JPH0248611B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248611B2 JPH0248611B2 JP56039262A JP3926281A JPH0248611B2 JP H0248611 B2 JPH0248611 B2 JP H0248611B2 JP 56039262 A JP56039262 A JP 56039262A JP 3926281 A JP3926281 A JP 3926281A JP H0248611 B2 JPH0248611 B2 JP H0248611B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- powder
- alloy powder
- sintering
- melting point
- Prior art date
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- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
この発明は、Fe−Si系焼結合金の製造方法に
関するものである。 <従来の技術> 最近、粉末冶金技術の進歩はめざましく、磁性
材料の製造にも応用されつつある。 従来、1〜10%のSiを含有するFe−Si系焼結
合金の製造方法として、例えば、単一の1〜10%
のSiを含有するFe−Si系合金粉末を1300℃以下
の温度で焼結する方法が知られている。ここで、
1300℃以下の温度とする理由は、焼結設備等の工
業的制約や経済的理由によるものである。 <発明が解決しようとする課題> しかし、この製造方法により得られる1〜10%
のSiを含有するFe−Si系焼結合金は、焼結密度
が不十分で、同一成分の溶製合金にくらべて著し
く直流磁気特性が低いという問題があつた。 この発明は、優れた直流磁気特性をもつ1〜10
%のSiを含有するFe−Si系焼結合金を実用的な
焼結温度領域において製造することを目的とす
る。 そして、この発明は次の点に着目して前記目的
を達成しようとするものである。 すなわち、マツクス・ハンセン編(Max
Hansen)コンスチチユシヨン・オブ・バイナリ
ー・アロイズ(Constitution of Binary
Alloys)、マツクグロウヒル・ブツクス・カムパ
ニー・インコーポレイテツド(McGraw−Hill.
Books.Co.Inc.)、1958年発行P.713記載のFe−Si2
元系合金状態図によれば、10%SiのFe−Si合金
の融点は1310℃であり、Si量が少なくなるにした
がつて融点はそれよりも高くなり、また25〜45%
SiのFe−Si合金の融点も1300℃よりも高いこと
がわかる。しかし、13〜24%Siおよび46〜72%Si
のFe−Si合金の融点は1300℃以下であることが
わかる。 したがつて1300℃以下の焼結温度で液相焼結さ
せて1〜10%のSiを含有するFe−Si系焼結合金
を高密度化するためには、前記13〜24%のSiを含
有するFe−Si系合金粉末または(および)46〜
72%のSiを含有するFe−Si系合金粉末を適量混
合させることが好適であると考えられる。 <課題を解決するための手段> そのため、この発明によるFe−Si系焼結合金
の製造方法は、13〜24%のSiを含有するFe−Si
系合金粉末、46〜72%のSiを含有するFe−Si系
合金粉末またはこれらの混合物と、前記の粉末よ
りも高融点のFe−Si系合金粉末とを混合し、該
混合粉末から圧粉体を成形し、該圧粉体を前記13
〜24%のSiを含有するFe−Si系合金粉末または
46〜72%のSiを含有するFe−Si系合金粉末の融
点よりも高い温度で焼結することにより焼結後の
Si量が1〜10%となることを特徴とする。 ここで、焼結後のSi量を1〜10%としたのは、
Si量が1%未満または10%を越えると焼結合金の
磁性が低下し、磁性材料として実用的でないので
1〜10%とした。 <実施例> 以下、この発明の実施例を説明する。 水噴霧法により製造したFe−Si合金粉末を10
メツシユに分級して母合金粉末とした。一方、真
空誘導炉溶解によりFe−18%Si合金鋳塊をつく
り、ついで機械的粉砕を繰返して粒径が数ミクロ
ン程度の添加合金粉末を製造した。また同様な方
法によりFe−50%Siの添加合金粉末を製造した。 その後、第1表に示すように前記母合金粉末と
添加合金粉末とを混合し、これに潤滑剤としてス
テアリン酸亜鉛を1%加え、これを7tf/cm2のプ
レス圧で外径50mm、内径35mm、厚さ5mmの圧粉体
を成形した。 ついで、各圧粉体を各温度に1h保持する真空
焼結を行い、焼結密度と直流磁気特性を測定し
た。 その結果を第1表に併記した。この表に明らか
なとおり、母合金粉末に対して添加合金粉末を所
定範囲で配合し、添加合金の融点よりも高い温度
で焼結した発明合金は、基本合金(No.1)にくら
べて焼結密度、直流磁気特性とも優れていること
がわかる。また焼結後のSi%(目標値)が所定範
囲よりも過大であると、基本合金にくらべて焼結
密度は大であるが、直流磁気特性(B25値)は低
