JPH0244323B2 - Meraminnnyosojushinoseizohoho - Google Patents

Meraminnnyosojushinoseizohoho

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JPH0244323B2
JPH0244323B2 JP21639782A JP21639782A JPH0244323B2 JP H0244323 B2 JPH0244323 B2 JP H0244323B2 JP 21639782 A JP21639782 A JP 21639782A JP 21639782 A JP21639782 A JP 21639782A JP H0244323 B2 JPH0244323 B2 JP H0244323B2
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Tatsuo Ishii
Hideo Ito
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Nippon Kasei Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、放出ホルマリンが少い含浸紙用メラ
ミン−尿素樹脂の製造法に関するものである。 含浸紙は、木目模様その他の模様を印刷した紙
に各種樹脂を含浸乾燥し、これをパーテイクルボ
ード、フラツシユボード、木板等の表面化粧板と
して使用するものである。 上記各種樹脂としては、メラミン樹脂、メラミ
ン−尿素樹脂(以下単にMU樹脂と略記する)あ
るいは尿素樹脂が知られているが、化粧板表面の
耐熱性、耐薬品性等の物理的性質が良好であるた
めMU樹脂が広く利用されて来ている。 従来から、MU樹脂の製造法としては、原料メ
ラミン1モルに対して尿素0.3〜10.0モルであり、
かつホルムアルデヒド1.95〜22.00モルの範囲の
各原料を一度に混合し、アルカリ性物質、たとえ
ば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等を添加し
て加熱縮合を行ない、MU樹脂を製造する方法が
採用されている。 しかしながら、この方法で製造した樹脂では放
出ホルムアルデヒド含有量が高く、得られた化粧
板の品質に今一つ不足するものがあつた。 本発明者らは特定の方法の採用により上記欠点
のない、高品質のMU樹脂が得られることを発見
し本発明を完成した。 すなわち本発明は、 メラミン1.0モル、尿素4.0〜4.5モル及びホルム
アルデヒド5.5〜7.5モルの割合の混合物に2−ジ
メチルまたは2−ジエチルアミノエタノールを添
加することにより該混合物をアルカリ性とし、75
℃〜還流下に保持することにより該混合物を共縮
合させることを特徴とするメラミン−尿素樹脂の
製造法 をその要旨とするものである。 さらに本発明を詳しく説明する。 本発明においてメラミン(以下Mと記す)1モ
ル、尿素(以下Uと記す)4.0〜4.5モル、ホルム
アルデヒド(以下Fと記す)5.5〜7.5モルの割合
で、メラミンと尿素とホルムアルデヒドとを混合
する。 そして、2−ジメチルアミノエタノール又は2
−ジエチルアミノエタノールをMとUとFとの混
合水溶液に添加し、PH10.0〜9.0に調整しMとU
とFとを温度75℃〜環流下で共縮合させる。 この操作は、まずFの水溶液であるホルマリン
を2−ジメチルアミノエタノール又は2−ジエチ
ルアミノエタノールでPH10.0〜9.0に調整し、撹
拌下Mを加えて還流温度に昇温する。後、Uを加
えるが、Uを一度に加えるとUの溶解吸熱のため
反応液温度が70℃以下になり、溶解していたメチ
ロールメラミンが折出するからUは還流下2分割
して加える。 以後80℃で反応を続けるが、共縮合が進行する
につれて、該反応液のPHが徐々に降下するので、
2−ジメチルアミノエタノール又は2−ジエチル
アミノエタノールを添加して該反応液のPHが7.5
より降下しないよう保持する。反応が進行するに
したがつて、反応溶液は5〜20℃の白濁点を示す
