JPH025016B2 - - Google Patents

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JPH025016B2
JPH025016B2 JP59104132A JP10413284A JPH025016B2 JP H025016 B2 JPH025016 B2 JP H025016B2 JP 59104132 A JP59104132 A JP 59104132A JP 10413284 A JP10413284 A JP 10413284A JP H025016 B2 JPH025016 B2 JP H025016B2
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JP
Japan
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gate
anode
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thyristor
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Yutaka Kawamura
Kimihiro Muraoka
Yoshinobu Ootsubo
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D12/00Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
    • H10D12/211Gated diodes
    • H10D12/212Gated diodes having PN junction gates, e.g. field controlled diodes

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  • Thyristors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自己消弧形サイリスタ、特に埋め込
みゲート形静電誘導サイリスタの改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
周知のように従来のPNPN4層構造を持つサイ
リスタは、主電流通路であり且つ耐圧を分担する
高抵抗層のN領域を仕切る形で、平板状のP形ベ
ース領域が存在し、この部分が電流の制御領域と
なる。この場合制御領域自身の中に主電流が流れ
ることになり、このP形の制御ベース領域中にキ
ヤリヤの蓄積が生じ、その引き出しに時間がかか
る。
また、キヤリヤが制御領域に注入されるので、
その注入の効率を下げないように、制御領域の不
純物密度をあまり高くできず、その層もあまり厚
くできない。従つて、ベース領域の横方向の抵抗
が大きくなり、このためスイツチング時間が遅く
なつていた。
静電誘導サイリスタ(以下SIサイリスタと称
す)は、大電力、高速スイツチングの行えるサイ
リスタとして近年発明されたもので、4層構造を
持つ従来形サイリスタとはゲート部分の形状を異
とするものである。
第4図および第5図は既存のSIサイリスタの断
面構造の模式図で、単位素子を示しており、実際
にはこれらの単位素子をそれぞれ並列に多数接続
してSIサイリスタを構成している。
ゲート構造の相違により、第4図のものは埋め
込みゲート形、第5図のものは表面ゲート形と呼
ばれ、各々性能上の特徴はあるが動作原理は同じ
であり、同一機能を有する部分には同一符号を付
してある。
第4図に示した埋め込みゲート形SIサイリスタ
の構造を説明すると、P+層から成るアノード2
とN+層から成るカソード1の間に、N形低不純
物のN-層から成るベース領域3を挟んでPINダ
イオードを形成し、ベース領域3のカソード1に
近い部分にチヤネル5と呼ばれるN-層を囲む形
状で、P形の低抵抗領域P+層から成るゲート4
を設けた構造になつている。ここで、6,7,8
はそれぞれカソード1、アノード2、ゲート4の
表面に設けたカソード電極、アノード電極、ゲー
ト電極を示す。
第5図に示した表面ゲート形SIサイリスタは、
ゲート4がカソード1と同一表面に形成されるプ
レーナ構造をしたもので、この場合チヤネル5は
図中に示した領域となる。
第6図は第4図に示した埋め込みゲート形SIサ
イリスタを用いて直流回路の開閉を行う場合の動
