JPH0243785Y2 - - Google Patents
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- JPH0243785Y2 JPH0243785Y2 JP4536486U JP4536486U JPH0243785Y2 JP H0243785 Y2 JPH0243785 Y2 JP H0243785Y2 JP 4536486 U JP4536486 U JP 4536486U JP 4536486 U JP4536486 U JP 4536486U JP H0243785 Y2 JPH0243785 Y2 JP H0243785Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake member
- retainer
- brake
- slide gear
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はハブ・クラツチに関し、特に、ホイー
ル・ベアリングのガタや焼き付きを防止したハ
ブ・クラツチに関する。
ル・ベアリングのガタや焼き付きを防止したハ
ブ・クラツチに関する。
ハブ・クラツチは、パートタイム四輪駆動車の
ホイールハブに設けて2輪駆動時における、例え
ばフロント系のむだな回転をなくして燃費の低減
や各回転部の摩耗を防ぐ等の目的で使用されるも
のである。ハブ・クラツチのブレーキ部材は、カ
ム機構とカム機構を保持するリテーナとの間に相
対的な回転を与えることによりスライドギヤを軸
方向に移動させてホイール・ハブとドライブ・シ
ヤフトとを断接させるべく、リテーナの回転を制
動するために使用される。
ホイールハブに設けて2輪駆動時における、例え
ばフロント系のむだな回転をなくして燃費の低減
や各回転部の摩耗を防ぐ等の目的で使用されるも
のである。ハブ・クラツチのブレーキ部材は、カ
ム機構とカム機構を保持するリテーナとの間に相
対的な回転を与えることによりスライドギヤを軸
方向に移動させてホイール・ハブとドライブ・シ
ヤフトとを断接させるべく、リテーナの回転を制
動するために使用される。
例えば、第2図は従来のハブ・クラツチの構成
説明図であつて、aはクラツチ・オフ(2輪駆
動)状態、bはクラツチ・オン(4輪駆動)状態
を示し、ドライブシヤフト101、ドライブギヤ
102を介してドライブシヤフト101に結合さ
れ軸方向に移動自在のスライドギヤ103、スラ
イドギヤ103に係合されるギヤ部を内周部に有
し外周部がボルト120によつてホイール・ハブ
119に結合されたハウジング104、軸方向左
方に複数の突起(図示せず)を有し軸方向に所定
の距離に渡つて移動自在にスライドギヤ103と
スプライン結合されたカム105、前記カムの突
起と係合する複数のV型みぞ(図示せず)と軸方
向左方に複数のV型突起(図示せず)を有してド
ライブギヤ102の半径方向外側に回転自在に配
設されたリテーナ125、前記リテーナのV型突
起と係合する複数のV型みぞ(図示せず)と軸方
向左方に円すい形の摩擦面を有して軸方向に移動
自在にブレーキ124、前記ブレーキと係合する
摩擦面を有し、固定系121へボルト122によ
り固定されたロツク・ワツシヤ123(リテーナ
125とブレーキ124の間にコイルばね126
を入れてブレーキ124がロツク・ワツシヤ12
3に軽く接触するようになつている)、カム10
5を軸方向左方に押圧する第1コイルばね11
4、第1コイルばねより小さなばね力を有してス
ライドギヤ103を軸方向右方に押圧する第2コ
イルばね115を有している。なお、126はホ
イール・ベアリングである。
説明図であつて、aはクラツチ・オフ(2輪駆
動)状態、bはクラツチ・オン(4輪駆動)状態
を示し、ドライブシヤフト101、ドライブギヤ
102を介してドライブシヤフト101に結合さ
れ軸方向に移動自在のスライドギヤ103、スラ
イドギヤ103に係合されるギヤ部を内周部に有
