JPH0246462B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0246462B2 JPH0246462B2 JP58176200A JP17620083A JPH0246462B2 JP H0246462 B2 JPH0246462 B2 JP H0246462B2 JP 58176200 A JP58176200 A JP 58176200A JP 17620083 A JP17620083 A JP 17620083A JP H0246462 B2 JPH0246462 B2 JP H0246462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- stainless steel
- eoe
- aluminum
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D17/00—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions
- B65D17/28—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness
- B65D17/401—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall
- B65D17/4012—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall for opening partially by means of a tearing tab
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本発明は飲料缶、食缶等の容器に用いるイージ
ーオープンエンド(以下EOEと称す)に関する
ものである。 (b) 従来技術 従来金属容器に用いられているEOEには、ス
テイール及びアルミ製の2者がある。これらはい
ずれもすべてそのエンドタブとの接合を機械的な
かしめ構造によつてきた。これらの製造工程を簡
単に述べると缶内面部に対応した面全面に予め塗
装を行つた缶蓋形状の金属板表面にスコア加工を
行い、中心部近くに直径2〜5mm加工高さ1〜5
mm程度の突起を形成し、その上に前もつて打ち抜
き加工等により、指入れ取手及び前記突起に対応
した取付け用の2つの穴をあけておいたエンドタ
ブを位置決めを行いつつ、取付け用穴を該突起に
はめ込んだ(嵌合法)後、該突起を押しつぶしエ
ンドタブの固定を行う。その後、該突起を押しつ
ぶした所の缶内面部の補修塗装を行い、EOEを
有する缶蓋を製造してきた。この様にして作られ
たステイール、アルミ等のEOE缶蓋は、胴部が
ステイール、アルミ等の金属容器、あるいはプラ
スチツク等の容器にも使用されてきた。このう
ち、ステイール缶分野でみるとその胴部は各種表
面処理鋼板等によるステイール製にもかかわらず
蓋部がステイール製のものもあれば、後述する理
由によりアルミ製のものもあり、近年の社会的要
求である。モノメタル化(同一素材による缶)に
よる資源リサイクルの要求に充分応える事ができ
ないのが現状である。 従来のステイール製EOEはアルミ製のものと
較べると開缶性におとり、その使用分野をさまた
げてきた。というのは、前述した製造工程で述べ
た様に、缶蓋部の鋼材又はアルミ板に要求される
性能はエンドタブを引つ張つた時にスコア部が低
応力で容易にちぎれる性能と、一方でエンドタブ
との接合を行うのにかしめる為、大きな張出し成
形性を有するという二点で、これらは相反するき
びしい性能である。この為降状応力が低く、又成
形性にも秀れたアルミには適しているが、ステイ
ールにおいては、アルミ並みに前記2つの性能を
両方とも満足する事が困難でその結果、開缶性に
おいてはアルミに劣るとされてきた。又、従来の
EOE製造工程では前述した様にエンドタブをつ
ける為に押しつぶした張り出し成形部の缶内面部
の内容物充填後の腐食を防ぐ為に補修塗装を行つ
ているわけであるが、ステイール製にしろ、アル
ミ製にしろその凹部全面に塗料が行き渡つている
保障がなくややもすると腐食発性の起点にもなつ
ていた。 (c) 発生の目的 本発明は金属容器用ステイール製EOEに見ら
れるかかる不都合を解決する為に開発されたもの
である。張り出し成形性の性能を求めず、アルミ
製EOE部と同等もしくはそれをしのぐ開缶性の
みを有する鋼板素材を得る事は両者を満たす素材
を開発するのに較べ容異である。その為には、張
り出し成形そしてその後の押しつぶしによる機械
的かしめ構造によらないエンドタブ固定方法であ
