JPH024548Y2 - - Google Patents
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- JPH024548Y2 JPH024548Y2 JP1981008192U JP819281U JPH024548Y2 JP H024548 Y2 JPH024548 Y2 JP H024548Y2 JP 1981008192 U JP1981008192 U JP 1981008192U JP 819281 U JP819281 U JP 819281U JP H024548 Y2 JPH024548 Y2 JP H024548Y2
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Description
本考案はモーシヨナルフイードバツク(以下
MFBと称す)スピーカ回路に関する。 従来、スピーカの音響特性を向上させる為に、
スピーカの振動系の運動を検出し、その検出出力
をスピーカの駆動アンプ系へ帰還させ、スピーカ
の振動を制御するようにしたMFBを有するスピ
ーカ回路が用いられてきた(第1図参照)。然し
乍ら、帰還信号としてスピーカの振動系の加速度
信号を用いた場合には、第2図に示す如く(実
線・破線・一点鎖線の順で帰還量が増加してい
る)帰還量を増すと中高域の音圧が低下し、相対
的に低域共振周波数oも低下するが、この場合
スピーカのQ値は上昇する。 スピーカの振動系の運動を検出する方法とし
て、従来からブリツジ法(第3図参照)や検出コ
イルを用いる方法がある。ブリツジ法では第3図
に示す如く抵抗とスピーカ1のボイスコイル2と
でブリツジを構成し、第3図に於けるAA′間の差
信号電圧を検出する。ブリツジ法による検出電圧
は、第4図に示す如く、低域ではスピーカ1のボ
イスコイル2の振動速度に比例し、中高域ではボ
イスコイル2のインダクタンス成分の影響を受け
る為、周波数特性が平坦でなく不都合である。そ
こで低音域拡大のMFBの帰還信号としては少な
くとも中低域でのスピーカ1の振動系の加速度信
号が必要であり、ブリツジからの検出信号から加
速度信号を得るには、出力電圧を高域カツトフイ
ルタに挿入後微分回路を通過させて得ることがで
きるが、中高域のインダクタンス成分の影響を充
分に取り除くことは困難であり、又高域カツトフ
イルタにより位相の変化の影響も生じ、中低域で
のスピーカ1の振動加速度に相当する信号を得る
ことは困難である。又検出コイルを用いる方法で
は、ボイスコイル2に取付けた検出コイルや別途
設けられた磁気回路の構成が必要となり、スピー
カ1への取付け構造が複雑になる他に、別途設け
られた磁気回路のスペースを必要とするという欠
点を有していた。更に、検出コイル法では、検出
コイルから得られる信号電圧はボイスコイル2自
体の振動を検出する為振動速度に比例し、この信
号を微分回路に挿入することにより加速度信号を
容易に得ることができるが、磁界中の検出コイル
の運動による逆起電圧を検出したり、ボイスコイ
ル2を流れる音声電流による交流磁界やボイスコ
イル2駆動磁気回路からの漏洩磁界の影響を受け
る為、SNが劣化する。加速度信号を得る方法と
しては更に、第5図に示す如く圧電セラミツク板
3を用いる方法がある。この方法は、SN比や感
度・直線性に優れ、又小型軽量でありスピーカへ
の取付構造が簡単であるだけでなく、圧電型であ
る為磁界の影響を受けず、ボイスコイル2の振動
そのものに対応した信号を検出することができ
る。圧電セラミツク板3の外周部にスピーカ1か
らの振動が伝達されると、圧電セラミツク板3は
第6図に示す如く屈曲運動をして電圧を生じる。
この出力電圧は屈曲の変位に比例し、伝達振動の
加速度が一定の場合、第7図に示すような特性で
ある。第7図に示すように圧電セラミツク板3の
屈曲振動の共振周波数Hで出力電圧は共振を示
