JPH02501581A - 内蔵ダクトを伴うモジュール式中空床パネル - Google Patents
内蔵ダクトを伴うモジュール式中空床パネルInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
内蔵ダクトを伴うモジュール式中空床パネル技術分野
本発明は、構造下地床上に敷かれた場合、仕上げ床レベルの高さを大きく増加さ
せることなく、電気通信配線の網状配置を可能にするモジュール式中空床パネル
に関するものである。
本発明は、計算及び通信装置類を広範に利用するために解放オフィス区域全体を
通じて配線を設置する必要性が生じているような自動化オフィスビルディングが
主たる応用分野であり、又コンピュータ区域にて使用されている数百ミリメート
ルの高さを有する、上げ床となった「アクセス・フローリング」に替るものでも
ある。
背景技術
現在の建設技術では、開放平面床上の複数の点への床内ケーブルのアクセスの問
題は以下に記す3種類の方法の一つによって解決されていた。
■ 床内ダクト格子、これは標準的には床スラブ中に埋め込まれ、交差ボックス
によって連結された管路が1本、2本乃至は3本のダクト格子で構成され、等間
隔で備えられたアウトレットを有している。
オーストラリア特許第521913号はかかるシステムの一例である。ダクト間
には比較的広い間隔を取らなければならないことから、床のケーブル収容能力は
制限されることになる。
■ セル形床、これは床スラブ内に作られた中空セルを利用するものである。セ
ルには一定間隔でアウトレットボックスが取り付けられ、ケーブルは「ケーブル
寄せトレンチから」セル(即ちr線被」)に沿って送られる。尚、かかるトレン
チは床と同一平面に置かれ、標準的には壁又は廊下に沿って配置されている。
これらの例としては、オーストラリア特許第410965号及び米国特許第24
45197号がある。
これらのシステムは、アウトレットの配置に関しより大きな柔軟性を有している
が、床に沿って隣接する2点間のケーブルアクセスは、一つのセルを上に導き、
ケーブル寄せトレンチに沿わせ、次に隣接のセルを下方に導くことによってのみ
可能となる。
最近開発されたものとしては、オーストラリア特許明細書第48697/85号
及び第32227/85号に記述されているシステムが含まれている。(尚、明
細書第48697/85号はケーブル寄せトレンチモジュールについて記述し、
明細書第32227/85号セル形線被モジュールを記述するものである。)。
これは構造スラブ上に置かれる高さの低い床であるが、包括的には上述のタイプ
のセル形床であり同じ欠点を有している。
■ 迫り上げアクセス床、これは通常、高さの調節が可能な台座に上に各コーナ
一部にて支持されている600mmX6000mmの甲板パネルで構成されてい
る。この−例がオーストラリア特許第462745号である。かかる床は最適な
アクセシビリティ−とケーブル収容力を提供するものの、高価でかつその高さを
原因とする問題を提起する。これらは又、電力、電話及びデータ引き込み線を分
離しそれらの秩序を保つため成る種のケーブルガイドを必要とする。
発明の開示
本発明の目的は、床上のあらゆる点において縦横両方向のケーブルアクセスを可
能とし甲板に対する連続的な構造支持を与える内蔵ダクトを有する高さの低いア
クセス床、引き込みケーブル類を分離する手段、及び整然としたケーブル配列を
作り出す手段を提供することにある。
本発明の主たる応用分野はビル内の床であるが(尚本書中の説明はこれを想定し
ている)、当該システムを壁或は天井に利用することのできるような状況(例え
ば音響スタジオなど)も存在すると理解されるべきであり、従って本発明は床へ
の応用に限定されるわけではない。
図面の簡単な説明
第1図は、引き込みケーブル空隙を支えるための単−階の空隙を有するセグメン
トパネルの1つのコーナーの平面図である。
第2図は、第1図のA−A断面を示している。
第3図は、第1図及び第2図に示されるパネルの等角図である。
第4図及び第5図は、パネルが複合構造となっている代替のA−A断面図である
。
第6図は、第1図に示される構造と同様な、三角形のセグメントから組み立てら
れている引き込みケーブルダクトを支えるための単−階の空隙を有するセグメン
トパネルの1コーナーの平面図である。
第7図は、第6図のA−A断面を示している。
第8図は、床仕上げが設置された代替のB−B断面を示している。
第9図は、第6図、第7図及び第8図に示されるパネルの等角図である。
第10図は、成形された基板上に支持された三角形甲板セグメントを有するセグ
メントパネルの1コーナーの平面図である。
第11図、第12図及び第13図は、第10図の代替のC−C断面を示している
。
