JPH0244520B2 - Gurukoosusokuteiyososeibutsu - Google Patents
GurukoosusokuteiyososeibutsuInfo
- Publication number
- JPH0244520B2 JPH0244520B2 JP13830388A JP13830388A JPH0244520B2 JP H0244520 B2 JPH0244520 B2 JP H0244520B2 JP 13830388 A JP13830388 A JP 13830388A JP 13830388 A JP13830388 A JP 13830388A JP H0244520 B2 JPH0244520 B2 JP H0244520B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glucose
- composition
- present
- concentration
- nad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、酵素を含むグルコース測定用組成物
に関する。
に関する。
尿や血液はど体液中のグルコースの定量は、各
種疾患の診断、たとえば糖尿病の診断や治療、経
過の観察あるいは低血糖症の発見に利用されるき
わめて重要な臨床検査項目の一つである。
種疾患の診断、たとえば糖尿病の診断や治療、経
過の観察あるいは低血糖症の発見に利用されるき
わめて重要な臨床検査項目の一つである。
従来から、生体試料中のグルコースの定量法と
しては、グルコースの還元力を利用した各種の化
学的方法が利用されて来たが、反応試薬が発癌性
を有すること等のために、最近では酵素法が繁用
されるに至つた。
しては、グルコースの還元力を利用した各種の化
学的方法が利用されて来たが、反応試薬が発癌性
を有すること等のために、最近では酵素法が繁用
されるに至つた。
酵素法としては、グルコースオキシダーゼ法お
よびヘキソキナーゼ法などがもちいられている。
然し酵素は一般にきわめて不安定であり、測定状
態で保存する時、グルコースオキシダーゼ法の市
販のキツトを用いた場合は3日間程度、ヘキソシ
ナーゼ法の市販のキツトを用いた場合は1日しか
有効に活性を保持し得ない。
よびヘキソキナーゼ法などがもちいられている。
然し酵素は一般にきわめて不安定であり、測定状
態で保存する時、グルコースオキシダーゼ法の市
販のキツトを用いた場合は3日間程度、ヘキソシ
ナーゼ法の市販のキツトを用いた場合は1日しか
有効に活性を保持し得ない。
従つて、マルチチヤンネルの自動分析機にかけ
た試薬溶液を、頻繁に交換しなければならず、煩
雑で手間がかかり且つ試薬のロスも大きい。それ
故、これらの欠点を解決する方策が強く望まれて
いる。
た試薬溶液を、頻繁に交換しなければならず、煩
雑で手間がかかり且つ試薬のロスも大きい。それ
故、これらの欠点を解決する方策が強く望まれて
いる。
本発明者らは、かかる要請に答えるため、安定
性の高い、長期間保存可能な試薬を検索したとこ
ろ、スルフヒドリル化合物及び/又はキレート剤
並びにATP、NAD、Mgイオン、HK、NADを
補酵素とし得るグルコース−6−燐酸デヒドロゲ
ナーゼ(G6PDH)、殺菌剤及びPH緩衝剤を含む
組成物が、極めて安定であり、これを用いてこれ
と検体とを混合し、室温にて一定時間放置後
340nmの吸光度を測定することにより、検体中
のグルコースの正確な定量が可能であり、且つ該
組成物の水溶液の室温における寿命が従来の市販
のキツトのものに比し著しく延長させることを見
出し本発明を完成した。
性の高い、長期間保存可能な試薬を検索したとこ
ろ、スルフヒドリル化合物及び/又はキレート剤
並びにATP、NAD、Mgイオン、HK、NADを
補酵素とし得るグルコース−6−燐酸デヒドロゲ
ナーゼ(G6PDH)、殺菌剤及びPH緩衝剤を含む
組成物が、極めて安定であり、これを用いてこれ
と検体とを混合し、室温にて一定時間放置後
340nmの吸光度を測定することにより、検体中
のグルコースの正確な定量が可能であり、且つ該
組成物の水溶液の室温における寿命が従来の市販
のキツトのものに比し著しく延長させることを見
出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、「スルフヒドリル化合物及
び/又はキレート剤並びにATP、NAD、Mgイ