ればよいとの知見から本発明の溶液構造化する方
法に至つた。溶接構造化されたステイール製
EOEの開発により従来開缶性の面から胴部がス
テイール製でアルミ製EOEを使用してきたステ
イール缶のモノメタル化、そしてそれによる資源
回収容易化、さらにはアルミに較べより廉価なス
テイール缶の供給量増大が可能となる。 (d) 発明の構成 ステイール製EOEを開発するに当り、EOE部
として満足すべき性能は開缶性と展示販売中の耐
食性等である。このうち耐食性に関しては、缶内
容物に対するものと、缶外面の大気にふれている
部位のものとがある。缶内容物に対する耐食性に
関してはそれぞれの内容物に対し、Snメツキ鋼
板であるブリキ、クロムメツキ鋼板であるテイン
フリーステイール(以下テインフリーステイー
ル)、Niメツキ鋼板、さらには各種合金メツキ鋼
板など用途により使用されている。一方、エンド
タブの材質としてはその加工工程より打ち抜き加
工した断面からの腐食の心配からステンレスステ
イールが有利であるが、断面表出部の塗装又はハ
ゼ折り加工等により防錆が可能な事からステンレ
スステイールの他に各種表面処理鋼板を用いる事
ができる。しかしながら後述する溶接性の面から
表面酸化層の固いステンレスステイール及びテイ
ンフリーステイールが有利である事が分つた。さ
てこれらスコア加工した表面処理鋼板製イージー
オープン蓋部と打ち抜き加工したステンレスステ
イール又はテインフリーステイール製のエンドタ
ブとを機械的かしめ構造によらず、溶液により固
定するのであるが、通常の溶接法では非常に困難
である事が分つた。というのは、通常缶蓋部には
0.30mmt以下の板厚の材料が用いられるが、これ
らを通常の溶接法で行うと、板厚方向に熱影響部
が拡がり、缶内面部に対応した面を予め覆つてい
た塗膜がその熱影響により黒変等の変化をし、美
観さらにはその後の補修塗装がうまくいかないと
いう幣害をきたす。この事から溶接法としては接
合面積に較べ板厚向の熱影響部の厚みが非常に薄
い溶接法が必要である事が分つた。その為各種鋼
材の組み合わせ、各種溶接法及び溶接条件につい
て種々研究の結果、超音波溶接法を用いる事で適
切な接合が可能となる事が分つた。超音波溶接法
は従来、アルミ、銅等の軽金属又はプラスチツク
等の分野で利用されてきた方法であるが、鋼材の
分野への適用は皆無に等しい。今回各種鋼板を用
いて試験を行つた。その結果、Snメツキ鋼板で
あるブリキ同志の溶接などにおいては時間及びパ
ワー等を必要とし困難さを伴つていたものが、一
方の板にステンレスステイール又はテインフリー
ステイールを用いる事で、より容易に短時間でし
かも熱影響域の少ない溶接部が得られる事が分つ
た。これは以下の事によるとみられる。ブリキ同
志の超音波溶接においては、表面のSn層の除去
が最初に行なわれ、地金表面露出後溶接点形成及
び成長による接合が進行すると考えられるが、こ
の表面のSn層が非常に軟かく除去される前に溶
融状態もしくはそれに近い状態となる為、接触部
の摩擦係数の急激な低下がおこり、その後の過程
が進行しなくなる。この為、ブリキ同志の組み合
わせでは超音波溶接を用いても適切な接合部が得
られない。一方、溶液される2枚の鋼板のうち、
少なくとも一方の板にステンレスステイール又は
テインフリーステイールを用いると、それら鋼板
の表面に存在する薄くて固い酸化物又は水酸化物
層の皮膜が、超音波振動により破壊され新鮮な地
金部が簡単に露出する。一方、破壊された皮膜は
非常に硬い物質である為に他方の被溶接材である
例えばブリキ等の各種表面鋼板に対し、あたかも
研摩材の様な働きをし、その表面層を容易に除去
し、接合過程を促進する効果を持つている事が分
つた。この様に、一方の板にステンレスステイー
ル又はテインフリーステイールを用い、かつ超音
波溶接を適用する事で初めて熱影響部の少ない適
切な接合部を得られる事が分つた。尚、ステンレ
スステイール又はテインフリーステイール製エン
ドタブと接合する蓋材としては、Snメツキ鋼板
であるブリキ以外にも、テインフリーステイール
を用いても試験を実施したが、やはり適正な接合
部を得る事ができた。 この様にして飲料缶、食缶等に用いる表面処理
鋼板製のイージーオープン蓋部に超音波溶接によ
り固定されたステンレスステイール又はテインフ
リーステイール製のエンドタブを持つ従来なかつ
た新しいステイール製EOEの提供が可能となつ
た。 (e) 実施例 以下、本発明を利用した実施例を示す。超音波
溶接機は出力1.2Kwのものを使用した。加圧力50
〜100Kg溶接時間0.1〜0.8secで行つた。溶接後の
試験としては、予め缶内面に対応した面に塗布し