し、H以下では平坦、H以上では周波数の2乗に
逆比例して低下する。故に、HをMFBの使用帯
域より充分に高く設定しておけば、H以下で加速
度検出信号をMFB用帰還信号として用いること
ができる。 次に第8図を参照して加速度検出信号帰還型
MFBに於ける特性変化について説明する。第8
図に於て4は比較回路、5はレベル調整回路であ
る。比較回路4への原入力電圧をVi、出力電圧
をVoとし、スピーカ1の入力電圧1Vに於ける検
出信号量をα、増幅器6の利得をG、レベル調整
回路5の利得をG′とすると、帰還信号量は
αGG′Voとなる。ここで、検出信号量αはスピー
カ1の振動加速度信号に比例し、中低域ではスピ
ーカ1の音圧特性と同じように低域共振周波数
o以上で平坦であり、0以下で周波数の2乗に比
例して低下する。 比較回路4に於ける入出力電圧の関係は Vo=Vi−αGG′Vo …(1) となり、これにより Vo=Vi/1+αGG′ ……(2) になる。 MFBをかけた時のスピーカの出力音圧特性は、
MFBをかけない場合の音圧特性をPOFFとすると、 P=1/1+αGG′POFF ……(3) になる。中低域での加速度特性(即ちスピーカの
入力電圧1Vに於ける加速度検出信号量)αは一
般的に次式で表わされる。 α=αof2/(f2−fo2)−jff0/Q0 ……(4) ここで、αoは中域に於ける出力電圧(加速度
検出信号量)、は周波数、QoはスピーカのQ値
である。 又、POFFも一般的に次式で表わされる。 POFF=Pof2/(f2−fo2)−jff0/Q0 ……(5) ここで、Poは中域に於ける音圧である。 (4)式及び(5)式を(3)式に代入して整理すると、
MFB後の音圧Pは、 P=Po1/1+rf2/f2−(f0/1+r)2−jf・f
0/1+r/1+r×Q0
……(6) で求まる。ここで、γ=αoGG′である。 (6)式と(5)式を対応させると fo→fo/1+γ,Qo→1+γ×Qoとなり、MFBを かけると、低域共振周波数oは低下するが、Q
値は上昇する。ところで、帰還信号を比較回路(4)
に負帰還させなかつた場合の出力電圧はVo=Vi
であり、又帰還信号の大きさはαGG′Viであるの
でγは、 γ=αoG′G=αoGG′Vi/Vi と表わされ、中域に於ける帰還信号の原入力信号
との比に対応し、帰還度を示すパラメータとして
考えることができる。γ=2〜3として用いる
と、oは0.57〜0.5oとなり低音域拡大の効果は
大きい。然し、この場合Q値は1.7〜2倍になる。
元のスピーカのQ値が低い場合には問題は生じな
いが、通常スピーカのQ値は0.5〜1.0と適度な値
になるように設計されている為、MFBによりス
ピーカ1のQ値は1〜2となり、スピーカ1のダ
ンピング特性を悪くする問題を生じる。 第9図は検出信号レベル調整回路を示す図で、
差動増幅器11の(−)入力端子と出力端子間に
帰還用インピーダンス(この場合抵抗)が接続さ
れている。この場合差動増幅器11の利得は平坦
であり、レベル調整は可変抵抗器13で行う。 そこで本考案はスピーカのQ値の上昇を抑制す
る為にレベル調整回路に改良を施こしたMFBス
ピーカ回路を提供するものである。 以下、本考案の一実施例について説明する。 Q値の抑制には加速度信号を積分して得られる
速度信号を加速度信号に加えることにより行なえ
る。加速度信号と速度信号の合成信号量(帰還信
号量)α′は(4)式のαに対応させると、 α′=αo{2+vp/j/(2−o2)−jff0/Q0
}……(7) となる。ここで、vは速度信号量の大きさを示す
定数である。(7)式と(5)式を(3)式に代入すると、音
圧Pは となる。(8)式と(5)式を対応させるとMFBにより、 となる。この時、oは加速度信号のみ帰還信号
として用いる場合と同じ変化量を示し、速度信号
を加えても変化しない。又、Q値は速度量の定数