オン、HK、G6PDH、殺菌剤及びPH緩衝剤を含
む水溶液であることを特徴とし、上記スルフヒド
リル化合物は1〜50mM濃度、キレート剤は0.1
〜20mM濃度であるグルコース測定用組成物。」
である。
び/又はキレート剤並びにATP、NAD、Mgイ
オン、HK、G6PDH、殺菌剤及びPH緩衝剤を含
む水溶液であることを特徴とし、上記スルフヒド
リル化合物は1〜50mM濃度、キレート剤は0.1
〜20mM濃度であるグルコース測定用組成物。」
である。
但し上記のATPはアデノシントリフオスフエ
ートを、NADは酸化型ベータニコチンアミドア
デニンジヌクレオチドを、HKはヘキソキナーゼ
を、G6PDHはNADを補酵素とし得るグルコー
ス−6−燐酸デヒドロゲナーゼを意味する。
ートを、NADは酸化型ベータニコチンアミドア
デニンジヌクレオチドを、HKはヘキソキナーゼ
を、G6PDHはNADを補酵素とし得るグルコー
ス−6−燐酸デヒドロゲナーゼを意味する。
本発明の目的は、水に溶解後室温においても寿
命の長いグルコース定用量の組成物を提供し、グ
ルコース定量を能率化するにある。
命の長いグルコース定用量の組成物を提供し、グ
ルコース定量を能率化するにある。
本発明の組成物の各成分のい好ましい濃度は、
次の通りである。PH緩衝剤0.025〜0.25M濃度、
ATP0.4〜5mM濃度、Mgイオン1〜25mM濃
度、HK0.3〜5u/ml、G6PDH0.3〜5u/ml、殺菌
剤0.1〜30mM濃度、スルフヒドリル化合物1〜
50mM濃度、キレート剤0.1〜20mM濃度、又さ
らに使用時に非イオン性界面活性剤を0〜0.1重
量%添加することが好ましい。
次の通りである。PH緩衝剤0.025〜0.25M濃度、
ATP0.4〜5mM濃度、Mgイオン1〜25mM濃
度、HK0.3〜5u/ml、G6PDH0.3〜5u/ml、殺菌
剤0.1〜30mM濃度、スルフヒドリル化合物1〜
50mM濃度、キレート剤0.1〜20mM濃度、又さ
らに使用時に非イオン性界面活性剤を0〜0.1重
量%添加することが好ましい。
この他に、本発明の組成物にアルブミン等の蛋
白質、糖、糖アルコール及びグリセロールの如き
ポリオール類等の凍結乾燥安定剤を加えることも
出来る。本発明の組成物に加えるPH緩衝剤は、使
用時においてPH6.5〜8.5の範囲の一部または全部
に緩衝能のあるものが好ましい。
白質、糖、糖アルコール及びグリセロールの如き
ポリオール類等の凍結乾燥安定剤を加えることも
出来る。本発明の組成物に加えるPH緩衝剤は、使
用時においてPH6.5〜8.5の範囲の一部または全部
に緩衝能のあるものが好ましい。
本発明の思想は、異なつた観点からは、前記の
本発明組成物の水溶液を使用して検体中のグリコ
ースを分析する方法、として把握することも出来
る。
本発明組成物の水溶液を使用して検体中のグリコ
ースを分析する方法、として把握することも出来
る。
本発明に係わるグルコース定量の原理を式で示
せば次の通りである。
せば次の通りである。
グリコース+ATPグルコース−6−燐酸
+ADP
↑
ヘキソキナーゼ
グルコース−6−燐酸6−ホスホグルコン酸
+NAD ↑ +NADH
グルコース−6−燐酸、
デヒドロゲナーゼ
上記の反応式においNADは、酸化型ベータニ
コチンアミドアデニンジヌクレオチドを表す。又
NADHは、還元型ベータニコチンアミドアデニ
ンジヌクレチオドを表す。
コチンアミドアデニンジヌクレオチドを表す。又
NADHは、還元型ベータニコチンアミドアデニ
ンジヌクレチオドを表す。
上記の反応により、グルコースが消費され、グ
ルコースの減少量はNADHの生成量に等しい。
従つてNADHの示す340nmにおける吸光度増加
量を、分光光度計により測定し、検体中のグルコ
ース濃度を測定することが出来るのである。
ルコースの減少量はNADHの生成量に等しい。
従つてNADHの示す340nmにおける吸光度増加
量を、分光光度計により測定し、検体中のグルコ
ース濃度を測定することが出来るのである。
上記のグルコース測定方法は、ヘキソキナーゼ
法(HK法と略称される)と呼ばれ、グルコース
定量法として、 グルコースに対する特異性が高い。
法(HK法と略称される)と呼ばれ、グルコース
定量法として、 グルコースに対する特異性が高い。
正確で検量線を必要としない。
妨害が少ない。
迅速に行える。
等の長所を有する優れた測定法である。然しなが
ら、測定に使用される液の組成が不安定で、室温
において、長時間保存出来ない大きな欠点があつ
