JPH0244720B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244720B2 JPH0244720B2 JP1043568A JP4356889A JPH0244720B2 JP H0244720 B2 JPH0244720 B2 JP H0244720B2 JP 1043568 A JP1043568 A JP 1043568A JP 4356889 A JP4356889 A JP 4356889A JP H0244720 B2 JPH0244720 B2 JP H0244720B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- transfer
- dyeing
- transfer paper
- japanese paper
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、熱転写染色用転写紙の製造方法に関
し、特にその中でも和紙を用いた転写紙の製造方
法に関する。
し、特にその中でも和紙を用いた転写紙の製造方
法に関する。
最近、手工芸などの分野においては、ネクタ
イ、ハンカチその他の小物類の簡便な染色技法の
1つとして転写染色法がさかんに利用されるよう
になつている。
イ、ハンカチその他の小物類の簡便な染色技法の
1つとして転写染色法がさかんに利用されるよう
になつている。
転写染色法は、第2図に示すようにアート紙等
の洋紙に、昇華性染色のインクを用いて、各種の
絵柄が花模様、幾何学模様、あるいは文字パター
ンなどを印刷した転写紙21を、染色しようとす
るポリエステル等の布地22の上に置き、さらに
当て布23を載せて、その上からアイロン24に
より加熱プレスすることにより、転写染色するも
のである。勿論、アイロン24の代わりに適当な
専用の熱転写装置が利用される場合もある。
の洋紙に、昇華性染色のインクを用いて、各種の
絵柄が花模様、幾何学模様、あるいは文字パター
ンなどを印刷した転写紙21を、染色しようとす
るポリエステル等の布地22の上に置き、さらに
当て布23を載せて、その上からアイロン24に
より加熱プレスすることにより、転写染色するも
のである。勿論、アイロン24の代わりに適当な
専用の熱転写装置が利用される場合もある。
転写紙21中のインクに含まれる昇華性染料粒
子は、100〜200℃の温度で加熱することにより気
化して布地へ転移し、化学反応により繊維表面に
定着する。この染色法は、染色堅牢度が高く、洗
濯や摩擦による色落ちが少ない特長をもつてい
る。
子は、100〜200℃の温度で加熱することにより気
化して布地へ転移し、化学反応により繊維表面に
定着する。この染色法は、染色堅牢度が高く、洗
濯や摩擦による色落ちが少ない特長をもつてい
る。
従来の熱転写染色法では、転写紙の素材にアー
ト紙等のにじみ防止剤を含む洋紙を使用し、模様
等の図柄を転写紙上に隅々まで正確に描画あるい
は印刷したものをそのまま布地に転写することが
意図されている。そのため、仕上がりの図柄の調
子が堅くなり、自然の風合が得られないという欠
点があつた。また印刷による転写紙では、模様の
図柄をある一定数の種類に限定せざるを得ないた
め、多様性や創作性を求める時代のニーズに応え
ることができないという問題があつた。
ト紙等のにじみ防止剤を含む洋紙を使用し、模様
等の図柄を転写紙上に隅々まで正確に描画あるい
は印刷したものをそのまま布地に転写することが
意図されている。そのため、仕上がりの図柄の調
子が堅くなり、自然の風合が得られないという欠
点があつた。また印刷による転写紙では、模様の
図柄をある一定数の種類に限定せざるを得ないた
め、多様性や創作性を求める時代のニーズに応え
ることができないという問題があつた。
本発明は、にじみ特性が大きいためにこれまで
転写紙用の素材としては不適当であるとして使用
されなかつた和紙を用い、その滲み特性を積極的
に活用することにより、模様にぼけや微妙な変化
を生じさせ、自然の風合をもつた多様な図柄の熱
転写染色用転写紙を簡単に製造できる手段を提供
するものである。
転写紙用の素材としては不適当であるとして使用
されなかつた和紙を用い、その滲み特性を積極的
に活用することにより、模様にぼけや微妙な変化
を生じさせ、自然の風合をもつた多様な図柄の熱
転写染色用転写紙を簡単に製造できる手段を提供
するものである。
具体的には、和紙を一定の方向に折り畳み、昇
華性染料溶液を、折り畳んだ和紙の隅部に浸み込
ませるようにして所望の花柄模様等を描き、これ
を乾燥させることにより熱転写染色用転写紙を製
造するものである。
