JPH0244220Y2 - - Google Patents

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JPH0244220Y2
JPH0244220Y2 JP7422480U JP7422480U JPH0244220Y2 JP H0244220 Y2 JPH0244220 Y2 JP H0244220Y2 JP 7422480 U JP7422480 U JP 7422480U JP 7422480 U JP7422480 U JP 7422480U JP H0244220 Y2 JPH0244220 Y2 JP H0244220Y2
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voltage
surge
circuit
comparator
dividing resistor
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電力配電線に侵入してくる雷サー
ジあるいは開閉器サージを検出して計数するサー
ジカウンタ回路に関する。
この種のサージカウンタとして、従来では第1
図のようなものが使用されていた。第1図におい
て、11は測定点、C0,C1は測定点11とアー
ス端子Eとの間に接続された分圧用コンデンサ、
PTは一次側巻線が上記分圧用コンデンサC1の両
端に接続されたパルストランスである。このパル
ストランスPTの2次側巻線の電圧出力端間には
ダイオードD、可変抵抗VRが接続されている。
なお、2次側巻線の中性点Nはアース端子Eに接
続されている。上記可変抵抗VRの可変端子は抵
抗R1を介してサイリスタSCRのトリガ端子Tに
接続されている。このサイリスタSCRの陽極と
陰極間にはコンデンサC2とカウンタ12の直列
回路が接続され、このカウンタ12には抵抗R2
が並列に接続されている。また、上記サイリスタ
SCRの陽極とアース端子Eとの間には抵抗R3
直流電源(電池)Bが接続されている。
このような構成において、その測定原理を説明
する。測定点11に侵入したサージ電圧はアース
端子Eを経て大地に通じ、このとき分圧コンデン
サC0,C1の容量に反比例した電圧が各々の両端
に発生する。上記分圧コンデンサC1に発生した
電圧はパルストランスPTを介して2次側に出力
され、侵入サージが正波であれば、ダイオード
D、可変抵抗VR、アース端子E、大地の経路で
可変抵抗VRの両端に正極の電圧が現われる。こ
のとき上記可変抵抗VRは入力電圧のレベルに合
わせて予め調整されており、設定レベル以上の入
力電圧(侵入サージ)となつたときサイリスタ
SCRを点弧する。これによりサイリスタSCRは
導通し、予め充電されているコンデンサC2の電
圧はサイリスタSCR、抵抗R2、コンデンサC2
閉回路で放電して充電可能な状態となる。その
後、サイリスタSCRが非導通となり、直流電源
Bより抵抗R3、コンデンサC2、カウンタ12、
アース端子Eの経路でコンデンサC2が充電され、
このときの充電電流でカウンタ12が駆動され
る。
以上により再び元の状態に復帰し、次の侵入サ
ージの検出が可能となる。
しかしながら、上記した従来のものでは、パル
ストランスPTに至る電圧分圧器がコンデンサで
構成されているため、入力サージに対する伝達特
性が一次系とならず、2次側波形にキツクオフに
よるアンダシユートを生ずる欠点がある。このた
め、正極性、負極性のサージを検出したい場合に
は、パルストランスで生ずるアンダシユート(振
動)をカツトする回路が必要となつていた。この
理由は第2図から明らかである。同図aは正のサ
ージ入力波形、同図bはこの正のサージ入力波形
に対するパルストランスPTの2次側出力波形、
同図cは負のサージ入力波形、同図dはこの負の
サージ入力波形に対するパルストランスPTの2
次側出力波形を示すもので、同図b,dにおい
て、Xの部分がアンダシユートを生じていること
を示している。このように、サージ入力に対して
アンダシユートが生じると、本来、正のサージだ
けしか検出しない回路が負のサージ入力波形のア
ンダシユートを検出すると、あたかも正のサージ
が入つたかのようにみなされて誤検出を起こす可
能性がある。このためにアンダシユートをカツト
する回路が必要となるのである。
ところで、従来では上記アンダシユートによる
誤動作を防止するために、第1図の如くパルスト
ランスPTの2次側にダイオードDを設けて、こ
のダイオードDによりアンダシユートを見掛け上
カツトするようにしていた。しかし、上記ダイオ
ードDは、順方向サージ電圧に対し、その順方向
電圧降下および温度特性の影響を与える欠点を有
している。したがつて、第1図に示した従来のサ
ージカウンタはサージ検出のレベル設定およびそ
の安定度に難点を有しており、さらにサイリスタ
SCRのトリガ電圧自体も大きな温度係数を持つ
ているため、全体としてサージ測定電圧の精度を
