JPH0246858A - 体液処理装置 - Google Patents

体液処理装置

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JPH0246858A
JPH0246858A JP19759188A JP19759188A JPH0246858A JP H0246858 A JPH0246858 A JP H0246858A JP 19759188 A JP19759188 A JP 19759188A JP 19759188 A JP19759188 A JP 19759188A JP H0246858 A JPH0246858 A JP H0246858A
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JP
Japan
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body fluid
substance
body liquid
film
treatment device
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JP19759188A
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English (en)
Inventor
Masato Onishi
誠人 大西
Yukio Kiyota
清田 由紀夫
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は体液処理装置に関するものである。詳しく述べ
ると本発明は、安定した流路形成がなされた安全性の高
い吸着タイプもしくは構造変換タイプの体液処理装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来、血液などの体液中に含まれる有害物質ないしは過
剰物質を除去するために体液を処理する方法としては、
透過膜や濾過膜などの分離膜を用いて、対象となる物質
を分離除去する方法と、多孔質ビーズなどの吸容体を用
いて、対象となる物質を吸着除去する方法が知られてい
る。
例えば、動脈硬化や家族性高コレステロール血症なとの
病因物質である低密度リポ蛋白質(LDL)を血中より
除去する方法としては、前者では、二重濾過血漿分、離
法があり、また後者では硫酸デキストランをリガンドと
した吸着体く特開昭59−197255号)が知られて
いる。
しかしながら、分離膜による処理方法では、膜の分画分
子量に依存して体液成分が分離されるため選択性に乏し
く、対象物質と同程度の分子量を有する有用物質まで、
分離膜に捕捉され対象物質と共に除去されてしまうとい
う問題が生じるものであった。
一方多孔質ビーズなどの吸着材によるti1理方法では
、吸着材がカラムに均一に充填されないために、体液の
流路が不均一になる、いわゆるチャンネリングが発生す
るという問題が生じるものであった。ざらに、血液を処
理する場合に血球成分が凝固してビーズ間で目詰まりを
起こしてしまうために、血球成分を分離した血漿をカラ
ムに流さなければならず操作・システムが煩雑となると
いう欠点も生じるものであった。なお、最近では、血液
を直接カラムに流すDHP法も研究されているが、その
場合前記問題点に対処するために吸6゛材の直径を大き
くして血液流路を太くしなければならない。しかしなが
ら、吸着材の直径を大きくすると単位容積当りの表面積
が低下するので、十分な処理能力を得るにはカラム容積
を大きくする必要があり、その結果プライミング容積が
増加し、体外循環時に患台への負担が増加するという問
題点が発生する。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明は17′r現な体液処理装置を提供する
ことを目的とするものである。本発明はまた、安定した
流路形成がなされ、安全性の高い体液処L11!装置を
提供覆ることを目的とでるものである。
本発明はさらに、軽量、コンパクトで操作性に優れ、処