作を説明するための回路図で、第4図の単位素子
を多数並列接続して構成したサイリスタ11と、
主電源13および負荷12により主回路を形成
し、SIサイリスタ11のカソード電極6とゲート
電極8を、それぞれスイツチ16を介して正極を
ゲート電極8に接がれる電極14、およびスイツ
チ17を介して負極をゲート電極8に接がれる電
源15とにより接続するように制御回路を形成す
る。
第6図において、スイツチ17を開いてスイツ
チ16を閉じれば、ゲート4とカソード1間の
P+N-N+接合が順バイアスされて、カソード1の
N+領域からエレクトロンが、ゲート4のP+層か
らホールがキヤリヤとしてチヤネル5部のN-
に注入されて、チヤネル5のキヤリヤ密度が非常
に高まり高導通状態になる。
この時、カソード1のN+領域からチヤネル5
に注入されたエレクトロンの一部は、主電源13
による電界に加速されて、低不純物濃度のベース
領域3のN-層を移動し、アノード2のP+層直下
のベース領域3のN-層部分に蓄積される。この
部分に蓄積されたエレクトロンは、アノード2か
らベース領域3へのホールの注入を促進し、ベー
ス領域3へ注入されたホールは、チヤネル5を通
過してカソード1に到達し、更にエレクトロンの
注入を促がす。
このようにして、低不純物のN-層から成るベ
ース領域3は、高濃度のキヤリヤで満され低抵抗
を示すようになる。この過程がSIサイリスタのタ
ーンオンであり、オンの定常状態ではSIサイリス
タのベース領域3のチヤネル5はエレクトロンお
よびホールで充満しており、P+層のゲート4に
はホールが蓄積されている。
次に、このような状態にあるSIサイリスタ11
をオフする時の動作について述べる。
第6図において、スイツチ16を開いてスイツ
チ17を閉じると、ゲート4とカソード1間の
P+N-N+接合が逆バイアスされる。この時、P+
層から成るゲート4およびゲート4近傍のベース
領域3のN-層に蓄積されたホールはゲート電極
8から、N+層から成るカソード1およびカソー
ド1近傍のベース領域3のN-層のエレクトロン
はカソード電極6から、ゲート4の逆電流として
掃き出される。
この結果、ゲート4近傍のベース領域3のN-
層に空乏層が形成され、空乏層の成長と共にチヤ
ネル5は完全に空乏化し、更に空乏層はベース領
域3をアノード2へ向つて広がることになる。一
方、ベース領域3の空乏層の成長と共にアノード
2とカソード1の間の電圧が増加し始め、遂には
主電源13の電圧ESと等しくなる。
この時、アノード接合9近傍のベース領域3の
N-層中には、ゲート4から掃き出されずに残つ
たキヤリヤ(主としてホール)が多数存在し、こ
のキヤリヤはベース領域3中を流れてP+層のゲ
ート4から掃き出される。この時のキヤリヤの流
れはホール電流で、ターンオフ直後にアノード電
極7からゲート電極8へ流れる電流として観測さ
れ、テイル電流と呼ばれる。
ターンオフ時にテイル電流が流れる期間は、一
般にアノード電圧が回路電圧に回復しているの
で、この時素子に大きい電力損失が生じる。そこ
で、高耐圧、大電流の素子においては、テイル電
流の低減が従来からの課題であつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような問題点に対する対策として、従来か
ら第7図、第8図に示す構造のものが知られてい
る。第7図および第8図はそれぞれ別のSIサイリ
スタの断面構造を示す模式図で、単位素子を示
し、第4図と同一の符号は同一機能を有する部分
を示す。
第7図に示したものはアノード2のP+層とベ
ース領域3のN-層との間に、中比抵抗のバツフ
ア層10と呼ばれるN形層を挟んだ構造にしてあ
る他は、第4図に示した埋め込みゲート形SIサイ
リスタと同じである。N-層から成るベース領域
3の中で広がつた空乏層がバツフア層10に届く
と、バツフア層10は比較的高不純物濃度のため
に、空乏層の広がる幅が制約されたPIN構造とな
る。
そのために、同じ電圧を阻止するのに必要な
N-層のベース領域3の厚みが少なくてすみ、順
電圧降下が小さくなつて、その分だけベース領域
3のN-層に金拡散などを行つて残存キヤリヤの
ライフタイムを短かくできるので、テイル電流が
減少する。
また、第8図に示したものはアノード短絡構造
として知られているもので、アノード2のP+
とベース領域3のN-層の一部が直接アノード電
極7に接続されるようになつている他は、第1図
に示した埋め込みゲート形SIサイリスタと同じで
ある。
