JPH0246117Y2 - - Google Patents
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- JPH0246117Y2 JPH0246117Y2 JP1981041834U JP4183481U JPH0246117Y2 JP H0246117 Y2 JPH0246117 Y2 JP H0246117Y2 JP 1981041834 U JP1981041834 U JP 1981041834U JP 4183481 U JP4183481 U JP 4183481U JP H0246117 Y2 JPH0246117 Y2 JP H0246117Y2
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- Japan
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- transistor
- circuit
- winding
- transformer
- charging
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ドライブトランスを使用してスイツ
チングモードで動作させるトランジスタドライブ
回路に関する。
チングモードで動作させるトランジスタドライブ
回路に関する。
この種のトランジスタドライブ回路は、たとえ
ばスイツチング電源等に広く用いられるものであ
るが、従来は第1図に示すように、プリドライバ
用のトランジスタQ1によるトランジスタ回路と、
メインのトランジスタQ2によるトランジスタ回
路とを、ドライブ用の変圧器T1によつて結合し
た回路構成となつていた。この回路において、ト
ランジスタQ1がベースに入力されるパルスによ
つてオンになると、巻線N11に流れるオン電流に
よる起磁力に基づいて、巻線N12に起電力が誘起
し、起電力E2によつてトランジスタQ2のベース.
エミツタ間が順方向にバイアスされ、トランジス
タQ2がオンとなる。
ばスイツチング電源等に広く用いられるものであ
るが、従来は第1図に示すように、プリドライバ
用のトランジスタQ1によるトランジスタ回路と、
メインのトランジスタQ2によるトランジスタ回
路とを、ドライブ用の変圧器T1によつて結合し
た回路構成となつていた。この回路において、ト
ランジスタQ1がベースに入力されるパルスによ
つてオンになると、巻線N11に流れるオン電流に
よる起磁力に基づいて、巻線N12に起電力が誘起
し、起電力E2によつてトランジスタQ2のベース.
エミツタ間が順方向にバイアスされ、トランジス
タQ2がオンとなる。
次にトランジスタQ1がオフになると、オン時
に蓄積された励磁エネルギーによつて、巻線N12
に前記起電力E2に対して逆方向となるフライバ
ツク電圧E2′が誘起する。このフライバツク電圧
E2′はトランジスタQ2のベース.エミツタ間を逆
方向にバイアスするので、トランジスタQ2がオ
フとなる。このようにして、トランジスタQ1の
スイツチング動作により、変圧器T1を介して結
合されたトランジスタQ2をスイツチングさせ、
直流入力V2をオン、オフするものである。なお
+V1はトランジスタQ1の直流電源電圧、R1はト
ランジスタQ2のベース電流制限用の抵抗である。
に蓄積された励磁エネルギーによつて、巻線N12
に前記起電力E2に対して逆方向となるフライバ
ツク電圧E2′が誘起する。このフライバツク電圧
E2′はトランジスタQ2のベース.エミツタ間を逆
方向にバイアスするので、トランジスタQ2がオ
フとなる。このようにして、トランジスタQ1の
スイツチング動作により、変圧器T1を介して結
合されたトランジスタQ2をスイツチングさせ、
直流入力V2をオン、オフするものである。なお
+V1はトランジスタQ1の直流電源電圧、R1はト
ランジスタQ2のベース電流制限用の抵抗である。
ところで、トランジスタを上述のような、スイ
ツチングモードで動作させる場合、損失を少なく
し、トランジスタを小形、低価格化すると共に、
効率および信頼性を向上させるためには、トラン
