JPH02501545A - 摩擦溶接装置 - Google Patents
摩擦溶接装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
汐 蓄
この発明は摩擦溶接装置に関する。
2つの被加工物を互いに摩標溶接するための熱を発生する1つの方法においては
、被加工物のうちの第1の一方の被加工物が他方すなわち第2の被加工物に接触
した状態で往復移動されるとともに、第1および第2の被加工物は、摩擦熱がそ
れらの間に発生されるように互いに押圧される。
溶接が行われることを可能にするに十分な熱が発生されたとき、被加工物間の相
対的往復移動が停止することとなり、また、被加工物が互いに押圧されることに
より、それらが互いに溶接されることとなる。第2の被加工物は、摩擦熱の発生
の間、固定状態または実質的に固定状態に保たれるのが普通である0本発明の説
明において、第2の被加工物はまさに固定状態または実質的に固定状態に保たれ
ることとされているが、本発明の実施に際しては、摩擦熱の発生の間、第2の被
加工物もまた往復移動されてもよく、あるいは、第1の被加工物に対し幾つかの
他の方法で移動されてもよい。
第1の被加工物を往復移動させるための機構の設計には困難性が生じる。その困
難性は、互いに溶接されるべき被加工物が金属からなるとともに、溶接が行われ
る前に比較的高い温度まで上げられねばならないときには、特に厳しいものとな
り得る。
困難性は、例えば、第1の被加工物が迅速に往復移動されねばならないことから
生じ得る0代表的な往復移動速度は毎分1000往復と6000往復との間にあ
り、各往復移動は完全な移動サイクルと考えられ、その結果、例えば、往復移動
が単純な調和形態のものである場合、各往復移動は全体で360°の移動である
。困難性は、打ち勝たねばならない摩採抵抗が比較的高く、−C的には5 Q
tonと100 tonとの間にあることのみならず、Pg擦全発熱間中それが
変化することからも生じるとともに、必要な温度に達したときに被加工物間の相
対移動が速やかに停止されねばならず、また、通常は、被加工物がその後互いに
溶接される前に所定の相対位置に位置決めされねばならないことからも生じる。
本発明の1つの目的は、それら困難性の少なくとも幾つかが減少されまたは解消
されることを可能にすることにある。
第1の態様から、本発明は、機構を備え、該機構が、使用時に第2の被加工物に
対する第1の被加工物の往復移動を生じさせて被加工物間に摩擦熱を生じさせる
被駆動手段と、往復運動を生しさせるように作動する第1の駆動機構と第1の駆
動機構の振動数と同じ振動数の往復運動を生じさせるように作動する第2の駆動
機構と、前記駆動機構の使用時に第1および第2の駆動機構の相対位相が調整さ
れることを可能にするように作動する調整手段と、第1および第2の駆動機構の
往復運動の関数であって且つその振幅が調整手段の適切な調整によって零まで減
少され得る前記被駆動手段の往復運動を生じさせるように作動する統合手段とを
備え、その統合手段が揺動可能なリンク本体を備え、第1の駆動機構が第1の連
結手段によってそのリンク本体の第1部分に連結され、第2の駆動#i横が第2
連結手段によって前記第1部分から離れたリンク本体の第2部分に連結され、前
記被駆動手段が前記第1および第2部分から離れたリンク本体の第3部分に連結
されてなる、摩I!溶接に使用するための装置にある。
各駆動機構の往復移動は好ましくは単純な調和移動であり、それ故、被駆動手段
の往復移動もまた単純な調和移動または同一振動数の単純な調和往復移動の総和
であるほぼ単純な調和移動となる。
摩擦溶接を行う際に、第1および第2の被加工物が加熱された後、それらが互い
に溶接される前に、第1および第2の被加工物を所定の相対位置に置(ことは、
通常望ましく、また、しばしば必須事項である。これは、本発明に従って、調整
手段の作動が、溶接行程の適切な段階において、被駆動手段の往復移動の振幅を
迅速にしかし次第に零まで減少させることを可能にするようなものである装置を
使用した場合に可能になる。
本発明の第1態様に従う装置を使用することの特別の利点は、可変偏心距離を備
えた偏心機構を使用する必要性を回避することである。可変偏心距離を備えた偏
心機構には問題があり、特に、そのような偏心機構の平衡をとる際に問題がある
ので、この点は重要である。
被駆動手段が連結されるリンク本体の前記第3部分は、好ましくは、前記第1部
分と前記第2部分との間にある。しかも、第1および第2駆動機構の往復移動の
振幅は好ましくは等しく、リンク本体の第3部分は好ましくは第1および第2部
分の間の半分の位置に配置される。斯かる配置構造が採用された場合、装置は、
使用時に第1および第2の駆動機構が互いに完全に位相のずれた状態にあるとき
にリンク本体の第1および第2部分が反対方向に移動するとともに、リンク本体
の第3部分が同一場所にとどまり、それ故、被駆動手段を移動させないようなも
のとなる。しかしながら、第1および第2駆動機構が互いに同一位相状態または
少し位相のずれた状態にあるときには、リンク本体の第3部分は往復運動を行い
、それ故、被駆動手段に往復移動を行わせることとなる。第1および第2駆動機
構が互いに完全に位相のずれた状態に近づくほど、被駆動手段の往復移動の振幅
は小さくなる。しかしながら、同時に、被駆動手段によって加えられ得る最大の
力はその往復移動の振幅が減少されるときに増大する。
好ましくは、第1連結手段は可撓性を有するとともにその一端でリンク本体の第
1部分に係止され、第2連結手段は可撓性を有するとともにその一端でリンク本
体の第2部分に係止され、使用時にリンク本体と連結手段との間に生じる相対移
動は連結手段の撓みによって受容される。
可撓性連結手段の使用により、駆動機構とリンク本体との間にピボット連結を設
ける必要性が無くなる。これにより、装置の構造がかなり筒素化される。なぜな
ら、例えば、各駆動機構とリンク本体との連結に剛性連結手段が使用され、各連
結手段が一端でリンク本体にピボット連結された場合には、各連結手段は、使用
時に、単に比較的小さな角度の往復回転移動を受けることにより、比較的太き(
そして方向が急速に変化する力を受けることとなるからである。このようなピボ
