JPH0243107B2 - - Google Patents
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- JPH0243107B2 JPH0243107B2 JP301983A JP301983A JPH0243107B2 JP H0243107 B2 JPH0243107 B2 JP H0243107B2 JP 301983 A JP301983 A JP 301983A JP 301983 A JP301983 A JP 301983A JP H0243107 B2 JPH0243107 B2 JP H0243107B2
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
本発明は吸収冷凍機、特に冷凍負荷の変動の大
きな吸収冷凍機に有効な吸収冷凍機の高効率運転
制御装置に関するものである。 従来の吸収冷凍機制御装置の一例を第1図に基
いて説明する。なお、第1図に示すものは二重効
用吸収冷凍機で冷媒に水、吸収剤(溶液)にリチ
ウムブロマイド水溶液を使用したものである。 図において、1は高圧再生器、2は低圧再生
器、3は凝縮器、4は蒸発器、5は吸収器、6は
低温熱交換器、7は高温熱交換器、8乃至13は
溶液配管、14は再生器ポンプ、15は吸収器ポ
ンプ、16はエゼクター、17乃至19は冷媒配
管、20は冷媒ポンプ、21は加熱源配管、22
は冷却水配管、23は冷水配管、24は冷却水ポ
ンプ、25は加熱源量制御弁であり、図示のよう
に配管接続されている。高圧再生器1で蒸発した
冷媒は、低圧再生器2を経て凝縮器3に入り、冷
却水配管22内の水と熱交換して凝縮液化した
後、蒸発器4に入り冷水配管23内の水と熱交換
して蒸発し、この際に奪う熱によつて冷水配管2
3内の水を冷却する。 一方、蒸発器4で蒸発した冷媒は、吸収器5で
溶液により吸収され、冷媒を吸収して濃度の薄く
なつた溶液はポンプ14により低温熱交換器6、
高温熱交換器7を経て高圧再生器1に入り、ここ
で、加熱源配管21を経て供給される加熱源によ
つて加熱され、冷媒を蒸発分離して中濃度の溶液
となり、高温熱交換器7を経て低圧再生器2に入
り冷媒蒸気により加熱されて、さらに冷媒を蒸発
分離して濃度が高くなる。低圧再生器2で高濃度
となつた溶液は、低温熱交換器6を経てエゼクタ
ー16で吸収器ポンプ15からの溶液と混合して
吸収器5内に散布されるようになつており、冷凍
サイクルを行う。 上記のような二重効用吸収冷凍機においては、
低温熱交換器6の出口、すなわち配管12内の溶
液の濃度が結晶析出を起さない限度内で高い程効
率が高い。このことに注目し、第1図に示すよう
に温度検出器26,27,28を設けて、凝縮冷
媒温度T1、低圧再生器出口溶液温度T2、及び低
温熱交換器出口溶液温度T3を検出し、リチウム
ブロマイド溶液の濃度曲線から計算装置29によ
つて溶液濃度と結晶限界濃度との差である結晶濃
度余裕度を算出し、これが設定器30に設定され
た設定値となるよう比較器31、コントローラ3
2を介して溶液循環量制御弁33を制御し高効率
運転を行なわせるようにしたものが提案されてい
る。 ここで、上記のような冷凍機が、最高効率で運
転される溶液循環量に対応する濃度余裕度の値
は、そのときの冷凍負荷に大きく依存するため、
最高効率で運転しようとすれば運転員が時々刻々
の状況に応じて設定値を変えてやらなければなら
ず、常にチエツクを続けなければならないという
問題があつた。 本発明は上記した点に鑑み提案されたもので、
その目的とするところは、運転中の吸収溶液濃度
とその結晶限界濃度との差である結晶濃度余裕度
を算出し、これが設定値となるよう溶液循環量を
制御する吸収冷凍機の制御装置において、加熱源
量検出器、冷水流量検出器、冷水出口温度検出
器、及び、冷水入口温度検出器を備えると共に、
探索運転モードと通常運転モードとの切替えを行
うモード切替手段を有するモード切替部と、前記