た。
ら、測定に使用される液の組成が不安定で、室温
において、長時間保存出来ない大きな欠点があつ
た。
この課題を見事に解決したのが本発明であつ
て、スルフヒドリル化合物及び/又はキレート剤
並びに殺菌剤及びPH緩衝剤を存在させることによ
り、上記分析用の液の保存安定性が顕著に改善さ
れ、室温における寿命が延長された。
て、スルフヒドリル化合物及び/又はキレート剤
並びに殺菌剤及びPH緩衝剤を存在させることによ
り、上記分析用の液の保存安定性が顕著に改善さ
れ、室温における寿命が延長された。
従来、一般に酵素を生体より精製する際に、各
種のスルフヒドリル化合物、あるいはキレート剤
が使用されてきている。これは、冷却下に生体細
胞を摩砕して酵素を取り出す際、及び酵素の精
製、保存時酵素が破壊されることを防ぐ為に用い
られるのである。従つて、この様に酵素製造時に
スルフヒドリル化合物又はキレート剤が使用され
ることが知られていても、グルコースをヘキソキ
ナーゼ法により定量する際に、測定液の寿命を延
長する効果を有することは、全く予想されなかつ
たことである。
種のスルフヒドリル化合物、あるいはキレート剤
が使用されてきている。これは、冷却下に生体細
胞を摩砕して酵素を取り出す際、及び酵素の精
製、保存時酵素が破壊されることを防ぐ為に用い
られるのである。従つて、この様に酵素製造時に
スルフヒドリル化合物又はキレート剤が使用され
ることが知られていても、グルコースをヘキソキ
ナーゼ法により定量する際に、測定液の寿命を延
長する効果を有することは、全く予想されなかつ
たことである。
又スルフヒドリル化合物又はキレート剤を、酵
素を製造する際に使用することがあるので、本発
明の組成物に用いられるヘキソキナーゼ又は
G6PDHに、これらの化合物が随伴する可能性が
考えられないでもない。然しながら、実際上は酵
素を製造する際に使用されるこれら化合物の量
は、酵素の量に見合う程度の量であり、これらを
用いてグルコース測定用組成物を調製する場合に
は、スルフヒドリル化合物及び/又はキレート剤
は、他の成分により希釈されて本発明の組成物に
おいて必要な濃度の範囲外になり、本発明組成物
の如き寿命を延長する効果は見出されない。この
ことは、市販の多数のHK法グルコース分析用キ
ツトにつき、ランダムに調べた結果裏付けられ
た。
素を製造する際に使用することがあるので、本発
明の組成物に用いられるヘキソキナーゼ又は
G6PDHに、これらの化合物が随伴する可能性が
考えられないでもない。然しながら、実際上は酵
素を製造する際に使用されるこれら化合物の量
は、酵素の量に見合う程度の量であり、これらを
用いてグルコース測定用組成物を調製する場合に
は、スルフヒドリル化合物及び/又はキレート剤
は、他の成分により希釈されて本発明の組成物に
おいて必要な濃度の範囲外になり、本発明組成物
の如き寿命を延長する効果は見出されない。この
ことは、市販の多数のHK法グルコース分析用キ
ツトにつき、ランダムに調べた結果裏付けられ
た。
本発明の効果は、第1に当該組成物が室温状態
において、長時間寿命を保つ点にある。本発明の
第2の効果として、ブランクの吸光度が安定して
いて、測定精度を向上させる特長があるが、これ
も重要である。ヘキソキナーゼ法でグルコースを
分析する場合、スルフヒドリル化合物及び/又は
キレート剤が存在しないと、試薬ブランクの吸光
度が大きく経時的に変化し測定値がバラつく原因
となる。
において、長時間寿命を保つ点にある。本発明の
第2の効果として、ブランクの吸光度が安定して
いて、測定精度を向上させる特長があるが、これ
も重要である。ヘキソキナーゼ法でグルコースを
分析する場合、スルフヒドリル化合物及び/又は
キレート剤が存在しないと、試薬ブランクの吸光
度が大きく経時的に変化し測定値がバラつく原因
となる。
本発明においては、スルフヒドリル化合物又は
キレート剤の何れかが存在するだけでも良いが、
両者が存在する場合が特に効果が著しい。又本発
明の組成物の使用時におけるスルフヒドリル化合
物及びキレート剤の好ましい濃度は、前述の如く
それぞれ1〜50mM濃度及び0.1〜20mM濃度で
ある。
キレート剤の何れかが存在するだけでも良いが、
両者が存在する場合が特に効果が著しい。又本発
明の組成物の使用時におけるスルフヒドリル化合
物及びキレート剤の好ましい濃度は、前述の如く
それぞれ1〜50mM濃度及び0.1〜20mM濃度で
ある。