vの調整により任意のQ値を持たせることがで
き、MFBによるQ値の上昇を抑制させることが
できる。速度信号は加速度信号を積分回路14に
通過させることにより得ることができ、又、加速
度信号と速度信号の合成は第10図のような回路
が考えられるが、この場合積分回路14や速度信
号のレベル調整回路が必要である。 そこで本考案の要旨となる加速度信号と速度信
号の合成を行う差動増幅器を第11図に示す。第
11図に於いて、7は第1抵抗8(抵抗値R1)
とコンデンサ9とより構成される並列回路、10
は並列回路7に直列に接続される第2抵抗(抵抗
値R2)、11は差動増幅器、12は差動増幅器1
1の(−)入力側抵抗、13は可変抵抗器であ
る。この回路に於いて並列回路7及び第2抵抗1
0は帰還用負荷インピーダンスとして用いられる
もので、差動増幅器11の(−)入力端子と出力
端子間に接続されている。又、この回路の可変抵
抗器13にて速度信号と加速度信号を合成した信
号のレベル調整を行う。尚、差動増幅器11の利
得は負荷インピーダンスに比例する。この並列回
路7及び第1抵抗10の合成インピーダンスZ
は、 Z=R2+1/jwc+1/R1 =R2(1+1/jwcR2+R2/R1) ……(10) となる。ここでR2/R1≪1とするとZは ZR2{1+1/jwcR2} ……(11) となる。(11)式と(7)式を対応させると2 +v/j=2(1+v/j)→R2(1+1/jwcR
2) 即ち、 v/j→1/jwcR2(w=2π) となり、第11図に示す回路は加速度信号と速度
信号との和信号を作成しているのがわかる。又こ
れより速度信号量の大きさを示す定数vは v=j/jwcR2=1/2πcR2 ……(12) となる。ここで(9)式に於いて
MFBと称す)スピーカ回路に関する。 従来、スピーカの音響特性を向上させる為に、
スピーカの振動系の運動を検出し、その検出出力
をスピーカの駆動アンプ系へ帰還させ、スピーカ
の振動を制御するようにしたMFBを有するスピ
ーカ回路が用いられてきた(第1図参照)。然し
乍ら、帰還信号としてスピーカの振動系の加速度
信号を用いた場合には、第2図に示す如く(実
線・破線・一点鎖線の順で帰還量が増加してい
る)帰還量を増すと中高域の音圧が低下し、相対
的に低域共振周波数oも低下するが、この場合
スピーカのQ値は上昇する。 スピーカの振動系の運動を検出する方法とし
て、従来からブリツジ法(第3図参照)や検出コ
イルを用いる方法がある。ブリツジ法では第3図
に示す如く抵抗とスピーカ1のボイスコイル2と
でブリツジを構成し、第3図に於けるAA′間の差
信号電圧を検出する。ブリツジ法による検出電圧
は、第4図に示す如く、低域ではスピーカ1のボ
イスコイル2の振動速度に比例し、中高域ではボ
イスコイル2のインダクタンス成分の影響を受け
る為、周波数特性が平坦でなく不都合である。そ
こで低音域拡大のMFBの帰還信号としては少な
くとも中低域でのスピーカ1の振動系の加速度信
号が必要であり、ブリツジからの検出信号から加
速度信号を得るには、出力電圧を高域カツトフイ
ルタに挿入後微分回路を通過させて得ることがで
きるが、中高域のインダクタンス成分の影響を充
分に取り除くことは困難であり、又高域カツトフ
イルタにより位相の変化の影響も生じ、中低域で
のスピーカ1の振動加速度に相当する信号を得る
ことは困難である。又検出コイルを用いる方法で
は、ボイスコイル2に取付けた検出コイルや別途
設けられた磁気回路の構成が必要となり、スピー
カ1への取付け構造が複雑になる他に、別途設け
られた磁気回路のスペースを必要とするという欠
点を有していた。更に、検出コイル法では、検出
コイルから得られる信号電圧はボイスコイル2自
体の振動を検出する為振動速度に比例し、この信
号を微分回路に挿入することにより加速度信号を
容易に得ることができるが、磁界中の検出コイル
