JPH0247599Y2 - - Google Patents

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JPH0247599Y2
JPH0247599Y2 JP2716685U JP2716685U JPH0247599Y2 JP H0247599 Y2 JPH0247599 Y2 JP H0247599Y2 JP 2716685 U JP2716685 U JP 2716685U JP 2716685 U JP2716685 U JP 2716685U JP H0247599 Y2 JPH0247599 Y2 JP H0247599Y2
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braking
ray
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 この考案は移動形X線装置に係り、さらに詳し
くは無励磁作動形電磁ブレーキを手動にて作動解
除を可能とした制動機構をもつ移動形X線装置に
関している。
〔考案の背景〕
移動形X線装置の制動機構は、駆動車輪に設置
した内拡式などのメカニカルブレーキをリンク機
構によつて操作ハンドルに接続して、手で操作ハ
ンドルに力を加えている間だけ作動している、い
わゆるデツドマン式ブレーキからなつているのが
普通である。走行時は操作者がハンドルを押して
制動を解除することで、制動時はハンドルから手
を離すことでなすことができるようになつてい
る。が、操作者は、走行中ハンドルを押し続けて
いなければならず、しかも視界の悪いX線装置の
後部に位置して運転しつつこれをなさなければな
らないため、かなりの労力を強いられている。
〔考案の目的〕
本考案は、制動操作が最少の労力でなすことが
できるとともに、降坂時に半制動状態にて走行可
能な、改良された移動形X線装置を提供するもの
である。
〔考案の概要〕
この移動形X線装置は、X線管、X線管の支持
器、X線管にX線を発生させるX線発生器などが
設置させられた台車に支持された電動機、駆動車
輪および電動機によつて車輪を回転させるために
これらの間に配置された伝動ユニツトを含む走行
機構と、車輪の回転を阻止する制動機構とを具備
している。
本考案の移動形X線装置において、制動機構
は、台車に固定された部材と、車輪、電動機ある
いはこられの間にある回転軸上で移動する遊動部
材と、各部材における相互に対面する表面に設け
られた摩擦板と、固定部材に遊動部材を圧着させ
るために遊動部材に負荷された固定部材上のばね
と、ばねに抗して遊動部材を固定部材から離間さ
せるために固定部材に設けられた電磁コイルと有
していて、電磁コイルの励磁によつて遊動部材を
動して両部材を離間させられるようにしてある。
即ち以上の構成にて無励磁作動形の電磁ブレーキ
とする。さらに、固定部材から遊動部材を手動に
て解放させられるように、固定部材に保持された
ピンと、ピンを動かす固定部材上のカム板とを含
んでいて、ピンの移動で遊動部材を固定部材に任
意に圧着あるいはこれから離間させることができ
るようにしてある。
本考案によれば、制動機構の解除が、電源、た
とえばX線管にたいして電流を供給する台車上の
蓄電池と電磁コイルとの間にあるスイツチを操作
することによつて果たさせることができ、そうす
ることで制動の解除をきわめて小さな操作力でも
つてなすことができるので、操作者の労力負担を
いちじるしく減少させることができる。また、ト
ラブルが電磁コイルにたいして生じても、制動と
解除とをなすことができるので、たとえばトラブ
ルが走行中に発生しても、安全に走行を続けさせ
ることができる。さらに、電磁コイルによる制動
の解除を任意に中断させることができ、しかもピ
ンの移動量で制動力をコントロールすることがで
きるので、傾斜路走行のように半制動が必要な場
合でも、スムーズかつ容易に走行させることがで
きる。
本考案の移動形X線装置の実施例は、以下に、
添付図面と共に説明する。
〔考案の実施例〕
第1図はこの移動形X線装置の走行機構を示し
ていて、符号1は電動機、2は差動歯車を含む伝
動ユニツト、3は駆動車輪をそれぞれ示してい
て、駆動車輪3の回転は電動機1の回転を伝動ユ
ニツト2を介在して駆動車輪の車軸に伝達するこ
とによつてなされている。
制動機構4は走行機構に組込まれていて、電動
機4の出力軸の回転を阻止することで駆動車輪3
の回転を停止させるようにしている。制動機構自
体は、第2図に示すように、固定部材11,12
および遊動部材13aおよび13bを有してい
る。