本明細書に記載されている室温とは、特に記載
がない限り0〜30℃を意味する。
がない限り0〜30℃を意味する。
本発明の組成物を使用して、検体中のグルコー
スを測定する原理については既に述べた。実際グ
ルコースを測定するには、本発明の組成物の水溶
液と検体とを混合して、室温で一定時間放置後、
生成するNADHの340nmの吸光度を測定する。
スを測定する原理については既に述べた。実際グ
ルコースを測定するには、本発明の組成物の水溶
液と検体とを混合して、室温で一定時間放置後、
生成するNADHの340nmの吸光度を測定する。
従つて、本発明の組成物に用いる諸化合物、殺
菌剤、PH緩衝剤等は、勿論添加される非イオン性
界面活性剤、凍結乾燥安定剤等に340nmの吸光
度測定を著しく妨害するものがあつてはならな
い。勿論、これらの諸成分において340nmに吸
収があつても、ブランクテスト値を差し引くこと
により、グルコース分析値の測定に実際上影響を
及ぼさぬ範囲であれば差し支えない。
菌剤、PH緩衝剤等は、勿論添加される非イオン性
界面活性剤、凍結乾燥安定剤等に340nmの吸光
度測定を著しく妨害するものがあつてはならな
い。勿論、これらの諸成分において340nmに吸
収があつても、ブランクテスト値を差し引くこと
により、グルコース分析値の測定に実際上影響を
及ぼさぬ範囲であれば差し支えない。
本発明の組成物に加える好ましい殺菌剤の例と
しては、アルカリ金属のアジ化物、メチレングル
タロニトリルの臭化物等が挙げられる。本発明の
組成物に用いられるスルフヒドリル化合物を例示
すれば、還元型グルタチオン、システイン、N−
アセチルシステイン、チオラクトイルグリシン、
チオリンゴ酸、チオグリセロールである。又本発
明の組成物に用いられる、キレート剤を例示すれ
ば、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)、EGTA
(エチレングリコールエーテルジアミン四酢酸)
である。これらの例示化合物は、何れも340nm
におけるグリコース測定に大きな妨害を与えな
い。
しては、アルカリ金属のアジ化物、メチレングル
タロニトリルの臭化物等が挙げられる。本発明の
組成物に用いられるスルフヒドリル化合物を例示
すれば、還元型グルタチオン、システイン、N−
アセチルシステイン、チオラクトイルグリシン、
チオリンゴ酸、チオグリセロールである。又本発
明の組成物に用いられる、キレート剤を例示すれ
ば、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)、EGTA
(エチレングリコールエーテルジアミン四酢酸)
である。これらの例示化合物は、何れも340nm
におけるグリコース測定に大きな妨害を与えな
い。
本発明に使用されるヘキソキナーゼは、
Bergmyer編、“Method of Enzymatic
Analysis”2nd.Engl.Ed.1巻 p473、p459
Academic Press(1974)に、又NADを補酵素と
し得るG6PDHは、Wood 編、“Methods in
Enzymology”41巻 p196 Academic Press
(1975)に準拠して測定することが出来る。これ
らの測定法は、今日当業者が常時使用するありふ
れたものである。
Bergmyer編、“Method of Enzymatic
Analysis”2nd.Engl.Ed.1巻 p473、p459
Academic Press(1974)に、又NADを補酵素と
し得るG6PDHは、Wood 編、“Methods in
Enzymology”41巻 p196 Academic Press
(1975)に準拠して測定することが出来る。これ
らの測定法は、今日当業者が常時使用するありふ
れたものである。
本明細書のヘキソキナーゼ及びG6PDHのデー
タは、上記の測定法によつて裏付られたものであ
る。但し測定温度は30℃を用いた。
タは、上記の測定法によつて裏付られたものであ
る。但し測定温度は30℃を用いた。
なお補の組成物の実際の状態は、水溶液であ
る。以下実施例及び比較例をあげ、本発明を具体
的に示す。又これらの実施例及び比較例の或るも
のについては、それらの組成物を使用して検体の
グルコースを測定した結果等を述べる。
る。以下実施例及び比較例をあげ、本発明を具体
的に示す。又これらの実施例及び比較例の或るも
のについては、それらの組成物を使用して検体の
グルコースを測定した結果等を述べる。