第14図は、甲板上に取り付けられた引き込みアウトレットを備えた再配置可能
な床パネルを示している。
第15図は、床パネルシステムに床内アウトレットボックスを内蔵することので
きる方法を示している。
第16図は、側面にインターロックキーと2段階のケーブル空隙を備えたパネル
のコーナーの平面図である。
第17図は、第16図のD−D断面図を示している。
第18図及び第19図は、直行管路に加えて対角線ケーブル管路を有するパネル
の平面図である。
第20図は、甲板表面の真下にある引き込みケーブルアウトレットを伴うパネル
の部分断面を示している。
第21図は、第20図に表されているパネルの平面図を示している。
第22図は、互いに直行し上下に重なり合って置かれた2組のダクトを有するパ
ネルの等角図である。
第23図は、第22図に示される構造の平面図である。
第24図は第22図、第23図及び第25図に示されるタイプのパネルと共に使
用することのできる均一トレーの断面図を示している。
第25図は、上部ダクトの各側面にある垂直ダクトを通じて、パネルベースの下
側ダクトと相互接続している、連続トラフを伴う一連の上部ダクトを有するパネ
ル基板の等角図である。
第26図及び第27図は、甲板を基板に連結するための2つの方法の詳細を示し
ている。
第28図は、パネルを床に固定するために1方法の詳細を示している。
パネルは多くの形状を取ることができる。最初のタイプの構造が第1図、第2図
及び第3図に示されており、ここで:第1図はパネルのコーナーの上面図である
。
第2図はパネルのA−A断面図である。
第3図はパネルの等角投影図である。
発明を実施するための最良の形態
本パネルは平坦な上部表面を有し、その下側は、それを通ってケーブルが置かれ
る管路を構成する一連の「ヴオールト」1により十字形状になっている。管路は
少なくとも2方向に存在する。即ち管路の第1の組はパネルの一方の側から他方
へ横方向に走行し、管路の第2の組はパネルの一方の端から他方へ縦方向に走行
している。対角線及び鉛直方向の管路も同様に可能であり、これらの機能を伴う
構成については後の部分で説明することにする。前記ヴオールト間には、パネル
を台座の形の一列の剛性のある副部材に分割するスリット2がある(尚これら副
部材は材料の小断面3によって相互に接続されている)。相互接続はパネルの上
部表面に存在するように示されているが、それらはパネルの下部表面(第5図参
照)或は台座副部材の側面のいずれの点にあってもよい。
ヴオールトの寸法は収容すべきケーブル又はダクトの寸法に左右されるが、ヴオ
ールト上のブリッジ部分の剛性によって制限されている。一般に剛性のある構造
材料はより広いヴオールトスパンとより薄いブリッジ厚み(従ってより薄いパネ
ル厚み)を許容できるが、非弾性構造材料は、ぜい性破壊、ノズル伝達、及び均
等でない下地床表面上での揺動を起こし易い可能性がある。
第4図は、剛性プレート4が各副部材の上部表面に内蔵されている変形実施態様
を表している。本態様は副部材の支持力を高めることを目的としており、配合ゴ
ムといった半剛性基本材料から成形されたパネルに応用できるものである。プレ
ートは平坦なものとして図示されているが、構造上の剛性を増すため及び基板材
料への固定を改良するためにこれにリブを付けたり折ったり湾曲させることも可
能である。又、パネル表面を通じてのケーブル通過を容易にするために、単数又
は複数の孔を備えることも同じく可能である。
第4図に示されている設計概念の拡張として、パネルの上部本体は強力で非弾性
材料で又、脚の下部は柔軟な材料で作られていて良く、これによりパネルには柔
軟な基板が備えられることになる。これは第5図に示されている。当該構造では
、前述のもの同様パネルは剛性副部材に分割できるが、各セグメント間の相互接
続は柔軟基板材料によって与えることができる。
第2のタイプの構造は第6図、第7図、第8図及び第9図に示されている。ここ
で、
第6図はパネルのコーナーの上面図である。
第7図は直線B−Bに沿ったパネル断面図である。
第8図は床仕上げがパネルと一体になった代替構造の断面図である。
第9図はパネルの等角投影図である。
当該第2のタイプの構造は、パネルを三角形の副部材6に分割する追加スリット
5が備えられている点で第1のものと異なっている。三角形の副部材は、平坦で
ない床下地面に適合するという利点を有しており、このタイプの構造は、プレス
成形鋼材、鋳造アルミ、或は剛性プラスチックといった剛性材料の使用に応用で
きる。
第6図及び第8図は、アルミニウム又は剛性プラスチックといった鋳造酸は成形
された材料による構造を示しており、各三角形副部材6はその甲板縁部に沿って
補強リブ7を備えている。他の構造同様に、パネル表面(又は甲板)にはケーブ
