JPH02455B2 - - Google Patents
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- JPH02455B2 JPH02455B2 JP56058685A JP5868581A JPH02455B2 JP H02455 B2 JPH02455 B2 JP H02455B2 JP 56058685 A JP56058685 A JP 56058685A JP 5868581 A JP5868581 A JP 5868581A JP H02455 B2 JPH02455 B2 JP H02455B2
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- Japan
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- temperature
- fiber bundle
- density
- melting
- fibers
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M11/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising
- D06M11/32—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with oxygen, ozone, ozonides, oxides, hydroxides or percompounds; Salts derived from anions with an amphoteric element-oxygen bond
- D06M11/34—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with oxygen, ozone, ozonides, oxides, hydroxides or percompounds; Salts derived from anions with an amphoteric element-oxygen bond with oxygen, ozone or ozonides
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアクリル繊維を酸化雰囲気中で部分酸
化するに際しその部分酸化を精密に制御すること
によつて、該処理繊維を通常のマツチの焔にかざ
した時に燃焼せずかつ通常の炭化温度に耐え炭素
繊維を生成しうる密度にアクリル繊維を迅速に安
定化させる方法に関する。本発明の方法は、酸化
による安定化によつて繊維の密度が種々の範囲で
変化するのに応じて、繊維を所定の順次異なつた
温度で処理することにより成るものである。本明
細書及び特許請求の範囲に記載のアクリル繊維は
アクリロニトリルホモポリマー繊維或は少なくと
も80モル%以上のアクリロニトリルを含有する共
重合体繊維である。これらの繊維は一般には約
1000本から約160000本の繊維より成る連続したマ
ルチフイラメント束、すなわちトウの形で供給さ
れる。
化するに際しその部分酸化を精密に制御すること
によつて、該処理繊維を通常のマツチの焔にかざ
した時に燃焼せずかつ通常の炭化温度に耐え炭素
繊維を生成しうる密度にアクリル繊維を迅速に安
定化させる方法に関する。本発明の方法は、酸化
による安定化によつて繊維の密度が種々の範囲で
変化するのに応じて、繊維を所定の順次異なつた
温度で処理することにより成るものである。本明
細書及び特許請求の範囲に記載のアクリル繊維は
アクリロニトリルホモポリマー繊維或は少なくと
も80モル%以上のアクリロニトリルを含有する共
重合体繊維である。これらの繊維は一般には約
1000本から約160000本の繊維より成る連続したマ
ルチフイラメント束、すなわちトウの形で供給さ
れる。
アクリル繊維束の熱安定化には従来比較的長時
間の熱処理を必要とした。(例えば少なくとも約
4時間の処理時間)。安定化するに際して繊維束
の発熱転移温度近くまで急速に加熱すると、急激
な分子間架橋反応が起き、その結果局部的な熱の
蓄積が発生するので、アクリル繊維束を通常のマ
ツチの焔にかざしても燃焼せずかつ炭化温度に耐
えるような密度にするためには長時間の熱処理を
必要とした。これらの繊維束中の熱蓄積部分すな
わち“ホツトスポツト”は熱の不均一分布を招来
し、非常に粘性を有する液体を形成し、その形成
温度において個々の繊維は溶融したり、(すなわ
ち融合)繊維束が崩壊したりする。溶融温度は非
