JPH0249691B2 - Gyoruinoshiikusochi - Google Patents
GyoruinoshiikusochiInfo
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- JPH0249691B2 JPH0249691B2 JP10383383A JP10383383A JPH0249691B2 JP H0249691 B2 JPH0249691 B2 JP H0249691B2 JP 10383383 A JP10383383 A JP 10383383A JP 10383383 A JP10383383 A JP 10383383A JP H0249691 B2 JPH0249691 B2 JP H0249691B2
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Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無重力環境下における魚類の飼育装置
に関するものである。
に関するものである。
将来、宇宙ステーシヨン等の宇宙空間居住区が
実現すれば食用、観賞用、実験等の目的で魚類等
を長期にわたり飼育する必要があり、この飼育装
置の開発が急がれている。公知技術の応用例とし
て第1図に示すものが考えられる。密閉構造の容
器1に水2をほぼ充満させ、空気導入管3から空
気を適量供給し、魚4を飼育せんとするものであ
る。
実現すれば食用、観賞用、実験等の目的で魚類等
を長期にわたり飼育する必要があり、この飼育装
置の開発が急がれている。公知技術の応用例とし
て第1図に示すものが考えられる。密閉構造の容
器1に水2をほぼ充満させ、空気導入管3から空
気を適量供給し、魚4を飼育せんとするものであ
る。
しかし、この方法では次のような問題があり、
採用し難い。即ち、無重力状態では、水2に溶解
しなかつた気泡5は比重差による分離が出来ず、
水中にそのまま水2、気泡5の混合状態で残つて
しまう。魚4は水中の溶存酸素を消費していくの
で、気泡5中の酸素は拡散の原理に従つて、水中
に溶解するが、魚4の酸素消費に伴ない水中の溶
存酸素の減少と共に気泡5中及び水2中の窒素濃
度の上昇から魚4は酸素欠乏状態となる。
採用し難い。即ち、無重力状態では、水2に溶解
しなかつた気泡5は比重差による分離が出来ず、
水中にそのまま水2、気泡5の混合状態で残つて
しまう。魚4は水中の溶存酸素を消費していくの
で、気泡5中の酸素は拡散の原理に従つて、水中
に溶解するが、魚4の酸素消費に伴ない水中の溶
存酸素の減少と共に気泡5中及び水2中の窒素濃
度の上昇から魚4は酸素欠乏状態となる。
それを防ぐために空気導入管3から新しく空気
を供給すると共に、窒素濃度の上昇した気泡5を
抜き出す状態があるが、水中に混合状態となつた
ものから気泡5だけを抜き出すことは極めて困難
であり、これの解決を図る必要がある。
を供給すると共に、窒素濃度の上昇した気泡5を
抜き出す状態があるが、水中に混合状態となつた
ものから気泡5だけを抜き出すことは極めて困難
であり、これの解決を図る必要がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、水を充満させた密閉構造の魚類用容器と、該
容器の水を循環する循環ポンプと、該循環水の浄
化装置と、該循環水に酸素を溶存させるための空
気混合装置及び防水通気性の多孔質材を使つた気
液分離装置とで閉ループの水循環系を構成したこ
とを特徴とする魚類の飼育装置を要旨とするもの
で、無重力状態でも長期にわたり使用できる魚類
等の飼育装置を提供せんとするものである。
で、水を充満させた密閉構造の魚類用容器と、該
容器の水を循環する循環ポンプと、該循環水の浄
化装置と、該循環水に酸素を溶存させるための空
気混合装置及び防水通気性の多孔質材を使つた気
液分離装置とで閉ループの水循環系を構成したこ
とを特徴とする魚類の飼育装置を要旨とするもの
で、無重力状態でも長期にわたり使用できる魚類
等の飼育装置を提供せんとするものである。
本発明を第2図〜第5図に示す実施例に基づき
詳述する。第2図は飼育装置全体の正面断面図、
第3図は第2図の気液分離装置の多孔質材の詳細
断面図、第4図は第2図のA―A断面図、第5図
は第2図に示す飼育装置の循環ラインの圧力状態
図を示す。魚4を飼育する容器6は密閉構造で水
2を充満させている。容器6の下流の管路には魚
4の排出物等の異物を取り除くための浄化装置7
が設けられている。この浄化装置7はナイロンネ