し外周部がボルト120によつてホイール・ハブ
119に結合されたハウジング104、軸方向左
方に複数の突起(図示せず)を有し軸方向に所定
の距離に渡つて移動自在にスライドギヤ103と
スプライン結合されたカム105、前記カムの突
起と係合する複数のV型みぞ(図示せず)と軸方
向左方に複数のV型突起(図示せず)を有してド
ライブギヤ102の半径方向外側に回転自在に配
設されたリテーナ125、前記リテーナのV型突
起と係合する複数のV型みぞ(図示せず)と軸方
向左方に円すい形の摩擦面を有して軸方向に移動
自在にブレーキ124、前記ブレーキと係合する
摩擦面を有し、固定系121へボルト122によ
り固定されたロツク・ワツシヤ123(リテーナ
125とブレーキ124の間にコイルばね126
を入れてブレーキ124がロツク・ワツシヤ12
3に軽く接触するようになつている)、カム10
5を軸方向左方に押圧する第1コイルばね11
4、第1コイルばねより小さなばね力を有してス
ライドギヤ103を軸方向右方に押圧する第2コ
イルばね115を有している。なお、126はホ
イール・ベアリングである。
以上の構成において、ドライブシヤフト101
を駆動すると、ドライブギヤ102およびスライ
ドギヤ103を介してカム105が回転するた
め、ブレーキ124によつて軽く制動されている
リテーナ125と、カム105の間に相対的回転
が生じ、そのため、カム105の軸方向のスラス
ト力によつて第1コイルばね114を圧縮してス
ライドギヤ103が第2コイルばね115の弾性
力によつて右方に移動することによりクラツチ結
合する。一方、ドライブシヤフト101の駆動を
取止めて車輪側より逆方向に駆動すると、カム1
05のリテーナ125に対する位置関係がスライ
ドギヤ103を右方に強制する位置(第2図b)
から第1コイルばね114の弾性力に基づいて第
2図aに示す位置へ復帰することによりクラツチ
結合が解かれる。
を駆動すると、ドライブギヤ102およびスライ
ドギヤ103を介してカム105が回転するた
め、ブレーキ124によつて軽く制動されている
リテーナ125と、カム105の間に相対的回転
が生じ、そのため、カム105の軸方向のスラス
ト力によつて第1コイルばね114を圧縮してス
ライドギヤ103が第2コイルばね115の弾性
力によつて右方に移動することによりクラツチ結
合する。一方、ドライブシヤフト101の駆動を
取止めて車輪側より逆方向に駆動すると、カム1
05のリテーナ125に対する位置関係がスライ
ドギヤ103を右方に強制する位置(第2図b)
から第1コイルばね114の弾性力に基づいて第
2図aに示す位置へ復帰することによりクラツチ
結合が解かれる。
しかしながら、従来のブレーキ部材124は、
例えば第2図(aは2輪駆動状態、bは4輪駆動
状態を示す構成説明図)に示すように、ホイー
ル・ベアリング126を止めるナツト121にボ
ルト122を介して固定されるロツク・ワツシヤ
123の円すい形摩擦面に直接係合する円すい形
摩擦内周面を有する構成であるため、ブレーキ部
材124に過大負荷が生じた場合、ナツト121
が緩んでホイール・ベアリング126にガタが生
じたり、ナツト121が過度に締め付けられてホ
イール・ベアリングが焼き付く等の不具合が発生
する恐れがあつた。
例えば第2図(aは2輪駆動状態、bは4輪駆動
状態を示す構成説明図)に示すように、ホイー
ル・ベアリング126を止めるナツト121にボ
ルト122を介して固定されるロツク・ワツシヤ
123の円すい形摩擦面に直接係合する円すい形
摩擦内周面を有する構成であるため、ブレーキ部
材124に過大負荷が生じた場合、ナツト121
が緩んでホイール・ベアリング126にガタが生
じたり、ナツト121が過度に締め付けられてホ
イール・ベアリングが焼き付く等の不具合が発生
する恐れがあつた。
本考案は、上記に鑑みてなされたものであり、
ブレーキ部材に過大負荷が生じた場合における、