下する傾向がみられる。なお焼結後のSi%(目標
値)が所定範囲内であつても焼結温度が低い場合
は焼結密度、直流磁化特性とも同一Si%の焼結合
金のそれよりも劣つている。
関するものである。 <従来の技術> 最近、粉末冶金技術の進歩はめざましく、磁性
材料の製造にも応用されつつある。 従来、1〜10%のSiを含有するFe−Si系焼結
合金の製造方法として、例えば、単一の1〜10%
のSiを含有するFe−Si系合金粉末を1300℃以下
の温度で焼結する方法が知られている。ここで、
1300℃以下の温度とする理由は、焼結設備等の工
業的制約や経済的理由によるものである。 <発明が解決しようとする課題> しかし、この製造方法により得られる1〜10%
のSiを含有するFe−Si系焼結合金は、焼結密度
が不十分で、同一成分の溶製合金にくらべて著し
く直流磁気特性が低いという問題があつた。 この発明は、優れた直流磁気特性をもつ1〜10
%のSiを含有するFe−Si系焼結合金を実用的な
焼結温度領域において製造することを目的とす
る。 そして、この発明は次の点に着目して前記目的
を達成しようとするものである。 すなわち、マツクス・ハンセン編(Max
Hansen)コンスチチユシヨン・オブ・バイナリ
ー・アロイズ(Constitution of Binary
Alloys)、マツクグロウヒル・ブツクス・カムパ
ニー・インコーポレイテツド(McGraw−Hill.
Books.Co.Inc.)、1958年発行P.713記載のFe−Si2
元系合金状態図によれば、10%SiのFe−Si合金
の融点は1310℃であり、Si量が少なくなるにした
がつて融点はそれよりも高くなり、また25〜45%
SiのFe−Si合金の融点も1300℃よりも高いこと
がわかる。しかし、13〜24%Siおよび46〜72%Si
のFe−Si合金の融点は1300℃以下であることが
わかる。 したがつて1300℃以下の焼結温度で液相焼結さ
せて1〜10%のSiを含有するFe−Si系焼結合金
を高密度化するためには、前記13〜24%のSiを含
有するFe−Si系合金粉末または(および)46〜
72%のSiを含有するFe−Si系合金粉末を適量混
合させることが好適であると考えられる。 <課題を解決するための手段> そのため、この発明によるFe−Si系焼結合金
の製造方法は、13〜24%のSiを含有するFe−Si
系合金粉末、46〜72%のSiを含有するFe−Si系
合金粉末またはこれらの混合物と、前記の粉末よ
りも高融点のFe−Si系合金粉末とを混合し、該
混合粉末から圧粉体を成形し、該圧粉体を前記13
〜24%のSiを含有するFe−Si系合金粉末または
46〜72%のSiを含有するFe−Si系合金粉末の融
点よりも高い温度で焼結することにより焼結後の
Si量が1〜10%となることを特徴とする。 ここで、焼結後のSi量を1〜10%としたのは、
Si量が1%未満または10%を越えると焼結合金の
磁性が低下し、磁性材料として実用的でないので
1〜10%とした。 <実施例> 以下、この発明の実施例を説明する。 水噴霧法により製造したFe−Si合金粉末を10
メツシユに分級して母合金粉末とした。一方、真
空誘導炉溶解によりFe−18%Si合金鋳塊をつく
り、ついで機械的粉砕を繰返して粒径が数ミクロ
ン程度の添加合金粉末を製造した。また同様な方
法によりFe−50%Siの添加合金粉末を製造した。 その後、第1表に示すように前記母合金粉末と
添加合金粉末とを混合し、これに潤滑剤としてス
テアリン酸亜鉛を1%加え、これを7tf/cm2のプ
レス圧で外径50mm、内径35mm、厚さ5mmの圧粉体
を成形した。 ついで、各圧粉体を各温度に1h保持する真空
焼結を行い、焼結密度と直流磁気特性を測定し
た。 その結果を第1表に併記した。この表に明らか
なとおり、母合金粉末に対して添加合金粉末を所
定範囲で配合し、添加合金の融点よりも高い温度
で焼結した発明合金は、基本合金(No.1)にくら
べて焼結密度、直流磁気特性とも優れていること
がわかる。また焼結後のSi%(目標値)が所定範
囲よりも過大であると、基本合金にくらべて焼結
密度は大であるが、直流磁気特性(B25値)は低
下する傾向がみられる。なお焼結後のSi%(目標
値)が所定範囲内であつても焼結温度が低い場合
は焼結密度、直流磁化特性とも同一Si%の焼結合
金のそれよりも劣つている。
【表】
【表】
<発明の作用・効果>
以上説明したように、この発明は、融点が比較
的高いFe−Si系合金粉末に、融点が比較的低い
Fe−Si系合金粉末を混合し、この混合粉末から
圧粉体を成形し、この圧粉体を後者のFe−Si系
合金粉末の融点よりも低い温度で液相焼結するよ
うにした。 このため、実用的な焼結温度領域内の焼結温度
で、直流磁気特性に優れたFe−Si系焼結合金を
得ることができ、該Fe−Si系焼結合金を、ソレ
ノイドコア、磁気ヘツド等電磁機器の材料として
実用化することが可能となる。
的高いFe−Si系合金粉末に、融点が比較的低い
Fe−Si系合金粉末を混合し、この混合粉末から
圧粉体を成形し、この圧粉体を後者のFe−Si系
合金粉末の融点よりも低い温度で液相焼結するよ
うにした。 このため、実用的な焼結温度領域内の焼結温度
