JPH0248417Y2 - - Google Patents
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- JPH0248417Y2 JPH0248417Y2 JP1987180366U JP18036687U JPH0248417Y2 JP H0248417 Y2 JPH0248417 Y2 JP H0248417Y2 JP 1987180366 U JP1987180366 U JP 1987180366U JP 18036687 U JP18036687 U JP 18036687U JP H0248417 Y2 JPH0248417 Y2 JP H0248417Y2
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- power supply
- supply conductor
- quenching liquid
- heating coil
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Description
産業上の利用分野
この考案は筒型ワークの内面焼入れコイル体に
関する。 従来の技術 第4図は従来の筒型ワークの内面焼入れコイル
体と筒型ワークの一部を示す。100は筒型ワー
クである。焼入れ液供給管90の下端には、複数
の噴射口92を有する焼入れ液噴射ジヤケツト9
1が形成されている。80は中空の加熱コイルで
あつて、加熱コイル(下側)81と、これと直列
に接続された加熱コイル(上側)82とから構成
されている。加熱コイル(下側)81には中空の
第1給電導体83が、また加熱コイル(上側)8
2には中空の第2給電導体84がそれぞれ接続さ
れている。加熱コイル80はコア85を介して、
焼入れ液供給管90の上に巻回されており、また
カラー93によつて焼入れ液噴射ジヤケツト91
に押しつけられるように固定されている。 加熱コイル80の冷却液は、第1給電導体83
に矢印Eの方向から入り、加熱コイル80を冷却
して第2給電導体84を経て矢印Fの方向へ排出
される。焼入れ液は、矢印Gの方向に焼入れ液供
給管90に入り、噴射口92からワーク100の
内面に噴射される。 考案が解決しようとする問題点 第1給電導体83、加熱コイル80および第2
給電導体84に、ワーク100の急速加熱に必要
な高周波電流を通じると、電気抵抗による発熱の
ため、第1給電導体83、加熱コイル80および
第2給電導体84の中空の部分を通る冷却液は昇
温する。この昇温後の冷却液を循環経路を通じて
再使用するためには、冷却液の冷却装置を設ける
必要がある。 しかしながら、長い筒型ワークの内径が小さく
なると、必然的に給電導体は長くなり、加熱コイ
ル80の中空の部分の有効通液断面積が小さくな
るため、加熱コイル80への通電時の冷却液の昇
温は顕著となり、冷却液再使用のための冷却液冷
却装置の冷却能力を高める必要があるので、コス
ト高となり、更に昇温が顕著になると冷却液は蒸
発して高周波焼入れ作業を中止せざるをえない可
能性を内在している。 本考案は以上のことに鑑みてなされたもので、
冷却液の昇温が低く、従つて冷却液冷却装置のコ
ストを安くすることが出来るとともに、冷却液が
蒸発して筒型ワークの内面焼入れ作業が中止する
ことのない筒型ワークの内面焼入れコイル体を提
供することを目的としている。 問題点を解決するための手段 本考案の内面焼入れコイル体は、焼入れ液噴射
ジヤケツトと、この焼入れ液噴射ジヤケツトの端
部に巻回した加熱コイルと、この加熱コイルの一
端に接続した第1給電導体と、他端に接続した第
2給電導体と、第1給電導体を覆う保護管と、焼
入れ液噴射ジヤケツトの一端に接続した焼入れ液
供給管とを具備した内面焼入れコイル体であつ
て、保護管と第1給電導体の間には絶縁物を介在
させ、且つ保護管の側面に第2給電導体の側面と
焼入れ液供給管の側面とをろう付けによつて接着
していることを構成の要旨とする。 作 用 第1給電導体へ供給された冷却液は、加熱コイ
ルから第2給電導体を径て排出される。高周波電
流は、高周波電源から第1給電導体、加熱コイル
を経て第2給電導体に至り、第2給電導体と、第
2給電導体に接着した保護管と、保護管に接着さ
