JPH0244310B2 - Monomatahajechiniruchiofuennoseizoho - Google Patents

Monomatahajechiniruchiofuennoseizoho

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JPH0244310B2
JPH0244310B2 JP19445281A JP19445281A JPH0244310B2 JP H0244310 B2 JPH0244310 B2 JP H0244310B2 JP 19445281 A JP19445281 A JP 19445281A JP 19445281 A JP19445281 A JP 19445281A JP H0244310 B2 JPH0244310 B2 JP H0244310B2
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JP
Japan
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group
formula
reaction
mol
diethynylthiophene
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JP19445281A
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Yoshitsugu Isamoto
Yoshio Matsumura
Ikuo Nozue
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JSR Corp
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Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はモノ又はジエチニルチオフエンの製造
法に関するものである。 従来、チオフエン等の複素芳香環化合物にエチ
ニル基(−C≡CH)を1個導入する方法は、
二、三種知られているが、何れの方法においても
合成工程数が多く、しかも的物の収率も低いため
合成が困難である。またエチニル基を2個有する
ジエニルチオフエンは知られていなかつた。 然るに最近において、
【式】(Xはハロゲンである。) で示される2、5−ジハロゲノチオフエンを、ア
ミンの存在下でパラジウム化合物及び銅化合物を
触媒としてRR′R″SiC≡CH(R、R′及びR″は各々
同一又は異なり、アルキル基、アリール基若しく
はアルケニル基である。)で示されるシリルアセ
チレン化合物と反応させ、更に反応生成物を金属
ハライドで脱シリル化することにより、チオフエ
ン環にエチニル基が導入されたジエチニルチオフ
エンを合成し単離する方法が開発された(特開昭
57−144284号公報)。 このシリルアセチレン化合物を用いる方法は、
副反応を伴わずにチオフエン環にエチニル基を導
入する方法として有用ではあるが、原料であるシ
リルアセチレン化合物を合成することが容易では
なく、具体的にはアセチレンガスを高温化におい
て長時間取り扱わなければならないこと、合成工
程数が多いこと、収率が低いことなどの欠点があ
つた。 斯かる状況において、本発明者らは鋭意研究の
結果、モノエチニルチオフエン又はジエチニルチ
オフエンの効果的な製造法を見出し、本発明を完
成した。 本発明は、簡単な工程によつてモノエチニルチ
オフエン又はジエチニルチオフエンを有利に製造
することのできる新規な方法を提供することを目
的とする。 本発明においては、構造式
【式】(X はハロゲンである。)等で示されるモノハロゲノ
チオフエン又は構造式
【式】(Xはハ ロゲン原子である。)等で示されるジハロゲノチ
オフエンを、アミンの存在下で、式Pd(PR3 3)4ま
たはPd(MR3 3)2X2(式中、MはP、AsまたはN
を示し、R3はアルキル基、フエニル基またはア
ラルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。)
で表わされる特定のパラジウム化合物及び一価の
銅化合物を触媒として、下記一般式で示されるエ
チニル基を有する特定のアルコールと反応させ、
この反応生成物を、アルカリ金属、アルカリ金属
水酸化物、アルカリ金属アルコキシド及びアルキ
ルアルカリ金属から選ばれた特定の塩基物質によ
り脱ケトン化することにより、モノ又はジエチニ
ルオフエンを製造する。 一般式 (式中、R1及びR2はアルキル基、アリール基又