ておいた塗料に熱影響が及んでいないかどうか、
及びそれら継手の強度試験として缶のEOE部を
シミツレートする型でT型引張り試験を行い接合
強度を求めた。供試材として板厚0.20〜0.30mmt
のSnメツキ鋼板であるET#25、クロムメツキ鋼
板であるテインフリーステイール、SUS410系ス
テンレスステイールの3種類を用いた。尚超音波
振動が印加される側としてエンドタブ側を想定
し、エンドタブ材として上記3鋼種を用い蓋材と
してやはり上記3鋼種を用いた。その結果を表に
示す。表からエンドタブ材としてステンレスステ
イール又はテインフリーステイールを用いて、超
音波溶接したEOEは、補修塗装なしに、又は若
干の補修塗装を行つて実用化できる事が理解でき
る。なお接合強度としては開缶時に必要な値であ
る3〜5Kgを1つの基準として考え、十分である
と考えられる20Kg以上の接合強度を有したものが
〇、10Kg超20Kg未満の接合強度を有したものが
△、10Kg未満のものを×とした。熱影響の評価基
準としては、全く塗膜に変化のみられなかつたも
のを〇、少しだけ変化があるが補修可能なものを
△、補修困難と思われるほど変化したものを×と
した。 (f) 発明の効果 この様に、本発明に述べた様に表面処理鋼板製
イージーオープン缶蓋と、ステンレスステイール
又はテインフリーステイール製のエンドタブを超
音波溶接により固定する事で、従来実現できなか
つた溶接構造でしかも熱影響が少なく、かつ強度
を十分に有したEOEを得られる事が明らかとな
つた。又本発明を利用する事で従来機械かしめ後
の補修塗装が必要であつたものが加工等を受け
ず、予め塗布された塗膜の損傷も非常に軽微です
むため、補修塗装が非常に軽減されるとともに、
従来の様な凹部の塗り残し等による腐食発生の心
配のないステイール製EOEが製造される。 本発明によれば、従来かしめ構造でないと製造
できないと信じられてきたEOEが溶接によつて
製造可能となるため、その製造工程の簡略化、素
材の低廉化モノメタル化等、工業的に計りしれな
いメリツトを有するものであり工業的価値は甚大
である。 【表】
ーオープンエンド(以下EOEと称す)に関する
ものである。 (b) 従来技術 従来金属容器に用いられているEOEには、ス
テイール及びアルミ製の2者がある。これらはい
ずれもすべてそのエンドタブとの接合を機械的な
かしめ構造によつてきた。これらの製造工程を簡
単に述べると缶内面部に対応した面全面に予め塗
装を行つた缶蓋形状の金属板表面にスコア加工を
行い、中心部近くに直径2〜5mm加工高さ1〜5
mm程度の突起を形成し、その上に前もつて打ち抜
き加工等により、指入れ取手及び前記突起に対応
した取付け用の2つの穴をあけておいたエンドタ
ブを位置決めを行いつつ、取付け用穴を該突起に
はめ込んだ(嵌合法)後、該突起を押しつぶしエ
ンドタブの固定を行う。その後、該突起を押しつ
ぶした所の缶内面部の補修塗装を行い、EOEを
有する缶蓋を製造してきた。この様にして作られ
たステイール、アルミ等のEOE缶蓋は、胴部が
ステイール、アルミ等の金属容器、あるいはプラ
スチツク等の容器にも使用されてきた。このう
ち、ステイール缶分野でみるとその胴部は各種表
面処理鋼板等によるステイール製にもかかわらず
蓋部がステイール製のものもあれば、後述する理
由によりアルミ製のものもあり、近年の社会的要
求である。モノメタル化(同一素材による缶)に
よる資源リサイクルの要求に充分応える事ができ
ないのが現状である。 従来のステイール製EOEはアルミ製のものと
較べると開缶性におとり、その使用分野をさまた
げてきた。というのは、前述した製造工程で述べ
た様に、缶蓋部の鋼材又はアルミ板に要求される
性能はエンドタブを引つ張つた時にスコア部が低
応力で容易にちぎれる性能と、一方でエンドタブ
との接合を行うのにかしめる為、大きな張出し成
形性を有するという二点で、これらは相反するき
びしい性能である。この為降状応力が低く、又成
形性にも秀れたアルミには適しているが、ステイ
ールにおいては、アルミ並みに前記2つの性能を
両方とも満足する事が困難でその結果、開缶性に
おいてはアルミに劣るとされてきた。又、従来の
EOE製造工程では前述した様にエンドタブをつ
ける為に押しつぶした張り出し成形部の缶内面部
の内容物充填後の腐食を防ぐ為に補修塗装を行つ
ているわけであるが、ステイール製にしろ、アル
ミ製にしろその凹部全面に塗料が行き渡つている
保障がなくややもすると腐食発性の起点にもなつ
ていた。 (c) 発生の目的 本発明は金属容器用ステイール製EOEに見ら
れるかかる不都合を解決する為に開発されたもの
である。張り出し成形性の性能を求めず、アルミ