で、直流磁気特性に優れたFe−Si系焼結合金を
得ることができ、該Fe−Si系焼結合金を、ソレ
ノイドコア、磁気ヘツド等電磁機器の材料として
実用化することが可能となる。
第1図は直流磁気特性とSi量との関係を示す曲
線図である。
線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 13〜24%のSiを含有するFe−Si系合金粉末、
46〜72%のSiを含有するFe−Si系合金粉末また
はこれらの混合物と、前記の粉末よりも高融点の
Fe−Si系合金粉末とを混合し、 該混合粉末から圧粉体を成形し、 該圧粉体を前記13〜24%のSiを含有するFe−
Si系合金粉末または46〜72%のSiを含有するFe
−Si系合金粉末の融点よりも高い温度で焼結する
ことにより焼結後のSi量が1〜10%となる Fe−Si系焼結合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56039262A JPS57155346A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Fe-si sintered alloy |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56039262A JPS57155346A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Fe-si sintered alloy |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57155346A JPS57155346A (en) | 1982-09-25 |
| JPH0248611B2 true JPH0248611B2 (ja) | 1990-10-25 |
Family
ID=12548214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56039262A Granted JPS57155346A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Fe-si sintered alloy |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57155346A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH066738U (ja) * | 1991-01-29 | 1994-01-28 | 株式会社ニフコ | スライドパッド |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60165302A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 軟磁性焼結材料の製造法 |
| SE443264B (sv) * | 1984-04-03 | 1986-02-17 | Hoeganaes Ab | Kiselhaltigt stalpulver for framstellning av sintrade mjukmagnetiska kroppar |
| JP6523778B2 (ja) * | 2015-05-07 | 2019-06-05 | 住友電気工業株式会社 | 圧粉磁心、及び圧粉磁心の製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4049522A (en) * | 1976-02-26 | 1977-09-20 | International Business Machines Corporation | Low coercivity iron-silicon material, shields, and process |
| JPS5347321A (en) * | 1976-10-12 | 1978-04-27 | Res Inst Iron Steel Tohoku Univ | Magnetic head material |
| JPS5353799A (en) * | 1976-10-26 | 1978-05-16 | Nippon Gakki Seizo Kk | Manufacturing process of magnetic materials |
-
1981
- 1981-03-18 JP JP56039262A patent/JPS57155346A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH066738U (ja) * | 1991-01-29 | 1994-01-28 | 株式会社ニフコ | スライドパッド |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57155346A (en) | 1982-09-25 |
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