ナツトの緩みや過度の締め付けによるホイール・
ベアリングのガタや焼き付きを防止するため、ド
ライブシヤフトに軸方向にはスライド可能で回転
方向には一体に外嵌されたスライドギヤと係合し
て前記ドライブシヤフトと共に回転するカム機構
と、ドライブシヤフトが駆動したときブレーキ部
材によつて制動され該カム機構に軸方向のスラス
ト力を発生させるリテーナとを備え、該スラスト
力に基づく前記スライドギヤの軸方向の移動によ
り該スライドギヤとホイール・ハブに固定された
ハウジングの内周部に設けたギヤ部とがクラツチ
結合するまたは該クラツチ結合を解除するハブ・
クラツチにおいて、前記ブレーキ部材が、制動さ
れたとき前記リテーナを制動する第1ブレーキ部
材と、固定系スピンドルのキー溝に回り止めさ
れ、かつホイール・ベアリング用ナツトと係合し
て軸方向の動きを制限されたロツク・ワツシヤに
係合部材を介して連結された、前記第1ブレーキ
部材を制動する第2ブレーキ部材とよりなるハ
ブ・クラツチを提供するものである。
ブレーキ部材に過大負荷が生じた場合における、
ナツトの緩みや過度の締め付けによるホイール・
ベアリングのガタや焼き付きを防止するため、ド
ライブシヤフトに軸方向にはスライド可能で回転
方向には一体に外嵌されたスライドギヤと係合し
て前記ドライブシヤフトと共に回転するカム機構
と、ドライブシヤフトが駆動したときブレーキ部
材によつて制動され該カム機構に軸方向のスラス
ト力を発生させるリテーナとを備え、該スラスト
力に基づく前記スライドギヤの軸方向の移動によ
り該スライドギヤとホイール・ハブに固定された
ハウジングの内周部に設けたギヤ部とがクラツチ
結合するまたは該クラツチ結合を解除するハブ・
クラツチにおいて、前記ブレーキ部材が、制動さ
れたとき前記リテーナを制動する第1ブレーキ部
材と、固定系スピンドルのキー溝に回り止めさ
れ、かつホイール・ベアリング用ナツトと係合し
て軸方向の動きを制限されたロツク・ワツシヤに
係合部材を介して連結された、前記第1ブレーキ
部材を制動する第2ブレーキ部材とよりなるハ
ブ・クラツチを提供するものである。
、以下、図面に基づいて本考案によるハブ・ク
ラツチを詳細に説明する。
ラツチを詳細に説明する。
第1図は、本考案による一実施例を示し、第1
図aは、本考案によるハブ・クラツチの2輪駆動
(2WD)状態を示した構成説明図であつて、ドラ
イブシヤフト1スプライン結合されたドライブギ
ヤ2と、ドライブギヤ2とスプライン結合し、か
つ外周部にギヤ部3aを有するとともに軸方向に
移動自在のスライドギヤ3と、内周部にギヤ部3
aと係合されるギヤ部4aを有し、かつ外周部を
ホイール・ハブ5へボルト6を介して固定された
ハウジング4と、軸方向左方に複数の突起(図示
せず)を有し、かつ軸方向に所定の距離に渡つて
移動自在にスライドギヤ3とスプライン結合され
たカム7と、前記カム7の突起と係合する複数の
V型みぞと軸方向左方に複数のV型突起を有して
ドライブギヤ2の外側に回転自在に配設されたリ
テーナ8と、このリテーナ8のV型突起と係合さ
れる複数のV型みぞと軸方向左方に円すい形の摩
擦外周面を有して軸方向に移動自在の第1ブレー
キ部材9と、この第1ブレーキ部材9と係合する
円すい形内周面を有し、かつ後述するロツク・ワ
ツシヤ11に所定の強度を有した係合部材12を
介して結合された第2ブレーキ部材10と、スピ
ンドル13の半径方向外側に配設されてホイー
ル・ベアリング14を固定するナツト15と、こ
のナツト15と係合して回転を止めるロツク・ワ
ツシヤ11と、比較的小さなばね力を有してリテ
ーナ8と第1ブレーキ部材9との間に配設された
弾性部材16と、所定のばね力を有してスライド
ギヤ3の半径方向外側に同軸状に配設され一端を
リテーナ8に着座し他端をカム7に着座してカム
7を軸方向左方に押圧する第1コイルばね17
と、この第1コイルばねより小さなばね力を有し
てスライドギヤ3を軸方向右方に押圧する第2コ
イルばね18とを備えている。なお、係合部材1
