JPH0245522B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0245522B2 JPH0245522B2 JP58136594A JP13659483A JPH0245522B2 JP H0245522 B2 JPH0245522 B2 JP H0245522B2 JP 58136594 A JP58136594 A JP 58136594A JP 13659483 A JP13659483 A JP 13659483A JP H0245522 B2 JPH0245522 B2 JP H0245522B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- roller
- neck
- core
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/03—Sleeved rolls
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
本発明は、胴部が細長くネツク部が胴長に比べ
て比較的短い複合鋳造ローラーの製造方法に関す
る。 一般に、鉄鋼材の圧延機に附属するローラー類
例えば、ホツトランテーブルローラー、搬送ロー
ラー、オーバーランテーブルローラー、デイレイ
テーブルローラー、コイラーのボトムピンチロー
ル、ラツパーローラー等は、第1図に示す如く、
胴部1の胴径D1に対して胴長lが長く、かつネ
ツク部2,3の直径Doは小さく、しかも胴部1
両端のネツク長l1及びl2は、胴長lに対して短い。
即ち、数値で示せば、 D1/l=0.12〜0.25 Do/D1=0.3〜0.55 l1/l又はl2/l=0.05〜0.55 であり、また、ローラーの廃却径D2については、 D2/D1=0.70〜0.95 の範囲である。 このような形状のローラーの製造に際して、従
来は、第2図に示す如く、胴スリーブ4を別に製
作し、軸5を固着部6,6で焼ばめや接着等の手
段で前記胴スリーブ4に固着する組み立て方式が
採用されている。ここで、前記胴スリーブ4は、
単層スリーブである他、表面層を耐摩耗性材料で
形成した第1外層とその下部を強靭な材料で形成
した第2外層とからなる複合スリーブとする場合
も有り、他方軸5としては炭素鋼や合金鋼等の強
靭材が用いられている。 また、第3図に示す如く、前記と同様の胴スリ
ーブ7の両端に一体物でない軸材8,9を固着部
10,11で焼ばめ等の方法で組み立てる場合も
ある。 しかし、前記第2図に示すローラーの場合、胴
スリーブ4が細長いため、その長寸小径の軸穴加
工が困難であり、且つ軸5も全長に亘り加工しな
ければならないので経済的でない。また第3図に
示すローラーの場合も胴スリーブ4に困難な軸穴
加工を行わなければならない上、軸が分割されて
いるので強度上不安な点が残る。即ち、第2図、
第3図に示すローラーは、ローラーの形状が前述
の数値に示した如く、非常に細長いため製造上困
難な点があり、又不経済な加工となる。 仮に、通常のロールの如く、胴径D1と胴長l
との寸法が比較的大きく、且つ、D1/lの値が
前述した値より大きく、太短いものであれば加工
上前述したような問題は起こらない。 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、製造
が容易で且つ経済的な複合鋳造ローラーの製造法
を提供することを目的とし、その要旨とするとこ
ろは、 目的とするローラーの胴径及び全長よりやや大
径、長尺である円柱状複合材の外殻層を遠心力鋳
造し、次に目的とするローラーの胴芯部およびネ
ツク部となる円柱状複合材の芯部を鋳込み、前記
外殻層と冶金的に溶着一体化した後、該円柱状複
合材を削り出し、胴径:D1、廃却径:D2、ネツ
ク部径:Dn、胴長:l、胴部両端のネツク長:
l1・l2、胴芯部径:D3を、 D2/D1=0.7〜0.95 D1/l=0.12〜0.25 Dn/D1=0.3〜0.55 l1/l又はl2/l=0.05〜0.20 D3/D1=0.55〜0.70 Dn<D3<D2 とする点にある。 次に、この発明について詳述する。 第4図は、本発明方法により製造された複合鋳
