JPH0673631A - 走行中のヤーンを加熱するための加熱炉内部に広がる温度を制御する方法 - Google Patents

走行中のヤーンを加熱するための加熱炉内部に広がる温度を制御する方法

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JPH0673631A
JPH0673631A JP5159268A JP15926893A JPH0673631A JP H0673631 A JPH0673631 A JP H0673631A JP 5159268 A JP5159268 A JP 5159268A JP 15926893 A JP15926893 A JP 15926893A JP H0673631 A JPH0673631 A JP H0673631A
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JP
Japan
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yarn
temperature
count
heating
heating furnace
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JP5159268A
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Gabalda Carlos Matas
カルロス・マタス・ガバルダ
Pierre Mirabel
ピエール・ミラベル
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ICBT Roanne SA
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ICBT Roanne SA
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J13/00Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温処理法によって合成ヤーンを処理するに
際して、走行中のヤーンを加熱する高温加熱炉の内部に
広がる最適な温度を正確かつ迅速に決定する方法を得
る。 【構成】 合成ヤーンを処理する高温加熱炉の内部温度
を、そのヤーンの素材、番手、炉内走行スピードに応じ
て、式θ=aV+b(θは炉内温度℃、aはヤーンの番
手の関数である線形変化係数、Vは炉中のヤーン走行ス
ピードm/min、bはヤーンの番手の関数である補正
定数)によって決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成ヤーンに施す処
理、例えば特に仮ヨリを用いる織成操作の間に走行中の
ヤーンを加熱することが望まれる際、その加熱炉の内部
に広がる温度を最適に制御することを可能とする方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、熱処理を必要とする走行中の
ヤーンを処理する全ての方法において、いかにして急速
な熱移動を実現するかが主たる課題となっていた。すな
わち、熱が短時間の内にヤーンの内部に、またその全長
にわたって均一に浸透することが要求される。実際に、
よく知られているように、処理の温度とその加熱の均一
性は、製造されるヤーンの特性に著しい影響を与えるも
のである。
【0003】この熱処理の条件が、処理されるヤーンの
材質、番手、および加熱炉内部の走行スピードの関数と
して変化するものであることはよく知られている。すな
わち、細手ヤーンの心は高番手のものより速く所定温度
に達することは容易に理解されるところである。同様
に、ヤーンは劣化を防止するために、ある上限温度を越
えて加熱してはならないことも知られている。
【0004】合成ヤーンの織成が始まって以来、ほぼ5
0年も前から、できるだけ僅かなエネルギー消費でしか
もできるだけ高速処理のできる加熱炉を作成するための
きわめて多くの提案がなされてきた(一例をあげれば、
1950年代にその生産スピードは毎分数十メートル台
であったものが、今日では毎分1千メートルまたはそれ
以上に達している)。これらの全ての提案は熱交換に関
する次の三つの原理のいずれか一つ、またはその組合せ
を適用することで成立している。すなわち、対流、輻