2は所定のせん断強度を有したシエアピン(せん
断ピン)を用いることができる。
図aは、本考案によるハブ・クラツチの2輪駆動
(2WD)状態を示した構成説明図であつて、ドラ
イブシヤフト1スプライン結合されたドライブギ
ヤ2と、ドライブギヤ2とスプライン結合し、か
つ外周部にギヤ部3aを有するとともに軸方向に
移動自在のスライドギヤ3と、内周部にギヤ部3
aと係合されるギヤ部4aを有し、かつ外周部を
ホイール・ハブ5へボルト6を介して固定された
ハウジング4と、軸方向左方に複数の突起(図示
せず)を有し、かつ軸方向に所定の距離に渡つて
移動自在にスライドギヤ3とスプライン結合され
たカム7と、前記カム7の突起と係合する複数の
V型みぞと軸方向左方に複数のV型突起を有して
ドライブギヤ2の外側に回転自在に配設されたリ
テーナ8と、このリテーナ8のV型突起と係合さ
れる複数のV型みぞと軸方向左方に円すい形の摩
擦外周面を有して軸方向に移動自在の第1ブレー
キ部材9と、この第1ブレーキ部材9と係合する
円すい形内周面を有し、かつ後述するロツク・ワ
ツシヤ11に所定の強度を有した係合部材12を
介して結合された第2ブレーキ部材10と、スピ
ンドル13の半径方向外側に配設されてホイー
ル・ベアリング14を固定するナツト15と、こ
のナツト15と係合して回転を止めるロツク・ワ
ツシヤ11と、比較的小さなばね力を有してリテ
ーナ8と第1ブレーキ部材9との間に配設された
弾性部材16と、所定のばね力を有してスライド
ギヤ3の半径方向外側に同軸状に配設され一端を
リテーナ8に着座し他端をカム7に着座してカム
7を軸方向左方に押圧する第1コイルばね17
と、この第1コイルばねより小さなばね力を有し
てスライドギヤ3を軸方向右方に押圧する第2コ
イルばね18とを備えている。なお、係合部材1
2は所定のせん断強度を有したシエアピン(せん
断ピン)を用いることができる。
第1図bは、ロツク・ワツシヤ11の部分横断
面図であつて、ドライブシヤフト1の半径方向外
側に配設されたスピンドル13のキー溝13a
に、ロツク・ワツシヤ11の回り止め用キー11
aが嵌合されている。また、ロツク・ワツシヤ1
1の爪部11bは、ナツト15の溝部15bと嵌
合している。
面図であつて、ドライブシヤフト1の半径方向外
側に配設されたスピンドル13のキー溝13a
に、ロツク・ワツシヤ11の回り止め用キー11
aが嵌合されている。また、ロツク・ワツシヤ1
1の爪部11bは、ナツト15の溝部15bと嵌
合している。
以上の構成において、第1図aに示す2輪駆動
状態で運転席のシフト・レバー(図示せず)を
2WD(2輪駆動)から4WD(4輪駆動)に切換え
ると、ドライブシヤフト1が回転し始める。ドラ
イブシヤフト1が回転すると、ドライブギヤ2及
びスライドギヤ3もカム7を伴つて一緒に回転す
る。この場合カム7はリテーナ8と係合してリテ
ーナ8も回転しようとする。このためリテーナ8
によつて、第1ブレーキ部材9も回転されようと
する。しかし、第1ブレーキ部材9の円すい形外
周面と第2ブレーキ部材10の円すい形内周面は
弾性部材16により互いに軽く接触しており、こ
の第2ブレーキ部材10は固定系スピンドルに回
り止めされたロツク・ワツシヤ11に対して係合
部材12を介して連結されているため、リテーナ
8のV型突起と第1ブレーキ部材9のV型みぞと
のくさび作用により第1ブレーキ部材9は第2ブ
レーキ部材10の円すい形内周面に押し付けられ
てそのブレーキ力が増大することになる。このブ
レーキ力の増大がくさび作用(軸方向のスラスト
力)をさらに増大させ、所定の制動力を提供す
る。前記したように、第2ブレーキ部材10は、
回り止めされたロツク・ワツシヤ11に係合部材
12を介して結合されているため回転しないの
で、第1ブレーキ部材9、さらにはリテーナ8が
制動されてその回転が抑制される。その結果、カ
ム7とリテーナ8との間に相対的回転が生じて、
軸方向のスラスト力が発生し、カム7は第1コイ