ット連結は恐ら(比較的大きな支持表面を必要とするとともに満足に潤滑するこ
とが困難になるであろう、それにも拘わらず、幾つかの状況において、それらの
問題は克服困難ではないかもしれないが、可撓性連結手段を使用することが好ま
しい。
各可撓性連結手段は好ましくは直線的ブレードを備え、このブレードは好ましく
は少なくともその長さの大部分にわたり矩形断面のものである。可撓性連結手段
の端部分は厚みが次第に増大し、それ故、強度が次第に増大したものとすること
ができる。
請求の範囲を含むこの明細書全体にわたり、係止という用語は、装置の他の構成
部品に対する装置の可撓性構成部品の取り付けの説明に用いられている場合には
、取付は箇所での構成部品間の相対移動を許容しないような取付は形態を意味し
、更に、係止という用語は、可視性構成部品が別の構成部品と一体に形成された
構造を含むものとして使用されている。
第1および第2の駆動機構は、好ましくは、回転可能な入力部材と、リンク本体
の対応部分が対応する連結手段によって連結された往復移動可能な出力要素と、
入力部材の回転移動を出力要素の往復移動に変換するように作動する変換手段と
を備えている。各変換手段が対応する入力部材によって回転可能な偏心機構を具
備し、出力要素が単に偏心機構によって軌道経路内で駆動される従動部を具備す
ることは可能である。従動部の軌道運動は2つの互いに直角な往復移動の結合と
考えることができ、それら往復移動のうちの1つはリンク本体の対応部分を移動
させるのに役立つ、従動部とリンク本体との間で作動する連結手段は、剛性のも
のであるならば、各端で自在ビボフト移動が可能でなければならず、可撓性のも
のであるならば、どの方向にも撓み変形可能でなければならない、特に被加工物
間の相対移動に対する抵抗が比較的高い場合には、このような配置構造は通常は
適切ではない。
したがって、第1および第2変換手段の各々は、好ましくは、対応する入力部材
によって回転可能な偏心機構と、偏心機構によって軌道経路内を駆動される往復
移動可能な従動部と、従動部とそれに対応する出力要素との間で作動する接続手
段とを備え、調整手段は偏心機構間の相対位相を変化させるように作動する。
各接続手段は、一方向における従動部とそれに対応する出力要素との間の相対移
動を許容するが、前記一方向と交差する方向における従動部とそれに対応する出
力要素との間の相対移動は防止する摺動手段を備えていてもよい、変換手段はス
コッチクランク(Scotch crank)に僚たものとなる。1つの特定の
構造においては、偏心機構は従動部を構成するブロックを貫通して延びるピンを
備える。そのブロックは出力要素内に形成された溝穴の長手方向に摺動可能であ
り、この出力要素は溝穴に対し直角な方向にのみ移動するように拘束される。使
用時に、ブロックがその軌道運動を行うときに出力要素を往復移動させることと
なる。
このような配置構造は満足なものとなり得るが、潤滑の問題が生じ得る。好まし
い配置構造においては、したがって、各接続手段は可撓性のものであって一体で
対応する従動部に係止されるとともに他端で対応する出力要素に係止され、従動
部と出刃要素との間の相対移動はその接続手段の撓みによって受容される。
偏心機構を使用するどのような構成においても、調整中の偏心機構の相対回転に
抵抗するトルクを加えるように作動する制動手段があることが好ましい。
それぞれ第1および第2の出力要素に係止された第1および第2の可撓性接続手
段が存在し、また、各々が一端で対応する出力要素に係止された第1および第2
の可撓性連結手段が存在する構成においては、対応する接続手段および連結手段
が互いに直角な方向にのみ撓み変形可能なように配置構造することが好ましい、
この配置構造は安定性を向上させることとなる。各連結手段およびそれに対応す
る接続手段は好ましくは対応する往復移動可能な出力要素から同一方向に突出す
る。この配置構造は一般に装置がより小型になることを可能にする。
回転可能な入力部材が存在する装置のどんな形態においても、調整手段は、好ま
しくは、第1の回転可能な入力部材に連結された第1のヘリカルギアと、第2の
回転可能な入力部材に連結された第2のヘリカルギアとを備え、ヘリカルギアは
同軸であるとともに反対巻きであり、連結手段は、ヘリカルギアと間の相対角度
関係および入力部材間の相対角度関係を変えるために、ギアに係合するとともに
回転しつつ軸線方向に移動可能である。
被駆動手段は好ましくは一端が被駆動手段に係止され且っ他端がリンク本体に係
止された主撓み手段によってリンク本体に連結され、使用時に第1および第2駆
動機構が同一位相状態にない場合に被駆動手段とリンク本体との間に生じる相対
角移動は主撓み手段の撓みによって受容される。リンク本体は好ましくは一対の
平行に間隔を隔てた板を備え、これら板の間に主撓み手段が延びている。この配
置構造は特に小型の構成が達成されることを可能にするとともにリンク本体の従
動の軸線が主撓み手段の撓みの軸線と実質的に同軸になることを可能にする。
連結手段が可撓性のもので主撓み手段が存在する装置のそれらの形態においては
、それら連結手段および撓み手段が、好ましくは、互いに平行で、同一長さで、
リンク本体から同一方向に延びる可撓性ブレードを備える。その配置構造は、使
用時にリンク本体が揺動するとき、それらブレードが一体に同じように撓むよう
なものであり、その結果、第1および第2駆動機構に対する被駆動手段の結果的
な位置はブレードが撓んだときのブレードの有効長さの変化の影響を受けない。
被駆動手段は好ましくは可撓性ダイアフラムの中心部に接続され、このダイアフ
ラムはその被駆動手段を直線経路に沿って往復移動させるように拘束する。
装置の各往復移動構成部品は好ましくは平衡重錘によって平衡状態に保たれ、こ
の平衡重錘は、その構成部品が移動する方向と反対方向に移動するように、#2
駆動段によって拘束される。
装置は好ましくは前記第2の被加工物のための装着手段と、前記第2の被加工物
を往復移動する第1の被加工物に対して押圧するように作動する押圧手段とを備
える。好ましくは、前記R構は固定支持体に設けられ、押圧手段は独立に前記固
定支持体上に設けられる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図面において、