ジスタのターンオン時間、ターンオフ時間をでき
るだけ短くしてスイツチングを高速化することが
必要である。ところが、従来のトランジスタドラ
イブ回路は、絶縁等の理由から変圧器T1を用い
て2つのトランジスタ回路を結合していたため、
変圧器T1の巻線N11,N12におけるリーケージイ
ンダクタンス分が働いて、トランジスタのスイツ
チングが遅くなるという宿命的な欠点があつた。
すなわち、変圧器は一般に第2図の等価回路に示
すように、一次巻線N11のリーケージインダクタ
ンスL11および二次巻線N12のリーケージインダ
クタンスL12をT型に接続した等価回路となる。
このリーケージインダクタンスL11,L12のため、
第3図aに示すような立上りの良好なパルスをト
ランジスタQ1のベースに供給した場合でも、変
圧器T1の巻線N12に発生する起電力E2は、第3図
bに示すように立上りが鈍化する。このため、ト
ランジスタQ2のベース電流の立上りも第3図c
に示すように鈍化し、トランジスタQ2のスイツ
チング出力たるコレクタ.エミツタ間電圧VCE
の立上り特性が、第3図dのように鈍くなるので
ある。このため、従来のトランジスタドライブ回
路は、損失の低減、トランジスタの小形、低価格
化および効率、信頼性の向上に限界を生じてい
た。
ツチングモードで動作させる場合、損失を少なく
し、トランジスタを小形、低価格化すると共に、
効率および信頼性を向上させるためには、トラン
ジスタのターンオン時間、ターンオフ時間をでき
るだけ短くしてスイツチングを高速化することが
必要である。ところが、従来のトランジスタドラ
イブ回路は、絶縁等の理由から変圧器T1を用い
て2つのトランジスタ回路を結合していたため、
変圧器T1の巻線N11,N12におけるリーケージイ
ンダクタンス分が働いて、トランジスタのスイツ
チングが遅くなるという宿命的な欠点があつた。
すなわち、変圧器は一般に第2図の等価回路に示
すように、一次巻線N11のリーケージインダクタ
ンスL11および二次巻線N12のリーケージインダ
クタンスL12をT型に接続した等価回路となる。
このリーケージインダクタンスL11,L12のため、
第3図aに示すような立上りの良好なパルスをト
ランジスタQ1のベースに供給した場合でも、変
圧器T1の巻線N12に発生する起電力E2は、第3図
bに示すように立上りが鈍化する。このため、ト
ランジスタQ2のベース電流の立上りも第3図c
に示すように鈍化し、トランジスタQ2のスイツ
チング出力たるコレクタ.エミツタ間電圧VCE
の立上り特性が、第3図dのように鈍くなるので
ある。このため、従来のトランジスタドライブ回
路は、損失の低減、トランジスタの小形、低価格
化および効率、信頼性の向上に限界を生じてい
た。
特に、このトランジスタドライブ回路を用い
て、第4図に示すように、トランジスタQ2のコ
レクタを変圧器T2の巻線N21に接続し、巻線N22
にダイオードD1,D2、チヨークコイルL1および
コンデンサC1等より成る整流平滑回路を接続す
ることにより、スイツチング電源を構成した場合
には、フライホイールダイオードD1,D2のリカ
バリータイムのため、トランジスタQ2のターン
オン時にダイオードD2がシヨート状態となり、
トランジスタQ2に大きな突入電流が流れる。ト
ランジスタQ2の損失の大部分は、このターンオ
ン時の損失によるものであり、トランジスタQ2
のターンオンスピードが遅くなる程増大する。こ
のため、第4図のスイツチング電源は、トランジ
スタQ2の損失が大きくなり、トランジスタQ2と
して大容量かつ高価なものを使用しなければなら
ず、しかも効率、信頼性が低いという欠点があつ
た。
て、第4図に示すように、トランジスタQ2のコ
レクタを変圧器T2の巻線N21に接続し、巻線N22
にダイオードD1,D2、チヨークコイルL1および
コンデンサC1等より成る整流平滑回路を接続す
ることにより、スイツチング電源を構成した場合
には、フライホイールダイオードD1,D2のリカ
バリータイムのため、トランジスタQ2のターン
オン時にダイオードD2がシヨート状態となり、
トランジスタQ2に大きな突入電流が流れる。ト