ルばね17を圧縮しながら第1図(a)に示す位置か
ら軸方向右方の所定位置まで移動され、このカム
7の移動によつて圧縮された第2コイルばね18
の蓄勢弾性エネルギーによつて、スライドギヤ3
は軸方向右方に移動され、スライドギヤ3のギヤ
部3aとハウジング4のギヤ部4aが係合する。
その結果、ドライブシヤフト1とハウジング4と
がスライドギヤ3を介して結合されて、4輪駆動
状態が得られる。
状態で運転席のシフト・レバー(図示せず)を
2WD(2輪駆動)から4WD(4輪駆動)に切換え
ると、ドライブシヤフト1が回転し始める。ドラ
イブシヤフト1が回転すると、ドライブギヤ2及
びスライドギヤ3もカム7を伴つて一緒に回転す
る。この場合カム7はリテーナ8と係合してリテ
ーナ8も回転しようとする。このためリテーナ8
によつて、第1ブレーキ部材9も回転されようと
する。しかし、第1ブレーキ部材9の円すい形外
周面と第2ブレーキ部材10の円すい形内周面は
弾性部材16により互いに軽く接触しており、こ
の第2ブレーキ部材10は固定系スピンドルに回
り止めされたロツク・ワツシヤ11に対して係合
部材12を介して連結されているため、リテーナ
8のV型突起と第1ブレーキ部材9のV型みぞと
のくさび作用により第1ブレーキ部材9は第2ブ
レーキ部材10の円すい形内周面に押し付けられ
てそのブレーキ力が増大することになる。このブ
レーキ力の増大がくさび作用(軸方向のスラスト
力)をさらに増大させ、所定の制動力を提供す
る。前記したように、第2ブレーキ部材10は、
回り止めされたロツク・ワツシヤ11に係合部材
12を介して結合されているため回転しないの
で、第1ブレーキ部材9、さらにはリテーナ8が
制動されてその回転が抑制される。その結果、カ
ム7とリテーナ8との間に相対的回転が生じて、
軸方向のスラスト力が発生し、カム7は第1コイ
ルばね17を圧縮しながら第1図(a)に示す位置か
ら軸方向右方の所定位置まで移動され、このカム
7の移動によつて圧縮された第2コイルばね18
の蓄勢弾性エネルギーによつて、スライドギヤ3
は軸方向右方に移動され、スライドギヤ3のギヤ
部3aとハウジング4のギヤ部4aが係合する。
その結果、ドライブシヤフト1とハウジング4と
がスライドギヤ3を介して結合されて、4輪駆動
状態が得られる。
4輪駆動から2輪駆動にしたいときは、運転席
のシフト・レバーを4WDから2WDに切換えて、
車を今まで走つた方向の逆方向にわずか移動させ
る。この場合、車輪の回転に伴いハウジング4に
よつてスライドギヤ3、ドライブギヤ2およびド
ライブシヤフト1は回転されるが、リテーナ8は
第1ブレーキ部材9及び第2ブレーキ部材10に
より固定されているため、リテーナ8とカム7は
相対的に回転し、第1コイルばね17の作用によ
りカム7は軸方向左方に移動される。このためス
ライドギヤ3は、第1図(a)に示す位置まで第2コ
イルばね18を伸長しながら左方向に移動する。
その結果、ハウジング4とドライブシヤフト1と
の結合がスライドギヤ3を介して解除されてドラ
イブシヤフト1の回転が止まり2輪駆動状態が得
られる。
のシフト・レバーを4WDから2WDに切換えて、
車を今まで走つた方向の逆方向にわずか移動させ
る。この場合、車輪の回転に伴いハウジング4に
よつてスライドギヤ3、ドライブギヤ2およびド
ライブシヤフト1は回転されるが、リテーナ8は
第1ブレーキ部材9及び第2ブレーキ部材10に
より固定されているため、リテーナ8とカム7は
相対的に回転し、第1コイルばね17の作用によ
りカム7は軸方向左方に移動される。このためス
ライドギヤ3は、第1図(a)に示す位置まで第2コ
イルばね18を伸長しながら左方向に移動する。
その結果、ハウジング4とドライブシヤフト1と
の結合がスライドギヤ3を介して解除されてドラ
イブシヤフト1の回転が止まり2輪駆動状態が得
られる。
上記の操作中において、第2ブレーキ部材10
へかかる負荷は係合部材12を介してロツク・ワ