ル通過孔9が備えられていても良い。
第8図に示されているパネル構造は、パネルと一体になった床仕上げ8を有して
いる(この場合はカーペット)。床の仕上げ部材は連続しているため、これをパ
ネル腹部材の相互接続に利用することができ、従ってこの場合前述のパネル相互
接続3は不可欠でない。
このタイプのパネルを図4に示される方法に従って構成することも可能であり、
この場合パネルは弾性のある材料で作られ、各三角形副部材の上部表面内に一体
化された剛性補強プレートを有している。又、剛性材料で作られた甲板セグメン
トが弾性のある脚と共に備えられている第5図の方法でパネルを構成することも
同様に可能である。
第3のタイプの構造は第10図、第11図、第12図及び第13図に示されてい
る。ここで、
第10図はパネルのコーナーの上面図である。
第11図、第12図及び第13図は直線C−Cに沿ったパネル断面図である。
このパネル構造は、取外し可能な上側部分12の位置を定めかつこれを支持する
柱11を伴う下側部分IOを含んでいる。下側部分は、射出成形プラスチックな
どの剛性或は半剛性材料で作Sことができ、構造床表面のうねりを吸収できるよ
うにセグメント化されていて良い。柱間スパン全体を通じて剛性でなければなら
ない甲板は、連続していても或は各柱間の継ぎ目に沿って柔軟な接続により(例
えば方形又は三角形の形状に)分割されていても良く、或は独立して取外し又は
交換が可能な個別の副部材で構成されていても良い。
第11図に示される例では、取外し可能な甲板12は三角形副部材にセグメント
化されていて、それぞれは台座11にはめ合うつめを有している。甲板セグメン
トは弾力性のある膜に取り付けられている。
第12図は、パネルの上部表面12がパネルの下側部分にピン又はネジ止めされ
ている僅かに異なる構造形態を示している。
第13図は、中空となっている柱の中に嵌合する下向きの折り曲げ部を各コーナ
ーに備えた形で甲板セグメントが構成されている配置を示している。
第11図、第12図及び第13図は、パネルの上側及び下側部分を互いに接続す
ることのできる3つの例を示しているにすぎないということに留意されたい。本
明細書に記述されている全ての構造において甲板は、楔、つめ、接着剤或は「両
面テープ」などの他の装置によって基板に取付けてもよいし、或は、上下部分間
のずれを避けるための水平にかみ合うオプションの楔を用いて、下側部分の上に
上側部分を緩んだ状態で置くこともできる。
実際には、パネルは構造下地床上に置かれ、ケーブルはパネルのヴオールト内を
建屋構造物上の引き込み点から引き込みケーブルアウトレットの必要とされる場
所まで網状に配列される。引き込みケーブルが必要とされる場所には、例えばケ
ーブルアクセスを可能とするようパネル甲板に孔を空け、アウトレットをパネル
上に取り付けて構造下地床にまでそれを固定することなどによって、固定した引
き込み点を備えることもできる。代替的には、引き込みアウトレットをパネル自
身と一体にすることができる。第14図は、引き込みアウトレット13及び常設
の引き込みアウトレットに接続する一定長のケーブルを内蔵するパネルを示して
いる。このようなパネルは常設の引き込みアウトレットから一定の距離を置いて
設置されていて良く、床に永続的に取り付けられるか又は取り外し可能とするこ
とができ、これにより配置換えが容易になる。
第15図は、構造床内にあって第14図に示される配置換え可能な引き込みパネ
ルと合わせて用いることのできる常設引き込み点を示している。第15図におい
て引き込み接続点15.16は、構造床内に埋め込まれた箱17の中にある。当
該箱には、パネルヴオールトから箱自体の内への引き込みケーブルの通過を可能
にする切欠き18をその端部に有する、取り外し可能な剛性蓋17が備えられて
いる。
前述のタイプの床タイルシステムにおいては、隣接パネル間の垂直方向の整列誤
差を避けるため及び非対称なダクト配置を有するパネルの場合には向きの間違い
を避けるため、パネル間をかみ合わせることが望ましい。
第16図及び第17図はパネル間のかみ合わせを達成するための一方法を示して
いて、ここでパネル側面19は凹形のくぼみ20と交互にくる凸形突起21を備
えている。隣接面上で凹形くぼみが対応する凸形突起と整列する場合、パネルは
かみ合うことになる。
この目的を達成するためには、例えばジグソーパズルのピースをつなげるために
用いられる形式の雄雌式の連結、或は交互嵌め込み式のプラグとソケット、或は
各パネルの交互面から延びパネルの本体内に形成されたソケット内に嵌め合うフ
ックなど、他の形状のかみ合いを利用することもできる。
かみ合い装置は、例えばかかるかみ合い装置の嵌合を外すためにパネルを湾曲さ
せることなどによって個々のパネルを法本体から引き抜くことができるように設