理工程の簡略化が図れる体液処理装置を提供することを
1」的とする。
(課題を解決するための手段) 上記諸口的は、体液流入口および体液流出口を有する容
器内に、少なくとも一方の而に複数の微小な突起部を有
しかつ体液中の対象物質を吸着もしくは構造変換するこ
とができる膜状物質を少なくとも1枚収納してなる体液
処理装置により達成される。
本発明はまた、前記膜状物質が平板状とされ、複数枚積
層して容器内に収納されているものである体液処理装置
を示ずものである。本発明はさらに、萌記膜状物貿の少
なくとも1ケ所に上面より下面に至る貫通穴を設(プ、
ざらに前記膜状物質と体液流出口との間に上面より下面
に至る貫通穴を有しない平板を配したことを特徴とする
体液処理装置を示すものである。本発明はまた、前記膜
状物質は筒状とされ、同心円状に複数枚重ね合せて容器
内に収納されているものである体液処理装置を示りもの
である。本発明はまた、前記膜状物質は渦巻状にされて
容器内に収納されているものである体液処理装置を示す
ものである。ざらに本発明は、前記膜状物質が多孔質の
ものでおる体液処理装置を示すものである。本発明はさ
らに、前記膜状物質が、表面が親水化された疎水性高分
子からなる体液処理装置を示すものである。
(作用) しかして、本発明の体液処理装置は、吸着タイプないし
は構造変換タイプの体液処理装置であって、その吸着材
ないしは構造変換材として、少なくとも一方の而に複数
の微小な突起部を有()かつ体液中の対象物質を吸容も
しくは構造変換することができる膜状物質を用いるもの
で必る。なお、ここでいう構造変換とは、対象物質を酵
素によって、分解・合成処理したり、あるいは免疫賦活
したりすることをいう。すなわち、対象物質を目的とす
る物質に変化させることをいうものである。
このため体液流入口および体液流出口を有する容器内に
、該膜状物質を、例えば平板状として複数枚積層する、
筒状として同心円状に複数重ね合せる、おるいは渦巻状
としたりするなどして充填した場合、膜状物質本体同志
は、膜状物質の表面に存在する複数の微小な突起部によ
り直接接触することなく離間され、しかも前記微小突起
により膜状物質の変形が規制されるために膜状物質本体
同志の間隔は常に一定に保たれる。従って、本発明の体
液処理装置において、吸着材ないしは構造変換材となる
膜状物質の間には安定したかつ適正な体液の流路が確保
されることとなり、流路のチャンネリング、目詰まり等
の問題を生じることなく体液を流通させ、この流通する
体液を均等かつ十分に膜状物質と接触させることができ
、安定してかつ安全に体液処理が行なえるものである。
以下、本発明を実施態様に基づきより詳細に説明する。
本発明の体液処理装置において吸着材ないしは構造変換
材として用いられる膜状物質1は、第1a−d図に示す
ように膜状物質本体2の少なくとも一方の表面に複数の
微小突起3を有するものである。この膜状物質1におい
て微小突起3の設けられる面は、第1a、c図に示すよ
うに膜状物質本体2の一方の面のみであっても、また第
1b、d図に示すように膜状物質本体2の両方の面で必
ってもよく、後述するような容器内への収納形態等に応
じて変更され、微小突起の形状もドツト状、線状、格子
状等の各種の形態が取られ得、特に限定されるものでは
ない。また、この微小突起3の高さは、該膜状物質が収
納された容器内において、膜状物質本体2同志の間ない
しは膜状物質本体2と容器壁面との間に、体液が適性に
流れる流路を形成させ得るものであればよく、例えば1
0〜1000μm、好ましくは、20〜500μm、よ
り好ましくは50〜250μm程度とされる。これは、
微小突起の高さが、10μm未満であると、被処理溶液
として血液を直接流した場合に、体液処理装置内におい
て血栓が形成されやすくなり血球等の目詰まりが発生し
易くなる虞れが大きく、一方、微小突起の高さが100
0μmを越えるものであると、体液処理装置内における
体液流路が厚くなり過ぎ、膜状物質との体液の有効な接
触がなされず効率よく体液を処理できなくなる虞れがあ
るばかりでなく、装置自体の大型化につながりプライミ