華性染料溶液を、折り畳んだ和紙の隅部に浸み込
ませるようにして所望の花柄模様等を描き、これ
を乾燥させることにより熱転写染色用転写紙を製
造するものである。
本発明により製造された転写紙は、従来と同様
な熱プレスにより布地への転写を行うことができ
る。
な熱プレスにより布地への転写を行うことができ
る。
このとき、転写紙に形成されているぼかしはそ
のまま布地に転写され、柔らかな自然の風合のあ
る染色が行われる。
のまま布地に転写され、柔らかな自然の風合のあ
る染色が行われる。
このように和紙は、にじみ特性によるきれいな
ぼかし効果が得られやすいとともに、吸水性、吸
湿性が高く染料の保有性に優れ、また耐水性があ
つて丈夫であるなど、転写紙としてきわめて都合
のよい多くの特質をそなえている。
ぼかし効果が得られやすいとともに、吸水性、吸
湿性が高く染料の保有性に優れ、また耐水性があ
つて丈夫であるなど、転写紙としてきわめて都合
のよい多くの特質をそなえている。
また染料溶液として種々の色や濃度のものを用
意し、和紙に多重に浸み込ませたり、浸み込ませ
る時間を適当に変化させることにより、多様なボ
カシのパターンを描かせることができる。
意し、和紙に多重に浸み込ませたり、浸み込ませ
る時間を適当に変化させることにより、多様なボ
カシのパターンを描かせることができる。
さらに、吸水性の小さい長繊維を混ぜて漉いた
いわゆる雲龍和紙を転写紙に用いた場合には、ボ
カシとともに雲龍模様を転写することができ、ま
たちぎり絵技法の利用も容易となる。
いわゆる雲龍和紙を転写紙に用いた場合には、ボ
カシとともに雲龍模様を転写することができ、ま
たちぎり絵技法の利用も容易となる。
以下に、本発明の好適な実施例を示す。
第1図は折り畳み模様をもつ転写紙の1実施例
の作成手順をa乃至dで示したものである。図a
において、転写紙の素材となる和紙11を折り畳
み線12に沿つて畝状に折り畳み、図bのように
する。次に図bの折り畳み線13に沿つて、三角
形を形成するように図cに示すように折り畳む。
このようにして折り畳んだ三角形の3つの角部分
14,15,16をそれぞれ適当な昇華性染料液
(インク)17に浸し着色する。この場合、各角
部分14,15,16のそれぞれに異なる色ある
いは濃さの昇華性染料液を対応させて、模様を多
様化することができる。ここで和紙11が昇華性
染料液に浸潤される量および浸潤されている時間
の長さに応じて、三角形の角部分から中心部分に
向かつて染料液の滲みが生じ、ぼかし模様が形成
される。
の作成手順をa乃至dで示したものである。図a
において、転写紙の素材となる和紙11を折り畳
み線12に沿つて畝状に折り畳み、図bのように
する。次に図bの折り畳み線13に沿つて、三角
形を形成するように図cに示すように折り畳む。
このようにして折り畳んだ三角形の3つの角部分
14,15,16をそれぞれ適当な昇華性染料液
(インク)17に浸し着色する。この場合、各角
部分14,15,16のそれぞれに異なる色ある
いは濃さの昇華性染料液を対応させて、模様を多
様化することができる。ここで和紙11が昇華性
染料液に浸潤される量および浸潤されている時間
の長さに応じて、三角形の角部分から中心部分に
向かつて染料液の滲みが生じ、ぼかし模様が形成
される。
図dは、図cの着色処理後、乾燥させて仕上げ
られた転写紙の模様を示したもので、18は着色
模様、19はその滲みによるぼかし模様を表して
いる。
られた転写紙の模様を示したもので、18は着色
模様、19はその滲みによるぼかし模様を表して
いる。
なお、図cの着色処理において、同一角部分に
異なる色の染料液を多重に適用することにより、
複雑な色合いのぼかし模様をつくることができ
る。
異なる色の染料液を多重に適用することにより、
複雑な色合いのぼかし模様をつくることができ
る。
第1図に示した実施例は折り畳み模様の1例を
示したものにすぎず、本発明は、他の折り畳み模
様、あるいは花柄、文字パターンなどの筆を用い
て描かれる任意の図柄について、滲みを利用した
ぼかしを形成させることができる。また和紙11
として雲龍を多く含むものを用いるならば、仕上
がりの図柄中の雲龍模様を白くあるいは薄い色で
浮き出させることができる。
示したものにすぎず、本発明は、他の折り畳み模
様、あるいは花柄、文字パターンなどの筆を用い
て描かれる任意の図柄について、滲みを利用した
ぼかしを形成させることができる。また和紙11
として雲龍を多く含むものを用いるならば、仕上
がりの図柄中の雲龍模様を白くあるいは薄い色で
浮き出させることができる。
さらに、和紙11の周りをちぎり、あるいは特
定の形状にちぎることにより、和紙特有の毛羽立