実施例 1
ATP 2mM濃度、NAD 1mM濃度、酢酸マ
グネシウム10mM濃度、N−アセチルシステイン
10mM濃度、EDTA2mM濃度、アジ化ナトリウ
ム3mM濃度、トリトンX100 0.01重量%、酵母
製HK1u/ml及び乳酸菌製G6PDH 1u/mlを含む
0.1M濃度トリス(ヒドロキシメチル)アミノメ
タン塩酸緩衝液(PH7.5)を実施例1の組成物と
する。
グネシウム10mM濃度、N−アセチルシステイン
10mM濃度、EDTA2mM濃度、アジ化ナトリウ
ム3mM濃度、トリトンX100 0.01重量%、酵母
製HK1u/ml及び乳酸菌製G6PDH 1u/mlを含む
0.1M濃度トリス(ヒドロキシメチル)アミノメ
タン塩酸緩衝液(PH7.5)を実施例1の組成物と
する。
上記実施例1の組成物を26℃に保存した。この
組成物即ち液体試薬を3ml採取し、これに検体
20μを添加し、室温にて10分後の340nmの吸光
度を測定し、上記液体試薬の340nmの吸光度
(ブランク値)を差し引いて検体中のグルコース
を測定した。なおこの測定法を終末法と呼ぶこと
がある。
組成物即ち液体試薬を3ml採取し、これに検体
20μを添加し、室温にて10分後の340nmの吸光
度を測定し、上記液体試薬の340nmの吸光度
(ブランク値)を差し引いて検体中のグルコース
を測定した。なおこの測定法を終末法と呼ぶこと
がある。
その結果を第1図のNo.1に示す。
このNo.1の線に示される通り、10日以上にわた
つて測定値は同一の値を示した。この際の試薬ブ
ランク値(液体組成物に検体を加えない以外は、
検体を加えたものと同じ条件で測定した値。以下
同様)を、第1図のNo.2に示す。このブランク値
も、10日以上にわたつて一定の測定値を示し安定
であつた。
つて測定値は同一の値を示した。この際の試薬ブ
ランク値(液体組成物に検体を加えない以外は、
検体を加えたものと同じ条件で測定した値。以下
同様)を、第1図のNo.2に示す。このブランク値
も、10日以上にわたつて一定の測定値を示し安定
であつた。
比較例 1
市販のヘキソキナーゼ法グルコース定量用試薬
キツト(藤沢メデイカルサプライ社製uv用グル
コース;スルフヒドリル化合物及びキレート剤の
何れも有効量は含まれていない)を、所定の水に
溶解し、これにアジ化ナトリウムを3mM濃度に
なる様に添加した組成物を、室温(26℃)にて保
存した。この液を用いて実施例1と同様にしてグ
ルコースを測定した。その結果は、第1図のNo.3
の線に示されている。この線によると3日迄に測
定値は大きく減少している。その際の試薬ブラン
クは、第1図のNo.4の線により示される様に10日
迄に急上昇している。
キツト(藤沢メデイカルサプライ社製uv用グル
コース;スルフヒドリル化合物及びキレート剤の
何れも有効量は含まれていない)を、所定の水に
溶解し、これにアジ化ナトリウムを3mM濃度に
なる様に添加した組成物を、室温(26℃)にて保
存した。この液を用いて実施例1と同様にしてグ
ルコースを測定した。その結果は、第1図のNo.3
の線に示されている。この線によると3日迄に測
定値は大きく減少している。その際の試薬ブラン
クは、第1図のNo.4の線により示される様に10日
迄に急上昇している。
参考例 1
前記の実施例1の組成物を使用し、種々のグル
コース濃度の検体につき、実施例1の場合と同様
にしてグルコースの量を測定し、そのデータをグ
ラフにプロツトした。その結果、吸光度と濃度と
の間に第2図に示す通りの直線関係を得た。
コース濃度の検体につき、実施例1の場合と同様
にしてグルコースの量を測定し、そのデータをグ
ラフにプロツトした。その結果、吸光度と濃度と
の間に第2図に示す通りの直線関係を得た。
又種々のグルコース濃度の検体につき、本発明
の組成物を使用した場合と、比較例1で用いたの
と同じ市販のヘキソキナーゼ法グルコース定量用
キツトを使用した場合の、測定法を比較した結果
を第3図に示す。但し上記市販のキツトを使用し
た場合は、グルコース分析用の液体組成物を調製
したあと、数時間以内に全ての測定を終了してい
る。
の組成物を使用した場合と、比較例1で用いたの
と同じ市販のヘキソキナーゼ法グルコース定量用
キツトを使用した場合の、測定法を比較した結果
を第3図に示す。但し上記市販のキツトを使用し
た場合は、グルコース分析用の液体組成物を調製
したあと、数時間以内に全ての測定を終了してい
る。