上げることはきわめて困難であつた。また、この
種の装置にあつては、侵入してくるサージによつ
て回路自体がノイズの影響を受けないようにする
ため、バツテリ(電池)を電源として動作させる
ことが多い。このため、サイリスタを使用するに
は比較的大きな動作電圧が必要であり、バツテリ
の寿命などにも問題があつた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、
サージ検出レベルを正確に、かつ容易に設定し得
るとともに両極性のサージ検出を可能とし、配電
線に負荷される各種電気設備の耐サージ設計、耐
電設計の基準策定が容易に行なえ、電気設備の安
全性の確保、耐ノイズ特性の確保などにきわめて
有用なものとなるサージカウンタ回路を提供する
ことを目的とする。
以下この考案の一実施例を図面を参照して説明
する。第3図において、21はサージ電圧が入力
される測定端子、Ra,Rbはサージ電圧を任意の
電圧レベルに分圧する分圧抵抗、PTはパルスト
ランスである。このパルストランスPTの1次側
巻線A1は上記抵抗Rbの両端に接続され、2次側
の一方の巻線A2には抵抗Rc,Rdが直列に接続さ
れ、他方の巻線A3は抵抗Re,Rfが直列に接続さ
れている。なお、上記抵抗Rc,Reは前記抵抗Ra
Rbと協調して、サージ電圧のレベルを設定する
抵抗である。またIC1,IC2は高利得を有する差動
増幅器よりなる電圧コンパレータであり、コンパ
レータIC1の正側入力端子は上記抵抗Rcと抵抗Rd
との接続点P1に接続され、コンパレータIC2の正
側入力端子は上記抵抗Reと抵抗Rfとの接続点P2
に接続されている。上記各接続点P1,P2と接地
間にはそれぞれコンパレータIC1,IC2の入力段保
護用のツエナダイオードZD1,ZD2が接続されて
いる。そして、上記各コンパレータIC1,IC2の負
側入力端子は共通接続され、基準電圧Vrefを発生
する電源回路Bに接続されている。これら各コン
パレータIC1,IC2は上記基準電圧Vrefとサージ電
圧の2次側電圧Vp,Voを比較し、Vref<Vpある
いはVref<Voになつたとき、出力を発するもので
ある。また、上記コンパレータIC1の出力側には
正極性サージカウンタCUT1が接続され、コンパ
レータIC2の出力側には負極性サージカウンタ
CUT3が接続されている。これら各サージカウン
タCUT1,CUT2は各コンパレータIC1,IC2の入
力がVref<Vp、Vref<Voとなつたときのコンパレ
ータ出力により動作するようになつている。
このような構成において、次にその動作を説明
する。測定端子21にサージ電圧(数kV以上)
Vsが印加されると、パルストランスPTの一次側
に加わる電圧V1は V1=VsRb/Ra+Rb … 但し Rb≪(Rc+Re) で表わされる。そして、パルストランスPTの巻
線比を1:1とすれば、V1=V2=−V3という電
圧が2次側へと伝わる。このとき、V1を決定す
る抵抗Ra,Rbの比は測定しようとするサージ電
圧の最低レベルに対応するV2およびV3が基準電
圧Vrefを超えるように設定されている。
このようにすれば、数mHのインダクタンスを
有するパルストランスを使用しても、抵抗Rb
数10Ωオーダの低い値に設定することでパルスト
ランスPTは、この一次側のインピーダンスの影
響を受けない。つまり、パルストランスPTの一
次側のインダクタンス分Lを考えてみるとインピ
ーダンスはωLである。
従つて、本来式が V1=VsRbωL/Ra+RbωL … となるが、インパルスのような信号はωが非常に
高いことでインピーダンスが高くなり、かつRb
を数10Ωオーダの低い値に設定すれば、ωLは無
視できて式をつかわないで式で電圧を落とす
ことができる。つまり、分割抵抗+パルストラン
スPTを分割抵抗のインピーダンスのみでパルス
トランスPTの一次電圧を変換できる(一定の低
インピーダンスで駆動される)。このことから、
インパルス入力に対してその立ち上がり(キツク
オフ)時ωLが大きい為に吸収(無視)できる。
したがつて、第1図で示した従来例の如く正の
サージ電圧、負のサージ電圧を分離するための2
次側ダイオード(第1図におけるダイオードD)
が不要となり、サージ電圧検出の精度および安定
度を著しく高めることができる。
ところで、サージ電圧レベルを判定するコンパ
レータIC1,IC2への入力電圧Vp,Voは次式で表
わされる。
Vp=V1Rd/Rc+Rd=VsRb/Ra+Rb・ Rd/Rc+Rd |Vo|=V1Rf/Re+Rf=VsRb/Ra+Rb・ Rf/Re+Rf したがつて設定する2次側換算サージ電圧Vp
たはVoがVrefと等しくなるように抵抗Rc,Rd
Re,Rfを選択すれば、Vp>VrefあるいはVo
Vrefとなるサージ電圧が入つてきたとき、コンパ
レータIC1,IC2の出力は高レベルとなつて、それ
ぞれの出力端子に接続された正極性サージカウン
タCUT1、負極性サージカウンタCUT2を計数動