れた焼入れ液供給管の一部とに分流して後高周波
電源に帰る。焼入れ液供給管に供給された焼入れ
液は、焼入れ液噴射ジヤケツトから噴射される。 実施例 第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は縦断正面図を、第2図は側面図を、第3図
は第1図のD−D断面図をそれぞれ示す。 本考案の内面焼入れコイル体は、焼入れ液噴射
ジヤケツト10と、焼入れ液噴射ジヤケツト10
の筒状の端部11に巻回した加熱コイル20と、
加熱コイル20の一端に接続した第1給電導体3
0と、他端に接続した第2給電導体40と、第1
給電導体30を覆う保護管50と、焼入れ液噴射
ジヤケツト10の端部に接続した焼入れ液供給管
60とを具備している。 焼入れ液噴射ジヤケツト10は、ガラスラミネ
ート等の絶縁物で作られており、中空で断面略台
形の頭部12と、頭部12より突出形成された筒
状の端部11とから形成されている。頭部12に
は、焼入れ液を噴射するため複数個の噴射口13
が設けられている。 端部11に巻回された加熱コイル20は、中空
リング状良導電金属性の加熱コイル(上側)22
および加熱コイル(下側)21とから構成されて
おり、加熱コイル(上側)22と加熱コイル(下
側)21とは、第2図に示すように、コイル接続
部27によつて接続されて2ターンの一体型のコ
イルとなつている。 また、フエライト製等の段付リング状のコア
(上側)25およびコア(下側)24の対向して
いる周辺部には、第1図に示すようにそれぞれ加
熱コイル(上側)22および加熱コイル(下側)
21が嵌合されており、コア(上側)25とコア
(下側)24とはリング状の絶縁板23を介して
対向するように焼入れ液噴射ジヤケツト10の端
部11に挿入されている。 焼入れ液噴射ジヤケツト10の端部11の上端
外側部分にはねじ14が形成されており、リング
状のコア押え26がこのねじ14に螺着されて、
コア(上側)25およびコア(下側)24を焼入
れ液噴射ジヤケツト10に固着している。 加熱コイル20の一端である加熱コイル(下
側)21のコイル端部211には、上方に引き出
された第1給電導体30の下端部分がろう付けに
よつて接続されており、また他端である加熱コイ
ル(上側)22のコイル端部221には、上方に
引き出された第2給電導体40の下端部分がろう
付けによつて接続されている。更に焼入れ液噴射
ジヤケツト10の端部11の上端内側部分にはね
じ15が形成されており、上方に引き出された焼
入れ液供給管60の折曲部65の下端部分が、こ
のねじ15に螺着されている。 これら第1給電導体30、第2給電導体40お
よび焼入れ液供給管60は、いずれも良導電金属
製の中空四角柱状であつて、それぞれ第1図に示
す折曲部35、45および65が形成されてお
り、更に上方へ引き出され、第1給電導体30の
上端は加熱コイル20の冷却液を受け入れる冷却
液供給口31を、第2給電導体40の上端は前記
冷却液を排出する冷却液排出口41を、また焼入
れ液供給管60の上端は焼入れ液を供給する焼入
れ液供給口61を形成している。 第1給電導体30の折曲部35より上方の部分
には、第1図および第3図に示すように、第1給
電導体30の上にセラミツクコーテイング等の絶
縁物51を密着させ、更にこの絶縁物51の上に
中空四角柱状で良導電金属製の保護管50を密着
して設けている。しかして、保護管50の一方の
側面には第2給電導体40の側面を、また保護管
50の他方の側面には第2給電導体40と対向す
るように焼入れ液供給管60の側面をそれぞれろ
う付けによつて接着してある。 第1給電導体30の冷却液供給口31は接続導
体71を介して、また第2給電導体40の冷却液
排出口41、保護管50の上端および焼入れ液供
給管60の焼入れ液供給口61は、接続導体72
を介してそれぞれ高周波電源70に接続されてい
る。 次に本実施例の動作について説明する。 まず、冷却液供給口31に加熱コイル20の冷
却液が矢印Aの方向に供給されると、冷却液は第
1給電導体30を経て加熱コイル(下側)21に
入り、次いでコイル接続部27を経て加熱コイル
(上側)22を通り、第2給電導体40を経て冷
却液排出口41から矢印Bの方向に排出される。 高周波電源70にて発生された高周波電流は、