第1図は、本発明を具体化した、摩!!+溶接に用いるための装置の原理を示す
概略図、
第2図は、第1図に概略的に示された原理を具体化した、摩控溶接に用いるため
の装置の、特定部品が明確化のため省略されている、側面立面、
第3図は、第2図の右から見た装置の拡大端両立面、第4図は、第2図に示す装
置の拡大平面図、第5図は、第2図の5−5線に沿った拡大断面、第6図は、第
2図の6−6線に沿った拡大断面、第7図は、第6図の詳細部を更に拡大した断
片図、第8図は、装置の別の部分に対する可撓性ブレードの端部の係止を示す可
撓性ブレードの端部の断面である。
第1図は、本発明を具体化した、摩擦溶接に用いるための装置の原理を示す概略
図である。装置の一部のみが示されているが、省略された図の右側部分は図示さ
れている部分と同様であり、装置は中心線1に関して対称である。説明の明確化
のために、図示された中心線1の左側の構成部品に参照符号を付することとし、
中心線の右側の構成部品には各々にダッシュ符号(′)を付加した同一の参照数
字を付することとする。
第1図には示されていないが、装置は剛性固定フレームを具備している。装置は
入力部材を構成する駆動部材2も具備している。駆動部材2上の偏心機構3は従
動部4を支持している。
往復移動可能な出力要素5は可撓性を有する接続手段6を介して従動部4に連結
されている。要素5は、直線通路に沿って往復移動するよう拘束されるように、
ガイド(第1図には示されていない)に設けられている。可撓性接続手段6は二
対の可撓性金属ブレード7を具備している。構成部品2〜7は全体として第1の
駆動機構を構成し、そのうちの構成部品3,4.6は、駆動部材2の回転運動を
要素5の往復運動に接続するように作動する変換手段を構成している。要素5の
中心部は、可撓性連結手段を構成する可撓性ブレード10によって統合手段の一
端部8に連結されており、この統合手段は、ここでは、リンク本体を構成する簡
単な剛性ビームの形態のものとして概略的に図示されている。ビーム9の中心部
は、主可撓性手段を構成する可撓性主ブレード12によって剛性の往復移動可能
なラム11の一端部に連結されており、主ブレードはラムおよびビームに係止さ
れている。ラム11は長手方向に往復移動可能であるが、他の方向には移動でき
ないように設けられている。ラム11の中心部は可撓性ダイアフラム13の中心
部に連結されており、ダイアフラムの外縁は装置の固定フレームに係止されてい
る。
平衡手段は装置の往復移動構成部品のために設けられている。
第1図に図示されているものは往復移動可能な出力要素5、ビーム9およびラム
11のための平衡手段である。往復移動可能な要素5の端部分は、可撓性ブレー
ド16.17によってそれぞh−Hrvoツカ−14,15の端部分に連結され
ており、これら可撓性ブレードは該要素とこれらロッカーとに係止されている。
ロッカー14.15の他端部分にそれぞれ係止された可撓性ブレード18.19
は、ガイド(第1図には示されていない)内に設けられた円筒状の平衡重錘20
,21にもそれぞれ係止されており、これらガイドは、これら平衡重錘をその長
手方向軸線に平行な直線通路に沿う方向にのみ移動させるように拘束している。
ロッカー14.15はそれらの中心でピボットピン22.23にそれぞれ設けら
れており、これらピボットピンは装置のフレームに固定されたブロック(第1図
には示されていない)内に設けられている。主ブレード12が連結されるラム1
1の上記端部分は可撓性ブレード25.25’によって一対のロッカー24.2
4’の端部分にも連結されており、これら可撓性ブレードはラムとこれらロアカ
ーとに係止されている。ロッカー24はその中心でピボットピン26に設けられ
ており、このピボットピンは装置のフレームに固定されたブロックに設けられて
おり、このロッカーの他端部分は可撓性ブレード28によって円筒状の平衡重錘
27に連結されており、この可撓性ブレードは該ロッカーと該平衡重錘とに係止
されている。
平衡重錘20.21と同様に、平衡重錘27はその長手方向軸線に平行な直線通
路に沿って動くよう拘束されている。 ・駆動部材2.2′は共通のモータ(第
1図には示されていない)によって回転可能である。調整手段(これも第1図に
は示されていない)はこれら駆動部材および偏心4!!楕3,3′の相対位相が
調整されることを可能にするために設けられている。
使用時に、駆動部材2.2′は同一速度で回転される。偏心機構3は従動部4に
軌道運動、すなわち環状経路に沿った何ら自転を伴わない運動を行わせる。その
軌道運動は出力要素5に往復運動を生じさせ、従動部4と要素5との間の相対的
横方向移動は可撓性接続手段6のブレード7の撓みによって受容される。要素5
の往復運動は、連結ブレード10を介してビーム9の端部8に伝達される。偏心
機構3.3′が互いに正確に同位相であるとき、ブレード10.10’は一体に
往復移動をし、それ故、ビーム9に何ら揺動を伴わない往復移動を生じさせる。
しかしながら、偏心機構3.3′が互いに正確に180°位相がずれているとき
は、ブレード10.10’は互いに位相がずれて往復移動をし、その結果、ビー
ム9は全体的な移動を伴うことなくその中心の周りに前後に揺動する。出力要素
5.5′に対すると一ム9の端部分8.8″の結果的な僅かな角移動はブレード
10.10’の撓みによって受容される。偏心機構3゜3′が他の位相ずれの関
係にあるとき、ビーム9の結果的移動は全体的移動と揺動的移動とを結合したも
のとなる。偏心機構が一体に回転する状態から偏心機構の位相が互いに180°
ずれている状態へと偏心機構をシフトさせるように調整手段が作動された場合、
ビームの中心ブレードの全体的移動の振幅は最大値から零へと次第に減少される
。しかも、ビームの中心部の最終位置は、それが全体的に往復移動をしていたと
きの行程の半分の位置である。ビーム9の中心部の全体的移動は主ブレード12
によってラム11に伝達され、ビームの如何なるtX動的移動も主ブレードの撓
みによって受容される。
接続手段6、要素5およびビーム9の端部8の往復移動は平衡重錘20.21の
往復移動によって平衡状態に保たれ、平衡重錘は、常に、接続手段、要素および