の運動による逆起電圧を検出したり、ボイスコイ
ル2を流れる音声電流による交流磁界やボイスコ
イル2駆動磁気回路からの漏洩磁界の影響を受け
る為、SNが劣化する。加速度信号を得る方法と
しては更に、第5図に示す如く圧電セラミツク板
3を用いる方法がある。この方法は、SN比や感
度・直線性に優れ、又小型軽量でありスピーカへ
の取付構造が簡単であるだけでなく、圧電型であ
る為磁界の影響を受けず、ボイスコイル2の振動
そのものに対応した信号を検出することができ
る。圧電セラミツク板3の外周部にスピーカ1か
らの振動が伝達されると、圧電セラミツク板3は
第6図に示す如く屈曲運動をして電圧を生じる。
この出力電圧は屈曲の変位に比例し、伝達振動の
加速度が一定の場合、第7図に示すような特性で
ある。第7図に示すように圧電セラミツク板3の
屈曲振動の共振周波数Hで出力電圧は共振を示
し、H以下では平坦、H以上では周波数の2乗に
逆比例して低下する。故に、HをMFBの使用帯
域より充分に高く設定しておけば、H以下で加速
度検出信号をMFB用帰還信号として用いること
ができる。 次に第8図を参照して加速度検出信号帰還型
MFBに於ける特性変化について説明する。第8
図に於て4は比較回路、5はレベル調整回路であ
る。比較回路4への原入力電圧をVi、出力電圧
をVoとし、スピーカ1の入力電圧1Vに於ける検
出信号量をα、増幅器6の利得をG、レベル調整
回路5の利得をG′とすると、帰還信号量は
αGG′Voとなる。ここで、検出信号量αはスピー
カ1の振動加速度信号に比例し、中低域ではスピ
ーカ1の音圧特性と同じように低域共振周波数
o以上で平坦であり、0以下で周波数の2乗に比
例して低下する。 比較回路4に於ける入出力電圧の関係は Vo=Vi−αGG′Vo …(1) となり、これにより Vo=Vi/1+αGG′ ……(2) になる。 MFBをかけた時のスピーカの出力音圧特性は、
MFBをかけない場合の音圧特性をPOFFとすると、 P=1/1+αGG′POFF ……(3) になる。中低域での加速度特性(即ちスピーカの
入力電圧1Vに於ける加速度検出信号量)αは一
般的に次式で表わされる。 α=αof2/(f2−fo2)−jff0/Q0 ……(4) ここで、αoは中域に於ける出力電圧(加速度
検出信号量)、は周波数、QoはスピーカのQ値
である。 又、POFFも一般的に次式で表わされる。 POFF=Pof2/(f2−fo2)−jff0/Q0 ……(5) ここで、Poは中域に於ける音圧である。 (4)式及び(5)式を(3)式に代入して整理すると、
MFB後の音圧Pは、 P=Po1/1+rf2/f2−(f0/1+r)2−jf・f
0/1+r/1+r×Q0
……(6) で求まる。ここで、γ=αoGG′である。 (6)式と(5)式を対応させると fo→fo/1+γ,Qo→1+γ×Qoとなり、MFBを かけると、低域共振周波数oは低下するが、Q
値は上昇する。ところで、帰還信号を比較回路(4)
に負帰還させなかつた場合の出力電圧はVo=Vi
であり、又帰還信号の大きさはαGG′Viであるの
でγは、 γ=αoG′G=αoGG′Vi/Vi と表わされ、中域に於ける帰還信号の原入力信号
との比に対応し、帰還度を示すパラメータとして
考えることができる。γ=2〜3として用いる
と、oは0.57〜0.5oとなり低音域拡大の効果は
大きい。然し、この場合Q値は1.7〜2倍になる。
元のスピーカのQ値が低い場合には問題は生じな
いが、通常スピーカのQ値は0.5〜1.0と適度な値
になるように設計されている為、MFBによりス
ピーカ1のQ値は1〜2となり、スピーカ1のダ
ンピング特性を悪くする問題を生じる。 第9図は検出信号レベル調整回路を示す図で、
差動増幅器11の(−)入力端子と出力端子間に
帰還用インピーダンス(この場合抵抗)が接続さ
れている。この場合差動増幅器11の利得は平坦