各検出器からの検出値に基づいて、濃度余裕度設
定値として取り得る離散値と冷凍負荷として取り
得る離散値を独立変数とし、これら独立変数の従
属変数である吸収冷凍機の動作係数を前記加熱源
量、冷水流量、冷水出口温度及び冷水入口温度か
ら計算し、前回の動作係数平均値との重み付き平
均値を求め、各冷凍負荷に対して動作係数が最小
となる濃度余裕度設定値を探索する探索運転モー
ド計算部と、前記冷水流量、冷水出口温度及び冷
水入口温度から冷凍負荷を計算し、離散値化され
たこの冷凍負荷を指標として前記探索運転モード
計算部での探索結果に基づき最適の濃度余裕度設
定値を設定し、これを前記設定値として出力する
通常運転モード計算部とを具備したことを要旨と
し、自動的に高効率運転を行わせることができる
吸収冷凍機の高効率運転制御装置を提供すること
にある。 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。第2図は吸収冷凍機の制御装置全体の構
成を示すものである。ここで、第1図と同一構成
部分は同一符号を付してその説明を省略し、第1
図と異なる部分についてのみ説明する。 第2図において、加熱源量QF及び冷水流量QW
は、それぞれ流量検出器101,102で検出さ
れる。冷水出口温度Tφ及び冷水入口温度TIはそ
れぞれ温度検出器103,104で検出される。
以上4つの検出量QF、QW、Tφ、TIはそれぞれ
計算機200に入力される。計算機200はその
中に第4図に詳細を示すようにモード制御部20
1、探索運転モード計算部202及び通常運転モ
ード計算部203を有する。さらにモード切替ボ
タン210の出力Mも計算機200に入力され、
その出力は前述の比較器31の一方の入力端に入
力される。 なお、モード切替ボタン210の出力Mは以下
の説明を簡単にするため出力値は“1”または
“2”の二値のみで (i) 運転員により探索運転モードが選択された場
合には“1”を出力し、 (ii) 運転員により通常運転モードが選択された場
合には、“2”を出力する ものとする。 ここで、探索運転モードでは、濃度余裕度の設
定値を強制的に変更し、最高効率を示す最適値を
自動探索し、通常運転モードでは探索運転モード
で求めた最適値に濃度余裕度を保持すべく制御す
るようになつている。 計算機200の各部の具体的な演算内容は下記
のようになつている。なお、以下の説明では既出
のもの以外に次の記号を用いる。 (イ) 予めデータとして与えられるもの X(I)、I=1、2、…、L:濃度余裕度設定と
して取り得る値(Lは個数。) R(J)、J=1、2、…、M:冷凍負荷の離散値
(Mは個数。) TAU:探索モード運転時のサンプル時間(冷
凍機の整定に要する時間より長くとる。) (ロ) 計算結果として出て来るもの η:各サンプル毎の動作係数 ξ: 〃 冷凍負荷 COP(I、J):濃度余裕度設定値がX(I)、冷
凍負荷がR(J)のときの動作係数のサンプル平
均値(初期値は任意。) H(I、J):同上の動作係数のサンプル数(初
期値はすべて0。) Y(J):冷凍負荷がR(J)のときの最適な濃度余裕
度設定値 I*:各計算時点での濃度余裕度設定値X(I)のI
番号 J*:各計算時点での冷凍負荷離散値R(J)のJ番
号 (1) モード制御部201 モード制御部201は、モード切替ボタン2
10よりの入力MがM=1ならば(2)項の探索運
転モード計算部202を使用し、M=2ならば
(3)項の通常運転モード計算部203を使用する
という運転モードの制御を行う。 (2) 探索運転モード計算部202 時間TAU毎に以下の演算を繰り返す。 (2‐1) 冷凍負荷ξを計算し、離散化する ξ=QW×(TI−Tφ) ……(1) R(J*)≦ξ<R(J*+1)、 J*=1、2、…、M−1 ……(2) なるJ*を求める。 (2‐2) 動作係数ηを計算する η=QF/ξ ……(3) この値は単位冷凍負荷当りの所要加熱源量
を表わしており、この係数が小さい程効率が