このような構造にすると、アノード2のP+
がらベース領域3のN-層へのホールの注入が抑
制されると共に、ターンオフ時のテイル期間にお
いても、アノード2のP+層直下のベース領域の
N-層に蓄積されたエレクトロンが、N-層自身が
アノード電極7と接触する短絡部から直接アノー
ド電極7へ抜け、上記N-層のホールもアノード
2のP+層へ戻るので、残存キヤリヤの消滅が早
いなどの効果がある。
更に、デユアルゲート形SIサイリスタと呼ばれ
るSIサイリスタも既に公表されている。第9図は
デユアルゲート形SIサイリスタの単位素子の断面
構造を示す模式図で、N-層から成るベース領域
3の中のアノード2側に第2ゲート18と呼ばれ
るN+層を埋め込み、カソード1側におけるゲー
ト4によるチヤネル5と同じ機能を有する第2チ
ヤネル19を設けたのであり、その他第4図と同
一の符号は同一機能を有する部分を示す。
ターンオン時には第2ゲート18とアノード2
間を順バイアスして、アノード2のP+層からベ
ース領域3のN-層へのホールの注入を容易にす
る。
ターンオフ時には第2ゲート18とアノード2
間を逆バイアスして、第2チヤネル19近傍のエ
レクトロンは第2ゲート18のN+層へ、ホール
はアノード2のP+層へ掃き出して、第2チヤネ
ル19の付近を急速に空乏化する。
その結果スイツチング性能の大幅な向上が期待
されるものである。
以上説明した第7図〜第9図の例は、前述した
ターンオフ時のテイル電流の低減にいずれも効果
があるが、しかしまたいずれも問題点を抱えてい
る。
例えば第7図に示したバツフア層10を挟入し
たSIサイリスタでは、印加電圧が低くて空乏層が
バツフア層10のN層迄広がらない時に、ベース
領域3のN-層に残つたホールによりテイル電流
が流れる。
また、第8図に示したアノード短絡構造のSIサ
イリスタでは、アノード2の短絡比率の決定法に
問題があり、SIサイリスタのように単位素子の寸
法が微細になり、N-層から成るベース領域3の
厚みが大きくなるほど、効果的な設計が難かしく
なる。
更に、第9図に示したデユアルゲート形のSIサ
イリスタとすることは極めて効果的ではあるが、
微細構造のチヤネル5と第2チヤネル19をベー
ス領域3のカソード1側とアノード2側の両方に
形成するのは、製造的にかなり困難な問題であ
る。
〔発明の目的〕
本発明はかかる諸問題を改良する目的でなされ
たもので、順電圧降下およびテイル電流が少な
く、製造法が容易なSIサイリスタを提供するもの
である。
〔発明の概要〕
第1図は本発明にかかるSIサイリスタの単位素
子の断面構造を示す模式図で、実際のSIサイリス
タチツプはこの単位素子を多数並列に接続した構
造を持ち第3図に1例を示す断面構造を持つもの
であり第4〜9図と同一の符号は同一機能を有す
る部分を示す。
本単位素子は従来の第7図に示したアノード2
のP+層とベース領域3のN-層との間に中比抵抗
を持つバツフア層10を挟み込んだ形とほぼ同様
の形状であるが、このバツフア層10の一部をア
ノード2の表面と同一面に露出させ、この露出面
に第2ゲート電極20を設けたものである。
第2電極を有する点では従来の第9図に示した
デユアルゲート形SIサイリスタに類似している。
しかしながら第9図のデユアルゲート形SIサイリ
スタの場合は、埋め込まれたN+層からなる第2
ゲート18の間に第2チヤネル19が存在する
が、本発明にかかる第1図のSIサイリスタにおい
ては、N形のバツフア層10は従来形サイリスタ
のゲート層と同じ平板構造を持つ特徴がある。
次に、動作の説明を行う。第2図は本発明にか
かるSIサイリスタを用いて直流回路の開閉を行う
場合の動作を説明するための回路図で、第6図と
同一機能を有する部分には同一符号を付して表
し、11′は第1図に示した単位素子を多数並列
接続した本発明にかかるSIサイリスタを示す。第
6図の制御回路の他に、SIサイリスタ11′のア
ノード電極7と第2ゲート電極20を、それぞれ
スイツチ16′を介して正極をアノード電極7に
接がれる電源14′、およびスイツチ17′を介し
て負極をアノード電極7に接がれる電源15′と
により接続することによる制御回路が付加されて
いる。
SIサイリスタ11′をオンさせるには、スイツ
チ17,17′を開いてスイツチ16,16′を同
時に閉じる。この時、ゲート4とカソード1間の
P+N-N+接合と、アノード2と第2ゲート電極2
0間のP+N接合が共に順バイアスされ、中央の
N-層のベース領域3にアノード2からホールが、
