JPH0242907B2 - - Google Patents

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JPH0242907B2
JPH0242907B2 JP57159669A JP15966982A JPH0242907B2 JP H0242907 B2 JPH0242907 B2 JP H0242907B2 JP 57159669 A JP57159669 A JP 57159669A JP 15966982 A JP15966982 A JP 15966982A JP H0242907 B2 JPH0242907 B2 JP H0242907B2
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corrosion
tape
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anticorrosion tape
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  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、貯槽類の水張試験で発生するビー
ド部や治具跡部の発錆、孔食を抑制し、貯槽本体
を保護することを目的とする。
周知のように、貯槽類は使用前の検査として組
立工事が完了した時点で満杯に水を張り、溶接線
地の各部からの液の漏れの有無、基礎の沈下量、
貯槽の変形量等を調査し、安全を確認することが
法制化されている。
この水張り作業に要する日数は、貯槽の規模、
給水事情によつても異るが、一般に数万Klの容量
の貯槽の場合、約1ケ月を要する。さらに、満水
放置期間、水抜き作業期間まで含めると貯槽内面
が水張り水に浸漬されている期間は、約2ケ月間
に及ぶ場合もある。
ところが、このように長期に渡る水張水との接
触により貯槽の側板内面及び底板上面の溶接ビー
ド部や治具跡やチヨークなどでマーキングした箇
所を中心にほぼ全面に渡り、径1mm、深さ0.5〜
1mmほどの孔食が発生する。この腐食の程度は張
り込み水の種類(工業用水、市水、海水等)及び
水張期間の長短にあまり相関なくあらゆる貯槽に
ついて一様に観察される。
これら孔食は、鉄成分の遊離を伴い張込水を赤
錆色に着色し、放流するに当り、物理化学的な廃
水処理が必要となる。さらに重要な問題となるこ
とは、これらの孔食がすみ肉溶接部やアニユラー
プレート等の特に応力がかかる部分に発生した場
合、時間の経過に伴つて大きな欠陥へと成長し、
溶接部の割れ、破断などを招来し、貯槽にとつて
は致命的な事故に結びつく原因となることであ
る。
さらには、これらの孔食部は水張試験後に行う
ビード部や治具跡部のマグナ検査において、凝似
欠陥として検出され、実際の溶接部のクラツク等
の重大欠陥との判別が難しく致命的な欠陥の発見
を見逃す可能性が高く、何らかに対策が必要とさ
れている。
従来、貯槽内面の防食については、貯槽液の性
状に対応した無機塗料、樹脂塗料などを塗装した
り、FRP、フレーク材、耐食シートなどのライ
ニング施工を行つて対処しており、寿命及び経済
性の点で問題はあるもののある程度の効果は得ら
れている。
ところが、これらの防食施工は水張試験及び各
種法的検査の障害となるため、全検査が完了して
から初めて施工されるものであり、水張り試験の
時点では、貯槽内面は無防備で水張水を受け入れ
ることになり、水張り時における一時的な防食対
策は重要な問題となつている。
これらの問題を解決するため現在までに下記の
ような対策が考えられている。
対策(1) 亜鉛系又はアルミ系のプライマー施工を
行つた鋼材を使用する。
対策(2) 無機防錆剤(縮合リン酸塩)を張込水に
添加する。
対策(3) 流電陽極(MgやZn合金)を貯槽内面に
設置する。
しかしいずれの場合においても、水張水の水質
悪化や経済性で大きな問題がある。すなわち、対
策(1)では、板材中央部の発錆については防止でき
るが、最も重要な溶接継手部の孔食は防止できず
原鋼材のコスト高の割合には効果が少い。さらに
金属酸化物が張込水を汚染し、その放流に際して
は何らかの処理が必要となる。
対策(2)では、防錆剤の単価は安いが効果を出す