ング容積が増大するためにあまり好ましいものとは言え
ないためである。ざらにこの膜状物質における膜状物質
本体2の膜厚は、例えば10〜1000μm、好ましく
は、20〜500μm、より好ましくは50〜250μ
m程度とされる。これは、膜厚が10μm未満であると
、該膜状物質を構成する材質にもよるが強度的に問題が
生じ、逆に1000μmを越えるものであると、厚くな
り過ぎて処理装置の容積の増大につながるためいずれも
好ましくないためである。
また本発明の体液処理装置において、体液に対する処理
面積を大きくするためには、この膜状物質1の表面積を
大きくすることが必要であり、このため膜状物質1は多
孔質とされることが望ましい。このように膜状物質1が
多孔質とされた場合、その平均孔径は、0.001〜1
0μm1好ましくは0.01〜1μm、より好ましくは
0.1〜0.8μm程度とされる。すなわら、膜状物質
1における孔径が0.001μm未満であると、体液中
に含まれる部分″f−1のタンパク質やLDL等の分子
が細孔内に侵入することができなくなるために、実質的
に有効な処理面積を増大させることができず、一方孔径
が10μmを越えるものであると、膜状物質1における
空孔部分が大きくなり、表面積や強度の低下が起こった
り、血球等の細孔内へのもぐり込みが発生するといった
問題が生じる虞れがあるためである。なお、本発明の体
液処理装置においては、体液の処理は吸着材あるいは#
I構造変換材ある膜状物質1との接触によってなされる
ものであり、該膜状物質を多孔質のものとしても濾過な
いしは透析といった作用はもたらされないものであるが
、その孔径は、処理目的に応じて設定される。なおここ
でいう構造変換材とは対栄物質を酵素によって分解・合
成処理したり、あるいは免疫試活することが可能である
ものをいう。
さらに、このような膜状物質1を構成づるvU質として
は、特に限定はなく、また膜状物質本体2と微小突起3
部位とは、第1a−b図に示すように同一の材質により
構成することも、あるいはまた第1C〜d図に示すよう
に別材質により構成することも可能であるが、好ましく
は膜状物質表面が親水化された疎水性高分子より構成さ
れることが望まれる。すなわち膜状物質1が疎水性高分
子を基材とするものであれば、水、生理食塩水あるいは
緩衝液などによる膨潤や塩濃度等による体積変化も少な
く、膜状物質1の間の体液流路が安定して確保され、さ
らに膜状物質1の表面は親水性である方が、体液がその
流路をスムーズかつ効率的に流れることができるためで
ある。膜状物質1を構成する疎水性高分子としては、具
体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン、ポリ(メタ)アクリル系、ポリアミド系などの
各種の疎水性高分子が挙げられるが、特にポリオレフィ
ン系のものが好ましい。また第10−d図に示すように
微小突起3部位を膜状物質本体2とは別材質により構成
する場合には、微小突起3部位は、各種の熱可塑性樹脂
、熱硬化性または放射線ないし電子線硬化性樹脂、合成
ゴムなどにより構成されることができ、特にウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、アクリル酸エステル樹脂などにより
構成することが望ましい。またこのような疎水性高分子
の表面の親水化処理方法としては、放射線や紫外線など
を利用した表面グラフト重合法や、親水性物質を架橋剤
によって表面に固定化する方法、あるいは親水化剤のコ
ーティング法、化学修飾法などといった公知の手法が取
られ得、より好ましくは体液と接する膜状物質1の表面
が水での接触角で60’以下のものとされる。
しかして、本発明の体液処理装置において用いられる上
記のごとき形状を有する膜状物質1は、吸着材あるいは
構造変換材として作用するものであるから、当然に該膜
状物質1は、体液中に含まれる有害物質や過剰物質など
の対象物質、具体的には、例えばIgG等の抗体やLD
Lなどの血漿蛋白質、免疫複合体、ウィルスなどに対し
て吸着性あるいは構造変換性を示すものでなければなら
ない。従って、例えば、該膜状物質1には、除去すべき