射、または誘導による加熱である。
【0005】今日の工業的な織成機械において、走行中
のヤーンを加熱するための加熱炉は、熱媒(液体)を用
いるものが一般的であり、この熱媒は、蒸発するときに
その熱を、その流体が直接接触する機体(プレート)に
移動するようになっている(さらに詳しくはフランス特
許第2,619,128号または第2,473,565
号公報参照)。この方法は技術的観点から満足すべきも
のであり、高品質のヤーンを得ることができるものでは
あるが、処理スピードを高めるために次第に長い加熱炉
を建設する傾向になってきている(最近では800m/
min台の処理スピードに対して炉長がほぼ2mに達す
る)。
【0006】一方、非常に古い時期の提案ではあるが、
加熱炉の内部をそのヤーンの素材の融点より明らかに高
い温度に保ち、その加熱炉中に、熱処理は可能であるが
しかしそのヤーンの素材が損傷したり劣化したりしない
平衡温度に達するようにヤーンを走行させる方法が知ら
れている。この技術は特許第1,204,634号およ
び1,117,718号公報に述べられている。しか
し、この「高温処理法」と呼ばれる方法を実施するに
は、特に、その制御をきわめて正確に、かつ処理される
ヤーンの特性に合わせて行わなければならないなど、多
くの課題がある。さらに、このような高温加熱炉にあっ
ては、ヤーンを振動させることなく特定の一定張力に保
つことが困難であるという問題もある。
【0007】上記の高温処理における課題は、本発明者
らによる欧州特許出願第524,111号(US−A−
5,193,293号に対応)に述べられた形式の高温
加熱炉によって満足できるように解決された。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、工業的生産の
ために上記の高温加熱炉を用いるに際して、この加熱炉
の内部に与えるべき正確な温度を簡単かつ迅速に決定す
る方法についてはまだ提案されていなかった。そこで、
機械がかわっても製品の特性が変化しないように、また
経時的にも製品の特性が変化しないようにヤーンを処理
することができる高温処理法が強く求められていた。本
発明は上記の課題を解決するためになされたものであ
り、したがって本発明の目的は、高温処理法によって合
成ヤーンを処理するに際して、走行中のヤーンを加熱す
る高温加熱炉の内部に広がる最適な温度を正確かつ迅速
に決定する方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、合成ヤー
ンの処理のために、特に仮ヨリによる織成操作の間に用
いる高温加熱炉の内部に広がる温度を、与えられた素材
(番手および化学組成)に応じて、上記ヤーンの走行ス
ピードの関数としてばかりでなく、その番手をも関数と
して変更し、この際、上記の温度θ℃を一般式(1)、 θ=aV+b …式(1) によって決定する方法によって解決できる。ここで、式
中:Vは加熱炉内部の毎分メートル(m/min)で表
されるヤーンの走行スピードであり、は線形変動係数
(または傾斜)であって、それ自体がデシテックス(d
tex)で表される番手の関数であり、は補正係数
で、定数であり、その値はまたデシテックス(dte
x)で表されるヤーンの番手の関数として決定されるも
のである。
【0010】上記の課題はまた、本発明の具体例とし
て、上記欧州特許出願第524,111号の提案に従っ
て建造された、600mmの全長を有し、かつ300m
mの接触加熱帯域を有する形式の加熱炉の内部で、ポリ
アミド6.6から製造したヤーンを処理するに際して、
上記加熱炉内部の温度θ℃を式(2):
【0011】
【数2】
【0012】によって決定する方法によって解決でき
る。ここで、式中:T=加熱炉内部の温度℃、V=毎分
メートルで表す加熱炉中のヤーンの走行スピード、であ
る。
【0013】以下、本発明を実施例によって詳しく説明
する。以下の説明においては、特にポリアミド6.6ヤ
ーンの仮ヨリを行う織成操作の間に用いられる加熱炉の
制御に適用する実施例について述べる。また、本発明の
方法によって好適に制御される加熱炉の形式は、欧州特
許出願第524,111号(US−A−5,193,2
93号に対応)に基づくものである。しかし、本発明は
これに限定されるものではなく、他の形式の加熱炉と異
なるヤーン(ポリアミド、ポリエステルなど)の制御に
も適用できるものであることは云うまでもない。従って