ランジスタQ2の損失の大部分は、このターンオ
ン時の損失によるものであり、トランジスタQ2
のターンオンスピードが遅くなる程増大する。こ
のため、第4図のスイツチング電源は、トランジ
スタQ2の損失が大きくなり、トランジスタQ2と
して大容量かつ高価なものを使用しなければなら
ず、しかも効率、信頼性が低いという欠点があつ
た。
本考案はこの従来の欠点を除去し、トランジス
タのターン.オン.スピードを高速化し、損失を
低減させ、トランジスタの小形、低価格化を図
り、効率および信頼性を向上させたトランジスタ
ドライブ回路を提供することを目的とする。
タのターン.オン.スピードを高速化し、損失を
低減させ、トランジスタの小形、低価格化を図
り、効率および信頼性を向上させたトランジスタ
ドライブ回路を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本考案は、変圧器で
結合された2つのトランジスタ回路のうち、一方
のトランジスタ回路のスイツチング動作によつて
他方のトランジスタ回路をスイツチングさせる回
路において、前記変圧器の巻線に、前記一方のト
ランジスタ回路のオフ動作時に回路に生ずるフラ
イバツクエネルギーによつて記電され、かつ、前
記一方のトランジスタ回路のターン.オフ動作時
に、前記充電電圧を前記一方のトランジスタ回路
に与えられる直流電源電圧またはこれに比例する
電圧に加算する充放電回路を接続し、前記他のト
ランジスタ回路を前記加算電圧信号によつてター
ン.オンさせることを特徴とする。
結合された2つのトランジスタ回路のうち、一方
のトランジスタ回路のスイツチング動作によつて
他方のトランジスタ回路をスイツチングさせる回
路において、前記変圧器の巻線に、前記一方のト
ランジスタ回路のオフ動作時に回路に生ずるフラ
イバツクエネルギーによつて記電され、かつ、前
記一方のトランジスタ回路のターン.オフ動作時
に、前記充電電圧を前記一方のトランジスタ回路
に与えられる直流電源電圧またはこれに比例する
電圧に加算する充放電回路を接続し、前記他のト
ランジスタ回路を前記加算電圧信号によつてター
ン.オンさせることを特徴とする。
以下実施例たる添付図面を参照し、本考案の内
容を具体的に説明する。第5図は本考案に係るト
ランジスタドライブ回路の回路図である。図にお
いて、第1図と同一の参照符号は機能的に同一性
ある構成部分を示している。この実施例では、ド
ライブ用の変圧器T1の一次側巻線に直列に、ダ
イオードD3を接続すると共に、この一次巻線N11
を巻線N13とN14とに分割し、両巻線N13,N14の
接続点とダイオードD3のアノードとの間にコン
デンサC2を接続することにより、充放電回路を
構成してある。充放電回路の別の実施例として、
直流電源電圧V1と巻線N11との間に挿入接続され
ているダイオードD3を、巻線N11とトランジスタ
Q1との間に移し、ダイオードD3のアノードを巻
線N13の一端に接続すると共に、カソードをトラ
ンジスタQ1のコレクタに接続し、ダイオードD3
のカソードと巻線N13,N14の接続点との間にコ
ンデンサC2を接続する回路構成も考えられる。
容を具体的に説明する。第5図は本考案に係るト
ランジスタドライブ回路の回路図である。図にお
いて、第1図と同一の参照符号は機能的に同一性
ある構成部分を示している。この実施例では、ド
ライブ用の変圧器T1の一次側巻線に直列に、ダ
イオードD3を接続すると共に、この一次巻線N11
を巻線N13とN14とに分割し、両巻線N13,N14の
接続点とダイオードD3のアノードとの間にコン
デンサC2を接続することにより、充放電回路を
構成してある。充放電回路の別の実施例として、
直流電源電圧V1と巻線N11との間に挿入接続され
ているダイオードD3を、巻線N11とトランジスタ
Q1との間に移し、ダイオードD3のアノードを巻
線N13の一端に接続すると共に、カソードをトラ
ンジスタQ1のコレクタに接続し、ダイオードD3
のカソードと巻線N13,N14の接続点との間にコ
ンデンサC2を接続する回路構成も考えられる。
次に回路動作を説明する。まず、コンデンサ
