JPH0243324A - 成形性と耐縦割れ性の優れた冷延鋼板の製造方法 - Google Patents
成形性と耐縦割れ性の優れた冷延鋼板の製造方法Info
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- JPH0243324A JPH0243324A JP63192062A JP19206288A JPH0243324A JP H0243324 A JPH0243324 A JP H0243324A JP 63192062 A JP63192062 A JP 63192062A JP 19206288 A JP19206288 A JP 19206288A JP H0243324 A JPH0243324 A JP H0243324A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
(産業上の利用分野)
本発明は、成形性と加工後の耐縦割れ性の優れた冷延鋼
板の製造法に関するものである。
板の製造法に関するものである。
(従来の技術)
極低炭素鋼にTiもしくはNbを添加して、成形性に優
れ、且つ加工後の縦割れの生しにくい冷延綱板の製造法
としては下記のような技術が知られている。
れ、且つ加工後の縦割れの生しにくい冷延綱板の製造法
としては下記のような技術が知られている。
先ず、TiとNbの何れか1種もしくは双方が添加され
るが、特殊な成分系とする必要のあるものに、■P +
5 Nを0.01.75%以下に制御する低P低Nを特
徴とする特公昭58−48633号、■TiをNの化学
当量以下に制限する特公昭6145689号があり、操
業方法により規制するものに、■熱延の仕上温度を50
0〜780 ’Cとする特公昭61−10007号、0
800〜1000°Cで均熱後熱延を行う特公昭604
5689号、■連続鋳造の際薄鋳片とすることが要件と
されるものに特公昭60−34804号、■熱延開始温
度を600〜900°Cとする方法として特公昭60−
45692号、■鋳造Mi織に占める等軸晶の比率を3
0%以上とすることの要求される特公昭6]−1053
5号、等があげられる。又、■TiとNbの双方を添加
し、Tiを4C+ 3.43 N以下に制御するものと
して、特公昭61−32375号がある。
るが、特殊な成分系とする必要のあるものに、■P +
5 Nを0.01.75%以下に制御する低P低Nを特
徴とする特公昭58−48633号、■TiをNの化学
当量以下に制限する特公昭6145689号があり、操
業方法により規制するものに、■熱延の仕上温度を50
0〜780 ’Cとする特公昭61−10007号、0
800〜1000°Cで均熱後熱延を行う特公昭604
5689号、■連続鋳造の際薄鋳片とすることが要件と
されるものに特公昭60−34804号、■熱延開始温
度を600〜900°Cとする方法として特公昭60−
45692号、■鋳造Mi織に占める等軸晶の比率を3
0%以上とすることの要求される特公昭6]−1053
5号、等があげられる。又、■TiとNbの双方を添加
し、Tiを4C+ 3.43 N以下に制御するものと
して、特公昭61−32375号がある。
(発明が解決しようとする課題)
然しなから、これ等公知の技術については下記のような
欠陥がある。
欠陥がある。
a)溶鋼を低P低Nとすることは経済的には困難である
: 通常の溶銑処理ではPは0.02%前後であり0.01
%以下は殆んど得られないから、■の如<P+5Nを0
.0175%以下とするには、例えPを0.01%まで
低減できたとしても、5Nを0. OO75%以下即ち
Nを0.0015%以下にまで低下させなければならず
、リムド鋼ならばともかく連続鋳造では通常このような
ことは困難である。逆にNの許容量を0.0020%ま
で緩めると、Pは0.0075%以下とする必要があり
、特殊な溶銑処理が必要とされ処理コストも増大し実用
的ではない。
: 通常の溶銑処理ではPは0.02%前後であり0.01
%以下は殆んど得られないから、■の如<P+5Nを0
.0175%以下とするには、例えPを0.01%まで
低減できたとしても、5Nを0. OO75%以下即ち
Nを0.0015%以下にまで低下させなければならず
、リムド鋼ならばともかく連続鋳造では通常このような