造ローラーの一例を示しており、耐摩耗性、耐肌
荒性、耐熱亀裂性の優れた材料で形成された胴外
殻層13と、靭性の特に優れた強靭材で作成され
た胴芯部14とが冶金的に溶着一体化されてお
り、また、その寸法・形状は、本発明の要旨に述
べた関係を満しており、限定理由を下記に示す。 D2/D1=0.7〜0.95 胴径D1に対して廃却径D2が0.7未満の場合は廃
却時のローラー表面と胴芯部表面との肉厚が過少
となり、芯材が露出するおそれがあり、一方0.95
以上の場合は有効使用層が少なくなり経済的でな
い。また、ローラー形状として一般的でない。 D1/l=0.12〜0.25 D1/lは胴径D1と胴長lとの比を示し、この
値はローラーの形状が細長いことを示している。
0.25を越える短かいローラーの場合は内径を加工
することが比較的容易である。一方、0.12未満の
細長いローラーは一般的でなく、また後述の遠心
力鋳造の際、溶着不良や外殻層厚さの均一性に問
題が生じる。 Dn/D1=0.3〜0.55 Dn/D1はネツク部径Dnと胴径D1との比を示
し、0.3未満では後述の円柱状複合材からネツク
部を削り出す際不経済であり、0.55を越える場合
はD2も大きくなり、有効使用層が少なくなる。 l1/l又はl2/l=0.05〜0.20 l1又はl2はネツク長を示し、0.20を越える場合、
円柱状複合材からネツク部を削り出す時、不経済
である。0.05未満のものはローラー形状として一
般的でない。 Dn<D3<D2 D3軸芯部径すなわち外殻層と軸芯部との境界
の直径はネツク径Dnより大きく、廃却径D2より
小さくなければ、廃却時、外殻層の厚さが不足
し、胴表面に芯材が露出することになる。Dnよ
りD3が小さい場合はネツク部に硬い外殻材が残
り、ネツク部の強度が確保されない。尚、Dn<
D3<D2の各値をD1で除すと、上記Dn/D1および
D2/D1の限定よりD3/D1=0.55〜0.70となる。 この発明によつて複合鋳造ローラーを製造する
場合、先ず、本発明の目的とする、第4図に示す
最終形状の複合鋳造ローラーの胴径D1及び全長
Lより、加工分だけ大径且つ長尺な胴径D1′及び
全長L′を有し、異材質で形成された外殻層18と
芯部19とが冶金的に溶着一体化された、第5図
に示す円柱状複合材17をまず製造する。 前記円柱状複合材17の製造をより詳しく述べ
ると、先ず該円柱状複合材17の外殻層18を高
合金グレン材、高合金チルド材、高クロム鋳鉄、
高硬度アダマイト材、高合金ダクタイル鋳鉄等の
耐摩耗性、耐肌荒性、耐熱亀裂性の優れた材料で
遠心力鋳造した後、鋳鋼材、アダマイト材、黒鉛
鋼材、ダクタイル鋳鉄等の特に強靭な材料で芯部
19を鋳込み、前記外殻層18と冶金的に溶着一
体化させる。 この鋳込みに際して、前記外殻層18が水平型
遠心力鋳造の場合は、外殻層18が完全に凝固し
た後に遠心力鋳造機の金型を垂直に立てて芯部材
溶湯を鋳込み、また、傾斜型遠心力鋳造の場合
は、外殻層18の形成後引き続いて鋳造機金型内
へ芯部材溶湯を鋳込む。 この場合、該円柱状複合材17の芯部19は、
そのまま目的とする複合鋳造ローラーの胴芯部1
4となるので、本発明の要旨に述べた寸法関係、
即ちDn<D3<D2の関係を満足しなければならな
い。 次に、該円柱状複合材17に機械加工を施し、
目的とする複合鋳造ローラーの寸法・形状に削り
出す。この加工は、被加工材が棒状であり、加工
が困難な長寸小径の軸穴加工が伴わず、その上ネ
ツク部15,16の長さl1・l2が胴長lに比べて
l1/l又はl2/l=0.05〜0.2と短いので、加工が
非常に容易であり且つ削除部が少ないので経済的
である。 削り出されたネツク部15,16は、その直径
Dnの寸法がDn<D3と規定されているので胴芯部
14と同様の強靭材となり折損及び強度不足の不
安は解消する。 ところで、第6図に示す如く、遠心力鋳造機金
型20の両端にテーパー状の砂型スリーブ21,
21が内嵌固定された、従来の複合ロール用鋳型
を用いても、本発明のローラーは製作可能なので
あるが、この場合は、ローラーの胴径D1及びネ
ツク部径Dnが小径であるので、鋳型の形成及び