ようになり、さらに反応を続けると、水溶液は
1.5〜1.0倍の白濁価を示すようになり、この時点
で溶液を冷却する。 本発明でいう白濁点とは、大量の水の中に反応
物1滴を滴下したとき、まさに白濁を生じるとき
の水の温度をいう。また白濁価とは反応物1容量
部に水を加えて得られた混合液を20℃にした場
合、まさに白濁が生ずるような反応物と水との容
量比倍率という。 このようにして製造して得られたMU樹脂溶液
のPHは、約7.5であるので、含浸紙用MU樹脂溶
液の貯蔵安定性が最も良いPH9.5〜9.0に、2−ジ
メチルアミノエタノール又は2−ジエチルアミノ
エタノール、さらには通常のアルカリ性化合物、
例えば炭酸ナトリウム、トリエチルアミン等で調
整する。 本発明の製造方法により得られたMU樹脂溶液
は、M1モルに対し、Uは4.0〜4.5モル、Fは5.5
〜7.5モルの割合の組成である。このMU樹脂溶
液の遊離ホルムアルデヒド含有量を分析すると、
0.1〜0.3重量%であつた。このMU樹脂溶液を使
用した含浸紙で製造した化粧板の放出ホルムアル
デヒド量は木工板より発生する放出ホルムアルデ
ヒド量と同じで、さらに増加させることはない。 Fのモル数が7.5モルより多いと、得られた
MU樹脂中の遊離ホルムアルデヒドの含有量は
0.8重量%以上となり、このような高い遊離ホル
ムアルデヒド含有量のMU樹脂を使用した化粧板
は、本発明によつて得られたMU樹脂を使用した
化粧板に較べて放出ホルムアルデヒド量が2mg/
以上増加する。 又、Fのモル数が5.5モルより少なければ、M
とUに対してFが不足となり、得られた樹脂から
製造した化粧板の品質は本発明によつて得られた
MU樹脂を使用した化粧板に較べて低下する。 次に本発明において、2−ジメチルアミノエタ
ノール又は2−ジエチルアミノエタノールを触媒
として使用するが、これら以外のアルカリ性触
媒、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、トリエチルアミン、トリエタノ
ールアミン及び炭酸グアニジン等を使用すると、
共縮合反応時間が約30分以内になる。その為、
MU樹脂溶液中の遊離ホルムアルデヒド含有量は
3〜5重量%となり、また、分子量の著しく小さ
いもの及び大きいものが不均一に含有され、反応
終了後数時間以内に白濁するほど貯蔵安定性に乏
しい樹脂溶液が得られた。 これに対して、本発明の2−ジメチルアミノエ
タノール又は2−ジエチルアミノエタノールを使
用すると、反応時間が約100分と長いため、遊離
ホルムアルデヒド含有量は0.1〜0.3重量%にな
り、そしてMU樹脂の大部分がメチロール化共縮
合物となり、樹脂溶液の貯蔵安定期間が温度15〜
25℃で15〜20日と長期間になるMU樹脂溶液が得
られた。ここでいう貯蔵安定期間とは、樹脂溶液
が透明性を失なわず、かつ白濁せず、かつ樹脂溶
液の粘度上昇が製造直後の溶液粘度値の約0.2倍
を越えることがない状態を保つている期間を意味
する。 即ち、本発明はMのモル数よりもUのモル数が
多く、かつFが少ない反応系に弱アルカリ性を示
す2−ジメチルアミノエタノール又は2−ジエチ
ルアミノエタノール触媒を使用すると、均一な分
子量分布の範囲に、M,UおよびFを好ましく共
縮合させていることを示唆するものである。 次に本発明に使用する原料のMおよびUは、特
に精製品を使用する必要はなく、工業規格品で充
分である。又、Fは市販の37〜50重量%のホルマ
リンを使用することができ、又、ホルマリンに含
有されているメタノールおよびギ酸を特に除去し
て使用する必要はない。 さらに本発明によつて得られたMU樹脂溶液
は、含浸紙製造に使用し易い不揮発分50〜60重量
%、粘度約40〜50CP/20℃程度に水とメタノー
ルを留去する。 なお、本発明によつて得られたMU樹脂溶液に
公知の変性剤、例えば、エチレングリコール、ε
−カプロラクタム、トルエンスルホン酸アミド、
チオ尿素、ジシアンジアミド、砂糖、及びスルフ
アミン酸ナトリウム、水溶性ナイロン等を添加し
て化粧板表面の光沢性、熱安定性、緻密性、弾性
等をより改良し品質を高めることができる。な