良いことを示す。 (2‐3) 動作係数計算回数の加算と動作係数の平均
化 H(I*、J*)=H(I*、J*)+1 ……(4) COP(I*、J*)=〔{H(I*、J*)−1}*COP(I*、J*
)+η〕/H(I*、J*)……(5) (2‐4) 最適濃度余裕度設定値の探索 I=1、2、…、Lに対し、H(I、J*)
が正のものの内COP(I、J*)が最も小さい
Iの値IOPTを求め、 Y(J*)=X(IOPT) ……(6) とおく。 (2‐5) 次回計算の準備 I*=I*−1 ……(7) ただし、I*≦0となればI*=Lとおき、X
(I*)を出力する (3) 通常運転モード計算部203 以下の計算をモード制御部201よりコント
ロールが渡る毎に実行する。 (3‐1) 冷凍負荷を計算し、離散化する 前記(2−1)に同じ (3‐2) 最適値Y(J*)を出力する 以上(1)、(2)、(3)の計算のフローチヤートを第3
図にそれぞれステツプS1、S2〜S7、S8及びS9で示
す。 次に、上記モード制御部201、探索運転モー
ド計算部202及び通常運転モード計算部203
の各作用を具体的に説明する。 (1) モード制御部201では、ステツプS1に示す
ように、モード切替ボタン210よりの入力M
が“1”か“2”を判別し、探索運転モード
か、通常運転モードかの選択を行う。M=1な
らば、ステツプS2〜S7に示すように探索運転モ
ード計算部202により探索運転が行われ、M
=2ならばステツプS8、S9に示すように通常運
転モード計算部203により通常運転が行われ
る。 (2) 探索運転モード計算部202では前述のよう
に濃度余裕度の設定値X(I*)を試験的に順次
変えつつ、各X(I*)(ただし、I*=1、2、
…、L)に対して動作係数ηを計算し、その内
動作係数の最も小さいもの、すなわち最も効率
の高いものを選び出し、これを離散化した冷凍
負荷R(J)毎にデータY(J)を格納する。 このようにすることによつて、冷凍負荷R(J)
が与えられればY(J)を参照することによつて、
各R(J)(ただし、J=1、2、…、M)に対し
最も効率を高くする濃度余裕度の設定値を取り
出すことができる。 さらに、(4)式、(5)式で表わされるように上述
の動作係数ηの最も小さいものを選び出すため
のデータCOP(I*、J*)は出現頻度を表わすサ
ンプル数H(I*、J*)の重み付き平均で定義さ
れているので、過去の経験をこのデータ中に学
習作用として取り入れることができる。 具体例を示すと、ある特定の冷凍負荷R(J)に
対し濃度余裕度の設定値をX(I*)として、過
去に4回の計算が行われ、従つてH(I*、J*)=
4となつており、COP(I*、J*)=1.0と求まつ
ていたとする。今、更に、同じ特定のR(J*)、
X(I*)に対して動作係数ηを(3)式で計算する
とη=1.2となつたとする。この場合、過去4
回の計算でCOP(I*、J*)=1.0という値が求ま
つているので、η=1.2となつたのは遇然予想
外の外乱が入つたためであるかも知れない。
(4)、(5)式を用いるならば H(I*、J*)=4+1=5 COP(I*、J*)=4/5×1.0+1/5×1.2=1.04 となつて、5回の内1回1.2という値が出たこ
とが過去4回の経験と総合して、データCOP
(I*、J*)は1.04までしか増やすべきでないと
いう結果になる。 すなわち、(4)、(5)式によれば (i) 何らかの外乱で過去の経験に対し、飛離れ
たηが出たときには、これを過去の経験の多
さによつて重みを小さくし (ii) もし、飛離れたηが出ないときにはH(I*、
J*)を増加させておくことによつて経験の多
さを暗記しておく という作用をする。 (3) 通常運転モード計算部203では離散化され
た冷凍負荷(J)を指標として、最も効率の高い運
転ができる濃度余裕度の設定値もデータY(J)を
用いて設定する。これにより吸収冷凍機の高効
率運転が可能となる。 このような作用によつて、従来運転員が時々
刻々の状態に応じて、常にチエツクをしつつ設