ツトや活性炭等公知のものを単独あるいは組合せ
て使用してもよい。浄化装置7の下流には循環水
路系に圧力差をつけるための絞り8が設けられて
いる。絞り8はオリフイスや絞り弁等公知のもの
でよい。絞り8の下流には循環ポンプ11が設け
られ、電動機等の公知の駆動装置を用いて運転
し、水2を循環する。絞り8と循環ポンプ11と
の間の管路にはピトー管の原理を応用した空気ノ
ズル9、逆止弁20、空気フイルタ19から構成
される空気混合装置が設けられている。
詳述する。第2図は飼育装置全体の正面断面図、
第3図は第2図の気液分離装置の多孔質材の詳細
断面図、第4図は第2図のA―A断面図、第5図
は第2図に示す飼育装置の循環ラインの圧力状態
図を示す。魚4を飼育する容器6は密閉構造で水
2を充満させている。容器6の下流の管路には魚
4の排出物等の異物を取り除くための浄化装置7
が設けられている。この浄化装置7はナイロンネ
ツトや活性炭等公知のものを単独あるいは組合せ
て使用してもよい。浄化装置7の下流には循環水
路系に圧力差をつけるための絞り8が設けられて
いる。絞り8はオリフイスや絞り弁等公知のもの
でよい。絞り8の下流には循環ポンプ11が設け
られ、電動機等の公知の駆動装置を用いて運転
し、水2を循環する。絞り8と循環ポンプ11と
の間の管路にはピトー管の原理を応用した空気ノ
ズル9、逆止弁20、空気フイルタ19から構成
される空気混合装置が設けられている。
循環ポンプ11の下流には気液分離装置13が
設けられている。
設けられている。
この気液分離装置13は内部にテフロン等の多
孔質材14からなる細管形状の通路を多数配設
し、該通路内に水2と気泡10との混合水を通し
て、気体のみを多孔質材14の微細孔21を通過
させ、空間部17を経て装置13外部に排出す
る。
孔質材14からなる細管形状の通路を多数配設
し、該通路内に水2と気泡10との混合水を通し
て、気体のみを多孔質材14の微細孔21を通過
させ、空間部17を経て装置13外部に排出す
る。
循環ポンプ11と気液分離装置13との間の管
路には、水循環系の脈動を防止し、前記気液分離
装置13からの気体抽出に伴なう蒸発水を補給す
るための水アキユムレータ12を備えている。気
液分離装置13と前記容器6とは管16で結ば
れ、閉ループの水循環系となつている。
路には、水循環系の脈動を防止し、前記気液分離
装置13からの気体抽出に伴なう蒸発水を補給す
るための水アキユムレータ12を備えている。気
液分離装置13と前記容器6とは管16で結ば
れ、閉ループの水循環系となつている。
つぎに、作用を説明する。循環ポンプ11を起
動させると循環系内の水は循環し始めると同時に
空気フイルタ19、逆止弁20を経て空気ノズル
9から空気を吸い込み、該空気は周囲の水との接
触により一部は水に溶解する。更に循環ポンプ1
1の撹拌効果により、空気の溶解は促進される。
溶解しなかつた空気は気泡10として残り、気液
分離折装置13に入つて、内部の多孔質材14の
作用により水から分離される。この多孔質材14
はテフロン等の水をはじく材質からなり第3図に
示すように多数の微細孔21を有しており、水を
はじく性質を利用して、気体は通過させるが、水
は通過させない。例えばレインコートの防水加工
の効果の如き作用をなすものである。
動させると循環系内の水は循環し始めると同時に
空気フイルタ19、逆止弁20を経て空気ノズル
9から空気を吸い込み、該空気は周囲の水との接
触により一部は水に溶解する。更に循環ポンプ1
1の撹拌効果により、空気の溶解は促進される。
溶解しなかつた空気は気泡10として残り、気液
分離折装置13に入つて、内部の多孔質材14の
作用により水から分離される。この多孔質材14
はテフロン等の水をはじく材質からなり第3図に
示すように多数の微細孔21を有しており、水を
はじく性質を利用して、気体は通過させるが、水
は通過させない。例えばレインコートの防水加工
の効果の如き作用をなすものである。
従つて、細管形状の多孔質材14の内部に気泡
10を含んだ水が流れ込んだ場合、循環ポンプ1
1と絞り8の作用により多孔質材14の内部圧力
は外部空間部17より高くなつているので、水中
の気泡10は第3図のように流れに沿つて微細孔
21より空間部17へ積極的に排出、分離される
ことになる。気泡10が分離された後の酸素を溶
存した水15は管16を通り、容器6に入る。こ
こで、水循環系の圧力分布について第5図をもと
に説明する。点線22で示す線図は絞り8がない
場合の圧力状態を示すものである。循環ポンプ1
1により水循環系の圧力はポンプ11出口で全体
の圧力損失分上昇し、以後流れに沿つた各部の圧