ためには相当量(200mg/)添加しなければ効
果が少なく、貯槽容量が数万Klになる場合の防錆
剤は莫大な量に達する。さらに本剤の成分である
リンは、廃水中に極微量に含有される場合でも水
域の富栄養化現象を引起す物質であるため水張水
の放流に当つては高度な廃水処理装置の設置が必
要となる。
対策(3)では、材料費は比較的安価だがその取付
にあたり貯槽内面へのスポツト溶接を数多くしな
ければならない上、水抜後の手直しをも含めると
多大な工数の増加となる。本発明はこれらの問題
点を解決した効果的な腐食防止法であり、かつ、
能率的に防食施工を行うこができる施工工具を与
えるものである。
この方法の特徴とするところは、貯槽内面にお
いて特に強度上問題となる部分、すなわち、アニ
ユラープレートと側板との接合部や従来から孔食
及び発錆が著しいとされている範囲、すなわち、
最下段から数段上部までの側板と底板全面のビー
ド及び治具跡部に対して水張試験開始前に、帯状
に成形された卑電位金属箔を貼付したのちに水張
試験を行うようにしたことにある。
また、この貼付作業を効率的に行うために、ロ
ール状に巻き上げた防食テープを被防食施工部に
連続的に貼付するように構成した施工工具を与え
るところにある。
次に本発明の実施例を図面に従つて説明する。
第1図は本発明の方法による防食テープの構成
および貼付するときの状態を表わす図である。
1は鋼板製貯槽の側板部や底板部など防食施工
の対象となる被防食鋼材である。2は鋼材要素の
接合部、すなわち溶接線である。タンクの水張り
検査期間中、タンク内部の位置の違いによる通気
差電池作用や生物の活性に伴う酸素濃淡電池作用
などの電気化学的および生物化学的原因によつて
溶接線2及び治具跡部は、電位的に活性化され、
孔食が発生しやすい。
この孔食を防止するために、3に示すような防
食テープを水張り開始に先立つて、溶接部、治具
跡部に貼付する。防食テープ3は、薄く帯状に成
形された卑電位金属箔4を素材とし、その素材を
被防食鋼材1の表面に張着する接着テープ5が素
材の両縁部に一体的に組み付けられている。卑電
位金属箔4としては、被防食鋼材1と比較して電
位的に活性を有する(卑電位な)金属であり、か
つ延性に富む金属、例えばアルミニウム、マグネ
シウムなどの金属を使用する。この卑電位金属箔
が犠性陽極となり孔食が防止される。接着テープ
5は、金属箔4を被防食鋼材1の表面に固定する
接着機能を有すると共に、貼りつけた状態で被防
食鋼材1と卑電位金属箔4との間に張り水が自由
に回り込めるように、多孔質(メツシユタイプ)
の材料で製作する。このようにして貼付した防食
テープは、水張り試験が完了するまで貼り続け、
水抜き後に剥がして撤去する。
防食テープが貼付されていた部位は、水張り試
験後においても清浄で、腐食はなく、そのままバ
キユームテストやマグナテスト及びリークカラー
テスト等の諸検査に障害なく供することができ
る。
本法によれば、水張り試験時に発生する孔食を
完全に防止することができる。また、従来の薬剤
を使用する方法と比較して、皮膚や衣類を汚すこ
ともなく取扱いが安全で容易であり、また、張り
水に対する影響がないので、張り水を無処理で放
流できる利点を有する。
第2図、第3図は、本発明による防食テープを
貼付する施工工具の概念図であり、そのうち第2
図は側面図であり、第3図は平面図である。
11はロール用ホルダーであり、長尺の防食テ
ープ3を巻き上げたロール状防食テープ12を転
動させながら容易に展張できるように保持する機
能を有し、またロールを適宜、交換できるような
機構を有している。また、ロール用ホルダー11
には、防食テープ3を貼付する施工コースを調節
する作業ハンドル13が設けられている。作業ハ
ンドル13の握り部には、すべり止め用としてゴ
ムまたは樹脂製のキヤツプ14をつけてもよい。
15は圧着用ローラーであり、貼付された防食
テープ3が被防食鋼材面と充分密着するように押
圧する機能を有する。圧着用ローラー15の材質
は、ゴム、スポンジなど柔軟な部材で形成する。
その形状は、防食テープの貼付施工場所の形状
に応じて変え、適宜交換できるようにする。
すなわち、側板部および底板部などの平面部に
施工する場合は、第4図Aに示すように円筒状の