定値を変えなければ高効率運転を持続できなか
つたという問題を解決できる。また、各冷凍機
の特性に応じた最適な濃度余裕度設定値を自動
的に求めることができる。 以上のようにこの発明によれば、自動的に高効
率運転を行わせることのできる吸収冷凍機の高効
率運転制御装置を提供できる。
きな吸収冷凍機に有効な吸収冷凍機の高効率運転
制御装置に関するものである。 従来の吸収冷凍機制御装置の一例を第1図に基
いて説明する。なお、第1図に示すものは二重効
用吸収冷凍機で冷媒に水、吸収剤(溶液)にリチ
ウムブロマイド水溶液を使用したものである。 図において、1は高圧再生器、2は低圧再生
器、3は凝縮器、4は蒸発器、5は吸収器、6は
低温熱交換器、7は高温熱交換器、8乃至13は
溶液配管、14は再生器ポンプ、15は吸収器ポ
ンプ、16はエゼクター、17乃至19は冷媒配
管、20は冷媒ポンプ、21は加熱源配管、22
は冷却水配管、23は冷水配管、24は冷却水ポ
ンプ、25は加熱源量制御弁であり、図示のよう
に配管接続されている。高圧再生器1で蒸発した
冷媒は、低圧再生器2を経て凝縮器3に入り、冷
却水配管22内の水と熱交換して凝縮液化した
後、蒸発器4に入り冷水配管23内の水と熱交換
して蒸発し、この際に奪う熱によつて冷水配管2
3内の水を冷却する。 一方、蒸発器4で蒸発した冷媒は、吸収器5で
溶液により吸収され、冷媒を吸収して濃度の薄く
なつた溶液はポンプ14により低温熱交換器6、
高温熱交換器7を経て高圧再生器1に入り、ここ
で、加熱源配管21を経て供給される加熱源によ
つて加熱され、冷媒を蒸発分離して中濃度の溶液
となり、高温熱交換器7を経て低圧再生器2に入
り冷媒蒸気により加熱されて、さらに冷媒を蒸発
分離して濃度が高くなる。低圧再生器2で高濃度
となつた溶液は、低温熱交換器6を経てエゼクタ
ー16で吸収器ポンプ15からの溶液と混合して
吸収器5内に散布されるようになつており、冷凍
サイクルを行う。 上記のような二重効用吸収冷凍機においては、
低温熱交換器6の出口、すなわち配管12内の溶
液の濃度が結晶析出を起さない限度内で高い程効
率が高い。このことに注目し、第1図に示すよう
に温度検出器26,27,28を設けて、凝縮冷
媒温度T1、低圧再生器出口溶液温度T2、及び低
温熱交換器出口溶液温度T3を検出し、リチウム
ブロマイド溶液の濃度曲線から計算装置29によ
つて溶液濃度と結晶限界濃度との差である結晶濃
度余裕度を算出し、これが設定器30に設定され
た設定値となるよう比較器31、コントローラ3
2を介して溶液循環量制御弁33を制御し高効率
運転を行なわせるようにしたものが提案されてい
る。 ここで、上記のような冷凍機が、最高効率で運
転される溶液循環量に対応する濃度余裕度の値
は、そのときの冷凍負荷に大きく依存するため、
最高効率で運転しようとすれば運転員が時々刻々
の状況に応じて設定値を変えてやらなければなら
ず、常にチエツクを続けなければならないという
問題があつた。 本発明は上記した点に鑑み提案されたもので、
その目的とするところは、運転中の吸収溶液濃度
とその結晶限界濃度との差である結晶濃度余裕度
を算出し、これが設定値となるよう溶液循環量を
制御する吸収冷凍機の制御装置において、加熱源
量検出器、冷水流量検出器、冷水出口温度検出
器、及び、冷水入口温度検出器を備えると共に、
探索運転モードと通常運転モードとの切替えを行
うモード切替手段を有するモード切替部と、前記
各検出器からの検出値に基づいて、濃度余裕度設
定値として取り得る離散値と冷凍負荷として取り
得る離散値を独立変数とし、これら独立変数の従
属変数である吸収冷凍機の動作係数を前記加熱源
量、冷水流量、冷水出口温度及び冷水入口温度か
ら計算し、前回の動作係数平均値との重み付き平
均値を求め、各冷凍負荷に対して動作係数が最小
となる濃度余裕度設定値を探索する探索運転モー
ド計算部と、前記冷水流量、冷水出口温度及び冷
水入口温度から冷凍負荷を計算し、離散値化され
