JPH0243035Y2 - - Google Patents

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JPH0243035Y2
JPH0243035Y2 JP7019386U JP7019386U JPH0243035Y2 JP H0243035 Y2 JPH0243035 Y2 JP H0243035Y2 JP 7019386 U JP7019386 U JP 7019386U JP 7019386 U JP7019386 U JP 7019386U JP H0243035 Y2 JPH0243035 Y2 JP H0243035Y2
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waste
side opening
closing door
rotating drum
discharge side
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主にアルミ合金を含有する廃棄物、
例えば廃車された自動車エンジンのアルミ合金部
分を連続的に溶解して、アルミ合金部分を分離回
収する溶解炉に関する。
(従来の技術) 自動車等のエンジンとして近年アルミ合金素材
が用いられる傾向にあるが、廃車処分された自動
車等のエンジンからこのアルミ合金を分離回収す
る方法として、従来はこれらの廃棄エンジンをガ
スバーナ等で加熱し、アルミ合金のみを溶解分離
させて回収するという方法がとられていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の方法ではエンジンが静置
状態のままで加熱されるので、エンジン全体を均
一に加熱することが困難であり、このためアルミ
合金が溶解されない部分が生じ、また、溶解した
アルミ合金部分も、溶解されない鉄部分の凹部等
に溜つたり、複雑な形状の部品間に吸引されたま
まとなる等、アルミ合金の回収率が悪いという問
題があつた。
また、従来の方法では、一回目の処理が完了す
る度に、加熱停止、処理済エンジンの除去、未処
理エンジンの設置、加熱開始といつた面倒な作業
を必要とし、しかも、処理物は高温かつ重量物で
あることから、これらの作業に多大な時間と労力
を必要とするという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本考案では、中空内部を溶解室となした回転
ドラムと、廃棄物の投入側開閉ドアと、非溶解廃
棄物の排出側開閉ドアとを備え、前記回転ドラム
は、その溶解室内底面が廃棄物投入側から排出側
に向けて下り斜面状に形成され、かつ溶解室内周
面には複数枚の撹拌板が突設され、前記廃棄物の
投入側開閉ドアは、回転ドラムの投入側開口部に
形成された廃棄物投入口を開閉可能な状態に閉塞
し、前記非溶解廃棄物の排出側開閉ドアは、回転
ドラムの排出側開口部端面との間に溶解金属流出
用の小間隙を保持させて昇降自在な状態に設けら
れ、かつ排出側開閉ドアの昇降によつて回転ドラ
ムの排出側開口部の下半部に開口される非溶解廃
棄物の排出口を開閉可能な状態に閉塞すると共
に、該排出側開閉ドアの上部には回転ドラムの溶
解室と連通する排ガス排出路が開設され、かつ下
部には回転ドラムの溶解室と連通する火焔供給路
が開設された構成となした。
(作用) 従つて、本考案のロータリキルンでは、上述の
ように溶解室が、回転ドラム状に形成され、該内
底面が廃棄物投入側から排出側に向けて下り斜面
状に形成されると共に、該内周面には複数枚の撹
拌板が突設されているので、廃棄物投入側から定
期的に投入されたエンジン等の廃棄物は転動しな
がら排出側へ移送されることになり、このため廃
棄物の全体が均一に加熱され、アルミ合金等の回
収目的金属が効率的に溶解されると共に、溶解金
属は廃棄物の転動によつて非溶解金属から効率的
に分離されるので、目的金属の回収率が大幅に向
上する。
また、溶解分離されたアルミ合金等の溶解金属
は、回転ドラムの斜面状内底面に沿つて廃棄物排
出側へ流れ、排出側開閉ドアと回転ドラムの排出
側開口部端面との間に形成された溶解金属流出用
の小間隙から順次外部へ落下回収される一方、鉄
等の非溶解廃棄物は排出側開閉ドアを上昇させる