C2の電荷が零である始動時の動作について説明
する。直流電源電圧V1が供給された状態で、ト
ランジスタQ1のベースに高レベル“1”の入力
パルスが供給されると、トランジスタQ1がオン
となる。トランジスタQ1がオンになると、ダイ
オードD3を通して巻線N11に励磁電流が流れ、変
圧器T1の巻線N12に巻数比N12/N11=α2に応じ
た電圧が誘起し、この誘起電圧によつてトランジ
スタQ2がドライブされてオンとなる。この場合、
コンデンサC2は直流電源電圧V1側の端子を
(+)、巻線N14側の端子を(−)として、巻線
N14の両端電圧にほぼ等しい電圧まで充電され
る。
C2の電荷が零である始動時の動作について説明
する。直流電源電圧V1が供給された状態で、ト
ランジスタQ1のベースに高レベル“1”の入力
パルスが供給されると、トランジスタQ1がオン
となる。トランジスタQ1がオンになると、ダイ
オードD3を通して巻線N11に励磁電流が流れ、変
圧器T1の巻線N12に巻数比N12/N11=α2に応じ
た電圧が誘起し、この誘起電圧によつてトランジ
スタQ2がドライブされてオンとなる。この場合、
コンデンサC2は直流電源電圧V1側の端子を
(+)、巻線N14側の端子を(−)として、巻線
N14の両端電圧にほぼ等しい電圧まで充電され
る。
次に、トランジスタQ1に供給される入力パル
スが低レベル“0”になると、トランジスタQ1
がターン.オフする。これに続いてトランジスタ
Q2もターン.オフする。トランジスタQ1、Q2の
ターン.オフ動作により、オン時の励磁エネルギ
ーがフライバツクエネルギーとして、変圧器T1
の巻線に蓄えられる。この場合、巻線N11のフラ
イバツク電圧に注目して見ると、フライバツク電
圧はオン動作時とは極性が逆になるから、電位的
には、トランジスタQ1のコレクタ側が最も高く、
次にコンデンサC2を接続した巻線N13と巻線N14
との接続点が高く、ダイオードD3を接続した巻
線N14の端部が最も低くなる。このため、コンデ
ンサC2は巻線N13と巻線N14との接続点側端子を
(+)、ダイオードD3との接続点側端子を(−)
とし、ダイオードD3を通して、巻線N14の両端に
生じるフライバツク電圧に略等しい電圧で充電さ
れる。従つて、コンデンサC2はオフ時にはオン
時と逆極性に充電される。
スが低レベル“0”になると、トランジスタQ1
がターン.オフする。これに続いてトランジスタ
Q2もターン.オフする。トランジスタQ1、Q2の
ターン.オフ動作により、オン時の励磁エネルギ
ーがフライバツクエネルギーとして、変圧器T1
の巻線に蓄えられる。この場合、巻線N11のフラ
イバツク電圧に注目して見ると、フライバツク電
圧はオン動作時とは極性が逆になるから、電位的
には、トランジスタQ1のコレクタ側が最も高く、
次にコンデンサC2を接続した巻線N13と巻線N14
との接続点が高く、ダイオードD3を接続した巻
線N14の端部が最も低くなる。このため、コンデ
ンサC2は巻線N13と巻線N14との接続点側端子を
(+)、ダイオードD3との接続点側端子を(−)
とし、ダイオードD3を通して、巻線N14の両端に
生じるフライバツク電圧に略等しい電圧で充電さ
れる。従つて、コンデンサC2はオフ時にはオン
時と逆極性に充電される。
上述のようにして、コンデンサC2がフライバ
ツクエネルギーによつて充電された後、トランジ
スタQ1が、第6図aの高レベル“1”のパルス
入力によつてターン.オンする。ここで、オフ時
にコンデンサC2に充電された充電電圧は、前述
したように、巻線N13と巻線N14との接続点側端
子を(+)、ダイオードD3との接続点側端子を
(−)とする極性になつており、直流電源電圧V1
と同極性になつている。しかも、ターン.オン初
期には、フライバツクエネルギーによつてコンデ
ンサC2に蓄えられた充電電圧が、ダイオードD3
に対して逆方向に印加されているので、ダイオー
ドD3は不導通である。このため、ターン.オン
時には、変圧器T1の巻線N13が直流電源電圧V1
にコンデンサC2の充電電圧を加算した電圧によ
つて駆動され、巻線N12に生ずる起電力E21は、