カソード1からエレクトロンが注入される。
N-層のベース領域3に注入されたキヤリヤは、
主電源13による電界に加速されてエレクトロン
はアノード2へ、ホールはカソード1へ流れるの
で、SIサイリスタ11′は急速にターンオンする
ことになる。
次に、このような状態にあるSIサイリスタ1
1′に対して、スイツチ16,16′を開くと共に
スイツチ17,17′を同時に閉じると、第2ゲ
ート電極20とアノード2間のNP+接合および
カソード1とゲート4間のN+N-P+接合が共に逆
バイアスされる。
この時、チヤネル5およびその近傍に空乏層が
形成され、N-層から成るベース領域3に広がる
ことに関しては第6図に示したSIサイリスタ11
の場合と同じであるが、アノード2側のP+N接
合が逆バイアスされているので、バツフア層10
のN層のエレクトロンは第2ゲート電極20によ
つて外部へ、ホールはアノード2のP+層へ掃き
出されてP+N接合は逆回復し、ベース領域3の
N-へのホールの注入は直ちに停止する。
導通状態でN-層から成るベース領域3に存在
したキヤリヤの大部分は、チヤネル5部分の空乏
層の広がりと共にゲート4を通じて外部へ掃き出
されるので、空乏層が充分広がり回路電圧を阻止
した後に流れる電流は、ベース領域3のN-層の
アノード2側に残留する僅かのホールを、ゲート
4へ掃き出すための電流だけになる。すなわち、
テイル電流を減少させる効果が大きい。
また、回路電圧によるベース領域3のN-層中
の空乏層の広がりが、バツフア層10のN層に届
くように設計すれば、テイル電流を零にすること
も可能である。
以上の説明はゲート電極8と第2ゲート電極2
0の動作のタイミングを同じとして説明したが、
たとえばスイツチ16を閉じる前にスイツチ1
6′を閉じておき、ベース領域3のN-層にホール
を注入した後にスイツチ16を閉じてもよい。ま
た、ターンオフ時にスイツチ17を閉じてカソー
ド1側の蓄積キヤリヤの掃き出しが終つた後に、
スイツチ17′を閉じてアノード2側の蓄積キヤ
リヤを掃き出すことも可能である。これらの場合
はゲートの制御回路の動作を揃える必要がないの
で、構成が容易になる。
更に、第2ゲート電極20の持つ機能の一部分
だけを利用する使い方として、例えばテイル電流
を減少させるために第2ゲート電極制御回路とし
て第2図の電源15′およびスイツチ17′のみを
備えて使用してもよく、あるいは第2ゲート電極
20を開放して第7図に示したものと同様の使い
方をしてもよい。これらの使い方は用途に応じて
任意に選択することができる。
なお、以上の説明はすべて第4図に示した従来
の埋め込みゲート形SIサイリスタの改良について
述べたが、第5図に示した従来の表面ゲート形SI
サイリスタに対しても採用することができ、ほぼ
同様の効果を得ることができる。
〔実施例〕
次に、本発明にかかるSIサイリスタの製作例を
第3図に示した埋め込みゲート構造を有するもの
を例にとつて説明する。
まず、接合形成プロセスから説明する。シリコ
ン素材としては不純物密度約5×1013atoms/c.c.
で、厚み約300μmの高比抵抗のN形シリコン3
aの一方の面に不純物密度約5×1016atoms/c.c.
で厚み約30μmのN形の中比抵抗のバツフア層1
0が予め形成された素材が準備される。ここで、
中比抵抗のバツフア層10の形成は、公知のエピ
タキシヤル成長法で容易に行うことができる。
次に高比抵抗のN形シリコン3aの他方の面に
は、低抵抗のP+層のゲート4(中央部)および
4′(ゲート電極8の取付部)が、予め設計計画
されたチヤネル5の間隔を確保するように選択的
に複数個が形成される。ゲート4,4′は表面不
純物密度が約2×1019atoms/c.c.で、その接合深
さは約15μm、チヤネル間隔は4〜10μm程度と
なつている。
このゲートのP+層の形成と同時に、P+層から
成るアノード2も形成することができる。アノー
ド2の表面不純物密度および接合深さは、ほぼゲ
ート4,4′と同水準であり、位置的にはチヤネ
ル5に対向する場所に設けられている。このよう
なゲート4,4′およびアノード2の選択的な形
成は、公知のP形不純物として酸化膜に対してマ
スク効果のある、例えばボロンを用いて酸化、拡
散およびホトリソグラフイの技術により、容易に
行うことができる。
その後、ゲート4を埋め込むために、N形シリ
コン3aの一方の面である第9図のA−A線か
ら、B−B線までの厚みのN形のエピタキシヤル
成長層3bが、不純物密度約2×1014atoms/c.c.