製EOE部と同等もしくはそれをしのぐ開缶性の
みを有する鋼板素材を得る事は両者を満たす素材
を開発するのに較べ容異である。その為には、張
り出し成形そしてその後の押しつぶしによる機械
的かしめ構造によらないエンドタブ固定方法であ
ればよいとの知見から本発明の溶液構造化する方
法に至つた。溶接構造化されたステイール製
EOEの開発により従来開缶性の面から胴部がス
テイール製でアルミ製EOEを使用してきたステ
イール缶のモノメタル化、そしてそれによる資源
回収容易化、さらにはアルミに較べより廉価なス
テイール缶の供給量増大が可能となる。 (d) 発明の構成 ステイール製EOEを開発するに当り、EOE部
として満足すべき性能は開缶性と展示販売中の耐
食性等である。このうち耐食性に関しては、缶内
容物に対するものと、缶外面の大気にふれている
部位のものとがある。缶内容物に対する耐食性に
関してはそれぞれの内容物に対し、Snメツキ鋼
板であるブリキ、クロムメツキ鋼板であるテイン
フリーステイール(以下テインフリーステイー
ル)、Niメツキ鋼板、さらには各種合金メツキ鋼
板など用途により使用されている。一方、エンド
タブの材質としてはその加工工程より打ち抜き加
工した断面からの腐食の心配からステンレスステ
イールが有利であるが、断面表出部の塗装又はハ
ゼ折り加工等により防錆が可能な事からステンレ
スステイールの他に各種表面処理鋼板を用いる事
ができる。しかしながら後述する溶接性の面から
表面酸化層の固いステンレスステイール及びテイ
ンフリーステイールが有利である事が分つた。さ
てこれらスコア加工した表面処理鋼板製イージー
オープン蓋部と打ち抜き加工したステンレスステ
イール又はテインフリーステイール製のエンドタ
ブとを機械的かしめ構造によらず、溶液により固
定するのであるが、通常の溶接法では非常に困難
である事が分つた。というのは、通常缶蓋部には
0.30mmt以下の板厚の材料が用いられるが、これ
らを通常の溶接法で行うと、板厚方向に熱影響部
が拡がり、缶内面部に対応した面を予め覆つてい
た塗膜がその熱影響により黒変等の変化をし、美
観さらにはその後の補修塗装がうまくいかないと
いう幣害をきたす。この事から溶接法としては接
合面積に較べ板厚向の熱影響部の厚みが非常に薄
い溶接法が必要である事が分つた。その為各種鋼
材の組み合わせ、各種溶接法及び溶接条件につい
て種々研究の結果、超音波溶接法を用いる事で適
切な接合が可能となる事が分つた。超音波溶接法
は従来、アルミ、銅等の軽金属又はプラスチツク
等の分野で利用されてきた方法であるが、鋼材の
分野への適用は皆無に等しい。今回各種鋼板を用
いて試験を行つた。その結果、Snメツキ鋼板で
あるブリキ同志の溶接などにおいては時間及びパ
ワー等を必要とし困難さを伴つていたものが、一
方の板にステンレスステイール又はテインフリー
ステイールを用いる事で、より容易に短時間でし
かも熱影響域の少ない溶接部が得られる事が分つ
た。これは以下の事によるとみられる。ブリキ同
志の超音波溶接においては、表面のSn層の除去
が最初に行なわれ、地金表面露出後溶接点形成及
び成長による接合が進行すると考えられるが、こ
の表面のSn層が非常に軟かく除去される前に溶
融状態もしくはそれに近い状態となる為、接触部
の摩擦係数の急激な低下がおこり、その後の過程
が進行しなくなる。この為、ブリキ同志の組み合
わせでは超音波溶接を用いても適切な接合部が得
られない。一方、溶液される2枚の鋼板のうち、
少なくとも一方の板にステンレスステイール又は
テインフリーステイールを用いると、それら鋼板
の表面に存在する薄くて固い酸化物又は水酸化物
層の皮膜が、超音波振動により破壊され新鮮な地
金部が簡単に露出する。一方、破壊された皮膜は
非常に硬い物質である為に他方の被溶接材である
例えばブリキ等の各種表面鋼板に対し、あたかも
研摩材の様な働きをし、その表面層を容易に除去
し、接合過程を促進する効果を持つている事が分
つた。この様に、一方の板にステンレスステイー
ル又はテインフリーステイールを用い、かつ超音
波溶接を適用する事で初めて熱影響部の少ない適
切な接合部を得られる事が分つた。尚、ステンレ
スステイール又はテインフリーステイール製エン
ドタブと接合する蓋材としては、Snメツキ鋼板
であるブリキ以外にも、テインフリーステイール
を用いても試験を実施したが、やはり適正な接合
部を得る事ができた。 この様にして飲料缶、食缶等に用いる表面処理
鋼板製のイージーオープン蓋部に超音波溶接によ
り固定されたステンレスステイール又はテインフ
リーステイール製のエンドタブを持つ従来なかつ
た新しいステイール製EOEの提供が可能となつ
た。 (e) 実施例 以下、本発明を利用した実施例を示す。超音波