第6図bのイで示すように、レベルが高くなり、
トランジスタQ2のベース電流が、第6図cに示
すように、ターン.オン初期にピークとなり、ト
ランジスタQ2が第6図dに示すように急速にタ
ーン.オンすることとなる。
ツクエネルギーによつて充電された後、トランジ
スタQ1が、第6図aの高レベル“1”のパルス
入力によつてターン.オンする。ここで、オフ時
にコンデンサC2に充電された充電電圧は、前述
したように、巻線N13と巻線N14との接続点側端
子を(+)、ダイオードD3との接続点側端子を
(−)とする極性になつており、直流電源電圧V1
と同極性になつている。しかも、ターン.オン初
期には、フライバツクエネルギーによつてコンデ
ンサC2に蓄えられた充電電圧が、ダイオードD3
に対して逆方向に印加されているので、ダイオー
ドD3は不導通である。このため、ターン.オン
時には、変圧器T1の巻線N13が直流電源電圧V1
にコンデンサC2の充電電圧を加算した電圧によ
つて駆動され、巻線N12に生ずる起電力E21は、
第6図bのイで示すように、レベルが高くなり、
トランジスタQ2のベース電流が、第6図cに示
すように、ターン.オン初期にピークとなり、ト
ランジスタQ2が第6図dに示すように急速にタ
ーン.オンすることとなる。
また、第5図の実施例の場合、直流電源電圧
V1からコンデンサC2を介して、変圧器T1の巻線
N13がドライブされ、変圧器T1の二次側巻線N12
に巻線N13と巻線N12との巻数比N12/N13=α1に
比例する起電力E21が発生し、この起電力E21によ
りトランジスタQ2にベース電流が流れ、トラン
ジスタQ2がターン.オンする。巻線N13と巻線
N12との巻線比α1は、一次側の総巻線N11と巻線
N12との巻数比N12/N11=α2より大であり、巻線
N12に生ずる起電力E21が高くなる。このため、
ターン.オン時には、直流電源電圧V1に対する
コンデンサC2の充電電圧の加算による誘起電圧
E12の上昇作用と、巻数比α1の増大による誘起電
圧E12の上昇作用とにより、巻線N12に生ずる起
電力E21がより一層上昇し、これによりトランジ
スタQ2が急速にターン.オンすることとなる。
V1からコンデンサC2を介して、変圧器T1の巻線
N13がドライブされ、変圧器T1の二次側巻線N12
に巻線N13と巻線N12との巻数比N12/N13=α1に
比例する起電力E21が発生し、この起電力E21によ
りトランジスタQ2にベース電流が流れ、トラン
ジスタQ2がターン.オンする。巻線N13と巻線
N12との巻線比α1は、一次側の総巻線N11と巻線
N12との巻数比N12/N11=α2より大であり、巻線
N12に生ずる起電力E21が高くなる。このため、
ターン.オン時には、直流電源電圧V1に対する
コンデンサC2の充電電圧の加算による誘起電圧
E12の上昇作用と、巻数比α1の増大による誘起電
圧E12の上昇作用とにより、巻線N12に生ずる起
電力E21がより一層上昇し、これによりトランジ
スタQ2が急速にターン.オンすることとなる。
この後、コンデンサC2がオフ時と逆方向に充
電されると、ダイオードD3が導通し、変圧器T1
が一次側の総巻線N11(=N13+N14)を通してド
ライブされ、その二次側の巻線N12にはその巻数
比α2に比例した起電力が発生し、この起電力によ
りトランジスタQ2がターン.オン動作を継続す
る。
電されると、ダイオードD3が導通し、変圧器T1
が一次側の総巻線N11(=N13+N14)を通してド
ライブされ、その二次側の巻線N12にはその巻数
比α2に比例した起電力が発生し、この起電力によ
りトランジスタQ2がターン.オン動作を継続す
る。
次に、トランジスタQ1がターンオフすると、
コンデンサC2に蓄積されていた電荷がダイオー
ドD3、巻線N14を通して放電されると共に、変圧
器T1の巻線N11,N12に生ずるフライバツクエネ
ルギーにより、コンデンサC2がターン.オン時
とは逆の方向に充電される。これと同時に、トラ
ンジスタQ2が急速にターンオフする。以上の動
作を繰返して、トランジスタQ2がトランジスタ
Q1のスイツチング動作に同期してスイツチング
動作を継続する。
