JPH0244898B2 - - Google Patents

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JPH0244898B2
JPH0244898B2 JP61126320A JP12632086A JPH0244898B2 JP H0244898 B2 JPH0244898 B2 JP H0244898B2 JP 61126320 A JP61126320 A JP 61126320A JP 12632086 A JP12632086 A JP 12632086A JP H0244898 B2 JPH0244898 B2 JP H0244898B2
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JP
Japan
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ceramic
mixture
moisture
thermal
core
Prior art date
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Application number
JP61126320A
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English (en)
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JPS62284061A (ja
Inventor
Tetsuya Nagao
Hironori Hayamizu
Koichi Okumura
Toshinori Shimada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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  • Coating By Spraying Or Casting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、セラミツク溶射線で、特に可撓性の
あるセラミツク溶射線に関する。 〔従来技術とその問題点〕 現在国内で市販されている可撓性のあるセラミ
ツク溶射線は、溶射線本体(以後コアと云う)の
外周面に水溶性樹脂を主体とする混和物により外
被を設けてなるものであるが、外被が水溶性樹脂
であるため、生産後、多湿環境で保管すると外被
を通してコアが吸湿する。 この様に、溶射線が吸湿すると、溶射時に、そ
の吸湿水分による気化潜熱が取られ、必要以上の
熱エネルギーが必要となり、溶射面の品質低下の
原因となる。 また、溶射は通常、溶射ガンで行なわれ、第3
図に示すように、送りローラ10により、溶射線
aをノズル11内を送り、その先端を火炎12に
より加熱して溶融させるとともに、噴出する燃焼
ガスと共に溶融したセラミツクスを対象物に溶着
するものであるが、前記のように、溶射線aが吸
湿して柔く且つ脆くなると、送りローラ10のロ
ーレツト面が詰まつて送りが不正確となり、溶射
量が変動して均一な溶射面を得ることができない
問題がある。 さらに、ノズル11の開口と溶射線aの間にカ
ーボンが溜まると、バツクフアイア(逆火)が生
じ易い。このカーボン付着は、前記ノズル開口と
溶射線aの間〓t等に関係し、この間〓が適当で
ない(通常、広くなると)と生じ易く、前記のよ
うに、吸湿していると、溶射線aの外径が変化し
易く不均一となり、前記間〓tが変化してカーボ
ン付着が進む。このため、従来の溶射線aでは、
しばしばバツクフアイアが生じている。このバツ
クフアイアは、作業上において非常に危険な現象
である。 また、従来のものは、コアの結合材にカルボキ
シメチルセルロースと用いており、ナトリウムイ
オンを持つているため、溶射表面が炭化黒変する
問題もある。 〔発明の目的〕 本発明は、上記問題点に留意し、吸湿を防止す
るとともに、溶射表面の炭化黒変をなくしたセラ
ミツク溶射線を提供することを目的とする。 〔目的を達成するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明にあつては、
セラミツク微粉体と、非イオン性結合剤、可塑
剤、滑剤、水および必要に応じ加工助剤、着色料
を混練りして得た混和物を線状に成形してコアと
し、このコアの外周に、水に溶けない樹脂混和物
からなる防湿層を設けたセラミツク溶射線とした
のである。 上記セラミツクとしては、アルミナ、チタニ
ア、ジルコニア、マグネシア、シリカ、カルシ
ア、イツトリア、タングステンカーバイト、クロ
ムカーバイト等の一種又は二種以上の混合物が挙
げられる。 ここで、マグネシア、カルシア、イツトリアは
溶射面の安定剤としてよく使用される。また、共
晶セラミツクを用いる場合は単位より低い融点の
ものを得ることができる。 微粉体は10〜60μの範囲で任意に選択使用でき
るが、径が小さい場合は溶射時に素材が飛散する
率が高くなるが、溶射面は滑らかで気孔が小さく
なり、一方、径が大きくなると素材の飛散率が低
くなり、密着強度、作業性が向上する反面、溶射
面が粗く気孔も大きくなるので、それらを考慮し
て使用目的に合わせて選択すれば良い。 上記結合剤は溶射時の熱エネルギーによつて揮
散する必要があり、熱エネルギーによつて反応固
形物が生成し、これがセラミツクと共に飛んで溶
射面に混入するものであつてはならず、例えば、
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースの一種又は二種以上の混合物から成
るセルロース誘導体が挙げられる。 上記可塑剤、滑剤、加工助剤は、結合剤と同様
に、溶射時の熱エネルギーによつて揮散する必要
があり、可塑剤としては、例えば、第1工業薬品
株式会社製:品番G−4716等のポリオール系可塑
剤を、滑剤としては、例えば、第1工業薬品株式
会社製:品番G−7203等のステアリン酸エマルジ
ヨンを、加工助剤としては、例えばグリセリン
を、それぞれ挙げることができる。 上記防湿層としては、例えば、エチルセルロー