高周波電源70から接続導体71、第1給電導体
30、加熱コイル20を経て第2給電導体40に
至り、第2給電導体40と、保護管50と、焼入
れ液供給管60の一部とに分流して後接続導体7
2を経て高周波電源70に帰る。加熱コイル20
に流れる高周波電流によつて図示しない筒型ワー
クの内面が加熱される。 焼入れ液供給口61に、矢印Cの方向に供給さ
れた焼入れ液は、焼入れ液供給管60を経て焼入
れ液噴射ジヤケツト10の頭部12に至り、噴射
口13から筒型ワーク(図示省略)の内面に噴射
されて、筒型ワークの内面移動焼入れが実施され
る。 本実施例によれば、前述のように、保護管50
の側面に第2給電導体40と焼入れ液供給管60
が接着されているので、第2給電導体40は、焼
入れ液供給管60内を流れる焼入れ液によつて、
保護管50を介して冷却される。従つて、第2給
電導体40は冷却液のみならず、焼入れ液によつ
ても冷却される。 また、第2給電導体40と保護管50および焼
入れ液供給管60の一部とが電気的に並列に接続
されているので、第2給電導体40のみに高周波
電流が流れる従来の筒型ワークの内面焼入れコイ
ル体よりも、第2給電導体40に流れる電流は減
少し、従つて第2給電導体40の発熱も低下す
る。 以上によつて第2給電導体40の発熱が低いの
で、第2給電導体40内を流れる冷却液の極度な
昇温並びに蒸発を防止できる。 なお、従来の内面焼入れコイル体と本実施例の
内面焼入れコイル体を使用した場合の比較を次の
表に示した。
関する。 従来の技術 第4図は従来の筒型ワークの内面焼入れコイル
体と筒型ワークの一部を示す。100は筒型ワー
クである。焼入れ液供給管90の下端には、複数
の噴射口92を有する焼入れ液噴射ジヤケツト9
1が形成されている。80は中空の加熱コイルで
あつて、加熱コイル(下側)81と、これと直列
に接続された加熱コイル(上側)82とから構成
されている。加熱コイル(下側)81には中空の
第1給電導体83が、また加熱コイル(上側)8
2には中空の第2給電導体84がそれぞれ接続さ
れている。加熱コイル80はコア85を介して、
焼入れ液供給管90の上に巻回されており、また
カラー93によつて焼入れ液噴射ジヤケツト91
に押しつけられるように固定されている。 加熱コイル80の冷却液は、第1給電導体83
に矢印Eの方向から入り、加熱コイル80を冷却
して第2給電導体84を経て矢印Fの方向へ排出
される。焼入れ液は、矢印Gの方向に焼入れ液供
給管90に入り、噴射口92からワーク100の
内面に噴射される。 考案が解決しようとする問題点 第1給電導体83、加熱コイル80および第2
給電導体84に、ワーク100の急速加熱に必要
な高周波電流を通じると、電気抵抗による発熱の
ため、第1給電導体83、加熱コイル80および
第2給電導体84の中空の部分を通る冷却液は昇
温する。この昇温後の冷却液を循環経路を通じて
再使用するためには、冷却液の冷却装置を設ける
必要がある。 しかしながら、長い筒型ワークの内径が小さく
なると、必然的に給電導体は長くなり、加熱コイ
ル80の中空の部分の有効通液断面積が小さくな
るため、加熱コイル80への通電時の冷却液の昇
温は顕著となり、冷却液再使用のための冷却液冷
却装置の冷却能力を高める必要があるので、コス
ト高となり、更に昇温が顕著になると冷却液は蒸
発して高周波焼入れ作業を中止せざるをえない可
能性を内在している。 本考案は以上のことに鑑みてなされたもので、
冷却液の昇温が低く、従つて冷却液冷却装置のコ
ストを安くすることが出来るとともに、冷却液が
蒸発して筒型ワークの内面焼入れ作業が中止する
ことのない筒型ワークの内面焼入れコイル体を提
供することを目的としている。 問題点を解決するための手段 本考案の内面焼入れコイル体は、焼入れ液噴射
ジヤケツトと、この焼入れ液噴射ジヤケツトの端
部に巻回した加熱コイルと、この加熱コイルの一
端に接続した第1給電導体と、他端に接続した第
2給電導体と、第1給電導体を覆う保護管と、焼
入れ液噴射ジヤケツトの一端に接続した焼入れ液
供給管とを具備した内面焼入れコイル体であつ
て、保護管と第1給電導体の間には絶縁物を介在
させ、且つ保護管の側面に第2給電導体の側面と