溶接機は出力1.2Kwのものを使用した。加圧力50
〜100Kg溶接時間0.1〜0.8secで行つた。溶接後の
試験としては、予め缶内面に対応した面に塗布し
ておいた塗料に熱影響が及んでいないかどうか、
及びそれら継手の強度試験として缶のEOE部を
シミツレートする型でT型引張り試験を行い接合
強度を求めた。供試材として板厚0.20〜0.30mmt
のSnメツキ鋼板であるET#25、クロムメツキ鋼
板であるテインフリーステイール、SUS410系ス
テンレスステイールの3種類を用いた。尚超音波
振動が印加される側としてエンドタブ側を想定
し、エンドタブ材として上記3鋼種を用い蓋材と
してやはり上記3鋼種を用いた。その結果を表に
示す。表からエンドタブ材としてステンレスステ
イール又はテインフリーステイールを用いて、超
音波溶接したEOEは、補修塗装なしに、又は若
干の補修塗装を行つて実用化できる事が理解でき
る。なお接合強度としては開缶時に必要な値であ
る3〜5Kgを1つの基準として考え、十分である
と考えられる20Kg以上の接合強度を有したものが
〇、10Kg超20Kg未満の接合強度を有したものが
△、10Kg未満のものを×とした。熱影響の評価基
準としては、全く塗膜に変化のみられなかつたも
のを〇、少しだけ変化があるが補修可能なものを
△、補修困難と思われるほど変化したものを×と
した。 (f) 発明の効果 この様に、本発明に述べた様に表面処理鋼板製
イージーオープン缶蓋と、ステンレスステイール
又はテインフリーステイール製のエンドタブを超
音波溶接により固定する事で、従来実現できなか
つた溶接構造でしかも熱影響が少なく、かつ強度
を十分に有したEOEを得られる事が明らかとな
つた。又本発明を利用する事で従来機械かしめ後
の補修塗装が必要であつたものが加工等を受け
ず、予め塗布された塗膜の損傷も非常に軽微です
むため、補修塗装が非常に軽減されるとともに、
従来の様な凹部の塗り残し等による腐食発生の心
配のないステイール製EOEが製造される。 本発明によれば、従来かしめ構造でないと製造
できないと信じられてきたEOEが溶接によつて
製造可能となるため、その製造工程の簡略化、素
材の低廉化モノメタル化等、工業的に計りしれな
いメリツトを有するものであり工業的価値は甚大
である。 【表】
Claims (1)
- 1 飲料缶、食缶等の容器に用いる表面処理鋼板
製のイージーオープン蓋部に超音波溶接により固
定されたステンレスステイール又はテインフリー
ステイール製のエンドタブを持つ事を特徴とする
超音波溶接によるステイール製イージーオープン
エンド。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58176200A JPS6068253A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 超音波溶接によるステイ−ル製イ−ジ−オ−プンエンド |
| US06/650,509 US4561561A (en) | 1983-09-26 | 1984-09-14 | Container having an easy opening end with a tab affixed by ultrasonic welding |
| EP84111418A EP0136651A3 (en) | 1983-09-26 | 1984-09-25 | Container having an easy opening end with a tab affixed by ultrasonic welding |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58176200A JPS6068253A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 超音波溶接によるステイ−ル製イ−ジ−オ−プンエンド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6068253A JPS6068253A (ja) | 1985-04-18 |
| JPH0246462B2 true JPH0246462B2 (ja) | 1990-10-16 |
Family
ID=16009369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58176200A Granted JPS6068253A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 超音波溶接によるステイ−ル製イ−ジ−オ−プンエンド |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4561561A (ja) |