スに、キシレン、トルエン等の芳香族系の溶剤70
〜90%にアルコール類10〜30%を加えたものを混
和した物で成す。溶剤としては、上記の他、エス
テル類、ケトン類などを単独又は二種類以上混合
して使用できる。このとき、可塑剤、例えば
DOP、DBP、TCP等を適宜に添加する。この防
湿層を成す混和物は溶射時の熱で完全に気化する
ようなもので構成する。 〔作用〕 この様に構成される本発明にあつては、生産
後、外被が防湿層となつているため、吸湿するこ
となく、軟化、脆化せず、溶射時の気化潜熱が極
少となる。また、吸湿による外径変化もないた
め、溶射ガンの溶射線通孔におけるバツクフアイ
ア現象も抑制される。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。 下記配合表にもとづいて、可塑剤、加工助剤、
滑剤、水および結合剤を槽中に投入してよく混練
した後、セラミツク微粉末を徐々に加えて針入度
約70(150g荷重)の混和物を得る。 上記の如く得られた混和物を押出成形機のホツ
パーに投入し、該混和物に約3Kg/cm2の圧力を加
えながら内径5mmのダイスにより押出成形し、こ
れを乾燥してコア1を得る。 上記コア1を下記外被用配合表に基づき防湿層
用樹脂混和物を調整し、常温の混和物浴中に浸せ
きし、2m/minの速さで垂直に引取り乾燥して
0.15mm厚の防湿層(外被)2を設けて、第1図に
示す本発明のセラミツク溶射線aを得た。
〔効果の確認試験1〕
得られた溶射線aを相対湿度70%の部屋に1hr
放置し、これを取り出して酸素・アセチレン炎溶
射ガンにセツトし、グレーアルミナ(Al2O3:96
%、TiO:2.7%、SiO2:0.6%、MgO:0.12%、
CaO:0.12%)については約2100℃、ジルコニア
(ZiO2:69%、CaO:31%)については約2450℃
に溶射炎の温度を調整し、ブラスト加工した鉄材
(SS41)(0.1μのNi−Cr−Al、Ni−Al等のNi基
合金をアンダーコーテング)の表面に溶射した。 一方、防湿性でない外被を有する従来品も同一
に処理して溶射ガンにセツトして同様の条件下で
前記鉄材の表面に溶射し、両溶射線を用いた溶射
面を比較検討した結果を下表に示す。
〔効果の確認試験2〕
前記試験と同様にして製作した本発明に係る溶
射線及び従来の溶射線を、前記第3図に示した溶
射ガンにセツトして、下記の同一条件で溶射し、
使用後のノズル11先端のカーボンの付着状況を
観察すると本発明品の方が溶射後のカーボン付着
量が少なかつた。 溶射線外径:4.76mm 外被(防湿層)厚:0.2mm ノズル径:4.9mm 間〓t:0.07mm 何故、本発明品のカーボン付着が少ないかにつ
いて検討するに、両者間の構成上の違いは外被に
あり、本発明品及び従来品の外彼を剥ぎ取り熱天
びんで分析すると、第2図a,bの結果を得た
(aが本発明品、bが従来品)。 これによると従来品は、100℃で可成の減量、
即ち水が揮散し外被2がやせていることを示し、
本発明品は100℃では殆ど減量していないことを
示している。この差が前記カーボン付着量の差に
なつているものと考えられ、この差はバツクフア
イアの発生可能性の差に結び付く。 また、溶射作業後、溶射ガンの送りローラのロ
ーレツトの目詰りについて見ると、従来品を使用
したものは目詰りしているのに対し、本発明品を
使用したものは目詰りはなく、これからも均一な
溶射ができていることを示している。 〔発明の効果〕 以上説明した如く本発明は、外被を防湿層と
し、溶射面の品質を改良し、溶射線の機械的特
性、安全性を向上させたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るセラミツク溶射線の一
実施例の横断図、第2図a,bは本発明品及び従
来品の外被の熱分析図、第3図は溶射ガンの概略
図である。 1……コア、2……防湿層(外被)、3……本
発明品の熱分析曲線、4……従来品の熱分析曲
線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セラミツク微粉体と、非イオン性結合材、可
    塑剤、滑剤、水および必要に応じ加工助剤、着色
    料を混練りして得た混和物を線状に成形してコア
    とし、このコアの外周に、水に溶けない樹脂混和
    物からなる防湿層を設けたことを特徴とするセラ
    ミツク溶射線。 2 上記セラミツクが、アルミナ、チタニア、ジ
    ルコニア、マグネシア、シリア、カルシア、イツ
    トリア、タングステンカーバイト、クロムカーバ
    イト等の一種又は二種以上の混合物から成ること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のセラ
    ミツク溶射線。 3 上記結合剤がセルロース誘導体である特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載のセラミツク溶
    射線。 4 上記セルロース誘導体が、メチルセルロー
    ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
    ロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセル
    ロースの一種又は二種以上の混合物から成ること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のセラ
    ミツク溶射線。 5 上記樹脂混和物が、エチルセルロースに、キ
    シレン、トルエン又はこれ等の混合物にアルコー
    ルを加えて混和したものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記
    載のセラミツク溶射線。
JP61126320A 1986-05-31 1986-05-31 セラミツク溶射線 Granted JPS62284061A (ja)

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