ちを生じさせ、一層趣のある染色を行わせること
ができる。
定の形状にちぎることにより、和紙特有の毛羽立
ちを生じさせ、一層趣のある染色を行わせること
ができる。
以上のように本発明によれば、転写紙に和紙を
用いることにより、従来のようなアート紙等の洋
紙によつては決して得られない。ぼかしのある自
然な風合の染色を簡単に得ることができる。
用いることにより、従来のようなアート紙等の洋
紙によつては決して得られない。ぼかしのある自
然な風合の染色を簡単に得ることができる。
第1図は本発明の1実施例の転写紙作成手順の
説明図、第2図は熱転写染色法の一般的な説明図
である。 図中、11は和紙、12および13は折り畳み
線、14乃至16は折り畳まれた三角形の角部
分、17は昇華性染料液、18は着色模様、19
はぼかし模様を示す。
説明図、第2図は熱転写染色法の一般的な説明図
である。 図中、11は和紙、12および13は折り畳み
線、14乃至16は折り畳まれた三角形の角部
分、17は昇華性染料液、18は着色模様、19
はぼかし模様を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 和紙を一定方向に折り畳み、折り畳まれた和
紙の隅部に昇華性染料溶液を浸み込ませることに
より、花柄模様状の図柄を形成することを特徴と
する熱転写染色用転写紙の製造方法。 2 特許請求の範囲第1項において、吸水性の小
さい長繊維を混ぜて漉いた和紙を用いることを特
徴とする熱転写染色用転写紙の製造方法。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項において、
和紙の周りをちぎり、毛羽立ちを生じさせること
を特徴とする熱転写染色用転写紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1043568A JPH02600A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 熱転写染色用転写紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1043568A JPH02600A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 熱転写染色用転写紙の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02600A JPH02600A (ja) | 1990-01-05 |
| JPH0244720B2 true JPH0244720B2 (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=12667350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1043568A Granted JPH02600A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 熱転写染色用転写紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02600A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002356095A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-10 | Yoshio Sugino | 転写方法および転写紙 |
| BE1015602A3 (fr) * | 2003-07-11 | 2005-06-07 | Lhoist Rech & Dev Sa | Procede de deshydratation de boues et boues ainsi deshydratees. |
| WO2021049603A1 (ja) | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社Jfr | 窒素回収方法、窒素回収装置、およびこれにより得られる製品 |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP1043568A patent/JPH02600A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02600A (ja) | 1990-01-05 |
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