加熱炉の内部温度は適用対象によって変化するけれど
も、本発明の方法はこれらにも適用されるものである。
【0014】本発明に従う方法を特徴づける上記の式
(1)は、以下に述べるようにして決定されたものであ
る。これを図1および図2によって説明する。図1は、
異なる番手のヤーンについて、加熱炉の最適内部温度を
通過スピードの関数として示すグラフである。すなわ
ち、例えば22dtexのポリアミド6.6ヤーンにつ
いては、500、800、1000、1200、130
0、および1400m/minのスピードで試験を行
い、そのときの最適炉内温度を測定した。また、110
dtexのヤーンについては、400および1000m
/minのスピードで試験を行った。
【0015】図2は、特定スピード(1000m/mi
n)において、加熱炉内部の最適温度の変化を、上記ヤ
ーンの番手の関数として示すグラフである。ここでは、
番手がそれぞれ22、33、44、および78dtex
であるポリアミド6.6のヤーンについて、1000m
/minのスピードで走行試験を行い、その際の最適炉
内温度を求めたものである。
【0016】以上の予備試験から、走行スピードと番手
の関数としての最適炉内温度が得られる。まず、図1で
は、いずれの番手についても走行スピードと最適炉内温
度との関係は直線を与えている。すなわち、を番手の
関数である線形変動係数(または傾斜)とし、を番手
の関数である補正係数とするとき、 θ=aV+b …式(1) の関係が成立する。この式は例えば1000m/min
のときは、 θ=1000a+b となる。そこで、特定の材質および番手のヤーンについ
て、予備試験においてaとbとを求めておけば、選ばれ
た走行スピードにおける炉内最適温度を決定することが
できる。
【0017】次に、図2における曲線は、多数の回帰曲
線解析によって、全体として、 θ=156ln番手−89 に対応していることがわかる。すなわち、図2の系全体
としては、 θ=1000a+b θ=156ln番手−89 であるから、 156ln番手−89=1000a+b 故に、
【0018】
【数3】
【0019】と与えられる。
【0020】従って、図1の線は、次の形をとる。 θ=aV+b
【0021】
【数4】
【0022】この式からbを決定することができる。す
なわち、 V=0のとき、 番手=110dtex b=320 V=0のとき、 番手= 22dtex b=220 この回帰直線は、 T=0.88b−171.6 を与
えている。すなわち、
【0023】
【数5】
【0024】であり、これから b=1.13T+195 が得られ、その結果、
【0025】
【数6】
【0026】これを整理すれば、式(2)、
【0027】
【数7】
【0028】が得られる。
【0029】
【実施例】上式の正当性を確認するために、条件の異な
る各ヤーンについて、一方においては上記の式を適用
し、他方では実験的に決定した曲線についての検証か
ら、それぞれの最適炉内温度を求めた。この結果を表1
に示す。
【0030】
【表1】
【0031】上表から、これらの間の誤差は、織物の挙
動が+5%の範囲内では変わらないことを考慮すると、
すべて許容範囲内にあることがわかる。従って、上記の
式を用いて、きわめて容易に最適炉内温度が求められる
ことが確認された。
【0032】異なる入手源から得られた各種ヤーンにつ
いて、上記計算による同様な試験を行ったところ、得ら
れたヤーンは、通常の処理(接触加熱)と同等の、また
はより高い弾性試験値を示すことが確認できた。また、
これらのヤーンから編んだニット製品は、いずれも柔軟
な感触を有していた。
【0033】次に、実施例の方法に従って運転される加
熱炉と、従来の接触板を用いた加熱炉との電力消費の比
較を行った。その結果を図3に示す。図3は、各種番手
のヤーンについて、実施例の方法に従って長さ0.6m
の高温加熱炉を用いた場合と、従来例の方法に従って長
さ2.25mの従来の接触型加熱炉を用いた場合との電
力消費(ワット)を示している。
【0034】図3は、本発明の方法に従ってヤーンを高
温で処理することによって、従来の方法に比べ無視する
ことのできない電力消費の節減が達成されることがわか
る。実際、従来の方法(接触加熱)では、その温度は番
手や走行スピードが変わっても一定とされている。一
方、本発明に従って作業すれば、炉内温度は番手とスピ
ードとの関数として変化させるのであるから、電力はそ