計することもできる。或はまた、取外し可能な甲板を有するパネルの場合、甲板
を食い違いとすることで楔を形成することもできる。この場合、まず甲板の嵌合
を外し、次に基板を引き出すことでパネルを取り除くことができる。
第1図及び第4図は、スリット2の線に沿ってパネルを湾曲させることのきる薄
い連結3によって繋がれている剛性副部材を含むパネルを図示していた。第16
図及び第17図は、スリット24に加えて、パネル上面に小さな管路25を形成
することができ、こうしてケーブル用の代替的な位置を作り出されることになる
ような配置を示している。これらの管路は、上に敷かれる床仕上げの支持を最大
とするように断面が小さくなければならないが、電話配線又は光ファイバーのケ
ーブルといった小口径ケーブルが通過できる十分な寸法でなげればならない。こ
れによって、かかるケーブル類をパネルの本体自体によって、パネル下側のケー
ブル類から分離させることが可能になる。
上部管路25には、床仕上げの支持を改良し、管路内にあるあらゆるケーブルを
保持及び保護するオーバーハング25aを備えることができる。
付加的に、上部管路にはケーブルを保護し、かつ/或は上に敷かれる床仕上げを
支えるカバーストリップ(被覆条片)を備えることもできる。図17は、交互の
ケーブルトラフは異なる引き込みケーブルを支え、各引き込みケーブル間に物理
的分離を提供する1つの考えられるカバーストリップ配置の1セグメントを示し
ている。
当該配置において、下側カバー26(これは例えば電話ケーブルを通す)は他の
ケーブルネットワーク(例えばデータ)を分離して通過させることができ、かつ
上部カバー28によって保護できる切り込み27を有している。切り込み27に
は、交差部から離れた所(この場合ヴオールトの上)と比較して深くなるように
管路交差部に管路25が必要になることに注意しなければならない。
図17は格子配置のカバーストリップ図示しているものの、当然のことながら必
要に応じてケーブルを被覆するために切断することのできる単純押出力材からカ
バーを形成することも可能である。それらは断面においてrUJ字形であっても
良く、或は例えば管路の側面にある溝又は突起に嵌め合う平坦な(又は僅かに弓
なりの)ストリップであっても良い。
管路及びカバーは、収容が意図されている様々なケーブルネットワークを区別す
るために、マーキング或は着色することができる。
図17は2管路のカバーシステムを図示しているが、当該原理は3乃至それ以上
の分離された管路ネックワークを作り出すように拡張することができる。同じく
、全てのケーブル管路がパネル上部側に位置するように、ヴオールトl及びスリ
ット24を除去することも可能である。これにはより大きな管路幅と構造的に剛
性のあるカバーストリップが必要とされるものの、パネル下側へのアクセスの必
要性を除去し、従ってパネルは床を接着してしまうことができる。
パネルはその下側に、パネルの側面に対して直交する又はパネル側面に対して対
角線にある或はその両方の管路を設けることができる。図18は区画30で交差
する直交管路28と対角管路29の両方を備えたパネルを下から見た図である。
このような管路の組み合わせによって、ケーブルを45°毎の変化量で様々な方
向へ網状に走らせることができる。これは又、対角管路が無い場合に比較して大
きな曲率半径のまわりにケーブルを周回させることを可能にする。
しかしながらこの配置には1つのトレードオフ(同時に達成できない原因の釣り
合い)が存在する。即ち、ヴオールトのスパンが増加するにつれて、ヴオールト
交差部30上のスパンがかなり大きくなり、これによってフローリング表面の所
要剛性を達成するためにはより厚みのある断面とより剛性の高い材料の使用が必
要となるのである。
アーチスパンを削減するための1つの手段が、代替的なヴオールト配置を伴うパ
ネルの平面図である第20図に示されるいる。この配置では、ヴオールト間の間
隔を増し、いずれの点においても2本を越える管路が交差しないようにヴオール
トの両方の組が食い違いになついてる。これは、ヴオールト部分の上の最大スパ
ンを減少させ、従ってより薄いパネル断面とより柔軟な製造材料が利用になって
いる。当該配置において、管路はパネルの下側又は上側のいずれにでも形成でき
る点に留意されたい。
引き込みアウトレットを内蔵した、床のいずれの場所にも配置できるような「引
き込みケーブルパネル」については既に説明した(第12図)。ここで、引き込
みアウトレットがパネル本体内に配置された変形実施態様に特に触れて置かなけ
ればならない。第21図はかかるパネルの一部の断面である。ここで、引き込み
アウトレット31は、プレート33でカバーするとのできる空隙33内に配置さ