常に粘性の高い液体の形成がはじめて観察されは
じめる温度と定義される。アクリル繊維の安定化
に非常に長時間を要することが工業的に炭素繊維
を生産する際の比較的生産速度が遅い原因であり
かつ製造原価の高い原因である。
間の熱処理を必要とした。(例えば少なくとも約
4時間の処理時間)。安定化するに際して繊維束
の発熱転移温度近くまで急速に加熱すると、急激
な分子間架橋反応が起き、その結果局部的な熱の
蓄積が発生するので、アクリル繊維束を通常のマ
ツチの焔にかざしても燃焼せずかつ炭化温度に耐
えるような密度にするためには長時間の熱処理を
必要とした。これらの繊維束中の熱蓄積部分すな
わち“ホツトスポツト”は熱の不均一分布を招来
し、非常に粘性を有する液体を形成し、その形成
温度において個々の繊維は溶融したり、(すなわ
ち融合)繊維束が崩壊したりする。溶融温度は非
常に粘性の高い液体の形成がはじめて観察されは
じめる温度と定義される。アクリル繊維の安定化
に非常に長時間を要することが工業的に炭素繊維
を生産する際の比較的生産速度が遅い原因であり
かつ製造原価の高い原因である。
本発明は、酸化雰囲気中で、少なくとも繊維が
著しく収縮するのを防ぐに充分な張力下でアクリ
ル繊維束を迅速に熱的に安定化させる方法を提供
するものであり、該方法は(a)繊維束の一部に溶融
が観察されはじめる温度をあらかじめ測定してお
き、その温度よりも約2℃から約8℃低い温度範
囲にある熱処理温度で繊維束を直接熱処理し、(b)
直ちに繊維束の熱処理温度をあらかじめ実測によ
り求めた速度で低下させるが、この場合繊維束が
溶融することなく耐えられる最高の温度付近に常
に温度が保持されるようにし、これらの処理に伴
なつて繊維の密度は次第に増大し、繊維束の温度
を上昇させても溶融することなく耐えうる臨界密
度に到達し、次いで(c)直ちに繊維束の熱処理温度
をあらかじめ実測により求めた速度で上昇させる
が、この場合繊維束が溶融合することなく耐えら
れる最高の温度付近に常に温度が保持されるよう
にし、これらの処理に伴なつて繊維の密度は次第
に増大し、少なくとも約800℃の非酸化雰囲気中
で炭化しても繊維束がそれに耐えられる密度に達
せしめる各工程により成るものである。
著しく収縮するのを防ぐに充分な張力下でアクリ
ル繊維束を迅速に熱的に安定化させる方法を提供
するものであり、該方法は(a)繊維束の一部に溶融
が観察されはじめる温度をあらかじめ測定してお
き、その温度よりも約2℃から約8℃低い温度範
囲にある熱処理温度で繊維束を直接熱処理し、(b)
直ちに繊維束の熱処理温度をあらかじめ実測によ
り求めた速度で低下させるが、この場合繊維束が
溶融することなく耐えられる最高の温度付近に常
に温度が保持されるようにし、これらの処理に伴
なつて繊維の密度は次第に増大し、繊維束の温度
を上昇させても溶融することなく耐えうる臨界密
度に到達し、次いで(c)直ちに繊維束の熱処理温度
をあらかじめ実測により求めた速度で上昇させる
が、この場合繊維束が溶融合することなく耐えら
れる最高の温度付近に常に温度が保持されるよう
にし、これらの処理に伴なつて繊維の密度は次第
に増大し、少なくとも約800℃の非酸化雰囲気中
で炭化しても繊維束がそれに耐えられる密度に達
せしめる各工程により成るものである。
ここで用いた“繊維束が溶融することなく耐え
られる最高の温度付近”という語句は、前に定義
した繊維束が特有の密度に到達することが観察さ
れる溶融温度よりも、約2℃から約8℃低い温度
範囲にある温度を意味する。さらに“著しい繊維
の収縮”とは約5%以上の収縮として定義され
る。
られる最高の温度付近”という語句は、前に定義
した繊維束が特有の密度に到達することが観察さ
れる溶融温度よりも、約2℃から約8℃低い温度
範囲にある温度を意味する。さらに“著しい繊維
の収縮”とは約5%以上の収縮として定義され
る。
一般に本発明の方法を実施するに際しては先ず
処理しようとする目的のアクリル繊維束の一部分
を用いてその溶融温度をあらかじめ測定する。こ
れを測定するには、この繊維束の試片を数個用意
し、適当な酸化雰囲気中でそれぞれを異なる温度
で処理し、その温度を次第に高くして溶融が観察
される温度の近傍においては温度間隔は好ましく
は1℃とし、ある特定の温度で処理した時瞬間的
に試片の溶融が観察される温度に達する迄続行す
る。この際試片を温度を次第に上げながら処理す
るとその繊維束はその間に多少安定化するために
正しい溶融点を求めることができないので、温度
を上昇させる度に別の試片を用いなければならな
い。
処理しようとする目的のアクリル繊維束の一部分
を用いてその溶融温度をあらかじめ測定する。こ