胴外殻層13の注湯が困難であり、更にこの方法
では、ネツク部の冷却が遅くなりネツク部の強靭
性が劣り、特に、胴芯部が鋼系材料のときは分子
荒れが生じネツク部の性能に問題を生じ好ましく
ない。また、胴部が長いため胴部末端付近で冷却
が早くなり、胴外殻部と胴芯部との溶着不良が発
生しやすいので好ましくない。 次に実施例を掲げて説明する。 実施例 1 製品胴径310φ×胴長2300mm、廃却径294φ、ネ
ツク部径130φ、片側ネツク長121mm、他方ネツク
長285mmのローラーの製造例。 (1) 遠心力鋳造(金型回転数830rpm、鋳込温度
1380℃)で外径322φ、全長2805mm、内径270〜
285φの円柱状複合材の外殻層を鋳込んだ。 (2) 前記外殻層凝固後、該金型を垂直に立てて静
置鋳型とし、上部より芯部材を鋳込み温度1370
℃で鋳込み、円柱状複合材を作成した。 (3) 前記円柱状複合材を歪取熱処理後、機械加工
により削り出し、製品ローラーを得た。 (4) 前記ローラーの胴外殻層及び胴芯部の成分及
び硬度は表1の通りであつた。 実施例 2 製品胴径280φ×胴長1727mm、廃却径256φ、ネ
ツク部径125φ、片側ネツク長152mm、他方ネツク
長310mmのローラーの製造例。 (1) 遠心力鋳造(金型回転数875rpm、鋳込温度
1410℃)で外径296φ、全長2290mm、内径135〜
145φの円柱状複合材の外殻層を鋳込んだ。 (2) 前記外殻層凝固後、該金型を垂直に立てて静
置鋳型とし、上部より芯部材を鋳込み温度1490
℃で鋳込み、円柱状複合材を作成した。 (3) 前記円柱状複合材を高温熱処理し、荒加工後
胴部のみ焼準を行ない、製品ローラー寸法に削
り出した。 (4) 前記ローラーの胴外殻層及び胴芯部の成分及
び硬度は表2の通りであつた。
て比較的短い複合鋳造ローラーの製造方法に関す
る。 一般に、鉄鋼材の圧延機に附属するローラー類
例えば、ホツトランテーブルローラー、搬送ロー
ラー、オーバーランテーブルローラー、デイレイ
テーブルローラー、コイラーのボトムピンチロー
ル、ラツパーローラー等は、第1図に示す如く、
胴部1の胴径D1に対して胴長lが長く、かつネ
ツク部2,3の直径Doは小さく、しかも胴部1
両端のネツク長l1及びl2は、胴長lに対して短い。
即ち、数値で示せば、 D1/l=0.12〜0.25 Do/D1=0.3〜0.55 l1/l又はl2/l=0.05〜0.55 であり、また、ローラーの廃却径D2については、 D2/D1=0.70〜0.95 の範囲である。 このような形状のローラーの製造に際して、従
来は、第2図に示す如く、胴スリーブ4を別に製
作し、軸5を固着部6,6で焼ばめや接着等の手
段で前記胴スリーブ4に固着する組み立て方式が
採用されている。ここで、前記胴スリーブ4は、
単層スリーブである他、表面層を耐摩耗性材料で
形成した第1外層とその下部を強靭な材料で形成
した第2外層とからなる複合スリーブとする場合
も有り、他方軸5としては炭素鋼や合金鋼等の強
靭材が用いられている。 また、第3図に示す如く、前記と同様の胴スリ
ーブ7の両端に一体物でない軸材8,9を固着部
10,11で焼ばめ等の方法で組み立てる場合も
ある。 しかし、前記第2図に示すローラーの場合、胴
スリーブ4が細長いため、その長寸小径の軸穴加
工が困難であり、且つ軸5も全長に亘り加工しな
ければならないので経済的でない。また第3図に
示すローラーの場合も胴スリーブ4に困難な軸穴
加工を行わなければならない上、軸が分割されて
いるので強度上不安な点が残る。即ち、第2図、
第3図に示すローラーは、ローラーの形状が前述
の数値に示した如く、非常に細長いため製造上困
難な点があり、又不経済な加工となる。 仮に、通常のロールの如く、胴径D1と胴長l
との寸法が比較的大きく、且つ、D1/lの値が
前述した値より大きく、太短いものであれば加工
上前述したような問題は起こらない。 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、製造
が容易で且つ経済的な複合鋳造ローラーの製造法
を提供することを目的とし、その要旨とするとこ
ろは、 目的とするローラーの胴径及び全長よりやや大