ことは困難である。逆にNの許容量を0.0020%ま
で緩めると、Pは0.0075%以下とする必要があり
、特殊な溶銑処理が必要とされ処理コストも増大し実用
的ではない。
b)Ti添加量をNの当量とすることは好ましくない:
Tiの添加量が■のようにNの当量以下の場合には、T
iNとして固定されないNが残留する。通常、当量添加
しても固定されないNが残留する程であり、やや過剰の
Tiの添加量が必要とされる。Ti添加量をCとNの当
量以下とする場合には、特に極炭素領域ではNに対して
Tiの過剰量が低く抑えられるため、通常の熱延工程で
はNが充分に固定されない。例えば0.0025%Cの
場合は、Nに対するTiの過剰量はo、oi%以下とな
り、後述する過剰Tiの必要量とする0、015%には
足りない。Tiで固定されずに残ったNは、低温巻取の
場合は固溶Nのまま残留し、再結晶時に微細なAiとし
て析出するため粒成長を阻害して伸びと深絞り性を低下
せしめ、一方高温巻取の場合には巻取の段階で微細な^
lが析出し延性を損う原因となる。
iNとして固定されないNが残留する。通常、当量添加
しても固定されないNが残留する程であり、やや過剰の
Tiの添加量が必要とされる。Ti添加量をCとNの当
量以下とする場合には、特に極炭素領域ではNに対して
Tiの過剰量が低く抑えられるため、通常の熱延工程で
はNが充分に固定されない。例えば0.0025%Cの
場合は、Nに対するTiの過剰量はo、oi%以下とな
り、後述する過剰Tiの必要量とする0、015%には
足りない。Tiで固定されずに残ったNは、低温巻取の
場合は固溶Nのまま残留し、再結晶時に微細なAiとし
て析出するため粒成長を阻害して伸びと深絞り性を低下
せしめ、一方高温巻取の場合には巻取の段階で微細な^
lが析出し延性を損う原因となる。
C)特殊な鋳造条件を必要とすることば経済的に好まし
くない: 例えば■のように薄鋳片を得るためには、現有の鋳造設
備を大幅に改造する必要があり、好ましくない。又、■
のような鋳造組織の制御も、通常の連続鋳造では極低炭
素鋼は殆んどが柱状晶となっており、又、低炭素鋼で行
われている鋳造温度の低下もしくは通常の電磁攪拌程度
では等軸品の比率を上昇せしめることは困難である。
くない: 例えば■のように薄鋳片を得るためには、現有の鋳造設
備を大幅に改造する必要があり、好ましくない。又、■
のような鋳造組織の制御も、通常の連続鋳造では極低炭
素鋼は殆んどが柱状晶となっており、又、低炭素鋼で行
われている鋳造温度の低下もしくは通常の電磁攪拌程度
では等軸品の比率を上昇せしめることは困難である。
d)低温圧延は圧延荷重が増加し、熱延板の組織上も好
ましくない: ■のように熱延を1000°Cもしくは900℃以下で
行うことは圧延荷重と圧延トルクが増加するため、通常
の圧延設備では実施困難であり、仕上圧延の温度も変態
点(880℃前後)以下の場合には、熱延板に(100
)結晶方位を主成分とする強い集合組織が生じ、これが
冷延板の集合組織にも残り深絞り性を損う原因となる。
ましくない: ■のように熱延を1000°Cもしくは900℃以下で
行うことは圧延荷重と圧延トルクが増加するため、通常
の圧延設備では実施困難であり、仕上圧延の温度も変態
点(880℃前後)以下の場合には、熱延板に(100
)結晶方位を主成分とする強い集合組織が生じ、これが
冷延板の集合組織にも残り深絞り性を損う原因となる。
本発明は、このような従来方法の欠陥を克服するために
創案されたものであって、溶銑処理、鋳造条件、熱延条
件等については特殊な処理方法、処理設備を一際使用す
ることなく、特定の化学組成範囲の溶鋼を用いて、成形
性と加工後の耐縦割れ性に優れた冷延鋼板の製造方法を
提供することを目的とするものである。
創案されたものであって、溶銑処理、鋳造条件、熱延条
件等については特殊な処理方法、処理設備を一際使用す
ることなく、特定の化学組成範囲の溶鋼を用いて、成形
性と加工後の耐縦割れ性に優れた冷延鋼板の製造方法を
提供することを目的とするものである。
「発明の構成」
(課題を解決するための手段)
前述の目的を達成するために本発明者等は、重量%で、
C: 0.001〜0.0035L P : 0.0
12〜0.030!。
12〜0.030!。
S : 0.010〜0.030%、 N : 0.