たこの冷凍負荷を指標として前記探索運転モード
計算部での探索結果に基づき最適の濃度余裕度設
定値を設定し、これを前記設定値として出力する
通常運転モード計算部とを具備したことを要旨と
し、自動的に高効率運転を行わせることができる
吸収冷凍機の高効率運転制御装置を提供すること
にある。 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説
明する。第2図は吸収冷凍機の制御装置全体の構
成を示すものである。ここで、第1図と同一構成
部分は同一符号を付してその説明を省略し、第1
図と異なる部分についてのみ説明する。 第2図において、加熱源量QF及び冷水流量QW
は、それぞれ流量検出器101,102で検出さ
れる。冷水出口温度Tφ及び冷水入口温度TIはそ
れぞれ温度検出器103,104で検出される。
以上4つの検出量QF、QW、Tφ、TIはそれぞれ
計算機200に入力される。計算機200はその
中に第4図に詳細を示すようにモード制御部20
1、探索運転モード計算部202及び通常運転モ
ード計算部203を有する。さらにモード切替ボ
タン210の出力Mも計算機200に入力され、
その出力は前述の比較器31の一方の入力端に入
力される。 なお、モード切替ボタン210の出力Mは以下
の説明を簡単にするため出力値は“1”または
“2”の二値のみで (i) 運転員により探索運転モードが選択された場
合には“1”を出力し、 (ii) 運転員により通常運転モードが選択された場
合には、“2”を出力する ものとする。 ここで、探索運転モードでは、濃度余裕度の設
定値を強制的に変更し、最高効率を示す最適値を
自動探索し、通常運転モードでは探索運転モード
で求めた最適値に濃度余裕度を保持すべく制御す
るようになつている。 計算機200の各部の具体的な演算内容は下記
のようになつている。なお、以下の説明では既出
のもの以外に次の記号を用いる。 (イ) 予めデータとして与えられるもの X(I)、I=1、2、…、L:濃度余裕度設定と
して取り得る値(Lは個数。) R(J)、J=1、2、…、M:冷凍負荷の離散値
(Mは個数。) TAU:探索モード運転時のサンプル時間(冷
凍機の整定に要する時間より長くとる。) (ロ) 計算結果として出て来るもの η:各サンプル毎の動作係数 ξ: 〃 冷凍負荷 COP(I、J):濃度余裕度設定値がX(I)、冷
凍負荷がR(J)のときの動作係数のサンプル平
均値(初期値は任意。) H(I、J):同上の動作係数のサンプル数(初
期値はすべて0。) Y(J):冷凍負荷がR(J)のときの最適な濃度余裕
度設定値 I*:各計算時点での濃度余裕度設定値X(I)のI
番号 J*:各計算時点での冷凍負荷離散値R(J)のJ番
号 (1) モード制御部201 モード制御部201は、モード切替ボタン2
10よりの入力MがM=1ならば(2)項の探索運
転モード計算部202を使用し、M=2ならば
(3)項の通常運転モード計算部203を使用する
という運転モードの制御を行う。 (2) 探索運転モード計算部202 時間TAU毎に以下の演算を繰り返す。 (2‐1) 冷凍負荷ξを計算し、離散化する ξ=QW×(TI−Tφ) ……(1) R(J*)≦ξ<R(J*+1)、 J*=1、2、…、M−1 ……(2) なるJ*を求める。 (2‐2) 動作係数ηを計算する η=QF/ξ ……(3) この値は単位冷凍負荷当りの所要加熱源量
を表わしており、この係数が小さい程効率が
良いことを示す。 (2‐3) 動作係数計算回数の加算と動作係数の平均
化 H(I*、J*)=H(I*、J*)+1 ……(4) COP(I*、J*)=〔{H(I*、J*)−1}*COP(I*、J*
)+η〕/H(I*、J*)……(5) (2‐4) 最適濃度余裕度設定値の探索 I=1、2、…、Lに対し、H(I、J*)
が正のものの内COP(I、J*)が最も小さい
Iの値IOPTを求め、 Y(J*)=X(IOPT) ……(6) とおく。 (2‐5) 次回計算の準備 I*=I*−1 ……(7) ただし、I*≦0となればI*=Lとおき、X