径、長尺である円柱状複合材の外殻層を遠心力鋳
造し、次に目的とするローラーの胴芯部およびネ
ツク部となる円柱状複合材の芯部を鋳込み、前記
外殻層と冶金的に溶着一体化した後、該円柱状複
合材を削り出し、胴径:D1、廃却径:D2、ネツ
ク部径:Dn、胴長:l、胴部両端のネツク長:
l1・l2、胴芯部径:D3を、 D2/D1=0.7〜0.95 D1/l=0.12〜0.25 Dn/D1=0.3〜0.55 l1/l又はl2/l=0.05〜0.20 D3/D1=0.55〜0.70 Dn<D3<D2 とする点にある。 次に、この発明について詳述する。 第4図は、本発明方法により製造された複合鋳
造ローラーの一例を示しており、耐摩耗性、耐肌
荒性、耐熱亀裂性の優れた材料で形成された胴外
殻層13と、靭性の特に優れた強靭材で作成され
た胴芯部14とが冶金的に溶着一体化されてお
り、また、その寸法・形状は、本発明の要旨に述
べた関係を満しており、限定理由を下記に示す。 D2/D1=0.7〜0.95 胴径D1に対して廃却径D2が0.7未満の場合は廃
却時のローラー表面と胴芯部表面との肉厚が過少
となり、芯材が露出するおそれがあり、一方0.95
以上の場合は有効使用層が少なくなり経済的でな
い。また、ローラー形状として一般的でない。 D1/l=0.12〜0.25 D1/lは胴径D1と胴長lとの比を示し、この
値はローラーの形状が細長いことを示している。
0.25を越える短かいローラーの場合は内径を加工
することが比較的容易である。一方、0.12未満の
細長いローラーは一般的でなく、また後述の遠心
力鋳造の際、溶着不良や外殻層厚さの均一性に問
題が生じる。 Dn/D1=0.3〜0.55 Dn/D1はネツク部径Dnと胴径D1との比を示
し、0.3未満では後述の円柱状複合材からネツク
部を削り出す際不経済であり、0.55を越える場合
はD2も大きくなり、有効使用層が少なくなる。 l1/l又はl2/l=0.05〜0.20 l1又はl2はネツク長を示し、0.20を越える場合、
円柱状複合材からネツク部を削り出す時、不経済
である。0.05未満のものはローラー形状として一
般的でない。 Dn<D3<D2 D3軸芯部径すなわち外殻層と軸芯部との境界
の直径はネツク径Dnより大きく、廃却径D2より
小さくなければ、廃却時、外殻層の厚さが不足
し、胴表面に芯材が露出することになる。Dnよ
りD3が小さい場合はネツク部に硬い外殻材が残
り、ネツク部の強度が確保されない。尚、Dn<
D3<D2の各値をD1で除すと、上記Dn/D1および
D2/D1の限定よりD3/D1=0.55〜0.70となる。 この発明によつて複合鋳造ローラーを製造する
場合、先ず、本発明の目的とする、第4図に示す
最終形状の複合鋳造ローラーの胴径D1及び全長
Lより、加工分だけ大径且つ長尺な胴径D1′及び
全長L′を有し、異材質で形成された外殻層18と
芯部19とが冶金的に溶着一体化された、第5図
に示す円柱状複合材17をまず製造する。 前記円柱状複合材17の製造をより詳しく述べ
ると、先ず該円柱状複合材17の外殻層18を高
合金グレン材、高合金チルド材、高クロム鋳鉄、
高硬度アダマイト材、高合金ダクタイル鋳鉄等の
耐摩耗性、耐肌荒性、耐熱亀裂性の優れた材料で
遠心力鋳造した後、鋳鋼材、アダマイト材、黒鉛
鋼材、ダクタイル鋳鉄等の特に強靭な材料で芯部
19を鋳込み、前記外殻層18と冶金的に溶着一
体化させる。 この鋳込みに際して、前記外殻層18が水平型
遠心力鋳造の場合は、外殻層18が完全に凝固し
た後に遠心力鋳造機の金型を垂直に立てて芯部材
溶湯を鋳込み、また、傾斜型遠心力鋳造の場合
は、外殻層18の形成後引き続いて鋳造機金型内
へ芯部材溶湯を鋳込む。 この場合、該円柱状複合材17の芯部19は、
そのまま目的とする複合鋳造ローラーの胴芯部1
4となるので、本発明の要旨に述べた寸法関係、
即ちDn<D3<D2の関係を満足しなければならな
い。 次に、該円柱状複合材17に機械加工を施し、
目的とする複合鋳造ローラーの寸法・形状に削り
出す。この加工は、被加工材が棒状であり、加工
が困難な長寸小径の軸穴加工が伴わず、その上ネ
ツク部15,16の長さl1・l2が胴長lに比べて