固定部材11は中心孔をもつ円盤状のもので、
電動機1の出力軸14に遊かんされていると共
に、伝動ユニツト2のケーシング15にボルト止
めされている。もうひとつの固定部材12は中空
の円筒状をなしていて、固定部材11との間に隙
間を形成して、固定部材11にボルト16によつ
て固定されている。
遊動部材13aおよび13bも円盤状のもの
で、固定部材11と12との間の隙間に配置され
ており、遊動部材13aは電動機の出力軸14に
スプライン結合されていて、固定部材11に接触
あるいはこれから離間することができる。また、
遊動部材13bはボルト16によつて位置決めさ
れ、案内される。摩擦板17,18が固定部材1
1と遊動部材13bとにおける相互に対面する表
面の各々に固定されている。
コイルばね19が固定部材12における中心孔
のまわりにある溝に保持されていて、遊動部材1
3bを固定部材11に向かつて移動させて、摩擦
板17,18を遊動部材13aを介してたえず圧
着させている。電磁コイル20は固定部材12に
形成されたリング状の空間に収容されていて、固
定部材12と共に電磁石を形成している。遊動部
材13bは、この電磁石20を励磁することによ
つてコイルばね19に抗して遊動部材13aから
離間させることができ、また電磁石の働きを停止
させることでコイルばね19によつて遊動部材1
3aを摩擦板17,18を介して固定部材11に
圧着させることができる。
この制動機構では、固定部材11にたいする遊
動部材13bの圧着および離間が、このように電
気的にあるいは電磁的になせることに加えて、機
械的にもなせるようにされている。このための手
段がカム板21とピン22である。ピン22は、
固定部材12の外周面の近くに設けられた貫通孔
に遊かんさせられている。カム板21はリング状
のもので、固定部材12の円形突起23に遊かん
されている。カム板21には、第3図に示すよう
に、その回転中心軸を中心とする円上に位置する
長溝24を設けられている。これらの長溝の一部
は、第4図に示すように、カム板21の表面から
突出させられている。また、ピン22は、カム板
21の各長溝を通つて、固定部材12に設けられ
た貫通孔に軸方向にスライド可能にかん合され、
先端を遊動部材13bにねじ込まれている。カム
板21が回転され、ピン22が溝24の突出部分
に位置させられると、ピン22がコイルばね19
に抗して遊動部材13bを引いて、遊動部材13
bが固定部材11及び遊動部材13aから離間さ
れ、またカム板21が逆転されると、ピン22が
遊動部材13bを押して、遊動部材13aが摩擦
板17,18を介して固定部材11に圧着させら
れる。なお、カム板21は、これに固定されたア
ーム25と固定部材12との間に接続されたコイ
ルばね26によつて、常時ピン22を溝24にお
ける突出していない部分に位置させられている。
この走行装置は、第5図に示すように、X線
管、X線管の支持器、X線管にX線を発生させる
X線発生器、X線管およびX線発生器に電流を供
給する蓄電池が設置させられた台車31に取り付
けられ、同じく台車31に取り付けた舵向車輪3
2と共に台車31を床などに支持させている。取
り付けは、第1図に示す車軸受け27が台車31
にボルト止めされ、制動機構のカム板21にある
アーム25がケーブル33によつて台車上のレバ
ー34に連結されることによつてなされている。
レバー34は台車31における操作者が手を置く
手摺35のそばに配置され、軸36を台車31に
回転可能に保持されている。駆動車輪3を回転さ
せる電動機1および制動機構4の電磁コイル20
にたいする電流の供給は台車31に積まれた蓄電
池によつてなされ、制御はこれらの間にあるスイ
ツチを操作することによつて果たさせるようにさ
れている。電磁コイルにたいする制動用スイツチ
は第5図にて符号37で示してあつて、たとえば
手摺35に取り付けられている。
この移動形X線装置の走行は、電動機1が伝動
ユニツト2を介在して駆動車輪3を回転させるこ
とによつてなされる。走行の開始は操作者がスイ
ツチ37を手摺35と一緒に握ることで、走行中
の制動はスイツチ37から指を離すことでなすこ
とができる。すなわち、スイツチ37が押される
と、電流が電磁コイル20に供給され、遊動部材
13がコイルばね19に抗して固定部材11から
引き離されて、電動機1が自由になつて、台車3
1を走行させることができる。また、スイツチ3
7から指を離すことで、電磁コイル20にたいす
る給電が遮断され、遊動部材13がコイルばね1
9によつて固定部材11に圧着されて電動機1の
出力軸14の回転を阻止して、台車31の走行を
停止させることができる。