焼入れ液供給管の側面とをろう付けによつて接着
していることを構成の要旨とする。 作 用 第1給電導体へ供給された冷却液は、加熱コイ
ルから第2給電導体を径て排出される。高周波電
流は、高周波電源から第1給電導体、加熱コイル
を経て第2給電導体に至り、第2給電導体と、第
2給電導体に接着した保護管と、保護管に接着さ
れた焼入れ液供給管の一部とに分流して後高周波
電源に帰る。焼入れ液供給管に供給された焼入れ
液は、焼入れ液噴射ジヤケツトから噴射される。 実施例 第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は縦断正面図を、第2図は側面図を、第3図
は第1図のD−D断面図をそれぞれ示す。 本考案の内面焼入れコイル体は、焼入れ液噴射
ジヤケツト10と、焼入れ液噴射ジヤケツト10
の筒状の端部11に巻回した加熱コイル20と、
加熱コイル20の一端に接続した第1給電導体3
0と、他端に接続した第2給電導体40と、第1
給電導体30を覆う保護管50と、焼入れ液噴射
ジヤケツト10の端部に接続した焼入れ液供給管
60とを具備している。 焼入れ液噴射ジヤケツト10は、ガラスラミネ
ート等の絶縁物で作られており、中空で断面略台
形の頭部12と、頭部12より突出形成された筒
状の端部11とから形成されている。頭部12に
は、焼入れ液を噴射するため複数個の噴射口13
が設けられている。 端部11に巻回された加熱コイル20は、中空
リング状良導電金属性の加熱コイル(上側)22
および加熱コイル(下側)21とから構成されて
おり、加熱コイル(上側)22と加熱コイル(下
側)21とは、第2図に示すように、コイル接続
部27によつて接続されて2ターンの一体型のコ
イルとなつている。 また、フエライト製等の段付リング状のコア
(上側)25およびコア(下側)24の対向して
いる周辺部には、第1図に示すようにそれぞれ加
熱コイル(上側)22および加熱コイル(下側)
21が嵌合されており、コア(上側)25とコア
(下側)24とはリング状の絶縁板23を介して
対向するように焼入れ液噴射ジヤケツト10の端
部11に挿入されている。 焼入れ液噴射ジヤケツト10の端部11の上端
外側部分にはねじ14が形成されており、リング
状のコア押え26がこのねじ14に螺着されて、
コア(上側)25およびコア(下側)24を焼入
れ液噴射ジヤケツト10に固着している。 加熱コイル20の一端である加熱コイル(下
側)21のコイル端部211には、上方に引き出
された第1給電導体30の下端部分がろう付けに
よつて接続されており、また他端である加熱コイ
ル(上側)22のコイル端部221には、上方に
引き出された第2給電導体40の下端部分がろう
付けによつて接続されている。更に焼入れ液噴射
ジヤケツト10の端部11の上端内側部分にはね
じ15が形成されており、上方に引き出された焼
入れ液供給管60の折曲部65の下端部分が、こ
のねじ15に螺着されている。 これら第1給電導体30、第2給電導体40お
よび焼入れ液供給管60は、いずれも良導電金属
製の中空四角柱状であつて、それぞれ第1図に示
す折曲部35、45および65が形成されてお
り、更に上方へ引き出され、第1給電導体30の
上端は加熱コイル20の冷却液を受け入れる冷却
液供給口31を、第2給電導体40の上端は前記
冷却液を排出する冷却液排出口41を、また焼入
れ液供給管60の上端は焼入れ液を供給する焼入
れ液供給口61を形成している。 第1給電導体30の折曲部35より上方の部分
には、第1図および第3図に示すように、第1給
電導体30の上にセラミツクコーテイング等の絶
縁物51を密着させ、更にこの絶縁物51の上に
中空四角柱状で良導電金属製の保護管50を密着
して設けている。しかして、保護管50の一方の
側面には第2給電導体40の側面を、また保護管
50の他方の側面には第2給電導体40と対向す
るように焼入れ液供給管60の側面をそれぞれろ
う付けによつて接着してある。 第1給電導体30の冷却液供給口31は接続導
体71を介して、また第2給電導体40の冷却液
排出口41、保護管50の上端および焼入れ液供
給管60の焼入れ液供給口61は、接続導体72
を介してそれぞれ高周波電源70に接続されてい
る。 次に本実施例の動作について説明する。 まず、冷却液供給口31に加熱コイル20の冷