ローラとする。またすみ肉溶接部には第4図Bに
示すように、断面が多角状のローラーを採用す
る。
16はクリーニングブラシであり、防食テープ
3を貼付する鋼材表面に付着した異物を除去す
る。このブラシは、防食テープ施工に伴うロール
径の変動に追従して、上下自在に位置調節が可能
なつている。また、先端部ブラシが軽くて押し付
け圧力が不充分な場合には、適当な重りを取り付
ける必要がある。
この施工工具を用いれば、溶接線に沿つて下方
に向つて軽く押えながら接触せしめるだけで貼付
箇所の清掃、貼付作業、貼付後の押圧などの一連
の作業が同時に進めることができ、労力が少くで
きる上に効率的な防食施工が可能となる。
以上の説明より明らかなように本発明による孔
食防止法は、従来の防食法の欠点を解決し、かつ
効果の点でも非常に優れており、貯槽類の腐食に
対する安全性の向上に大いに寄与するものである
とともに、その施工の簡略化が図られ、建設費の
低減が実現するなどの利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法による防食テープの構成
および貼付するときの状態を表す図である。第2
図、第3図は、本発明による防食テープを貼付す
る施工工具の概念図であり、そのうち第2図は側
面図であり、第3図は平面図である。第4図は圧
着用ローラーの断面図であり、A図は平面部を施
工する場合のローラーの断面図であり、B図はす
み肉溶接部を施工する場合のローラーの断面図で
ある。 1……被防食鋼材、2……溶接線、3……防食
テープ、4……卑電位金属箔、5……接着テー
プ、11……ロール用ホルダー、12……ロール
状防食テープ、13……作業ハンドル、14……
キヤツプ、15……圧着用ローラー、16……ク
リーニングブラシ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋼板製貯槽の組立建設時における水張試験に
    際して、薄い帯状に成形した卑電位金属箔を素材
    とした防食テープであり、その素材を被防食鋼材
    表面に張着する機能を有する接着テープがその素
    材の両縁部に一体的に組み込まれており、かつそ
    の接着テープは張り水を自由に透過する部材で構
    成したところの防食テープを、あらかじめ貯槽内
    面の溶接継手部および/または治具跡に貼付した
    のちに水張試験を行うことを特徴とする鋼板製貯
    槽の水張試験における内面孔食防止法。 2 ロール状に巻いた防食テープを保持するロー
    ル用ホルダーと、防食テープを貼付する施工コー
    スを調節する作業ハンドルと、貼付した防食テー
    プを被防食鋼材表面に押圧する圧着ローラーと、
    ロール用ホルダーの前部に位置し防食テープの貼
    付面に介在する異物を予め除去するクリーニング
    用ブラシとから成り、クリーニング用ブラシは防
    食テープの消費に伴うロール径の変動に追従して
    上下自在に調節が可能であり、かつ、ブラシ先端
    部の押し付け圧力を調節できるように構成した前
    記特許請求の範囲第1項記載の方法を実施する施
    工工具。
JP57159669A 1982-09-16 1982-09-16 鋼板製貯槽の水張試験における内面孔食防止法とその施工工具 Granted JPS5950185A (ja)

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JP57159669A JPS5950185A (ja) 1982-09-16 1982-09-16 鋼板製貯槽の水張試験における内面孔食防止法とその施工工具

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JPS5950185A JPS5950185A (ja) 1984-03-23
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WO2016132603A1 (ja) * 2015-02-17 2016-08-25 株式会社Ihi タンク耐圧試験時のタンク腐食防止方法

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