作させる。なお、各コンパレータIC1,IC2の入力
段に接続されたツエナダイオードZD1,ZD2は、
逆極性サージ電圧(ツエナダイオードZD1の場合
は負極性サージ電圧が印加された場合、ツエナダ
イオードZD2の場合は正極性サージ電圧が印加さ
れた場合にコンパレータ入力に各コンパレータ
IC1,IC2入力に電源0Vより負の電圧)が加わつ
たときに順方向ダイオードとして導通してコンパ
レータIC1,IC2を保護し、正極性サージ電圧(ツ
エナダイオードZD1の場合は正サージが印加され
た場合、ツエナダイオードZD2の場合は負サージ
が印加された場合)が加わつたときには過大なサ
ージ電圧がコンパレータIC1,IC2に加わらないよ
うにするためのものである。
このようにこの考案では、比較的小さい抵抗値
の抵抗Rbとこの抵抗Rbに直列に接続された抵抗
Raとで構成される分圧回路と、上記抵抗Rbに並
列にその1次巻線を接続し、第1、第2の22次巻
線から入力サージ電圧に比例した正、負極性のパ
ルス信号を出力するパルストランスPTと、抵抗
Rc,Rdおよび抵抗Re,Rfからそれぞれ構成され、
上記パルストランスPTの2次巻線の正、負極性
ごとに任意のサージ検出レベルを設定するそれぞ
れの抵抗分割回路と、これら各抵抗分割回路出力
と基準電圧とを比較するそれぞれのコンパレータ
IC1,IC2と、これら各コンパレータIC1,IC2の出
力を計数する正極性サージカウンタCUT1、負極
性サージカウンタCUT2とでサージカウンタ装置
を構成している。このような構成とすることによ
り、設定精度および安定性に優れ、正、負極性ご
とに測定でき、配電線に負荷される各種電気設備
の耐サージ設計、耐電設計の基準策定が可能とな
り、電気設備の安全性確保、耐ノイズ特性の確保
に大きく寄与できるものである。また、上記した
各回路は、いずれも数Vオーダで動作するICが
使用でき、サージ電圧を計算するサージカウンタ
の内容表示にも液晶表示器などが利用できるた
め、本質的に微少電流で動作させることが可能と
なりバツテリの長寿命化が可能となる。
以上説明したようにこの考案によれば、サージ
検出レベルを正確に、かつ容易に設定し得るとと
もに両極性のサージ検出を可能とし、配電線に負
荷される各種電気設備の耐サージ設計、耐電設計
の基準策定が容易に行なえ、電気設備の安全性の
確保、耐ノイズ特性の確保などにきわめて有用な
サージカウンタ回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサージカウンタ回路の構成図、
第2図a〜dはサージ入力波形に対するパルスト
ランスの2次側出力波形を示す図、第3図はこの
考案の一実施例によるサージカウンタ回路の構成
図、第4図a〜fは同実施例におけるサージ入力
波形に対するパルストランスの2次側出力波形を
示す図である。 21……測定端子、Ra,Rb……分圧抵抗、
IC1,IC2……コンパレータ、ZD1,ZD2……ツエ
ナダイオード、CUT1……正極性サージカウン
タ、CUT2……負極性サージカウンタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) サージ電圧入力端と接地間に接続された第1
    の分圧抵抗回路と、1次側巻線が上記第1の分
    圧抵抗回路の分圧点と接地間に並列接続され、
    2次側巻線から入力サージ電圧に比例した振幅
    のパルス電圧を発生するパルストランスと、こ
    のパルストランスの2次側巻線に接続された第
    2の分圧抵抗回路と、この第2の分圧抵抗回路
    の分圧出力と予め設定された基準電圧とを比較
    する比較器と、この比較器に接続されたサージ
    カウンタとを備え、上記第1の分圧抵抗回路の
    抵抗値を、上記パルストランスにおけるサージ
    電圧伝達波形にアンダシユートを生じない値に
    予め設定し、上記2次側巻線の電圧を抵抗分割
    して上記比較器で基準電圧と比較し、この比較
    結果により上記サージカウンタを計数駆動させ
    るようにしたことを特徴とするサージカウンタ
    回路。 (2) パルストランスの2次側巻線を第1、第2の
    2つの巻線で構成し、これら第1、第2の2次
    巻線に対応して上記第2の分圧抵抗回路、比較
    器、サージカウンタをそれぞれ設け、サージ電
    圧を正、負の極性ごとに測定するようにした実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のサージカウ
    ンタ回路。 (3) 第2の分圧抵抗回路の分圧出力が供給される
    比較器の入力端子に定電圧ダイオードを接続し
    た実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載のサージカウンタ回路。
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