却液が矢印Aの方向に供給されると、冷却液は第
1給電導体30を経て加熱コイル(下側)21に
入り、次いでコイル接続部27を経て加熱コイル
(上側)22を通り、第2給電導体40を経て冷
却液排出口41から矢印Bの方向に排出される。 高周波電源70にて発生された高周波電流は、
高周波電源70から接続導体71、第1給電導体
30、加熱コイル20を経て第2給電導体40に
至り、第2給電導体40と、保護管50と、焼入
れ液供給管60の一部とに分流して後接続導体7
2を経て高周波電源70に帰る。加熱コイル20
に流れる高周波電流によつて図示しない筒型ワー
クの内面が加熱される。 焼入れ液供給口61に、矢印Cの方向に供給さ
れた焼入れ液は、焼入れ液供給管60を経て焼入
れ液噴射ジヤケツト10の頭部12に至り、噴射
口13から筒型ワーク(図示省略)の内面に噴射
されて、筒型ワークの内面移動焼入れが実施され
る。 本実施例によれば、前述のように、保護管50
の側面に第2給電導体40と焼入れ液供給管60
が接着されているので、第2給電導体40は、焼
入れ液供給管60内を流れる焼入れ液によつて、
保護管50を介して冷却される。従つて、第2給
電導体40は冷却液のみならず、焼入れ液によつ
ても冷却される。 また、第2給電導体40と保護管50および焼
入れ液供給管60の一部とが電気的に並列に接続
されているので、第2給電導体40のみに高周波
電流が流れる従来の筒型ワークの内面焼入れコイ
ル体よりも、第2給電導体40に流れる電流は減
少し、従つて第2給電導体40の発熱も低下す
る。 以上によつて第2給電導体40の発熱が低いの
で、第2給電導体40内を流れる冷却液の極度な
昇温並びに蒸発を防止できる。 なお、従来の内面焼入れコイル体と本実施例の
内面焼入れコイル体を使用した場合の比較を次の
表に示した。
【表】
なお、本実施例では、保護管50の対向する側
面に第2給電導体40と焼入れ液供給管60をそ
れぞれ接着したが、これにこだわるものではな
く、第2給電導体40、保護管50および焼入れ
液供給管60の形状に応じて、隣接する側面や同
一側面等でもよい。また、第1給電導体30、第
2給電導体40、保護管50および焼入れ液供給
管60は、本実施例では中空四角柱状としたが、
中空であれば特定形状にこだわるものではない。 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、保護管
の側面に第2給電導体と焼入れ液供給管をろう付
けによつて接着してあるので、冷却液のみならず
焼入れ液によつても第2給電導体が冷却される
し、また第2給電導体に流れる高周波電流が減少
することによつても第2給電導体の発熱が減少す
る。従つて、第2給電導体を流れる冷却液の昇温
が低いので、従来の筒型ワークの内面焼入れコイ
ル体に比べて、冷却液再使用のための冷却液冷却
装置の冷却能力が低くてコストの安いものとする
ことが出来るとともに、冷却液が蒸発することを
防止して、筒型ワークの内面焼入れ作業を中止す
ることをなくする利点がある。 次に、第2給電導体、保護管および焼入れ液供
給管が電気的に並列に接続されていることから、
従来の筒型ワークの内面焼入れコイル体に比べて
電気抵抗値が低く、従つて電力消費量が少なくな
る利点を有する。 更に、保護管と第1給電導体とは絶縁物を介し
て密着しているとともに、保護管の側面に第2給
電導体と焼入れ液供給管がろう付けによつて接着
されているので、筒型ワークの内面焼入れコイル
体の構造が強く、従つてまた寿命も永いという利
点がある。
面に第2給電導体40と焼入れ液供給管60をそ
れぞれ接着したが、これにこだわるものではな
く、第2給電導体40、保護管50および焼入れ
液供給管60の形状に応じて、隣接する側面や同
一側面等でもよい。また、第1給電導体30、第
2給電導体40、保護管50および焼入れ液供給
管60は、本実施例では中空四角柱状としたが、
中空であれば特定形状にこだわるものではない。 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、保護管
の側面に第2給電導体と焼入れ液供給管をろう付
けによつて接着してあるので、冷却液のみならず
