓋材
を前記剥離用フランジにヒートシールとして容器
を密封した。尚、このときのヒートシール条件
は、温度200〜240℃、圧力1.4Kg/cm2、時間1秒
であつた。 以上のようにして得られた成形容器に対して開
封試験を実施した結果、容易に開封することがで
き、各ヒートシール条件に対するヒートシール強
度と漏れ発生率については下表に示すような結果
が得られる。
エチレン、EVAはエチレン酢酸・ビニル共重合
体、PIBはポリイソブチレンをそれぞれ示す。
又、剥離用フランジ3は第1表に示す材料の組合
せを満足するような材料構成で単層又は多層シー
トに構成することとし、シール面BとCが異なる
材質のときは多層シートなり、同シール面BとC
が同一材質のときは単層シートとすることができ
る。そして、多層シートの場合は、各層間の接着
力は容器本体フランジ部2aと剥離用フランジ3
との剥離強度よりも大きくなければならず、この
ことは例えば接着樹脂を用いた共押出、接着剤を
用いたラミネート、ヒートラミネート、押出コー
テイング等の公知の方法にて実現し得る。更に、
剥離用フランジ3の全体の厚さは0.1〜1.0mm程度
が良く、厚さが0.1mm以下であれば該剥離用フラ
ンジ3の剛性が不足し、1.0mm以上であればコス
トアツプ、容器本体フランジ部2aと剥離用フラ
ンジ3のシール作業性が低下するという問題が生
じる。又、容器本体フランジ部2aに剥離用フラ
ンジ3をシールするには、熱板シール、高周波シ
ール、超音波シール等の公知の方法が用いられ
る。更に又、剥離用フランジ3の寸法について
は、その内寸を容器本体フランジ部2aに合わ
せ、外寸をそれよりも大きく設定する必要があ
り、開封性を考慮して該剥離用フランジ3に舌片
を設けても良い。 次に本成形容器に対して開封試験を実施した結
果を示す。 <試験例> 厚さ0.6mmのエチレンを10%含むポリエチレ
ン・ポリプロピレンブレンドポリマーのシートよ
り、真空成形法にて、口径60mm、深さ20mm、フラ
ンジ幅3mmの丸型カツプ状の容器本体を一体成形
し、該容器本体のフランジ部に厚さ0.15mmの酢酸
ビニルを10%含むエチレン・酢酸ビニル共重合体
のシートより打抜いた外径70mm、内径60mm、一部
に舌片を有する剥離用フランジをヒートシールし
て接着した。尚、ヒートシールは熱板にてテフロ
ンを介して温度240℃、圧力1.0Kg/cm2、時間2秒
の条件下で行なつた。次に、容器本体内に内容物
としてゼリーを充填し、厚さ12μのポリエチレン
テレフタレート(PET)と厚さ50μのポリエチレ
ン(PE)のラミネート構造を有するシール蓋材
を前記剥離用フランジにヒートシールとして容器
を密封した。尚、このときのヒートシール条件
は、温度200〜240℃、圧力1.4Kg/cm2、時間1秒
であつた。 以上のようにして得られた成形容器に対して開
封試験を実施した結果、容易に開封することがで
き、各ヒートシール条件に対するヒートシール強
度と漏れ発生率については下表に示すような結果
が得られる。
【表】
又、以下に比較例として剥離用フランジを設け
ない従来の成形容器に対して行なつた開封試験結
果を示す。 <比較例> 試験に用いた成形容器は、容器本体フランジ部
に厚さ12μのポリエチレンテレフタレート
(PET)と厚さ50μのエチレン・酢酸ビニル共重
合体(酢酸ビニル10%含有)のラミネート構造を
有するシール蓋材を前記実験例と同一条件下でヒ
ートシールによつて接着して構成される。試験結
果によれば、温度240℃でのヒートシール条件下
では開封性が幾分悪く、漏れの発生もあつた。試
験結果をまとめて下表に示す。
ない従来の成形容器に対して行なつた開封試験結
果を示す。 <比較例> 試験に用いた成形容器は、容器本体フランジ部
に厚さ12μのポリエチレンテレフタレート
(PET)と厚さ50μのエチレン・酢酸ビニル共重
合体(酢酸ビニル10%含有)のラミネート構造を
有するシール蓋材を前記実験例と同一条件下でヒ
ートシールによつて接着して構成される。試験結
果によれば、温度240℃でのヒートシール条件下
では開封性が幾分悪く、漏れの発生もあつた。試
験結果をまとめて下表に示す。
【表】
以上の試験結果からも実証される如く、本考案
に係る成形容器は、シール性、剥離性共に優れ
る。 (考案の効果) 以上の説明で明らかな如く本考案によれば、剥
離用フランジを容器本体とシール蓋材との間に介
在させることによつて充填シール部分と剥離部分
とを別々に設けたため、シール蓋材で密封する際
にシール不良が発生せず、開封する際には該シー
ル部材を容易に剥離することができるという効果
が得られる。
に係る成形容器は、シール性、剥離性共に優れ
る。 (考案の効果) 以上の説明で明らかな如く本考案によれば、剥
離用フランジを容器本体とシール蓋材との間に介
在させることによつて充填シール部分と剥離部分
とを別々に設けたため、シール蓋材で密封する際
にシール不良が発生せず、開封する際には該シー
ル部材を容易に剥離することができるという効果
が得られる。
第1図は本考案に係る成形容器の縦断面図、第
2図は同成形容器の平面図、第3図a乃至fは同
成形容器の密封から開封に至る手順を説明する図
である。 符号の説明、1…成形容器、2…容器本体、2
a…フランジ部、3…剥離用フランジ、4…シー
ル蓋材、A,B,C,D…シール面。
2図は同成形容器の平面図、第3図a乃至fは同
成形容器の密封から開封に至る手順を説明する図
である。 符号の説明、1…成形容器、2…容器本体、2
a…フランジ部、3…剥離用フランジ、4…シー
ル蓋材、A,B,C,D…シール面。
Claims (1)
- カツプ状に一体成形された容器本体の開口部周
縁に形成されたフランジ部シール面に剥離用フラ
ンジを接着し、該剥離用フランジの上面にシール
蓋材を接着するとともに、前記容器本体のフラン
ジ部シール面と剥離用フランジの容器本体側シー
ル面を接着強度の小さい材料の組合せで構成し、
同剥離用フランジのシール蓋材側シール面とシー
ル蓋材のシール面を接着強度の大きい材料の組合
せで構成して成ることを特徴とする成形容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12146086U JPH0242610Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12146086U JPH0242610Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6328668U JPS6328668U (ja) | 1988-02-25 |
| JPH0242610Y2 true JPH0242610Y2 (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=31010754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12146086U Expired JPH0242610Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0242610Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-07 JP JP12146086U patent/JPH0242610Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6328668U (ja) | 1988-02-25 |
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