0012〜0.0040χ。
0012〜0.0040χ。
Ti : (48/14) N 十0.015〜(4
8/14) N +0.030!。
8/14) N +0.030!。
Nb : (93/12) (C−0,0010) 〜
(93/12) C+0.0]5Xを含有し残部実質的
にFeからなる溶鋼を、連続鋳造し、直接又は若干の保
熱、加熱或いは一旦冷却後加熱して熱間圧延を行い、A
r3変態点以上の温度で最終仕上を行い、その後、通
常の冷間圧延および連続焼鈍を行うことを特徴とする成
形性と耐縦割れ性の優れた冷延鋼板の製造方法を葭に提
案する。
(93/12) C+0.0]5Xを含有し残部実質的
にFeからなる溶鋼を、連続鋳造し、直接又は若干の保
熱、加熱或いは一旦冷却後加熱して熱間圧延を行い、A
r3変態点以上の温度で最終仕上を行い、その後、通
常の冷間圧延および連続焼鈍を行うことを特徴とする成
形性と耐縦割れ性の優れた冷延鋼板の製造方法を葭に提
案する。
この方法を採用することにより、成形性と耐縦割れ性に
優れた冷延鋼板を、容易に且つ経済的に製造することが
できる。
優れた冷延鋼板を、容易に且つ経済的に製造することが
できる。
(作用)
本発明の方法により得られた鋼が優れた成形性と耐縦割
れ性を有している理由について、特にTiとNbの作用
を、製造工程における鋼中のC1S、Nとの冶金的反応
について述べる。先ず、連続鋳造後、TiNの析出が始
まるが、この析出物は高温で生成するため比較的粗大で
あり延性への悪影響ば殆んどないと考えられる。
れ性を有している理由について、特にTiとNbの作用
を、製造工程における鋼中のC1S、Nとの冶金的反応
について述べる。先ず、連続鋳造後、TiNの析出が始
まるが、この析出物は高温で生成するため比較的粗大で
あり延性への悪影響ば殆んどないと考えられる。
本発明では、Nに対してTiが化学当量よりかなり過剰
(0,015%以上)に添加されるため、高温でもTi
Nの析出が促進されることになる。
(0,015%以上)に添加されるため、高温でもTi
Nの析出が促進されることになる。
次いで、TiNの析出と並行してTiSの析出が始まり
、特に低Sを要件としていないため、Tiの略全量は、
これらの析出物即ちTiN+TiSとなり、固溶Tiは
殆んどなくなると考えられる。
、特に低Sを要件としていないため、Tiの略全量は、
これらの析出物即ちTiN+TiSとなり、固溶Tiは
殆んどなくなると考えられる。
熱延の仕上圧延では、NbCの析出が始まるが、これは
巻取後も進行することになる。
巻取後も進行することになる。
従って熱延終了後の状態では、鋼中のNは略全量がTi
N、TiSとして固定され、固溶Nは実質的にOであり
、CばTiが残っていないので、TiCではなくNbC
としてその全量もしくは大部分が固定され、固溶CはO
もしくば0.0010%以下となる。
N、TiSとして固定され、固溶Nは実質的にOであり
、CばTiが残っていないので、TiCではなくNbC
としてその全量もしくは大部分が固定され、固溶CはO
もしくば0.0010%以下となる。
その後の通常の冷延、連続焼鈍工程により、優れた成形
性と成形後特に深絞り加工後の耐縦割れ性が発現される
が、その理由としては次のように考えられる。
性と成形後特に深絞り加工後の耐縦割れ性が発現される
が、その理由としては次のように考えられる。
先ず、熱延中にNが全て比較的粗大なTiNとなり、微
細なAANが析出しないため延性が向上する。このため
冷延後の焼鈍においては、再結晶に際して固溶Nが存在
せず、固溶Cも0もしくはo、ooio%以下のため、
深絞り性に対し好ましい集合組織が形成される。焼鈍後
は焼鈍前から存在している固溶C1もしくは焼鈍中にN
bCが一部溶解して生じた固溶Cが、再結晶粒界に偏析
するため粒界が強化され深絞り加工後も縦割れを起しに
<<シている。
細なAANが析出しないため延性が向上する。このため
冷延後の焼鈍においては、再結晶に際して固溶Nが存在