れを測定するには、この繊維束の試片を数個用意
し、適当な酸化雰囲気中でそれぞれを異なる温度
で処理し、その温度を次第に高くして溶融が観察
される温度の近傍においては温度間隔は好ましく
は1℃とし、ある特定の温度で処理した時瞬間的
に試片の溶融が観察される温度に達する迄続行す
る。この際試片を温度を次第に上げながら処理す
るとその繊維束はその間に多少安定化するために
正しい溶融点を求めることができないので、温度
を上昇させる度に別の試片を用いなければならな
い。
本測定及び以下に述べる温度測定は全て実質的
に同一の条件下で実施し、(例えば、繊維張力、
酸化雰囲気、束の物理的な寸法及び束を構成する
フイラメント数)その条件は実察に工場規模で繊
維の安定化を行なう時の条件と同じものとする。
に同一の条件下で実施し、(例えば、繊維張力、
酸化雰囲気、束の物理的な寸法及び束を構成する
フイラメント数)その条件は実察に工場規模で繊
維の安定化を行なう時の条件と同じものとする。
安定化しようとするアクリル繊維束を先ず、上
に述べた方法を用いて求めた溶融温度よりも約2
℃から約8℃低い温度で直接熱処理する。この温
度範囲の温度に束を接触させた後直ちに、束の
個々の繊維が次第に溶融するのを防ぐために第一
段階においては処理温度を低化させる。この間に
おける温度低下速度は、繊維密度が次第に増大し
た時の繊維束が耐えうる最高温度を実測すること
によつて実験的に求められ、この温度低下速度を
束の処理に適用する。
に述べた方法を用いて求めた溶融温度よりも約2
℃から約8℃低い温度で直接熱処理する。この温
度範囲の温度に束を接触させた後直ちに、束の
個々の繊維が次第に溶融するのを防ぐために第一
段階においては処理温度を低化させる。この間に
おける温度低下速度は、繊維密度が次第に増大し
た時の繊維束が耐えうる最高温度を実測すること
によつて実験的に求められ、この温度低下速度を
束の処理に適用する。
この処理によつて繊維の密度が臨界密度として
後述する特定の密度に達すると、(その実際の値
は安定化処理したその繊維束の特性によつて異な
るが)繊維は第二処理段階において温度の上昇に
耐えうるようになるが、但し繊維の溶融を防ぐた
めにあらかじめ決めておいた速度で昇温する必要
がある。
後述する特定の密度に達すると、(その実際の値
は安定化処理したその繊維束の特性によつて異な
るが)繊維は第二処理段階において温度の上昇に
耐えうるようになるが、但し繊維の溶融を防ぐた
めにあらかじめ決めておいた速度で昇温する必要
がある。
この昇温速度もまた実験的に決定され、通常の
炭化が可能な密度に達する迄繊維束に適用され
る。
炭化が可能な密度に達する迄繊維束に適用され
る。
繊維の処理は、処理温度の変化を精密に制御す
る装置を備えた炉を用いてバツチ法によつて行な
うこともでき、また処理しようとするアクリル繊
維に適合した時間/温度処理曲線に合致するよう
設計した加熱装置に繊維束を通過させ連続法によ
つて行なうこともできる。
る装置を備えた炉を用いてバツチ法によつて行な
うこともでき、また処理しようとするアクリル繊
維に適合した時間/温度処理曲線に合致するよう
設計した加熱装置に繊維束を通過させ連続法によ
つて行なうこともできる。
本発明の方法によれば、従来このような処理に
必要な時間の通常10%から30%の時間でアクリル
繊維束を熱安定化させることができる。
必要な時間の通常10%から30%の時間でアクリル
繊維束を熱安定化させることができる。
以下に述べる実験例は、空気雰囲気中でかつ工
場規模での繊維安定化に用いられる条件と同一の
条件下で炉中で行なつた。
場規模での繊維安定化に用いられる条件と同一の
条件下で炉中で行なつた。
繊維の密度が約1.2g/cm3のアクリル繊維40000
本より成るトウを張力が約0.04から0.06g/デニ
ールの範囲になるように2個のクリツプの間に張
り、その試片の溶融温度を測定した。試片を275
℃に加熱した炉中に置き観察した。溶融は観察さ
れず、試料を炉から取り除き、温度を10℃上昇
し、その中へ新らしい試料を置いた。この操作を
くり返し行ない、温度が335℃に達した時試料を
炉中に入れると同時に試料の溶融が観察された。
炉の温度を次に325℃迄下げ、同様な操作を温度
を11℃刻みに上げながら行ない、試片が瞬間的に
溶融するのが観察される迄行なつた所、その温度
は330℃であつた。
本より成るトウを張力が約0.04から0.06g/デニ
ールの範囲になるように2個のクリツプの間に張
り、その試片の溶融温度を測定した。試片を275
℃に加熱した炉中に置き観察した。溶融は観察さ
れず、試料を炉から取り除き、温度を10℃上昇