であり、レベル調整は可変抵抗器13で行う。 そこで本考案はスピーカのQ値の上昇を抑制す
る為にレベル調整回路に改良を施こしたMFBス
ピーカ回路を提供するものである。 以下、本考案の一実施例について説明する。 Q値の抑制には加速度信号を積分して得られる
速度信号を加速度信号に加えることにより行なえ
る。加速度信号と速度信号の合成信号量(帰還信
号量)α′は(4)式のαに対応させると、 α′=αo{2+vp/j/(2−o2)−jff0/Q0
}……(7) となる。ここで、vは速度信号量の大きさを示す
定数である。(7)式と(5)式を(3)式に代入すると、音
圧Pは となる。(8)式と(5)式を対応させるとMFBにより、 となる。この時、oは加速度信号のみ帰還信号
として用いる場合と同じ変化量を示し、速度信号
を加えても変化しない。又、Q値は速度量の定数
vの調整により任意のQ値を持たせることがで
き、MFBによるQ値の上昇を抑制させることが
できる。速度信号は加速度信号を積分回路14に
通過させることにより得ることができ、又、加速
度信号と速度信号の合成は第10図のような回路
が考えられるが、この場合積分回路14や速度信
号のレベル調整回路が必要である。 そこで本考案の要旨となる加速度信号と速度信
号の合成を行う差動増幅器を第11図に示す。第
11図に於いて、7は第1抵抗8(抵抗値R1)
とコンデンサ9とより構成される並列回路、10
は並列回路7に直列に接続される第2抵抗(抵抗
値R2)、11は差動増幅器、12は差動増幅器1
1の(−)入力側抵抗、13は可変抵抗器であ
る。この回路に於いて並列回路7及び第2抵抗1
0は帰還用負荷インピーダンスとして用いられる
もので、差動増幅器11の(−)入力端子と出力
端子間に接続されている。又、この回路の可変抵
抗器13にて速度信号と加速度信号を合成した信
号のレベル調整を行う。尚、差動増幅器11の利
得は負荷インピーダンスに比例する。この並列回
路7及び第1抵抗10の合成インピーダンスZ
は、 Z=R2+1/jwc+1/R1 =R2(1+1/jwcR2+R2/R1) ……(10) となる。ここでR2/R1≪1とするとZは ZR2{1+1/jwcR2} ……(11) となる。(11)式と(7)式を対応させると2 +v/j=2(1+v/j)→R2(1+1/jwcR
2) 即ち、 v/j→1/jwcR2(w=2π) となり、第11図に示す回路は加速度信号と速度
信号との和信号を作成しているのがわかる。又こ
れより速度信号量の大きさを示す定数vは v=j/jwcR2=1/2πcR2 ……(12) となる。ここで(9)式に於いて
【式】とすると、MFBをかけた
後のQ値は元のスピーカのQ値を保持する。この
時の条件は例えばγ=2の場合、v/o0.35/Qoで
あ る。速度信号量の定数Vに於いてK=v/oをパラ メータとして帰還度γを変えたときのQ値の変化
を第12図に示す。尚、第12図aはQo=0.6の
場合、第12図bはQo=1.0の場合を示してい
る。パラメータK=0の場合は帰還信号が加速度
信号のみの場合である。第12図a,bより明ら
かな如くKの値として0.4程度の値にしておけば
元のスピーカのQ値をあまり変化させずoのみ
をMFBにて低下させることができる。一般にス
ピーカのQ値としては0.7位が望ましく、パラメ
ータKが0.4で元のスピーカのQ値が低い場合は、
γを増加させてもQ値の変動は少なく、スピーカ
のQ値が高い場合は、ダンピングの度合いが大き
くなり、元のスピーカのQ値よりも低下させて適
度なダンピングをするQ値に近づくことがわか
る。パラメータKの具体的な設定は、実際のスピ
ーカのQ値がどの程度であるかにより適宜変えれ
ばよいが、第12図より明らかな如く、大体の設
定値として0.2〜0.6が適当である。 ここで、K=v/oが0.2〜0.6である時、jwcR2= j/koは(5〜1.7)×j/oである。又、周波