せず、固溶Cも0もしくはo、ooio%以下のため、
深絞り性に対し好ましい集合組織が形成される。焼鈍後
は焼鈍前から存在している固溶C1もしくは焼鈍中にN
bCが一部溶解して生じた固溶Cが、再結晶粒界に偏析
するため粒界が強化され深絞り加工後も縦割れを起しに
<<シている。
次に本発明における化学的組成とその添加量の限定理由
について述べる。
について述べる。
C:0.001〜0.0035%
この下限未満では成形後の縦割れを防止することが困難
であり、上限を超えて存在せしめると延性が低下し、又
、Nbの添加量が増し製鋼コストが上昇することになり
好ましくない。
であり、上限を超えて存在せしめると延性が低下し、又
、Nbの添加量が増し製鋼コストが上昇することになり
好ましくない。
P:0.012〜0.030%
この下限未満とするには、製鋼前に特殊な脱P処理工程
を必要とし、製造コストが増大することになり、上限を
超えると鋼板は硬化し低延性となる。
を必要とし、製造コストが増大することになり、上限を
超えると鋼板は硬化し低延性となる。
s:o、o1o〜0.030%
下限はNをTiNとして固定した残りのTiをTiSと
して固定するための最低限の必要量であり、上限を超え
ると熱間割れを生し易くする。
して固定するための最低限の必要量であり、上限を超え
ると熱間割れを生し易くする。
N:0.0012〜0.0040%
下限未満にまで低下させるのは、通常の製鋼条件では困
難であり、上限を超えると延性が低下し、又、TiNと
して固定するのに必要なTiの添加量を増加せしめるこ
とになり、製鋼コストの上昇を招き好ましくない。
難であり、上限を超えると延性が低下し、又、TiNと
して固定するのに必要なTiの添加量を増加せしめるこ
とになり、製鋼コストの上昇を招き好ましくない。
Ti : (48/14) N +0.015〜 (
,18/14) N 十0.030%、Nを充分に固定
するために必要なTi添加量は、化学当量では不足であ
り後述するように少なくとも0.015%は当量以上に
必要である。しかし、0、030%を超えて添加するこ
とは、TiNとして析出した残りのTiが通常のS量で
TiSとして固定される量を超えることになり、TiC
として析出し粒界のCがなくなり粒界の結合力が弱くな
り、深絞り加工後に縦割れを生じ易くする。
,18/14) N 十0.030%、Nを充分に固定
するために必要なTi添加量は、化学当量では不足であ
り後述するように少なくとも0.015%は当量以上に
必要である。しかし、0、030%を超えて添加するこ
とは、TiNとして析出した残りのTiが通常のS量で
TiSとして固定される量を超えることになり、TiC
として析出し粒界のCがなくなり粒界の結合力が弱くな
り、深絞り加工後に縦割れを生じ易くする。
Nb : (93/12) (C−0,0010)〜(
93/12) C+0.015χ下限はC過剰量をO,
OO1%以下にするために必要であり、上限を超えて添
加すると、Nb過剰量が高くなるため高温焼鈍を行って
もNbCが溶解しにくくなり、深絞り加工後に縦割れが
生じ易くなる。
93/12) C+0.015χ下限はC過剰量をO,
OO1%以下にするために必要であり、上限を超えて添
加すると、Nb過剰量が高くなるため高温焼鈍を行って
もNbCが溶解しにくくなり、深絞り加工後に縦割れが
生じ易くなる。
第1図はP:0.012〜0.030%C:0.002
3〜0.0032%、Mn:0.14〜0.19%、S
:0.013〜0.019%N : 0.0026〜O
,OO47%、Nb:0.017〜0、024%の組成
の鋼で、Ti含有量を変化させた冷延鋼板を800°C
で連続焼鈍した場合のTi過剰量と伸び(Ej2)の関
係を示す図表である。
3〜0.0032%、Mn:0.14〜0.19%、S
:0.013〜0.019%N : 0.0026〜O
,OO47%、Nb:0.017〜0、024%の組成
の鋼で、Ti含有量を変化させた冷延鋼板を800°C
で連続焼鈍した場合のTi過剰量と伸び(Ej2)の関