し、その中へ新らしい試料を置いた。この操作を
くり返し行ない、温度が335℃に達した時試料を
炉中に入れると同時に試料の溶融が観察された。
炉の温度を次に325℃迄下げ、同様な操作を温度
を11℃刻みに上げながら行ない、試片が瞬間的に
溶融するのが観察される迄行なつた所、その温度
は330℃であつた。
次に、上述の実験に用い、試片を取つたトウと
同じトウから取つた試料を同じ形でかつトウがた
るんだり収縮するのを防ぐために同じ張力下で取
り付け、取り付けたトウを約325℃の温度で処理
した(トウ試片の溶融温度よりも5℃低い温度)。
温度を次に直ちに320℃迄低下させ、この温度T
に溶融が観察される迄保持した所、溶融が始まる
迄に厳密に58秒を要した。
同じトウから取つた試料を同じ形でかつトウがた
るんだり収縮するのを防ぐために同じ張力下で取
り付け、取り付けたトウを約325℃の温度で処理
した(トウ試片の溶融温度よりも5℃低い温度)。
温度を次に直ちに320℃迄低下させ、この温度T
に溶融が観察される迄保持した所、溶融が始まる
迄に厳密に58秒を要した。
クリツプに取り付けた別のトウ試片を325℃の
温度の炉に入れ、直ちに温度を温度Tに低下させ
その温度において溶融が始まるあらかじめ求めて
おいた時間よりも僅かに短かい時間(約5秒)そ
の温度に保持した。炉の温度をさらに315℃の温
度T1に低下させ、溶融が観察される迄保持した
所、溶融が始まる迄の時間は1分47秒であつた。
温度の炉に入れ、直ちに温度を温度Tに低下させ
その温度において溶融が始まるあらかじめ求めて
おいた時間よりも僅かに短かい時間(約5秒)そ
の温度に保持した。炉の温度をさらに315℃の温
度T1に低下させ、溶融が観察される迄保持した
所、溶融が始まる迄の時間は1分47秒であつた。
各試行ごとに新らしい試料を用い最初は325℃
の処理から始め、段階的に時間/温度条件を追い
ながら処理温度を次第に低下させて行き、処理温
度が271℃の温度Pに達する迄この操作をくり返
えした。この温度においては、1時間熱処理して
も溶融しない密度に迄繊維は安定する。この温度
はトウが制御された昇温に耐えられる臨界密度を
つくり出す温度である。この密度に到達するに要
した時間は厳密に9分であつた。
の処理から始め、段階的に時間/温度条件を追い
ながら処理温度を次第に低下させて行き、処理温
度が271℃の温度Pに達する迄この操作をくり返
えした。この温度においては、1時間熱処理して
も溶融しない密度に迄繊維は安定する。この温度
はトウが制御された昇温に耐えられる臨界密度を
つくり出す温度である。この密度に到達するに要
した時間は厳密に9分であつた。
新らしくトウ試料を取り付け、325℃の炉中に
入れ、上述のようにして求めた時間/温度条件で
処理し、温度Pに到達させた。温度を直ちに溶融
が観察される迄昇温した所、その温度Xは277℃
であつた。
入れ、上述のようにして求めた時間/温度条件で
処理し、温度Pに到達させた。温度を直ちに溶融
が観察される迄昇温した所、その温度Xは277℃
であつた。
新らしくトウ試料を取り付け、325℃の炉中に
入れ、温度Pにおける段階的降温から昇温への反
転を含むあらかじめ求めておいた時間/温度条件
で処理し、温度Xよりも2℃低い温度すなわち
275℃(X1とする)に達せしめこの温度に5秒間
保持した。溶融は観察されず、加熱に要した時間
は9分53秒であつた。
入れ、温度Pにおける段階的降温から昇温への反
転を含むあらかじめ求めておいた時間/温度条件
で処理し、温度Xよりも2℃低い温度すなわち
275℃(X1とする)に達せしめこの温度に5秒間
保持した。溶融は観察されず、加熱に要した時間
は9分53秒であつた。
新らしくトウ試料を取り付け、325℃の炉中に
入れ、温度X1における保持時間(5秒)に至る
迄あらかじめ求めておいた時間/温度条件で処理
した。熱処理温度を直ちに上昇させた所、282℃
の温度Yにおいて溶融が観察された。新らしくト
ウ試料を取り付け、325℃の炉中に入れ、温度Y
よりも2℃低い温度すなわち280℃(Y1とする)
に到達する迄あらかじめ求めておいた時間/温度
条件で処理し、Y1の温度に5秒間保持した。溶
融は観察されず、加熱に要した時間は合計11分20
秒であつた。
入れ、温度X1における保持時間(5秒)に至る
迄あらかじめ求めておいた時間/温度条件で処理
した。熱処理温度を直ちに上昇させた所、282℃
の温度Yにおいて溶融が観察された。新らしくト
ウ試料を取り付け、325℃の炉中に入れ、温度Y
よりも2℃低い温度すなわち280℃(Y1とする)
に到達する迄あらかじめ求めておいた時間/温度