れている。本設計及び前記設計のパネルにおいて、延長リード線はアウトレット
内に常時配線されていてもよいし又、プラグ連結を通じて取外し可能であっても
良い。これらに関連する考察が以下に説明されている。
引き込みケーブルパネルは、それに対して引き込みアウトレットパネルを接続で
きる2次ターミナルとして作動するよう設計することもできる。第22図はこの
ような2次ターミナルパネルの平面図であり、ここでケーブル34は接続箱35
に、次に例えば雌ビンコネクタといったコネクタ36に持ち込まれる。接続箱と
コネクタはパネルと一体であっても良いし又、それから分離されていても良い。
再度第22図を参照して、二次ターミナルパネルには、引き込みアウトレットパ
ネルへのプラグが配置されている空隙37が備えられていても良い。
引き込みアウトレットパネルに接続が行われていない場合は、当該空隙の内又は
上に取外し可能なセグメント又はカバープレートを用いることができる。
配線規則に適合させるためには、引き込みアウトレットパネルへ向かう2次ター
ミナルでの接続といった配線における中間接続が偶発的に破壊され得ないように
する必要がある。
それでも尚、電気技師の補助を必要とせずにアウトレットの位置換えができるよ
うに、接続手段として取外し可能プラグを使用することが望ましい。
偶発的な抜は落ちに対してプラグをしっかり止めておく一つの方法は、接続プラ
グ(単数又は複数)をプラグ空隙37と同一寸法とすることができる。これによ
り、プラグが引き抜かれるのを隣接するパネル38が防止することになる。代替
案としては、接続プラグを接続箱にねじ止めするか、又はパネル自体或はフロー
リングによって制限されるように接続プラグを垂直軸の中に挿入することもでき
る。
2次ターミナル及び引き込みアウトレットの両方ともに、熱検知装置、過負荷検
知装置及び/又は回路遮断器を備えることができる。
種々のライセンス許諾当局の課す最低必要条件は、床空間内にある様々な中継ケ
ーブルネットワークが互いに物理的に分離されていることというものである。ネ
ットワークが唯一の方向の(例えば壁に対して鉛直に)走行し、従って互いに平
行な場合、パネルの間隔を物理的に広げてやるか、或は管路が実際に唯一の方向
に走るようにヴオールト又はヴオールト群の間に固体障壁を備えることで分離を
達成することができる。このような「トンネル・ヴオールト」パネルは、原理的
には例えば第2図のものに類似している断面を有していても良いが、押出構造の
ものである。
様々なケーブルネットワークが同一場所を通過することなく、互いに横断できる
ようにする一つの方法は、上述の「トンネル・ヴオールト」パネルに、ヴオール
ト上でそれらに直交して第二の管路を一式備えることである。
第23図(等角投影図)及び第24図(平面図)は、下部管路49と直交する上
部管路41を有し、孔又はノックアウトパネル42で接続されている、かかる構
造を示している。孔又はパネルは、各上部管路又は管路群は、一つ又は一群の下
部管路と唯一ケ所で連結されるように配置することができる。
これらの図中では、各下部管路又はダクトに対し2本の上部管路又はダクトが示
されている。この配置は、上敷き甲板のスパンが削減されて、それを薄くするこ
とができるという利点を有している。しかし、2:1の比は重要ものではなく、
ケーブル配分の観点からは1:1又は1:2の比も同様に満足できるものである
。
当該パネル形状は、例えば常設又は取外し可能な接続を伴って2つの押出成型品
を直角に取り付けるといった数多くの方法で製作することができる。第22図及
び第23図に示されるパネルは、独立した甲板43を有する射出成形構造である
。
この甲板は緩んだ状1で置かれているか、永久的に取り付けられているか或は取
外し可能なように取り付けられていて良く、その全面にわたって取り付けられて
いても良いし、又は中心部で或は例えば一つの縁に沿って取り付けられていて良
い。これは床仕上げと一体にすることもできる。部分的に取り付ける甲板の場合
、上部管路へのアクセスを提供するために上方へ湾曲できるように、支承上又は
それらに直角に弱化溝44を備えることができる。同様に、中央線で連結された
2つの半パネルを形成するように、下側にヴオールトとして形成された上部管路
41を備えて甲板を製造することもできる。
この方法によれば、パネルを全て押出形材を用いて製作することが可能になる。
第23図に示されるパネルは、永久的に又は取り外し可能な形で下地床に取り付
けることができる。これはパネル中心の周囲で下地床に接着するのが有利であり
、こり場合、上方から下部ヴオールトへのにアクセスが可能となるようにパネル
を上方へ折り曲げれるように、下部ヴオールトの壁を通して溝44.45を備え
ることができる。