お、変性剤の添加量は本発明の場合MとUに対す
るFのモル数が低いため、MとUとFとの合計量
に対して1〜5重量%の範囲が好ましい。 次に、本発明を実施例によつてさらに具体的に
説明するが、本発明は以下の実施例に限定される
ものではない。なお実施例に%とあるのは重量%
を示す。 実施例 1 反応器に37%ホルマリン1520g(18.7モル)を
仕込み、2−ジメチルアミノエタノール(試薬一
級)6.5mlを加えPH10.0に調整した。これに撹拌
下メラミン400g(3.2モル)を加えて還流温度
(96℃)に昇温した。還流開始より5分後及び10
分後に、それぞれ400g(6.7モル)の尿素を加え
て、以後80℃に降温し、同温度を保持してホルム
アルデヒド、メラミン、尿素を反応させた。還流
開始より75分後に反応液は15℃の白濁点を示し、
110分後に白濁価1.2倍に到達したので、減圧下メ
タノールと水の一部を留去しながら反応液を急冷
却した。 この樹脂溶液のPHは7.5であつたので、25%炭
酸ナトリウム水溶液4mlを加えてPH9.5に調整し
た。得られた樹脂溶液の粘度は40.5CP/20℃で
あり、不揮発分は55.5%であつた。 実施例 2 実施例1と同様にメラミンと尿素とホルムアル
デヒドとを反応させた。ただし、変性剤としてエ
チレングリコール40gとε−カプロラクタム30g
とを反応前に加えた。得られた樹脂溶液は粘度
45.0CP/20℃であり、不揮発分は56.3%であつ
た。 実施例 3 反応器に30%ホルマリン1800g(22.2モル)を
仕込み、2−ジエチルアミノエタノール(試薬一
級)7.5mlを加えたPH95に調整した。これに撹拌
下メラミン375g(3.0モル)を加え還流温度に昇
温した。還流開始より5分後及び10分後にそれぞ
れ400g(6.7モル)の尿素を加えて、以後80℃に
降温し、同温度を保持して反応させた。還流開始
より65分後の5℃の白濁点を示した時点で、2−
ジエチルアミノエタノール1.5mlを追加し続いて
反応させた。還流開始より100分後白濁価1.3倍に
到達したので減圧下メタノールと水の一部を留去
しながら、反応液を急冷却した。 この樹脂溶液のPHは7.7であつたので、トリエ
チルアミン2mlを加えてPH9.0に調整した。得ら
れた樹脂溶液の粘度は48.0CP/20℃であり、不
揮発分は60.2%であつた。 比較例1 (本発明でFが多い場合) 反応器に37%ホルマリン1950g(24.1モル)を
仕込み、2−ジメチルアミノエタノール8.2mlを
加えPH9.8に調整した。これに撹拌下メラミン375
g(3.0モル)を加え還流温度に昇温した。還流
開始より5分後及び10分後に、それぞれ375g
(6.3モル)の尿素を加えて、以後80℃に降温し、
同温度を保持して反応させた。還流開始より55分
後に5℃の白濁点を示し、100分後白濁価1.2倍に
到達したので、減圧下メタノールと水の一部を留
去しながら急冷却した。 この樹脂溶液のPHは7.5であつたので25%炭酸
ナトリウム水溶液4mlを加えてPH9.4に調整した。
得られた樹脂溶液の粘度は42CP/20℃であり、
不揮発分は54.5%であつた。 比較例2 (本発明以外の触媒の場合) 反応器に37%ホルマリン1520g(18.7モル)を
仕込み、さらに30%水酸化ナトリウム水溶液1.2
mlを加えPH9.5に調整した。これに撹拌下メラミ
ン400g(3.2モル)を加えて還流温度に昇温し
た。還流開始より5分後及び10分後に、それぞれ
400g(6.7モル)の尿素を加えて、以後80℃に降
温し、同温度を保持して反応させた。還流開始よ
り20分後に20℃の白濁点を示し、30分後に白濁価
10倍に到達したので、減圧下メタノールと水の一
部を留去しながら急冷却した。 この樹脂溶液のPHは7.0であつたので、25%炭
酸ナトリウム水溶液4.5mlを加えてPH9.0に調整し
た。得られた樹脂溶液の粘度は23.0CP/20℃で
あり、不揮発分は52.0%であつた。 参考例1 (従来法の場合) 反応器に37%ホルマリン1490g(18.4モル)と
メタノール56gとを仕込み、さらに30%水酸化ナ