はアルケニル基であり、R1及びR2は同一であつ
ても異なつてもよい。) 本発明において使用されるモノハロゲノチオフ
エンとしては、例えばクロロチオフエン、ブロモ
チオフエン、ヨードチオフエン等がある。これら
のうちブロモチオフエンが好ましい。これらモノ
ハロゲノチオフエンによればモノエチニルチオフ
エンが得られる。またジハロゲノチオフエノとし
ては、例えばジクロロチオフエン、ジブロモチオ
フエン、ジヨードチオフエン等がある。これらの
うちジブロモチオフエンが好ましい。これらジハ
ロゲノチオフエンによればジエチニルチオフエン
が得られる。 前記エチニル基を有する特定のアルコールは、
上記一般式で示されるものである。上記一般式に
おいて、R1及びR2はメチル基、エチル基、プロ
ピル基等のアルキル基、フエニル基等のアリール
基又はビニル基、イソプロペニル基等のアルケニ
ル基であり、R1及びR2は同一であつても異なつ
ていてもよい。この場合の好ましいR1及びR2は、
脱ケトン化の反応の容易さ、及び工業的に入手可
能の容易さの観点から、メチル基である。 上記のエチニル基を有する特定のエチニルアル
コールの使用量は、モノハロゲノチオフエンを用
いるときはその1モルに対し、1.0〜1.5モル、ま
たハロゲノチオフエンを用いるときはその1モル
に対し、2.0〜〜3.0モルであることが好ましい。 触媒として用いられるパラジウム化合物として
は、例えばPd(PR3 3)4(R3はアルキル基、フエニ
ル基又はアラルキル基を示す。以下にいて同
じ。)、Pd(PR3 3)2X2(Xはハロゲン原子を示す。
以下においても同じ。但し前記モノハロゲノチオ
フエン又はジハロゲノチオフエンのハロゲン原子
と同一であることを要しない。)、Pd
(AsR3 3)2X2、Pd(NR3 3)2X2で示される化合物を
用いることができるが、このうちPd(PPh3)2Br2
(Phはフエニル基を示す。以下において同じ。)、
Pd(PPh3)2Cl2が好ましい。このパラジウム化合
物の使用量は、モノハロゲノチオフエンを用いる
ときはその1モルに対して0.005〜0.05モル、ジ
ハロゲノチオフエンを用いるときはその1モルに
対して0.01〜0.05モルであることが好ましい。 触媒として用いられる銅化合物としては、
CuCl、CuI、CuBr、Cu2O、CuCN等の一価の銅
化合物を好適に用いることができるが、このうち
CuBr、CuClが好ましい。この銅化合物の使用量
は、モノハロゲノチオフエンを用いるときはその
1モルに対して0.001〜0.01モル、ジハロゲノチ
オフエンを用いるときはその1モルに対して
0.005〜0.05モルであることが好ましい。 本発明において、アミンは脱ハロゲン化剤とし
て作用するが、具体的には、例えばメチルアミ
ン、エチルアミン、ヘキシルアミン、アニリン、
ベンジルアミン等の1級アミン、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミン、メチルエチルアミン、N−
メチルアニリン、ピペリジン等の2級アミン、ト
リメチルアミン、トリエチルアミン、N,N−ジ
メチルアニリン、ベンジルジメチルアミン、N,
N,N′,N′−テトラメチルエチレンジアミン等
の3級アミンのような、アンモニウムハライドを
形成するアミンであれば何れのものをも使用する
ことができる。アミンの使用量は、通常モノハロ
ゲノチオフエン又はジハロゲノチオフエン1モル
に対して、5モル以上であり、好ましくは5〜
1000モルである。アミンの使用量が少なすぎると
脱ハロゲン化が不十分であり、好ましくない。ア
ミンは溶媒としての作用をも果すが、アミンと共
に他の溶媒を用いてもよく、この場合の溶媒とし
てはヘキサン、ベンゼン等の炭化水素類、ジクロ
ルメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素
類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等の
エーテル類を例示することができる。 脱ケトン化は、塩基物質によつて行われるが、
この塩基物質としては、Li、Na等のアルカリ金
属、NaOH、KOH等のアルカリ金属水酸化物、
NaOCH3、NaOC2H5等のアルカリ金属アルコキ
シド、n−C4H9Li等のアルキルアルカリ金属を
用いることができるが、これらのうちNaOH、
KOHが好適である。この塩基性物質は、好まし
くは中間生成物であるチエニルアルキノール又は
チエニルジアルキノール1モルに対して0.1〜1
モル用いる。 次に本発明の製造法の一例を示す。先ず、モノ
ハロゲノチオフエンとエチニル基を有する特定の