力損失相当の低下がある。この圧力分布が全体と
して低いと、溶解に関するヘンリーの法則からも
明らかなように、気体は溶解し難くなり、溶解し
ていた空気が再び気泡となつて発生し易くなると
いう不具合を生ずる。一方、実線23で示す線図
は、絞り8によつて圧力損失を与え、絞り8と循
環ポンプ11との間は圧力が低くなり、それ以外
の範囲は圧力が高くなる。従つて、空気ノズル9
の部分は空気を吸引し易い状態となり、必要な空
気量を確保するとともに、循環ポンプ11の下流
では圧力が高くなつているので、水への酸素溶解
度は向上する。
10を含んだ水が流れ込んだ場合、循環ポンプ1
1と絞り8の作用により多孔質材14の内部圧力
は外部空間部17より高くなつているので、水中
の気泡10は第3図のように流れに沿つて微細孔
21より空間部17へ積極的に排出、分離される
ことになる。気泡10が分離された後の酸素を溶
存した水15は管16を通り、容器6に入る。こ
こで、水循環系の圧力分布について第5図をもと
に説明する。点線22で示す線図は絞り8がない
場合の圧力状態を示すものである。循環ポンプ1
1により水循環系の圧力はポンプ11出口で全体
の圧力損失分上昇し、以後流れに沿つた各部の圧
力損失相当の低下がある。この圧力分布が全体と
して低いと、溶解に関するヘンリーの法則からも
明らかなように、気体は溶解し難くなり、溶解し
ていた空気が再び気泡となつて発生し易くなると
いう不具合を生ずる。一方、実線23で示す線図
は、絞り8によつて圧力損失を与え、絞り8と循
環ポンプ11との間は圧力が低くなり、それ以外
の範囲は圧力が高くなる。従つて、空気ノズル9
の部分は空気を吸引し易い状態となり、必要な空
気量を確保するとともに、循環ポンプ11の下流
では圧力が高くなつているので、水への酸素溶解
度は向上する。
更に、気液分離装置13の多孔質材14の部分
では前述のように内部圧力が外部空間部17より
高くなつている(テフロン多孔質材の場合、0.1
〜0.2Kg/cm2G程度)たせ、気泡10が排出され
易くなり分離効率が高まる。
では前述のように内部圧力が外部空間部17より
高くなつている(テフロン多孔質材の場合、0.1
〜0.2Kg/cm2G程度)たせ、気泡10が排出され
易くなり分離効率が高まる。
水循環系における圧力分布は第5図の線図形状
に限定されるものではなく各装置の条件に応じて
適宜他の場所に絞り8に相当する抵抗を付加する
等により調整すればよい。
に限定されるものではなく各装置の条件に応じて
適宜他の場所に絞り8に相当する抵抗を付加する
等により調整すればよい。
以上詳述したように、本発明によれば、水を充
満させた密閉構造の魚類用容器と、該容器の水を
循環する循環ポンプと、該循環水の浄化装置と、
該循環水に酸素を溶存させるための空気混合装置
及び防水通気性の多孔質材を使つた気液分離装置
とで、閉ループの水循環系を構成したことによ
り、従来困難とされていた無重力状態における魚
類の長期飼育が可能となり、宇宙科学産業の発展
に寄与するところ大である。
満させた密閉構造の魚類用容器と、該容器の水を
循環する循環ポンプと、該循環水の浄化装置と、
該循環水に酸素を溶存させるための空気混合装置
及び防水通気性の多孔質材を使つた気液分離装置
とで、閉ループの水循環系を構成したことによ
り、従来困難とされていた無重力状態における魚
類の長期飼育が可能となり、宇宙科学産業の発展
に寄与するところ大である。
尚、本発明は無重力状態の使用に限定されるも
のではなく地上における魚類の輸送用の装置に適
用しても、その効果大なるものがある。即ち、魚
を収容した容器が循環水を充満しているため、輸
送中の外乱により、装置全体が振動や動揺を受け
ても、容器内の水がほとんど動揺せず、魚類がぶ
つかることによる外傷や疲労の発生が少なく、輸
送中の魚類の死亡率を減少させることが出来る等
効果大なるものである。
のではなく地上における魚類の輸送用の装置に適
用しても、その効果大なるものがある。即ち、魚
を収容した容器が循環水を充満しているため、輸
送中の外乱により、装置全体が振動や動揺を受け
ても、容器内の水がほとんど動揺せず、魚類がぶ
つかることによる外傷や疲労の発生が少なく、輸
送中の魚類の死亡率を減少させることが出来る等
効果大なるものである。
第1図は公知技術を応用した魚類飼育容器の断
面図、第2図は本発明の一実施例としての魚類飼
育装置の正面断面図、第3図は第2図の気液分離
装置の詳細断面図、第4図は第2図のA―A断面
図、第5図は第2図の魚類飼育装置の循環ライン
の圧力状態図を示す。 1…容器、2…水、3…空気導入管、4…魚、