l1/l又はl2/l=0.05〜0.2と短いので、加工が
非常に容易であり且つ削除部が少ないので経済的
である。 削り出されたネツク部15,16は、その直径
Dnの寸法がDn<D3と規定されているので胴芯部
14と同様の強靭材となり折損及び強度不足の不
安は解消する。 ところで、第6図に示す如く、遠心力鋳造機金
型20の両端にテーパー状の砂型スリーブ21,
21が内嵌固定された、従来の複合ロール用鋳型
を用いても、本発明のローラーは製作可能なので
あるが、この場合は、ローラーの胴径D1及びネ
ツク部径Dnが小径であるので、鋳型の形成及び
胴外殻層13の注湯が困難であり、更にこの方法
では、ネツク部の冷却が遅くなりネツク部の強靭
性が劣り、特に、胴芯部が鋼系材料のときは分子
荒れが生じネツク部の性能に問題を生じ好ましく
ない。また、胴部が長いため胴部末端付近で冷却
が早くなり、胴外殻部と胴芯部との溶着不良が発
生しやすいので好ましくない。 次に実施例を掲げて説明する。 実施例 1 製品胴径310φ×胴長2300mm、廃却径294φ、ネ
ツク部径130φ、片側ネツク長121mm、他方ネツク
長285mmのローラーの製造例。 (1) 遠心力鋳造(金型回転数830rpm、鋳込温度
1380℃)で外径322φ、全長2805mm、内径270〜
285φの円柱状複合材の外殻層を鋳込んだ。 (2) 前記外殻層凝固後、該金型を垂直に立てて静
置鋳型とし、上部より芯部材を鋳込み温度1370
℃で鋳込み、円柱状複合材を作成した。 (3) 前記円柱状複合材を歪取熱処理後、機械加工
により削り出し、製品ローラーを得た。 (4) 前記ローラーの胴外殻層及び胴芯部の成分及
び硬度は表1の通りであつた。 実施例 2 製品胴径280φ×胴長1727mm、廃却径256φ、ネ
ツク部径125φ、片側ネツク長152mm、他方ネツク
長310mmのローラーの製造例。 (1) 遠心力鋳造(金型回転数875rpm、鋳込温度
1410℃)で外径296φ、全長2290mm、内径135〜
145φの円柱状複合材の外殻層を鋳込んだ。 (2) 前記外殻層凝固後、該金型を垂直に立てて静
置鋳型とし、上部より芯部材を鋳込み温度1490
℃で鋳込み、円柱状複合材を作成した。 (3) 前記円柱状複合材を高温熱処理し、荒加工後
胴部のみ焼準を行ない、製品ローラー寸法に削
り出した。 (4) 前記ローラーの胴外殻層及び胴芯部の成分及
び硬度は表2の通りであつた。
【表】
【表】
以上述べたように本発明のローラー製造法によ
れば、胴部が細長く且つネツク部が胴長に比べて
比較的短い、目的とする複合鋳造ローラーの胴径
及び全長よりやや大径・長尺である円柱状複合材
を鋳造し、次に該円柱状複合材から前記目的とす
る複合鋳造ローラーを削り出すので、鋳造に際す
る造型工数及び加工工数が少なくて済み経済的で
ある上、ローラーの動バランスも良い。また小径
長尺複合材に起りがちな端部の溶着不良が生じて
も、この部分は削り取られるので最終製品には残
らない。またネツク部も胴芯部材より削り出され
るので、強靭性は良好である。もちろん、本発明
に係る複合ローラーの胴外殻層と胴芯部とは鋳造
により溶着一体化されるため、廃却径まで使用し
ても強度上の心配はなく、また従来のように焼ば
めに起因して発生し、ローラーの割れの原因とな
る過大な引張り応力がローラー胴内面に生じるこ
ともなく、長寿命である。
れば、胴部が細長く且つネツク部が胴長に比べて
比較的短い、目的とする複合鋳造ローラーの胴径
及び全長よりやや大径・長尺である円柱状複合材
を鋳造し、次に該円柱状複合材から前記目的とす
る複合鋳造ローラーを削り出すので、鋳造に際す
る造型工数及び加工工数が少なくて済み経済的で
ある上、ローラーの動バランスも良い。また小径
長尺複合材に起りがちな端部の溶着不良が生じて
も、この部分は削り取られるので最終製品には残
らない。またネツク部も胴芯部材より削り出され
るので、強靭性は良好である。もちろん、本発明
に係る複合ローラーの胴外殻層と胴芯部とは鋳造
により溶着一体化されるため、廃却径まで使用し
ても強度上の心配はなく、また従来のように焼ば
めに起因して発生し、ローラーの割れの原因とな
る過大な引張り応力がローラー胴内面に生じるこ