数 がoの1/5のとき、(1〜0.34)jである。(10)式
に於いて、コンデンサ9に並列に接続する抵抗8
の値をR2/R1<0.2としておけば、実用上R1の影
響は無視できる。又、回路の発振を防止する為に
R1<30R2としておけば充分に満足する。 以上、詳述した通り本考案に依れば、レベル調
整回路の差動増幅器の帰還インピーダンスとして
抵抗とコンデンサの並列回路と、並列回路に直列
接続された抵抗を用いるだけで、レベル調整回路
でスピーカの加速度信号と速度信号の合成を行
い、MFBをかけた際に低域共振周波数oの値を
低下させるだけでなく、スピーカのQ値の上昇を
抑制し、低音域の拡大を図り、スピーカ特性の改
善を図ることができる。又、第1抵抗とコンデン
サの関係は、1/2πocRの値が0.2〜0.6となるよう に設定しておけばダンピング効果を得ることがで
きる。
時の条件は例えばγ=2の場合、v/o0.35/Qoで
あ る。速度信号量の定数Vに於いてK=v/oをパラ メータとして帰還度γを変えたときのQ値の変化
を第12図に示す。尚、第12図aはQo=0.6の
場合、第12図bはQo=1.0の場合を示してい
る。パラメータK=0の場合は帰還信号が加速度
信号のみの場合である。第12図a,bより明ら
かな如くKの値として0.4程度の値にしておけば
元のスピーカのQ値をあまり変化させずoのみ
をMFBにて低下させることができる。一般にス
ピーカのQ値としては0.7位が望ましく、パラメ
ータKが0.4で元のスピーカのQ値が低い場合は、
γを増加させてもQ値の変動は少なく、スピーカ
のQ値が高い場合は、ダンピングの度合いが大き
くなり、元のスピーカのQ値よりも低下させて適
度なダンピングをするQ値に近づくことがわか
る。パラメータKの具体的な設定は、実際のスピ
ーカのQ値がどの程度であるかにより適宜変えれ
ばよいが、第12図より明らかな如く、大体の設
定値として0.2〜0.6が適当である。 ここで、K=v/oが0.2〜0.6である時、jwcR2= j/koは(5〜1.7)×j/oである。又、周波
数 がoの1/5のとき、(1〜0.34)jである。(10)式
に於いて、コンデンサ9に並列に接続する抵抗8
の値をR2/R1<0.2としておけば、実用上R1の影
響は無視できる。又、回路の発振を防止する為に
R1<30R2としておけば充分に満足する。 以上、詳述した通り本考案に依れば、レベル調
整回路の差動増幅器の帰還インピーダンスとして
抵抗とコンデンサの並列回路と、並列回路に直列
接続された抵抗を用いるだけで、レベル調整回路
でスピーカの加速度信号と速度信号の合成を行
い、MFBをかけた際に低域共振周波数oの値を
低下させるだけでなく、スピーカのQ値の上昇を
抑制し、低音域の拡大を図り、スピーカ特性の改
善を図ることができる。又、第1抵抗とコンデン
サの関係は、1/2πocRの値が0.2〜0.6となるよう に設定しておけばダンピング効果を得ることがで
きる。
第1図はMFB回路の基本ブロツク図、第2図
は加速度検出信号帰還型MFBの特性変化を示す
図、第3図はブリツジ法の一例を示す図、第4図
はブリツジ法による検出電圧を示す図、第5図は
圧電セラミツク板を用いた圧電型検出器の一例を
示す図、第6図は圧電セラミツク板の屈曲運動状
態を示す図、第7図は圧電セラミツク板からの検
出電圧を示す図、第8図は本考案に係るMFB回
路のブロツク図、第9図は従来のレベル調整回路
を示す図、第10図は加速度検出信号と速度検出
信号の合成を行う回路ブロツク図、第11図は本
考案レベル調整回路を示す図、第12図は、本考
案回路によるQ値の変化を示す図である。 1……スピーカ、4……比較回路、5……レベ
ル調整回路、6……増幅器、7……第1抵抗8と
コンデンサ9とよりなる並列回路、10……第2
抵抗、11……差動増幅器。
は加速度検出信号帰還型MFBの特性変化を示す