端部に対し反対方向に移動する。この動きはロッカー14.15のピボットピン
22゜23の周りの揺動的移動によってもたらされる。ロッカーと要素5と平衡
重錘20,21との間に生じる相対的角移動はブレード17.17.18.19
の撓みによって受容される。ビーム9の残りの中心部およびラム11の往復移動
は同様に平衡重錘27,27’の移動によって平衡状態に保たれる。ロッカー2
4.24’がそれらのピボットピン26.26’の周りに揺動するとき、ロッカ
ーとラムと平衝重錘27.27’ との間の相対的角移動はブレード25.27
の撓みによって受容される。
使用時における平衡手段の効果は、フレーム全体がそれを往復揺動させようとす
る往復力をほとんどまたは全く受けないことを確実にすることである。ビームの
角揺動的移動は平衡状態に保たれず、ビームの往復移動成分が平衡状態に保たれ
るだけである。この目的のために、ビームはあたかもそれが3つの独立した部分
、すなわち、2つの端部8,8′と残りの中心部とからなるように構成されてい
る。上述したように、端部は平衡重錘20.21.20’、21’によって平衡
状態に保たれ、中心部は平衡重錘27,27’によって平衡状態に保たれる。ビ
ームの平衡の問題に対するこの折衷的解決は、ビーム用の独立した平衡重錘の必
要性を回避するものであり、十分に適切なものであることがわかる。
第1図に示された装置は次の方法に使用されるようになっている。相互に溶接さ
れるべき2つの被加工物(図示せず)のうちの第1の被加工物が主ブレード12
から離れたラム11の端に固定され、これら被加工物のうちの第2の被加工物は
それに対し横方向に押圧されるとともに第1の被加工物と共に往復移動すること
を制限される。モータは駆動部材2.2′を回転させるように作動され、また、
調整手段は、第1の被加工物が往復移動されるように調整される。被加工物が相
互に溶接されることを可能にするに十分な摩捺熱が被加工物間に発生したとき、
偏心機構3.3′の位相をずらすように調整手段が調整されることにより、第1
の被加工物が往復移動を行うようになる。被加工物は相互に押圧される状態を持
続し、互いに溶接されることとなる。
第1の被加工物の質量が平衡重錘27,27’の質量の適切な選択または調整に
よって平衡状態とされ得ることを理解すべきである。
溶接が行われている間に駆動部材2.2″の回転を止める必要性がないことも判
るであろう。
本発明による装置の実用的実施例は第2図から第7図までに示されている。これ
から明らかになるように、装置のレイアウトは第1図に概略的に示されたものと
は異なるが、全ての主要な点において、実用的実施例の構成部品はその概略装置
のものと同一であり、これら構成部品は同一の方法で相互連結されるとともに同
一の方法で作動する。装置は構造が比較的複雑であるので、発明を明確に図示す
る目的で、図面中では幾つかの重要でない箇所の簡素化がなされている0例えば
、装置のケーシング29は幾つかの図から部分的に除去されている。
以下、装置について主としてそれが使用されようとしている状態にあるものとし
て説明する。しかしながら、以下により詳細に説明されているように、装置は異
なる状態で使用され得る。
装置は金属被加工物を相互に溶接するようになっている。使用時にラムによって
加えられる力は15tonを超えないようになっており、また、ラムは、最大ス
トローク6−鵬で、毎分約4500回の往復移動と行うようになっている。
装置は剛性の組立て形金属ベース30を備えている。ベース上の柱30は水平に
延びる厚肉の金属基板32を支持している。
金属基板32上の8つの管状金属柱33は基板32と平行な厚肉の金属天板34
を支持している。柱33は基板および天板34に溶接されているが、使用時にそ
の溶接部が引張りを受けることを避けるために、溶接部が常に圧縮状態にあるよ
うに、引張りの軸線方向に延びる締付ボルトが柱と板との間に作用している。使
用時に剛性フレーム構造は総和で1 tonより小さい構成部品を収容するよう
に形成されているが、使用時に70 tonに近い往復移動力を受け得る。基板
32上の付加的な8つの管状金属柱35は厚肉の溶接板36を支持しており、こ
の溶接板は天板34の上に短い間隔を隔てている。天板と溶接板との間では直接
的な連結はなされていないので、使用時に天板が受ける往復移動力が溶接板に伝
達されることはない。
電気モータ37はベース30上の台38上に設けられている。
このモータは、上記の駆動部材2(または第1の回転可能な入力部材)を構成す
るメインシャフト39を駆動する。駆動部材2′ (または第2の回転可能な入
力部材)を構成するスリーブ40はモータから離れたシャフト39の一部に回転
可能に設けられている。シャフト39とスリーブ40との間の角度関係は調整手
段41によって制御される。これは第5図に断面で示されている。
ヘリカルスプライン付ギア42は環状溝内に収容された取付装置43によってス
リーブ40の端に固定されており、その環状溝の内壁はスリーブによって丙成方
れており、その環状溝の外壁はギアによって画成されている。取付装置43は第
7図に拡大されて示されている。テーパ断面のリング44は溝の内壁に係合して
おり、同様の断面のリング45は外壁に係合している。楔状リング46.47は
リング44.45の傾斜面に係合している。ねじはリングの周りに一定間隔で配
置されている。
ねじ48のような各ねじのシャンク部は楔状リング47内の穴を貫通してリング
46内のねし穴に係合している。ねじが締め込まれたときに、リング44.45
は弾性変形されてスリーブ40とギア42とにそれぞれ圧接されることとなり、
これにより、これらスリーブとギアとを相互に固定することとなる。使用時に、
変化する負荷がスリーブおよびギアに与えられたときに、取付装置の構成部品に
対する負荷が変化するが通常は零にはならず、その結果、装置が弛むこととなっ
たり、危害を受けたりすることにはならない。
スラストベアリング50はギア42と第2のヘリカルスプライン付ギア52の一
体形軸線方向延長部51との間に作用する。
装置43と同様の取付装置53.54はギア52をメインシャフト39に固定し
ている。ギア52に固定されているカップ形延長部55はスラストベアリング5