トリウム水溶液4.0mlを加えPH11.0に調整した。
これに撹拌下メラミン504g(4モル)と尿素240
g(4モル)を加え85℃に昇温した。同温度を保
持し反応させた。85℃から2時間15分後に20℃の
白濁点を示し、2時間40分後に白濁価2.5倍に到
達したので、減圧にしてメタノール、水を留去し
急冷却した。 この樹脂溶液のPHは7.8であつたので25%炭酸
ナトリウム水溶液4mlを加えてPH9.2に調整した。
得られた樹脂溶液の粘度は35.0CP/20℃であり、
不揮発分は50.5%であつた。 実施例1〜3、比較例1〜2、参考例1で得ら
れMU樹脂の貯蔵安定性試験、遊離ホルムアルデ
ヒド含有量分析、化粧板を製造しての放出ホルム
アルデヒド試験及び化粧表面の品質試験を下記の
ように行ない、結果を第1表に示した。 (1) 貯蔵安定性試験 樹脂を15〜25℃の室温に貯蔵し、白濁又は粘度
が1.2倍に上昇するまでの日数を測定した。 (2) 遊離ホルムアルデヒド含有量分析 JIS K−6801の塩化アンモニウム法により分析
した。 (3) 化粧板の製造方法 樹脂1Kgに硬化剤として25重量%パラトルエン
スルホン酸水溶液15〜25g、離形剤としてステア
リン酸ナトリウム(試薬一級)0.1g及び浸透剤
としてポリオキシエチレンノニルフエノールエー
テルであるノニポール95(商品名、三洋化成製)
2gを加えて撹拌混合して含浸樹脂溶液とした。
この樹脂溶液をチタンホワイトを施した80g/m2
のα−セルローズ系白色原紙に含浸し、温度125
℃で乾燥して含浸紙を得た。 含浸紙は200g/m2で、揮発分5〜6%であつ
た。なお揮発分は、含浸紙を160℃で5分間再乾
燥させたときの重量損失である。 この含浸紙を厚さ15mmのパーテクルボード台板
の表裏面に組込み、アスベストクツシヨン入り梨
肌研磨仕上げのアルミ板をコール板としたホツト
プレスで160℃、20Kg/cm2、3分間の条件で加熱
プレスして化粧板を製造した。加熱プレス後の戻
し冷却プレスは行なわなかつた。 (4) 放出ホルムアルデヒドの測定 JIS A5908のアセチルアセトン法により放出ホ
ルムアルデヒド量を測定した。なおパーテクルボ
ード台板は尿素樹脂を接着剤として使用し製造さ
れたものである。 (5) 化粧表面の品質試験 a 外観:化粧表面の状態、光沢度を肉眼で判 定した。 b 耐酸性:0.2規定塩酸の化粧表面に対する 24時間での作用度を判定した。 c 耐熱性:DIN53799による70℃、 20時間加熱で亀裂を生じたかど うかを判定した。 d 耐水性:DIN53799による水蒸気試験 によつて判定した。 e 汚染性:黒色靴墨を塗布した後、拭取り密 封度を判定した。 a〜eの判定は1〜6のスケールで、1は極め
て良好、かつ6は完全に不良を示す。
【表】
【表】 第1表の結果で、本発明によるMU樹脂は、パ
ーテクルボード台板よりの放出ホルムアルデヒド
量と同じであり増加させなかつた。 又、本発明のようにM含量よりU含量が多い
MU樹脂で製造された化粧板の表面品質評価は、
一般にスケール3以下であれば表裏面の被覆に適
当とされており、本発明により得られた化粧板の
品質はこれを満足することも確められた。 さらに、MU樹脂溶液の貯蔵安定性も15日以上
であり、工業的実施に支障はきたさないものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 メラミン1.0モル、尿素4.0〜4.5モル及びホル
    ムアルデヒド5.5〜7.5モルの割合の混合物に2−
    ジメチルまたは2−ジエチルアミノエタノールを
    添加することにより該混合物をアルカリ性とし、
    75℃〜還流下に保持することにより該混合物を共
    縮合させることを特徴とするメラミン−尿素樹脂
    の製造方法。
JP21639782A 1982-12-10 1982-12-10 Meraminnnyosojushinoseizohoho Expired - Lifetime JPH0244323B2 (ja)

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