| EP (1) | EP0136651A3 (ja) |
| JP (1) | JPS6068253A (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62107884A (ja) * | 1985-11-02 | 1987-05-19 | Nippon Steel Corp | 開缶力の小さいイ−ジ−オ−プン缶蓋の製造方法 |
| TR24070A (tr) * | 1987-10-15 | 1991-02-28 | Bekaert Sa Nv | Kaucuk lastikler icin takviye edici seritler. |
| DE3901517A1 (de) * | 1989-01-19 | 1990-08-02 | Schmalbach Lubeca | Leicht zu oeffnende verpackung fuer giessbare fuellgueter |
| KR20020085792A (ko) * | 2002-04-26 | 2002-11-16 | 김경환 | 밀폐형 용기의 개로장치. |
| AU2007231551B2 (en) * | 2006-03-28 | 2012-07-12 | Crc For Advanced Composite Structures Limited | Welding of functional components to polymer composite components |
| USD1033215S1 (en) | 2012-08-10 | 2024-07-02 | Daniel A. Zabaleta | Container lid comprising frustum shaped sidewall and seaming chuck receiving radius |
| US12365511B1 (en) | 2012-08-10 | 2025-07-22 | Daniel A Zabaleta | Sealing cap having tamper evidence ring for sealing resealable container and method of use |
| USD1033216S1 (en) | 2012-08-10 | 2024-07-02 | Daniel A. Zabaleta | Container cap having frustum shaped sidewall segment enabling nesting |
| US10968010B1 (en) | 2012-08-10 | 2021-04-06 | Daniel A Zabaleta | Resealable container lid and accessories including methods of manufacture and use |
| US20140178616A1 (en) * | 2012-12-20 | 2014-06-26 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Polyurethane dispersions for coating containers |
| ES2709215R1 (es) * | 2019-03-20 | 2019-05-16 | Valencia Juan Gonzalez | Nueva lengüeta y anilla para la apertura de latas de bebidas |
| US12384594B2 (en) | 2021-04-05 | 2025-08-12 | Daniel A. Zabaleta | Threaded container components having frustum shaped surfaces enabling nesting |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1179082B (de) * | 1956-06-14 | 1964-10-01 | Sonobond Corp | Verfahren und Vorrichtung zum Verbinden metallischer Werkstuecke durch Kaltpressschweissen |