アルコールとを、脱ハロゲン化剤であるアミンを
含有する溶媒に溶かし、これに触媒であるパラジ
ウム化合物及び銅化合物を加えて撹拌し反応させ
る。反応温度は15〜70℃が好ましく、反広時間は
10〜20時間が適当である。反応雰囲気は特に限定
されるものではないが、窒素等の不活性ガス雰囲
気下で反応を行なうのが好ましい。この反応によ
り、中間生成物であるチオフエン誘導体例えば
【式】とアンモニウムハライ ドが生成される。反応終了後、アンモニウムハラ
イドを水洗することにより除去し、反応混合物を
エーテルで抽出し、低沸点物を減圧下で留去し、
次いで残渣を減圧蒸留にて精製し、中間生成物で
あるチオフエン誘導体例えばR1及びR2がメチル
基の場合には淡黄色の結晶の4−チエニル−2−
メチル−3−ブチン−2−オールを得る。 このようにして得られた中間生成物であるるチ
オフエン誘導体、例えば
【式】と塩基物質、例えばア ルカリ金属水酸化物を有機溶媒中で反応させて脱
ケトン化を行ない、不溶性の固体を別し、液
を濃縮する。ここに有機溶媒としては、通常、炭
化水素、エーテル、アミン、アルデヒド、スルホ
キシド、アルコール、エステル等の中間生成物で
あるチオフエン誘導体を溶解させるものであれ
ば、何れでも使用できる。この脱ケトン化反応の
反応温度は通常50〜150℃であり、反応時間は1
〜5時間が適当である。この反応も反応雰囲気を
特に限定するものではないが、窒素等の不活性ガ
ス雰囲気下で行なうのが好ましい。この反応によ
り得られた反応生成物を精製することによりモノ
エチニルチオフエンが得られる。 また、上述の操作において、モノハロゲノチオ
フエンの代りにジハロゲノチオフエンを用いれ
ば、ジエチニルチオフエンを得ることができる。 モノエチニルチオフエンは、これを出発モノマ
ーとして重合せしめることによつてチオフエン環
を有するポリアセチレン誘導体を得ることができ
る。 また本発明において、ジハロゲノチオフエンを
用いた場合に得られるジエチニルチオフエンは、
これを出発モノマーとして酸化的カツプリング反
応させることにより、ポリ(ジエチニルチオフエ
ン)
【式】を容易に得る ことができる。 このポリ(ジエチニルチオフエン)は類似構造
を有するポリ(ジエチニルベンゼン)に比べて耐
熱性に優れている。即ちポリ(ジエチニルベンゼ
ン)温度200℃以下で熱分解する(J.Polym.Sci.
A−1第7巻第1625頁(1969年))のに対し、ポ
リ(ジエチニルチオフエン)は温度300℃でも熱
分解をおこさず安定である。更に
【式】(R4はチオ フエン環、ピリジン環を示す。)型の重合体が有
機溶媒に不溶である(Polymer Preprints Japan
第30巻No.1第160頁(1981年))のに対し、ポリ
(ジエチニルチオフエン)は有機溶媒に可溶であ
るため、キヤステイング成型等を利用して容易に
成型することができる。 これらの線状共役系重合体は、電子供与性化合
物又は電子吸引性化合物等の種々のドーパントに
よるドーピングの程度をコントロールすることに
よつて、種々の電導度(例えば10-2Ω-1cm-1)を
有する有機半導体材料、有機導電材料として利用
することができる。 以上のように、モノエチニルチオフエン又はジ
エチニルチオフエンは何れも、有機半導体材料、
有機導電材料として有用な重合体を与える出発物
質として用いることができる。 次に本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。 実施例 1 窒素気流下、還流冷却管を具備した1の3つ
口フラスコに、50g(0.31モル)の2−ブロモチ
オフエンと、31g(0.37モル)の2−メチル−3
−ブチン−2−オールと、600mlのジエチルアミ
ンとを入れて撹拌する。これに2.2g(3.1ミリモ
ル)のジクロロビス(トリフエニルホスフイン)
パラジウム及び0.30g(1.6ミリモル)の沃化第
1銅を加え、室温で15時間の間に十分に撹拌し反
応せしめる。反応終了後、反応混合物を減圧下濃
縮し、残渣を水で洗浄してアンモニウムハライド
を除去し、次いでエーテルで抽出する。エーテル
を減圧下で留下し、残渣を減圧蒸留し淡黄色結晶
46.0g(収率90%)が得られた。この結晶の融点
は55〜57℃、沸点は112℃/2mmHgであり、また
NMRスペクトル(CCl4中のδ値)データによ
り、CH3プロトン(1.61、一重線、6H)、OHプ
ロトン(3.33、一重線、1H)、
【式】プロトン(7.19、多重線、3H)が 存在すること、IRスペクトル(Nujol mulls)デ
ータより、ν(OH)(3230cm-1)、ν(C≡C)