ツシヤ11、固定系スピンドル13へと伝わり、
抵抗を得るようにしてあるから、第2ブレーキ部
材10に過大負荷が生じた場合には、負荷が所定
の値以上になると係合部材12がせん断される。
このため、負荷はロツク・ナツト15およびホイ
ール・ベアリング14側へ伝達されることはな
い。従つて、ホイール・ベアリング14のガタや
焼き付きを生じることはない。
へかかる負荷は係合部材12を介してロツク・ワ
ツシヤ11、固定系スピンドル13へと伝わり、
抵抗を得るようにしてあるから、第2ブレーキ部
材10に過大負荷が生じた場合には、負荷が所定
の値以上になると係合部材12がせん断される。
このため、負荷はロツク・ナツト15およびホイ
ール・ベアリング14側へ伝達されることはな
い。従つて、ホイール・ベアリング14のガタや
焼き付きを生じることはない。
また、第2ブレーキ部材10をスピンドル13
へ直接固定しなくてもすむため、スピンドル13
の長さを第2ブレーキ部材10まで延長しなくと
も良いので、スピンドル13の長さを変更をする
必要がなく、従来のものへの適用が容易である。
へ直接固定しなくてもすむため、スピンドル13
の長さを第2ブレーキ部材10まで延長しなくと
も良いので、スピンドル13の長さを変更をする
必要がなく、従来のものへの適用が容易である。
以上説明した通り本考案のハブ・クラツチによ
れば、ドライブシヤフトにスライドギヤと係合し
て前記ドライブシヤフトと共に回転するカム機構
と、ドライブシヤフトが駆動したときブレーキ部
材によつて制動され該カム機構に軸方向のスラス
ト力を発生させるリテーナとを備え、該スラスト
力に基づく前記スライドギヤの軸方向の移動によ
り該スライドギヤとホイール・ハブに固定された
ハウジングの内周部に設けたギヤ部とがクラツチ
結合するまたは該クラツチ結合を解除するハブ・
クラツチにおいて、前記ブレーキ部材が、制動さ
れたとき前記リテーナを制動する第1ブレーキ部
材と、固定系スピンドルのキー溝に回り止めさ
れ、かつホイール・ベアリング用ナツトと係合し
て軸方向の動きを制限されたロツク・ワツシヤに
係合部材を介して連結された、前記第1ブレーキ
部材を制動する第2ブレーキ部材とよりなるハ
ブ・クラツチとしたため、ブレーキ部材に過大負
荷が生じた場合におけるナツトの緩みや過度の締
め付けによるホイール・ベアリングのガタや焼き
付きを防止することができる。
れば、ドライブシヤフトにスライドギヤと係合し
て前記ドライブシヤフトと共に回転するカム機構
と、ドライブシヤフトが駆動したときブレーキ部
材によつて制動され該カム機構に軸方向のスラス
ト力を発生させるリテーナとを備え、該スラスト
力に基づく前記スライドギヤの軸方向の移動によ
り該スライドギヤとホイール・ハブに固定された
ハウジングの内周部に設けたギヤ部とがクラツチ
結合するまたは該クラツチ結合を解除するハブ・
クラツチにおいて、前記ブレーキ部材が、制動さ
れたとき前記リテーナを制動する第1ブレーキ部
材と、固定系スピンドルのキー溝に回り止めさ
れ、かつホイール・ベアリング用ナツトと係合し
て軸方向の動きを制限されたロツク・ワツシヤに
係合部材を介して連結された、前記第1ブレーキ
部材を制動する第2ブレーキ部材とよりなるハ
ブ・クラツチとしたため、ブレーキ部材に過大負
荷が生じた場合におけるナツトの緩みや過度の締
め付けによるホイール・ベアリングのガタや焼き
付きを防止することができる。
第1図は本考案によるハブ・クラツチの構成説
明図であつて、aはクラツチ・オフの状態を示す
図、bはロツク・ワツシヤの部分横断面図、第2
図は従来のハブ・クラツチの構成説明図であつ
て、aはクラツチ・オフの状態を示す図、bはク
ラツチ・オンの状態を示す図である。 符号の説明、1,101……ドライブシヤフ
ト、2,102……ドライブギヤ、3,103…
…スライドギヤ、4,104……ハウジング、
5,119……ホイール・ハブ、6,120……
ボルト、7,105……カム、8,125……リ