条件で処理し、Y1の温度に5秒間保持した。溶
融は観察されず、加熱に要した時間は合計11分20
秒であつた。
非酸化雰囲気中で少なくとも約800℃の温度で
の炭化にこのトウが耐えるためには、そのトウの
密度が少なくとも約1.35g/cm3であることが必要
なことがあらかじめ実験的に明らかになつてい
る。従つて、新らしくトウ試料を取り付け、炉中
に入れ、上述のように段階的に温度を上昇し、こ
の密度に到達させる。
の炭化にこのトウが耐えるためには、そのトウの
密度が少なくとも約1.35g/cm3であることが必要
なことがあらかじめ実験的に明らかになつてい
る。従つて、新らしくトウ試料を取り付け、炉中
に入れ、上述のように段階的に温度を上昇し、こ
の密度に到達させる。
各温度段階における繊維の密度は、トウ試料を
ここで開発した温度変化速度に従つてその温度段
階迄処理し、酸化反応を停止させるために炉中を
窒素で置換し、炉から試料を取り出し、この技術
分野で周知の方法で密度を測定することによつて
求めることができる。
ここで開発した温度変化速度に従つてその温度段
階迄処理し、酸化反応を停止させるために炉中を
窒素で置換し、炉から試料を取り出し、この技術
分野で周知の方法で密度を測定することによつて
求めることができる。
以上の実験において得たデータを用いた時間/
温度曲線を図面に示めした。トウの熱処理を図示
した温度よりも約2℃から8℃低い温度範囲でか
つ図示した時間経過で制御することによつて、図
示の時間/温度パラメータを、グラフのプロツト
を求めるのに用いたトウを酸化雰囲気中で迅速な
アクリル繊維安定化を行う目的に利用することが
できる。
温度曲線を図面に示めした。トウの熱処理を図示
した温度よりも約2℃から8℃低い温度範囲でか
つ図示した時間経過で制御することによつて、図
示の時間/温度パラメータを、グラフのプロツト
を求めるのに用いたトウを酸化雰囲気中で迅速な
アクリル繊維安定化を行う目的に利用することが
できる。
すなわち、上記のトウ試料を上述した実験にお
けると同様に取り付け、325℃の空気雰囲気の炉
中に入れ、時間/温度処理パラメーターをグラフ
の曲線よりも約5℃低い形を実質的に追従するよ
うに制御する。23分間の安定化サイクルを経た後
試料を炉から取り出す。安定化したトウの繊維の
密度は1.360g/cm3であり、従つて非酸化雰囲気
中における800℃の普通の炭化に耐えることが可
能となる。
けると同様に取り付け、325℃の空気雰囲気の炉
中に入れ、時間/温度処理パラメーターをグラフ
の曲線よりも約5℃低い形を実質的に追従するよ
うに制御する。23分間の安定化サイクルを経た後
試料を炉から取り出す。安定化したトウの繊維の
密度は1.360g/cm3であり、従つて非酸化雰囲気
中における800℃の普通の炭化に耐えることが可
能となる。
以上のように、本発明を詳細にかつ特定の実施
例を参照して説明したが、本発明の範囲及び精神
から逸脱することなく種々の変更及び改良をする
ことができるのは当業者にとつて明らかであるの
で、本発明は特許請求の範囲の記載以外には限定
されるものではない。
例を参照して説明したが、本発明の範囲及び精神
から逸脱することなく種々の変更及び改良をする
ことができるのは当業者にとつて明らかであるの
で、本発明は特許請求の範囲の記載以外には限定
されるものではない。
図面はアクリル繊維束の安定化に用いる本発明
の実施例による時間/温度曲線を示す。
の実施例による時間/温度曲線を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酸化雰囲気中で、少なくとも繊維が著しく収
縮するのを防ぐに充分な張力下でアクリル繊維束
を迅速に熱的に安定化させる方法にして、 (a) 繊維束の一部に溶融が観察されはじめる温度
をあらかじめ測定しておき、その温度よりも約
2℃から約8℃低い温度範囲にある熱処理温度
で繊維束を直接熱処理し、 (b) 直ちに繊維束の熱処理温度をあらかじめ実測
により求めた速度で低下させるが、この場合繊
維束が溶融することなく耐えられる最高の温度
付近に常に温度が保持されるようにしこれらの
処理に伴なつて繊維の密度は次第に増大し、繊
維束の温度を上昇させても溶融することなく耐
えうる臨界密度に到達し、次いで、 (c) 直ちに繊維束の熱処理温度をあらかじめ実測
により求めた速度で上昇させるが、この場合繊
維束が溶融することなく耐えられる最高の温度
付近に常に温度が保持されるようにしこれらの
処理に伴なつて繊維の密度は次第に増大し、少
なくとも約800℃の非酸化雰囲気中で炭化して