コンデンサC2に蓄積されていた電荷がダイオー
ドD3、巻線N14を通して放電されると共に、変圧
器T1の巻線N11,N12に生ずるフライバツクエネ
ルギーにより、コンデンサC2がターン.オン時
とは逆の方向に充電される。これと同時に、トラ
ンジスタQ2が急速にターンオフする。以上の動
作を繰返して、トランジスタQ2がトランジスタ
Q1のスイツチング動作に同期してスイツチング
動作を継続する。
以上のように、本考案においては、コンデンサ
C2、ダイオードD3による充放電回路を変圧器T1
の巻線に接続し、トランジスタQ1のオフ動作時
に回路に生ずるフライバツクエネルギーによつて
コンデンサC2を充電すると共に、トランジスタ
Q1のターン.オン動作時に、コンデンサC2の充
電電圧を直流電源電圧V1に加算し、トランジス
タQ2を加算電圧信号によつてターン.オンさせ
るようにしたから、パワートランジスタQ2のタ
ーン.オンスピードを高速化し、損失を低減さ
せ、トランジスタQ2の小形化、低価格化を図り、
効率及び信頼性を向上させることができる。因
に、従来回路ではパワートランジスタQ2の損失
が8W程度であつたが、本考案ではこれを5W程度
まで低減することができた。
C2、ダイオードD3による充放電回路を変圧器T1
の巻線に接続し、トランジスタQ1のオフ動作時
に回路に生ずるフライバツクエネルギーによつて
コンデンサC2を充電すると共に、トランジスタ
Q1のターン.オン動作時に、コンデンサC2の充
電電圧を直流電源電圧V1に加算し、トランジス
タQ2を加算電圧信号によつてターン.オンさせ
るようにしたから、パワートランジスタQ2のタ
ーン.オンスピードを高速化し、損失を低減さ
せ、トランジスタQ2の小形化、低価格化を図り、
効率及び信頼性を向上させることができる。因
に、従来回路ではパワートランジスタQ2の損失
が8W程度であつたが、本考案ではこれを5W程度
まで低減することができた。
ダイオードD3、コンデンサC2による充放電回
路の構成方法としては、第5図に示すものに限ら
ず、種々の変形が考えられる。第7図および第8
図はその例を示している。まず第7図は変圧器
T1の二次側巻線N12を、巻線N15とN16とに分け、
この巻線N15,N16にコンデンサC2とダイオード
D3より成る充放電回路を接続した回路構成とな
つている。コンデンサC2の一端は充放電回路内
にベース制限用抵抗R1が入るように、抵抗R1と
トランジスタQ2のベースとの接続点に接続して
もよい。この実施例の場合は、トランジスタQ1
のオフ動作時に、変圧器T1の巻線N16に生ずるフ
ライバツクエネルギーによつてコンデンサC2を
充電すると共に、トランジスタQ1のターン.オ
ン動作時に、コンデンサC2の充電電圧を、巻線
N12に生じる誘起電圧(直流電源電圧V1に比例す
る電圧)に加算し、トランジスタQ2をこの加算
電圧によつてターン.オンさせるようになつてい
る。トランジスタQ1のオフ動作時には、コンデ
ンサC2は巻線N16を接続した端子側が(−)、ダ
イオードD3のカソードを接続した端子側が(+)
となるように充電される。この充電電圧は、トラ
ンジスタQ1がターン.オンした時に巻線N12に生
じる誘起電圧と極性が同方向となる。
路の構成方法としては、第5図に示すものに限ら
ず、種々の変形が考えられる。第7図および第8
図はその例を示している。まず第7図は変圧器
T1の二次側巻線N12を、巻線N15とN16とに分け、
この巻線N15,N16にコンデンサC2とダイオード
D3より成る充放電回路を接続した回路構成とな
つている。コンデンサC2の一端は充放電回路内
にベース制限用抵抗R1が入るように、抵抗R1と
トランジスタQ2のベースとの接続点に接続して
もよい。この実施例の場合は、トランジスタQ1
のオフ動作時に、変圧器T1の巻線N16に生ずるフ
ライバツクエネルギーによつてコンデンサC2を
充電すると共に、トランジスタQ1のターン.オ
ン動作時に、コンデンサC2の充電電圧を、巻線
N12に生じる誘起電圧(直流電源電圧V1に比例す
る電圧)に加算し、トランジスタQ2をこの加算
電圧によつてターン.オンさせるようになつてい