係を示す図表である。
Ti過剰量(T i −48/14N)が0.015%
以上且つNが0.0040%以下で50%以上の高い伸
びが得られている。
以上且つNが0.0040%以下で50%以上の高い伸
びが得られている。
第2図はPl、012〜0.030%。
C1,0023〜0.0032%、Mn:0.14〜0
.19%、s:o、o13〜0.019%、N1.00
26〜O,OO34%、Ti:0.027〜0.034
%の組成の綱で、Nb含有量を変化させた冷延鋼を80
0℃で連続焼鈍した場合のNb過剰量(N b −93
/12C)もしくはC過剰量(CI2/93N b )
と時効指数および縦割発生の有無の関係について示す図
表である。時効指数は歪量8%、100℃1h時効の条
件で測定し、縦割れ発生の有無は絞り比2.1で501
1φのカップに成型後−30℃で円錐ポンチを押込み脆
性割れ発生の有無により判定した。Nb過剰量がo、o
is%を超えると縦割れを発生しており、一方C過剰量
が0.001%を超えると時効指数(八、1)が3kg
/mm”を超え時効性の点で問題を生ずる。熱延の最終
仕上をA、3変態点以上としたのは、前述したような低
温圧延の弊害を防止するためである。
.19%、s:o、o13〜0.019%、N1.00
26〜O,OO34%、Ti:0.027〜0.034
%の組成の綱で、Nb含有量を変化させた冷延鋼を80
0℃で連続焼鈍した場合のNb過剰量(N b −93
/12C)もしくはC過剰量(CI2/93N b )
と時効指数および縦割発生の有無の関係について示す図
表である。時効指数は歪量8%、100℃1h時効の条
件で測定し、縦割れ発生の有無は絞り比2.1で501
1φのカップに成型後−30℃で円錐ポンチを押込み脆
性割れ発生の有無により判定した。Nb過剰量がo、o
is%を超えると縦割れを発生しており、一方C過剰量
が0.001%を超えると時効指数(八、1)が3kg
/mm”を超え時効性の点で問題を生ずる。熱延の最終
仕上をA、3変態点以上としたのは、前述したような低
温圧延の弊害を防止するためである。
(実施例)
第1表に示す供試鋼を連続鋳造し、スラブを1150〜
1250°Cに加熱して熱延を行った。
1250°Cに加熱して熱延を行った。
熱延条件は粗圧延で301厚とした後、仕上圧延は入側
温度1020〜1080℃とし最終仕上温度890〜9
20℃で板厚3.2 mnに圧延し、620〜660°
Cで巻取った。次いで、0.8 mmに冷延し、780
〜820℃で連続焼鈍を行ない、第2表に示す結果を得
た。
温度1020〜1080℃とし最終仕上温度890〜9
20℃で板厚3.2 mnに圧延し、620〜660°
Cで巻取った。次いで、0.8 mmに冷延し、780
〜820℃で連続焼鈍を行ない、第2表に示す結果を得
た。
鋼階1〜5は、本発明鋼でありEff:50%以上F値
:2.0以上で何れも縦割れはみられない。
:2.0以上で何れも縦割れはみられない。
階6〜10は比較鋼であってN+16はNが高く伸びが
悪い。南7はTiが低く伸びが悪く、陽8はTiが高過
ぎて縦割れを起している。階9はCが高いために伸びが
悪<、N[110はSが低いために添加したTiが残り
、CがT i Cとして固定されるために縦割れを生し
ている。
悪い。南7はTiが低く伸びが悪く、陽8はTiが高過
ぎて縦割れを起している。階9はCが高いために伸びが
悪<、N[110はSが低いために添加したTiが残り
、CがT i Cとして固定されるために縦割れを生し
ている。
尚、第3表は、階3〜5の鋼について連続鋳造後冷却せ
ずに直接圧延を行い、熱延に際しては、スラブエツジの
温度降下部については加熱を行い最終仕上温度を890
°Cが確保できるようにしたが、それ以外は全て前述の
再加熱処理の条件と同一にして冷延板を製造した結果を
示すものである。
ずに直接圧延を行い、熱延に際しては、スラブエツジの
温度降下部については加熱を行い最終仕上温度を890
°Cが確保できるようにしたが、それ以外は全て前述の