6を収容しており、このベアリングは流体ピストンおよびシリンダユニットの一
部を構成するピストンロッド58の一端に固定された複合突起57と延長部との
間に作用する。第2図かられかるように、ピストンロッド58はユニットの流体
シリンダ59を貫通して延びて、装置のベース30に取り付けられたブラケット
60に固定されている。流体ユニットが作動されるとき、シリンダ59はピスト
ンロッド58上で軸線方向に移動する。シリンダ59に取り付けられている延長
部61はスラストベアリング62を支持し、このスラストベアリングは、ギア5
2とギア42とを通って軸線方向に延びる捨金スリーブ64の一端に取り付けら
れた環状部材63と延長部61との間に作用する。内側ヘリカル歯を備えたリン
グ65.66はスリーブ64の内側に固定されて、ギア42.52のスプライン
にそれぞれ係合している。これらギアのスプラインは反対巻きである。
使用時に、調整手段が図示状態にあるとき、モータ37によるメインシャフト3
9の回転はギア52の回転を生じさせることとなり、このギアの回転はスリーブ
64および内側歯付リング65.66を介してギア42およびスリーブ40の回
転を生じさせることとなる。その後、調整手段がシリンダ59をその反対端位置
へと移動させるように作動されたとき、スリーブ64は、第2図および第5図に
おいて右方に引っ張られる。歯付リング65.66がギア42.52のスプライ
ンに沿って移動するとき、ギアは互いに反対方向に回転し、ギアが固定されてい
るスリーブ40およびメインシャフト39も互いに反対方向に回転する。相対回
転の総和は180°である。
調整手段が作動している間中、メインシャフト39およびスリーブ40は数回回
転する。その回転の間、それらの各々は偏心機構から変化するトルクを受ける。
その理由は以下の通りである。すなわち、偏心機構3.3′間の位相ずれが0°
と180@との間の任意の値にあるときに、第1の被加工物は往復移動をしてい
て、相当な摩擦抵抗を受け、この摩擦抵抗は、例えば、15 Lonの程度とな
り得る。メインシャフト39およびスリーブ40の各回転の一部の間、従動部4
.4′のうちの一方は上昇し、他方は下降する。上がる従動部の上昇速度は通常
は他方の下降速度と同じではないので、ラム11の上方または下方の何方かへの
結果的な移動が生じる。ラムが上昇する場合、このラムの上昇は、上昇する従動
部が下降する従動部よりも迅速に移動する結果として起こる。斯かる動きが生じ
たとき、上昇する従動部はビーム9に力を加え、このビームは下降する従動部を
下方に付勢することとなり、その下降は実際にそれと関係している偏心機構によ
って制御される。したがって、偏心機構はそのとき、回転に対向するトルクの代
わりにその偏心機構を前方に回転させようとするトルクを受ける。
偏心機構によって生じる変化するトルクは、スリーブ4oをメインシャフト39
に対して交互に一回転方向および他方向に回転させるような方向に作用する。こ
のようなトルクの反転は歯付リング65.66をギア42.52に対してがたが
たさせて損傷させることとなる。この現象を防止するために、制動手段67がス
リーブとメインシャフトとの間に連続的に作動するように設けられている。調整
期間中に制動手段によって与えられる抵抗は、偏心R横によって与えられる交互
方向のトルクの効果を打ち消すことにより、従動部によって与えられるトルクと
制動手段によって与えられるトルクとの総和である結果的な総和トルクが常に単
一の方向に与えられてスリーブとメインシャフトとの間の相対回転を抑制するよ
うにする。
制動手段67の詳細は第6図に示されている。環状本体68は、取付装置43と
同様の取付装置69によってメインシャフト39に取り付けられており、環状本
体70は同様の取付装置71によってスリーブに取り付けられている。互いに当
接する制動ディスク72.73は本体6B、TOの間に配置されている。接合棒
74はディスク72を本体68に対し回転しないように係止しており、接合棒7
5はディスク73を本体70に対して回転しないように係止している。ディスク
の外側部分は本体70と本体70にねじ77で固定された背当てリング76との
間に配置されている。本体70内の支持リング78はディスク73に係合すると
ともにその周りに間隔を陥てた状態で該リングを支持するベレビル(Belle
ville)形ばね79群によって該ディスクに向けて付勢されている。ばね7
9は本体7o内の対応するねじ80に当接している。
第2図に示すように、メインシャフト39は一対の軸線方向に間隔を隔てた軸受
組立体81内に回転可能に設けられており、この軸受組立体はねじ一ナンド組立
体82によって基板32に固定されている。4つの軸受組立体は全て同様の構成
であり、そのうちの1つの組立体83は第6図に示されており、この図には、ス
リーブ40にキー結合されたリング85の截頭円錐面と固定部品87に固定され
たリング86の截頭円錐面との間に作用するテーバ付ローラが示されている。
メインシャフト40には軸受組立体83の間の偏心部分が形成されており、この
偏心部分は第1図を参照して上述した偏心機構3の実施例である。メインシャフ
ト39には軸受組立体間に同様の偏心部分3′が形成されている。これら偏心機
構の軸線はメインシャフトおよびスリーブの共通軸線から3−一間隔を隔ててい
る。その配置は、調整手段41が偏心機構を、互いに同位相となる状態から18
0”位相がずれた状態へと調整するような配置とされる。偏心機構3,3′は従
動部4.4′内で回転する。第6図に示すように、テーパ付ローラを備えた軸受
88は偏心機構3′と従動部4′との間に作用する。ディスクは偏心機構3′の
各側でスリーブ40にキー結合されており、それらディスクのうちの一方のディ
スク89は第6図に示されている。同様のディスクがそれぞれ偏心機構3の各側
でメインシャフト39にキー結合されている。4つのディスクの各々はその周囲
近傍で平衡重錘を支持しており、ディスク89上の重錘は90で示されている。
その配置は、対応する一対の平衡重錘を備えた各偏心機構のat中心がシャフト
39およびスリーブ40の回転軸線上に位置するような配置とされる。
基板32内の貫通孔91は従動部の部分およびそれられ連結された接続手段6.