(I*)を出力する (3) 通常運転モード計算部203 以下の計算をモード制御部201よりコント
ロールが渡る毎に実行する。 (3‐1) 冷凍負荷を計算し、離散化する 前記(2−1)に同じ (3‐2) 最適値Y(J*)を出力する 以上(1)、(2)、(3)の計算のフローチヤートを第3
図にそれぞれステツプS1、S2〜S7、S8及びS9で示
す。 次に、上記モード制御部201、探索運転モー
ド計算部202及び通常運転モード計算部203
の各作用を具体的に説明する。 (1) モード制御部201では、ステツプS1に示す
ように、モード切替ボタン210よりの入力M
が“1”か“2”を判別し、探索運転モード
か、通常運転モードかの選択を行う。M=1な
らば、ステツプS2〜S7に示すように探索運転モ
ード計算部202により探索運転が行われ、M
=2ならばステツプS8、S9に示すように通常運
転モード計算部203により通常運転が行われ
る。 (2) 探索運転モード計算部202では前述のよう
に濃度余裕度の設定値X(I*)を試験的に順次
変えつつ、各X(I*)(ただし、I*=1、2、
…、L)に対して動作係数ηを計算し、その内
動作係数の最も小さいもの、すなわち最も効率
の高いものを選び出し、これを離散化した冷凍
負荷R(J)毎にデータY(J)を格納する。 このようにすることによつて、冷凍負荷R(J)
が与えられればY(J)を参照することによつて、
各R(J)(ただし、J=1、2、…、M)に対し
最も効率を高くする濃度余裕度の設定値を取り
出すことができる。 さらに、(4)式、(5)式で表わされるように上述
の動作係数ηの最も小さいものを選び出すため
のデータCOP(I*、J*)は出現頻度を表わすサ
ンプル数H(I*、J*)の重み付き平均で定義さ
れているので、過去の経験をこのデータ中に学
習作用として取り入れることができる。 具体例を示すと、ある特定の冷凍負荷R(J)に
対し濃度余裕度の設定値をX(I*)として、過
去に4回の計算が行われ、従つてH(I*、J*)=
4となつており、COP(I*、J*)=1.0と求まつ
ていたとする。今、更に、同じ特定のR(J*)、
X(I*)に対して動作係数ηを(3)式で計算する
とη=1.2となつたとする。この場合、過去4
回の計算でCOP(I*、J*)=1.0という値が求ま
つているので、η=1.2となつたのは遇然予想
外の外乱が入つたためであるかも知れない。
(4)、(5)式を用いるならば H(I*、J*)=4+1=5 COP(I*、J*)=4/5×1.0+1/5×1.2=1.04 となつて、5回の内1回1.2という値が出たこ
とが過去4回の経験と総合して、データCOP
(I*、J*)は1.04までしか増やすべきでないと
いう結果になる。 すなわち、(4)、(5)式によれば (i) 何らかの外乱で過去の経験に対し、飛離れ
たηが出たときには、これを過去の経験の多
さによつて重みを小さくし (ii) もし、飛離れたηが出ないときにはH(I*、
J*)を増加させておくことによつて経験の多
さを暗記しておく という作用をする。 (3) 通常運転モード計算部203では離散化され
た冷凍負荷(J)を指標として、最も効率の高い運
転ができる濃度余裕度の設定値もデータY(J)を
用いて設定する。これにより吸収冷凍機の高効
率運転が可能となる。 このような作用によつて、従来運転員が時々
刻々の状態に応じて、常にチエツクをしつつ設
定値を変えなければ高効率運転を持続できなか
つたという問題を解決できる。また、各冷凍機
の特性に応じた最適な濃度余裕度設定値を自動
的に求めることができる。 以上のようにこの発明によれば、自動的に高効
率運転を行わせることのできる吸収冷凍機の高効
率運転制御装置を提供できる。
第1図は従来の吸収冷凍機制御装置の構成図、
第2図はこの発明の一実施例に係る吸収冷凍機制
御装置の構成図、第3図は上記制御装置の学習制