再加熱処理の条件と同一にして冷延板を製造した結果を
示すものである。
この直接圧延の結果も通常の熱延条件によるものと路間
等の材質の冷延板が得られていることが判る。然し本発
明方法で規定する範囲の化学組成であっても、熱延を低
温仕上げとする場合には通常のAr3変態点以上で仕上
圧延を行う場合に比して伸び(Bj2)、深絞り性(T
値)とも大きく低下しており、単に組成のみが満足され
ていても希望する物理的特性は得られないことを示して
いる。
等の材質の冷延板が得られていることが判る。然し本発
明方法で規定する範囲の化学組成であっても、熱延を低
温仕上げとする場合には通常のAr3変態点以上で仕上
圧延を行う場合に比して伸び(Bj2)、深絞り性(T
値)とも大きく低下しており、単に組成のみが満足され
ていても希望する物理的特性は得られないことを示して
いる。
なお本発明者等は上記以外に前記したような成分組成の
鋼においてMnの量を0.05〜0.50%の範囲内で
変え、又上記以外にMOlNi、 Zn、 B、、Sn
などの成分の何れか1つ又は2つ以上を少許含有させた
ものについても検討したが、上記したところと同様の結
果を得ることができた。
鋼においてMnの量を0.05〜0.50%の範囲内で
変え、又上記以外にMOlNi、 Zn、 B、、Sn
などの成分の何れか1つ又は2つ以上を少許含有させた
ものについても検討したが、上記したところと同様の結
果を得ることができた。
第2表
第3表
「発明の効果」
以上詳述したように、本発明においては、従来知られて
いなかったTiとNbのCXNX5.に対する冶金的反
応のメカニズムを解明し、その得られた知見を基にして
、夫々の成分の添加量に関し、従来と異なる比率を持つ
組成の鋼を使用することにしたものであり、そのため、
公知の成型性に優れた冷延鋼板の製造方法とは全く異な
り、特殊な溶銑処理を必要とせず、特殊な鋳造設備を使
用することもなく、低温圧延も必要とせず、通常の熱延
設備、熱延条件で、容易に且つ経済的に、成型性と耐縦
割れ性に優れた冷延鋼板を製造することに成功したもの
であり、本発明は実用的な価値の極めて高い発明である
と云うことができる。
いなかったTiとNbのCXNX5.に対する冶金的反
応のメカニズムを解明し、その得られた知見を基にして
、夫々の成分の添加量に関し、従来と異なる比率を持つ
組成の鋼を使用することにしたものであり、そのため、
公知の成型性に優れた冷延鋼板の製造方法とは全く異な
り、特殊な溶銑処理を必要とせず、特殊な鋳造設備を使
用することもなく、低温圧延も必要とせず、通常の熱延
設備、熱延条件で、容易に且つ経済的に、成型性と耐縦
割れ性に優れた冷延鋼板を製造することに成功したもの
であり、本発明は実用的な価値の極めて高い発明である
と云うことができる。
第1図はP:0.012〜0.030%C:0.002
3〜0.0032%、Mn:0.14〜0.19%、s
:o、ot3〜0.019%N : 0. OO26〜
0.0047%、Nb:O,O]7〜0.024%の組
成の鋼で、Ti含有量を変化させた冷延銅板を800”
Cで連続焼鈍した場合のTi過剰量と伸び(Eβ)の関
係を示す図表。 第2図はP:0.012〜0.030%C:0.002
3〜0.0032%、Mn:0.14〜0.19%、S
:0.013〜0.019%、N : 0. OO26
〜0.0034%、Ti:0.027〜0.034%の
組成の鋼で、Nb含有量を変化させた冷延鋼を800°
Cで連続焼鈍した場合のNb過剰量(N b −93/
12C)もしくはC過剰量(CI2/93N b >と
時効指数および縦割発生の有無の関係について示す図表
である。
3〜0.0032%、Mn:0.14〜0.19%、s
:o、ot3〜0.019%N : 0. OO26〜
0.0047%、Nb:O,O]7〜0.024%の組
成の鋼で、Ti含有量を変化させた冷延銅板を800”
Cで連続焼鈍した場合のTi過剰量と伸び(Eβ)の関
係を示す図表。 第2図はP:0.012〜0.030%C:0.002