ことによつて開口される廃棄物排出口より定期的
に外部へ排出されるので、溶解金属と非溶解廃棄
物との分離回収作業が能率的に行なわれる。
また、排出側開閉ドアの上部には排ガス排出路
を、また下部には火焔供給路がそれぞれ開設され
ているので、この排出側開閉ドアを上昇させた場
合、下部の火焔供給路が排ガス排出路の役目をな
すことになるので、定期的な非溶解廃棄物の排出
作業の度に火焔の供給を停止する等の作業中断の
必要性がなく、連続運転が可能である。
また、上記工程が回転ドラム内において連続的
に行なわれるので、熱エネルギーの無駄な放射も
少なく効率的な回収作業が行なえる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成を説明する。
この実施例のロータリキルンAは、第1図〜第
3図に示すように、回転ドラム1、廃棄物の投入
側開閉ドア2、非溶解廃棄物の排出側開閉ドア
3、煙突4、バイブレータ装置5を主な構成とし
て備えている。
前記回転ドラム1は、円筒形鋼板1aの内周面
に耐熱コンクリートによる内壁層1bを形成し、
該中空内部を溶解室6となしている。
この溶解室6は廃棄物投入側から排出側に向け
てその内径が漸次大きくなるように形成されるこ
とで溶解室6の内底面が斜面状に形成されてい
る。また、前記溶解室6の内周面には複数枚の撹
拌板1cが突設され、実施例ではこの撹拌板1c
が回転ドラム1の軸線方向に対し廃棄物排出側が
回転方向と逆向する方向に傾斜した状態に設けら
れている。
また、前記回転ドラム1の外周にはガイド輪7
が2個所形成され、このガイド輪7が基台8上に
設けられた左右一対の受けローラ9,9によつて
それぞれ回転自在に支持され、かつ回転ドラム1
の外周に形成された大ギヤ10を駆動装置11と
連動する小スプロケツト12と噛合させることに
よつて、回転ドラム1の回転が行なわれる。
尚、前記回転ドラム1の廃棄物投入側開口部1
dは、基台8上に立設された前壁体13によつて
閉塞されると共に、該前壁体13には前記溶解室
6と連通する廃棄物投入口14が開設されてい
る。
前記廃棄物の投入側開閉ドア2は、前記廃棄物
投入口14の開閉を行なうドアであり、実施例で
は廃棄物投入口14の前面に沿つて昇降自在な状
態に設けられ、かつ、ワイヤ15を介してウイン
チ等の巻き上げ手段によつて昇降が行なわれる。
前記非溶解廃棄物の排出側開閉ドア3は、回転
ドラム1の排出側開口部1eの開閉を行なうドア
であり、排出側開口部端面との間に溶解金属流出
用の小間隙間aを保持させた状態で昇降自在な状
態に設けられ、かつ、ワイヤ15を介してウイン
チ等の巻き上げ手段によつて昇降が行なわれ、こ
の排出側開閉ドア3の上昇によつて、回転ドラム
1の排出側開口部1eの下半部に略半円状の非溶
解廃棄物の排出口16が開口されるようになつて
いる。
また、前記排出側開閉ドア3は300mm程度の厚
手に形成され、その上部には回転ドラム1の溶解
室6と連通する排ガス排出路17が開設され、か
つ下部には回転ドラム1の溶解室6と連通する火
焔供給路18が開設されている。
前記煙突4は排ガスを強制的に吸引排出させる
ためのものであり、その下端開口部側が前記排ガ
ス排出路17と対向する状態に設けられている。
前記バイブレータ装置5は、前記溶解室6の排
出口16から排出された非溶解廃棄物同士が残留
溶解金属の冷却固化作用によつて互いに接着され
ることで大きな塊状にならないように、固化する
までの間に振動分離させるための装置であり、前
記排出口16との間に案内シユート19が設けら
れる。
この案内シユート19は非溶解廃棄物の排出方
向へ向けて設けられている。
前記バイブレータ装置5はシユート状本体部2
0がコイルスプリング21によつて宙吊り状に設
けられ、偏心モータ等の振動発生装置(図示せ
ず)によつて振動されるものであり、その下部に
は受け容器22を備えている。
尚、前記溶解金属流出用の小間隙aの直下には
案内シユート23が設けられる。この案内シユー
ト23は前記バイブレータ装置5への案内シユー
ト19とは逆行する方向(回転ドラム1の裏面方
向)へ向けて設けられ、その下部にはインゴツト
ケース24を備えている。
また、前記火焔供給路18の外側開口部には火