さらに、この移動形X線装置において、制動お
よび解除は、レバー34を動かすことによつても
なすことができる。すなわち、操作者が手摺35
から指を伸ばしてレバー34を引くことによつ
て、ケーブル33やカム板21を回転させ、ピン
22が遊動部材13を固定部材11から離間させ
て、台車31が走行できるようにし、またレバー
34が緩められることで、カム板21が逆転して
遊動部材13を固定部材11に圧着させて、台車
31の走行を停止させることができる。制動がこ
のように機械的になされ、しかもレバー34を引
く強さを変えることで制動力の大きさを変えるこ
とができるため、トラブルが電磁コイルによる制
動系統に生じても、たとえば走行中に発生して
も、走行を安全かつ確実になさせることができ、
そして傾斜路での走行も容易かつ安全になすこと
ができる。後者について詳しく説明する。
電磁コイルによる制動のみでは、慣性が大きく
なる降坂時に、制動が瞬時になされるため、走行
が不安定になつて、運転が困難になるばかりか、
急制動によつて発生する衝撃がX線管などに悪影
響を与えることになる。が、本考案による移動形
X線装置では、操作者がレバー34を回転させる
ことによつて、機械的に制動と解除とをなすこと
ができ、しかも制動力の大きさを変えることがで
きるので、たとえば半制動状態にさせておくこと
で傾斜路の走行をスムースかつ容易になすことが
できる。そして、降坂中に、走行の障害になるも
のが突然現われても、急制動は、レバー34を手
から離すかあるいはレバー34をそのままさらに
引くことによつて、電磁的制動あるいは機械的制
動が果たされるため、きわめて安全である。
〔考案の効果〕
本考案の移動形X線装置は、以上述べたよう
に、通常走行における制動の解除が電気的になせ
て、走行が肉体的苦痛を操作者に与えることなし
に行えるようにしてあるばかりか、制動が手動に
よつても果たすことができるので、電磁コイルに
よる制動にトラブルを生じても安全に走行をなす
ことができ、しかも傾斜路での走行も容易になす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の移動形X線装置の一実施例を示
していて、第1図はその走行装置の平面図、第2
図は第1図−線に沿う制動機構の拡大断面
図、第3図は第2図−線に沿う制動機構のカ
ム板の側面図、第4図は第3図−線に沿うカ
ム板のカム溝の拡大断面図、第5図は制動機構を
台車に組み込んだ状態を示す斜視図である。 1……電動機、2……伝動機構、3……駆動車
輪、4……制動機構、11,12……固定部材、
13……遊動部材、17,18……摩擦板、19
……ばね、20……電磁コイル、21……ピン、
22……カム板、31……台車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. X線管、X線管の支持器、X線管にX線を発生
    させるX線発生器などが設置させられた台車に支
    持された電動機、駆動車輪および電動機によつて
    車輪を回転させるためにこれらの間に配置された
    伝動ユニツトを含む走行機構と、車輪の回転を阻
    止する制動機構とからなり、該制動機構が台車に
    固定された部材と、車輪、電動機あるいはこれら
    の間にある回転軸上で移動する複数の遊動部材
    と、前記固定部材と遊動部材の一つにおける相互
    に対面する表面に設けられた摩擦板と、固定部材
    に遊動部材を圧着させるために遊動部材に負荷さ
    れた固定部材上のばねと、ばねに抗して遊動部材
    を固定部材から離間させるために固定部材に設け
    られた電磁コイルとより成る無励磁作動形電磁ブ
    レーキと、固定部材から遊動部材を離間させられ
    るように固定部材に案内されたピンと、ピンを動
    かすために固定部材上に設けられたカム板とを具
    備してなること、を特徴としている移動形X線装
    置。
JP2716685U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH0247599Y2 (ja)

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JP2716685U JPH0247599Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JPS61144599U JPS61144599U (ja) 1986-09-06
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