JPH0247606Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247606Y2 JPH0247606Y2 JP1981000014U JP1481U JPH0247606Y2 JP H0247606 Y2 JPH0247606 Y2 JP H0247606Y2 JP 1981000014 U JP1981000014 U JP 1981000014U JP 1481 U JP1481 U JP 1481U JP H0247606 Y2 JPH0247606 Y2 JP H0247606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- flux density
- magnetic field
- shaped electrode
- magnetic flux
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、非可逆回路素子として動作する基板
状の分布定数型サーキユレータに関する。
状の分布定数型サーキユレータに関する。
この種の分布定数型サーキユレータは、マイク
ロ波機器等、特に1000MHz以上の周波帯での非可
逆回路素子として広く使用されている。
ロ波機器等、特に1000MHz以上の周波帯での非可
逆回路素子として広く使用されている。
第1図及び第2図は従来の分布定数型サーキユ
レータを示す。これらの図において、YIG(イツ
トリウム・アイアン・ガーネツト)等の酸化物磁
性体基板1の上面中心部付近には円板状電極2が
形成され、この円板状電極2より分岐導体3が放
射状に引出され、各分岐導体3の先端が端子とな
つている。また、基板1の裏面には全面に地導体
5が形成される。これらの電極2及び導体3,5
は例えば薄膜技術によつて形成される。前記円板
状電極2を含む基板1に垂直な直流磁界を印加す
る目的で、基板1の面積に比較して小さな永久磁
石7が、前記円板状電極2に略等しい位置でしか
も基板1を挾む如くあるいはどちらか一面に配置
される。
レータを示す。これらの図において、YIG(イツ
トリウム・アイアン・ガーネツト)等の酸化物磁
性体基板1の上面中心部付近には円板状電極2が
形成され、この円板状電極2より分岐導体3が放
射状に引出され、各分岐導体3の先端が端子とな
つている。また、基板1の裏面には全面に地導体
5が形成される。これらの電極2及び導体3,5
は例えば薄膜技術によつて形成される。前記円板
状電極2を含む基板1に垂直な直流磁界を印加す
る目的で、基板1の面積に比較して小さな永久磁
石7が、前記円板状電極2に略等しい位置でしか
も基板1を挾む如くあるいはどちらか一面に配置
される。
以上の構成の場合、酸化物磁性体基板1には、
垂直な直流磁界の印加される部分と、印加されな
い部分とが生ずる。基板1に適当なる直流磁界が
印加されない場合、第3図に示すように印加磁界
の零の点での損失が最少になる飽和磁束密度
(4πMs)領域が存在することを考慮しなければな
らない。すなわち、第3図の例では曲線Bの場合
が損失を少なくする意味では好ましい。一方、よ
り広帯域なサーキユレータを得るためには、一般
的に飽和磁束密度を大きくすることが重要である
が、前記低磁界損失を考慮したとき、従来の如き
基板1全体を同材質で一様に構成したのでは、大
きなな飽和磁束密度に設定できないため、比較的
狭帯域とならざるを得ない欠点を有していた。
垂直な直流磁界の印加される部分と、印加されな
い部分とが生ずる。基板1に適当なる直流磁界が
印加されない場合、第3図に示すように印加磁界
の零の点での損失が最少になる飽和磁束密度
(4πMs)領域が存在することを考慮しなければな
らない。すなわち、第3図の例では曲線Bの場合
が損失を少なくする意味では好ましい。一方、よ
り広帯域なサーキユレータを得るためには、一般
的に飽和磁束密度を大きくすることが重要である
が、前記低磁界損失を考慮したとき、従来の如き
基板1全体を同材質で一様に構成したのでは、大
きなな飽和磁束密度に設定できないため、比較的
狭帯域とならざるを得ない欠点を有していた。
また、第4図の如く円板状電極より分岐された
分岐部の長さをλ/4にすることにより広帯域化
を図ること等が提案されているが、周波数に逆比
例した分岐長となる為形状が大きくなり、通過損
失も増大する欠点を有している。
分岐部の長さをλ/4にすることにより広帯域化
を図ること等が提案されているが、周波数に逆比
例した分岐長となる為形状が大きくなり、通過損
失も増大する欠点を有している。
本考案は、上記の点に鑑み、酸化物磁性体基板
において円板状電極の位置する付近の飽和磁束密
度を大きく、その周辺の飽和磁束密度を低磁界損
失が少なくなる如く小さな値にした複合型酸化物
磁性体基板を用いるとともに、前記円板状電極に
切欠部を形成することにより、広帯域化及び低損
失化を図つた分布定数型サーキユレータを提供し