一つの管路から近隣の管路へのケーブルの通過を可能とし、柔軟性を改良し、か
つ上部管路から下部管路へのより大きな曲率半径を可能とするように、取外し可
能部分46を管路壁の非構造部分内に設けることができる。
剛性甲板と射出成形基板を含むパネルの場合、これは下地床の起伏に適応させる
には剛性が高すぎると思われる。僅かな不規則性は、下側リブを高く盛った接着
剤46に埋め込むことで吸収できるが、非常に不均等な下地床の場合は均一トレ
ー上にパネルを据え付けるのが有利であると思われる。かかる配置は、パネル4
8が均一トレー上47に据え付けられているのを示す、第25図に表されている
。パネルのリブ49は、均しトレー上にあって支承と均しコンパウンドの封じ込
めを提供しているリブ50の間に保持されている。
本書中に記述されている全ての配置においてケーブルは、次の2つの方法のいず
れかによって下地床システム内に導入することができる。一つの方法は、ケーブ
ルをその意図された経路に沿って置く方法で、この場合甲板を持ち上げるか、或
はパネル自体を持ち上げることによってケーブル経路を露出させなければならな
い。それに代わる方法は、ケーブルをその意図された経路に沿って送り込む方法
で、この場合パネルには手を付けないままにできる。第1の方法の場合、より大
きな柔軟性とより小さく狭いケーブル管路の使用が可能となるが、第2の方法は
、部屋及び床の混乱を最小限にとどめ、取外し可能なタルトではなく幅広に織っ
た絨穂を使用することができる。
第23図に示されるパネルは構造的にかなり単純であるが、ケーブルが連結孔を
通って自然に下部管路に落ちてしまう傾向があるために、上部管路に沿ってケー
ブルを送り込むことは困難である。
この基本原理の改良案が第26図に示されており、これは取外し可能な甲板と、
そして恐らくは第25図に示されている均一トレーと共に用いるべき成形パネル
基盤を示している。
この配置では、複数のダクトセットが3本の軸に沿って互いに直交して備えられ
ている。横方向のダクトセット51,52゜53はパネル基板の下側に沿って置
かれ、縦方向のダクトセラ) 61.62.63はパネル基板の上側に沿って下
部ダクトに対して直角に置かれ、垂直方向ダクトセット?1.72.73は上部
水平ダクトの各側面において下部ダクトセットから延びている。各ダクトセット
は多数のサブセットでできており、好ましくはその数が3でそれぞれ、電力、電
話及びデーター回線を通すためのものである。
垂直ダクトが同一サブセットの上部水平ダクトに隣接する場合では、2つのダク
トの間に開口部が現れるが(尚これは押し抜きパネルの形状と取ることができる
)、垂直ダクトが異なるサブセットの上部水平ダクトに隣接する場合では開口は
現れない。
従って、各下部ダクトサブセットは、垂直ダクトを経由して対応する上部ダクト
サブセットに接続されており、このような選択的相互接続によって物理的に分離
された一連のダクトネットワークが作り上げられる。
第26図の例では、上部ダクト51は電カケーブル専用とされ、垂直ダクト71
を通じて電力導管格子を形成するように同一サブセット61の下部ダクトと相互
接続されている。電話用導管格子からのダクトサブセット52.62.72及び
データー導管格子からのダクトサブセット53.63.73についても同様であ
る。
下部ダクト内に曲がり込む恐れがさほど無くケーブルを上部ダクトに沿って送り
込むことのできる当該配置の主たる利点に加えて、更に数多くの利点も得られる
ことがわかる。まず第1に、この配置はパネルの全部又は一部を持ち上げる必要
無くケーブル送り込みの制御を可能とするように各下部ダクトに規則的なアクセ
スを提供している。第2に、当該配置により、同軸ケーブルや光ファイバーに要
求される程度の大きな旋回半径が可能になる。第3に、垂直ダクトはパネル上の
甲板に置かれた引き込みアウトレットへの優れたアクセスを提供している。
第26図では3組(電力、電話及びデータ用)のダクトを示しているが、かかる
数は当然変えることができる。
更に、水平ダクトには幾つかの階層が存在しても良い。水平ダクトを4層として
、上部2つの層には考えられる引き込みアウトレット点間の距離を削減するため
に幅が狭くかつ間隔を密にしたダクトを設け、下部の2つの層にはケーブル収容
力と曲げ半径を最大にするように幅の広いダクトを設けると有利である。
代替的には、各用役に専用のレベルを備えてパネルを製造することも可能である
。これによって分割リブは不要となり、ケーブルは最短の長さで特定レベル上を
いかなる方向へでも走行できる。
第26図に示されているパネル基板の側面を使用することによって、床甲板をパ
ネルに取り付けるための延長つめを形成することができる。第27図は、第26
図のノ々ネルの縁部に備えられたつめ80の詳細を示している。これらのつめは