で厚み20μm程度に形成される。従つて素材とし
てのN形シリコン3aとエピタキシヤル成長層3
bとによつて、N-層のベース領域3を形成して
いる。
このエピタキシヤル成長層3bの表面と、N形
中比抵抗のバツフア層10の表面に対して、N形
の低抵抗層が選択的に形成される。このN形の低
抵抗層は表面不純物密度約5×1019atoms/c.c.で
接合深さは7μm程度である。エピタキシヤル成
長層3bに設けられたN形の低抵抗層はカソード
1であり、バツフア層10に設けられたN形の低
抵抗層21は第2ゲート電極20を形成するアル
ミ電極に対して、オーミツクコンタクトを良好に
するために設けられる。
このようなN形の低抵抗層の選択的な形成は、
N形不純物で酸化膜に対してマスク効果のある、
例えば燐を用い公知の酸化、拡散およびホトリソ
グラフイ技術を使用することにより容易に行うこ
とができる。
次に、電極形成プロセスについて説明する。前
述のようにして接合が形成されたウエハーに対し
て、各々の電極は次のようにして形成される。ま
ず外部導出用のゲート4′へ電極を形成するため
に、エピタキシヤル成長層3bをP+層のゲート
4′が露出する位置まで(B−B線からA−A線
まで)掘り込む。このような選択的な掘り込み加
工は、公知のホトリソグラフイ技術とウエツトま
たはドライエツチング技術を組み合わせることに
よつて、容易に達成することができる。
次に、各々の電極を形成するためにウエハの両
面に対して約5〜7μmのアルミニウム蒸着が全
面に施される。このアルミニウム蒸着膜を分離す
ることにより、カソード電極6、アノード電極
7、ゲート電極8および第2ゲート電極20が形
成される。アルミニウム蒸着膜の分離は、公知の
ホトリソグラフイ技術およびアルミニウムのウエ
ツトエツチング技術により容易に加工形成可能で
ある。
最後に、ウエハの端面に対して表面加工と表面
パツシベーシヨンを施すことにより、図示のよう
な構造の本発明にかかるSIサイリスタチツプが完
成する。
〔発明の効果〕
尚、本発明においてはNチヤネルの埋め込みゲ
ート構造のSIサイリスタについてのみ述べたが、
本発明はこれに限定されるものではなくPチヤネ
ルでも可能であり、また表面ゲート形、ビームゲ
ート形SIサイリスタや、フイルドターミネイテツ
ドダイオードおよびゲートターンオフ形サイリス
タに適用しても、同様の効果があることは当業者
ならば容易に理解できるであろう。
以上詳細に説明したごとく、本発明において
は、順阻止電圧を分担する高比抵抗のベース領域
と、このベース領域と反対の導電形を有する低比
抵抗のアノードとの間に、ベース領域と同じ導電
形の中比抵抗のバツフア層を設け、該バツフア層
に第2のゲート電極を設けることにより、自己消
弧形半導体素子の電流遮断特性を著しく改善する
ものであり、その工業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるSIサイリスタの単位素
子の断面構造を示す模式図、第2図は本発明にか
かるSIサイリスタを用いて直流回路の開閉を行う
場合の動作を説明するための回路図、第3図は本
発明にかかる実際のSIサイリスタチツプの断面構
造図であり、第4図、第5図は既存のSIサイリス
タの単位素子の断面構造の模式図、第6図は第4
図に示したSIサイリスタを用いて直流回路の開閉
を行う場合の動作を説明するための回路図であつ
て、第7図〜第9図はそれぞれ既存の改良形SIサ
イリスタの単位素子の断面構造を示す模式図であ
る。 1……カソード、2……アノード、3……ベー
ス領域、4……ゲート、5……チヤネル、6……
カソード電極、7……アノード電極、8……ゲー
ト電極、9……アノード接合、10……バツフア
層、11,11′……SIサイリスタ、12……負
荷、13……主電源、14,14′15,15′…
…電源、16,16′,17,17′……スイツ
チ、18……第2ゲート、19……第2チヤネ
ル、20……第2ゲート電極、21……N形の低
抵抗層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 順阻止電圧を分担する高比抵抗のベース領域
    と反対の導電形を有する低比抵抗のゲート領域に
    第1のゲート電極を設け、ベース領域と同じ導電
    形を有しこれと接する低比抵抗のカソード領域に
    設けたカソード電極との間に電気信号を伝えるこ
    とによりアノード電流をオン、オフできる自己消
    弧形半導体素子において、前記ベース領域と反対
    の導電形を有する低比抵抗のアノード領域とベー
    ス領域の間にベース領域と同じ導電形の中比抵抗
    のバツフア層を設け、該バツフア層に第2のゲー
    ト電極を設けてアノード電極との間に電気信号を
    伝えることによりアノード電流を制御する機能を
    備えたことを特徴とする自己消弧形半導体素子。
JP59104132A 1984-05-23 1984-05-23 自己消弧形半導体素子 Granted JPS60247969A (ja)

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