3〜0.0032%、Mn:0.14〜0.19%、S
:0.013〜0.019%、N : 0. OO26
〜0.0034%、Ti:0.027〜0.034%の
組成の鋼で、Nb含有量を変化させた冷延鋼を800°
Cで連続焼鈍した場合のNb過剰量(N b −93/
12C)もしくはC過剰量(CI2/93N b >と
時効指数および縦割発生の有無の関係について示す図表
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 重量%で、 C:0.001〜0.0035%、P:0.012〜0
.030%、S:0.010〜0.030%、N:0.
0012〜0.0040%、Ti:(48/14)N+
0.015〜(48/14)N+0.030%、Nb:
(93/12)(C−0.0010)〜(93/12)
C+0.015%を含有し残部実質的にFeからなる溶
鋼を、連続鋳造し、直接又は若干の保熱、加熱或いは一
旦冷却後加熱して熱間圧延を行い、Ar_3変態点以上
の温度で最終仕上を行い、その後、通常の冷間圧延およ
び連続焼鈍を行うことを特徴とする成形性と耐縦割れ性
の優れた冷延鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63192062A JPH0765116B2 (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 成形性と耐縦割れ性の優れた冷延鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63192062A JPH0765116B2 (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 成形性と耐縦割れ性の優れた冷延鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0243324A true JPH0243324A (ja) | 1990-02-13 |
| JPH0765116B2 JPH0765116B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=16284989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63192062A Expired - Fee Related JPH0765116B2 (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 成形性と耐縦割れ性の優れた冷延鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765116B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61113724A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-05-31 | Nippon Steel Corp | プレス成形性の極めて優れた冷延鋼板の製造方法 |
-
1988
- 1988-08-02 JP JP63192062A patent/JPH0765116B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61113724A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-05-31 | Nippon Steel Corp | プレス成形性の極めて優れた冷延鋼板の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0765116B2 (ja) | 1995-07-12 |
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