対象物質と物理的、静電的あるいは生物学的な相互作用
などによって、該対象物質と一体になり、その結果、該
対象物質を膜状物質1に固定化することができる吸着性
物質、いわゆるリガンドを担持させる。例えば、免疫疾
患等の治療を目的として、体液処理装置によりIgGヤ
免疫複合体を除去しようとする場合には、膜状物質にス
ルファチアゾールやα−L−アスパラチルーL−フェニ
ルアラニンもしくはプロティンA等が固定化され、また
動脈硬化や家族性高コレステロール血症の治療を目的と
してLDLを除去しようとする場合には、Ia酸デキス
1〜ランや合成ポリアニオンなどが固定化され、ざらに
ウィルス等を除去しようとする場合には、該ウィルス等
と特異的に結合する抗体がリガンドとして固定化される
。また、免疫系の活性化を目的とする場合には、インタ
ーロイキン2の産出を抑制するような物質、例えば必る
種の免疫複合体を吸着除去するために、プロティンAや
補体を固定化したり、抗腫瘍活性を有するリボ多糖体(
LDS)等を固定化することが考えられる。さらにまた
構造変換性物質として、各種の治療用酵素を膜表面に固
定化することも考えられ、例えば、アスパラギン要求性
の白血病の治療用としてのアスパラギナーゼや、黄痕の
治療用としてビリルビン酸化酵素などが考えられる。
膜状物質1にこれらのりガントを固定化するには、それ
自体公知の方法が使用される。すなわち、膜状物質1を
固定化剤で処理し、電気的におるいは化学的に活性化し
た後、リガンドと反応させることによってリガンドを膜
状物質1に固定化するしのであり、使用される固定化剤
およびその使用条件等は、膜状物質およびリガンドの種
類によって異なるものである。
本発明の体液処理装置は、上記のごとき少なくとも一方
の而に複数の微小な突起を有しかつ体液中の対象物質を
吸着ないしは構造変換することができる膜状物質1を、
体液流入口および体液流出口を有する容器内に、少なく
とも1枚収納してなるものであるが、この膜状物質の容
器内における収納形態としでは、各種の方法が取られ得
る。
第2図は本発明の体液処理装置の一実施態様の構成を示
す一部断面斜視図である。
第2図に示す実施態様においては、上面中央部に体液流
入口11を備えた円筒状の容器本体12の底部に、下面
中央部に体液流出口13を備えた底蓋体14をOリング
15を介して螺合することにより形成される容器内に、
上側の而に複数の微小突起3を有してなる円形板状の膜
状物質1が複数枚積層して収納されている。容器内にお
いて、各膜状物質本体2は、膜状物質1表面上に存在す
る複数の微小突起3の存在により直接接触することなく
、相互に離間され、しかもこの微小突起3により膜状物
質本体2同志の間隔は常に一定に保たれることとなり、
各膜状物質1同志の間の体液流路は適正に形成される。
また最上部の膜状物質1と容器本体12の上部内面との
間にも、膜状物質1表面上に存在する複数の微小突起3
により適正な体液流路が同様に形成される。さらに、こ
の実施態様においては、複数枚積層された膜状物質1の
中央部には、それぞれ上面より下面に至る貫通穴16が
設けられており、ざらに最下部の膜状物質1と体液流出
口13との間には、このような上面より下面に至る貫通
穴を有しないスペーサー板17が配されている。このた
め、体液流入口11より流入した体液は、このように複
数枚積層された膜状物質1の間に形成される各体液流路
に均等に分配され、各体液流路を半径方向に通過する間
に膜状物質1と十分かつ均等に接触し、対象物質を吸着
除去されおるいは対象物質を目的とする物質に構造変換
されて、膜状物質1の外周面側から下方へ移動して再び
集合され、体液流出口23より糸外へ導出されることと
なる。これは、この実施態様におけるように、体液流入
口11に対してほぼ直角方向に複数枚の積層された膜状
物質1を配列した場合、膜状物質1に上記のごとく上面
より下面に至る貫通穴16を形成しないと、体液流入口
11より流入した体液が、上部の膜状物質1と接触する
体液流路に煽って流通する虞れが大ぎいためであり、膜
状物質1に貫通穴16を形成することは、各膜状物質1