ともなく、長寿命である。
第1図は本発明を適用するローラーの外形図、
第2図・第3図は従来のローラーの構造を示す断
面図、第4図は本発明のローラーの構造を示す断
面図、第5図は本発明ローラーの素材である円柱
状複合材の断面図、第6図は従来の複合ロール製
造用の遠心力鋳造機金型の断面図を示す。 1,12……胴部、2,3,15,16……ネ
ツク部、13……胴外殻層、14……胴芯部、1
7……円柱状複合材、18……外殻層、19……
芯部。
第2図・第3図は従来のローラーの構造を示す断
面図、第4図は本発明のローラーの構造を示す断
面図、第5図は本発明ローラーの素材である円柱
状複合材の断面図、第6図は従来の複合ロール製
造用の遠心力鋳造機金型の断面図を示す。 1,12……胴部、2,3,15,16……ネ
ツク部、13……胴外殻層、14……胴芯部、1
7……円柱状複合材、18……外殻層、19……
芯部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 目的とするローラーの胴径及び全長よりやや
大径・長尺である円柱状複合材の外殻層を遠心力
鋳造し、次に目的とするローラーの胴芯部および
ネツク部となる、円柱状複合材の芯部を鋳込み、
前記外殻層と冶金的に溶着一体化した後、該円柱
状複合材から削り出して、胴径:D1、廃却径:
D2、ネツク部径:Dn、胴長:l、胴部両端のネ
ツク長:l1・l2、胴芯部径:D3を、 D2/D1=0.7〜0.95 D1/l=0.12〜0.25 Dn/D1=0.3〜0.55 l1/l又はl2/l=0.05〜0.20 D3/D1=0.55〜0.70 Dn<D3<D2 とすることを特徴とする複合鋳造ローラーの製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13659483A JPS6027410A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 複合鋳造ローラーの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13659483A JPS6027410A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 複合鋳造ローラーの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6027410A JPS6027410A (ja) | 1985-02-12 |
| JPH0245522B2 true JPH0245522B2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=15178944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13659483A Granted JPS6027410A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | 複合鋳造ローラーの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027410A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105817595A (zh) * | 2015-01-07 | 2016-08-03 | 大连宝锋机器制造有限公司 | 离心复合中空轧辊的浇注方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5035888A (ja) * | 1973-08-01 | 1975-04-04 |
-
1983
- 1983-07-25 JP JP13659483A patent/JPS6027410A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6027410A (ja) | 1985-02-12 |
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