(2220cm-1)、チオフエン環(825cm-1)が存在す
ることから、下記の構造を有する4−(2−チエ
ニル)−2−メチル−3−ブチン−2−オールと
決定された。 引き続き、こうして得られた8.0g(48ミリモ
ル)の4−(2−チエニル)−2−メチル−3−ブ
チン−2−オールと130mlのトルエンを窒素気流
下300mlの3つ口フラスコに仕込む。これに1.0g
(25ミリモル)の水酸化ナトリウムNaOHを粉砕
して加え、2時間の間還流する。反応終了後、固
体を別し、液を減圧下濃縮し、残渣を減圧蒸
留し、無色の油状物2.6g(収率50%)を得た。
この油状物の沸点は50〜51℃/21mmHgであり、
またNMRスペクトル(CDCl3中のδ値)データ
より、C≡CHプロトン(3.10、一重線、1H)、
【式】プロトン(6.80、多重線、3H)が 存在すること、IRスペクトル(Neat)データよ
り、ν(C≡CH)(3280cm-1)、ν(C≡C)(2100
cm-1)、チオフエン環(820cm-1)が存在すること
から2−チエニルチオフエン
【式】 と決定された。 実施例 2 窒素気流下、還流冷却管を具備した500mlの3
つ口フラスコに、25g(103ミリモル)の2,5
−ジブロモチオフエンと、10.4g(124ミリモル)
の2−メチル−3−ブチン−2−オールと、250
mlのジエチルアミンとを入れて撹拌する。これに
1.45g(2.1ミリモル)のジクロロビス(トリフ
エニルホスフイン)パラジウム、0.20g(1.0ミ
リモル)の沃化第1銅を加え、室温で15時間の間
撹拌し反応せしめる。反応終了後、不溶性のジエ
チルアンモニウムブロミドを別し、液を減圧
下濃縮し、残渣をエーテルで抽出する。エーテル
溶液を減圧下濃縮し、石油エーテルを加えて油状
物を固化させ、淡褐色粉末20.6g(収率80%)が
得られた。この淡褐色粉末の融点は118〜120℃で
あり、またNMRスペクトル(アセトン−d6中の
δ値)データより、CH3プロトン(1.49、一重
線、12H)、OHプロトン(4.40、一重線、2H)、
【式】(7.03、一重線、2H)が 存在すること、IRスペクトル(Nujolmulls)デ
ータより、ν(OH)(3310cm-1)、ν(C≡C)
(2220cm-1)、チオフエン環(810cm-1)が存在す
ることから、2.5−ビス(3−メチル=3−ヒド
ロキシ−2−ブチニル)チオフエン と決定された。 次にこうして得られた5.0g(20.2ミリモル)
の2,5−ビス(3−メチル−3−ヒドロキシ−
2−ブチニル)チオフエンと120mlのトルエンを
窒素気流下300mlの3つ口フラスコに仕込む。こ
れに0.80g(14.3ミリモル)の水酸化カリウム
KOHを粉砕して加え、温度65℃で3時間の間窒
素を吹き込んで副生するケトンを除去する。反応
終了後、固体を別し、液のトルエンを減圧下
留去し、残渣を減圧蒸留し、淡黄色油状物2.45g
(収率92%)を得た。この油状物の沸点は40℃/
0.1mmHgであり、またNMRスペクトル(CDCl3
中のδ値)データより、C≡CHプロトン(3.37、
一重線、2H)、
【式】(7.23、 一重線、2H)が存在すること、IRスペクトル
(Neat)データより、ν(C≡CH)(3280cm-1)、
ν(C≡C)(2100cm-1)、チオフエン環(800cm
-1)が存在することから2,5−ジエチニルチオ
フエン
【式】と決定された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モノハロゲノチオフエン又はジハロゲノチオ
    フエンを、アミンの存在下で、式Pd(PR3 3)4また
    はPd(MR3 3)2X2(式中、MはP、AsまたはNを
    示し、R3はアルキル基、フエニル基またはアラ
    ルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。)で
    表わされるパラジウム化合物及び一価の銅化合物
    を触媒として、下記一般式で示されるエチニル基
    を有するアルコールと反応させ、この反応生成物
    を、アルカリ金属、アルカリ金属水酸化物、アル
    カリ金属アルコキシド及びアルキルアルカリ金属
    から選ばれた塩基物質により脱ケトン化すること
    を特徴とするモノ又はジエチニルチオフエンの製
    造法。 一般式 (式中、R1及びR2はアルキル基、アリール基又
    はアルケニル基であり、R1及びR2は同一であつ
    ても異なつていてもよい。)
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