6′を収容している。第3図かられかるように、接続手段6′の各対の金属ブレ
ード7′は単一金属片により形成されている。各ブレードの各端部分は厚さが次
第に増大して対応する端ブロック内に入っている。接続手段6′は、図示形状の
往復移動可能な要素5′に係止されている。要素5′は矩形状の中心ウェブ92
を有しており、このウェブから相隣接する2つの角部分が除去されている0強化
用フランジ93はウェブの上端および下端に沿って延びており、一対の平行配置
フランジ94はフランジ93の中心部間で縦方向に延びている。
上側および下側支持ブロック95(第3図では省略されているが第2図に示され
ている)は配置フランジ94間の溝内に突出している。支持ブロックは柱33に
固定された十字部材96上に設けられていて、要素5が縦方向にのみ往復移動可
能なように該要素を拘束している。第3図には、ロッカー14’ 、 15’、
ブレード16’、17’、1B’、19’、平衡重錘20′。
21′、およびピボットビン22’、23’が明確に示されている。ピボットビ
ン22’、23’は天板34に固定されたブロック97を貫通して延びている。
平衡重錘20’、21’は環状軸受リング98を貫通して柱33に固定された固
定板99内に延びており、それらリング内で軸線方向に摺動可能である。
第1図において、ブレード10は偏心機構3から離れるように要素5から上方に
延びたものとして示されている。実用的な実施例においては、しかしながら、ブ
レード10は下方に延びている。同様に、ブレード10’は要素5′から偏心機
構3′に向かって下方に延びており、対をなす可撓性ブレード7の間に設けられ
ている。しかも、第1図において、側ブレードIOは全ての可撓性ブレードと同
様に横方向に、すなわち、図の平面内で可撓性を有するように示されているが、
実用的な実施例においては、第2図および第3図に示すように、ブレード10’
は90’回転されていてブレード7′に対し直角な方向に可撓性を有している。
要素5′から遠い方の側ブレード10′の端は拡張形ブロック100’ と一体
に形成されており、このブロックは基板32内の隣接孔91内に入っている。
偏心機構3によって駆動される構成部品は偏心機構3′によって駆動される上記
構成部品と同様であるので、これ以上説明しないこととする。上述したように、
偏心機構3′によって駆動される構成部品にはダッシュ符号を付加した参照数字
が付されている。
ブロック100.100’はビーム9の両端部に連結されており、このビームは
本発明の実用的実施例においては、一対の剛性平行板101により構成されてい
る。第2図に示すように、各板は2つの相隣接角部が除去された矩形形状である
。主ブレード12は板101間に延びており、連結ブレード10間の半分まで配
置されている。主ブレード12はその下端においてブロック102(第2図)と
一体に形成されており、このブロックの端部分は板101の下方に延びて該仮に
係止されている。
使用時に、偏心機構3.3′が位相ずれ状態にあるときに、ビーム9は揺動する
。連結ブレード10.10’および主ブレード12が全て同一長さであるととも
に互いに平行に配置されているので、ビームの11動的移動は3つのブレードを
全て同一方法で撓ませることとなる。その結果、3つのブレードの上端は相互整
列状態にとどまり、例えば、−例ブレードの上端が上昇し、且つ、他のブレード
の状態が同一量だけ下降したとき、主ブレードの撓みによって主ブレードの下端
が僅かに上昇するにも拘わらず、主ブレード12の上端の水準位置は不変状態に
とどまる。
ビーム9が上述したように揺動して主ブレードが撓んだとき、そのビームの揺動
または傾動の中心軸線は主ブレードの下端の少し上で主ブレードを水平に貫通し
て延びるように生じる。その軸線の正確な位置は実験によって決定することがで
きる。ビームの揺動中心軸線がビームの質量中心を貫通し、この軸線の端に対し
て穴103が板101に形成されることが望ましい。
揺動または傾動の軸線と同軸のトラニオン104は板101から外方に突出して
おり、これらトラニオンは、基板32上に設けられた相平行なガイド板106間
で縦方向に摺動可能なブロック105内で回転可能である。この配置構造は、ビ
ームの移動を拘束し、ビームが縦に、すなわち第2図において右または左に動く
ことを防止する。このような拘束がなければ、連結ブレード10.10’および
主ブレード12の撓みによってビームは縦に動くこととなる。
主ブレード12はその上端で一体形天板107に緊がっており、この天板は水平
面内に延びて矩形形状をなしている。この板の縦方向端面ば研削されているとと
もに、柱33上に調整可能に設けられた支持バンド108間で摺動可能である。
板107の頂部から縦方向上方に延びているラム11はH形断面であり、その各
上端に水平な閉鎖板を有している。それ故、ラムは各側において縦方向に延びた
凹陥部を有する。ブレード25゜25′はそれら凹陥部内に受容されており、そ
れらの下端はラムの下端で閉鎖板に係止されており、その閉鎖板は主ブレードの
天板107に係止されている。ブレード25.25’の上端はロッカー24.2
4’の内端にそれぞれ係止されており、これらロッカーはラム内の凹陥部の上部
内に突出している。ピボットビン26はピボットビン22.22’に対し軸線方
向に整列されており、ピボットビン26′はピボットビン23.23’に対し軸
線方向に整列されている。平衡重錘27,27’は、平衡重錘20.20’、2
1.21’が拘束されている方法と同様の方法で縦方向にのみ移動可能なように
拘束されている。
ラムの上端部分は天板34内の中心開口内に配置されている。
ラムの上端11は可撓性ダイアフラム13の中心部に固定されており、このダイ
アフラムはラムの縦方向往復移動を許容するが、その水平移動は防止する。ダイ
アフラムの外縁部分は天板34内に配置されている。使用時に、最大ストローク
が6−鵬の状態でラムが往復移動をするとき、たとえダイアフラムの外縁部分が
天板に係止されていても、その移動はダイアフラムの弾性変形によって受容され
得る。ダイアフラムは円形輪郭の薄形金属板とし得る。あるいは、ダイアフラム
は十字形状の薄形金属板であってもよく、この場合、ダイアフラムは、円形ディ
スクから各々がほぼ四分円形の4つの領域を除去することにより形成され得る。
ラム11の頂部に固定されたワーク支持体109は溶接板36内の中心開口を通
って縦方向上方に延びており、この中心開口は天板34内の中心開口と整列して
いる。
背当て部材110はワーク支持体109の一側に固定されている。可撓性ブレー
ド111はそれぞれ背当て部材の一例に延びており、それらの一端が背当て部材
に係止されており、他端が溶接板36に設けられた剛性支持構造体112に係止
されている。tit体シリンダーピストンユニット114のシリンダ113はブ
レード111間で構造体112に当接している。そのユニットのピストンロッド