5…気泡、6…容器、7…浄化装置、8…絞り、
9…空気ノズル、10…気泡、11…循環ポン
プ、12…水アキユムレータ、13…気液分離装
置、14…多孔質材、15…水、16…管、17
…空間部、18…排出気体、19…空気フイル
タ、20…逆止弁、21…微細孔、22…絞り8
のない場合の圧力線図、23…絞り8を有する場
合の圧力線図。
面図、第2図は本発明の一実施例としての魚類飼
育装置の正面断面図、第3図は第2図の気液分離
装置の詳細断面図、第4図は第2図のA―A断面
図、第5図は第2図の魚類飼育装置の循環ライン
の圧力状態図を示す。 1…容器、2…水、3…空気導入管、4…魚、
5…気泡、6…容器、7…浄化装置、8…絞り、
9…空気ノズル、10…気泡、11…循環ポン
プ、12…水アキユムレータ、13…気液分離装
置、14…多孔質材、15…水、16…管、17
…空間部、18…排出気体、19…空気フイル
タ、20…逆止弁、21…微細孔、22…絞り8
のない場合の圧力線図、23…絞り8を有する場
合の圧力線図。
Claims (1)
- 1 水を充満させた密閉構造の魚類用容器と、該
容器の水を循環する循環ポンプと、該循環水の浄
化装置と、該循環水に酸素を溶存させるための空
気混合装置及び防水通気性の多孔質材を使つた気
液分離装置とで閉ループの水循環系を構成したこ
とを特徴とする魚類の飼育装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10383383A JPH0249691B2 (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | Gyoruinoshiikusochi |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10383383A JPH0249691B2 (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | Gyoruinoshiikusochi |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59227229A JPS59227229A (ja) | 1984-12-20 |
| JPH0249691B2 true JPH0249691B2 (ja) | 1990-10-31 |
Family
ID=14364420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10383383A Expired - Lifetime JPH0249691B2 (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | Gyoruinoshiikusochi |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0249691B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6463023A (en) * | 1987-09-01 | 1989-03-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Replacing method for dissolved gas by liquid-liquid contact membrane |
| JPH0525418Y2 (ja) * | 1988-10-21 | 1993-06-28 | ||
| JPH02142431A (ja) * | 1988-11-22 | 1990-05-31 | Fujitsu Ltd | 飼育装置 |
| JP2575872B2 (ja) * | 1989-04-18 | 1997-01-29 | 三菱重工業株式会社 | 宇宙用動物飼育装置 |
| JPH03154693A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水浄化装置 |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP10383383A patent/JPH0249691B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59227229A (ja) | 1984-12-20 |
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