による均等な吸着作用おるいは構造変換作用をなす上で
極めて望ましいものである。なお、ここでいう構造変換
作用とは対象物質を酵素によって分解・合成処理したり
あるいは免疫賦活したりする作用のことである。
またこの実施態様において、最下部の膜状物質1と体液
流出口13との間に配される前記スペーサー板17には
、その両面に複数の微小突起が設けられており、最下部
の膜状物質1と該スペーサー板17との間、および該ス
ペーサー板17と底蓋体14底而との間にもこの微小突
起により適正な体液流路が形成されるものとなる。
第3a図は、本発明の体液処理装置の別の実施態様の構
成を示す軸方向半断面図であり、また第3b図は、同実
施態様の半径方向断面図である。
第38.b図に示す実施態様においては、円筒状の容器
本体22の両端部に、軸線中央部に体液流入口21また
は体液流出口23を有するボート部材24を、それぞれ
パツキン25を介して当接させ、環状の雌ネジ付取付は
カバー26で緊締することにより形成される容器内に、
外側面に複数の微小突起3を有してなる長尺の膜状物質
1が渦巻状に巻かれて収納されている。この渦巻状に巻
かれた膜状物質1の中心部には、芯材27が存在するが
、これは膜状物質1の一方の辺を固着して巻き取るため
に用いられるものである。容器内において、渦巻状に巻
かれて積層される膜状物質1の膜状物質本体2は、前記
第2図に示す実施態様におけると同様に、膜状物質1表
面上に存在する複数の微小突起3の存在により直接接触
することなく、相互に離間され、しかもこの微小突起3
により膜状物質本体2同志の間隔は常に一定に保たれる
こととなり、各膜状物質1同志の間の体液流路は適正に
形成される。また渦巻状に巻かれた膜状物質1の最外周
面と容器本体22の内周面との間でも、膜状物質1表面
上に存在する複数の微小突起3により適正な体液流路が
同様に形成される。
このため、体液流入口21より流入した体液は、容器内
において、このように渦巻状に巻かれて積層された膜状
物質1の間、ないしは膜状物質1と容器本体22の内周
面との間に形成される各体液流路に均等に分配され、各
体液流路を軸線方向に沿って通過する間に膜状物質1と
十分かつ均等に接触し、対象物質を吸着除去あるいは構
造変換ざれて、体液流出口23より糸外へ導出されるこ
ととなる。
しかしながら、本発明の体液処理装置において、膜状物
質の収納形態は、膜状物質の表面に形成された微小突起
により適正な体液流路が膜状物質本体に対して形成維持
され、体液流入口より体液処理装置内に導入された体液
が膜状物質と十分に接触した後体液流出口より導出され
るものであれば、上記のごとき実IM態様には何ら限定
されるものではなく、各種の態様が取られ得、例えば、
第3図に示すような円筒状の容器内に、筒状とされた膜
状物質を同心円状に複数枚重ね合せて収納することも可
能である。
本発明の体液処理装置においては、このように膜状物質
の収納形態に係わらず、該膜状物質の表面に形成された
複数の微小突起により体液処理装置内に適正な体液流路
が形成されるために、血球やリンパ球などのコロイド粒
子を含む体液を直接処理することが容易にできる。ざら
に該膜状物質が多孔質のものである場合、吸着材あるい
は構造変換体としての表面積は、従来の多孔質ビーズと
同様に大きく、体液流路厚を適正な範囲、例えば30〜
100μmの範囲へと小さくしたり、膜状物質の膜厚を
適正な範囲、例えば20〜100μmの範囲へと小さく
したりすることで、単位容積当りの処理能力を、多孔質
ビーズを吸着材として用いた従来の体液処理装置以上の
ものとすることができ、この結果、軽量・コンパクトで
操作性に優れた処理装置となり、体外循環時のプライミ
ングボリュームが減少し、患者への負担が軽減される。
(実施例) 以下、本発明を実施例によりざらに具体的に説明する。
実施例1 メルトフローインデックスが30および0.5のポリプ
ロピレン(重M比100:40の混合物)100重量部
当り、有機充填剤としての流動パラフィン<Vt平均分
子量324)310ffi1部および結晶核形成剤とし
て”1,3,2.4−ジベンジリデンソルビトール0.