】15は平面においてH形形状の支持台116に連結されている。支持台の平行
な側アーム117は長手方向に延びる支持板11Bを支持しており、これら支持
板は、支持構造体120内に調整可能に設けられた支持パッド119に係合して
おり、その支持構造体は支持台の各−例で溶接板36に固定されている。2番目
のワーク支持体(図示せず)は支持台内に組み込まれている。
ワーク支持体109の下部には位置決め機構121が設けられており、この位置
決め機構は、支持体の両側から突出するテーパ状の樹形ヘッドを備えている。そ
れらヘッドに対し補足的な形状の位置決め顎部122はロフト123の内端に設
けられており、これらロフトは溶接板36内の穴で軸線方向に移動可能である。
各ロフトの外端は流体ピストン−シリンダユニット124のピストンロッドに取
り付けられており、そのユニットのシリンダは溶接板に固定されている。
装置は次のように作動する。互いに溶接されるべき被加工物は、1つがワーク支
持体109に固定され、他方が支持台116内に組み込まれたワーク支持体に固
定される。2つの被加工物は相互に当接される平坦面を有し、これら平坦面はピ
ストン−シリンダユニット114の軸線に直角な垂直面内にある。モータ37は
(もしも未だ作動していなければ)作動状態とされ、調整手段41は偏心機構3
,3′が互いに同位相になるように調整される。これにより、ラム】1および第
1の被加工物は最大ストロークが6−−の状態で往復移動をすることとなる。ピ
ストン−シリンダユニット114は第2の被加工物を第1の被加工物に対して付
勢するように作動する。往復移動をしている第1の被加工物に第2の被加工物に
よって加えられる力の反作用は背当て部材110に伝達され、次いで、可撓性ブ
レード111を介して、シリンダ113が当接している支持構造体112に伝達
される。このようにして、反作用は溶接板36には与えられない、しかも、配置
構造としては、相互に当接する被加工物の面がブレード111の中間平面として
の同一水平面内にあるような配置構造が好ましく、このような配置構造はそれら
当接面が縦方向の力を受けることを防止するのに役立つ。
被加工物が互いに溶接されることを可能にし得るに十分な摩擦熱が被加工物間に
発生したときに、調整手段41が可能な限り迅速に作動されて偏心機構3.3′
を互いに180°位相がずれた状態にする。これにより、ラムおよび第1の被加
工物の往復移動の振幅が零まで減少されることとなる。ラムの往復移動は止めら
れるが、基板32に対するその縦方向の位置は不確定なようである。これは、あ
る程度は、装置の構成部品の残留圧縮または引張りの効果に基づいており、ある
程度は、互いに溶接されるべき被加工物間に作用する残留摩擦力に基づいている
。溶接板36に対してワーク支持体109を正確に位置決めするために、ユニッ
ト124が作動される。これらユニットの作動により、顎部122が位置決め機
構121のヘッドに係合し、位置決め機構をワーク支持体と共に溶接板に対して
所定の水準位置にさせることとなる。
連続した力がユニット114によって加えられることにより、被加工物が付勢さ
れてこれら被加工物が圧接状態とされる。その結果、これら被加工物は互いに溶
接される。溶接が完了した後、ユニット114はそのピストンロッド115を拘
束して支持台116を引っ込めるように作動されることにより、溶接された被加
工物が除去可能となる。互いに溶接されるべき新たな被加工物がその後所定位置
に設けられ、モータ37を停止する必要性なく溶接が行われる。
必要ならば、摩擦熱の発生の間、偏心機構3.3′が180゜の位相ずれではな
く幾らか小さな位相ずれ角になるような方法で調整手段41を調整することによ
り、装置の作動に変更を加えることができる。これにより、増大された力がラム
に伝達されることとなるが、往復移動の振幅は減少される。変形例として、偏心
機構が位相ずれとなる最大値が180’よりも小さくなるように装置を変更して
もよい。
装置は、メインシャフト39の軸線が水平でラム11の往復移動方向が垂直であ
るような、上述し且つ図示した向きで主として作動されるように企図されている
。この配置構造の唯一の欠点は、装置が比較的高くなること(例えば約3.5m
)であり、そのため被加工物を扱う作業者がベース3oと同−床面上に立つこと
ができなくなる。向きの変形例において、装置は、メインシャフトの軸線が水平
のままであるが、ラムの往復移動方向もまた水平であるように配置される。ベー
ス30は床に係止され、天板34および溶接板36は水平に摺動するように支持
体に支持され、この支持体もまた床に係止される。
装置の変更は、勿論、可能である0例えば、往復移動可能な出力要素5は可撓性
ブレードの一端、または、そのようなブレードの組立体の一端に係止され、該出
力要素の他端は装置の固定部に係止され、支持ブロック95および関連部品はそ
れ故省略される。使用時にその要素は、実質的に直線的な所定通路に沿って往復
移動するように、ブレードまたはブレード群により拘束される。
別の変更例において、往復移動可能な出力要素5.5′は完全に省略され、従動
部484′は、各々が1つまたは2つ以上の可撓性ブレードを備えた連結手段に
よって直接ビーム9の端部または他のリンク本体にリンク結合される0図示され
た装置がこのような方法で変更される場合、ビーム9は要素5.5′(今は省略
されている)の水準位置まで持ち上げられねばならず、その結果、装置の高さは
増大することとなる。
上述した装置においては、第1の被加工物はワーク支持体109と一体に往復移
動するようにこのワーク支持体に固定される。しかしながら、第1の被加工物が
円弧状または他の非直線的経路に沿って往復移動するように第1の被加工物を設
けるとともに、その被加工物を、好ましくは可撓性を有する単一または複数個の
構成部品を備えた連結機構によってワーク支持体に連結することが、ときには望
ましい。
装置の使用時に撓むブレード7.7’、10.10’、12゜16.16’、1
7.17’、18.18’、25.25’。
28.28’のような各装置構成部品が鋼からなることを理解すべきである。そ
のような各構成部品の端はその係止箇所において相対移動が生じないように他の
構成部品に係止される。少な(とも幾つかの場合においては、構成部品が全体的
に一体に形成されるように一体形の係止を行ってもよい、変形例として、構成部
品は別々に形成されて相互に固定されてもよい、満足且つ頑丈な係止を確保する
ためには、これらの配置には、通常、特別の注意が必要である。そのような配置
において発生する主な問題は擦過腐食である。互いに係止された2つの構成部品
間で何らかの相対移動が生じている場合、使用時に構成部品が往復移動されると
きに生じる繰返し移動によって、画構成部品の一方または両方に急速に危害が加
わることとなる。構成部品を単に相互にボルト止めすれば十分かもしれないが、