焔供給手段Bを構成するバーナ25が設けられて
いる。
本実施例では上述のように構成されているの
で、本実施例のロータリキルンAを用いて廃棄物
の処理を行なうには、まず、投入側開閉ドア2を
上昇させて廃棄物投入口14を全開させ、この廃
棄物投入口14からエンジン等の廃棄物を溶解室
6内に投入した後、前記投入側開閉ドア2を下降
させて廃棄物投入口14を閉塞する。
溶解室6内では、火焔供給手段Bを構成するバ
ーナ25から火焔供給路18を通つて噴射供給さ
れる火焔によつて約800℃まで室温が加熱され、
この高熱によつて廃棄物中のアルミ合金等が溶解
分離されて溶解室6の斜面状底面に滴下すると共
に、斜面に沿つて廃棄物排出側へ流れ、溶解金属
流出用の小間隙aから外部へ流れ落ち、案内シユ
ート23に案内されてインゴツトケース24内に
収容される。
尚、溶解室6内に投入された廃棄物は、回転ド
ラムの回転(約1分間に1回転)作用と、複数枚
の撹拌板1cの存在によつて溶解室6内で転勤し
ながら加熱されるので、廃棄物の全体が均一に加
熱されると共に、転動によつてアルミ合金等の溶
解金属が鉄等の非溶解金属から効率的に分離され
ることになる。
また、非溶解金属は溶解室6の斜面状内底面に
沿つて廃棄物排出側へ自動的に移送される。
また、溶解室6内の排ガスは、排出側開閉ドア
3の上部に開設された排ガス排出路17を通つて
煙突4方向に吸引され、外部へ排出される。
尚、この煙突4の吸引作用によつて排ガス排出
路17内や煙突4の入口部分が負圧状態となるの
で、溶解金属流出用の小間隙a等の隙間があつて
も排ガスが外部へ流出することはない。
次に、非溶解廃棄物が廃棄物排出側に溜つた時
点で第2図に示すように、排出側開閉ドア3を上
昇させて非溶解廃棄物の排出口16を略半円状に
開口すると、第2図の二点鎖線矢印で示すよう
に、非溶解廃棄物がこの排出口16より溶解室6
外部へ排出されると共に、案内シユート19に案
内されてバイブレータ装置5内に落下する。
このバイブレータ装置5内では非溶解廃棄物が
振動力を受けることによつて、付着残留した溶解
金属が冷却固化されるまでの一定時間、各非溶解
廃棄物が分離された状態に保持されるので、各非
溶解廃棄物同士が接合されて塊状態にならず、各
部品ごとに分離された状態で受け容器22内に回
収される。
尚、排出側開閉ドア3を上昇させた上記の状態
においては、火焔供給路18が排ガス排出路17
の役目をなし、溶解室6内の排ガスは火焔供給路
18を通つて煙突4方向に吸引され外部へ排出さ
れるので、バーナ25等を停止させる必要はな
く、連続運転が可能である。
尚、非溶解廃棄物の排出が終了した時点で排出
側開閉ドア3を下降させて排出口16を閉塞する
と共に、必要により廃棄物投入口14を開いて新
たな廃棄物を溶解室6内に投入して運転を継続す
る。
以上説明してきたように、実施例のロータリキ
ルンAにあつては、回収目的金属の回収率が極め
て高くかつ溶解金属と非溶解金属との分離回収作
業が能率的に行なえ、しかも連続運転が可能とな
る。
また、実施例では排出口16部分にバイブレー
タ装置5を備えたので、非溶解廃棄物が各部品ご
とに分離された状態で回収できるので、以後の処
理が容易に行なえる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では廃棄物投入側から排出側に
向けてその内径が漸次大きくなるように形成する
ことで、溶解室6の内底面を斜面状に形成した場
合を示したが、これに限定されず、回転ドラム1
を傾斜状に設けることで溶解室6内底面を斜面状
に形成するようにしてもよい。
また、実施例では火焔供給手段Bとしてバーナ
25を用いた場合を示したが、これに限られず、
例えば廃タイヤ、廃自動車、廃プラスチツク等の
廃棄物の熱分解生成ガスをそのまま火焔供給路1
8に接続し、これを燃焼供給するようにすれば廃
棄物の処理熱が有効利用でき、燃料費が節減でき
る。
また、実施例では、処理すべき廃棄物としてア
ルミ合金製エンジンを示したが、これに限られ
ず、アルミ缶や家電品等であつてもよい。
(考案の効果) 従つて、本考案のロータリキルンでは、上述の
ように溶解室が、回転ドラム状に形成され、該内
底面が廃棄物投入側から排出側に向けて下り斜面
状に形成されると共に、該内周面には複数枚の撹