る。トランジスタQ1のオフ動作時には、コンデ
ンサC2は巻線N16を接続した端子側が(−)、ダ
イオードD3のカソードを接続した端子側が(+)
となるように充電される。この充電電圧は、トラ
ンジスタQ1がターン.オンした時に巻線N12に生
じる誘起電圧と極性が同方向となる。
また、第8図はスイツチング電源等において、
トランジスタQ1のオフ時に、メインの変圧器T2
の巻線N23に生ずるフライバツクエネルギーを利
用して、コンデンサC2を充電し、トランジスタ
Q1がターン.オンした時にこの充電電圧を直流
電源電圧V1に加算し、変圧器T1の巻線N11をこ
の加算電圧によつて駆動するようになつている。
D4はフライバツクエネルギー充電用のダイオー
ドである。
トランジスタQ1のオフ時に、メインの変圧器T2
の巻線N23に生ずるフライバツクエネルギーを利
用して、コンデンサC2を充電し、トランジスタ
Q1がターン.オンした時にこの充電電圧を直流
電源電圧V1に加算し、変圧器T1の巻線N11をこ
の加算電圧によつて駆動するようになつている。
D4はフライバツクエネルギー充電用のダイオー
ドである。
なお、巻線N13,N14,N15,N16は個別巻線に
よつて構成してもよく、巻線N11,N12に中間タ
ツプを設けて構成してもよい。また、トランジス
タQ1,Q2をPNPタイプのトランジスタで構成す
ることも自由である。更に、ベース制限用抵抗
R1は一次側巻線N11側に設けてもよい。
よつて構成してもよく、巻線N11,N12に中間タ
ツプを設けて構成してもよい。また、トランジス
タQ1,Q2をPNPタイプのトランジスタで構成す
ることも自由である。更に、ベース制限用抵抗
R1は一次側巻線N11側に設けてもよい。
以上述べたように、本考案は、変圧器で結合さ
れた2つのトランジスタ回路のうち、一方のトラ
ンジスタ回路のスイツチング動作によつて他方の
トランジスタ回路をスイツチングさせる回路にお
いて、前記変圧器の巻線に、前記一方のトランジ
スタ回路のオフ動作時に回路に生ずるフライバツ
クエネルギーによつて充電され、かつ、前記一方
のトランジスタ回路のターン.オン動作時に、前
記充電電圧を前記一方のトランジスタ回路に与え
られる直流電源電圧またはこれに比例する電圧に
加算する充放電回路を接続し、前記他のトランジ
スタ回路を前記加算電圧信号によつてターン.オ
ンさせることを特徴とするから、トランジスタの
ターン.オンスピードを高速化して損失を減少さ
せ、トランジスタの小形化、低価格化を図り、効
率及び信頼性を向上させたトランジスタドライブ
回路を提供することができる。
れた2つのトランジスタ回路のうち、一方のトラ
ンジスタ回路のスイツチング動作によつて他方の
トランジスタ回路をスイツチングさせる回路にお
いて、前記変圧器の巻線に、前記一方のトランジ
スタ回路のオフ動作時に回路に生ずるフライバツ
クエネルギーによつて充電され、かつ、前記一方
のトランジスタ回路のターン.オン動作時に、前
記充電電圧を前記一方のトランジスタ回路に与え
られる直流電源電圧またはこれに比例する電圧に
加算する充放電回路を接続し、前記他のトランジ
スタ回路を前記加算電圧信号によつてターン.オ
ンさせることを特徴とするから、トランジスタの
ターン.オンスピードを高速化して損失を減少さ
せ、トランジスタの小形化、低価格化を図り、効
率及び信頼性を向上させたトランジスタドライブ
回路を提供することができる。
第1図は従来のトランジスタドライブ回路の回
路図、第2図は変圧器の等価回路図、第3図は第
1図のトランジスタドライブ回路の各点における
波形図、第4図は第1図のトランジスタドライブ
回路を使用したスイツチング電源の回路図、第5
図は本考案に係るトランジスタドライブ回路の回
路図、第6図は同じくその各点における波形図、
第7図および第8図は同じく他の実施例における
各回路図を示している。 Q1,Q2……トランジスタ、T1……変圧器、
N11,N12,N13,N14,N15,N16……巻線、D3…
…ダイオード、C2……コンデンサ。
路図、第2図は変圧器の等価回路図、第3図は第
1図のトランジスタドライブ回路の各点における