、甲板パネルを一時的に取除くことができるようにパネルとの嵌合を外すことが
でき、各側において対称でない場合(例えば高さの違い又は相対的位置の違いに
よる)甲板を再度設置する際に向きを間違えることは不可能になる。これによっ
て、パネルを取除くことなくドリル孔を通じて引き込みケーブルがアクセスでき
るように、甲板は、予じめ成形されたアウトレットを備えるか、或は下側パネル
内の引き込みダクトの位置をマークされることが可能となる。
第28図は、甲板を基板に取り付けるための代替的方法を示している。ここで基
板は、ピン又はネジ83がその中に挿入されると甲板82に対して拡張するよう
な中空の直立軸84を有する。
基板内へのネジ止め、或はスナップ止めを形成するようにピン83が直立軸84
と一体成形されているような第28図にある変形実施態様などの、その他の取付
は方法も同様に可能である。
第29図は、リブの脚部83がある下地床の上に支えられるタイルの表面積を増
加させるようリブの基部を形成する方法を示している。脚部又は支持パッドを有
する構造において、厚みを増したリブ、或は二重リブを形成して、次にこれをそ
の中央ではなくむしろ脚の各側面に連結することも同様に可能である点を特記し
ておかなければならない。これらの構造は、甲板から下地床へ荷重を伝達する上
で優れている柱状部材を成形するという利点を有している。
第30図は、一つの方向に走っている上部ダクトが置かれている床の一部域を、
上部ダクトが直角方向に走っている床の他の部分に連結することを可能にする遷
移部品を示している。これは二つの部域の連結部に沿って直線にかつ第30図に
示される向きで配置され、傾斜トレー91の下側端部は床パネルの下部ダクト6
1.62.63に対して嵌め合う。但しこれはパネルの隣接面に沿って連結線を
形成するように逆転させて取り付けることも可能である。
FIG +
8゜
FIC性
FIC1つ
FiG 20
FIG 27
FIG 25”
Flc127 FiG 7eEFIG2!5補正書の写しく翻訳文)提出書
(特許法184条の8)
平成元年4月21日
Claims (24)
- 1.使用中、電気、光ファイバー、油圧及び他の導管を網状に配置するのに適し た中空の床、壁又は天井を形成するべく支持下地床上に連続した2次元配列の形 で敷設され、複数の柱、リブ又は類似の支持構造部材(尚、当該支持構造部材は かかる甲板と懸かる支持床下地の間に格子型のダクト部域を形成する)上に載る 上部荷重支持甲板を含む(尚、かかる構造支持部材はダクト部域内で2つ以上の 管路セットを構成するモジュール式パネルにおいて;・一つの管路セットはパネ ルの一方の側から他方の側へ横方向に延びていて、隣接するパネル内の対応する 管路セットと整列するようにパネル内に配置されていること・もう一方の管路セ ットはパネルの一方の端部から他方の端部へ縦方向に延びていて、隣接するパネ ル内の対応する管路セットと整列するようにパネル内に配置されていること; 更に、かかるダクト空隙内において導管を一つの方向から他の方向へ迂回させる ことができるように第一の管路セットが他の単数又は複数の管路セットと相互に 接続していることを特徴とするモジュール式パネル。
- 2.請求項1に記載のタイプパネルの2次元配列により構成される連続した床、 壁又は天井表面、或は下地表面。
- 3.構成パネルが台座の形をしたセグメントの配列によって構成されていること 、各台座は、集合的にパネルの甲板を形成し荷重を支持する上部表面と、台座の 各コーナーの脚を有していること、そして各台座セグメントは、起伏のある下地 表面に適合できる柔軟なパネルを形成するため、隣接するセグメントに柔軟に連 結されていることを特徴とする、請求項1及び2に記載の構造。
- 4.前記台座セグメントは、それぞれ剛性の甲板部材とやや剛性の支持部材を有 する複合構造であることを特徴とする、請求項3に記載の構造。
- 5.前記各台座セグメントが矩形の平面形状を有することを特徴とする、請求項 3及び4に記載の構造。
- 6.前記各台座セグメントが三角形の平面形状を有することを特徴とする、請求 項3及び4に記載の構造。
- 7.構成パネルには、前記構造支持部材がその上で全体又は部分的に放射状とし て形成されている下敷き基板部材が含まれていることを特徴とする、請求項1及 び2に記載の構造。
- 8.前記基板部材は柔軟性があり、甲板は各々前記構造支持部材の間に広がる剛 性のセグメントで構成されており、更に各セグメントは支持下地表面の起伏に適 合できる柔軟なパネルを形成するように、隣接するセグメントに柔軟に連結され ていることを特徴とする、請求項7に記載の構造。
- 9.前記各甲板セグメントが矩形の平面形状を有することを特徴とする、請求項 3及び4に記載の構造。