御部の動作を説明するためのフローチヤート、第
4図は第2図における学習制御部の詳細を示すブ
ロツク図である。 101,102……流量検出器、103,10
4……温度検出器、200……計算機、201…
…モード制御部、202……探索運転モード計算
部、203……通常運転モード計算部、210…
…モード切替ボタン。
第2図はこの発明の一実施例に係る吸収冷凍機制
御装置の構成図、第3図は上記制御装置の学習制
御部の動作を説明するためのフローチヤート、第
4図は第2図における学習制御部の詳細を示すブ
ロツク図である。 101,102……流量検出器、103,10
4……温度検出器、200……計算機、201…
…モード制御部、202……探索運転モード計算
部、203……通常運転モード計算部、210…
…モード切替ボタン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 運転中の吸収溶液濃度とその結晶限界濃度と
の差である結晶濃度余裕度を算出し、これが設定
値となるよう溶液循環量を制御する吸収冷凍機の
制御装置において、 加熱源量検出器、冷水流量検出器、冷水出口温
度検出器、及び、冷水入口温度検出器を備えると
共に、探索運転モードと通常運転モードとの切替
えを行うモード切替手段を有するモード切替部
と、前記各検出器からの検出値に基づいて、濃度
余裕度設定値として取り得る離散値と冷凍負荷と
して取り得る離散値を独立変数とし、これら独立
変数の従属変数である吸収冷凍機の動作係数を前
記加熱源量、冷水流量、冷水出口温度及び冷水入
口温度から計算し、前回の動作係数平均値との重
み付き平均値を求め、各冷凍負荷に対して動作係
数が最小となる濃度余裕度設定値を探索する探索
運転モード計算部と、前記冷水流量、冷水出口温
度及び冷水入口温度から冷凍負荷を計算し、離散
値化されたこの冷凍負荷を指標として前記探索運
転モード計算部での探索結果に基づき最適の濃度
余裕度設定値を設定し、これを前記設定値として
出力する通常運転モード計算部とを具備したこと
を特徴とする吸収冷凍機の高効率運転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP301983A JPS59129357A (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 吸収冷凍機の高効率運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP301983A JPS59129357A (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 吸収冷凍機の高効率運転制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59129357A JPS59129357A (ja) | 1984-07-25 |
| JPH0243107B2 true JPH0243107B2 (ja) | 1990-09-27 |
Family
ID=11545616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP301983A Granted JPS59129357A (ja) | 1983-01-12 | 1983-01-12 | 吸収冷凍機の高効率運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59129357A (ja) |
-
1983
- 1983-01-12 JP JP301983A patent/JPS59129357A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59129357A (ja) | 1984-07-25 |
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