36ui部を二軸押出機(池貝鉄工viJ製)にて溶融
混練し、ペレット化した。このベレットを押出機を用い
て150〜200′Cで溶融しTダイより空気中に押出
し、Tダイ直下に置かれた冷却槽のガイドローラに落下
俊、ポリエチレングリコールよりなる冷却固化液中に導
き固化した。ざらに1.1.2−トリクロロ−1,2,
2−トリフルオロエタン(25℃)に浸漬し流動パラフ
ィンの抽出を行ない、次いで135℃の空気中で2分間
熱処理を行ない平滑な而を有する膜厚80μm、平均孔
径1000への多孔質膜を得た。
このようにして得られた多孔質膜の表面に直径0.3m
m、深ao、”+ommの孔が版面の表面積に対して1
%の占有面積で設けられている印刷版からなるロータリ
ースクリーン印刷機(日本分化精工■製)を用い、紫外
線硬化性樹脂(大日本インキ側製)を印刷し、印刷後た
だちに2kW紫外線ランプ(日本分化精工(11’l)
を用い10秒間紫外線を照射した。この結果、その表面
に直径0932mm、高さ0.06mmの半球状の微小
突起が均一に形成された突起付多孔質膜が得られた。
この突起付多孔質膜を積層して使用する場合の単位面積
当りの処理能力を推定するために外表面積を算出した。
なお、外表面積とは、多孔質膜の見かけの表面積であり
細孔表面の面積は含まないものである。
この膜厚80μmで、高さ60μmの微小突起を有覆る
膜を積層した場合、1cm2厚当り110.014=7
1.4 (層)積層されることになり、1ml当りに換
鋒すると約140Cm2/mの外表面積、すなわち処理
能力を有することとなる。
ざらに、この微小突起を有する多孔質膜の表面に次に述
べるようにして、リガンドとして5At ’ttデキス
トラン(分子ff150000)を固定化した。
すなわち、まず多孔質膜に電子線を照射した後、分子内
に反応基を有するグリシジルメタクリレートの5重8%
アセトン溶液に多孔質膜を10分間浸漬し、グラフト重
合を進行させ、膜表面に反応性エポキシ基を導入した。
次いで、2重量%硫酸デキストラン水溶液中に、この反
応性エポキシ基を導入した多孔質膜を浸漬し、70℃で
12時間固定化反応を行なった。その後、未反応の過剰
のエポキシ基をブロッキングするためにトリエタノール
アミン水溶液中で18時間処理し、ざらに温水で十分に
洗浄したのち試料とした。
このようして得られた膜状吸着体を用いて1nVitr
oでヒト血を処理し、低密度リポプロティン(LDL)
吸着能力の指標として総コレステロール吸着量を測定し
た結果、42m(J/m+と高い結果が得られた。また
HDL−コレステロール値をヘパリン−マンガン沈澱法
により測定したところ、吸着量は2mg/m+以下であ
ることから、選択的にLDLを吸着していることがわか
った。
比較例1 比較のために多孔質ビーズを充填して使用する場合の単
位面積当りの処理能力を推定するために外表面積を算出
した。なお、細孔表面積は孔径によっても異なってくる
ため、多孔質ビーズは前記多孔質膜と同程度の孔径、孔
構造を有しているモデルを用いた。
粒径約1mm、孔径約1000への多孔質シリカビーズ
(フジーデビソン製、商品名GR−101202)の外
表面積を最密充填を仮定して計算すると47cm2/m
lとなり、実施例1の多孔質膜を積層したタイプの1/
3程度の値であった。
この多孔質ビーズにシランカップリング剤であるγ−グ
リシドキシプロビルトリメトキシシランを作用させ、表
面に反応性エポキシ基を結合させた後に、実施例1と同
様の方法で硫酸デキストランを固定化し0、in  V
itrOでヒト血を処理し、低密度リボプロティン(L
DL)吸着能力の指標として総コレステロール吸着量を
測定したところ18mCl/mlであった。
実施例2 実施例1と同様の方法で、膜厚50μm、微小突起の高
さ65μmの突起付多孔質膜を成膜した。
この多孔質膜を中央部に内径12mmの貫通穴を有する
外径60mmの円盤状のユニットに打法き、このユニッ
トを30枚積層して、第2図に示すような形態の体液処
理装置を作成した。このように作成された体液処理装置
を用いて、ウサギによるin  vivoの体外循環を
3例試みた。その結果、2時間経過後も3例とも生体に
異常はなく、また体液処理装置内に血栓が生成して、目
詰まりが生じるということはなかった。尚、使用した膜
の外表面積は約170cm2 /mlであった。
実施例3 実施例1と同様の方法で、膜厚50μm、微小突起の高
さ65μmの突起付多孔質膜を成膜した。
この多孔質膜を長さ4Qmm、外径10mmの芯材を中
心として外径25mmとなるまで渦巻状に巻き重ね、第
3a、b図に示すような形態の体液処理装置を作成した