も繊維束がそれに耐えられる密度に達せしめる 各工程より成るアクリル繊維の安定化方法。 2 繊維束が約0.04から0.06グラム/デニールの
張力範囲に保たれている特許請求の範囲第1項に
記載の方法。 3 繊維の最終密度が少なくとも約1.35g/c.c.で
ある特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の方
法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/143,083 US4279612A (en) | 1980-04-23 | 1980-04-23 | Production of stabilized acrylic fibers |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56165018A JPS56165018A (en) | 1981-12-18 |
| JPH02455B2 true JPH02455B2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=22502528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5868581A Granted JPS56165018A (en) | 1980-04-23 | 1981-04-20 | Stabilization of acrylic fiber |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4279612A (ja) |
| JP (1) | JPS56165018A (ja) |
| DE (1) | DE3109508C2 (ja) |
| GB (1) | GB2074499B (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4336022A (en) * | 1979-08-01 | 1982-06-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Acrylic precursor fibers suitable for preparing carbon or graphite fibers |
| JP2700433B2 (ja) * | 1992-02-18 | 1998-01-21 | 五品産業株式会社 | 破砕装置 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3027222A (en) * | 1957-09-03 | 1962-03-27 | Du Pont | Fireproof acrylonitrile copolymers |
| GB1245123A (en) * | 1968-06-04 | 1971-09-08 | Rolls Royce | A method of manufacturing carbon fibres |
| US3539295A (en) * | 1968-08-05 | 1970-11-10 | Celanese Corp | Thermal stabilization and carbonization of acrylic fibrous materials |
| US3961888A (en) * | 1968-09-18 | 1976-06-08 | Celanese Corporation | Acrylic fiber conversion utilizing a stabilization treatment conducted initially in an essentially inert atmosphere |
| US3814577A (en) * | 1972-07-27 | 1974-06-04 | Monsanto Co | Method for producing graphitizable substrates from acrylic fibers |
| JPS5111208B2 (ja) * | 1972-09-12 | 1976-04-09 | ||
| US3954947A (en) * | 1972-11-17 | 1976-05-04 | Union Carbide Corporation | Rapid stabilization of polyacrylonitrile fibers prior to carbonization |
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