| DE1510910A1 (de) * | 1962-11-13 | 1969-07-10 | Scragg & Sons | Kordel oder Garn als Einlage in Formteile |
| US3463107A (en) * | 1965-05-26 | 1969-08-26 | Nat Can Corp | Can end and method |
| US3429028A (en) * | 1965-06-28 | 1969-02-25 | Sonobond Corp | Vibratory welding apparatus and method |
| US3339790A (en) * | 1965-09-29 | 1967-09-05 | Gregory Ind Inc | Easy-open container |
| JPS4421469Y1 (ja) * | 1966-05-31 | 1969-09-11 |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP58176200A patent/JPS6068253A/ja active Granted
-
1984
- 1984-09-14 US US06/650,509 patent/US4561561A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-09-25 EP EP84111418A patent/EP0136651A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0136651A3 (en) | 1986-06-04 |
| EP0136651A2 (en) | 1985-04-10 |
| JPS6068253A (ja) | 1985-04-18 |
| US4561561A (en) | 1985-12-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0246462B2 (ja) | ||
| US20200147671A1 (en) | Method for manufacturing different material joined member | |
| JPH0319880B2 (ja) | ||
| EP0811441B1 (en) | Easily openable metallic can lid of superior openability and method of manufacturing same | |
| JP2002001469A (ja) | 容器蓋のための金属薄板からなるリング部材を形成する方法。 | |
| JP4961531B2 (ja) | 異種金属の接合方法及び接合構造 | |
| JP2791843B2 (ja) | 開缶性に優れ、適正な加工度を有する内外面無補修型鋼板製易開缶蓋 | |
| JP2791842B2 (ja) | 開缶性に優れた内外面無補修型鋼板製易開缶蓋 | |
| JPS6137335A (ja) | イ−ジ−オ−プンエンド | |
| JP2791841B2 (ja) | 開缶性に優れ、内外面の補修塗装不要な鋼板製易開缶性蓋 | |
| JPH0597140A (ja) | 熱可塑性樹脂被覆鋼板を使用した金属容器 の製缶方法 | |
| KR890002740B1 (ko) | 금속제 용기 | |
| JP2001031926A (ja) | 樹脂被覆缶の継ぎ目被覆用樹脂材 | |
| JPH0160310B2 (ja) | ||
| JPH05132061A (ja) | 熱可塑性樹脂被覆鋼板を使用した金属容器 の製缶方法 | |
| JP2888321B2 (ja) | ラミネート鋼板、缶胴及びラミネート缶、並びにそれらの製造方法 | |
| JPH061349A (ja) | 溶接缶胴を有する缶体 | |
| JP3043193B2 (ja) | 開缶性、耐食性、フェザー性に優れた易開缶性蓋用ラミネート鋼板 | |
| US20260008587A1 (en) | Heat-Sealable Aluminium Alloy Strip for Beverage Can Lids | |
| JP3018049B2 (ja) | 樹脂積層鋼板による内外面無補修化易開缶蓋の製造方法 | |
| JPH0899140A (ja) | 易開缶性蓋の温間加工による製造方法 | |
| JPS6325874B2 (ja) | ||
| JPH0329666B2 (ja) | ||
| JPS6252044A (ja) | イ−ジイオ−プン蓋付罐体 | |
| JPH10129660A (ja) | 金属製容器 |