れに応じて高下することになる。図3から、本発明の方
法に従う条件で作業した場合に、高温加熱炉の効果とし
て電力消費が、22dtexヤーンの場合には従来法の
4分の1に、また78dtexヤーンの場合には2分の
1になっていることは注目に値する。
【0035】以上説明した本発明の方法は、ポリアミド
6.6ヤーンの処理に限定されるものではなく、他の種
類のヤーンについて加熱炉の温度制御を行う場合にも適
用できることは云うまでもない。あえて例として挙げる
ならば、ポリアミド6に対して実施例と同様な方法を適
用したところ、満足すべき結果が得られた。このときの
温度は、この種の素材に適用し得る温度が実質的に異な
ることに対応して、より低い値に設定されなければなら
ないことは了解されよう。例えば、44dtexのポリ
アミド6.6ヤーンを1000m/minで処理すると
きの最適炉内温度が495℃であるのに対して、本発明
の方法によって処理されるポリアミド6ヤーンの場合
は、410℃台の温度が要求される。
【0036】
【発明の効果】本発明は、合成ヤーンを処理する高温加
熱炉の内部温度を、そのヤーンの素材、番手、および炉
内走行スピードに応じて、式θ=aV+b(θは炉内温
度℃、aはヤーンの番手の関数である線形変化係数、V
は炉中のヤーン走行スピードm/min、bはヤーンの
番手の関数である補正定数)によって決定するものであ
るので、高温処理法によって合成ヤーンを処理するに際
して、走行中のヤーンを加熱する高温加熱炉の内部に広
がる最適な温度を正確かつ迅速に決定することができ、
作業効率を高めることができるばかりでなく、従来のも
のより短い加熱炉で、高品質の処理ヤーンを高速かつ均
質に生産することができる。また電力消費も大幅に低減
することができる。従って、本発明に従う方法を実施す
る効果として、次のことが可能である。試験を行いたい
ときに、好適な温度をより迅速に指定すること。工業生
産に適用できる工程表を作成すること。
【図面の簡単な説明】
【図1】 異なる番手のヤーンについて、加熱炉の最適
内部温度を通過スピードの関数として示すグラフ。
【図2】 特定スピード(1000m/min)におい
て、加熱炉内部の最適温度の変化を、上記ヤーンの番手
の関数として示すグラフ。
【図3】 実施例の方法に従って運転される加熱炉と、
従来の接触板を用いた加熱炉との運転時の電力消費の比
較を表すグラフ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成ヤーンの処理のために、特に仮ヨリ
    による織成操作の間に用いる高温加熱炉の内部に広がる
    温度を、与えられた素材(番手および化学組成)に応じ
    て、上記ヤーンの走行スピードの関数としてばかりでな
    く、その番手をも関数として変更し、この際、上記の温
    度θが、これを℃で表すとき一般式 θ=aV+b から決定され、 式中: − Vは毎分メートル(m/min)で表す加熱炉内部
    のヤーンの走行スピードであり、 − は線形変動係数(または傾斜)を表し、それ自体
    がデシテックス(dtex)で表される番手の関数であ
    り、 − は補正係数で、定数であり、その値はまたデシテ
    ックス(dtex)で表されるヤーンの番手の関数とし
    て決定されるものであることを特徴とする、走行中のヤ
    ーンを加熱するための加熱炉内部に広がる温度を制御す
    ることを可能とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、上記の高
    温加熱炉が、600mmの全長を有し、かつ300mm
    の接触加熱帯域を有する形式のものであり、ポリアミド
    6.6のヤーンの場合に、上記加熱炉内部の温度θが、
    これを℃で表すとき、次式: 【数1】 によって決定され、 式中: T=加熱炉内部の温度 ℃ V=毎分メートルで表す加熱炉内部のヤーンの走行スピ
    ード であることを特徴とする、走行中のヤーンを加熱するた
    めの加熱炉内部に広がる温度を制御することを可能とす
    る方法。
JP5159268A 1992-07-08 1993-06-29 走行中のヤーンを加熱するための加熱炉内部に広がる温度を制御する方法 Withdrawn JPH0673631A (ja)

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