ようとするものである。
において円板状電極の位置する付近の飽和磁束密
度を大きく、その周辺の飽和磁束密度を低磁界損
失が少なくなる如く小さな値にした複合型酸化物
磁性体基板を用いるとともに、前記円板状電極に
切欠部を形成することにより、広帯域化及び低損
失化を図つた分布定数型サーキユレータを提供し
ようとするものである。
以下、本考案に係る分布定数型サーキユレータ
の実施例を図面に従つて説明する。
の実施例を図面に従つて説明する。
第5図及び第6図において、複合型酸化物磁性
体基板10は、円板状電極2が位置する中央部1
1の透磁率及び飽和磁束密度が大きく、その周辺
部12の透磁率及び飽和磁束密度は第3図の曲線
Bの如く印加磁界が零乃至微弱なときの損失が最
少となる如く小さな値となつている。この複合型
酸化物磁性体基板10はYIG等で中央部11及び
周辺部12共に一体に焼結するか、あるいは別々
に焼結した後接着等の技術で一体化する等の方法
で作成できる。そして、このような複合型酸化物
磁性体基板10上に円板状電極2及び分岐導体3
が薄膜技術等で形成され、分岐導体3の先端が端
子4となつている。ここで、第7図のように、円
板状電極2には分岐導体引出し位置の略中間部に
円弧状切欠部2bが形成されている。なお、飽和
磁束密度を大きくした基板領域にほぼ等しい大き
さの永久磁石7で基板10に垂直な直流磁界を印
加する。該永久磁石7は少なくとも基板片面に配
置されており、その他の構成は第1図及び第2図
の場合と同じである。
体基板10は、円板状電極2が位置する中央部1
1の透磁率及び飽和磁束密度が大きく、その周辺
部12の透磁率及び飽和磁束密度は第3図の曲線
Bの如く印加磁界が零乃至微弱なときの損失が最
少となる如く小さな値となつている。この複合型
酸化物磁性体基板10はYIG等で中央部11及び
周辺部12共に一体に焼結するか、あるいは別々
に焼結した後接着等の技術で一体化する等の方法
で作成できる。そして、このような複合型酸化物
磁性体基板10上に円板状電極2及び分岐導体3
が薄膜技術等で形成され、分岐導体3の先端が端
子4となつている。ここで、第7図のように、円
板状電極2には分岐導体引出し位置の略中間部に
円弧状切欠部2bが形成されている。なお、飽和
磁束密度を大きくした基板領域にほぼ等しい大き
さの永久磁石7で基板10に垂直な直流磁界を印
加する。該永久磁石7は少なくとも基板片面に配
置されており、その他の構成は第1図及び第2図
の場合と同じである。
第8図は上記実施例の場合の周波数特性を従来
の場合と比較して示す。図中点線P,Qは従来の
場合で分岐長がλ/4より小さい場合の順方向損
失及び逆方向損失を夫々示し、実線R,Sは実施
例の場合の順方向損失及び逆方向損失を夫々示
す。この図から判るように、中心周波数0に対し
実施例のサーキユレータは広帯域にわたり損失を
小さくできることが判る。
の場合と比較して示す。図中点線P,Qは従来の
場合で分岐長がλ/4より小さい場合の順方向損
失及び逆方向損失を夫々示し、実線R,Sは実施
例の場合の順方向損失及び逆方向損失を夫々示
す。この図から判るように、中心周波数0に対し
実施例のサーキユレータは広帯域にわたり損失を
小さくできることが判る。
以上説明したように、上記実施例によれば、直
流磁界が印加される中央部11の飽和磁束密度を
大きくした基板10を用い、しかも中央部11上
に配置される円板状電極2に切欠部2bを形成し
たことにより、広帯域化を図ることができ、さら
に基板10の中央部11を囲む周辺部12を第3
図曲線Bの如く低磁界損失の少ない低い飽和磁束
密度としたので、損失の低減を図ることができ
る。従つて広帯域、低損失でしかも小型のサーキ
ユレータを実現できる。また、切欠部2bの深さ
を調整することにより帯域幅を適宜変えることが
できる。
流磁界が印加される中央部11の飽和磁束密度を
大きくした基板10を用い、しかも中央部11上
に配置される円板状電極2に切欠部2bを形成し
たことにより、広帯域化を図ることができ、さら
に基板10の中央部11を囲む周辺部12を第3
図曲線Bの如く低磁界損失の少ない低い飽和磁束
密度としたので、損失の低減を図ることができ
る。従つて広帯域、低損失でしかも小型のサーキ
ユレータを実現できる。また、切欠部2bの深さ
を調整することにより帯域幅を適宜変えることが
できる。
第9図は本考案の他の実施例を示す。この図に
おいて、複合型酸化物磁性体基板10上には、ス
リツト状切欠部2cを有する円板状電極2が設け
られる。このようなスリツト状切欠部2cの場合
にも切欠部の深さを選定することにより前述の実
施例と同様の効果を上げることができる。
おいて、複合型酸化物磁性体基板10上には、ス
リツト状切欠部2cを有する円板状電極2が設け
られる。このようなスリツト状切欠部2cの場合
にも切欠部の深さを選定することにより前述の実
施例と同様の効果を上げることができる。
叙上のように、本考案によれば、円板状電極が
位置しかつ直流磁界が印加される中央部の飽和磁