。このように作成された体液処理装置を用いて、ウサギ
によるin  vivOの体外循環を3例試みた。その
結果、2時間経過後も3例とも生体に異常はなく、また
体液処理装置内に血栓が生成して、目詰まりが生じると
いうことはなかった。尚、使用した膜の外表面積は約1
600m2 /ml Fあツタ。
比較例2 粒径約200μm、平均孔径約1000人の多孔質シリ
カビーズ(フジーデビソン製、商品名GK−00701
”)を50m1のミニカラムに充填した後、実施例2〜
3と同様に、ウサギによるin  vivoの体外循環
を3例試みた。その結果、3例ともカラム内で血栓が生
成され、循環開始20分後で既にカラム入口圧が200
mm1−1gを越えたので実験を中止した。尚、使用し
た多孔質ビーズの外表面積は約240cm2/mlであ
った。
(発明の効果) 以上述べたように本発明は、体液流入口および体液流出
口を有する容器内に、少なくとも一方の面に複数の微小
な突起を有しかつ体液中の対象物質を吸着ないしは構造
変換することができる膜状物質を少なくとも1枚収納し
てなる体液処11!装置であるので、体液処理装置内に
おける体液流路が、膜状物質の表面に形成された微小な
突起により適正かつ安定して形成されるために、流路の
チャンネリング、目詰まり等の問題を生じることなく体
液を流通させ、この流通する体液を均等かつ十分に膜状
物質と接触させることができ、安定してかつ安全に体液
処理が行なえるもので必り、特に従来の体液処理装置に
おいては困難であった、血液の直接処理(DHP)を安
全かつ高効率で実施することが可能でおる。さらにまた
、本発明の体液処理装置において、吸着材おるいは構造
変換体となる面記膜状物質が多孔質のもので必ると、単
位容積当りの処理能力を飛躍的に向上させることができ
、従来の多孔質ビーズを用いた体液処理装置以上の処理
能力にすることも可能であり、その結果、軽量かつコン
パクトで操作性の優れた処理装置となり、体外循環時の
プライミングボリュームが減少し、患者への負担の軽減
が図られるものとなる。ざらにまた、本発明の体液処理
装置において、萌記膜状物質が、表面が親水化された疎
水性高分子からなるものであると、膜状物質の体積変化
も少なく、形成される体液流路がより安定したものとな
り、また体液の流通性も向上するために、より高い操作
性および処理能力が期待できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第18−d図は本発明の体液処理装置において用いられ
得る膜状物質の形状を示す断面図、第2図は本発明の体
液処理装置の一実施態様の構成を示す一部断面斜視図、
第3a図は、本発明の体液処理装置の別の実施態様の構
成を示す軸方向半断面図であり、また第3b図は、同実
施態様の半径方向断面図である。 1・・・膜状物質、2・・・膜状物質本体、3・・・微
小突起、11.21・・・体液流入口、12.22・・
・容器本体、13.23・・・体液流出口、14・・・
底蓋体、15・・・0リング、16・・・貫通穴、17
・・・スペーサー板、24・・・ボート部材、25・・
・パツキン、26・・・取付はカバー27・・・芯材。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)体液流入口および体液流出口を有する容器内に、
    少なくとも一方の面に複数の微小な突起を有しかつ体液
    中の対象物質を吸着もしくは構造変換することができる
    膜状物質を少なくとも1枚収納してなる体液処理装置。
  2. (2)前記膜状物質は平板状とされ、複数枚積層して容
    器内に収納されているものである請求項1に記載の体液
    処理装置。
  3. (3)前記膜状物質の少なくとも1ケ所に上面より下面
    に至る貫通穴を設け、さらに前記膜状物質と体液流出口
    との間に上面より下面に至る貫通穴を有しない平板を配
    したことを特徴とする請求項2に記載の体液処理装置。
  4. (4)前記膜状物質は筒状とされ、同心円状に複数枚重
    ね合せて容器内に収納されているものである請求項1に
    記載の体液処理装置。
  5. (5)前記膜状物質は渦巻状にされて容器内に収納され
    ているものである請求項1に記載の体液処理装置。
  6. (6)前記膜状物質が多孔質のものである請求項1〜5
    のいずれかに記載の体液処理装置。
  7. (7)前記膜状物質が、表面が親水化された疎水性高分
    子からなる請求項1〜6のいずれかに記載の体液処理装
    置。
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