- 10.前記各甲板セグメントが三角形の平面形状を有することを特徴とする、請 求項3及び4に記載の構造。
- 11.一つの管路セットの或る列はパネルの下側に配置されていて、下向きに開 放していること、もう一つの管路セットの列はパネルの上側に配置されていて、 上向きに開放していることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれかに記載の 構造。
- 12.その中には前記縦及び横方向の管路セットに対して対角線方向である単数 又は複数の管路セットが構成されていることを特徴とする、請求項1乃至11の いずれかに記載の構造。
- 13.構成パネルにおいて、前記ダクト空隙部域が上部及び下部ダクト部域に水 平に分割されていること;・上部ダクト部域は、パネルの一方の端部から他方の 端部へ走行するダクトセットを形成するよう連続する縦方向リブによって区分さ れていること; ・下部ダクト部域は、パネルの一方の側から他方の側へ走行するダクトセットを 形成するように連続する横方向リブによって区分されていること; ・上部及び下部ダクトセットの各々が、実際には電力、電話及びデータといった 特定の用役に専用とされている単数又は複数のダクトサブセットを含んでいるこ と。;又、各上部ダクトは対応するサブセットの下部ダクト内に下向きに開放し ているが、その他のサブセットの全てのダクトからは閉鎖されていることを特徴 とする、請求項1又は2に記載の構造。
- 14.上部及び下部ダセクト間の開口が押し抜きパネルの形をしていることを特 徴とする、請求項13に記載の構造。
- 15.構成パネルにおいて; ・パネルの一方の側から他方の側へ走行するダクトセットを形成するように連続 する横方向リブによって区分されている下部ダクト部域; ・パネルの一方の端部から他方の端部へ走行するダクトセットを形成するよう連 続する縦方向リブによって区分されている上部ダクト部域; ・上部縦方向ダクトの各々の側に配置され、下部横方向ダクト上に直接開放して いる垂直ダクトセット;に前記ダクト空間部域が分割されていること;横、綾及 び垂直方向のダクトセットの各々が、実用的には電力、電話及びデータといった 特定の用役に専用とされている単数又は複数のダクトサブセットを含んでいるこ と;・各垂直ダクトは対応する下部ダクト上に直接開放していること; ・下部横方向ダクトと上部縦方向ダクトの間にはいかなる垂直開口もないこと; ・1つのサブセットの1本の垂直ダクトが同一サブセットの上部縦方向ダクトに 隣接する所では、それは孔又は押し抜きパネルを通じてかかる縦方向ダクトの上 に横向きに開放しているが、垂直ダクトが異なる副セットの縦方向ダクトに隣接 する所では、開口は全くないこと;を特徴とする請求項1及び2に記載の構造。
- 16.各ダクト内のサブセットの数が3であることを特徴とする、請求項14又 は15に記載の構造。
- 17.甲板が、基板と一体になった楔装置により取外し可能な形で取り付けられ ていることを特徴とする、請求項14、15又は16に記載の構造。
- 18.実用上は甲板からの荷重を支持下地表面に伝達する構造柱を形成する厚み を増したリブ或は2重リブ構造がダクト間に多数存在することを特徴とする、請 求項14、15、16又は17に記載の構造。
- 19.パネル基板の下部綾方向リブにかみ合う垂直リブを有し、使用中は支持下 地表面の起伏を吸収するトレー上に支えられていることを特徴とする、請求項1 4、15、16、17あるいは18に記載の構造。
- 20.使用中は隣接するパネルの向きの誤りを防ぎ、垂直方向の整列誤差を除く ために、かみ合い楔が構成パネルの側面に備えられていることを特徴とする、請 求項1から19のいずれかに記載の構造。
- 21.使用中はパネルアセンブリ内で網状構造となっている引き込みケーブルに 接続する引き込みアウトレットが、構成パネルの上又はその中に取り付けられて いることを特徴とする、請求項1から21のいずれかに記載の構造。
- 22.前記引き込みアウトレットがアセンブリの位置変更可能な部品に取り付け られていることを特徴とする、請求項21に記載の構造。
- 23.使用中は上部管路セットと下部管路セットの間に転移及びその逆を提供す る、一連の傾斜ダクトを含み、請求項13から20に記載される構造を伴って用 いられる装置。
- 24.アセンブリ内において水平及び垂直の両方向で連続したダクトを構成でき るように、垂直ダクトが上部水平ダクトから横方向に移動されているようなダク トセットの3次元格子を有する多層ケーブル分配システムを含むことを特徴とす る、請求項1又は2に記載の構造。
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