構成部品を横方向に配置するために好ましくはばね金属製接合棒もまた使用され
る。別の可能な配置構造が第8図に示されている。この図は、拡大端部126を
備えた可撓性ブレード!25の端部およびそのブレードが係止される隣接構成部
品127の箇所の断面である。ブレード125には一体形延長部128が設けら
れており、この延長部は拡大端部126よりも突出してブレード125と整列さ
れている。この延長部は拡大端部と同様にブレードの全幅にわたって延びている
。延長部128は構成部品127内に形成された溝内に入っており、その溝はブ
レードよりも幅広である。拡大端部126は溝の両側で構成部品に対し強固に着
座している。延長部12Bの端にはタップ穴がこの延長部に沿って一定間隔で形
成されている。ねじ129のようなキャンプねじは溝の底に通じている構成部品
内の穴を貫通している。ねじは延長部内のタップ穴に入っている。ねじが締め込
まれたときに、ブレードは構成部品に強固に係止される。また、構成部品が遊び
を有しないように正確に製造されていれば、使用時に擦過腐食が防止される。延
長部128がブレードの拡大部分と繋がる箇所で鋭利な角部が回避されているこ
とに気付くであろう。
国際調査報告
国際調査報告
Claims (11)
- 1.使用時に第2の被加工物に対する第1の被加工物の往復移動を生じさせて被 加工物間に摩擦熱を生じさせる被駆動手段(11)を備えた機構を備えた、摩擦 溶接に使用するための装置において、その機構が、往復運動を生じさせるように 作動する第1の駆動機構(2〜7)と第1の駆動機構の振動数と同じ振動数の往 復運動を生じさせるように作動する第2の駆動機構(2′〜7′)と、前記駆動 機構の使用時に第1および第2の駆動機構の相対位相が調整されることを可能に するように作動する調整手段(41)と、第1および第2の駆動機構の往復運動 の関数であって且つその振幅が調整手段の適切な調整によって零まで減少され得 る前記被駆動手段の往復運動を生じさせるように作動する統合手段(9)とを備 え、その統合手段が揺動可能なリンク本体(9)を備え、第1の駆動機構が第1 の連結手段(10)によってそのリンク本体の第1部分(8)に連結され、第2 の駆動機構が第2連結手段(10′)によって前記第1部分から離れたりンク本 体の第2部分(8′)に連結され、前記被駆動手段が前記第1および第2部分か ら離れたリンク本体の第3部分に連結されることを特徴とする、摩擦溶接に使用 するための装置。
- 2.第1連結手段(10)が可撓性を有するとともに一端でリンク本体の第1部 分(8)に係止され、第2連結手段(10′)が可撓性を有するとともに一端で リンク本体の第2部分(8′)に係止され、使用時にリンク本体と連結手段との 間に生じる相対移動が連結手段の可撓性によって受容されることを特徴とする、 請求項1に記載の装置。
- 3.第1および第2の駆動機構の各々が、回転可能な入力部材(2;2′)と、 リンク本体(9)の対応部分が対応する連結手段(10;10′)によって連結 された往復移動可能な出力要素(5;5′)と、入力部材の回転移動を出力要素 の往復移動に変換するように作動する変換手段(3,4,6;3′,4′,6′ )とを備えていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の装置。
- 4.第1および第2の変換手段の各々が、対応する入力部材によって回転可能な 偏心機構(3;3′)と、偏心機構による軌道経路内で駆動される往復移動可能 な従動部(4;4′)と、一端が対応する従動部(4;4′)に係止され且つ他 端が対応する出力要素(5;5′)に係止された可撓性接続手段(6;6′)と を備え、従動部と出力要素との間の相対移動が接続手段の撓みによって受容され 、調整手段が偏心機構間の相対位相を変化させるように作動することを特徴とす る、請求項3に記載の装置。
- 5.調整中に偏心機構の相対回転に対するトルク抵抗を与えるように作動する制 動手段(67)を備えていることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
- 6.各連結手段(10;10′)およびそれに対応する接続手段(6;6′)は 互いに平行であるが互いに直角な方向にのみ撓み変形可能であり、各連結手段( 10;I0′)およびそれに対応する接続手端(6;6′)は、対応する往復移 動可能な出力要素(5;5′)から同一方向に突出していることを特徴とする、 請求項2または4に記載の装置。
- 7.調整手段(41)が、第1の回転可能な入力部材(39)に連結された第1 のヘリカルギア(52)と、第2の回転可能な入力部材(39)に連結された第 2のヘリカルギア(42)とを備え、ヘリカルギアは同軸であるとともに反対巻 きであり、連結手段(64,65,66)は、ヘリカルギアと間の相対角度関係 および入力部材間の相対角度関係を変えるために、ギアに係合するとともに回転 しつつ軸線方向に移動可能であることを特徴とする、請求項3から請求項6まで のいずれか1つに記載の装置。
- 8.被駆動手段(11)は、一端が該被駆動手段に係止され且つ他端がリンク本 体(9)に係止された主撓み手段(12)によってリンク本体(9)に連結され ており、使用時に被駆動手段とリンク本体との間に生じる相対角移動は、第1お よび第2の駆動機構の位相がずれているときに、主撓み手段の撓みによって受容 されることを特徴とする、上記請求項のいずれか1つに記載の装置。
- 9.主撓み手段(12)、第1連結手段(10)および第2連結手段(10′) が可撓性ブレードを備え、可撓性ブレードは互いに平行で、同一長さで、リンク 本体(9)から同一方向に延びており、それらの配置は、使用時にリンク本体が 揺動したときにそれらブレードが同じように一体的に撓むような配置であり、そ の結果、第1および第2駆動機構に対する被駆動手段(11)の結果的な位置は ブレードが撓んだときのブレードの有効長さの変化の影響を受けないことを特徴 とする、請求項2または請求項8に記載の装置。
- 10.各往復移動構成部品(4,5,6,10;5′,6′,10′;9,11 ,12)が平衡重錘(20,21;20′,21′;27,27′)によって平 衡状態に保たれ、この平衡重錘は、その構成部品が移動する方向と反対方向に移 動するように、揺動手段によって拘束されていることを特徴とする、上記請求項 のいずれか1つに記載の装置。
- 11.前記第2の被加工物のための装着手段(116)と、前記第2の被加工物 を往復移動する第1の被加工物に対して押圧するように作動する押圧手段(11 4)とを備え、前記機構は固定支持体(32)に設けられ、押圧手段は独立に前 記固定支持体上に設けられていることを特徴とする、上記請求項のいずれか1つ に記載の装置。
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