図、第3図はブリツジ法の一例を示す図、第4図
はブリツジ法による検出電圧を示す図、第5図は
圧電セラミツク板を用いた圧電型検出器の一例を
示す図、第6図は圧電セラミツク板の屈曲運動状
態を示す図、第7図は圧電セラミツク板からの検
出電圧を示す図、第8図は本考案に係るMFB回
路のブロツク図、第9図は従来のレベル調整回路
を示す図、第10図は加速度検出信号と速度検出
信号の合成を行う回路ブロツク図、第11図は本
考案レベル調整回路を示す図、第12図は、本考
案回路によるQ値の変化を示す図である。 1……スピーカ、4……比較回路、5……レベ
ル調整回路、6……増幅器、7……第1抵抗8と
コンデンサ9とよりなる並列回路、10……第2
抵抗、11……差動増幅器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 スピーカの振動を検出する検出器と、該検出器
からの検出信号が入力され、該検出信号の原入力
信号に対するレベルを調整するレベル調整回路
と、該レベル調整回路の出力信号が帰還信号とし
て入力されると共に前記帰還信号と前記原入力信
号とを比較する比較回路とよりなるモーシヨナル
フイードバツクスピーカ回路において、 前記レベル調整回路が第1抵抗とコンデンサを
並列接続した並列回路と、該並列回路に直列に接
続された第2抵抗と、該第2抵抗及び前記並列回
路を入力端子と出力端子間に接続した差動増幅器
とよりなり、 前記レベル調整回路にて前記スピーカの検出信
号である加速度信号を加速度信号と速度信号の合
成信号と成し、これを帰還信号として前記スピー
カのQ値の上昇を抑制するようにしたことを特徴
とするモーシヨナルフイードバツクスピーカ回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981008192U JPH024548Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981008192U JPH024548Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57122989U JPS57122989U (ja) | 1982-07-31 |
| JPH024548Y2 true JPH024548Y2 (ja) | 1990-02-02 |
Family
ID=29806354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981008192U Expired JPH024548Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH024548Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR930001077B1 (ko) * | 1990-04-16 | 1993-02-15 | 삼성전자 주식회사 | 스피커의 저역 보상장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5438889A (en) * | 1977-08-30 | 1979-03-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Method and device for filling |
-
1981
- 1981-01-22 JP JP1981008192U patent/JPH024548Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57122989U (ja) | 1982-07-31 |
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