焼入れ液によつても第2給電導体が冷却される
し、また第2給電導体に流れる高周波電流が減少
することによつても第2給電導体の発熱が減少す
る。従つて、第2給電導体を流れる冷却液の昇温
が低いので、従来の筒型ワークの内面焼入れコイ
ル体に比べて、冷却液再使用のための冷却液冷却
装置の冷却能力が低くてコストの安いものとする
ことが出来るとともに、冷却液が蒸発することを
防止して、筒型ワークの内面焼入れ作業を中止す
ることをなくする利点がある。 次に、第2給電導体、保護管および焼入れ液供
給管が電気的に並列に接続されていることから、
従来の筒型ワークの内面焼入れコイル体に比べて
電気抵抗値が低く、従つて電力消費量が少なくな
る利点を有する。 更に、保護管と第1給電導体とは絶縁物を介し
て密着しているとともに、保護管の側面に第2給
電導体と焼入れ液供給管がろう付けによつて接着
されているので、筒型ワークの内面焼入れコイル
体の構造が強く、従つてまた寿命も永いという利
点がある。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は縦断正面図を、第2図は側面図を第3図は
第1図のD−D断面図を示す。第4図は従来の筒
型ワークの内面焼入れコイル体と筒型ワークの一
部を示す。 10…焼入れ液噴射ジヤケツト、11…端部、
20…加熱コイル、30…第1給電導体、40…
第2給電導体、50…保護管、60…焼入れ液供
給管、51…絶縁物。
1図は縦断正面図を、第2図は側面図を第3図は
第1図のD−D断面図を示す。第4図は従来の筒
型ワークの内面焼入れコイル体と筒型ワークの一
部を示す。 10…焼入れ液噴射ジヤケツト、11…端部、
20…加熱コイル、30…第1給電導体、40…
第2給電導体、50…保護管、60…焼入れ液供
給管、51…絶縁物。
Claims (1)
- 焼入れ液噴射ジヤケツトと、この焼入れ液噴射
ジヤケツトの端部に巻回した加熱コイルと、この
加熱コイルの一端に接続した第1給電導体と、他
端に接続した第2給電導体と、前記第1給電導体
を覆う保護管と、前記焼入れ液噴射ジヤケツトの
一端に接続した焼入れ液供給管とを具備した内面
焼入れコイル体であつて、前記保護管と前記第1
給電導体の間には絶縁物を介在させ、且つ前記保
護管の側面に前記第2給電導体の側面と前記焼入
れ液供給管の側面とをろう付けによつて接着して
いることを特徴とする筒型ワークの内面焼入れコ
イル体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987180366U JPH0248417Y2 (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987180366U JPH0248417Y2 (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0187149U JPH0187149U (ja) | 1989-06-08 |
| JPH0248417Y2 true JPH0248417Y2 (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=31471887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987180366U Expired JPH0248417Y2 (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0248417Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2530502Y2 (ja) * | 1991-11-25 | 1997-03-26 | 富士電子工業株式会社 | 一発焼入形高周波焼入コイル |
-
1987
- 1987-11-26 JP JP1987180366U patent/JPH0248417Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0187149U (ja) | 1989-06-08 |
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