拌板が突設されているので、廃棄物投入側から定
期的に投入されたエンジン等の廃棄物は転動しな
がら排出側へ移送されることになり、このため廃
棄物の全体が均一に加熱され、アルミ合金等の回
収目的金属が効率的に溶解されると共に、溶解金
属は廃棄物の転動によつて非溶解金属から効率的
に分離されるので、目的金属の回収率が大幅に向
上する。
また、溶解分離されたアルミ合金等の溶解金属
は、回転ドラムの斜面状内底面に沿つて廃棄物排
出側へ流れ、排出側開閉ドアと回転ドラムの排出
側開口部端面との間に形成された溶解金属流出用
の小間隙から順次外部へ落下回収される一方、鉄
等の非溶解廃棄物は排出側開閉ドアを上昇させる
ことによつて開口される廃棄物排出口より定期的
に外部へ排出されるので、溶解金属と非溶解廃棄
物との分離回収作業が能率的に行なわれる。
また、排出側開閉ドアの上部には排ガス排出路
を、また下部には火焔供給路がそれぞれ開設され
ているので、この排出側開閉ドアを上昇させた場
合、下部の火焔供給路が排ガス排出路の役目をな
すことになるので、定期的な非溶解廃棄物の排出
作業の度に火焔の供給を停止する等の作業中断の
必要性がなく、連続運転が可能である。
また、上記工程が回転ドラム内において連続的
に行なわれるので、熱エネルギーの無駄な放射も
少なく効率的な回収作業が行なえる等の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のロータリキルンを示す
断面説明図、第2図は同非溶解廃棄物の排出工程
を示す断面説明図、第3図は第1図−線によ
る断面図である。 1……回転ドラム、2……廃棄物の投入側開閉
ドア、3……非溶解廃棄物の排出側開閉ドア、6
……溶解室、10……撹拌板、14……廃棄物投
入口、16……非溶解廃棄物の排出口、17……
排ガス排出路、18……火焔供給路、a……溶解
金属流出用の小間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空内部を溶解室となした回転ドラムと、廃棄
    物の投入側開閉ドアと、非溶解廃棄物の排出側開
    閉ドアとを備え、前記回転ドラムは、その溶解室
    内底面が廃棄物投入側から排出側に向けて下り斜
    面状に形成され、かつ溶解室内周面には複数枚の
    撹拌板が突設され、前記廃棄物の投入側開閉ドア
    は、回転ドラムの投入側開口部に形成された廃棄
    物投入口を開閉可能な状態に閉塞し、前記非溶解
    廃棄物の排出側開閉ドアは、回転ドラムの排出側
    開口部端面との間に溶解金属流出用の小間隙を保
    持させて昇降自在な状態に設けられ、かつ排出側
    開閉ドアの昇降によつて回転ドラムの排出側開口
    部の下半部に開口される非溶解廃棄物の排出口を
    開閉可能な状態に閉塞すると共に、該排出側開閉
    ドアの上部には回転ドラムの溶解室と連通する排
    ガス排出路が開設され、かつ下部には回転ドラム
    の溶解室と連通する火焔供給路が開設されている
    ことを特徴とするロータリキルン。
JP7019386U 1986-05-10 1986-05-10 Expired JPH0243035Y2 (ja)

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JP7019386U JPH0243035Y2 (ja) 1986-05-10 1986-05-10

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JP7019386U JPH0243035Y2 (ja) 1986-05-10 1986-05-10

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JPH0241454Y2 (ja) * 1986-05-13 1990-11-05

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JPS62181888U (ja) 1987-11-18

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