束密度を大きく、その周辺部の飽和磁束密度を印
加磁界が零乃至微弱なときの損失が最少となるよ
うにした複合型酸化物磁性体基板を用いるととも
に、円板状電極に略円弧状又はスリツト状切欠部
を形成することにより、広帯域で低損失の分布定
数型サーキユレータを得ることができる。
位置しかつ直流磁界が印加される中央部の飽和磁
束密度を大きく、その周辺部の飽和磁束密度を印
加磁界が零乃至微弱なときの損失が最少となるよ
うにした複合型酸化物磁性体基板を用いるととも
に、円板状電極に略円弧状又はスリツト状切欠部
を形成することにより、広帯域で低損失の分布定
数型サーキユレータを得ることができる。
第1図は従来の分布定数型サーキユレータを示
す分解斜視図、第2図は同側断面図、第3図はそ
の場合の印加磁界の強さと損失との関係を示すグ
ラフ、第4図は従来の分布定数型サーキユレータ
の他の例を示す斜視図、第5図は本考案に係る分
布定数型サーキユレータの実施例を示す分解斜視
図、第6図は同側断面図、第7図は円板状電極部
分を示す平面図、第8図は実施例の周波数特性を
従来の場合と比較して示すグラフ、第9図は本考
案の他の実施例における円板状電極部分を示す平
面図である。 2……円板状電極、2b……円弧切欠部、2c
……スリツト状切欠部、3……分岐導体、4……
端子、5……地導体、7……永久磁石、10……
複合型酸化物磁性体基板、11……中央部、12
……周辺部。
す分解斜視図、第2図は同側断面図、第3図はそ
の場合の印加磁界の強さと損失との関係を示すグ
ラフ、第4図は従来の分布定数型サーキユレータ
の他の例を示す斜視図、第5図は本考案に係る分
布定数型サーキユレータの実施例を示す分解斜視
図、第6図は同側断面図、第7図は円板状電極部
分を示す平面図、第8図は実施例の周波数特性を
従来の場合と比較して示すグラフ、第9図は本考
案の他の実施例における円板状電極部分を示す平
面図である。 2……円板状電極、2b……円弧切欠部、2c
……スリツト状切欠部、3……分岐導体、4……
端子、5……地導体、7……永久磁石、10……
複合型酸化物磁性体基板、11……中央部、12
……周辺部。
Claims (1)
- 酸化物磁性体基板の片面に円板状電極を設け、
これより略放射状に分岐導体を引出し、他方の面
に導体を全面に設け、前記酸化物磁性体基板に略
垂直な方向に磁界を印加した分布定数型サーキユ
レータにおいて、前記円板状電極の位置する中央
部11の飽和磁束密度を大きくしかつ該中央部を
囲む周辺部12を印加磁界が零乃至微弱のときに
低損失となる飽和磁束密度にした複合型酸化物磁
性体基板を用い、前記円板状電極の前記分岐導体
引出し位置の略中間部に切欠部を形成するととも
に、前記飽和磁束密度を大きくした基板領域にほ
ぼ等しい大きさの永久磁石で前記磁界を印加する
ことを特徴とする分布定数型サーキユレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981000014U JPH0247606Y2 (ja) | 1981-01-05 | 1981-01-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981000014U JPH0247606Y2 (ja) | 1981-01-05 | 1981-01-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57113506U JPS57113506U (ja) | 1982-07-14 |
| JPH0247606Y2 true JPH0247606Y2 (ja) | 1990-12-14 |
Family
ID=29798605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981000014U Expired JPH0247606Y2 (ja) | 1981-01-05 | 1981-01-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0247606Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS562801B2 (ja) * | 1973-03-13 | 1981-01-21 | ||
| JPS538543A (en) * | 1976-07-13 | 1978-01-26 | Fujitsu Ltd | Substrate for circulator |
-
1981
- 1981-01-05 JP JP1981000014U patent/JPH0247606Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57113506U (ja) | 1982-07-14 |
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