第1図は、本発明の組成物又は比較試薬を用い
て行つた、グルコースの測定値及び試薬ブランク
の経日変化を示す図である。第2図は、実施例1
の組成物を使用して、検体中のグルコース濃度
(横軸)と340nm吸光度(縦軸)の間の直線性を
示す図である。第3図は、本発明の組成物を使用
した場合(縦軸)と、市販ヘキソキナーゼ法グル
コース定量キツトを使用して得た吸光度(横軸)
の相関を表す図である。なお、第1〜3図におい
て、第1図のNo.2およびNo.4以外の吸光度は試薬
ブランクを差し引いた値である。
て行つた、グルコースの測定値及び試薬ブランク
の経日変化を示す図である。第2図は、実施例1
の組成物を使用して、検体中のグルコース濃度
(横軸)と340nm吸光度(縦軸)の間の直線性を
示す図である。第3図は、本発明の組成物を使用
した場合(縦軸)と、市販ヘキソキナーゼ法グル
コース定量キツトを使用して得た吸光度(横軸)
の相関を表す図である。なお、第1〜3図におい
て、第1図のNo.2およびNo.4以外の吸光度は試薬
ブランクを差し引いた値である。
Claims (1)
- 1 スルフヒドリル化合物及び/又はキレート剤
並びにATP、NAD、Mgイオン、HK、
G6PDH、殺菌剤及びPH緩衝剤を含む水溶液であ
ることを特徴とし、上記スルフヒドリル化合物は
1〜50mM濃度、キレート剤は0.1〜20mM濃度
であるグルコース測定用組成物。但し上記の
ATPはアデノシントリフオスフエートを、NAD
は酸化型ベータニコチンアミドアデニンジヌクレ
オチドを、HKはヘキソキナーゼを、G6PDHは
NADを補酵素とし得るグルコース−6−燐酸デ
ヒドロゲナーゼを意味する。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13830388A JPH0244520B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | Gurukoosusokuteiyososeibutsu |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13830388A JPH0244520B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | Gurukoosusokuteiyososeibutsu |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4356880A Division JPS56140899A (en) | 1980-04-04 | 1980-04-04 | Composition for determination of glucose |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01112999A JPH01112999A (ja) | 1989-05-01 |
| JPH0244520B2 true JPH0244520B2 (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=15218723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13830388A Expired - Lifetime JPH0244520B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | Gurukoosusokuteiyososeibutsu |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0244520B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI275795B (en) * | 2001-02-14 | 2007-03-11 | Sysmex Corp | Novel assay method |
-
1988
- 1988-06-07 JP JP13830388A patent/JPH0244520B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01112999A (ja) | 1989-05-01 |
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