テーナ、9……第1ブレーキ部材、10……第2
ブレーキ部材、11……ロツク・ワツシヤ、12
……係合部材、13……スピンドル、14,12
6……ホイール・ベアリング、15……ナツト、
16……弾性部材、17,114……第1コイル
ばね、18,115……第2コイルばね、121
……固定系ナツト、122……ボルト、123…
…ロツク・ワツシヤ、124……ブレーキ、12
6……コイルばね。
明図であつて、aはクラツチ・オフの状態を示す
図、bはロツク・ワツシヤの部分横断面図、第2
図は従来のハブ・クラツチの構成説明図であつ
て、aはクラツチ・オフの状態を示す図、bはク
ラツチ・オンの状態を示す図である。 符号の説明、1,101……ドライブシヤフ
ト、2,102……ドライブギヤ、3,103…
…スライドギヤ、4,104……ハウジング、
5,119……ホイール・ハブ、6,120……
ボルト、7,105……カム、8,125……リ
テーナ、9……第1ブレーキ部材、10……第2
ブレーキ部材、11……ロツク・ワツシヤ、12
……係合部材、13……スピンドル、14,12
6……ホイール・ベアリング、15……ナツト、
16……弾性部材、17,114……第1コイル
ばね、18,115……第2コイルばね、121
……固定系ナツト、122……ボルト、123…
…ロツク・ワツシヤ、124……ブレーキ、12
6……コイルばね。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ドライブシヤフトに軸方向にはスライド可能で
回転方向には一体に外嵌されたスライドギヤと係
合して前記ドライブシヤフトと共に回転するカム
機構と、ドライブシヤフトが駆動したときブレー
キ部材によつて制動され該カム機構に軸方向のス
ラスト力を発生させるリテーナとを備え、該スラ
スト力に基づく前記スライドギヤの軸方向の移動
により該スライドギヤとホイール・ハブに固定さ
れたハウジングの内周部に設けたギヤ部とがクラ
ツチ結合するまたは該クラツチ結合を解除するハ
ブ・クラツチにおいて、 前記ブレーキ部材が、制動されたとき前記リテ
ーナを制動する第1ブレーキ部材と、固定系スピ
ンドルのキー溝に回り止めされ、かつホイールベ
アリング用ナツトと係合して軸方向の動きを制限
されたロツクワツシヤに係合部材を介して連結さ
れた、前記第1ブレーキ部材を制動する第2ブレ
ーキ部材とよりなることを特徴とするハブ・クラ
ツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4536486U JPH0243785Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4536486U JPH0243785Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62156535U JPS62156535U (ja) | 1987-10-05 |
| JPH0243785Y2 true JPH0243785Y2 (ja) | 1990-11-21 |
Family
ID=30864037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4536486U Expired JPH0243785Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0243785Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP4536486U patent/JPH0243785Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62156535U (ja) | 1987-10-05 |
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