波形図、第4図は第1図のトランジスタドライブ
回路を使用したスイツチング電源の回路図、第5
図は本考案に係るトランジスタドライブ回路の回
路図、第6図は同じくその各点における波形図、
第7図および第8図は同じく他の実施例における
各回路図を示している。 Q1,Q2……トランジスタ、T1……変圧器、
N11,N12,N13,N14,N15,N16……巻線、D3…
…ダイオード、C2……コンデンサ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 変圧器で結合された2つのトランジスタ回路
のうち、一方のトランジスタ回路のスイツチン
グ動作によつて他方のトランジスタ回路をスイ
ツチングさせる回路において、前記変圧器の巻
線に、前記一方のトランジスタ回路のオフ動作
時に回路に生ずるフライバツクエネルギーによ
つて充電され、かつ、前記一方のトランジスタ
回路のターン.オン動作時に、前記充電電圧を
前記一方のトランジスタ回路に与えられる直流
電源電圧またはこれに比例する電圧に加算する
充放電回路を接続し、前記他のトランジスタ回
路を前記加算電圧信号によつてターン.オンさ
せることを特徴とするトランジスタドライブ回
路。 (2) 前記充放電回路は、前記変圧器の一次側の巻
線に接続したことを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項に記載のトランジスタドライブ
回路。 (3) 前記充放電回路は、前記変圧器の二次側の巻
線に接続したことを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項に記載のトランジスタドライブ
回路。 (4) 前記変圧器の一次巻線を2分し、その接続点
に前記充放電回路を構成するコンデンサを接続
したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第2項に記載のトランジスタドライブ回路。 (5) 前記変圧器の二次巻線を2分し、前記充放電
回路は2分された巻線の一つを含む回路ループ
として構成したことを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第3項に記載のトランジスタドライ
ブ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981041834U JPH0246117Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981041834U JPH0246117Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57155841U JPS57155841U (ja) | 1982-09-30 |
| JPH0246117Y2 true JPH0246117Y2 (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=29838874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981041834U Expired JPH0246117Y2 (ja) | 1981-03-25 | 1981-03-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0246117Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5327705Y2 (ja) * | 1974-02-08 | 1978-07-13 |
-
1981
- 1981-03-25 JP JP1981041834U patent/JPH0246117Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57155841U (ja) | 1982-09-30 |
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